JPH10126969A - 電源供給回路 - Google Patents

電源供給回路

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JPH10126969A
JPH10126969A JP8273326A JP27332696A JPH10126969A JP H10126969 A JPH10126969 A JP H10126969A JP 8273326 A JP8273326 A JP 8273326A JP 27332696 A JP27332696 A JP 27332696A JP H10126969 A JPH10126969 A JP H10126969A
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JP
Japan
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power supply
voltage
battery
circuit
output
Prior art date
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Application number
JP8273326A
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English (en)
Inventor
Shuichi Takai
修一 高井
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池の出力電圧低下時に自動的に電池を電子
機器から遮断し、電子機器に電源を一切供給しない電源
供給回路を実現する。 【解決手段】 電池を電源に用いる電子機器の電源供給
回路において、電池と、この電池の出力電圧を電源電圧
として供給し若しくは遮断する電源供給遮断手段と、ス
イッチ操作により電源供給遮断手段から一時的に電源電
圧を供給させる電源スイッチ手段と、電源供給遮断手段
から供給される電源電圧により動作すると共に電源電圧
と基準電圧値とを比較して電源供給遮断手段における電
源電圧の供給若しくは遮断を制御する電圧監視手段とを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池を電源に用い
る電子機器の電源供給回路に関し、特に電池の出力電圧
が所定の電圧値以下になった場合に電源電圧の供給を遮
断することが可能な電源供給回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電池を電源に用いる電子機器の電
源供給回路では、電子機器内の制御回路において電池の
出力電圧を監視しながら電源電圧の供給若しくは遮断を
制御していた。
【0003】図2はこのような従来の電源供給回路の一
例を示す構成ブロック図である。図2において1は電
池、2は電源遮断回路、3は負荷回路、4は制御回路で
ある。
【0004】電池1の一端は電源遮断回路2及び制御回
路4に接続され、電源遮断回路2の出力は負荷回路3の
一端に接続される。また、制御回路4からの制御信号は
電源遮断回路2の制御端子に接続され、電池1及び負荷
回路3の他端は接地される。
【0005】ここで、図2に示す従来例の動作を説明す
る。制御回路4は電池1の出力電圧をディジタル信号等
に変換して取り込み、この取り込んだデータを監視す
る。
【0006】もし、その出力電圧が所定の電圧値以上で
あれば制御回路4は電源遮断回路2を制御して電池1の
出力電圧を負荷回路3に供給させる。
【0007】一方、前記出力電圧が所定の電圧値以下で
あった場合、制御回路4は電源遮断回路2を制御して負
荷回路3への電源供給を遮断させる。
【0008】この結果、電池1の出力電圧が所定の電圧
値以下になった場合は負荷回路3への電源電圧の供給が
遮断されるので負荷回路3の誤動作等を防止することが
可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示すよ
うな従来例では電池1の出力電圧の低下により制御回路
4の正常動作が保証されず、電源電圧の供給の遮断が不
安定になったり、負荷回路3等に過電流が供給されるこ
とにより構成部品の破損及び劣化が生じさせる恐れがあ
る。
【0010】また、電池の出力電圧低下時に自動的に電
池を回路から遮断する電源供給回路が存在するが、一般
に電源遮断時においても電子機器の起動回路には電源電
圧が供給され続けているため長時間放置した場合には過
放電に起因する電池の漏液や性能劣化が生じる恐れがあ
ると言った問題点があった。従って本発明が解決しよう
とする課題は、電池の出力電圧低下時に自動的に電池を
電子機器から遮断し、電子機器に電源を一切供給しない
電源供給回路を実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明では、電池を電源に用いる電子機器の
電源供給回路において、電池と、この電池の出力電圧を
電源電圧として供給し若しくは遮断する電源供給遮断手
段と、スイッチ操作により前記電源供給遮断手段から一
時的に前記電源電圧を供給させる電源スイッチ手段と、
前記電源供給遮断手段から供給される前記電源電圧によ
り動作すると共に前記電源電圧と基準電圧値とを比較し
て前記電源供給遮断手段における前記電源電圧の供給若
しくは遮断を制御する電圧監視手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明に係る電源供給回路の一実施例
を示す回路図である。
【0013】図1において1及び3は図2と同一符号を
付してあり、5は電源スイッチであるスイッチ回路、6
は容量、7,8,10,12,13及び16は抵抗、9
及び11はトランジスタ、14は基準電圧源、15は比
較器である。
【0014】また、5〜8は電源スイッチ手段50を、
9〜11は電源供給遮断手段51を、12〜16は電圧
監視手段52をそれぞれ構成している。
【0015】電池1の一端はスイッチ回路5の一端、抵
抗10の一端及びトランジスタ11のソースに接続さ
れ、スイッチ回路5の他端は容量6の一端に接続され
る。容量6の他端は抵抗7及び8の一端に接続され、抵
抗8の他端はトランジスタ9のベース及び抵抗16の一
端に接続される。
【0016】トランジスタ9のコレクタは抵抗10の他
端及びトランジスタ11のゲートに接続され、トランジ
スタ11のドレインは負荷回路3の一端、抵抗12の一
端、基準電圧源14の電源端子及び比較器15の電源端
子にそれぞれ接続される。
【0017】また、抵抗12の他端は抵抗13の一端及
び比較器15の非反転入力端子に接続され、基準電圧源
14の出力は比較器15の反転入力端子に接続され、比
較器15の出力は抵抗16の他端に接続される。
【0018】さらに、電池1の他端、負荷回路3の他
端、抵抗7及び13の他端、トランジスタ9のエミッ
タ、基準電圧源14及び比較器15のグランド端子はそ
れぞれ接地される。
【0019】ここで、図1に示す実施例の動作を説明す
る。電子機器の電源投入のためスイッチ回路5が「O
N」になると容量6及び抵抗7で構成される微分回路に
よりパルス信号が発生する。
【0020】このパルス信号によってトランジスタ9が
一時的に「ON」になり、これによりトランジスタ11
も「ON」になる。
【0021】トランジスタ11が「ON」になると電池
1の出力電圧がトランジスタ11を介して電源電圧とし
て負荷回路3、基準電圧源14及び比較器15に供給さ
れ、負荷回路3、基準電圧源14及び比較器15が動作
を開始する。
【0022】この時点で、トランジスタ11から供給さ
れる電源電圧は抵抗12及び13により分圧され、この
分圧値と基準電圧源14の出力とが比較器15において
比較される。
【0023】もし、基準電圧源14の出力よりも前記分
圧値の方が大きければ比較器15の出力はハイレベルに
なり、前記微分回路で発生したパルス信号がローレベル
に戻ってもトランジスタ9を「ON」の状態に維持す
る。
【0024】このため、負荷回路3にはトランジスタ1
1を介して電池1の出力電圧が供給されることになる。
【0025】一方、もし、基準電圧源14の出力よりも
前記分圧値の方が小さい場合は比較器15の出力はロー
レベルになり、トランジスタ9が「OFF」になり、ト
ランジスタ11も「OFF」になる。
【0026】このため、電池1は負荷回路3から完全に
遮断されることになる。この状態ではトランジスタ11
が「OFF」なので基準電圧源14及び比較器15の動
作は停止して、比較器15の出力はローレベルに固定さ
れるので前記遮断状態が保持される。
【0027】また、電子機器の電源投入時のみならず、
通常動作時においても前記分圧値が基準電圧源14の出
力よりも小さくなれば電池1は自動的に負荷回路3から
遮断されることになる。
【0028】この結果、電圧監視手段52により電池1
の出力電圧を監視し、電圧低下時に電源供給遮断手段5
1を遮断状態にすることにより、制御回路を用いること
なく電池1の出力電圧の低下を自動的に検出して電池1
を負荷回路3から遮断することが可能になる。
【0029】また、電源供給遮断後に負荷回路3及び電
源監視手段52には電源を一切供給しないので、負荷回
路3等に過電流が供給されることに起因する構成部品の
破損や劣化を防止できる。
【0030】また、電源遮断時には電圧監視手段52に
は電源電圧が供給されないため長時間放置しても電池1
の過放電に起因する電池1の漏液や性能劣化を回避でき
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。電圧監視手段に
より電池の出力電圧を監視し、電圧低下時に電源供給遮
断手段を遮断状態にすることにより、電池の出力電圧低
下時に自動的に電池を電子機器から遮断し、電子機器に
電源を一切供給しない電源供給回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源供給回路の一実施例を示す回
路図である。
【図2】従来の電源供給回路の一例を示す構成ブロック
図である。
【符号の説明】
1 電池 2 電源遮断回路 3 負荷回路 4 制御回路 5 スイッチ回路 6 容量 7,8,10,12,13,16 抵抗 9,11 トランジスタ 14 基準電圧源 15 比較器 50 電源スイッチ手段 51 電源供給遮断手段 52 電圧監視手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池を電源に用いる電子機器の電源供給回
    路において、 電池と、 この電池の出力電圧を電源電圧として供給し若しくは遮
    断する電源供給遮断手段と、 スイッチ操作により前記電源供給遮断手段から一時的に
    前記電源電圧を供給させる電源スイッチ手段と、 前記電源供給遮断手段から供給される前記電源電圧によ
    り動作すると共に前記電源電圧と基準電圧値とを比較し
    て前記電源供給遮断手段における前記電源電圧の供給若
    しくは遮断を制御する電圧監視手段とを備えたことを特
    徴とする電源供給回路。
JP8273326A 1996-10-16 1996-10-16 電源供給回路 Pending JPH10126969A (ja)

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JP8273326A JPH10126969A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 電源供給回路

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JP8273326A JPH10126969A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 電源供給回路

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008278668A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電池システム、電池システム制御方法、電池システム制御プログラムおよびプログラム記録媒体
JP2009158186A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 回路遮断器
JP5198665B2 (ja) * 2009-10-15 2013-05-15 富士通株式会社 回路基板および電子機器

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