JPH06217593A - インバータ装置の瞬停拾い上げ運転方法 - Google Patents

インバータ装置の瞬停拾い上げ運転方法

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Publication number
JPH06217593A
JPH06217593A JP5007186A JP718693A JPH06217593A JP H06217593 A JPH06217593 A JP H06217593A JP 5007186 A JP5007186 A JP 5007186A JP 718693 A JP718693 A JP 718693A JP H06217593 A JPH06217593 A JP H06217593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
frequency
load
voltage
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP5007186A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Hanada
昌士 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP5007186A priority Critical patent/JPH06217593A/ja
Publication of JPH06217593A publication Critical patent/JPH06217593A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インバータ装置の瞬時停電が復電したとき
に、インバータの出力周波数と負荷周波数を一致させる
とともに、インバータ出力電圧を設定値まで上昇させる
インバータ装置の瞬停拾い上げ運転方法において、負荷
特性に合った電圧特性で制御を行い、負荷特性条件にか
かわらず安定した運転が行えるようにする。 【構成】 復電時にインバータを最大出力周波数、所定
の低電圧で運転開始(ステップS1)した後、インバー
タと負荷の周波数が一致するまでインバータの出力周波
数を徐々に下げる(ステップS2,S3)。周波数が一致
したときは、負荷特性に合うF/V特性パターンのデー
タを読み出し(ステップS4)、該読み出されたパター
ンに沿ってインバータの出力電圧を設定値まで上昇させ
る(ステップS5,S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は汎用インバータ(例えば
THYFREC−VT86S)の瞬停拾い上げ機能の動
作モードの改善に係り、インバータ装置の瞬停拾い上げ
運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置の負荷、例えばモータが
運転中に瞬停等が発生して電源が消失し、次に復電した
際は再び運転指令をオンする必要がある。そこでこの操
作をなくし、復電時に自動運転ができるように、瞬停拾
い上げ機能を設けている。
【0003】インバータ装置の瞬停拾い上げ運転の基本
動作は、復電時にまず出力周波数を図2に示すように最
高周波数設定値まで出力し、電圧は10%の電圧のみ出
力し、模擬的に電流を流す。
【0004】このときインバータ内の直流電流を測定
し、この電流が駆動方向から回生方向に変化するまでの
間(図示アの領域)、出力周波数のみを徐々に下げる。
そして電流が回生方向に流れたことを検出することによ
り、周波数が現在回転している値と一致したものと判断
し、出力電圧のみを上昇させ(図示イの領域)、さらに
最終設定周波数および設定電圧に戻す(図示ウの領域)
ようなシステムとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記瞬停拾い上げ動作
において、回転数が一致したと判断し、出力電圧を正規
の(目標とする)電圧に戻す際、ある一定のパターンで
しか戻せない。この場合、負荷側の条件によっては(ポ
ンプ、ブロワー等)周波数対電圧特性(以下、F/V特
性と称する)が一定の関係にあるものだけではない。ポ
ンプやブロワーでは負荷特性が2乗特性を示しており、
従って、インバータ出力もこれに合わせた図3のような
F/Vカーブとなっている。この特性の負荷にF/Vを
調整したもので瞬停拾い上げ動作を行った場合、次の問
題が生じる。
【0006】すなわち瞬停拾い上げ動作は前述したよう
に目標の回転数を探し、それが一致したと判断した時点
で、次に電圧を図3(a)のパターンに沿って現在ある
周波数まで上げていく。負荷特性が2乗特性となってい
るため、本来ならば図3(b)の実線で示すパターンに
沿って上げなければならないところを、図3(a)のパ
ターンで上げているため、電圧が高くなり過電流となっ
てしまう。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、電圧復帰パターンを負荷特性に合った電圧
特性で制御することができるインバータ装置の瞬停拾い
上げ運転方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、インバータ装
置の瞬時停電が復電したときに、インバータの出力周波
数と負荷周波数を一致させるとともに、インバータ出力
電圧を設定値まで上昇させるインバータ装置の瞬停拾い
上げ運転方法において、復電時にインバータを最大出力
周波数、所定の低電圧で運転開始した後、インバータと
負荷の周波数が一致するまでインバータの出力周波数を
徐々に下げ、周波数が一致したときは、周波数対電圧特
性パターンが記憶されている記憶部から前記負荷の特性
に合致した周波数対電圧特性パターンのデータを読み出
し、該読み出されたパターンに沿ってインバータの出力
電圧を設定電圧まで上昇させることを特徴としている。
【0009】
【作用】負荷の周波数対電圧特性が例えば2乗特性であ
る場合、その2乗特性パターンに沿ってインバータの出
力電圧を上昇させているので、瞬停拾い上げ動作中に電
圧が高くなって過電流が流れることはない。負荷特性が
いかなる条件であっても、当該負荷特性に合致した周波
数対電圧特性パターンでインバータの出力電圧を上昇さ
せるので、安定した瞬停拾い上げ運転が行える。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。瞬停拾い上げ運転はすべてソフトウェア上
の処理にて動作を行っているため、実際の対策としては
前述した従来の瞬停拾い上げ運転のソフトウェアを図1
のように変換し、図3(b)の実線で示すモードにてF
/Vパターンを動作させるものである。
【0011】図1において、まず拾い上げスタート時
(ステップS1)は、インバータの出力周波数を最高周
波数とし、出力電圧は20%とし、模擬的に電流を流
す。次にインバータ内の直流電流を測定し(ステップS
2)、その電流が駆動方向か回生方向かを判定し(ステ
ップS3)、その間出力周波数を0.5Hzずつ下げて
いく。そして回生電流に切換わったと判定された(負荷
の周波数と一致した)場合、ステップS4において出力
電圧上昇パターンデータをメモリから読み出す。このと
き図3(b)の実線で示す2乗特性のテーブルのパター
ンデータを読み出す。次に読み出された2乗特性のパタ
ーンに沿ってインバータの出力電圧を上昇させ(ステッ
プS5)、さらに最終目標とする設定値までF/Vを復
帰させる(ステップS6)。
【0012】上記のような運転方法により、瞬停拾い上
げ時の出力電圧上昇パターンが負荷の2乗特性と一致
し、過電流が流れるようなことはない。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、瞬停拾い
上げ運転中に周波数が一致したときは、周波数対電圧特
性パターンが記憶されている記憶部から負荷の特性に合
致した周波数対電圧特性パターンのデータを読み出し、
該読み出されたパターンに沿ってインバータの出力電圧
を設定電圧まで上昇させるようにしたので、電圧復帰パ
ターンを負荷特性に合った電圧特性で制御することがで
き、これによって負荷特性の条件にかかわらず安定した
瞬停拾い上げ運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャート。
【図2】瞬停拾い上げ運転の動作モードを示す説明図。
【図3】出力周波数対出力電圧の特性を示し、(a)は
一般特性を示す特性図、(b)は2乗特性を示す特性
図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ装置の瞬時停電が復電したと
    きに、インバータの出力周波数と負荷周波数を一致させ
    るとともに、インバータ出力電圧を設定値まで上昇させ
    るインバータ装置の瞬停拾い上げ運転方法において、 復電時にインバータを最大出力周波数、所定の低電圧で
    運転開始した後、インバータと負荷の周波数が一致する
    までインバータの出力周波数を徐々に下げ、周波数が一
    致したときは、周波数対電圧特性パターンが記憶されて
    いる記憶部から前記負荷の特性に合致した周波数対電圧
    特性パターンのデータを読み出し、該読み出されたパタ
    ーンに沿ってインバータの出力電圧を設定電圧まで上昇
    させることを特徴とするインバータ装置の瞬停拾い上げ
    運転方法。
JP5007186A 1993-01-20 1993-01-20 インバータ装置の瞬停拾い上げ運転方法 Pending JPH06217593A (ja)

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JP5007186A JPH06217593A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 インバータ装置の瞬停拾い上げ運転方法

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JPH06217593A true JPH06217593A (ja) 1994-08-05

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JP5007186A Pending JPH06217593A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 インバータ装置の瞬停拾い上げ運転方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0898546A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Toshiba Corp インバータ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0898546A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Toshiba Corp インバータ装置

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