JPH06217865A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JPH06217865A JPH06217865A JP1052093A JP1052093A JPH06217865A JP H06217865 A JPH06217865 A JP H06217865A JP 1052093 A JP1052093 A JP 1052093A JP 1052093 A JP1052093 A JP 1052093A JP H06217865 A JPH06217865 A JP H06217865A
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- rice
- time
- temperature
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Abstract
りも高目の温度検出を行う事態になっても比較的良好な
炊飯を行う。 【構成】炊飯を開始すると同時にt1 時間の計時を開始
する。そして鍋センサが120℃以上を検出すると炊飯
ヒータをオフする。そして時間t1 が10分を経過して
いるか否かをチェックし、経過していれば炊飯が正常に
遂行されたと判断し15分間のむらしを行う。また時間
t1 が10分未満のときには続いてt2 時間の計時を開
始する。そして時間t2 が10分経過するまで106℃
以上保持していれば炊飯は一応正常であると判断し5分
間のむらしを行う。しかしその間に106℃より低下す
ることがあると炊飯の異常を判断し炊飯ヒータの発熱量
を70%Wにして炊飯動作を継続し温度が122℃以上
に達すると炊飯ヒータをオフし10分間のむらしを行
う。
Description
各動作を順次行う炊飯器に関する。
て炊飯動作を行うが、例えばひたし炊き、炊飯、むらし
及び保温の各動作を順次行う炊飯器の鍋温度の時間的推
移は図14に実線のグラフaに示すようになり、またそ
のときの炊飯ヒータの制御は図14の(a) に示すように
なる。
の後7分間オフしてひたし炊き動作が行われ、その後炊
飯ヒータがオンされて炊飯動作が開始されるようになっ
ている。そして鍋温度がA点温度(例えば105℃)に
なるとセンサにより炊き上げ検出が行われ、炊飯ヒータ
による加熱量がそれまでの60%Wまで低下される。そ
の後鍋温度がB点温度(例えば120℃)に達するとセ
ンサにより炊飯終了が検出され炊飯ヒータがオフされて
むらし動作へ移行し、このむらし動作が例えば15分間
継続されると保温動作へ移行するようになっている。保
温動作時においては例えば炊飯ヒータとは別途設けられ
た保温用のヒータにより加熱動作が行われることになっ
ている。
いて、センサの感熱部に米粒、御飯粒、水等の異物が付
着したり、センサの感熱部に傷がついたりするとセンサ
が炊飯鍋の温度を正しく検出できなくなり、実際の鍋温
度よりも高目の温度検出を行ってしまう現象が発生す
る。
サよる検出温度の時間的推移が図14に点線のグラフb
に示すようになり、またそのときの炊飯ヒータの制御が
図14の(b) に示すようになり、本来の炊き上げ検出時
間よりも早めにA点温度と同じA′点温度を検出して炊
き上げを判断すると共に炊飯ヒータによる加熱量を60
%Wに低下させ、さらに本来の炊飯終了検出時間よりも
早めにB点温度と同じB′点温度を検出して炊飯終了を
判断して炊飯ヒータをオフさせるという誤動作を行い、
その結果芯残り等炊飯が良好にできなくなるという問題
があった。
サが本来の温度検出よりも高目の温度検出を行う事態に
なっても比較的良好な炊飯ができる炊飯器を提供しよう
とするものである。
オンして炊飯動作を行い、その後センサで炊き上げ温度
を検出すると炊飯ヒータによる加熱量を減じ、センサが
炊飯を終了すべき温度を検出すると炊飯ヒータをオフし
てむらしへ移行させ、所望時間むらしを行った後保温動
作を行う炊飯器において、炊飯ヒータをオンして炊飯を
開始してからセンサが炊き上げ温度を検出するまでの時
間を計時する第1の計時手段と、この第1の計時手段に
よる計時時間が予め設定された第1の所定時間以上か否
かを判断する判断手段と、この判断手段が第1の所定時
間未満を判断すると、センサが炊き上げ温度を検出した
後の時間を計時する第2の計時手段と、この第2の計時
手段が予め設定された第2の所定時間を計時するまでに
センサの検出温度が予め設定された所定温度よりも低下
すると、炊飯ヒータによる加熱量を減じた状態で再度炊
飯動作を行わせ、この状態でセンサが炊飯を終了すべき
温度を検出すると炊飯ヒータをオフしてむらしへ移行さ
せる再炊飯制御手段と、第2の計時手段が第2の所定時
間を計時した後にセンサの検出温度が予め設定された所
定温度以上になっているとむらしへ移行させ、所望時間
よりも短い時間むらしを行った後保温動作を行うむらし
保温制御手段を設けたものである。
タがオンして炊飯を開始してからセンサが炊き上げ温度
を検出するまでの時間が計時され、この計時時間が予め
設定された第1の所定時間未満のときにはさらにセンサ
が炊き上げ温度を検出した後の時間が計時される。そし
てこの計時時間が予め設定された第2の所定時間になる
までの間にセンサの検出温度が予め設定された所定温度
よりも低下すると、炊飯ヒータの加熱量を減じた状態で
再度炊飯動作が行われ、その後センサが炊飯を終了すべ
き温度を検出すると炊飯ヒータをオフしてむらしへ移行
する。また計時時間が第2の所定時間になった後にセン
サの検出温度が予め設定された所定温度以上になってい
るとむらしへ移行し、所望時間よりも短い時間むらしを
行った後保温へ移行する。
明する。
炊飯器本体1内には有底筒状の内枠2が設けられ、この
内枠2の内底部に反射板3、炊飯ヒータ4並びに鍋セン
サ5が設けられている。前記内枠2内には炊飯用の鍋6
が挿脱自在に収納され、また炊飯器本体1の上端部には
蓋ヒンジ7を介して蓋体8が回動自在に枢着されてい
る。
れ、この内面板9の周縁に蓋パッキング10が装着され
ている。前記内面板9は熱伝導のよいアルミ材からな
り、表面に非粘着性を有するフッ素樹脂コーティングし
ている。そして蓋体8が炊飯器本体1の上端面に閉合す
る状態において、前記蓋パッキング10が鍋6の上端の
開口縁に弾性的に当接し、これにより鍋6内が密閉され
るようになっている。また前記蓋体8の蓋ヒンジ7側に
は蒸気排出部11が設けられ、炊飯時に鍋6内に発生す
る水蒸気を外部に放出するようになっている。なお、1
2は蓋体8を炊飯器本体1に係脱可能に係止するクラン
プ機構である。
ード13と接続された電源ユニット14が収納され、こ
の電源ユニット14の上部に操作ユニット15が収納さ
れている。
本体1の上面の一部に露出し、この操作ユニット15に
は図2に示すように、炊飯ランプ16、保温ランプ1
7、「クリーニング」「容器」「蓋」「冷却」「白米」
「玄米」「おかゆ」の文字表示を行う液晶表示器18の
各種表示器19と「炊飯/切」スイッチ20、「保温」
スイッチ21、「容器/蓋」スイッチ22、「冷却」ス
イッチ23の各種スイッチ24が配置されている。
5を配置し、前記内面板9の上面には保温用の蓋ヒータ
26を配置している。そしてこの胴ヒータ25及び蓋ヒ
ータ26はそれぞれリード線25a、26aを介して前
記電源ユニット13に接続されている。また前記内面板
9の上面には蓋センサ27が配置されている。
8が収納され、前記内枠2の外周部には断熱材29が収
納されている。前記炊飯器本体1の内底部には冷却ファ
ン30が収納されている。
内面板9の一部に凸部9aを形成し、その凸部9aの中
央に孔31を設け、その孔31に上方から先端部に弁3
2を取付けたシャフト33の先端33aを挿入してい
る。なお、弁32はシヤフト33の先端部に形成された
段部とナット34によりシヤフト33に固定されてい
る。前記蒸気排出部11の側壁11aと内面板9との間
にはパッキン35が挟み込まれ、排出部内を通る蒸気が
蓋体8内に侵入しないようになっている。
6が嵌込まれ、このキャップ36に複数の孔36aを設
けると共に、そのキャップ36の内面中央に前記シャフ
ト33の後端を挿入する凹部36bを形成している。
して鍋内の圧力が高くなると弁32が持上げられ、鍋6
内に蒸気が孔31→排出部11内→孔36aを通って外
部に放出されるようになっている。なお、弁32の開放
量はシャフト33の後端が凹部36bの底面に当接する
ことにより規制されるようになる。
商用交流電源のコンセントに差し込まれるプラグ41の
端子間にトランス42の1次巻線を接続すると共にリレ
ー43の常開接点43mを介して前記炊飯ヒータ4を接
続している。また前記プラグ41の端子間に双方向性3
端子サイリスタ44を介して前記胴ヒータ25と蓋ヒー
タ26との並列回路を接続している。前記トランス42
の2次巻線に定電圧回路45を接続し、その定電圧回路
45にマイクロコンピュータ46を接続している。
46aや計時回路46bが設けられている。また前記マ
イクロコンピュータ46には前記リレー43を駆動する
リレー駆動回路47、前記サイリスタ44を駆動するサ
イリスタ駆動回路48が接続されている。さらに前記マ
イクロコンピュータ46には入力回路49,50及び出
力回路51が接続されている。
チ24を接続し、前記入力回路50に鍋センサ5及び蓋
センサ27を接続している。また前記出力回路51に前
記各種表示器19、冷却ファン30及びブザー52を接
続している。
す炊飯制御を行うようになっている。すなわち鍋6に所
定量の米と水を入れて炊飯/切スイッチ20を操作する
と、リレー駆動回路47を制御しリレー43の常開接点
43mをオンして炊飯ヒータ4をオンする。すなわちひ
たし炊きを開始する。また出力回路51を介して各種表
示器19の炊飯ランプ16をオンする。
せ、3分が経過すると、リレー43の常開接点43mを
オフして炊飯ヒータ4をオフする。その後7分が経過す
ると、再度リレー43の常開接点43mをオンして炊飯
ヒータ4をオンする。すなわち炊飯を開始する。同時に
計時回路46bにt1 時間の計時を開始させる。(第1
の計時手段)
度T0 が炊き上げ温度Aである105℃以上に達したか
否かをチェックする。そして炊飯動作により鍋温度T0
が105℃以上に達すると、炊飯ヒータ4の発熱量を6
0%Wに低下させて炊飯動作を継続させる。これは例え
ば炊飯ヒータ4を連続通電から断続通電に切換えて行
う。
炊飯を終了すべき温度Bである120℃以上に達する
と、リレー43の常開接点43mをオフして炊飯ヒータ
4をオフする。そして計時回路46bの計時時間t1 が
10分以上か否かをチェックする。(判断手段) 計時時間t1 が10分以上になっていれば炊飯が正常に
遂行されたと判断し続いて15分間のむらしを行う。こ
の計時も計時回路46bで行う。
に移行させる。この保温では出力回路51を介して各種
表示器19の炊飯ランプ16をオフし、保温ランプ17
をオンする。またサイリスタ駆動回路48を制御し、そ
のサイリスタ駆動回路48でサイリスタ44を導通制御
して胴ヒータ25及び蓋ヒータ26の通電制御を開始す
る。
分未満のときには鍋センサ5に異常が生じたと判断し、
計時回路46bにt2 時間の計時を開始させる。(第2
の計時手段)
0分になるまで鍋センサ5の検出する鍋温度T0 が10
6℃以上か否かをチェックし、10分が経過しても鍋温
度T0 が106℃以上であれば、炊飯は一応正常である
と判断し、その後計時回路46bで5分間のむらしを設
定し、このむらしが終了すると保温に移行させる。(保
温制御手段)
して各種表示器19の炊飯ランプ16をオフし、保温ラ
ンプ17をオンする。またサイリスタ駆動回路48を制
御し、そのサイリスタ駆動回路48でサイリスタ44を
導通制御して胴ヒータ25及び蓋ヒータ26の通電制御
を開始する。
分になるまでの間に鍋センサ5の検出する鍋温度T0 が
106℃より低下することがあると、炊飯の異常を判断
し炊飯ヒータ4を発熱量70%Wでオンして炊飯動作を
継続させる。その後鍋センサ5の検出する鍋温度T0 が
122℃以上に達すると、炊飯ヒータ4をオフする。
(再炊飯制御手段)
設定し、そのむらしが終了すると保温に移行させる。こ
の保温では出力回路51を介して各種表示器19の炊飯
ランプ16をオフし、保温ランプ17を点滅する。また
サイリスタ駆動回路48を制御し、そのサイリスタ駆動
回路48でサイリスタ44を導通制御して胴ヒータ25
及び蓋ヒータ26の通電制御を開始する。
に示す容器クリーニング制御を行うようになっている。
これは容器/蓋スイッチ22の操作で開始するようにな
っている。すなわち容器/蓋スイッチ22をオン操作す
ると、続いて炊飯/切スイッチ20が切状態になってい
るか否かをチェックし、もし切状態でなければクリーニ
ングを無効にしてそれまでの制御を継続する。また切状
態であれば炊飯ヒータ4をオンさせる。そして鍋センサ
5の検出する鍋温度T0 が110℃以上に達すると、炊
飯ヒータ4をオフする。
分が経過すると前記冷却ファン30を動作させる。これ
により鍋6を始め炊飯器本体1の冷却を行う。その後鍋
センサ5の検出する鍋温度T0 が50℃以下になると、
冷却ファン30をオフして前記ブザー52を一定時間オ
ンする。
に示す蓋クリーニング制御を行うようになっている。こ
れは容器/蓋スイッチ22の操作で開始するようになっ
ている。すなわちこれは炊飯/切スイッチ20が切状態
になっているか否かをチェックし、もし切状態でなけれ
ばクリーニングを無効にしてそれまでの制御を継続す
る。また切状態であれば続いて蓋センサ27の検出温度
T1 が110℃以下か否かをチェックし、もし検出温度
T1 が110℃を越えていればクリーニングを無効にし
てそれまでの制御を継続する。また検出温度T1 が11
0℃以下であれば蓋ヒータ26をオンさせる。そして蓋
センサ27の検出する検出温度T1 が120℃以上に達
するまで待ち、120℃以上を検出すると蓋ヒータ26
をオフする。そして計時回路46bで1分を計時し、1
分が経過すると前記ブザー52を一定時間オンする。
に示す冷却制御を行うようになっている。これは冷却ス
イッチ23の操作で開始するようになっている。すなわ
ちこれは炊飯/切スイッチ20が切状態になっているか
否かをチェックし、もし切状態でなければ冷却を無効に
してそれまでの制御を継続する。また切状態であれば前
記冷却ファン30を動作させる。これにより鍋6を始め
炊飯器本体1の冷却を行う。その後鍋センサ5の検出す
る鍋温度T0 が50℃以下になると、冷却ファン30を
オフして前記ブザー52を一定時間オンする。
に所定量の米と水を入れて炊飯/切スイッチ20を操作
すると、リレー43の常開接点43mがオンされ炊飯ヒ
ータ4への通電が開始される。こうして先ずひたし炊き
が開始される。また炊飯ランプ16がオンされる。
の通電が停止され、この状態で7分間待機する。そして
7分が経過すると、ひたし炊きが終了し、再度炊飯ヒー
タ4がオンされて炊飯が開始される。また計時回路46
bが計時時間t1 のカウントを開始する。炊飯が開始さ
れると鍋6の温度は徐々に上昇し、やがて鍋センサ5の
検出する鍋温度T0 が炊き上げ温度である105℃以上
に達する。鍋センサ5が105℃以上を検出すると、炊
き上げを判断して炊飯ヒータ4の発熱量を60%Wに低
下させる。
温度は少しずつ上昇し、やがて鍋内の水分が無くなると
鍋温度T0 は急激に上昇するようになる。そして鍋セン
サ5が炊飯を終了すべき温度である120℃以上を検出
すると、炊飯ヒータ4をオフする。
10分以上になっていれば炊飯が正常に遂行されたと判
断し次に15分間のむらしを行い、このむらしが終了す
ると保温に移行する。
時回路46bの計時時間t1 が10分に達していなけれ
ば鍋センサ5に異常が生じたと判断する。そして計時回
路46bに新たな計時時間t2 のカウントを開始させ
る。
するまでに鍋センサ5の検出する鍋温度T0 が106℃
よりも低下しなければ、一応炊飯は正常に行われたと判
断し、その後5分間のむらしを行った後保温へ移行す
る。すなわち鍋温度T0 が106℃よりも低下しないと
いうことは、鍋6内に残水がほとんどなく実質的に再加
熱の必要がないか、米に対する水量が少なかったかある
いは電圧が高くて炊飯ヒータ4の発熱量が大きかったな
どの原因で炊飯の時間が短かったと判断し炊飯の継続は
行わない。
停止させた後10分間を使用して鍋温度T0 が106℃
よりも低下するか否かをチェックしているので、10分
の経過後は5分の蒸らし時間を設定して保温に移行させ
ることにより、実質的に15分間のむらしを設定したの
と同等となり、むらしに要する時間を長くすること無く
保温への移行ができる。
るまでに鍋センサ5の検出する鍋温度T0 が106℃よ
りも低下することがあると、このときには鍋センサ5が
本来の温度検出状態よりも高めの温度検出を行ったため
に炊飯に異常が生じたと判断する。すなわち鍋センサ5
が本来の温度検出状態よりも高めの温度検出を行ったと
きには鍋6内に水分がまだ多く残っているにもかかわら
ず炊飯が終了するという事態が発生するため、その後炊
飯ヒータ4がオフすると鍋温度は比較的早く100℃程
度まで低下する。従ってこの温度低下を検出して再度炊
飯ヒータ4をオンすることになる。すなわち炊飯ヒータ
4を発熱量70%Wでオンして炊飯動作を継続させる。
122℃以上に達すると、炊飯ヒータ4をオフして炊飯
を終了させ、その後10分間むらしを行ってから保温に
移行させる。そしてこの場合には保温ランプ17を点滅
して知らせる。
移をグラフで示すと図9に実線で示すグラフcのように
なる。なお、点線のグラフdは最初の炊飯時間t1 が短
かったが、その後の10分間に鍋温度T0 が106℃よ
りも低下しなかったとき、すなわち一応正常と判断した
ときの鍋温度の時間的推移を示している。
発生して炊飯時間を本来の炊飯時間よりも短く制御する
ような事態が発生しても、炊飯ヒータ4の発熱量を70
%Wにした状態で炊飯時間を継続して確実に炊飯を終了
させることができるので、炊飯が充分に行われないまま
炊飯が完了するような最悪の状態を防止することができ
る。換言すればこのような事態が発生しても比較的良好
な炊飯ができる。
があったことを使用者に知らせることができるので、使
用者は異常炊飯があったことを知ることができ、それに
対する何等かの対処が可能となる。
が発生する。この蒸気圧で蒸気排出部11の弁32が押
上げられる。しかして蒸気は孔31から蒸気排出部11
内を通って孔36aから外部に放出されるようになる。
しかも保温時には弁32により孔31が塞がれ、かつ蓋
ヒータ26により蓋体8の内面板9及び弁32が加熱さ
れるので、内面板9に設けられた孔31の近傍が外気で
冷やされてその部分に結露が発生する事態を防止するこ
とができる。
て生じる炊き上がった御飯の上に水滴が落ちて御飯の味
が落ちたり、保温時の鍋内の温度を均一にできないよう
な事態を防止することができる。この蒸気排出部11は
キャップ36を取外すことによりシャフト33及び弁3
2を簡単に外部に取り出せるので、洗浄が簡単である。
と、鍋6や蓋体8の内面板9を洗うことになるが、鍋6
や内面板9には水に米のデンプンが解け出してできたお
ねばと呼ばれる糊状のものが付着し取れにくい。
このスイッチ22は容器クリーニングと蓋クリーニング
を交互に選択するもので、例えば容器/蓋スイッチ22
を1回操作すると容器クリーニングが開始され、2回操
作すると蓋クリーニングが開始されるようになる。
鍋6が110℃以上に加熱される。これにより鍋6に付
着しているおねばが乾燥してフィルム状になり簡単に剥
がれるようになる。そして鍋6が110℃以上に1分間
保たれた後冷却ファン30が動作し外部から空気が図1
に一点鎖線で示すように炊飯器本体1及び反射板3を通
って内枠2内に吸入され、鍋6を冷却し、鍋温度が50
℃以下になるとブザーにより使用者に知らされる。
り内面板9が120℃以上に加熱される。これにより内
面板9に付着しているおねばが乾燥してフィルム状にな
り簡単に剥がれるようになる。そして内面板9が120
℃以上に1分間保たれた後ブザーにより使用者に知らさ
れる。
に付着したおねばは、乾燥により簡単に剥がれるように
なるので、洗う前にこれを剥がして除去すれば鍋6や内
面板9の洗浄が極めて容易となる。
スイッチ23を操作すればよい。これにより冷却ファン
30が動作し鍋温度が50℃以下になると冷却ファン3
0が停止されてブザーにより使用者に知らされる。
て蓋センサ27を使用し、蓋センサ27の検出温度T1
が120℃以上になるまで蓋ヒータ26への通電を行う
ようにしたが必ずしもこれに限定されるものではなく、
図10に示すように蓋センサ27を使用せずに、蓋ヒー
タ26への通電を5分間行って蓋クリーニングを行うよ
うにしてもよい。また蒸気排出部11の構成は前記実施
例に限定されるものではなく、図11、図12及び図1
3に示す構成であってもよい。
に形成された凸部9aの上にアルミ材からなるパイプ6
1を着脱自在に設け、そのパイプ61の上部に弁62を
設け、そのパイプ61を孔63aを開けたキャップ63
で保持する構成になっている。
に形成された凸部9aに設けられた孔31にアルミ材か
らなるパイプ64の一端部をカシメにより固定し、その
パイプ64の他端開口部をアルミダイカストからなる弁
65で塞ぎ、その弁65の上に孔66aを設けたキャッ
プ66を被せたもので、蒸気が発生すると蒸気圧で弁6
5を持ち上げ、それによりできる隙間から排出部内を通
って孔66aから外部に蒸気が放出されるようになる。
較的大きな孔67を形成すると共にその孔67を囲むよ
うに内面板9の上にアルミ材からなる蒸気口ケース68
をリベット止めで固定し、かつ蒸気口ケース68内にシ
リコーンゴムからなるキャップ69を収納すると共にそ
のキャップ69を孔67に係止させ、さらにキャップ6
9の中央に蒸気口ケース68内に延出するパイプ部69
aを形成する。またキャップ69の中央底部に前記パイ
プ部69aと連通する下向きの凹部69bを形成し、そ
の凹部69bに小孔70aを設けたステンレスの仕切板
70を取り付けている。蒸気口ケース68の上部には孔
68aが設けられ、また蒸気口ケース68の上面をパッ
キン71を介して蓋体8の一部を構成する凹状部材8a
の内面に当接させている。
が小孔70aからキャップ69のパイプ部69aを通っ
て蒸気口ケース68内に入り、さらに孔68aから凹状
部材8aに開けられた孔8bを通って外部に放出される
ようになる。
飯温度を検出するセンサが本来の温度検出よりも高目の
温度検出を行う事態になっても比較的良好な炊飯ができ
る炊飯器を提供できるものである。
断面図。
図。
御を示す流れ図。
リーニング制御を示す流れ図。
ーニング制御を示す流れ図。
御を示す流れ図。
間的推移を示すグラフ。
制御を示す流れ図。
成を示す部分断面図。
成を示す部分断面図。
成を示す部分断面図。
移及び炊飯異常発生時における従来の鍋温度の時間的推
移を示すグラフ。
Claims (1)
- 【請求項1】 炊飯ヒータをオンして炊飯動作を行い、
その後センサで炊き上げ温度を検出すると前記炊飯ヒー
タによる加熱量を減じ、前記センサが炊飯を終了すべき
温度を検出すると前記炊飯ヒータをオフしてむらしへ移
行させ、所望時間むらしを行った後保温動作を行う炊飯
器において、炊飯ヒータをオンして炊飯を開始してから
前記センサが炊き上げ温度を検出するまでの時間を計時
する第1の計時手段と、この第1の計時手段による計時
時間が予め設定された第1の所定時間以上か否かを判断
する判断手段と、この判断手段が第1の所定時間未満を
判断すると、前記センサが炊き上げ温度を検出した後の
時間を計時する第2の計時手段と、この第2の計時手段
が予め設定された第2の所定時間を計時するまでに前記
センサの検出温度が予め設定された所定温度よりも低下
すると、前記炊飯ヒータによる加熱量を減じた状態で再
度炊飯動作を行わせ、この状態で前記センサが炊飯を終
了すべき温度を検出すると前記炊飯ヒータをオフしてむ
らしへ移行させる再炊飯制御手段と、前記第2の計時手
段が前記第2の所定時間を計時した後に前記センサの検
出温度が予め設定された所定温度以上になっているとむ
らしへ移行させ、前記所望時間よりも短い時間むらしを
行った後保温動作を行うむらし保温制御手段を設けたこ
とを特徴とする炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01052093A JP3174802B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01052093A JP3174802B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 炊飯器 |
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JPH06217865A true JPH06217865A (ja) | 1994-08-09 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP01052093A Expired - Fee Related JP3174802B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3174802B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009082544A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Panasonic Corp | 炊飯器 |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP01052093A patent/JP3174802B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009082544A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Panasonic Corp | 炊飯器 |
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JP3174802B2 (ja) | 2001-06-11 |
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