JPH0621676A - 放熱形筐体 - Google Patents

放熱形筐体

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Publication number
JPH0621676A
JPH0621676A JP17787792A JP17787792A JPH0621676A JP H0621676 A JPH0621676 A JP H0621676A JP 17787792 A JP17787792 A JP 17787792A JP 17787792 A JP17787792 A JP 17787792A JP H0621676 A JPH0621676 A JP H0621676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
heat
floor surface
floor
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17787792A
Other languages
English (en)
Inventor
Daijiro Hashimoto
大二郎 橋本
Satoshi Takano
高野  智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP17787792A priority Critical patent/JPH0621676A/ja
Publication of JPH0621676A publication Critical patent/JPH0621676A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】内蔵発熱体に係る放熱効率の改善を図る。 【構成】筐体主部1には、発熱体3と放熱用のファン4
とが、図示してないその他のユニットとともに内蔵さ
れ、その底板2が床面と密接する形で設置される。発熱
体4は、実際には複数個に分割されたものが等価的に一
つにまとまった形で表され、ファン4は、発熱体3の下
方に位置し下向きに送風をする。筐体主部1の内部での
空気の循環は矢印のようになる。床面に底板2が密接し
て設置され、かつファン4の送風方向が下向きであるか
ら、発熱体3の発生熱の多くの部分が、循環空気の流れ
を介し、底板2から熱伝導率の高い床面ないし床内部に
伝導されて効率よく放熱され、発熱体3の発生熱の残り
の部分が、筐体主部1の外周面からこれに接する外気の
熱対流の形で放熱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内蔵発熱体に係る放
熱効率の改善を図る放熱形筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の放熱形筐体について、その断面図
である図4を参照しながら説明する。図4において、筐
体主部31には、発熱体3と放熱用のファン4とが、図
示してないその他のユニットとともに内蔵され、その底
部はベース部32を介して床面に設置される。ここで、
発熱体3は、実際には複数個に分割されたものが等価的
に一つにまとまった形で表され、ファン4は上向きの送
風をする。したがって、筐体主部31の内部での空気の
循環は矢印のようになり、主に筐体主部31の外周面か
ら放熱がおこなわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、筐体主部
31の外周面から主として放熱がおこなわれ、さらに外
周面と接触する外気の熱対流の形で放熱がおこなわれる
から、放熱効率が低いという問題がある。しかも、筐体
主部31の上部表面が熱くなり、内部の温度も上部ほど
高くなる。
【0004】この発明の課題は、従来の技術がもつ以上
の問題点を解消し、内蔵発熱体に係る放熱効率の改善を
図る放熱形筐体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る放熱形筐
体は、発熱体を内蔵し、かつ下向きの送風をする空気循
環用ファンを内設すると共に、床面に底板を密接させて
設置される。請求項2に係る放熱形筐体は、発熱体を内
蔵し、かつ下向きの送風をする空気循環用ファンを内設
する筐体主部と;この筐体主部と床面との間に介在する
形で、この筐体主部の底面積より大きい底面積の底板を
前記床面に密接させて設置される、中空な内部空間をも
つベース部と;を備え、このベース部と前記筐体主部と
の各内部空間が連通する。
【0006】請求項3に係る放熱形筐体は、請求項2に
記載の筐体において、ベース部の内部に、そこで循環空
気を床面に沿って流すように流れ方向を誘導するための
案内板が設けられる。
【0007】
【作用】請求項1に係る放熱形筐体では、床面に底板が
密接して設置され、かつファンの送風方向が下向きであ
るから、発熱体の発生熱の多くの部分が、循環空気の流
れを介し、底板から熱伝導率の高い床面ないし床内部に
伝導されて効率よく放熱され、発熱体の発生熱の残りの
部分が、筐体外周面からこれに接する外気の熱対流の形
で放熱される。
【0008】請求項2または3に係る放熱形筐体では、
ベース部の底板が床面に密接して設置され、かつファン
の送風方向が下向きであるから、筐体主部側の発熱体の
発生熱の多くの部分が、循環空気の流れを介し、内部空
間同士が連通するベース部の底面積の広い底板から熱伝
導率の高い床面ないし床内部に伝導されて効率よく放熱
され、発熱体の発生熱の残りの部分が、筐体外周面から
これに接する外気の熱対流の形で放熱される。
【0009】とくに請求項3に係る放熱形筐体では、案
内板によって、ベース部内部における循環空気が床面に
沿って流れるから、そのときの広い面積を通して、発生
熱が床面ないし床内部に伝導されて効率よく放熱され
る。
【0010】
【実施例】この発明に係る放熱形筐体の実施例につい
て、以下に図を参照しながら説明する。図1は第1実施
例の断面図である。図1において、筐体主部1には、発
熱体3と放熱用のファン4とが、図示してないその他の
ユニットとともに内蔵され、その底板2が床面と密接す
る形で設置される。ここで、発熱体4は、実際には複数
個に分割されたものが等価的に一つにまとまった形で表
され、ファン4は、発熱体3の下方に位置し下向きに送
風をする。したがって、筐体主部1の内部での空気の循
環は矢印のようになる。第1実施例では、床面に底板2
が密接して設置され、かつファン4の送風方向が下向き
であるから、発熱体3の発生熱の多くの部分が、循環空
気の流れを介し、底板2から熱伝導率の高い床面ないし
床内部に伝導されて効率よく放熱され、発熱体3の発生
熱の残りの部分が、筐体主部1の外周面からこれに接す
る外気の熱対流の形で放熱される。なお、第1実施例は
請求項1の筺体に相当する。
【0011】図2は第2実施例の断面図である。第2実
施例が第1実施例と異なる点は、筐体主部と床面との間
に、床面との接触面積の大きいベース部を介在させ、放
熱効率を向上させるようにしたことである。図2におい
て、筐体主部11の下部に、ベース部12が設置され
る。なお、筐体主部11の内部に格納される発熱体3,
ファン4は第1実施例におけるのと同じであるから、説
明は省略する。ベース部12は、中空な内部空間をもつ
偏平な方形体で、筐体主部11の底面積より大きい底面
積の底板を有し、これを床面に密接させて設置される。
筐体主部11とベース部12とは、各内部空間同士が連
通する構成である。またベース部12の内部に、床面と
平行つまり水平な部分を主部とする案内板13が取り付
けられる。この案内板13によって、ベース部12の内
部における循環空気が床面に沿って流れるように誘導さ
れるから、そのときの広い面積を通して、発生熱が床面
ないし床内部に伝導されて効率よく放熱される。第2実
施例は請求項3の筐体に相当する。ここで、第2実施例
における案内板13を削除したものが、請求項2の筐体
に相当する。案内板13がなくても、循環空気が床面に
沿って流れる範囲が若干狭まるものの、ベース部12の
底面積の広い底板から熱伝導率の高い床面ないし床内部
に熱伝導される特長は確保される。
【0012】図3は第3実施例の断面図である。第3実
施例が第2実施例と異なる点は、発熱体とファンとが筐
体主部のほぼ中央に格納され(第2実施例では右側に偏
って位置決めされた)、したがってベース部と案内板と
の構造が左右対称になることである。筐体主部21,ベ
ース部22,案内板23は、各々第2実施例における対
応する部材、筐体主部11,ベース部12,案内板13
と本質的には同じである。第2実施例か、第3実施例か
の選択は、筐体の設置される場所や、筐体の内部構成に
よって決まる。
【0013】
【発明の効果】請求項1に係る放熱形筐体では、床面に
底板が密接して設置され、かつファンの送風方向が下向
きであるから、発熱体の発生熱の多くの部分が、循環空
気の流れを介し、底板から熱伝導率の高い床面ないし床
内部に伝導されて効率よく放熱され、発熱体の発生熱の
残りの部分が、筐体外周面からこれに接する外気の熱対
流の形で放熱される。したがって、筐体に格納される電
気,電子部材ないしユニットの品質,性能が確保され、
装置全体の信頼性向上が図れる。
【0014】請求項2または3に係る放熱形筐体では、
ベース部の底板が床面に密接して設置され、かつファン
の送風方向が下向きであるから、筐体主部側の発熱体の
発生熱の多くの部分が、循環空気の流れを介し、内部空
間同士が連通するベース部の底面積の広い底板から熱伝
導率の高い床面ないし床内部に伝導され、請求項1にお
けるよりさらに効率よく放熱され、発熱体の発生熱の残
りの部分が、筐体外周面からこれに接する外気の熱対流
の形で放熱される。したがって、筐体に格納される電
気,電子部材ないしユニットの品質,性能がさらに確実
に確保され、より高水準で装置全体の信頼性向上が図れ
る。
【0015】とくに請求項3に係る放熱形筐体では、案
内板によって、ベース部内部における循環空気が床面に
沿って流れるから、そのときの広い面積を通して、発生
熱が床面ないし床内部に伝導されて効率よく放熱される
ことが支援される。したがって、筐体に格納される電
気,電子部材ないしユニットの品質,性能の確保と、装
置全体の信頼性向上とが支援される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の断面図
【図2】第2実施例の断面図
【図3】第3実施例の断面図
【図4】従来例の断面図
【符号の説明】
1 筐体主部 2 底板 3 発熱体 4 ファン 11 筐体主部 12 ベース部 13 案内板 21 筐体主部 22 ベース部 23 案内板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱体を内蔵し、かつ下向きの送風をする
    空気循環用ファンを内設するとともに、床面に底板を密
    接させて設置されることを特徴とする放熱形筐体。
  2. 【請求項2】発熱体を内蔵し、かつ下向きの送風をする
    空気循環用ファンを内設する筐体主部と;この筐体主部
    と床面との間に介在する形で、この筐体主部の底面積よ
    り大きい底面積の底板を前記床面に密接させて設置され
    る、中空な内部空間をもつベース部と;を備え、 このベース部と前記筐体主部との各内部空間が連通する
    ことを特徴とする放熱形筐体。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の筐体において、ベース部
    の内部に、そこで循環空気を床面に沿って流すように流
    れ方向を誘導するための案内板が設けられることを特徴
    とする放熱形筐体。
JP17787792A 1992-07-06 1992-07-06 放熱形筐体 Pending JPH0621676A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17787792A JPH0621676A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 放熱形筐体

Applications Claiming Priority (1)

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JP17787792A JPH0621676A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 放熱形筐体

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Publication Number Publication Date
JPH0621676A true JPH0621676A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16038623

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17787792A Pending JPH0621676A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 放熱形筐体

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JP (1) JPH0621676A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09236310A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Natl House Ind Co Ltd 空調装置
US9795067B2 (en) 2015-04-03 2017-10-17 Mitsubishi Electric Corporation Electronic apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09236310A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Natl House Ind Co Ltd 空調装置
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