JPH06216957A - 直交復調周波数自動調整回路 - Google Patents
直交復調周波数自動調整回路Info
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- JPH06216957A JPH06216957A JP5004040A JP404093A JPH06216957A JP H06216957 A JPH06216957 A JP H06216957A JP 5004040 A JP5004040 A JP 5004040A JP 404093 A JP404093 A JP 404093A JP H06216957 A JPH06216957 A JP H06216957A
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】直交変調信号の受信状態を安定させる直交復調
周波数自動調整回路に関し、その周波数調整範囲を広範
囲にして、送受信装置を小型、低コストにすることを目
的とする。 【構成】直交変調信号の同期検波を行う直交検波手段1
と、既知シンボルから周波数補正値を算出して出力する
制御手段2とを有する直交復調周波数自動調整回路にお
いて、前記直交検波手段1に入力する直交変調信号の周
波数変化から周波数補正値を算出して出力する周波数補
正値算出手段3と、制御手段2が出力する周波数補正値
と周波数補正値算出手段3が出力する周波数補正値とを
合成した周波数補正値を出力して前記直交検波手段1の
発振手段の発振周波数を調整する周波数補正値合成手段
4と、からなる構成とする。
周波数自動調整回路に関し、その周波数調整範囲を広範
囲にして、送受信装置を小型、低コストにすることを目
的とする。 【構成】直交変調信号の同期検波を行う直交検波手段1
と、既知シンボルから周波数補正値を算出して出力する
制御手段2とを有する直交復調周波数自動調整回路にお
いて、前記直交検波手段1に入力する直交変調信号の周
波数変化から周波数補正値を算出して出力する周波数補
正値算出手段3と、制御手段2が出力する周波数補正値
と周波数補正値算出手段3が出力する周波数補正値とを
合成した周波数補正値を出力して前記直交検波手段1の
発振手段の発振周波数を調整する周波数補正値合成手段
4と、からなる構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば移動体無線など
に使用する直交変調信号の受信状態を安定させる直交復
調周波数自動調整回路に関する。
に使用する直交変調信号の受信状態を安定させる直交復
調周波数自動調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】直交変調信号を使用した情報の伝送にお
いては、受信側で同期検波(準同期検波、完全同期検波
を含む)を行うのが一般的であり、そのような伝送シス
テムでは、送信側の変調周波数と、受信側の復調周波数
とを一致させる必要がある。それら送信側と受信側の変
復調周波数間にずれが存在すると、送信側のベースバン
ド信号と受信側で復調したベースバンド信号間の位相差
は、時間と共に変化することになり、その位相差の時間
に対する変化の度合いは、送信側と受信側の変復調周波
数のずれに比例する。
いては、受信側で同期検波(準同期検波、完全同期検波
を含む)を行うのが一般的であり、そのような伝送シス
テムでは、送信側の変調周波数と、受信側の復調周波数
とを一致させる必要がある。それら送信側と受信側の変
復調周波数間にずれが存在すると、送信側のベースバン
ド信号と受信側で復調したベースバンド信号間の位相差
は、時間と共に変化することになり、その位相差の時間
に対する変化の度合いは、送信側と受信側の変復調周波
数のずれに比例する。
【0003】この特性を利用した従来の直交復調周波数
自動調整回路のブロック図を、図6に示す。図7は、そ
の動作を説明するタイムチャートである。送信側では、
ベースバンド信号にある定まった位相を持った信号を一
定時間毎に挿入する。その様子を、図7(a)に示す。
同図(a)のように、信号Aが周期Tで繰り返し送信さ
れている。同図(b)は、挿入した信号Aの位相の一例
を直交変調の信号空間ダイアグラム上で示したものであ
る。
自動調整回路のブロック図を、図6に示す。図7は、そ
の動作を説明するタイムチャートである。送信側では、
ベースバンド信号にある定まった位相を持った信号を一
定時間毎に挿入する。その様子を、図7(a)に示す。
同図(a)のように、信号Aが周期Tで繰り返し送信さ
れている。同図(b)は、挿入した信号Aの位相の一例
を直交変調の信号空間ダイアグラム上で示したものであ
る。
【0004】この場合、当然のことながら、周期T、信
号Aの位相・絶対値は、送受信間の通信規約として定め
てあるものである。このような信号は、既知シンボルと
呼ばれ、直交変調信号を使用してデジタル情報を伝送す
る場合などは、フレーム同期を得る手段として必須のも
のである。
号Aの位相・絶対値は、送受信間の通信規約として定め
てあるものである。このような信号は、既知シンボルと
呼ばれ、直交変調信号を使用してデジタル情報を伝送す
る場合などは、フレーム同期を得る手段として必須のも
のである。
【0005】図6において、直交検波手段61は、直交変
調された信号からベースバンド信号を復調する。制御手
段62は、復調されたベースバンド信号から、既知シンボ
ルの性質、すなわち、その転送周期、位相・絶対値など
を基にして、既知シンボルを検出する。送受信間に前記
のような周波数差が存在すると、検知した既知シンボル
の位相が時間と共に変化する。図7(c)は、その様子
の一例を示したものである。制御手段62は、検出した既
知シンボルの位相の時間変化が送受信間の周波数のずれ
に比例することから周波数補正値を算出して出力し、直
交検波手段61の発振器の発振周波数を送信側の変調周波
数に一致するように調整する。
調された信号からベースバンド信号を復調する。制御手
段62は、復調されたベースバンド信号から、既知シンボ
ルの性質、すなわち、その転送周期、位相・絶対値など
を基にして、既知シンボルを検出する。送受信間に前記
のような周波数差が存在すると、検知した既知シンボル
の位相が時間と共に変化する。図7(c)は、その様子
の一例を示したものである。制御手段62は、検出した既
知シンボルの位相の時間変化が送受信間の周波数のずれ
に比例することから周波数補正値を算出して出力し、直
交検波手段61の発振器の発振周波数を送信側の変調周波
数に一致するように調整する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の直
交復調周波数自動調整回路は、比較的に高精度な周波数
調整が可能であるものの、変復調周波数のずれが既知シ
ンボルを検出できないほど大きい場合には、前記動作か
ら分かるように、その機能を全く失うという致命的欠陥
を有している。そのため調整できる周波数範囲は、一例
を記すると、64kbpsのデジタル伝送において、1
00Hz程度である。一方、移動体無線においては、1
500MHz帯、800MHz帯の周波数を使用するこ
とが予定されている。
交復調周波数自動調整回路は、比較的に高精度な周波数
調整が可能であるものの、変復調周波数のずれが既知シ
ンボルを検出できないほど大きい場合には、前記動作か
ら分かるように、その機能を全く失うという致命的欠陥
を有している。そのため調整できる周波数範囲は、一例
を記すると、64kbpsのデジタル伝送において、1
00Hz程度である。一方、移動体無線においては、1
500MHz帯、800MHz帯の周波数を使用するこ
とが予定されている。
【0007】これらの通信周波数帯に比べると、従来の
直交復調周波数自動調整回路は、上記例のように調整範
囲が著しく狭いため、受信装置に適しても、受信状態を
安定させるためには、数百Hz程度の周波数偏差を維持
するような精度の極めて高い発振器を使用する必要があ
り、送受信装置が高価になってしまうということが分か
った。また、その発振周波数を上記偏差内に安定させる
ためには、温度補償装置などの種々の補償手段を付加す
る必要があり、送受信装置がさらに高価になり、かつ、
大型になってしまうことも分かった。
直交復調周波数自動調整回路は、上記例のように調整範
囲が著しく狭いため、受信装置に適しても、受信状態を
安定させるためには、数百Hz程度の周波数偏差を維持
するような精度の極めて高い発振器を使用する必要があ
り、送受信装置が高価になってしまうということが分か
った。また、その発振周波数を上記偏差内に安定させる
ためには、温度補償装置などの種々の補償手段を付加す
る必要があり、送受信装置がさらに高価になり、かつ、
大型になってしまうことも分かった。
【0008】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、直交変調信号の受信状態を安定させる直交復調
周波数自動調整回路の周波数調整範囲を広範囲にして、
送受信装置を小型、低コストにすることである。
着目し、直交変調信号の受信状態を安定させる直交復調
周波数自動調整回路の周波数調整範囲を広範囲にして、
送受信装置を小型、低コストにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明による直
交復調周波数自動調整回路の基本原理を説明するブロッ
ク図である。本発明においても、周波数補正値により発
振手段の発振周波数を変化させて直交変調信号の同期検
波を行う直交検波手段1と、検出した既知シンボルから
周波数補正値を算出して出力する制御手段2とを有して
いる。
交復調周波数自動調整回路の基本原理を説明するブロッ
ク図である。本発明においても、周波数補正値により発
振手段の発振周波数を変化させて直交変調信号の同期検
波を行う直交検波手段1と、検出した既知シンボルから
周波数補正値を算出して出力する制御手段2とを有して
いる。
【0010】そのような構成において、請求項1の直交
復調周波数自動調整回路は、前記直交検波手段1に入力
する直交変調信号の周波数変化から周波数補正値を算出
して出力する周波数補正値算出手段3と、前記制御手段
2が出力する周波数補正値と、前記周波数補正値算出手
段3が出力する周波数補正値とを合成した周波数補正値
を出力して、前記直交検波手段1の発振手段の発振周波
数を調整する周波数補正値合成手段4とを有している。
復調周波数自動調整回路は、前記直交検波手段1に入力
する直交変調信号の周波数変化から周波数補正値を算出
して出力する周波数補正値算出手段3と、前記制御手段
2が出力する周波数補正値と、前記周波数補正値算出手
段3が出力する周波数補正値とを合成した周波数補正値
を出力して、前記直交検波手段1の発振手段の発振周波
数を調整する周波数補正値合成手段4とを有している。
【0011】また、前記のような構成において、請求項
2の直交復調周波数自動調整回路は、前記直交検波手段
1に入力する直交変調信号の周波数変化から周波数補正
値を算出して出力する周波数補正値算出手段3と、前記
周波数補正値算出手段3が出力した周波数補正値を記憶
する周波数補正値記憶手段5と、前記制御手段2が出力
する周波数補正値と、前記周波数補正値算出手段3が出
力する周波数補正値と、前記周波数補正値記憶手段5が
記憶した周波数補正値とを合成した周波数補正値を出力
して、前記直交検波手段1の発振手段の発振周波数を調
整する周波数補正値合成手段4とを有している。
2の直交復調周波数自動調整回路は、前記直交検波手段
1に入力する直交変調信号の周波数変化から周波数補正
値を算出して出力する周波数補正値算出手段3と、前記
周波数補正値算出手段3が出力した周波数補正値を記憶
する周波数補正値記憶手段5と、前記制御手段2が出力
する周波数補正値と、前記周波数補正値算出手段3が出
力する周波数補正値と、前記周波数補正値記憶手段5が
記憶した周波数補正値とを合成した周波数補正値を出力
して、前記直交検波手段1の発振手段の発振周波数を調
整する周波数補正値合成手段4とを有している。
【0012】また、前記直交検波手段1が複数の発振手
段を有している前記のような構成において(図2参
照)、請求項3の直交復調周波数自動調整回路は、前記
直交検波手段1が検波手段に伴って生成する複数の直交
変調信号より選択した1つ以上の直交変調信号の周波数
変化から、1つ以上の周波数補正値を算出して出力する
周波数補正値算出手段3と、前記制御手段2が出力する
周波数補正値と、前記周波数補正値算出手段3が出力す
る周波数補正値とを合成した周波数補正値を出力して、
前記直交検波手段1が有する複数の発振手段から選択し
た1つ以上の発振手段の発振周波数を調整する周波数補
正値合成手段4とを有している。
段を有している前記のような構成において(図2参
照)、請求項3の直交復調周波数自動調整回路は、前記
直交検波手段1が検波手段に伴って生成する複数の直交
変調信号より選択した1つ以上の直交変調信号の周波数
変化から、1つ以上の周波数補正値を算出して出力する
周波数補正値算出手段3と、前記制御手段2が出力する
周波数補正値と、前記周波数補正値算出手段3が出力す
る周波数補正値とを合成した周波数補正値を出力して、
前記直交検波手段1が有する複数の発振手段から選択し
た1つ以上の発振手段の発振周波数を調整する周波数補
正値合成手段4とを有している。
【0013】また、前記直交検波手段1が複数の発振手
段を有している前記のような構成において(図2参
照)、請求項4の直交復調周波数自動調整回路は、前記
直交検波手段1が検波手段に伴って生成する複数の直交
変調信号より選択した1つ以上の直交変調信号の周波数
変化から、1つ以上の周波数補正値を算出して出力する
周波数補正値算出手段3と、前記周波数補正値算出手段
3が出力した周波数補正値を記憶する周波数補正値記憶
手段5と、前記制御手段2が出力する周波数補正値と、
前記周波数補正値算出手段3が出力する周波数補正値
と、前記周波数補正値記憶手段5が記憶した周波数補正
値とを合成した周波数補正値を出力して、前記直交検波
手段1が有する複数の発振手段から選択した1つ以上の
発振手段の発振周波数を調整する周波数補正値合成手段
4とを有している。
段を有している前記のような構成において(図2参
照)、請求項4の直交復調周波数自動調整回路は、前記
直交検波手段1が検波手段に伴って生成する複数の直交
変調信号より選択した1つ以上の直交変調信号の周波数
変化から、1つ以上の周波数補正値を算出して出力する
周波数補正値算出手段3と、前記周波数補正値算出手段
3が出力した周波数補正値を記憶する周波数補正値記憶
手段5と、前記制御手段2が出力する周波数補正値と、
前記周波数補正値算出手段3が出力する周波数補正値
と、前記周波数補正値記憶手段5が記憶した周波数補正
値とを合成した周波数補正値を出力して、前記直交検波
手段1が有する複数の発振手段から選択した1つ以上の
発振手段の発振周波数を調整する周波数補正値合成手段
4とを有している。
【0014】
【作用】図3は、本発明の動作を説明するタイムチャー
トである。同3(a) は、データの転送形式を示してい
て、縦線が既知シンボルであり、従来例で説明したよう
に、それら既知シンボルは一定周期で送信される。同図
(b) は、直交検波手段1が入力する直交変調信号の変調
周波数を示している。同図(c) は、直交検波手段1が有
する発振手段の発振周波数、すなわち復調周波数であ
る。同図(d) は、変復調周波数の差、すなわち、同図
(b) と同図(c) の周波数差を示している。同図(d) にお
いて、斜線内は、制御手段2が既知シンボルを検出可能
である変復調周波数差の範囲を示している。
トである。同3(a) は、データの転送形式を示してい
て、縦線が既知シンボルであり、従来例で説明したよう
に、それら既知シンボルは一定周期で送信される。同図
(b) は、直交検波手段1が入力する直交変調信号の変調
周波数を示している。同図(c) は、直交検波手段1が有
する発振手段の発振周波数、すなわち復調周波数であ
る。同図(d) は、変復調周波数の差、すなわち、同図
(b) と同図(c) の周波数差を示している。同図(d) にお
いて、斜線内は、制御手段2が既知シンボルを検出可能
である変復調周波数差の範囲を示している。
【0015】まず、請求項1の作用について説明する。
いま、直交検波手段1は、図3(ア)のような変調周波数
である直交変調信号を入力していて、直交検波手段1の
発振器は、同図(イ)のような周波数で発振しているとす
る。このような状態では、同図(ウ)のように、変復調周
波数が、制御手段2が既知シンボルを検出できないほど
ずれているので、従来の直交復調周波数自動調整回路は
機能しない。
いま、直交検波手段1は、図3(ア)のような変調周波数
である直交変調信号を入力していて、直交検波手段1の
発振器は、同図(イ)のような周波数で発振しているとす
る。このような状態では、同図(ウ)のように、変復調周
波数が、制御手段2が既知シンボルを検出できないほど
ずれているので、従来の直交復調周波数自動調整回路は
機能しない。
【0016】請求項1の直交復調周波数自動調整回路に
おいては、周波数補正値算出手段3が上記の周波数のず
れを検出して、周波数補正値を出力し、その周波数補正
値は、周波数補正値合成手段4を介して、図3 (オ)のよ
うに、直交検波手段1の発振器の発振周波数を調整す
る。この動作により、同図(カ)のように、制御手段2が
既知シンボルを検出できる範囲に直交検波手段1の発振
器の発振周波数は調整される。
おいては、周波数補正値算出手段3が上記の周波数のず
れを検出して、周波数補正値を出力し、その周波数補正
値は、周波数補正値合成手段4を介して、図3 (オ)のよ
うに、直交検波手段1の発振器の発振周波数を調整す
る。この動作により、同図(カ)のように、制御手段2が
既知シンボルを検出できる範囲に直交検波手段1の発振
器の発振周波数は調整される。
【0017】制御手段2が既知シンボルを検出できるよ
うになると、その位相の時間的変化から、前記したよう
に、高精度の周波数調整が可能となる。図3(キ)は、上
記動作により検出された既知シンボルであり、その位相
から制御手段2により算出された周波数補正値は、周波
数補正値合成手段4によって、上記の周波数補正値算出
手段3の出力した周波数補正値と合成され、同図(ク)の
ように、直交検波手段1の発振器の発振周波数は微調整
される。その結果、同図(ケ)のように、変復調周波数差
はなくなり、正しくデータ伝送が行われるようになる。
うになると、その位相の時間的変化から、前記したよう
に、高精度の周波数調整が可能となる。図3(キ)は、上
記動作により検出された既知シンボルであり、その位相
から制御手段2により算出された周波数補正値は、周波
数補正値合成手段4によって、上記の周波数補正値算出
手段3の出力した周波数補正値と合成され、同図(ク)の
ように、直交検波手段1の発振器の発振周波数は微調整
される。その結果、同図(ケ)のように、変復調周波数差
はなくなり、正しくデータ伝送が行われるようになる。
【0018】また、復調周波数が図3(コ)のように変動
しても、その変動範囲が同図(サ)のように既知シンボル
を検出できる範囲内であれば、同図(シ)の既知シンボル
から復調周波数を同図(ス)のように調整できて、同図
(セ)のように変復調周波数差はなくなる。
しても、その変動範囲が同図(サ)のように既知シンボル
を検出できる範囲内であれば、同図(シ)の既知シンボル
から復調周波数を同図(ス)のように調整できて、同図
(セ)のように変復調周波数差はなくなる。
【0019】従って、請求項1の直交復調周波数自動調
整回路によれば、上記のように、従来では調整できない
範囲の周波数のずれも自動調整することが可能となり、
かつ、既知シンボルによる周波数調整の高精度な性能も
失わない。
整回路によれば、上記のように、従来では調整できない
範囲の周波数のずれも自動調整することが可能となり、
かつ、既知シンボルによる周波数調整の高精度な性能も
失わない。
【0020】周波数補正値合成手段4の周波数補正値の
合成手段は、一般には加算で良いが、直交検波手段1の
発振器の発振周波数の制御特性や、周辺の回路の特性に
よって、設計上最良の合成手段を選択すべきである。
合成手段は、一般には加算で良いが、直交検波手段1の
発振器の発振周波数の制御特性や、周辺の回路の特性に
よって、設計上最良の合成手段を選択すべきである。
【0021】上記のように、制御手段2の周波数補正手
段と、周波数補正値算出手段3の周波数補正手段が同時
に機能すると、それら周波数補正手段の伝達特性によっ
ては相互に干渉が起こり、全体の周波数補正に不都合を
生じる場合がある。請求項2の構成は、そのような干渉
を除去するものである。まずは、制御手段2による周波
数補正を停止させ、周波数補正値算出手段3による周波
数補正を行う。周波数補正値算出手段3が復調周波数を
調整終了した時点で、その周波数補正値を周波数補正値
記憶手段5に記憶させる。
段と、周波数補正値算出手段3の周波数補正手段が同時
に機能すると、それら周波数補正手段の伝達特性によっ
ては相互に干渉が起こり、全体の周波数補正に不都合を
生じる場合がある。請求項2の構成は、そのような干渉
を除去するものである。まずは、制御手段2による周波
数補正を停止させ、周波数補正値算出手段3による周波
数補正を行う。周波数補正値算出手段3が復調周波数を
調整終了した時点で、その周波数補正値を周波数補正値
記憶手段5に記憶させる。
【0022】そしてこの時点から、制御手段2による周
波数補正手段を動作させ、このとき、周波数補正値合成
手段4は、制御手段2が出力する周波数補正値と、周波
数補正値記憶手段5が記憶している周波数補正値とを合
成して、復調周波数を制御する。請求項2の構成におい
ては、このように、制御手段2の周波数補正手段と、周
波数補正値算出手段3の周波数補正手段を排他的に動作
させるので、上記のような干渉は起こらなくなり、全体
の周波数補正に不都合は生じなくなる。
波数補正手段を動作させ、このとき、周波数補正値合成
手段4は、制御手段2が出力する周波数補正値と、周波
数補正値記憶手段5が記憶している周波数補正値とを合
成して、復調周波数を制御する。請求項2の構成におい
ては、このように、制御手段2の周波数補正手段と、周
波数補正値算出手段3の周波数補正手段を排他的に動作
させるので、上記のような干渉は起こらなくなり、全体
の周波数補正に不都合は生じなくなる。
【0023】また、実際の回路では、直交検波手段1
に、複数の発振器を使用する場合もある。例えば、スー
パヘテロダイン方式のような周波数変換手段などを使用
する場合である。図2に、複数の発振手段を有する直交
検波手段の一例を示す。このような場合、直交変調信号
の変調周波数は、複数の発振器により幾つかの中間周波
数に変換される。請求項1、2の作用を、それら中間周
波数帯で機能するように応用することができる。請求項
3、4の直交復調周波数自動調整回路は、請求項1、2
のそれぞれの構成を、中間周波数帯を含めて応用した構
成である。
に、複数の発振器を使用する場合もある。例えば、スー
パヘテロダイン方式のような周波数変換手段などを使用
する場合である。図2に、複数の発振手段を有する直交
検波手段の一例を示す。このような場合、直交変調信号
の変調周波数は、複数の発振器により幾つかの中間周波
数に変換される。請求項1、2の作用を、それら中間周
波数帯で機能するように応用することができる。請求項
3、4の直交復調周波数自動調整回路は、請求項1、2
のそれぞれの構成を、中間周波数帯を含めて応用した構
成である。
【0024】例えば、図3(b) において、変調周波数が
中間周波数に変換されているものとする。ここで、中間
周波数に変換するための発振器の発振周波数が変化する
と、変調周波数は、図3(タ)のように変化する。このと
き、変復調周波数差は、同図(チ)のようになって、同図
(ツ)の既知シンボルは検出されず、従来の直交復調周波
数自動調整回路は機能しなくなる。
中間周波数に変換されているものとする。ここで、中間
周波数に変換するための発振器の発振周波数が変化する
と、変調周波数は、図3(タ)のように変化する。このと
き、変復調周波数差は、同図(チ)のようになって、同図
(ツ)の既知シンボルは検出されず、従来の直交復調周波
数自動調整回路は機能しなくなる。
【0025】請求項3、4の構成においては、周波数補
正値算出手段3がそのような周波数の変化に追従して復
調周波数を調整するので、同図(テ)のように、復調周波
数が調整され、変復調周波数差が同図(ト)のようにな
る。その結果、図3(ナ)の既知シンボルは検出され、そ
の位相から制御手段2により算出された周波数補正値
は、周波数補正値合成手段4によって、上記の周波数補
正値算出手段3の出力した周波数補正値と合成され、同
図(ニ)のように、直交検波手段1の発振器の発振周波数
は微調整される。その結果、同図(ヌ)のように、変復調
周波数差はなくなり、正しくデータ伝送が行われるよう
になる。
正値算出手段3がそのような周波数の変化に追従して復
調周波数を調整するので、同図(テ)のように、復調周波
数が調整され、変復調周波数差が同図(ト)のようにな
る。その結果、図3(ナ)の既知シンボルは検出され、そ
の位相から制御手段2により算出された周波数補正値
は、周波数補正値合成手段4によって、上記の周波数補
正値算出手段3の出力した周波数補正値と合成され、同
図(ニ)のように、直交検波手段1の発振器の発振周波数
は微調整される。その結果、同図(ヌ)のように、変復調
周波数差はなくなり、正しくデータ伝送が行われるよう
になる。
【0026】上記の請求項3、4の構成において、周波
数補正値合成手段4は、直交復調回路の発振周波数を制
御するのではなく、中間周波数に変換する発振器の発振
周波数を制御しても良い。また、それら発振器が複数で
あれば、その中から効果的なものを選択して複数の発振
器の発振周波数を制御しても構わない。また、それに伴
って、周波数補正値算出手段3は、複数の直交信号を入
力する構成であっても良い。上記の選択は、それら発振
器の特性や、回路の特性などを考慮して、設計上決定さ
れるべきである。
数補正値合成手段4は、直交復調回路の発振周波数を制
御するのではなく、中間周波数に変換する発振器の発振
周波数を制御しても良い。また、それら発振器が複数で
あれば、その中から効果的なものを選択して複数の発振
器の発振周波数を制御しても構わない。また、それに伴
って、周波数補正値算出手段3は、複数の直交信号を入
力する構成であっても良い。上記の選択は、それら発振
器の特性や、回路の特性などを考慮して、設計上決定さ
れるべきである。
【0027】
【実施例】次に、本発明による直交復調周波数自動調整
回路が、実際上どのように具体化されるかを、実施例で
説明する。図4は、本発明の実施例を示すブロック図で
ある。乗算器41、42と、π/2移相器43と、電圧制御型
発振器44は、準同期直交検波回路を構成している。それ
らにより復調されたベースバンド信号は、A/D変換器
45、46によってデジタル信号に変換され、DSP47に入
力される。DSP47は、デジタル信号から既知シンボル
を検出し、その位相の時間的変化から周波数補正値を算
出して出力する。その周波数補正値は、D/A変換器48
により、アナログ信号に変換され、加算器49に入力され
る。
回路が、実際上どのように具体化されるかを、実施例で
説明する。図4は、本発明の実施例を示すブロック図で
ある。乗算器41、42と、π/2移相器43と、電圧制御型
発振器44は、準同期直交検波回路を構成している。それ
らにより復調されたベースバンド信号は、A/D変換器
45、46によってデジタル信号に変換され、DSP47に入
力される。DSP47は、デジタル信号から既知シンボル
を検出し、その位相の時間的変化から周波数補正値を算
出して出力する。その周波数補正値は、D/A変換器48
により、アナログ信号に変換され、加算器49に入力され
る。
【0028】また、直交変調信号は、受信する目的の信
号以外を除去する帯域通過フィルタ410 を介して、増幅
器411 、周波数弁別器412 によりその周波数の変化が検
知される。その周波数変化により出力された信号は、請
求項1、3の構成では、加算器49に入力され、請求項
2、4の構成では、ホールド回路413 を介して、加算器
49に入力される。図5は、請求項2、4におけるDSP
47の処理の一例を示すフローチャートである。
号以外を除去する帯域通過フィルタ410 を介して、増幅
器411 、周波数弁別器412 によりその周波数の変化が検
知される。その周波数変化により出力された信号は、請
求項1、3の構成では、加算器49に入力され、請求項
2、4の構成では、ホールド回路413 を介して、加算器
49に入力される。図5は、請求項2、4におけるDSP
47の処理の一例を示すフローチャートである。
【0029】図5において、ステップH51のように、D
SP47は、周波数補正値をクリアする。これにより、加
算器49を介した電圧制御型発振器44の制御は、周波数弁
別器412 だけで行われるようになる。ステップH53、H
54において既知シンボルが検出されるまでは、ステップ
H52のように、ホールド回路413 をスルー状態にしてお
く。ホールド回路413 がスルー状態であれば、周波数弁
別器412 が直交複調周波数を調整して、既知シンボルが
検出できるようになる。
SP47は、周波数補正値をクリアする。これにより、加
算器49を介した電圧制御型発振器44の制御は、周波数弁
別器412 だけで行われるようになる。ステップH53、H
54において既知シンボルが検出されるまでは、ステップ
H52のように、ホールド回路413 をスルー状態にしてお
く。ホールド回路413 がスルー状態であれば、周波数弁
別器412 が直交複調周波数を調整して、既知シンボルが
検出できるようになる。
【0030】既知シンボルが検出可能となると、ステッ
プH53、H54のループを抜けて、ステップH55に示すよ
うに、周波数弁別器412 の出力をホールドする。そし
て、ステップH56のように既知シンボルによる復調周波
数の微調整を行う。もし、既知シンボルが受信できなく
なったならば、再び、ステップH51に戻って、周波数弁
別器412 による復調周波数の調整を行う。周波数弁別器
412 による復調周波数の調整は、既知シンボルが検出で
きていても、一定時間ごとに行っても良い。
プH53、H54のループを抜けて、ステップH55に示すよ
うに、周波数弁別器412 の出力をホールドする。そし
て、ステップH56のように既知シンボルによる復調周波
数の微調整を行う。もし、既知シンボルが受信できなく
なったならば、再び、ステップH51に戻って、周波数弁
別器412 による復調周波数の調整を行う。周波数弁別器
412 による復調周波数の調整は、既知シンボルが検出で
きていても、一定時間ごとに行っても良い。
【0031】請求項1、3においては、DSP47は、従
来の既知シンボルによる周波数補正処理、すなわち、図
5におけるステップH53、H56だけで良い。
来の既知シンボルによる周波数補正処理、すなわち、図
5におけるステップH53、H56だけで良い。
【0032】
【発明の効果】 本発明は、上記のように、直交変調信
号の受信状態を安定させる直交復調周波数自動調整回路
において、既知シンボルによる復調周波数調整の高精度
な性能を保ちながらも、既知シンボルを利用しないで復
調周波数が直交変調信号の周波数変化に追従する構成と
なっているので、従来と異なり、既知シンボルが検出で
きないような状況をも含めた広範囲な復調周波数調整を
行うことが可能となった。
号の受信状態を安定させる直交復調周波数自動調整回路
において、既知シンボルによる復調周波数調整の高精度
な性能を保ちながらも、既知シンボルを利用しないで復
調周波数が直交変調信号の周波数変化に追従する構成と
なっているので、従来と異なり、既知シンボルが検出で
きないような状況をも含めた広範囲な復調周波数調整を
行うことが可能となった。
【0033】このように、本発明による直交復調周波数
自動調整回路は周波数調整範囲が広範囲なため、受信装
置に適用すれば、周波数偏差の比較的大きい発振器、す
なわち低コストな発振器を変復調手段に使用することが
可能となった。また、その周波数偏差を保つための温度
補償装置などの補償手段を不要としたため、送受信装置
を小型で低コストにすることができた。
自動調整回路は周波数調整範囲が広範囲なため、受信装
置に適用すれば、周波数偏差の比較的大きい発振器、す
なわち低コストな発振器を変復調手段に使用することが
可能となった。また、その周波数偏差を保つための温度
補償装置などの補償手段を不要としたため、送受信装置
を小型で低コストにすることができた。
【0034】従って、本発明によれば、直交変調信号の
受信状態を安定させる直交復調周波数自動調整回路の周
波数調整範囲を広範囲にして、その調整性能を高精度に
保つことが可能となった。そして、本発明を受信装置に
適用すれば、送受信装置を小型、低コストにすることが
可能となった。
受信状態を安定させる直交復調周波数自動調整回路の周
波数調整範囲を広範囲にして、その調整性能を高精度に
保つことが可能となった。そして、本発明を受信装置に
適用すれば、送受信装置を小型、低コストにすることが
可能となった。
【図1】本発明の基本原理を示すブロック図である。
【図2】複数の発振手段を有する直交検波手段の一例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】本発明の動作を説明するタイムチャートであ
る。
る。
【図4】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例におけるDSPの処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】従来の直交復調周波数自動調整回路のブロック
図である。
図である。
【図7】従来のシンボルによる周波数補正手段を説明す
る図である。
る図である。
1 直交検波手段 2 制御手段 3 周波数補正値算出手段 4 周波数補正値合成手段 5 周波数補正値記憶手段
Claims (4)
- 【請求項1】 周波数補正値により発振手段の発振周波
数を変化させて直交変調信号の同期検波を行う直交検波
手段(1)と、検出した既知シンボルから周波数補正値
を算出して出力する制御手段(2)とを有する直交復調
周波数自動調整回路において、 前記直交検波手段(1)に入力した直交変調信号の周波
数変化から周波数補正値を算出して出力する周波数補正
値算出手段(3)と、 前記制御手段(2)が出力する周波数補正値と、前記周
波数補正値算出手段(3)が出力する周波数補正値とを
合成した周波数補正値を出力して、前記直交検波手段
(1)の発振手段の発振周波数を調整する周波数補正値
合成手段(4)と、を有することを特徴とする直交復調
周波数自動調整回路。 - 【請求項2】 周波数補正値により発振手段の発振周波
数を変化させて直交変調信号の同期検波を行う直交検波
手段(1)と、検出した既知シンボルから周波数補正値
を算出して出力する制御手段(2)とを有する直交復調
周波数自動調整回路において、 前記直交検波手段(1)に入力した直交変調信号の周波
数変化から周波数補正値を算出して出力する周波数補正
値算出手段(3)と、 前記周波数補正値算出手段(3)が出力した周波数補正
値を記憶する周波数補正値記憶手段(5)と、 前記制御手段(2)が出力する周波数補正値と、前記周
波数補正値算出手段(3)が出力する周波数補正値と、
前記周波数補正値記憶手段(5)が記憶した周波数補正
値とを合成した周波数補正値を出力して、前記直交検波
手段(1)の発振手段の発振周波数を調整する周波数補
正値合成手段(4)と、 を有することを特徴とする直交復調周波数自動調整回
路。 - 【請求項3】 前記直交検波手段(1)が複数の発振手
段を有している請求項1の直交復調周波数自動調整回路
において、 前記直交検波手段(1)が検波手段に伴って生成する複
数の直交変調信号より選択した1つ以上の直交変調信号
の周波数変化から、1つ以上の周波数補正値を算出して
出力する周波数補正値算出手段(3)と、 前記制御手段(2)が出力する周波数補正値と、前記周
波数補正値算出手段(3)が出力する周波数補正値とを
合成した周波数補正値を出力して、前記直交検波手段
(1)が有する複数の発振手段から選択した1つ以上の
発振手段の発振周波数を調整する周波数補正値合成手段
(4)と、 を有することを特徴とする直交復調周波数自動調整回
路。 - 【請求項4】 前記直交検波手段(1)が複数の発振手
段を有している請求項2の直交復調周波数自動調整回路
において、 前記直交検波手段(1)が検波手段に伴って生成する複
数の直交変調信号より選択した1つ以上の直交変調信号
の周波数変化から、1つ以上の周波数補正値を算出して
出力する周波数補正値算出手段(3)と、 前記周波数補正値算出手段(3)が出力した周波数補正
値を記憶する周波数補正値記憶手段(5)と、 前記制御手段(2)が出力する周波数補正値と、前記周
波数補正値算出手段(3)が出力する周波数補正値と、
前記周波数補正値記憶手段(5)が記憶した周波数補正
値とを合成した周波数補正値を出力して、前記直交検波
手段(1)が有する複数の発振手段から選択した1つ以
上の発振手段の発振周波数を調整する周波数補正値合成
手段(4)と、 を有することを特徴とする直交復調周波数自動調整回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5004040A JPH06216957A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 直交復調周波数自動調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5004040A JPH06216957A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 直交復調周波数自動調整回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06216957A true JPH06216957A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11573839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5004040A Pending JPH06216957A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 直交復調周波数自動調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06216957A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0816084A2 (en) * | 1996-06-28 | 1998-01-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of driving a plurality of heating elements at shifted timings |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP5004040A patent/JPH06216957A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0816084A2 (en) * | 1996-06-28 | 1998-01-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of driving a plurality of heating elements at shifted timings |
EP0816084A3 (en) * | 1996-06-28 | 1998-10-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of driving a plurality of heating elements at shifted timings |
US6382768B1 (en) | 1996-06-28 | 2002-05-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of driving a plurality of heating elements at shifted timings |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030325 |