JPS5831065B2 - Fsk復調装置 - Google Patents

Fsk復調装置

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JPS5831065B2
JPS5831065B2 JP51040656A JP4065676A JPS5831065B2 JP S5831065 B2 JPS5831065 B2 JP S5831065B2 JP 51040656 A JP51040656 A JP 51040656A JP 4065676 A JP4065676 A JP 4065676A JP S5831065 B2 JPS5831065 B2 JP S5831065B2
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frequency
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    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/10Frequency-modulated carrier systems, i.e. using frequency-shift keying
    • H04L27/16Frequency regulation arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はFSK(周波数シフトキーイング)変調による
ディジタル情報伝送方式における復調装置に関する。
ディジクル情報を伝送する際の変復調技術としてFSK
変調はよく知られている。
これはディジタル情報、例えば10“、′1“を送信周
波数、例えばf。
、flにそれぞれ対応させて伝送する方式である。
これには送信周波数の数、例えばf。。flの2個だけ
独立の発振器を送信側に持ち、これを入力のディジタル
情報に応じて選択送出する方法と、1つの周波数可変発
振器の発振周波数を入力ディジタル情報に応じて変化さ
せる方法とがある。
前者は符号変換点で位相の不連続が起るのに対し、後者
は起らず、送信信号の帯域制限も後者の方はベースバン
ドにおいて行なえるため取扱いが容易である。
しかし一般に周波数可変発振器は周波数固定の発振器に
比べ周波数安定度が悪く、場合によってはAFC(自動
周波数制御)の機能が併用される。
一方情報伝送効率の点から変調パルス(ベースバンド信
号)波形はN RZ (non return zer
o )が望ましいが、この波形はその電力スペクトラム
に直流分を含むため、例えば従来のFDM−FM(周波
数分割多重−周波数変調)伝送路のように直流分が遮断
された伝送系では忠実な伝送ができない。
このため従来F S X変調による情報の伝送は、ディ
ジタル情報を例えばバイポーラ波形のようにその電力ス
ペクトラムに直流成分を含まないようなパルスに変換し
てFDM−FM伝送路を通すか、又は周波数安定度を犠
牲にして直流成分も通すFM伝送路を利用していた。
即ち第1図に示すように、入力端子11からのNRZデ
ィジクル情報はNRZ−バイポーラ変換器12において
バイポーラパルスに変換され、このバイポーラパルスは
帯域消波器13により電力スペクトラムが帯域制限され
、コンデンサ14にて直流遮断されてFM変調器15へ
変調信号として供給される。
これよりのFSK変調信号は無線伝送路16を伝送され
、受信側の周波数変換器17において局部発振器18か
らの局部信号と混合されて中間周波信号に変換される。
この信号は中間周波信号器19を通じて周波数弁別器2
1に供給され、その弁別出力はコンデンサ22にて直流
遮断され、再生識別回路23にてバイポーラパルスが再
生さ4′シて端子24へ出力される。
この従来の伝送方式ではNRZ−バイポーラ変換器12
を必要とし、構成が比較的複雑になり、しかもこの部分
においてビット誤りを生じる機会がそれだけ多くなり、
またバイポーラパルスはNRZパルスと比較して、1ビ
ツトに割当られた全時間の半分しか利用されないため伝
送効率が悪く、その点からもビット誤りを増加させるこ
とになる欠点があった。
一方、第2図に示すように端子11からのNRZパルス
の情報は増幅器25にてパルス増幅され、更に低域通過
ろ波器26にて変調電力スペクトラムの帯域が制限され
、そのろ波出力は直流結合されて1M変調器27を変調
し、伝送路16へ送出される。
受信側では第1図の場合と同様に中間周波数に変換され
た後に周波数弁別され、再生識別回路28においてNR
Zパルスが再生されて端子24に出力される。
この伝送方式は直流成分も情報伝送に利用されるため、
1M変調器27においてAFCを掛けることができない
よって周波数がドリフトする欠点があり、また帯域制限
により振幅変調成分が生じ、非直線性部分を通ると周波
数帯域が広がるため、帯域制限をすると云うことが繰返
され、ビット誤りの発生原因になる欠点もあった。
なお第1図のFM変調15においでは点線で示すようζ
(1:AFcを掛けることができる。
以上述べたように従来のFSX変調伝送方式は伝送路の
非直線性に対し強いと云う優れた特性をもつが、FSK
方式は位相シフトキーイング(PSK)方式程普及して
いない。
この発明の目的は送信側でNRZパルスのように直流を
含むディジタル情報を直流分を遮断してFSK変調して
伝送しても、受信側でディジタル情報を、直流結合の場
合と同程度に少ないビット誤り率で受信を可能とし、か
つ送信側でAFCを併用することを可能とし、伝送路の
非直線性に対する優位性を損わないFSX復調装置を提
供することにある。
この発明によればn値(nは2以上の正整数)のFSX
信号を受信する受信復調系において、負帰還ループが設
けられ、この負帰還ループはn値の送信周波数と対応し
てn個の安定点が与えられ、この負帰還ループで送信側
で遮断されたディジタル情報の直流成分を再生して復調
する。
第3図はこの発明によるFSX復調装置の実施例を示し
、第1図及び第2図と対応する部分には同一符号を付け
である。
この例では局部発振器18に対する負帰還ループが設け
られた場合であって発振器18としては外部電圧により
発振周波数を制御できる可変周波数発振器とされ、中間
周波信号器19の出力はn個の安定点が得られるように
構成された周波数弁別器31にて周波数弁別される。
この出力中の直流成分が低域済波器32にて取出され、
その出力にて局部発振器18が制御される。
周波数弁別器31の弁別特性は、2値FSKの場合は入
力周波数f1つまり中間周波ろ波器19よりの中間周波
数に対する弁別器31−P波器32−発振器18−周波
数変換器17−中間周波ろ波器19−弁別器31なる負
帰還ループを一巡して炉液器19に生じる周波数変化量
(オープンループ)が第4図に示すように二つの安定点
f。
′及びf1′をもつようにされる。
この安定点f。′及びf1′は送信側のディジクル情報
に対応した周波数f。
及びflを受信側において周波数変換器1Tにて中間周
波に変換した値である。
入力情報がfoの場合は中間周波出力はf。
′に安定し、flの場合はf1′に安定する。
従来の自動周波数制御装置では周波数弁別器は安定点は
1つであって、flとf1′との中点の周波数fcに選
定されるため、入力としてf。
又はflが長く継続すると、中間周波数はfcになるよ
うに作用してしまい、正しく動作しなくなる。
しかしこの発明復調装置ではそのようなことはない。
第5図Aに示すように直流結合によりFSX変調送信し
た場合にはもちろん正しく復調できる。
第3図に示すようにNRZパルスをコンデンサ14にて
直流分を除去すると第5図Bに示すように、同一符号が
続く場合は周波数が変化し、即ち図においてflより徐
徐に平均周波数にドリフトするが、その変化はコンデン
サ14の容量と、ろ波器26の出力インピーダンスと、
変調器15の入力インピーダンスとの積での時定数で決
る。
この時定数よりも局部発振器18を負帰還制御するAF
Cループの時定数は小さく選定される。
このようにすれば送信側における周波数ドリフトに、受
信側のAFCループは完全に追従し、送信側で失った直
流分の周波数ドリフトは局部発振器18の発振周波数変
化により再生され、中間周波出力器19の出力には直流
結合した第2図の場合と同様のFSX中間周波信号が得
られる。
第4図に示した弁別特性のAFC回路の具体例を第6図
に示す。
第6図において中間周波ろ波器19の中間周波出力は2
πを法として位相差を検出する第1及び第2周波数弁別
回路35及び36へ供給され、また上記中間周波出力は
遅延回路37にて1ビツト以下の1定時間遅延されて第
1周波数弁別回路35へ供給されると共に、この遅延さ
れた中間周波信号の一部は分岐されて位相推移器38に
て位相がπ/2ずらされて第2周波数弁別回路36へ供
給される。
一方の周波数弁別回路の出力が最大、最小となる周波数
で中心レベルを出力し、かつ周波数変動に対する応答が
同極性になるように両弁別回路35.36の出力を掛算
回路39にて掛算する。
この出力にてこれが正の時に中間周波出力が高くなるよ
うに局部発振器18を制御する。
遅延回路37の遅延時間をγとし、中間周波信号の周波
数をfcとし、これがfc土△fに変化すると、遅延回
路31の出力の変動位相△〆は△Z=±2π△fγ+〆
になる。
loは入力周波数がfcの時の△Zである。
この周波数変動に対する△〆は第1周波数弁別回路35
にて検出され、この回路35の位相比較特性が正弦波特
性の場合は第7図Aの曲線41のように正弦波的に変化
し、第2周波数弁別回路36の出力は曲線42のように
曲線41に対し90度位相がずれる。
これ等曲線41,42の掛算出力は第7図Bに示すよう
になり、fc±、7゜fc±−+ + * @に安定点
が生じるAFC回路が4γ が得られる。
従って上記FSKのf。′とf1′とを±−に選べばビ
ットごとの周波数を監視しなが4γ らAFCが掛けられ、第4図に示した特性となる。
掛算回路39としては第1弁別回路35の出力の正負に
応じて第2弁別回路36の極性を入れ換えるアナログス
イッチによって実現し、第7図Cに示すようにしてもよ
く、或いは弁別回路35゜36の各出力の正負を論理′
1“、10“レベルとして両者の排他的論理和をとるこ
とにより第7図りに示すようにしてもよい。
伝送系の周波数安定度がFSK変調の偏位よりも大きい
場合はAFC回路においてfc士上以3
4γ 外のfc±−+6j@なる安定点に引込むおそれ4γ がある。
よって上記不要な安定点を除去するために例えば第8図
に示すように中間周波出力は周波数弁別回路44へも供
給され、第7図Eに示すようにf C4r以下では充分
高い正電圧になり、f c + 4 rF上では充分低
いと電圧になり、これ等f c −Tr < f< f
c + a rの範囲ではゼロ電圧になるようにされ
る。
この弁別回路44の出力を適当にウェイト付けした後に
、回路45で掛算回路39の出力(第7図B)とアナロ
グ的に加算することにより第7図Fに示すように第4図
の特性になる。
第4図に示した特性を得る更に他の例としては第9図に
示すように周波数弁別器21の出力(第10図Aの曲線
51)をインバータ46にて反転して曲線52のように
し、これと再生識別回路28の出力(第10図B)とを
加算回路47にて加算し、第10図Cの特性としてもよ
い。
4値FSK変調信号に対する負帰還ループの弁別特性は
第11図に示すように4つの周波数安定点が設けられ、
一般にn値のFSK変調波に対してはn1’[Mlの安
定点が設けられ、これは第7図B。
C,Dなどの特性を利用すれば容易に得られる。
上述ではFSX変調信号の受信復調系において局部発振
器に対し自動周波数制御ループを構威し、そのループに
n個の安定点を付与したが、ベースバンド処理部分に負
帰還ループを設けてこれにn個の安定点を与えてもよい
例えばn=2の場合は第12図に示すように、周波数弁
別器21の出力はコンデンサ22を通じて直流増幅器5
3へ供給され、この出力は再生識別回路28へ供給され
ると共に第3図における周波数弁別器31の機能と似た
レベル弁別器54へ供給される。
この弁別器54は第4図における横軸を弁別器54に対
する入力レベル、縦軸をループ−巡した直流増幅器53
の出力レベルの変化量(オープンループ)をとれば、弁
別器31の特性と同一曲線になる。
この特性は例えば第10図に示した考えと同様にして得
られる。
即ち増幅器53は差動増幅器が用いられ、第10図の曲
線51と対応した出力−レベル特性であり、その出力は
インバータ55にて反転されて曲線52と対応した出力
とされ、−力増幅器53の出力はリミッタ56にて第1
0図Bの特性と対応した出力を得、これとインパーク5
5の出力とを回路57にて加算され、その加算出力はP
波器32を通じて直流増幅器53に制御信号として負帰
還される。
なおコンデンサ22による時定数はろ波器32によるル
ープ時定数よりも充分太きいものとする。
変調パルスが完全なNRZパルスであっても伝送路にお
ける帯域制限によって情報の波形がなまる。
よって弁別器31又は54の出力側にサンプリング回路
を直列に挿入して、これを変調パルスのクロックと同期
して標本化し、その出力にて制御することによりループ
制御におけるSN比を向上することができる。
また上述したようにこの発明装置の使用により送信側に
おいてディジタル情報中の直流成分及びその近くを遮断
して伝送しても良好な再生ができるため、この直流領域
を伝送路の保守のための監視制御信号の伝送のためやA
FCなとの伝送路の周波数の安定化の自己制御などに利
用することが可能になる。
以上説明したように本発明のFSX復調器の使用によれ
ば、直流成分を含んだディジタル信号を交流結合の伝送
路を通じて符号誤り率特性を劣化させることなく伝送す
ることが可能であるから、FSXによる無線伝送路を構
成する上で従来のFDM−FMの技術が生かせ、かつ伝
送路の非直線に対する優位性は損なわれない。
このことは伝送路の高周波周波数が準ミリ、ミリ波領域
と高くなるに従かいその利点が顕著となることを示し、
小容量、低価格のディジタル伝送路を構成することが容
易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ従来のFSX伝送系を示す
ブロック図、第3図はこの発明によるFSX復調装置の
一例を適用したFSX伝送系を示すブロック図、第4図
はその自動周波数制御ループの特性曲線図、第5図は送
信されるFSX信号を示す曲線図、第6図はこの発明に
よるFSX復調装置の他の例を示すブロック図、第7図
は第6図の動作の説明に供するための波形図、第8図及
び第9図はそれぞれこの発明によるFSX復調装置の更
に他の例を示すブロック図、第10図は第9図の動作の
説明に供するための波形図、第11図は4値FSK変調
信号に対する自動周波数制御ループの特性曲線図、第1
2図はこの発明によるFSX復調装置の更に他の例を示
すブロック図である。 17・・・周波数変換器、18・・・局部発振器、19
・・・中間周波済波器、21・・・周波数弁別器、28
・・・再生識別回路、31・・・n値の安定点を有する
周波数弁別回路、35・・・第1周波数弁別回路、36
・・・第2周波数弁別回路、37・・・遅延回路、38
・・・90度位相推移器、39・・・掛算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 n値(nは2以上の正整数)のFSX信号を受信復
    調する装置において、上記n値の送信周波数に対応した
    n個の安定点を有する負帰還ループが受信復調系に設け
    られていることを特徴とするFSX復調装置。 2 受信されるn値FSK信号は、電力スペクトラムが
    直流成分まで伸びているディジタルベースバンド信号の
    低域周波数成分を遮断したものでFSK変調した信号で
    あり、負帰還ループの遮断周波数は上記低周波成分の遮
    断周波数よりも高く選定されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のFSK復調装置。 3 負帰還ループ内に、受信ディジタル情報のクロック
    と同期して動作するサンプリング回路が挿入され、その
    サンプリング出力により帰還制御が行なわれることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載のFSX
    復調装置。 4 受信信号が中間周波信号に変換され、その中間周波
    数を周波数弁別し、その弁別出力により上記中間周波信
    号に変換するための局部発振器の周波数を制御する自動
    周波数制御ループによりn個の安定点を有する負帰還ル
    ープが構成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第3項までに記載のいずれか1項のFSX復
    調装置。 5 負帰還ループは中間周波信号をその変調信号の1ビ
    ツト以下の時間遅延する遅延回路と、その遅延したもの
    としないものとの位相差を検出する第1周波数弁別回路
    と、上記遅延された信号及び遅延されない中間周波信号
    を、その一方を90’位相をずらして相互に位相比較す
    る第2周波数弁別回路と、上記第1.第2周波数弁別回
    路の出力の一方が最大、最小となる周波数で中心レベル
    を出力し、かつ周波数変動に対する応答が同極性になる
    ようにこれ等弁別回路の出力を掛算する掛算回路と、そ
    の掛算出力により制御される局部発振器とよりなること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項記載のFSX復調装
    置。
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