JPH06215902A - トリマブルチップ抵抗器 - Google Patents
トリマブルチップ抵抗器Info
- Publication number
- JPH06215902A JPH06215902A JP5023725A JP2372593A JPH06215902A JP H06215902 A JPH06215902 A JP H06215902A JP 5023725 A JP5023725 A JP 5023725A JP 2372593 A JP2372593 A JP 2372593A JP H06215902 A JPH06215902 A JP H06215902A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 抵抗体表面に施したガラス層の表面をツヤ消
し状態とすることにより、ガラス層表面における抵抗体
画像認識装置による照明の反射を分散させ、抵抗体の位
置を通常の作業状態において容易に視認しうべくなし
て、不良品の発生を防止し、製品の信頼性向上とコスト
低減をはかる。 【構成】 絶縁基板1aの両端に上面電極2aを配設
し、上面電極2a間を抵抗体3aにより橋絡して、抵抗
体3aの上に、約600℃の標準焼成温度より低い温度
で焼成して溶融を抑制し少なくとも表面をツヤ消し状と
した緑色のガラス層4aを配設し、さらに、絶縁基板1
aの両側面に上面電極2aと連結して側面電極5aを配
設して、該側面電極5aをニッケルメッキ層6aおよび
ハンダメッキ層7aにより被覆して構成した。
し状態とすることにより、ガラス層表面における抵抗体
画像認識装置による照明の反射を分散させ、抵抗体の位
置を通常の作業状態において容易に視認しうべくなし
て、不良品の発生を防止し、製品の信頼性向上とコスト
低減をはかる。 【構成】 絶縁基板1aの両端に上面電極2aを配設
し、上面電極2a間を抵抗体3aにより橋絡して、抵抗
体3aの上に、約600℃の標準焼成温度より低い温度
で焼成して溶融を抑制し少なくとも表面をツヤ消し状と
した緑色のガラス層4aを配設し、さらに、絶縁基板1
aの両側面に上面電極2aと連結して側面電極5aを配
設して、該側面電極5aをニッケルメッキ層6aおよび
ハンダメッキ層7aにより被覆して構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗体表面に施したガ
ラス層の表面をツヤ消し状態とすることにより、該ガラ
ス層表面における抵抗体画像認識装置による照明の反射
を分散させ、抵抗体の位置を通常の作業状態において容
易に視認しうべくなして、製品の信頼性を向上させたト
リマブルチップ抵抗器に関する。
ラス層の表面をツヤ消し状態とすることにより、該ガラ
ス層表面における抵抗体画像認識装置による照明の反射
を分散させ、抵抗体の位置を通常の作業状態において容
易に視認しうべくなして、製品の信頼性を向上させたト
リマブルチップ抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、トリマブルチップ抵抗器の回
路特性値を調整するには、レ−ザ−、サンドブラスト等
により抵抗体を切断しているが、適正化をはかるため、
切断スタ−ト時点の抵抗体の位置を画像認識する方法が
実施されている。従来は、この抵抗体画像認識装置の照
明がトリマブルチップ抵抗器のガラス層に反射して、通
常の作業可能状態では、ガラス層下部の抵抗体の位置を
容易に視認することができないために、回路基板や他の
部品を損傷したり電極部を切断したりすることにより不
良品となり、製品の信頼性を低下させて問題であった。
路特性値を調整するには、レ−ザ−、サンドブラスト等
により抵抗体を切断しているが、適正化をはかるため、
切断スタ−ト時点の抵抗体の位置を画像認識する方法が
実施されている。従来は、この抵抗体画像認識装置の照
明がトリマブルチップ抵抗器のガラス層に反射して、通
常の作業可能状態では、ガラス層下部の抵抗体の位置を
容易に視認することができないために、回路基板や他の
部品を損傷したり電極部を切断したりすることにより不
良品となり、製品の信頼性を低下させて問題であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
述した従来の欠点を除去するためなされたものであって
光学的にみて、ガラス層上部からの照明により、ガラス
層下部のものを視認するには、照明がガラス層表面で反
射して視認しにくいため、この点について検討した結
果、抵抗体表面に施したガラス層の表面をツヤ消し状態
とすることにより、抵抗体画像認識装置の照明によるガ
ラス層表面の反射を分散させて、抵抗体の位置を通常の
作業状態において容易に視認しうべくなすことを目的と
する。
述した従来の欠点を除去するためなされたものであって
光学的にみて、ガラス層上部からの照明により、ガラス
層下部のものを視認するには、照明がガラス層表面で反
射して視認しにくいため、この点について検討した結
果、抵抗体表面に施したガラス層の表面をツヤ消し状態
とすることにより、抵抗体画像認識装置の照明によるガ
ラス層表面の反射を分散させて、抵抗体の位置を通常の
作業状態において容易に視認しうべくなすことを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、第一
に、抵抗体表面に施したガラス層を介して該抵抗体を視
認しうべく、該ガラス層の表面をツヤ消し状態として形
成することによる。第二に、ガラス層の焼成温度を該ガ
ラス層の標準焼成温度より低下させて、該ガラス層の溶
融を抑制して形成することによる。第三に、ガラス層の
標準焼成温度より高い焼結温度のガラスペ−ストを該ガ
ラス層に施し標準焼成温度にて焼成することによる。第
四に、ガラス層の標準焼成温度より高い焼結温度の絶縁
物を添加したガラスペ−ストを該ガラス層上に施して焼
成することによる。第五に、メッキ液によりガラス層の
表面のみ浸食される程度の耐酸性を有するガラスペ−ス
トを該ガラス層に施して焼成することによる。第六に、
ガラス層を研削して形成することによる。さらに、第七
に、ガラス層を薬品により処理して形成することによ
り、上記目的を達成しようとするものである。
に、抵抗体表面に施したガラス層を介して該抵抗体を視
認しうべく、該ガラス層の表面をツヤ消し状態として形
成することによる。第二に、ガラス層の焼成温度を該ガ
ラス層の標準焼成温度より低下させて、該ガラス層の溶
融を抑制して形成することによる。第三に、ガラス層の
標準焼成温度より高い焼結温度のガラスペ−ストを該ガ
ラス層に施し標準焼成温度にて焼成することによる。第
四に、ガラス層の標準焼成温度より高い焼結温度の絶縁
物を添加したガラスペ−ストを該ガラス層上に施して焼
成することによる。第五に、メッキ液によりガラス層の
表面のみ浸食される程度の耐酸性を有するガラスペ−ス
トを該ガラス層に施して焼成することによる。第六に、
ガラス層を研削して形成することによる。さらに、第七
に、ガラス層を薬品により処理して形成することによ
り、上記目的を達成しようとするものである。
【0005】
【作用】本発明においては、従来、抵抗体表面に施した
ガラス層表面における抵抗体画像認識装置による照明の
反射により、抵抗体の位置を通常の作業状態において容
易に視認しにくかつた点を考慮して、ガラス層の表面を
ツヤ消し状態とすることにより、ガラス層表面における
抵抗体画像認識装置による照明の反射を分散させ、抵抗
体の位置を通常の作業状態において容易に視認しうべく
なして、不良品の発生を防止し、製品の信頼性向上およ
びコスト低減をはかることが可能となる。また、ガラス
層の標準焼成温度より高い焼結温度のガラスペ−スト、
メッキ液にガラス層の表面のみ浸食される程度の耐酸性
を有するガラスペ−ストを該ガラス層に施して標準焼成
温度で焼成することにより、あるいはガラス層の標準焼
成温度より高い焼結温度の絶縁物を添加したガラスペ−
ストを該ガラス層の上に施して標準温度で焼成すること
により、容易にガラス層の表面をツヤ消し状態として作
業効率を向上させることが可能となる。さらに、ガラス
層の焼成温度を該ガラス層の標準焼成温度より低下させ
て該ガラス層の溶融を抑制したり、ガラス層をサンドブ
ラスト等により研削したり、あるいは、ガラス層を酸等
の薬品により処理することにより、容易にガラス層の表
面をツヤ消し状態として、作業効率を一層向上させるこ
とが可能となる。
ガラス層表面における抵抗体画像認識装置による照明の
反射により、抵抗体の位置を通常の作業状態において容
易に視認しにくかつた点を考慮して、ガラス層の表面を
ツヤ消し状態とすることにより、ガラス層表面における
抵抗体画像認識装置による照明の反射を分散させ、抵抗
体の位置を通常の作業状態において容易に視認しうべく
なして、不良品の発生を防止し、製品の信頼性向上およ
びコスト低減をはかることが可能となる。また、ガラス
層の標準焼成温度より高い焼結温度のガラスペ−スト、
メッキ液にガラス層の表面のみ浸食される程度の耐酸性
を有するガラスペ−ストを該ガラス層に施して標準焼成
温度で焼成することにより、あるいはガラス層の標準焼
成温度より高い焼結温度の絶縁物を添加したガラスペ−
ストを該ガラス層の上に施して標準温度で焼成すること
により、容易にガラス層の表面をツヤ消し状態として作
業効率を向上させることが可能となる。さらに、ガラス
層の焼成温度を該ガラス層の標準焼成温度より低下させ
て該ガラス層の溶融を抑制したり、ガラス層をサンドブ
ラスト等により研削したり、あるいは、ガラス層を酸等
の薬品により処理することにより、容易にガラス層の表
面をツヤ消し状態として、作業効率を一層向上させるこ
とが可能となる。
【0006】
【実施例】以下引き続き、本発明のトリマブルチップ抵
抗器の要旨をさらに明確にするため、図面を利用して、
一実施例を説明する。図1および図2を利用して第一実
施例を説明する。1aは絶縁基板、2aは該絶縁基板1
aの両端に設けられた上面電極、3aは該上面電極2a
を連結する抵抗体、4aは焼成温度を約600℃の標準
焼成温度より低下させ溶融を抑制して少なくとも表面を
ツヤ消し状とした緑色のガラス層、5aは前記上面電極
2aと連結された側面電極、6aは該側面電極5aを被
覆するニッケルメッキ層、7aは該ニッケルメッキ層6
aをさらに被覆するハンダメッキ層である。次に、本ト
リマブルチップ抵抗器を作成するには、絶縁基板1aの
両端に上面電極2aを配設して、該上面電極2a間を抵
抗体3aにより橋絡し、該抵抗体3aの上にガラス層4
aを配設する。さらに、前記絶縁基板1aの両側面に上
面電極2aと連結した側面電極5aを配設し、該側面電
極5aをニッケルメッキ層6aおよびハンダメッキ層7
aにより被覆することにより、本トリマブルチップ抵抗
器を作成することが可能となる。
抗器の要旨をさらに明確にするため、図面を利用して、
一実施例を説明する。図1および図2を利用して第一実
施例を説明する。1aは絶縁基板、2aは該絶縁基板1
aの両端に設けられた上面電極、3aは該上面電極2a
を連結する抵抗体、4aは焼成温度を約600℃の標準
焼成温度より低下させ溶融を抑制して少なくとも表面を
ツヤ消し状とした緑色のガラス層、5aは前記上面電極
2aと連結された側面電極、6aは該側面電極5aを被
覆するニッケルメッキ層、7aは該ニッケルメッキ層6
aをさらに被覆するハンダメッキ層である。次に、本ト
リマブルチップ抵抗器を作成するには、絶縁基板1aの
両端に上面電極2aを配設して、該上面電極2a間を抵
抗体3aにより橋絡し、該抵抗体3aの上にガラス層4
aを配設する。さらに、前記絶縁基板1aの両側面に上
面電極2aと連結した側面電極5aを配設し、該側面電
極5aをニッケルメッキ層6aおよびハンダメッキ層7
aにより被覆することにより、本トリマブルチップ抵抗
器を作成することが可能となる。
【0007】図3および図4を利用して第二実施例を説
明する。本実施例の構成については、4bがガラス層の
標準焼成温度より高い約650℃の焼結温度のガラスペ
−ストを該ガラス層上に施し標準焼成温度にて焼成して
少なくとも表面をツヤ消し状としたガラス層であるほか
は第一実施例と同様であり、また、本実施例の作用につ
いては第一実施例と同様であるので省略する。
明する。本実施例の構成については、4bがガラス層の
標準焼成温度より高い約650℃の焼結温度のガラスペ
−ストを該ガラス層上に施し標準焼成温度にて焼成して
少なくとも表面をツヤ消し状としたガラス層であるほか
は第一実施例と同様であり、また、本実施例の作用につ
いては第一実施例と同様であるので省略する。
【0008】図5および図6を利用して第三実施例を説
明する。本実施例の構成については、4cがガラス層の
標準焼成温度よりも高い焼結温度の絶縁物を添加したガ
ラスペ−ストを該ガラス層上に施し焼成して少なくとも
表面をツヤ消し状としたガラス層であり、かつ、該ガラ
ス層4cと抵抗体3c間に保護ガラス層41cが挿入さ
れているほかは第一実施例と同様であり、本実施例の作
用については、抵抗体3cとガラス層4cとの間に保護
ガラス層4cを挿入して各上面電極2c間に配設するほ
かは第一実施例と同様であるので省略する。
明する。本実施例の構成については、4cがガラス層の
標準焼成温度よりも高い焼結温度の絶縁物を添加したガ
ラスペ−ストを該ガラス層上に施し焼成して少なくとも
表面をツヤ消し状としたガラス層であり、かつ、該ガラ
ス層4cと抵抗体3c間に保護ガラス層41cが挿入さ
れているほかは第一実施例と同様であり、本実施例の作
用については、抵抗体3cとガラス層4cとの間に保護
ガラス層4cを挿入して各上面電極2c間に配設するほ
かは第一実施例と同様であるので省略する。
【0009】図7および図8を利用して第四実施例を説
明する。本実施例の構成については、4dがメツキ液に
より表面のみ浸食される程度の耐酸性を有するガラスペ
−ストを施し焼成して少なくとも表面をツヤ消し状とし
たガラス層であるほかは第一実施例と同様であり、本実
施例の作用については第一実施例と同様であるので省略
する。
明する。本実施例の構成については、4dがメツキ液に
より表面のみ浸食される程度の耐酸性を有するガラスペ
−ストを施し焼成して少なくとも表面をツヤ消し状とし
たガラス層であるほかは第一実施例と同様であり、本実
施例の作用については第一実施例と同様であるので省略
する。
【0010】図9および図10を利用して第五実施例を
説明する。本実施例の構成については、4eがサンドブ
ラスト等により研削して少なくとも表面をツヤ消し状と
したガラス層であるほかは第一実施例と同様であり、本
実施例の作用については、第一実施例と同様であるので
省略する。
説明する。本実施例の構成については、4eがサンドブ
ラスト等により研削して少なくとも表面をツヤ消し状と
したガラス層であるほかは第一実施例と同様であり、本
実施例の作用については、第一実施例と同様であるので
省略する。
【0011】図11および図12を利用して第六実施例
を説明する。本実施例の構成については、4fが酸等の
薬品により処理して少なくとも表面をツヤ消し状とした
ガラス層であるほかは第一実施例と同様であり、本実施
例の作用については第一実施例と同様であるので省略す
る。
を説明する。本実施例の構成については、4fが酸等の
薬品により処理して少なくとも表面をツヤ消し状とした
ガラス層であるほかは第一実施例と同様であり、本実施
例の作用については第一実施例と同様であるので省略す
る。
【0012】なお、本実施例ではガラス層の色は緑色と
したが透明または任意の色でよく、また、ガラス層の層
数はとりわけ限定するものではなく、さらに、ツヤ消し
状にする方法は前記実施例に示したものに限定されない
など、本発明に係わるトリマブルチップ抵抗器における
各構成要素の形状、大きさ、材質、作動方法等は、前記
した目的、作用および後記する発明の効果が達成される
範囲内においてそれぞれ任意に定められてよく、これら
の変更はいずれも本発明の要旨を何ら変更するものでな
いことは申すまでもない。
したが透明または任意の色でよく、また、ガラス層の層
数はとりわけ限定するものではなく、さらに、ツヤ消し
状にする方法は前記実施例に示したものに限定されない
など、本発明に係わるトリマブルチップ抵抗器における
各構成要素の形状、大きさ、材質、作動方法等は、前記
した目的、作用および後記する発明の効果が達成される
範囲内においてそれぞれ任意に定められてよく、これら
の変更はいずれも本発明の要旨を何ら変更するものでな
いことは申すまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
抵抗体表面に施したガラス層の表面をツヤ消し状態とす
ることにより、ガラス層表面における抵抗体画像認識装
置による照明の反射を分散させ、抵抗体の位置を通常の
作業状態において容易に視認しうべくなして、不良品の
発生を防止し、製品の信頼性向上とコスト低減をはかる
ことが可能となる。また、ガラス層の標準焼成温度より
高い焼結温度のガラスペ−スト、ガラス層の標準焼成温
度より高い焼結温度の絶縁物を添加したガラスペ−スト
あるいはメッキ液によりガラス層の表面のみ浸食される
程度の耐酸性を有するガラスペ−ストを該ガラス層上に
施して焼成することにより、ガラス層の表面を容易にツ
ヤ消し状態として、作業効率を向上させることが可能と
なる。さらに、ガラス層の焼成温度を該ガラス層の標準
焼成温度より低下させて該ガラス層の溶融を抑制するこ
とにより、ガラス層を研削することにより、あるいは、
ガラス層を酸等の薬品により処理することにより、ガラ
ス層の表面を容易にツヤ消し状態として、作業効率を一
層向上させることが可能となる。以上説明したように、
本発明は、従来にない独特の効果を奏し、まことに実用
的で優れた発明である。
抵抗体表面に施したガラス層の表面をツヤ消し状態とす
ることにより、ガラス層表面における抵抗体画像認識装
置による照明の反射を分散させ、抵抗体の位置を通常の
作業状態において容易に視認しうべくなして、不良品の
発生を防止し、製品の信頼性向上とコスト低減をはかる
ことが可能となる。また、ガラス層の標準焼成温度より
高い焼結温度のガラスペ−スト、ガラス層の標準焼成温
度より高い焼結温度の絶縁物を添加したガラスペ−スト
あるいはメッキ液によりガラス層の表面のみ浸食される
程度の耐酸性を有するガラスペ−ストを該ガラス層上に
施して焼成することにより、ガラス層の表面を容易にツ
ヤ消し状態として、作業効率を向上させることが可能と
なる。さらに、ガラス層の焼成温度を該ガラス層の標準
焼成温度より低下させて該ガラス層の溶融を抑制するこ
とにより、ガラス層を研削することにより、あるいは、
ガラス層を酸等の薬品により処理することにより、ガラ
ス層の表面を容易にツヤ消し状態として、作業効率を一
層向上させることが可能となる。以上説明したように、
本発明は、従来にない独特の効果を奏し、まことに実用
的で優れた発明である。
【図1】本発明の第一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の第一実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の第二実施例を示す平面図である。
【図4】本発明の第二実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の第三実施例を示す平面図である。
【図6】本発明の第三実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の第四実施例を示す平面図である。
【図8】本発明の第四実施例を示す断面図である。
【図9】本発明の第五実施例を示す平面図である。
【図10】本発明の第五実施例を示す断面図である。
【図11】本発明の第六実施例を示す平面図である。
【図12】本発明の第六実施例を示す断面図である。
1a、1b、1c、1d、1e、1f 絶縁基板 2a、2b、2c、2d、2e、2f 上面電極 3a、3b、3c、3d、3e、3f 抵抗体 4a、4b、4c、4d、4e、4f ガラス層 41c 保護ガラス層 5a、5b、5c、5d、5e、5f 側面電極 6a、6b、6c、6d、6e、6f ニッケルメッキ
層 7a、7b、7c、7d、7e、7f ハンダメッキ層
層 7a、7b、7c、7d、7e、7f ハンダメッキ層
Claims (7)
- 【請求項1】 抵抗体表面に施したガラス層を介して該
抵抗体を視認しうべく、該ガラス層の表面をツヤ消し状
態として形成したことを特徴とするトリマブルチップ抵
抗器。 - 【請求項2】 ガラス層の焼成温度を該ガラス層の標準
焼成温度より低下させて、該ガラス層の溶融を抑制して
形成した請求項1記載のトリマブルチップ抵抗器。 - 【請求項3】 ガラス層の標準焼成温度より高い焼結温
度のガラスペ−ストを該ガラス層に施し標準焼成温度に
て焼成してなる請求項1記載のトリマブルチップ抵抗
器。 - 【請求項4】 ガラス層の標準焼成温度より高い焼結温
度の絶縁物を添加したガラスペ−ストを該ガラス層上に
施し焼成してなる請求項1記載のトリマブルチップ抵抗
器。 - 【請求項5】 メッキ液によりガラス層の表面のみ浸食
される程度の耐酸性を有するガラスペ−ストを該ガラス
層に施し焼成してなる請求項1記載のトリマブルチップ
抵抗器。 - 【請求項6】 ガラス層を研削して形成した請求項1記
載のトリマブルチップ抵抗器。 - 【請求項7】 ガラス層を薬品により処理して形成した
請求項1記載のトリマブルチップ抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05023725A JP3124853B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | トリマブルチップ抵抗器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05023725A JP3124853B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | トリマブルチップ抵抗器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06215902A true JPH06215902A (ja) | 1994-08-05 |
JP3124853B2 JP3124853B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=12118298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05023725A Expired - Fee Related JP3124853B2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | トリマブルチップ抵抗器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3124853B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0245602U (ja) * | 1988-09-26 | 1990-03-29 |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP05023725A patent/JP3124853B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0245602U (ja) * | 1988-09-26 | 1990-03-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3124853B2 (ja) | 2001-01-15 |
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