JPH06218359A - し尿処理方法、し尿処理装置ならびにこれを有する自動車および船舶 - Google Patents

し尿処理方法、し尿処理装置ならびにこれを有する自動車および船舶

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JPH06218359A
JPH06218359A JP3426593A JP3426593A JPH06218359A JP H06218359 A JPH06218359 A JP H06218359A JP 3426593 A JP3426593 A JP 3426593A JP 3426593 A JP3426593 A JP 3426593A JP H06218359 A JPH06218359 A JP H06218359A
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chamber
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水洗水を貯めるスペースを縮小し、し尿の処理
時間が短く、小便と大便の両方を処理する。 【構成】攪拌室11で水洗便器20から排出されるし尿
と水洗水とを混合する。蓄熱器12が内燃機関からの排
気ガスの排出経路に設けられる。乾燥室13は、蓄熱器
12の熱により攪拌室11からの排出物を加熱する。移
動装置18が、掻取部材16と吸引装置17の吸込口と
を乾燥室13内で移動させる。掻取部材16は、乾燥室
13内に付着したし尿残滓を掻き取る。吸引装置17
は、乾燥室13内のし尿残滓を吸い取る。貯水室14
は、乾燥室13からの水蒸気を回収する。回収された水
は、ポンプ15により水洗水の水洗タンク30に送ら
れ、循環する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、船舶等に設置
され、その内燃機関を利用してし尿を乾燥処理するし尿
処理方法、し尿処理装置ならびにこれを有する自動車お
よび船舶に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のし尿処理方法およびし尿処理装置
としては、例えば、特開平2−102778号公報に示
すものがある。すなわち、内燃機関の排気ガスを利用し
て間接加熱したフラッシュ室にし尿を小量ずつ定量供給
し、フラッシュ室の大熱容量により瞬間的に蒸発させる
ようになっている。蒸発した水蒸気は、内燃機関の吸入
空気または排気ガスと混合させて外部に排出するように
なっている。
【0003】また、従来のし尿処理方法およびし尿処理
装置として、電気の熱によって焼却するものがある。す
なわち、車内のポータブルトイレの内部に電熱線を設
け、その上に敷紙をしいて排便し、敷紙ごと便を焼却す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
特開平2−102778号公報に示すし尿処理方法およ
びし尿処理装置では、排気ガスの排出経路内にフラッシ
ュ室を設けているため、この排出経路の表面積が大きく
なって排気ガスの熱が周囲に逃げやすく、フラッシュ室
の温度が上がりにくいことから、し尿の処理に時間がか
かるという問題点があった。
【0005】また、この従来の技術では、し尿をフラッ
シュ室へと送る水洗水のために水洗タンクに水を充分に
貯めておかなければならず、その設備にスペースがとら
れるという問題点があった。
【0006】また、電気の熱により焼却するものでは、
焼却に数キロワットと高い消費電力を要するため、専用
のインバーターやバッテリーを用いても焼却に時間がか
かるうえ、小便の処理には適さず、また、焼却中は排便
できないという問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、水洗水を貯めるスペースを縮小す
ることができ、また、し尿の処理時間が短く、小便と大
便の両方の処理に適しており、処理中も排便可能なし尿
処理方法、し尿処理装置ならびにこれを有する自動車お
よび船舶を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明に係るし尿処理方法では、し尿と
水洗水とを混合する攪拌工程と、内燃機関からの排気ガ
スの熱を蓄熱器に蓄える蓄熱工程と、攪拌工程後の混合
物を前記蓄熱器の熱により加熱する乾燥工程と、乾燥工
程による前記混合物の水蒸気を回収する回収工程と、回
収工程により回収した水蒸気を水洗水として循環させる
循環工程とを、有することを特徴とする。
【0009】請求項2の本発明に係るし尿処理装置で
は、攪拌装置を有し、水洗便器に接続し、この水洗便器
から排出されるし尿と水洗水とを混合する攪拌室と、内
燃機関からの排気ガスの排出経路に設けられた蓄熱器
と、前記蓄熱器に隣接し、前記攪拌室に接続し、この攪
拌室からの排出物を加熱する乾燥室と、前記乾燥室に接
続し、この乾燥室からの水蒸気を回収する貯水室と、前
記貯水室の水を水洗水の水洗タンクに送るポンプとを、
有することを特徴とする。
【0010】内燃機関には、例えば、自動車や船舶で用
いられるガソリンエンジンやディーゼルエンジンを用い
ることができる。蓄熱器とは、排気ガスの通過に抵抗を
もたせて高温の熱を蓄えるものである。貯水室に回収し
た水は、水洗水のほか、シャワー用水として用いてもよ
い。
【0011】請求項3の本発明に係るし尿処理装置で
は、請求項2記載のし尿処理装置において、前記乾燥室
内に設けられ、この乾燥室内に付着したし尿残滓を掻き
取る掻取部材と、前記乾燥室内に吸込口が設けられ、こ
の吸込口からこの乾燥室内の剥離したし尿残滓を吸い取
る吸引装置と、前記掻取部材と前記吸込口とを前記乾燥
室内で移動させる移動装置とを、有することを特徴とす
る。
【0012】請求項4の本発明に係るし尿処理装置で
は、請求項2または3記載のし尿処理装置において、前
記蓄熱器は、マフラーまたは触媒コンバータであること
を特徴とする。
【0013】請求項5の本発明に係る自動車では、請求
項2,3または4記載のし尿処理装置を有することを特
徴とする。
【0014】請求項6の本発明に係る船舶では、請求項
2,3または4記載のし尿処理装置を有することを特徴
とする。
【0015】し尿処理装置は、自動車、船舶のほか、他
の乗物や、建物内に設けられてもよい。また、乗物等の
駆動機関として使用される内燃機関を利用するほか、し
尿処理専用の内燃機関を設けてこれを使用してもよい。
【0016】
【作用】請求項1の本発明に係るし尿処理方法では、攪
拌工程でし尿と水洗水とを混合することによりし尿、特
に大便の流動性を高め、し尿を乾燥工程へと送りやすく
するとともに、し尿を均一に効率よく乾燥できるように
する。蓄熱工程では、排気ガスの熱を蓄熱器に蓄えるこ
とにより、し尿の乾燥設備以外の部分に熱が逃げるのを
防ぐ。乾燥工程では、攪拌工程後の混合物を蓄熱器に蓄
えられた熱により加熱し乾燥させる。回収工程で回収し
た水蒸気は、循環工程により水洗水として循環させ、水
洗水のむだをなくすことができる。
【0017】請求項2の本発明に係るし尿処理装置で
は、水洗便器から排出されるし尿と水洗水とを攪拌室の
攪拌装置で混合し、この攪拌室からの排出物を乾燥室で
加熱する。乾燥室は、蓄熱器の熱により加熱される。蓄
熱器は、排気ガスにより加熱されて高温となる。排気ガ
スの熱を蓄熱器に蓄えることにより、し尿の乾燥設備以
外の部分に熱が逃げるのを防ぐようにすることができ
る。乾燥室からの水蒸気は、貯水室に水洗水として回収
されてからポンプにより水洗タンクに送られ、循環す
る。これにより、水洗水のむだをなくすことができる。
【0018】請求項3の本発明に係るし尿処理装置で
は、乾燥室内を移動部材により掻取部材と吸引装置の吸
込口とが移動する。掻取部材は乾燥室内に付着したし尿
残滓を掻き取り、吸引装置は乾燥室内の剥離したし尿残
滓を吸い取る。これにより、し尿残滓の処理が容易にな
る。
【0019】請求項4の本発明に係るし尿処理装置で
は、マフラーまたは触媒コンバータが蓄熱器を兼ねてお
り、これらの高温を効率よく利用することができる。
【0020】請求項5の本発明に係る自動車では、駆動
装置の内燃機関を利用して、前述のし尿処理装置を設け
ることができる。
【0021】請求項6の本発明に係る船舶でも、駆動装
置の内燃機関を利用して、前述のし尿処理装置を設ける
ことができる。
【0022】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例につい
て説明する。図1〜図3は、本発明の一実施例を示して
いる。
【0023】し尿処理装置10は、長距離バスなどの大
型自動車に設けられている。図1に全体を示すように、
し尿処理装置10は、攪拌室11と、蓄熱器12と、乾
燥室13と、貯水室14と、ポンプ15と、掻取部材1
6と、吸引装置17と、移動装置18とを有している。
【0024】図2に示すように、攪拌室11は、その上
部で水洗便器20の排水パイプ21に接続して、床上に
設けられている。水洗便器20は、車内トイレとして一
般に用いられる和式または洋式の便器であり、便座22
と蓋23とを有している。水洗便器20には、水洗タン
ク30の水洗パイプ31が接続されている。
【0025】水洗タンク30は、排便ごと水を流す分の
一定量のみが入る水洗水槽と、それが空になるごとに水
洗水槽に供給する水を貯める貯水槽とに分かれている。
また、水洗タンク30には、その上部から水洗パイプ3
1に過剰な水を流す水抜きパイプ32が設けられてい
る。水洗タンク30は、水洗スイッチ33の操作により
水洗パイプ31から水洗便器20へと水洗水を流すよう
になっている。排水パイプ21は、臭いの逆流を防止す
るため、S字型に湾曲している。
【0026】攪拌室11は、底部に攪拌装置40を有し
ている。攪拌室11では、攪拌装置40により水洗便器
20から排出されるし尿と水洗水とを混合する攪拌工程
が行われる。攪拌装置40は、モータ41により回転す
るスクリュー42を有している。モータ41は、高速モ
ータであり、タイマーを内蔵している。攪拌室11の所
定の高さの内壁には、攪拌開始センサ43と流出終了セ
ンサ44とが設けられている。
【0027】攪拌室11の底部には排出管45が設けら
れ、排出管45の開口部には流出弁46が設けられてい
る。流出弁46には、流出弁開閉装置47が接続されて
いる。流出弁開閉装置47は、リンクを介して作動モー
タ48により開閉するようになっている。排出管45
は、ポンプ49を介して乾燥室11の上部に接続されて
いる。排出管45は、攪拌室11から乾燥室13にかけ
て下がるように傾斜しており、排出物を重力により流す
ことができる。
【0028】蓄熱器12は、端部のフランジ51により
自動車エンジンのエキゾースト・マニホールドから伸び
る排気管52に接続され、排気ガスの排出経路となって
いる。蓄熱器12には、マフラーが用いられている。蓄
熱器12では、エンジンからの排気ガスの流れに抵抗を
持たせて、排気ガスの熱を蓄える蓄熱工程が行われる。
【0029】図3に示すように、乾燥室13は、蓄熱器
12の上面に隣接するように、自動車の床下に設けられ
ている。乾燥室13の底面は、ステンレス系の熱伝導率
の良い材質から成っている。乾燥室13の底面は、蓄熱
器12の上面と一体である。乾燥室13は、攪拌室1
1、貯水室14および吸引装置17との通路以外は、気
密的に密閉してある。乾燥室13は、排出管45を介し
て攪拌室11に接続している。乾燥室13では、攪拌室
11からの混合排出物を蓄熱器12の上部でその熱によ
り加熱する乾燥工程が行われる。乾燥室13内には、湿
気センサが設けられている。
【0030】図3に示すように、貯水室14は、パイプ
53により乾燥室13の上部に接続し、床下に設けられ
ている。貯水室14では、乾燥室13からの水蒸気を回
収する回収工程が行われる。乾燥室13の天井面はパイ
プ53側が下がるように傾斜しており、その傾斜に添っ
て壁面上部周囲に水滴溜まり54を有している。水滴溜
まり54の最下方の側面には孔55が設けられ、孔55
は流出パイプ56を介して貯水室14の内部の上部に連
通している。
【0031】パイプ53の途中には、消臭フィルタ57
が設けられている。消臭フィルタ57は、吸入ファンを
備えている。吸入ファンにより強制的に乾燥室13内を
吸引することにより、し尿の乾燥を速めることができ
る。なお、水蒸気の水分が外部に漏れないようにするた
め、回収工程内に、蒸気圧のみを外部に逃し、水分を回
収する減圧器を設けてもよい。貯水室14の内部には、
所定の高さに水量検出器が設けられている。水量検出器
は、フロート式遮光パネルと、遮光センサとから成って
いる。
【0032】貯水室14は、パイプ58により水洗タン
ク30に接続されている。ポンプ15は、パイプ58の
途中に設けられている。ポンプ15では、回収工程によ
り回収した貯水室14の内部の水を水洗タンク30へと
送る循環工程が行われる。
【0033】掻取部材16は、乾燥室13内に設けられ
ている。掻取部材16は、乾燥室13の底面に接触する
複数の剣山を有している。掻取部材16は、この剣山に
より乾燥室13内に付着したし尿残滓を掻き取るように
なっている。掻取部材16は、吸引装置17の吸込パイ
プ61に取り付けられている。
【0034】吸引装置17は、乾燥室13内の吸込パイ
プ61の先端に吸込口62を有している。吸込口62
は、掻取部材16の剣山付近に、乾燥室13の底面を向
いて設けられている。吸引装置17は、この吸込口62
から吸込パイプ61を介して乾燥室13内の剥離したし
尿残滓を吸い取るようになっている。
【0035】吸込パイプ61は、乾燥室13の内部で
は、その底面に対し垂直に伸び、直角に折れ曲がって、
乾燥室13の壁面開孔63から外側に延びている。壁面
開孔63には、ガスケット64が設けられ、乾燥室13
内のガスが外側に漏れないようにしている。
【0036】壁面開孔63の外側には、壁面に垂直にガ
イド筒65が設けられている。吸込パイプ61は、ガイ
ド筒65を通って、フレキシブルホース66に接続さ
れ、吸引装置17の本体71に接続されている。
【0037】移動装置18は、ガイド筒65の外側で吸
込パイプ61に接続されたアクチュエータ68を有して
いる。アクチュエータ68は、モータにより駆動されて
往復運動を行い、ガイド筒65に沿って吸込パイプ61
に往復運動をさせ、掻取部材16および吸込口61を乾
燥室13の底面に沿って移動させる。
【0038】吸引装置17の本体71は、トイレ室の床
上に設置されている。本体71は、吸込モータ72と、
収納パック73とを有している。吸引装置17は、吸込
モータ72を駆動させて吸込口62から吸引したもの
を、収納パック73に収納するようになっている。
【0039】収納パック73はワンタッチのカセット式
で本体内にセットされ、使い捨てである。収納パック7
3の中には、消臭消毒剤が入れられている。本体71に
は、収納パック73が満杯になったことを検出する満杯
センサが設けられている。本体71の外側にはランプが
設けられており、この満杯センサに応じて点滅するよう
になっている。
【0040】次に、作用を説明する。トイレに入り、水
洗便器20で排便後、水洗スイッチ32を操作して水洗
タンク30内のフロートをはね上げ、水洗タンク30か
ら水洗便器20に水洗水を流す。すなわち、一般のトイ
レと同様に使用することができる。水洗水には、消毒消
臭剤が混入されている。水洗タンク30の水洗水槽は、
所定量の水が流れると、フロートが水洗パイプ32を塞
ぎ、水洗便器20への水の流出が止まる。同時に貯水槽
からポンプにより水洗水槽への水の供給が開始され、水
洗水槽が満杯になるとセンサの感知によりポンプは停止
する。
【0041】水洗便器20へ流れた水は、便を洗い流
し、排水パイプ34を通って攪拌室11へ入る。攪拌室
11に一定の高さまでし尿が溜まると、攪拌開始センサ
43がモータ41を作動させる。モータ41は、タイマ
ーにより一定時間、スクリュー42を回転させる。この
タイマーによるモータ駆動時間は、便がヘドロ状になる
までの時間である。
【0042】攪拌室11では、攪拌工程でし尿と水洗水
とを混合することによりし尿、特に大便の流動性を高
め、し尿を乾燥工程へと送りやすくするとともに、し尿
を均一に効率よく乾燥できるようにする。
【0043】タイマーが切れるとモータ41は停止し、
その直後にリレーを通じて作動モータ48が作動を開始
する。作動モータ48によりリンクを介して流出弁開閉
装置47が開弁し、攪拌されたし尿はポンプ49によっ
て強制的に排出管45を通り、乾燥室13に流される。
流出弁開閉装置47は、流出終了センサ44に応答して
閉弁する。
【0044】蓄熱器12では、蓄熱工程で、エキゾース
ト・マニホールドを通って排気管52から送られる排気
ガスの熱を蓄えることにより、し尿の乾燥設備以外の部
分に熱が逃げるのを防ぐ。蓄熱器12は、排気ガスの流
れに抵抗をもたらすため、排気ガスにより充分に加熱さ
れて約800度の高温となる。このため、乾燥室13
は、蓄熱器12に蓄えられた約800度の熱により、乾
燥工程で、攪拌工程後の混合物を加熱し乾燥させること
となる。蓄熱器12は、マフラーが兼ねており、その高
温を効率よく利用することができる
【0045】乾燥室13に入ったし尿は、入ると同時に
乾燥し始める。乾燥工程で乾燥室13の天井面に付着し
た水蒸気は、水滴となって天井面の傾斜および壁面上部
に沿って水滴溜まり54に流れ込み、流出パイプ56か
ら貯水室14に流れる。同時に、乾燥室13内の水蒸気
は、パイプ53からファンにより消臭フィルタ57を通
って水滴となり、貯水室14へと送られる。水洗水とし
尿との混合物中の水分は、加熱による水蒸気として回収
されるため、回収が容易である。
【0046】乾燥室13内の湿気がなくなると、湿気セ
ンサがこれを検出し、移動装置18のモータと吸引装置
17の吸込モータ72とを作動させる。これにより、ア
クチュエータ68と吸引装置17とが作動を開始する。
アクチュエータ68は、リレーによって往復運動をし、
吸込パイプ61に取り付けられた掻取部材16と吸込口
62とを乾燥室13内で移動させる。
【0047】掻取部材16は乾燥室13内に付着したし
尿残滓を掻き取り、吸引装置17は乾燥室13内の剥離
したし尿残滓を吸い取る。これにより、し尿残滓の処理
が容易になる。アクチュエータ68の停止位置は、リレ
ーにより縮みきった位置に設定されている。アクチュエ
ータ68は、所定の回数だけ往復運動を行うと、リレー
またはタイマーの設定により停止位置で停止する。
【0048】掻取部材16により掻き取られたし尿残滓
は、吸込口62から吸引されて吸込パイプ61を通って
本体71の収納パック73に収納される。し尿残滓は排
便時よりも乾燥により体積が縮小しているため、1つの
収納パック73で多くの排便回数に対応できる。
【0049】収納パック73が満杯になるとセンサが検
出し、これに応じて本体71の外側のランプが点滅す
る。これにより、収納パック73が溜まったのを知るこ
とができるので、溜まった収納パック73を捨てて、新
しい収納パック73を本体71にセットする。使い終わ
った収納パック73は、「燃えるゴミ」として一般のゴ
ミと同様に廃棄することができる。
【0050】貯水室14では、一定量の水が溜まると、
水量検出器がこれを検出する。すなわち、フロート式遮
光パネルが内部に溜まった水によって浮き上がり、これ
を貯水室14の上部の遮光センサが検出する。遮光セン
サに応じて、ポンプ15が作動する。ポンプ15は、回
収工程で回収した水蒸気を、循環工程により水洗水とし
てパイプ58を通して水洗タンク30へと循環させ、水
洗水のむだをなくすことができる。
【0051】貯水室14内の水が減ると、フロート式遮
光パネルは下がり、これを貯水室14の下部の遮光セン
サが検出する。この遮光センサに応じて、ポンプ15が
停止する。水洗タンク30に水が一杯になると、過剰な
水は水洗パイプ31を通って水洗便器20へ水が流れ
る。
【0052】このように、し尿処理装置10によれば、
自動車の駆動装置の内燃機関を利用することができるの
で、し尿処理専用のエネルギーを必要としない。また、
水洗便器20内でし尿を燃やすものではないため、車両
火災のおそれがなく、全工程において、各装置内に排気
ガスが混入する仕組みでないから排気ガスの逆流による
ガス中毒事故などのおそれもない。また、し尿処理工程
で発生した蒸気は回収されるため、外気を汚染したり、
悪臭を発生したりするのを防止することができる。
【0053】また、し尿処理は、水洗便器20以外の箇
所で行われるので、し尿処理中、トイレの使用を禁止す
る必要がない。トイレは水洗式であるため、悪臭の発生
がなく、衛生的である。
【0054】また、し尿処理装置10は、排気管52の
内部の構造を何ら変えていないため、エンジン性能に影
響を与えることがない。マフラーまたは触媒コンバータ
を蓄熱器12と交換し、その他のし尿処理装置10を自
動車内に設けるだけで、一般の自動車にし尿処理装置1
0を容易に設置することができ、改造が容易である。
【0055】なお、水洗タンク30には、内部の水が一
定量以下であることを知らせる目盛りまたはランプを設
けてもよい。また、攪拌室11および乾燥室13にし尿
が一定量以上入っている場合に、トイレの使用禁止を警
告するランプまたはブザーをトイレや客室に設けてもよ
い。
【0056】
【発明の効果】本発明に係るし尿処理方法、し尿処理装
置ならびにこれを有する自動車および船舶によれば、蓄
熱器の熱により乾燥室内のし尿を乾燥させるので、し尿
の乾燥設備以外の部分に熱が逃げるのを防いでし尿の処
理時間を短くすることができ、また、乾燥室から水蒸気
を回収して水洗水として循環させるので、水洗水のむだ
をなくして水洗水を貯めるスペースを縮小することがで
きる。さらに、内燃機関の排気ガスの高熱を利用するの
で、し尿の処理時間が短く、小便と大便の両方の処理に
適しており、また、水洗便器から排出したし尿を処理す
るので、処理中も排便を可能にする。
【0057】特に、請求項3の本発明に係るし尿処理装
置では、移動する掻取部材によりし尿残滓を掻き取り、
これを吸引装置により吸い取るため、し尿残滓の処理が
容易となる。
【0058】特に、請求項4の本発明に係るし尿処理装
置では、マフラーまたは触媒コンバータが蓄熱器を兼ね
るので、設備を小型化することができるとともに、これ
らの高温を効率よく利用することができる。
【0059】特に、請求項5の本発明に係る自動車およ
び請求項6の本発明に係る船舶では、駆動装置の内燃機
関をし尿処理に利用することができ、スペースの有効利
用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のし尿処理装置の全体概要断
面図である。
【図2】本発明の一実施例のし尿処理装置の攪拌室の概
要断面図である。
【図3】本発明の一実施例のし尿処理装置の乾燥室周辺
の概要断面図である。
【符号の説明】
10 し尿処理装置 11 攪拌室 12 蓄熱器 13 乾燥室 14 貯水室 15 ポンプ 16 掻取部材 17 吸引装置 18 移動装置
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明に係るし尿処理方法では、内燃機
関からの排気ガスの熱を蓄熱器に蓄える蓄熱工程と、し
尿と水洗水とを前記蓄熱器の熱により加熱する乾燥工程
と、乾燥工程により発生した水蒸気を回収する回収工程
と、回収工程により回収した水蒸気を水洗水として循環
させる循環工程とを、有することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項2の本発明に係るし尿処理装置で
は、内燃機関からの排気ガスの排出経路に設けられた蓄
熱器と、前記蓄熱器に隣接し、水洗便器の下流に接続
し、この水洗便器から排出されるし尿と水洗水とを加熱
する乾燥室と、前記乾燥室に接続し、この乾燥室からの
水蒸気を回収する貯水室と、前記貯水室の水を水洗水の
水洗タンクに送るポンプとを、有することを特徴とす
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】内燃機関には、例えば、自動車や船舶で用
いられるガソリンエンジンやディーゼルエンジンを用い
ることができる。蓄熱器とは、排気ガスの通過に抵抗を
もたせて高温の熱を蓄えるものである。貯水室に回収し
た水は、水洗水のほか、シャワー用水として用いてもよ
い。処理するし尿は、小便と大便の両方であっても、小
便のみであってもよい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項3の本発明に係るし尿処理装置で
は、請求項2記載のし尿処理装置において、攪拌装置を
有し、前記水洗便器と前記乾燥室とに接続し、前記水洗
便器から排出されるし尿と水洗水とを混合して前記乾燥
室に排出する攪拌室と、前記乾燥室内に設けられ、この
乾燥室内に付着したし尿残滓を掻き取る掻取部材と、前
記乾燥室内に吸込口が設けられ、この吸込口からこの乾
燥室内の剥離したし尿残滓を吸い取る吸引装置と、前記
掻取部材と前記吸込口とを前記乾燥室内で移動させる移
動装置とを、有することを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【作用】請求項1の本発明に係るし尿処理方法では、蓄
熱工程で、排気ガスの熱を蓄熱器に蓄えることにより、
し尿の乾燥設備以外の部分に熱が逃げるのを防ぐ。乾燥
工程では、し尿と水洗水とを蓄熱器に蓄えられた熱によ
り加熱し乾燥させる。回収工程で回収した水蒸気は、循
環工程により水洗水として循環させ、水洗水のむだをな
くすことができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項2の本発明に係るし尿処理装置で
は、水洗便器から排出されるし尿と水洗水とを乾燥室で
加熱する。乾燥室は、蓄熱器の熱により加熱される。蓄
熱器は、排気ガスにより加熱されて高温となる。排気ガ
スの熱を蓄熱器に蓄えることにより、し尿の乾燥設備以
外の部分に熱が逃げるのを防ぐようにすることができ
る。乾燥室からの水蒸気は、貯水室に水洗水として回収
されてからポンプにより水洗タンクに送られ、循環す
る。これにより、水洗水のむだをなくすことができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】請求項3の本発明に係るし尿処理装置で
は、水洗便器から排出されるし尿と水洗水とを攪拌室の
攪拌装置で混合し、この攪拌室からの排出物を乾燥室で
加熱する。攪拌室でし尿と水洗水とを混合することによ
りし尿、特に大便の流動性を高め、し尿を乾燥室へと送
りやすくするとともに、し尿を均一に効率よく乾燥でき
るようにすることができる。乾燥室内では、移動部材に
より掻取部材と吸引装置の吸込口とが移動する。掻取部
材は乾燥室内に付着したし尿残滓を掻き取り、吸引装置
は乾燥室内の剥離したし尿残滓を吸い取る。これによ
り、し尿残滓の処理が容易になる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】特に、請求項3の本発明に係るし尿処理装
置では、攪拌室でし尿と水洗水とを混合するため、し尿
を乾燥室へと送りやすくするとともに、し尿を均一に効
率よく乾燥でき、また、移動する掻取部材によりし尿残
滓を掻き取り、これを吸引装置により吸い取るため、し
尿残滓の処理が容易となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E03D 5/016 8704−2D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】し尿と水洗水とを混合する攪拌工程と、 内燃機関からの排気ガスの熱を蓄熱器に蓄える蓄熱工程
    と、 攪拌工程後の混合物を前記蓄熱器の熱により加熱する乾
    燥工程と、 乾燥工程による前記混合物の水蒸気を回収する回収工程
    と、 回収工程により回収した水蒸気を水洗水として循環させ
    る循環工程とを、 有することを特徴とするし尿処理方法。
  2. 【請求項2】攪拌装置を有し、水洗便器に接続し、この
    水洗便器から排出されるし尿と水洗水とを混合する攪拌
    室と、 内燃機関からの排気ガスの排出経路に設けられた蓄熱器
    と、 前記蓄熱器に隣接し、前記攪拌室に接続し、この攪拌室
    からの排出物を加熱する乾燥室と、 前記乾燥室に接続し、この乾燥室からの水蒸気を回収す
    る貯水室と、 前記貯水室の水を水洗水の水洗タンクに送るポンプと
    を、 有することを特徴とするし尿処理装置。
  3. 【請求項3】前記乾燥室内に設けられ、この乾燥室内に
    付着したし尿残滓を掻き取る掻取部材と、 前記乾燥室内に吸込口が設けられ、この吸込口からこの
    乾燥室内の剥離したし尿残滓を吸い取る吸引装置と、 前記掻取部材と前記吸込口とを前記乾燥室内で移動させ
    る移動装置とを、 有することを特徴とする請求項2記載のし尿処理装置。
  4. 【請求項4】前記蓄熱器は、マフラーまたは触媒コンバ
    ータであることを特徴とする請求項2または3記載のし
    尿処理装置。
  5. 【請求項5】請求項2,3または4記載のし尿処理装置
    を有することを特徴とする自動車。
  6. 【請求項6】請求項2,3または4記載のし尿処理装置
    を有することを特徴とする船舶。
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