JPH06217368A - コードレス端末の位置通知方式 - Google Patents

コードレス端末の位置通知方式

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JPH06217368A
JPH06217368A JP716193A JP716193A JPH06217368A JP H06217368 A JPH06217368 A JP H06217368A JP 716193 A JP716193 A JP 716193A JP 716193 A JP716193 A JP 716193A JP H06217368 A JPH06217368 A JP H06217368A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】話中のコードレス電話機の位置を発呼元加入者
へ通知することにより、情報伝達の高速化を図ることを
目的とする。 【構成】個々のエリアを特定するエリア識別子と共に各
エリアの名称を示すキャラクタ情報を登録するエリア情
報登録テーブル(4)と、個々のコードレス端末(1)
の位置するエリア識別子及び前記コードレス端末(1)
の通話状態を登録する状態管理テーブル(5)と、前記
コードレス端末(1)と送受信を行うと共に、前記コー
ドレス端末(1)との間に通話回線を設定する回線交換
処理手段(6)と、前記各部の制御を行う制御手段
(7)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内を任意に移動可能
なコードレス端末の運用を可能とするマルチゾーンコー
ドレスシステムにおいて、話中のコードレス端末へ発呼
要求があった場合に、このコードレス端末の位置情報を
発側加入者へ通知する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話交換技術の進歩により、無線
で端末間の通話を可能とするコードレス電話端末が普及
してきている。
【0003】また、会社等のビル構内に設置される電話
機としてもコードレス電話端末の需要が高まってきてい
る。ここで、一般家庭に普及しているコードレス電話端
末は、電話回線ケーブルを接続した単一の親機を設置す
る。そして、この親機と無線で送受信可能なコードレス
電話端末(子機)を複数備える構成としている。この場
合、親機は特定のコードレス電話端末とのみ通信可能で
あり、さらに通信可能な範囲が規定される。このため、
範囲外のコードレス電話端末は通話不可能となる。この
コードレス端末を会社等のビル構内に設置する場合、特
に構内がビルの複数階にわたる場合には、単一の親機で
構内各所のコードレス端末を管理することは不可能であ
る。そこで、構内を複数のエリアに分割し各エリア毎に
親機を設置するマルチゾーンコードレスシステムが知ら
れている。このシステムでは、親機は自身の設置される
エリア内のコードレス電話端末に限り通信管理を行う。
【0004】任意の親機は、自身のエリアに位置するコ
ードレス電話端末から微弱な電波を受信することによ
り、自エリア内に位置するコードレス電話端末を把握し
ている。
【0005】また、当該親機は、自エリア内に微弱な電
波を送信し、この電波の応答信号を受信すると共に、当
該応答信号から応答元のコードレス電話端末を認識する
ことにより、自エリア内に位置するコードレス電話端末
を把握している。
【0006】さらに親機は、自エリア内に位置するコー
ドレス電話端末の着信番号(または個々のコードレス電
話端末を特定する端末識別情報)を構内交換機へ送信す
る。構内交換機では、各コードレス電話端末の着信番号
(または特定の識別情報)と共に、個々のコードレス電
話端末の位置するエリア情報を格納するテーブルを備え
る。任意のコードレス電話端末へ発呼要求があった場合
には、発呼先コードレス電話端末の着信番号(または特
定の識別情報)に基づいて前記テーブルを参照し、発呼
先コードレス電話端末の位置するエリアを検出する。そ
して、当該エリアに設置されている親機を介して発呼先
コードレス電話端末へ当該発呼要求を通知する。
【0007】なお、各親機は、任意のコードレス電話端
末が自エリア外へ移動した場合にはその旨を構内交換機
へ通知する。一方、自エリア内へ新たなコードレス電話
端末が移動してきた場合にも同様に構内交換機へ通知す
る。これにより、構内交換機では、各親機からの通知を
受信して前記テーブルを更新し、リアルタイムに各コー
ドレス電話端末の位置を認識可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、話中時の電
話端末へ発呼要求した際に、発呼先電話端末が卓上型の
電話端末の場合には、発呼元加入者は発呼先加入者の位
置を認識可能であるが、発呼先電話端末がコードレス電
話端末の場合には、発呼元加入者は発呼先加入者の位置
を把握することが不可能であった。このため、緊急時に
は情報伝達の遅延を招く虞がある。
【0009】そこで、本発明は、前記問題点に鑑みてな
されたものであり、話中のコードレス電話機の位置を発
呼元加入者へ通知することにより、情報伝達の高速化を
図ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下のようにした。これを図1の原理図に
基づいて説明する。
【0011】本発明では、複数のコードレス端末1を中
継部2を介して運用可能とする構内交換機3に、エリア
情報登録テーブル4、状態管理テーブル5、回線交換処
理手段6、制御手段7を備える。
【0012】上記したエリア情報登録テーブル4は、個
々のエリアを特定するエリア識別子と共に各エリアの名
称を示すキャラクタ情報を登録するテーブルである。状
態管理テーブル5は、個々のコードレス端末1の位置す
るエリア識別子及びコードレス端末1の通話状態を登録
する。例えば、各コードレス端末1の着信番号毎に、エ
リア識別子及び通話状態情報を登録する。この通話状態
情報としては例えば、話中を示す”1”と通話可能状態
を示す”0”とからなるフラグビットでもよい。
【0013】回線交換処理手段6は、コードレス端末1
と中継部2を介して送受信を行うと共に、コードレス端
末1との間に通話回線を設定するものである。制御手段
7は前記各部の制御を行うものである。
【0014】
【作用】本発明によれば、構内交換機3において、制御
手段7は、任意のコードレス端末1に対する発呼要求を
認識した場合に、前記状態管理テーブル5にアクセスす
して発呼先コードレス端末1が話中であるか、通話可能
状態にあるかを判別する。
【0015】ここで、通話可能状態にある場合には、回
線交換処理部6は、前記状態管理テーブル1から当該発
呼先コードレス端末1の位置するエリアを参照し、この
エリアの中継部2を介して発呼元加入者と発呼先コード
レス端末1との間に通話回線を設定する。
【0016】一方、発呼先コードレス端末1が話中の場
合には、制御手段7は、状態管理テーブル5から当該発
呼先コードレス端末1の位置するエリア識別子を読み出
し、このエリア識別子を回線交換処理手段6へ通知す
る。
【0017】回線交換処理手段6は、当該エリア識別子
に基づいてエリア情報登録テーブル4にアクセスし、当
該エリアの名称を示すキャラクタ情報を読み出す。さら
に、回線交換処理手段6は、発呼元加入者に対し、発呼
先コードレス端末1の話中を示す信号を送信すると共
に、前記キャラクタ情報に基づいて発呼先コードレス端
末1の位置を通知する。これにより、発呼元加入者は、
発呼先加入者の位置を認識することができ、緊急時には
その位置へ行き、直接発呼先加入者にアクセスできる。
【0018】また、前記のキャラクタ情報としては、個
々のエリア名称を示す音声情報が考えられる。この場
合、回線交換処理手段6は、発呼元加入者に対し、話中
を示す信号と共に当該音声情報を送信する。これによれ
ば、発呼元加入者は、音声により発呼先加入者の位置を
認識可能である。
【0019】さらに、前記キャラクタ情報としては、個
々のエリア名称を表す文字情報としてもよい。この場
合、発呼元電話端末には任意の情報を画面表示するディ
スプレイ機能を付加する。回線交換処理手段6は、発呼
元加入者に対し、話中を示す信号と共に当該文字情報を
送信する。これによれば、発呼元加入者は、画面表示さ
れる文字情報から発呼先加入者の位置を認識可能とな
る。
【0020】また、位置通知をするか否かを発呼元加入
者が任意に選択可能としてもよい。すなわち、回線交換
処理部6は、前記発呼元端末へ話中を示す信号を送信し
た後、前記発呼元端末から送信されてくるダイヤル信号
を監視する。発呼元加入者から特定のダイヤル信号を受
信した場合にのみ、発呼元加入者へキャラクタ情報を送
信する。
【0021】
【実施例】以下に本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0022】
【実施例1】図2は、本実施例1における構内交換網の
概略構成図である。同図において、構内交換網は、構内
をエリアA、エリアB、エリアCの3つのエリアに分割
し、各エリアには中継器9a、中継器9b、中継器9c
を各々備える。
【0023】各中継器9は、構内交換機(以下、PBX
と記す)10に接続し、PBX10からの情報を無線に
よりコードレス端末8へ送信すると共に、コードレス端
末8から受信した情報をPBX10へ転送するものであ
る。
【0024】PBX10は、本発明にかかる回線交換処
理手段を実現する通路スイッチ回路11及び送受信部1
2、本発明の制御手段としての制御回路13、メモリ1
4を備えて構成する。
【0025】上記の通話路スイッチ回路11は、公衆網
とコードレス端末8との間、または任意のコードレス端
末間に通話路を接続/切断する回路である。送受信部1
2は、前記の中継器9を介してコードレス端末8へ任意
の情報を送受信するものである。
【0026】メモリ14は、任意の情報を格納するもの
であり、この具体的な説明は後述する。制御回路13
は、前記各部の制御を行うものである。
【0027】図3に、本実施例1におけるメモリ14の
内部構成を示す。同図において、本実施例1におけるメ
モリ14は、エリア情報登録テーブル40、及び状態管
理テーブル50を備える。
【0028】ここで、エリア情報登録テーブル40は、
各エリアを特定するエリアID別に、個々のエリアの名
称を示す音声メッセージ情報を格納する。この詳細な説
明は後述する。
【0029】一方、状態管理テーブル50は、各コード
レス端末8の着信番号別に、現在位置するエリアのエリ
ア識別子及び現在の通話状態を示す情報を格納する。こ
の詳細な説明は後述する。
【0030】図4に、本実施例1におけるエリア情報登
録テーブル40の具体例を示す。本実施例1では、各エ
リアを特定するエリア識別子毎に、任意のコードレス端
末8の位置するエリアを通知する音声メッセージを格納
している。例えば、エリアAにおいて話中のコードレス
端末8に発呼要求があった場合には、発呼元加入者に対
して図中のエリア識別子”A”に対応する音声メッセー
ジ「ただ今、1階ロビーにて通話中でございます」を送
信する。この音声メッセージにより発呼元加入者は発呼
先コードレス端末8の位置を把握できる。エリアB、ま
たはエリアCにおいて話中のコードレス端末8へ発呼要
求がなされた場合も同様に、エリア識別子”B”または
エリア識別子”C”に対応する音声メッセージを発呼元
加入者へ送信する。
【0031】次に、図5に本実施例1における状態管理
テーブル50の具体例を示す。本実施例1では、各コー
ドレス端末8の着信番号毎に、現在位置情報及び通話状
態情報を格納する。
【0032】現在位置情報は、コードレス端末8の位置
しているエリアのエリア識別子を格納する。通話状態情
報は、話中状態を”1”、非話中状態すなわち通話可能
状態を”0”で示す。
【0033】同図において、例えば、着信番号「111
1−1111」のコードレス端末8の現在位置はエリア
Aであり、通話状態は話中を示している。また、着信番
号「2222−2222」のコードレス端末8の現在位
置はエリアBであり、通話状態は通話可能状態である。
【0034】ここで、この状態管理テーブル50は、コ
ードレス端末8がエリア間を移動する毎に更新する。例
えば、図2においてエリアAに位置するコードレス端末
(A)8aがエリアBへ移動した場合、中継器9bは、
自身の管理するエリアB内へコードレス端末(A)8a
が進入したことを認識し、PBX10へエリア識別子”
B”及びコードレス端末(A)8aの着信番号を通知す
る。PBX10では、中継器9bから受信した着信番号
に基づいて状態管理テーブル50へアクセスし、コード
レス端末(A)8aの現在位置情報を”A”から”B”
へ書き換える。このとき、中継器9の認識方法として
は、コードレス端末8から自身の着信番号を発信させる
方法、または中継器9から着信番号通知要求信号を発信
する方法が考えられる。
【0035】以下に、本実施例1におけるPBX10の
動作過程について説明する。図6は、本実施例1におけ
るPBX10の動作過程を示すフローチャート図であ
る。
【0036】同図において、PBX10は、当該構内交
換網に属する任意のコードレス端末8に対する発呼要求
を受けた際に(ステップ601)、制御回路13は当該
発呼要求から発呼先コードレス端末8の着信番号を検出
する。さらに、制御回路13は、この着信番号に基づい
て状態管理テーブル50へアクセスし(ステップ60
2)、当該発呼先コードレス端末8の通話状態を参照す
る(ステップ603)。
【0037】上記のステップ603において、発呼先コ
ードレス端末8が話中の場合、すなわち状態管理テーブ
ル50に”1”が登録されている場合には、制御回路1
3は、状態管理テーブル50から、当該発呼先コードレ
ス端末8の現在位置情報としてエリア識別子を読み出
す。そして、このエリア識別子に基づいてエリア情報登
録テーブル40へアクセスし(ステップ604)、この
エリア識別子に対応する音声メッセージを読み出す(ス
テップ605)。
【0038】上記のステップ605において読み出され
た音声メッセージは送受信部12及び通話スイッチ回路
を介して発呼元加入者へ送信する(ステップ606)。
一方、前述のステップ603において、発呼先コードレ
ス端末8が通話可能状態、すなわち状態管理テーブル5
0に”0”が登録されている場合には、制御回路13
は、状態管理テーブル50から発呼先コードレス端末8
の現在位置情報としてエリア識別子を読み出すと共に、
このエリア識別子を送受信部12へ通知する。
【0039】送受信部12は、上記のエリア識別子に基
づいて、通話路スイッチ回路11を動作させ、当該エリ
ア識別子に対応するエリアの中継器9へ通話路を設定す
る。さらに、当該通話路を経て発呼先コードレス端末8
へ発呼要求通知を送信する。この発呼要求通知は、通話
路スイッチ回路11を介して中継器9へ通知され、中継
器9は、当該発呼要求通知を無線により発呼先コードレ
ス端末8へ送信する。ここで、発呼先コードレス端末8
がオフフック(又は通話スイッチを押下)することによ
り通話が開始される。
【0040】以上、本実施例1によれば、発呼先のコー
ドレス端末が話中の場合に、発呼者は、コードレス端末
の現在位置を把握することができ、緊急時には直接発呼
先加入者へ会談可能となる。
【0041】
【実施例2】本実施例2は、前述の実施例1に対して、
各コードレス端末8に任意の情報を画面表示するディス
プレイ装置を備えるものとする。
【0042】ここで、図7に本実施例2におけるエリア
情報登録テーブル40の具体例を示す。本実施例2にお
けるエリア情報登録テーブル40は、アドレス指定テー
ブル41、及び表示内容登録テーブル42から構成す
る。
【0043】上記のアドレス指定テーブル41は、エリ
ア識別子別に表示内容の格納されているアドレス情報を
格納するものである。表示内容登録テーブル42は、表
示アドレス別に、表示すべき文字情報を格納する。
【0044】例えば、制御回路13は、位置情報として
エリア識別子”A”を認識した場合に、このエリア識別
子”A”に基づいてアドレス指定テーブル41へアクセ
スし、表示アドレス”100”を読み出す。さらに表示
アドレス”100”に基づいて表示内容登録テーブル4
2へアクセスし、アドレス”100”から表示内容を読
み出しを開始する。そして、制御回路13は、アドレ
ス”106”のコマンド”Null”を読み出した時点
で、表示内容の読み出しを終了する。これにより文字情
報として「1階 ロビー」が読み出され、この文字情報
を発呼元加入者へ送信する。発呼元加入者は、ディスプ
レイ装置により文字情報「1階 ロビー」を画面表示で
きる。
【0045】以下、本実施例2におけるPBX10の動
作過程について図8のフローチャートに基づいて説明す
る。同図において、PBX10では任意のコードレス端
末8への発呼要求を認識した際に(ステップ801)、
制御回路13は、当該発呼要求から発呼先コードレス端
末8の着信番号を検出し、この着信番号に基づいて状態
管理テーブル50へアクセスする(ステップ802)。
さらに、この着信番号に対応する通話状態情報を参照
し、当該発呼先コードレス端末8が話中であるか否かを
判別する(ステップ803)。
【0046】上記のステップ803において、発呼先コ
ードレス端末8が話中の場合には、制御回路13は、こ
の状態管理テーブル50から発呼先コードレス端末8の
現在位置情報としてエリア識別子を読み出し(ステップ
804)、このエリア識別子に基づいてアドレス指定テ
ーブル41へアクセスする(ステップ805)。ここ
で、制御回路13は、表示アドレスを検出し(ステップ
806)、さらに表示アドレスに基づいて表示内容登録
テーブル42へアクセスする(ステップ807)。
【0047】制御回路13は、表示内容登録テーブル4
2において、表示アドレスに格納されている情報を読み
出し(ステップ808)、この情報がコマンド”Nul
l”であるか否かを判別する(ステップ809)。
【0048】ここで、前記情報がコマンド”Null”
以外の場合には、当該表示アドレスの1番地下位のアド
レスへアクセスし(ステップ811)、前述のステップ
809以下の処理を繰り返し行う。
【0049】一方、前述のステップ809において、前
記情報がコマンド”Null”の場合には、表示データ
の読み出しを終了し、この時点までに読み出した一連の
表示データを送受信回路12へ通知する。
【0050】送受信回路12では、発呼元加入者に対し
て、当該表示データを送信する(ステップ810)。ま
た、前述のステップ803において、発呼先コードレス
端末8が通話可能状態の場合は、前記の実施例1と同様
に、発呼通知処理を行う(ステップ812)。
【0051】以上、本実施例2によれば、発呼先コード
レス端末8の現在位置を発呼元加入者のディスプレイ画
面上に表示することにより、発呼者は発呼先コードレス
端末8の現在位置を把握することができる。
【0052】
【実施例3】本実施例3におけるエリア情報登録テーブ
ル40の内部構成を図9に示す。本実施例3におけるエ
リア情報登録テーブル40は、アクセス指定テーブル4
00、第1のエリア情報登録テーブル401、第2のエ
リア情報登録テーブル402から構成する。
【0053】ここで、上記の第1のエリア情報登録テー
ブル401は、前述の実施例1に示したエリア情報登録
テーブルと同様であり、この詳細な説明は省略する。一
方、第2のエリア情報登録テーブル402は、前述の実
施例2に示したエリア情報登録テーブルと同様であり、
この詳細な説明は省略する。
【0054】アクセス指定テーブル400は、特定番号
毎に、アクセスすべきテーブルのアドレスを格納するも
のである。ここで、特定番号は、特定のダイヤル番号を
示し、同図においては、特定番号”#00”を第1のエ
リア情報登録テーブル401に対応させ、特定番号”#
11”を第2のエリア情報登録テーブル402に対応さ
せている。すなわち、発呼元加入者が特定番号”#0
0”をダイヤルした場合には、この特定番号を受信した
PBX10では、第1のエリア情報登録テーブル401
に基づいて音声による位置通知処理を行う。一方、発呼
元加入者が特定番号”#11”をダイヤルした場合に
は、PBX10は第2のエリア情報登録テーブル402
に基づいて文字情報による位置通知処理を行う。
【0055】本実施例3によれば、発呼元加入者は、発
呼先加入者の位置通知を希望する場合に、文字情報によ
る画面表示か、または音声メッセージかを選択可能とな
る。言い換えればディスプレイ機能をもたない端末保持
者は、音声メッセージによる位置通知を受けることがで
きる。
【0056】なお、本実施例3において、発呼元加入者
が特定時間内に特定番号をダイヤルしない場合には、当
該発呼元加入者との回線を切断するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、話中状態にあるコード
レス電話機の位置を発呼元加入者へ通知可能であり、情
報伝達の高速化を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】本実施例1における構内交換網の概略構成図
【図3】本実施例1におけるメモリの内部構成図
【図4】本実施例1におけるエリア情報登録テーブルの
具体例
【図5】本実施例1における状態管理テーブルの具体例
【図6】本実施例1におけるPBXの動作過程を示すフ
ローチャート図
【図7】本実施例2におけるエリア情報登録テーブルの
具体例
【図8】本実施例2におけるPBXの動作過程を示すフ
ローチャート図
【図9】本実施例3におけるエリア情報登録テーブルの
内部構成ブロック図
【符号の説明】
1・・コードレス端末 2・・中継部 3・・構内交換機 4・・エリア情報登録テーブル 5・・状態管理テーブル 6・・回線交換処理手段 7・・制御手段 8・・コードレス端末 9・・中継部 10・・PBX 11・・通話路スイッチ回路 12・・送受信部 13・・制御回路 14・・メモリ 40・・エリア情報登録テーブル 41・・アドレス指定テーブル 42・・表示内容登録テーブル 50・・状態管理テーブル 400・・アクセス指定テーブル 401・・第1のエリア情報登録テーブル 402・・第2のエリア情報登録テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内を複数のエリアに分割すると共に各
    エリアに中継部(2)を設け、任意エリアのコードレス
    端末(1)と送受信を行う場合に、前記エリアの中継部
    (2)を介して送受信を行う構内交換機(3)におい
    て、 個々のエリアを特定するエリア識別子と共に各エリアの
    名称を示すキャラクタ情報を登録するエリア情報登録テ
    ーブル(4)と、 個々のコードレス端末(1)の位置するエリア識別子及
    び前記コードレス端末(1)の通話状態を登録する状態
    管理テーブル(5)と、 前記コードレス端末(1)と送受信を行うと共に、前記
    コードレス端末(1)との間に通話回線を設定する回線
    交換処理手段(6)と、 前記各部の制御を行う制御手段(7)とを備え、 前記制御手段(7)は、任意のコードレス端末(1)に
    対する発呼要求を認識した際に、前記状態管理テーブル
    (5)にアクセスし、発呼先コードレス端末(1)が話
    中であるか否かを判別し、 前記発呼先コードレス端末(1)が話中の場合に、前記
    状態管理テーブル(5)から当該発呼先コードレス端末
    (1)の位置するエリア識別子を読み出し、 前記回線交換処理手段(6)は、前記エリア識別子に基
    づいてエリア情報登録テーブル(4)にアクセスして当
    該エリアのキャラクタ情報を読み出し、発呼元端末に対
    し、話中を示す信号を送信すると共に前記キャラクタ情
    報に基づいて発呼先コードレス端末(1)の位置を通知
    することを特徴とするコードレス端末の位置通知方式。
  2. 【請求項2】 前記キャラクタ情報は、各エリアの名称
    を示す音声情報であり、前記回線交換処理手段(6)
    は、前記発呼元端末に対して音声により発呼先コードレ
    ス端末(1)の位置を通知することを特徴とする請求項
    1記載のコードレス端末の位置通知方式。
  3. 【請求項3】 前記キャラクタ情報は、各エリアの名称
    を表す文字情報であり、前記発呼元端末に任意の情報を
    画面表示するディスプレイ機能を備え、 前記回線交換処理手段(6)は、前記発呼元端末に対し
    て前記エリアを示す文字情報を送信し、前記発呼先コー
    ドレス端末(1)の位置をディスプレイ表示させること
    を特徴とする請求項1記載のコードレス端末の位置通知
    方式。
  4. 【請求項4】 前記回線交換処理部(6)は、前記発呼
    元端末へ話中を示す信号を送信した後、前記発呼元端末
    から送信されてくるダイヤル信号を監視し、特定番号の
    ダイヤル信号を受信した場合に、前記キャラクタ情報を
    送信することを特徴とする請求項1記載のコードレス端
    末の位置通知方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4900702A (en) * 1987-10-27 1990-02-13 Nippon Ferrite, Ltd. Dielectric ceramic composition

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