JPH0260263A - 無線機に用いる局部発振器の周波数安定化回路 - Google Patents

無線機に用いる局部発振器の周波数安定化回路

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JPH0260263A
JPH0260263A JP21105688A JP21105688A JPH0260263A JP H0260263 A JPH0260263 A JP H0260263A JP 21105688 A JP21105688 A JP 21105688A JP 21105688 A JP21105688 A JP 21105688A JP H0260263 A JPH0260263 A JP H0260263A
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JP
Japan
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frequency
local oscillator
circuit
voltage
signal
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JP21105688A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Watanabe
渡邊 保信
Kazuo Kawabata
和生 川端
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第4図) 発明が解決しようとする課題(第5図、第6図)課題を
解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図、第3図) 発明の効果 〔概要〕 FSK方式用の無線機に用いる局部発振器の周波数安定
化回路に関し、 局部発振器が経年変化や温度変化により周波数がずれる
ことにもとづく誤り率特性の劣化を補正することを目的
とし、 FSX変調波に対して互いに直交する2つの搬送波を乗
算して、変η符号に対応して位相関係が変化する直交し
た2つの信号出力を得て、この2つの信号出力から再生
データを検出する無線機において、再生データからクロ
ックを抽出するBTRと、前記直交した2信号を出力す
る受信部と送信部に局部発振周波数を供給する局部発振
器と局部発振器の出力周波数を変える周波数変更手段と
、前記クロックを基に所定の期間における前記2信号の
パルス数をカウントしてこの値を一定値に保つように制
御する自動周波数制御手段を備え、常に一定の周波数の
発振を行うようにしたもの。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、無線機に用いる局部発振器の周波数安定化回
路に係り、特に、F S K (Frequency 
5hift keying)信号を復調するためのFS
X復調回路等に用いられる局部発振器の周波数安定化回
路に関する。
〔従来の技術〕
デジタル信号の伝送方式として、デジタルFM変調方式
がある。これは、2値符号の「0」、「1」にそれぞれ
ことなる2つの周波数11、f2の周波数を対応させて
、情報の伝送を行うものである。このデジタル変調方式
の信号を復調する受信機として、従来より零!F受信機
が用いられている。
第4図(a)、(b)は、この従来の零IF受信機の構
成例とその動作図である。
第4図(a)において、10は局部発振器、11は入力
信号を2つの直交する信号に部分するハイブリッド回路
、12.13はハイブリッド回路11からの信号と入力
信号を混合するミキサ、14.15は低域通過フィルタ
、16.17は波形整形回路、18は位相検出回路であ
る。
いま、受信信号(入力信号)を、 cos (ωC±ωd)  t ωc:lIl送波周波数Fcに対応する角周波数ωd:
変調周波数Fdに対応する角周波数とし、また、局部発
振器10の信号を、COSω t とする。
ハイブリッド回路11では、このCOSωtを2つの直
交する信号cosωctとsinωctとに分離する。
これらをそれぞれミキサ12.13で入力信号と掛は合
わせ、且つそれぞれ低域通過フィルタ14.15及びリ
ミタアンプ16.17を通すことにより周知のように、
リミタアンプ16の出力Di、17の出力Dqとして、 D i =cosωd t DQ=±sinωdt を得る。これらの信号は、互いに位相π/2ずれた直交
する信号である。そして、この場合の信号±sinωd
tを変調符号r I J 、−5irω、d tを変調
符号「0」に対応させる。この信号Di、Dqを位相検
出回路18に入力する。
位相検出回路としては、種々のものが利用でき、例えば
、DiをD端子に接続し、DqをCK端子に接続したD
タイププリンプフロップを用いるものがある。この動作
は、この発明の本質部分ではないので、以下に簡単に説
明する。
第4図(b)は、この第4図(a)に示すFSK復調回
路の動作を説明するための図である。第4図(b)に示
すとおり、信号Diを、これと直交する信号Dqのエツ
ジでだたくことにより、オン/オフのデジタル信号をそ
れぞれ信号″1”“θ″として再生することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
無線通信において、搬送波周波数のドリフトが伝送特性
を著しく劣化させることは良く知られている。即ち、通
過帯域内伝送特性においては伝送信号の歪み、周波数特
性、誤り率特性□の劣化が起き、また、帯域外特性につ
いては、隣接チャンネルへの漏洩電力が増加する。どこ
ろが、従来より、安定度の劣る機器側では、正確な周波
数測定手段を有していない、そのため、このような従来
の機器では、精度の低い周波数制御を行うか、あるいは
正確な基準周波数を生成する受信機とそれに周波数を同
期させるための別の手段を設けなければならず、回路規
模が大きくなり、しかも消費電力も多くなるという課題
を有していた。
この誤り率の悪化について、第6図を用いて説明する。
第4図に示した従来の受信方式において、局部発振器1
0の発振周波数が経年変化や温度変化によりずれると、
第6図に示すように、信号Di、Dqが変調符号11″
と0″ではサンプリング数がかわってしまい、その結果
誤り特性が急激に悪化してしまう。図示の例では“1゛
に対応するサンプリング数が4であるのに対し、“0”
に対応するサンプリング数は7となっている。
第5図は、この誤り率の劣化のようすを示す図である。
第5図において、実線は、周波数偏移をΔFとした場合
を示しており、横軸は局部発振器の発振周波数オフセラ
) (KHz) 、縦軸は誤り率104における入力電
力である。図から明らかなように、周波数オフセットが
大きくなるにしたかって、誤り率が大きくなることがわ
かる。また、図において、破線は、周波数偏移をΔF/
2としたものであり、この場合は、当然のことながら、
周波数偏移△Fのときより、誤り率が高くなっている。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、
小規模な回路構成で高精度な周波数制御が可能な無線機
に用いる局部発振器の周波数安定回路を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段〕 第1図は、本発明の原理を示す図である。
第1図において、1はFSK復調回路、2は位相検出回
路、5は発振回路5t、電圧可変容量ダイオード51を
含む局部発振器であり、電圧可変容量ダイオード51を
除いた、FSX復調回路回路位相検出回路2、局部発振
回路5tは、従来例として示した第4図と同一の構成で
ある。そして、この発明にしたがって、B T R(B
it Timing Recovery) 3、自動周
波数制御部4、電圧可変容量ダイオード5.が設けられ
ている。BTR3は、再生されたデータからクロックを
抽出するクロック再生回路であり、また、自動周波数制
御部4はCPU4.とD/A変換器4□より構成されて
おり、FSK復訓回訓回路1力Di、Dqを受けて、局
部発振器の周波数変動を検出し、この検出した周波数変
動の大きさに比例した出力を、D/A変換器4を介して
電圧可変容量ダイオード51に供給できるように構成さ
れている。
電圧可変容量ダイオード5Iは、局部発振回路5゜の発
振周波数を変えられる直流成分に対応して変化できるよ
うに構成されている。
〔作用〕
局部発振器の発振周波数が変動すると、第6図に示すよ
うに、変調符号“l”0”でサンプリング数が変わる。
たとえば、図示の例では、“1”では、サンプリング数
4であるのに対し、0″では、サンプリング数7である
。このような局部発振周波数の変動をCP U 4 +
により検出し、この変動幅に応じた出力を、D/A変換
器42を介して電圧可変容量ダイオード5Iに供給する
この電圧可変容量ダイオードへの印加電圧を調整するこ
とにより、局部発振器の発振周波数が一定となるように
調整することができる。
〔実施例〕
第2図は、この発明の実施例である。第2図において、
第1図と同一の箇所については、同一の番号を付与して
いる。第1図では、受信機部分のみを示しているが、第
2図では、基地局及び移動局の送信機および受信機の双
方を示している。
第2図において、20は基地局あるいは移動端末であり
、それぞれ高安定なシンセサイザ等を用いた局部発振器
22、送信部21、受信部23を有している。基地局に
おいては比較的スペース上の制約が少ないので、局部発
振器の周波数安定度をきわめて高くすることができるの
で、基地局の周波数誤差を生じない。ここで、送信部2
1あるいは受信部23では周波数変換を行い、送信周波
数F1、また、受信周波数F2とする。
30は、移動機側であり、受信部24、BTR3、周波
数制御部4、局部発振器5、送信部25により構成され
る。
なお、受信部24は、第1図のFSX復調回路回路位相
検出器2により構成されており、周波数制御部4はCP
U41.D/A変換機4tより構成されている。また、
局部発振器5は電圧可変容量ダイオード58、局部発振
回路5tより構成されている。
基地局の送信周波数F1は移動機の受信部24でDi、
Dqに変換され、さらに、送信データが復調されること
になる。このときの再生データを受けて、BTR3は、
クロフクを抽出する。これを利用して、周波数制御部4
では局部発振器5の周波数の変動を検出し、この変動幅
に応じた信号を局部発振器5の電圧可変容量ダイオード
51に加える。これによって局部発振器5の発振周波数
を一定に保ち、受信周波数を基地局送信周波数Flに較
正させることができる。
一方、移動機側の送信部25も、局部発振器5を受信部
24と共用しているので、その送信周波数を基地局の受
信周波数に較正することができる。
第3図は、以上に述べた動作を説明するための流れ図で
ある。
第6図と共にこの動作を説明する。第3図において、A
は第6図に示す変調符号“1”の単位期間中の信号Dq
の立ち上がり部分の数であり、Bは同じく第6図の変調
符号“0”の単位期間の信号oqの立ち上がり部分の数
である。この場合は、それぞれ信号Diを信号Dqでサ
ンプリングしたサンプリング数に等しくなることがわか
る。
このA、Bの数をN回すンプリングしてA、 Bそれぞ
れの平均値を計算し、A=Bの場合には、CP U 4
 Iは電圧可変容量ダイオード51への制御電圧を一定
値を保つ。(ステップ1〜5参照)。
A#Bの場合には、ステップ6に移り、まず、A+B/
2=Cを計算する。そして、A>Bの場合、電圧可変容
量ダイオード5いへの制御電圧を所定の値だけ下げ(ス
テップ8参照)、再度サンプリングを行いA′を求めて
、これがA≧A′になるまで繰り返す。さらに、A=C
になるまで制御−サンプリングを繰り返して、その後ス
テップ1に戻り、最終的にA=Bになるまで電圧可変容
量ダイオード5Iへの制御電圧を下げ続けることになる
同様、A>Bでないときには、ステップ12〜ステツプ
15によって、電圧可変容量ダイオード51への制御電
圧を上げ続け、結局これは最終的にA=Bになるまで続
けられることになる。
このようにして、局部発振器の発振周波数を所定の一定
値に保つことになる。なお、ステップ8〜10、ステッ
プ7〜11、及びステップ12〜15等に示すように、
小さいループを作るように制御するのは、所定の一定値
に早く収束させるのに有効である。
また、この例では、信号Dqのサンプリング数で制御し
ているが、これは、例えば、信号Diの変調符号“1″
″ “0”の単位期間光たりの立ち上がり数であっても
良い。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、移動通信等におけ
る高精度な周波数制御が小規模な回路構成で可能であり
、また、消費電力を少なくすることもできる。その結果
、伝送信号の歪み、周波数特性、誤り率特性の劣化を防
ぎ、隣接チャンネルへの訛洩電力の、増加を抑えること
ができる。
これにより、高安定な基準周波数源、例えばTCX O
(Temperature Compensated 
Crystal 0sci11ator)を用いるシン
セサイザ等の使用の必要性がな(なり、移動無線機の小
型・軽量・安価を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す図、 第2図は本発明の実施例を示す図、 第3図は本発明の詳細な説明するための流れ図、第4図
は従来例を示す図、 第5図は従来例における誤り率の状態を説明するための
図、 第6図は従来例の動作状態を説明するための図である。 FSK復調回路 2・−位相検出器 3−・−BTR (クロック再生回路) 周波数制御部 4゜ PU D/A変換器 5・・−局部発振器 ・−電圧可変容量ダイオード 5□ ・局部発振回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)FSK変調波に対して互いに直交する2つの搬送
    波を乗算して、変調符号に対応して位相関係が変化する
    直交した2つの信号出力を得て、この2つの信号出力か
    ら再生データを検出する無線機において、 再生データからクロックを抽出するBTR(3)と、 前記直交した2信号を出力する受信部と送信部に局部発
    振周波数を供給する局部発振器(5)と、局部発振器(
    5)の出力周波数を変える周波数変更手段(5_1)と
    、 前記クロックを基に所定の期間における前記2信号のパ
    ルス数をカウントしてこの値を一定値に保つように制御
    する自動周波数制御手段(4)を備え、 常に一定の周波数の発振を行うようにしたことを特徴と
    する無線機に用いる局部発振器の周波数安定化回路。
JP21105688A 1988-08-25 1988-08-25 無線機に用いる局部発振器の周波数安定化回路 Pending JPH0260263A (ja)

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JP (1) JPH0260263A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5633898A (en) * 1993-12-22 1997-05-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Automatic frequency control apparatus for FSK receiver and FSK receiver including the same
JP2011501550A (ja) * 2007-10-19 2011-01-06 トウマズ テクノロジー リミテッド 自動周波数補正方法および装置

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