JP3076608B2 - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- lid
- rice
- rice cooker
- heater
- cooking
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Description
器に関する。
の内面に付着して水滴となり炊飯終了後に蓋体を開ける
とこの水滴が容器の枠に流れて容器を汚したり、炊き上
がった御飯の中に落下して味を落とすなどの問題が発生
する。このため最近では蓋体に蓋ヒータを設けて蓋体の
内面に水滴が付着するのを防止するものが開発されてい
る。
ヒータを設けた炊飯器では、炊飯容量の大小に関係なく
蓋ヒータへの通電制御を行っているため、炊飯量が少な
くて付着する水滴量が少ないときには蓋ヒータの熱が余
って蓋体の上方に逃げ、これにより蓋体の外部が異常高
温となるため十分な遮熱対策を施さなければならない面
倒があった。また炊飯量が少ないときには蓋ヒータによ
る電力消費に多くの無駄が発生する問題があった。
内面に水滴が付着するのを防止できるものにおいて、蓋
体が異常高温となるのを大掛かりな遮熱対策を施すこと
無く防止できるとともに蓋加熱手段によって無駄な電力
消費が発生するのを極力防止できる炊飯器を提供しよう
とするものである。
された炊飯鍋、この炊飯鍋の開口部を開閉する開閉自在
な蓋体、炊飯鍋を加熱する炊飯加熱手段を設け、前記炊
飯加熱手段を制御し、ひたし、炊飯、むらし又は炊飯、
むらしの炊飯行程を実行する炊飯器において、蓋体に設
けられた蓋加熱手段と、ひたし中又は炊飯中に炊飯容量
を判定する容量判定手段と、この判定手段による判定容
量に基づいて炊飯行程における蓋加熱手段の通電開始タ
イミングと供給する電力量の両方を制御する蓋加熱手段
制御手段を設けたものである。
又は炊飯中に炊飯容量を判定する。そしてこの判定容量
に基づいて炊飯行程における蓋加熱手段の通電開始タイ
ミングと供給する電力量の両方を制御する。
する。
は炊飯鍋、2はこの炊飯鍋1を収納した筐体である。前
記筐体2は内ケース3と外ケース4からなり、内ケース
3内の底部には中央部に温度センサ5、その周囲に炊飯
加熱手段として例えば800Wの炊飯ヒータ6が配置さ
れている。
間が形成され、内ケース3の側面には例えば50Wの胴
ヒータ7が配置され、かつ側部空間部には断熱材8が設
けられている。前記筐体2の上部開口部には蓋体9がヒ
ンジ機構10によって開閉自在に設けられている。
蓋取付軸15が設けられ、この内蓋取付板11及び内蓋
取付軸15に内蓋16が取り付けられている。そして前
記蓋体9の閉塞時に前記内蓋16が前記炊飯鍋1の上部
開口部を閉塞するようになっている。
出した構成となっており、その突出部の上面側には蓋加
熱手段として例えば20Wの蓋ヒータ12が配置されて
いる。また前記蓋体9の内部には前記蓋ヒータ12側と
は断熱材13を介して回路ユニット14が収納されてい
る。さらに前記蓋体9の上面には後述する操作部や表示
部が設けられている。
らの要部は前記回路ユニット14に組み込まれている。
21は制御部本体を構成するマイクロプロセッサ、22
はタイマ等が設けられたRAM、23はI/Oポート
で、これらはバスライン24を介して電気的に接続され
ている。
示部26、前記温度センサ5、前記炊飯ヒータ6を駆動
する炊飯ヒータ駆動回路27、前記蓋ヒータ12を駆動
する蓋ヒータ駆動回路28、前記胴ヒータ7を駆動する
胴ヒータ駆動回路29がそれぞれ接続されている。前記
マイクロプロセッサ21は図3に示す炊飯制御及び図
4、図5に示す保温制御を行うように設定されている。
制御で15分間行う。このときの加熱は炊飯ヒータ6の
みを使用して行い、温度制御は温度センサ5で鍋底の温
度を検出して行う。そして15分が経過すると続いて炊
飯ヒータ6を連続通電に切替えて炊飯動作を開始する。
℃から80℃まで上昇するときの時間tを計測する。こ
の時間計測はRAM22内に設けられたタイマを使用し
て行う。そして計測時間tを予め設定された基準時間t
0 と比較し、t≧t0 であれば炊飯容量が多いと判断し
以降大容量制御を行う。またt<t0 であれば炊飯容量
が少ないと判断し以降小容量制御を行う。
わち100℃に到達したことを検出した後、炊飯ヒータ
6を100秒間ON、20秒間OFFを交互に繰り返
す。また蓋ヒータ12を連続通電する。この動作を温度
センサ5が急激な温度上昇による炊飯動作の終了を検出
するまで行い、炊飯動作の終了を検出すると13分間む
らしを行う。このむらし動作では炊飯ヒータ6は基本的
にはOFFで途中で短時間ONするのみとなる。しかし
蓋ヒータ12の連続通電は継続する。そして13分間が
経過すると一連の炊飯行程を終了して保温制御へ移行す
る。
すなわち100℃に到達したことを検出した後、炊飯ヒ
ータ6を60秒間ON、60秒間OFFを交互に繰り返
す。この動作を温度センサ5が急激な温度上昇による炊
飯動作の終了を検出するまで行い、炊飯動作の終了を検
出すると13分間むらしを行う。このむらし動作では炊
飯ヒータ6はOFF状態を保持し途中で短時間ONする
のみとなる。また蓋ヒータ12の連続通電を開始する。
そして13分間が経過すると一連の炊飯行程を終了して
保温制御へ移行する。以上をグラフで示せば図6に示す
ようになる。
うに蓋ヒータ12を10秒間ON、50秒間OFFを交
互に繰り返す。そして温度センサ5が73℃以下を検出
すると、胴ヒータ7を所定の時間間隔でON、OFF制
御し、胴ヒータ7のON中において蓋ヒータ12を10
秒間ON、10秒間OFFを交互に繰り返す。
ヒータ12を5秒間ON、55秒間OFFを交互に繰り
返す。そして温度センサ5が73℃以下を検出すると、
胴ヒータ7を所定の時間間隔でON、OFF制御し、胴
ヒータ7のON中において蓋ヒータ12を連続通電させ
る。なお、この保温時においては一旦73℃以下に低下
すると移行は73℃に一定に保持する制御を継続する。
以上をグラフで示せば図7に示すようになる。
は、炊飯が開始されると、先ず15分間ひたしが行われ
る。このひたしでは温度が45℃一定に保持される。ひ
たしが終了すると炊飯ヒータ6が連続通電され炊飯動作
が開始される。そして炊飯動作の途中において温度が7
0℃から80℃までの10℃上昇するときの時間tが計
測され、その計測時間tと基準時間t0 が比較される。
そしてt≧t0 のときには炊飯の大容量が判断され、ま
たt<t0 のときには炊飯の小容量が判断される。
炊飯ヒータ6に対する100秒間ON、20秒間OFF
の制御が繰り返し行われ、また蓋ヒータ12が連続通電
される。そして炊飯動作が終了すると、続いて13分間
むらしが行われる。このむらしにおいて炊飯ヒータ6は
途中で短時間ONするのみとなる。また蓋ヒータ12は
連続通電を継続する。そしてむらしが終了すると、保温
へ移行する。この炊飯行程における内蓋16の温度は図
6に一点鎖線のグラフaに示すように変化しむらし終了
時においても約120℃程度とそれ程高くはならない。
10秒間ON、50秒間OFFの制御が繰り返し行わ
れ、73℃以下になると胴ヒータ7が所定の時間間隔で
ON、OFF制御されるとともに胴ヒータ7のON中に
おいて蓋ヒータ12に対する10秒間ON、10秒間O
FFの制御が繰り返される。
後、炊飯ヒータ6に対する60秒間ON、60秒間OF
Fの制御が繰り返し行われる。そして炊飯動作が終了す
ると続いて13分間むらしが行われる。このむらしにお
いて炊飯ヒータ6は途中で短時間ONするのみとなる。
また蓋ヒータ12に対する連続通電が開始される。そし
てむらしが終了すると、保温へ移行する。
6に一点鎖線のグラフbに示すように変化しむらし終了
時においても大容量時と同様約120℃程度とそれ程高
くはならない。
と同様のタイミングで蓋ヒータ12への通電を開始する
と図6に一点鎖線のグラフb′に示すように変化しむら
し終了時において約140℃と高くなる。
5秒間ON、55秒間OFFの制御が繰り返し行われ、
73℃以下になると胴ヒータ7が所定の時間間隔でO
N、OFF制御されるとともに胴ヒータ7のON中にお
いて蓋ヒータ12も連続通電される。
を判断し、大容量のときに比べて小容量のときの蓋ヒー
タ12の通電開始タイミングを遅くしたので小容量のと
きに蓋体9の温度が異常上昇する虞はない。また保温時
においても温度が73℃以下に低下するまでは大容量の
ときに比べて小容量のときの蓋ヒータ12への通電量を
少なくしたので小容量のときに内蓋16の温度が異常に
高くなって御飯が乾燥するのを防止できる。
ヒータ12の通電量を効率よく制御しているので、蓋ヒ
ータによる無駄な電力消費を防止でき、かつ図7に点線
のグラフで示すように内蓋16の温度が高くなることは
なく、蓋体9に対して大掛かりな遮熱対策を施す必要は
ない。
た構成の内蓋取付板11を設け、その内蓋取付板11の
上面に蓋ヒータ12を配置しているので、蓋ヒータ12
による水滴除去が効率よくでき、従って蓋ヒータ12と
して20W程度の低電力のヒータが使用できる。以上の
ことから経済性も向上できる。
加熱手段により蓋体の内面に水滴が付着するのを防止で
きるものにおいて、蓋体が異常高温となるのを大掛かり
な遮熱対策を施すこと無く防止できるとともに蓋加熱手
段によって無駄な電力消費が発生するのを極力防止でき
る炊飯器を提供できるものである。
断面図。
を示す流れ図。
の保温制御を示す流れ図。
の保温制御を示す流れ図。
ングと炊飯温度変化の関係を示すグラフ。
グと保温温度変化の関係を示すグラフ。
タ、9…蓋体、11…内蓋取付板、12…蓋ヒータ、1
6…内蓋、21…マイクロプロセッサ。
Claims (1)
- 【請求項1】 筐体内に収納された炊飯鍋、この炊飯鍋
の開口部を開閉する開閉自在な蓋体、前記炊飯鍋を加熱
する炊飯加熱手段を設け、前記炊飯加熱手段を制御し、
ひたし、炊飯、むらし又は炊飯、むらしの炊飯行程を実
行する炊飯器において、前記蓋体に設けられた蓋加熱手
段と、ひたし中又は炊飯中に炊飯容量を判定する容量判
定手段と、この判定手段による判定容量に基づいて炊飯
行程における前記蓋加熱手段の通電開始タイミングと供
給する電力量の両方を制御する蓋加熱手段制御手段を設
けたことを特徴とする炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03037503A JP3076608B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03037503A JP3076608B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04276219A JPH04276219A (ja) | 1992-10-01 |
JP3076608B2 true JP3076608B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=12499329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03037503A Expired - Lifetime JP3076608B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076608B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6366512B2 (ja) * | 2015-01-14 | 2018-08-01 | 三菱電機株式会社 | 炊飯器 |
CN110908304B (zh) * | 2018-09-14 | 2023-07-28 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具及其加热控制方法、以及计算机可读存储介质 |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP03037503A patent/JP3076608B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04276219A (ja) | 1992-10-01 |
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Legal Events
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