JPH06215060A - 論理シミュレーション装置 - Google Patents

論理シミュレーション装置

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Publication number
JPH06215060A
JPH06215060A JP5003905A JP390593A JPH06215060A JP H06215060 A JPH06215060 A JP H06215060A JP 5003905 A JP5003905 A JP 5003905A JP 390593 A JP390593 A JP 390593A JP H06215060 A JPH06215060 A JP H06215060A
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JP
Japan
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logic
logic element
timing
circuit
input
Prior art date
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Application number
JP5003905A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Hino
徹也 日野
Shigeo Sawada
茂穂 澤田
Yoshihiro Okuno
義弘 奥野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイミング検証を行う前にタイミング検証を
必要とする論理素子と必要としない論理素子とを判断
し、タイミング検証が必要な論理素子においてのみタイ
ミング検証を行うことのできる実行時間の短縮化された
論理シミュレーション装置を得る。 【構成】 タイミング検証が必要な論理素子と不必要な
論理素子とを検出する検出装置9と、論理回路を構成す
る全論理素子の動作タイミングを計算するシミュレーシ
ョン実行装置5と、論理素子のタイミング検証を行う前
に前記論理素子がタイミング検証の必要な論理素子かど
うかを判別する判別装置11と、タイミング検証が必要な
論理素子と判別された論理素子に対してシミュレーショ
ン実行装置5の結果に基づいてタイミング検証を行うタ
イミング検証装置6とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の論理回路
の動作をコンピュータ上で模擬する論理シミュレーショ
ン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】論理シミュレーション装置は設計者が設
計した通りの意図で、論理回路が設計どおりに動作する
かどうかを検証するための装置であり、半導体装置の論
理回路設計において広く用いられている。
【0003】図10は従来における論理シミュレーショ
ン装置の構成を示すブロック図である。図において、1
は論理シミュレーション装置であり、シミュレーション
実行装置5とタイミング検証装置6とからなる。2は論
理回路の回路情報ファイルであり、論理シミュレーショ
ンの対象となる論理回路を構成する複数の論理素子間の
接続関係及び各論理素子の諸特性(例えば立ち上がり遅
延時間の情報)が書き込まれているファイルである。3
はシミュレーション条件情報ファイルであり、シミュレ
ーションを行う時間を示した実行時間が書き込まれてい
るファイルである。4は入力パターン情報ファイルであ
り、論理回路を構成する論理素子の入力端子で設定され
ている入力パターン信号及びクロック周期の情報が書き
込まれているファイルである。シミュレーション実行装
置5は、回路情報ファイル2、シミュレーション条件情
報ファイル3及び入力パターン情報ファイル4から、論
理回路の各論理素子の信号変化を逐次解釈しながら論理
回路を構成する論理素子の動作タイミングを計算する。
タイミング検証装置6は、シミュレーション実行装置5
で得られた論理素子の動作タイミングが設計どおりに行
われているかどうかを論理素子間の配線長、各種ディレ
イパラメータ及びファンアウト数の更に詳細な設計条件
を考慮して計算し、計算結果が設計どおりでない場合は
タイミングエラーとし、論理回路を構成しているどの論
理素子でどのような誤動作が発生しているのかを調べて
タイミングエラーメッセージを作成する。7はタイミン
グ検証装置6からの論理シミュレーションの結果を受け
取り、プリント用紙に出力するプリンタ、8は論理シミ
ュレーションの結果を出力するキャラクタ・ディスプレ
イのCRTである。
【0004】図10のように構成された論理シミュレー
ション装置では、まず始めに設計者が外部端末から予め
作成入力しておいた回路情報ファイル2、シミュレーシ
ョン条件情報ファイル3及び入力パターン情報ファイル
4から各々の情報がパラメータとしてシミュレーション
実行装置5に入力される。各パラメータが入力されると
論理シミュレーション装置のシミュレーション実行装置
5が動作し、シミュレーション対象回路を構成している
論理素子の動作タイミングが計算される。その後、タイ
ミング検証装置6により、先に計算された論理素子の動
作タイミングを更に詳細に計算し、タイミングエラーは
ないか、また、タイミングエラーがあるとすれば、論理
回路を構成しているどの論理素子でタイミングエラーが
発生しているかを調べ、タイミングエラーが発生してい
る論理素子に関するエラーメッセージをプリンタ7及び
CRT8に出力させ、設計者に知らせる。シミュレーシ
ョン対象回路のすべての論理素子に対して、タイミング
検証が終了するまで、タイミング検証の動作が繰り返し
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の論理シミュレー
ション装置は以上のように構成されているので、論理回
路を構成している全ての論理素子に対して動作タイミン
グの検証を行うことになり、シミュレーション対象回路
となる論理回路の規模が大きくなると論理シミュレーシ
ョンの実行時間がかかるという問題点があった。
【0006】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、論理回路のタイミング検証を行う
前にタイミング検証を必要とする論理素子と必要としな
い論理素子を判断し、タイミング検証を必要とする論理
素子においてのみタイミング検証を行うことにより、論
理シミュレーションの実行時間を短縮化することができ
る論理シミュレーション装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による論理シミ
ュレーション装置は、論理回路を構成する論理素子の動
作の定義と論理素子間の接続関係の情報を受け取り、前
記論理素子の動作タイミングの制約条件が保証されてい
るか否かを検出し、前記情報に検出結果を付加して第1
回路情報とする検出手段と、前記第1回路情報を受け取
り、動作タイミングの制約条件が保証されていない論理
素子についてのみ、動作タイミングを検証するタイミン
グ検証手段とを備えたものである。
【0008】また前記検出手段は、論理回路を構成する
論理素子の第1の入力端子における入力信号の信号変化
の終了時刻t1 から第2の入力端子における入力信号の
信号変化の終了時刻t2 までの時間が、前記論理素子で
定義されている動作タイミングの制約時間の2倍以上の
値である場合は、前記論理素子をタイミング検証が不必
要な論理素子として検出することを特徴とする。
【0009】また前記検出手段は、論理素子Aのクロッ
ク信号入力端子と論理素子Bのクロック信号入力端子と
が同一の信号線で接続され、論理素子Aのデータ出力端
子が論理素子Bのデータ入力端子に接続されているよう
な接続関係を持つ論理素子Aと論理素子Bとを検知し、
前記論理素子Bをタイミング検証が不必要な論理素子と
して検出することを特徴とする。
【0010】また前記検出手段は、論理素子の各々のク
ロック信号入力端子が同一の信号線で接続され、各々の
データ入力端子が同一の信号線で接続されているような
接続関係を持つ複数の論理素子を検知し、前記論理素子
の中で動作タイミングの制約時間が一番短い論理素子
を、あるいは、もし前記条件を満たす論理素子が複数個
存在する場合はそのうちのどれか1つの論理素子をタイ
ミング検証が必要な論理素子とし、それ以外の論理素子
をタイミング検証が不必要な論理素子として検出するこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明に係る論理シミュレーション装置にお
いては、論理素子で予め設定されている動作タイミング
及び論理素子間の接続関係から、詳細な設計条件を考慮
して行うタイミング検証を必要とする場合と、タイミン
グ検証をするまでもない場合とを判別される。
【0012】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の一実施例における論理シミュ
レーション装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて、1〜8は従来の論理シミュレーション装置と同一
あるいは相当する部分である。9は検出装置であり、入
力パターン情報ファイル4と回路情報ファイル2とから
論理回路を構成する各々のパラメータを受け取り、論理
素子のタイミング検証が必要かどうかを検出し、その結
果得られる情報を回路情報ファイル2に付加し、第2の
回路情報ファイル10を作成する。第2の回路情報ファイ
ル10は、検出装置9により新たに作成された回路情報の
ファイルである。11は判別装置であり、シミュレーショ
ン実行装置5で得られるシミュレーション実行結果に基
づいてタイミング検証を行う前に、第2の回路情報ファ
イル10に書かれている情報から各論理素子においてタイ
ミング検証が必要か不必要かを判断する。
【0013】図2は図1の論理シミュレーション装置1
の動作を示すフローチャートである。以下、図1の論理
シミュレーション装置1の動作を図2に基づいて説明す
る。
【0014】図2において、(ステップM1)から(ス
テップM10)は、論理シミュレーション装置1の動作
を示したものであり、(ステップM1)から順次説明す
る。 (ステップM1) 回路情報ファイル2からシミュレー
ション対象回路の論理素子間の接続情報及び諸特性が検
出装置9にパラメータとして入力される。また、入力パ
ターン情報ファイル4から各論理素子の入力端子におい
て設定されている入力パターン信号及びクロック周期の
情報が検出装置9にパラメータとして入力される。 (ステップM2) パラメータの入力に伴って検出装置
9が動作し、各論理素子においてタイミング検証が必要
かどうかを検出する。 (ステップM3) ステップM2で検出された情報は回
路情報ファイル2に付加されて、新たな第2の回路情報
ファイル10が作成される。 (ステップM4) ステップM3で作成された第2の回
路情報ファイル10及びシミュレーション条件情報ファイ
ル3及び入力パターン情報ファイル4から各々の情報が
パラメータとしてシミュレーション実行装置5に入力さ
れる。 (ステップM5) ステップM4でパラメータが入力さ
れるとシミュレーション実行装置5が動作し、シミュレ
ーション対象回路を構成している論理素子の動作タイミ
ングが計算される。 (ステップM6) 判別装置6では、ステップM5で計
算された論理素子の動作タイミングに基づいてタイミン
グ検証を行う前に、その論理素子においてタイミング検
証を必要とするかどうかを判断し、タイミング検証が必
要な論理素子の場合はステップM7に進み、タイミング
検証が不必要な論理素子の場合はステップM10に進
む。 (ステップM7) シミュレーション対象回路を構成し
ている論理素子においてタイミング検証が必要であると
判断されると、タイミング検証装置10ではタイミングエ
ラーが発生しているかどうかを調べるために、論理素子
間の配線長、各種ディレイパラメータ及びファンアウト
数の詳細な設計条件を考慮して再度該論理素子の動作タ
イミングを計算する。 (ステップM8) ステップM7で計算された論理素子
の動作タイミングにタイミングエラーが発生しているか
否かを判断し、タイミングエラーが発生している場合は
ステップM8に進み、タイミングエラーが発生していな
い場合はステップM10に進む。 (ステップM9) タイミングエラーが発生している論
理素子に関して、ホールドタイムの不足等のタイミング
エラーの原因及びタイミングエラーが発生した時刻など
エラーメッセージを出力する。 (ステップM10) タイミング検証を必要とする全て
の論理素子に対してタイミング検証が終了するまで、ス
テップM6〜M10を繰り返し行う。
【0015】更に、図1の検出装置9と判別装置11の動
作について、図3に示すシミュレーション対象回路と図
4に示す図3のシミュレーション対象回路の動作を示し
たタイミングチャートを例にとって説明する。
【0016】図3は、回路情報ファイル2から得られる
シミュレーション対象回路の一例であり、バッファゲー
ト素子とDフリップフロップを有する回路である。図に
おいて、19はバッファゲート素子20を介してDフリップ
フロップ21の入力用端子であるD端子に接続されている
信号入力端子、22はDフリップフロップ21の出力用端子
であるQ端子に接続されている信号出力端子、23はバッ
ファゲート素子24を介してDフリップフロップ21のT端
子に接続されている信号入力端子である。20、24はバッ
ファゲート素子であり、バッファゲート素子20におい
て、信号入力端子19からバッファゲート素子20への入力
信号が ■L”から ■H”に変化する時の立ち上がりに
要する時間(以下「ΔLH」と記す。)は5nsと設定
されており、 ■H”から ■L”に変化する時の立ち下
がりに要する時間(以下「ΔHL」と記す。)は6ns
と設定されている。バッファゲート素子24においては、
ΔLHは1nsであり、ΔHLは2nsと設定されてい
る。21はD端子及びT端子及びQ端子を有するDフリッ
プフロップであり、Q端子におけるΔLHは3nsであ
り、ΔHLは4ns、セットアップタイム(後記述)は
3ns、ホールドタイム(後記述)は3nsと設定され
ている。TG0は信号入力端子19に入力される入力パタ
ーン信号、TG1は信号入力端子23に入力される入力パ
ターン信号であり、TG0及びTG1の波形は入力パタ
ーン情報ファイル4から得られる。
【0017】また図4は、図3に示すシミュレーション
対象回路の動作を示すタイミングチャートである。回路
情報ファイル2と入力パターン情報ファイル4に基づい
て、Dフリップフロップ21のD端子及びT端子において
は以下に示すような動作が行われる。信号入力端子19及
び23では図4に示すような入力パターン信号TG0及び
TG1が入力され、その入力時刻は0nsとする。信号
TG0は100 nsの時刻に ■L”から ■H”に変化
し、320 nsの時刻に ■H”から ■L”に変化するの
で、バッファゲート20における信号遷移時間ΔLH=5
ns及びΔHL=6nsによって、D端子での信号変化
はt1 =100 nsからt2 =105 nsの時刻の間に ■
L”から ■H”に変化し、t3 =320 nsからt4 =3
26 nsの時刻の間に ■H”から ■L”に変化する。
同様に、入力パターン信号TG1は200 nsの時刻に
■L”から ■H”に変化し、300 nsの時刻に ■H”
から ■L”に変化するので、バッファゲート素子24に
おける信号遷移時間ΔLH=1nsによって、T端子で
の信号変化はt5 =200 nsからt6 =201 nsの時刻
の間に ■L”から ■H”に変化し、t7 =300 nsか
らt8 =302 nsの時刻の間に ■H”から ■L”に変
化する。
【0018】上記のような情報を持ったシミュレーショ
ン対象回路において、タイミング検証項目となるセット
アップタイム及びホールドタイムについて考慮し、タイ
ミング検証が不必要な論理素子の条件を検出装置9によ
り検出する方法を述べる。動作タイミングの制約時間で
あるセットアップタイムとはT端子に入力されるクロッ
ク信号が変化する前にD端子に入力される入力データ信
号が確定していなければならない時間であり上記Dフリ
ップフロップでは3nsに設定されているから、動作タ
イミングの制約条件は|t6 −t2 |≧3nsである。
検出装置9では、先に入力された回路情報ファイル2か
らのパラメータにより、t6 −t2 =201 ns−105 n
s=96nsを算出し、これが3nsの2倍以上の値であ
ることを検知する。また、動作タイミングの制約時間で
あるホールドタイムとはT端子に入力されるクロック信
号が変化した後もD端子に入力される入力データ信号を
保持していなければならない時間であり、上記Dフリッ
プフロップでは3nsに設定されているから、動作タイ
ミングの制約条件は|t4 −t6 |≧3nsである。検
出装置9では、先に入力された回路情報ファイル2から
のパラメータにより、t4 −t6 =326 ns−201 ns
=125 nsを算出し、これが3nsの2倍以上の値であ
ることを検知する。
【0019】上記のように、動作タイミングの制約条件
をセットアップタイム又はホールドタイムの設定値の2
倍以上の値で満たしている場合は、これまでの実験デー
タに基づいて、論理素子の動作タイミングは確率的に保
証されるので、シミュレーション実行装置5によって動
作タイミングを計算した後にタイミング検証装置6によ
って、各論理素子間の配線長、各種ディレイパラメータ
及びファンアウト数の更に詳細な設計条件を考慮して行
うタイミング検証をする必要はない。検出装置9では、
「2倍以上の値」かどうかを判別するための判別条件が
具体的に設定されており、判別条件を全て満たす論理素
子においては動作タイミングが保証されるものとする。
更に、検出装置9では、動作タイミングが保証されてい
るかどうかを全ての論理素子において検証した後に、検
証結果を回路情報ファイル2に付加した第2の回路情報
ファイル10を作成する。上述したステップM6〜M10
までの動作を行う。
【0020】以後、シミュレーション実行装置5では、
第2の回路情報ファイル10、シミュレーション条件情報
ファイル3及び入力パターン情報ファイル4の情報を入
力パラメータとしてすべての論理素子の動作タイミング
を計算する。次に、判別装置11では、シミュレーション
実行装置から、実行結果および入力パラメータの値を受
け取り、各論理素子においてタイミング検証が必要か不
必要かを判断し、タイミング検証が必要な論理素子にお
ける入力パラメータの値のみタイミング検証装置6に受
け渡す。タイミング検証装置6では、判別装置11から受
け取ったタイミング検証が必要な論理素子の入力パラメ
ータの値および実行結果に基づいて、タイミング検証を
行う。
【0021】このように構成された論理シミュレーショ
ン装置では、シミュレーション実行前にタイミング検証
を行う論理素子かどうかの情報を持った第2の回路情報
ファイル10を作成しておくので、シミュレーション実行
後にタイミング検証を必要としない論理素子を検出する
ことができる。その結果、タイミング検証を必要とする
論理素子においてのみタイミング検証を行うので、論理
シミュレーション実行時間の短縮化を図ることができ
る。
【0022】実施例2.図1の検出装置9の第2の実施
例を図5に示すシミュレーション対象回路と図6に示す
図5のタイミングチャートを例にとって説明する。
【0023】図5において、35はセットアップタイムが
3nsでホールドタイムが3nsのDフリップフロッ
プ、36はDフリップフロップ35と同一のDフリップフロ
ップ、37はDフリップフロップ35のT1 端子とDフリッ
プフロップ36のT2 端子に接続された信号線であり、テ
ストパターン信号TGが入力される。38はDフリップフ
ロップ35のQ1 端子とDフリップフロップ36のD2 端子
を接続している信号線である。
【0024】このように構成されたシミュレーション対
象回路においては、図6に示すタイミングチャートのよ
うに動作する。タイミングチャートからわかるようにテ
ストパターン信号TGは配線容量による遅延を伴うた
め、Dフリップフロップ35のT1 端子に到達するまでに
Δt1 だけ遅延時間を伴い、更にDフリップフロップ36
のT2 端子に到達するまでにΔt2 (Δt1 <Δt2
だけ遅延時間を伴う。また、Dフリップフロップ35のQ
1 端子における出力はT1 端子における入力信号が変化
した時刻からΔq1 の遅延時間を伴って信号が変化す
る。Q1 端子出力の信号は信号線38を介してDフリップ
フロップ36のD2 端子に入力されるが、信号線38の配線
容量による遅延を伴うためΔd2 だけ遅延時間を伴って
入力され、T2 端子における入力信号が変化した時刻か
らはΔd1 だけ遅延時間を伴って入力されることにな
る。この場合、Dフリップフロップ35のホールドタイム
チェック時間はΔq1 であり、Dフリップフロップ36の
ホールドタイムチェック時間はΔd1 である。このよう
に接続された素子においては、遅延時間Δt1 、Δt2
及びΔd2 はΔq1 に比べて微小時間であるから、Dフ
リップフロップ36のホールドタイムチェック時間である
Δd1 はDフリップフロップ35のホールドタイムチェッ
ク時間であるΔq1 とほぼ等しくなるので、Dフリップ
フロップ35の動作タイミングが正常に行われているとい
う条件のもとにDフリップフロップ36のホールドタイム
は保証される。検出装置9では、先に入力された回路情
報ファイル2からのパラメータにより、図5のように構
成されている回路を検出し、図5のDフリップフロップ
36に相当する素子のホールドタイムのチェックをタイミ
ング検証の際のチェック項目から除外する。検出装置9
により、検出された結果は第2の回路情報ファイル10に
入力される。
【0025】この実施例を採用することにより、タイミ
ング検証の際のチェック項目を少なくすることができる
ので、論理シミュレーション実行時間の短縮化を図るこ
とができる。
【0026】実施例3.図1の検出装置9の第3の実施
例を図7に示すシミュレーション対象回路を例にとって
説明する。図において、35〜38は図5のシミュレーショ
ン対象回路と同一あるいは相当するものを示す。39は、
信号線38の途中に設けられたバッファゲート素子であ
る。
【0027】このように構成されたシミュレーション対
象回路では、Q1 端子出力の信号は信号線38を介してD
フリップフロップ36のD2 端子に入力されるが、信号線
38の配線容量に加えてバッファゲート素子39による遅延
を伴うため、実施例2における遅延時間Δd2 よりもさ
らに大きい遅延時間Δd2'を伴って入力されることにな
る。よってこの場合、Dフリップフロップ36のホールド
タイムのチェック時間Δd1'は実施例2におけるDフリ
ップフロップ36のホールドタイムのチェック時間Δd1
よりも大きい値であるから、Dフリップフロップ35の動
作タイミングが正常に行われている場合、Dフリップフ
ロップ36がホールドタイムの制約条件を満たしているこ
とは、実施例2における場合よりも明らかである。検出
装置9では、先に入力された回路情報ファイル2からの
パラメータにより、図7のように構成されている回路を
検出し、図7のDフリップフロップ36に相当する素子の
ホールドタイムのチェックをタイミング検証の際のチェ
ック項目から除外する。検出装置9により、検出された
結果は第2の回路情報ファイル10に入力される。
【0028】この実施例においても、上記実施例2と同
様にタイミング検証の際のチェック項目を少なくするこ
とができるので、論理シミュレーション実行時間の短縮
化を図ることができる。
【0029】実施例4.図1の検出装置9の第4の実施
例を図8におけるシミュレーション対象回路を例にとっ
て説明する。図において、35〜37は図5のシミュレーシ
ョン対象回路と同一あるいは相当するものを示す。40は
Dフリップフロップ35のD1 端子及びDフリップフロッ
プ36のD2 端子に接続されている信号線である。
【0030】このように構成されたシミュレーション対
象回路では、Dフリップフロップ35とDフリップフロッ
プ36における同種端子同士が同一信号線で接続されてお
り、信号線37と信号線40の配線容量による遅延時間はD
フリップフロップ35の動作に伴う遅延時間に比べて微小
時間であると考えられるから、Dフリップフロップ35の
ホールドタイムが保証されている場合は、これまでの実
験データに基づいて、Dフリップフロップ36のホールド
タイムも確率的に保証されるので、Dフリップフロップ
36のホールドタイムまでチェックする必要はない。検出
装置9では、先に入力された回路情報ファイル2からの
パラメータにより、図8のように構成されている回路を
検出し、図8のDフリップフロップ36に相当する素子の
ホールドタイムのチェックをタイミング検証の際のチェ
ック項目から除外する。なお、複数の同一Dフリップフ
ロップが上記の接続関係で接続されている場合でも、ど
れか1つのDフリップフロップのみホールドタイムのチ
ェックを行ってやれば、他のDフリップフロップのホー
ルドタイムのチェックをタイミング検証の際のチェック
項目から除外できる。検出装置9により、検出された結
果は第2の回路情報ファイル10に入力される。
【0031】この実施例においても、上記実施例2と同
様にタイミング検証の際のチェック項目を少なくするこ
とができるので、論理シミュレーション実行時間の短縮
化を図ることができる。
【0032】実施例5.図8では、同一のDフリップフ
ロップを使用していたが、図9に示すようにDフリップ
フロップ36の代わりにホールドタイムの制約条件がDフ
リップフロップ35のホールドタイムの制約条件に比べて
厳しくない(Dフリップフロップ35に比べて、ホールド
タイムが短い)Dフリップフロップ41を使用する場合は
Dフリップフロップ41はホールドタイムの制約条件を満
たしていることは明らかである。検出装置9では、先に
入力された回路情報ファイル2からのパラメータによ
り、図9のように構成されている回路を検出し、図9の
Dフリップフロップ36に相当する素子のホールドタイム
チェックをタイミング検証の際のチェック項目から除外
する。なお、複数のDフリップフロップが上記の接続関
係で接続されている場合でも、ホールドタイムの制約条
件が一番厳しいもののみホールドタイムのチェックを行
ってやれば、他のDフリップフロップのホールドタイム
のチェックをタイミング検証の際のチェック項目から除
外できる。検出装置9により、検出された結果は第2の
回路情報ファイル10に入力される。
【0033】この実施例においても、上記実施例2と同
様にタイミング検証の際のチェック項目を少なくするこ
とができるので、論理シミュレーション実行時間の短縮
化を図ることができる。
【0034】実施例6.実施例1〜実施例5を一度に行
えば、更にシミュレーション実行時間の高速化を図るこ
とができる。また、実施例2〜5では、素子としてDフ
リップフロップを使用しているが、Dフリップフロップ
の代わりに、タイミング信号と入力パターン信号とが入
力されている回路であれば上述したような同様の効果が
期待できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によればタイミ
ング検証実行前にタイミング検証を必要としない論理素
子の検出又はタイミング検証の項目を省ける論理素子の
検出を行うので、タイミング検証の対象となる論理素子
を少なくすることができ、論理シミュレーションの実行
時間の高速化が図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による論理シミュレーショ
ン装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1による論理シミュレーショ
ン装置のフローチャートである。
【図3】この発明の実施例1によるシミュレーション対
象回路図である。
【図4】図3のシミュレーション対象回路のタイミング
チャートである。
【図5】この発明の実施例2によるシミュレーション対
象回路図である。
【図6】図5のシミュレーション対象回路のタイミング
チャートである。
【図7】この発明の実施例3によるシミュレーション対
象回路図である。
【図8】この発明の実施例4によるシミュレーション対
象回路図である。
【図9】この発明の実施例5によるシミュレーション対
象回路図である。
【図10】従来の論理シミュレーション装置の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 論理シミュレーション装置 2 回路情報ファイル 3 シミュレーション条件情報ファイル 4 入力パターン情報ファイル 5 シミュレーション実行装置 6 タイミング検証装置 7 プリンタ 8 CRT 9 検出装置 10 第2の回路情報ファイル 11 判別装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図2において、(ステップM1)から(ス
テップM10)は、論理シミュレーション装置1の動作
を示したものであり、(ステップM1)から順次説明す
る。 (ステップM1)回路情報ファイル2からシミュレーシ
ョン対象回路の論理素子間の接続情報及び諸特性が検出
装置9にパラメータとして入力される。また、入力パタ
ーン情報ファイル4から各論理素子の入力端子において
設定されている入力パターン信号及びクロック周期の情
報が検出装置9にパラメータとして入力される。 (ステップM2)パラメータの入力に伴って検出装置9
が動作し、各論理素子においてタイミング検証が必要か
どうかを検出する。 (ステップM3)ステップM2で検出された情報は回路
情報ファイル2に付加されて、新たな第2の回路情報フ
ァイル10が作成される。 (ステップM4)ステップM3で作成された第2の回路
情報ファイル10及びシミュレーション条件情報ファイ
ル3及び入力パターン情報ファイル4から各々の情報が
パラメータとしてシミュレーション実行装置5に入力さ
れる。 (ステップM5)ステップM4でパラメータが入力され
るとシミュレーション実行装置5が動作し、シミュレー
ション対象回路を構成している論理素子の動作タイミン
グが計算される。 (ステップM6)判別装置6では、ステップM5で計算
された論理素子の動作タイミングに基づいてタイミング
検証を行う前に、その論理素子においてタイミング検証
を必要とするかどうかを判断し、タイミング検証が必要
な論理素子の場合はステップM7に進み、タイミング検
証が不必要な論理素子の場合はステップM10に進む。 (ステップM7)シミュレーション対象回路を構成して
いる論理素子においてタイミング検証が必要であると判
断されると、タイミング検証装置10ではタイミングエ
ラーが発生しているかどうかを調べるために、論理素子
間の配線長、各種ディレイパラメータ及びファンアウト
数の詳細な設計条件を考慮して再度該論理素子の動作
タイミングを計算する。 (ステップM8)ステップM7で計算された論理素子の
動作タイミングにタイミングエラーが発生しているか否
かを判断し、タイミングエラー発生している場合はステ
ップMに進み、タイミングエラーが発生していない場
合はステップM10に進む。 (ステップM9)タイミングエラーが発生している論理
素子に関して、ホールドタイムの不足等のタイミングエ
ラーの原因及びタイミングエラーが発生した時刻などエ
ラーメッセージを出力する。 (ステップM10)タイミング検証を必要とする全ての
論理素子に対してタイミング検証が終了するまで、ステ
ップM6〜M10を繰り返し行う。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】上記のように、動作タイミングの制約条件
をセットアップタイム又はホールドタイムの設定値の2
倍以上の値で満たしている場合は、これまでの実験デー
タに基づいて、論理素子の動作タイミングは確率的に保
証されるので、シミュレーション実行装置5によって動
作タイミングを計算した後にタイミング検証装置6によ
って、各論理素子間の配線長、各種ディレイパラメータ
及びファンアウト数の更に詳細な設計条件を考慮して行
うタイミング検証をする必要はない。検出装置9では、
「2倍以上の値」かどうかを判別するための判別条件が
具体的に設定されており、判別条件を全て満たす論理素
子においては動作タイミングが保証されるものとする。
更に、検出装置9では、動作タイミングが保証されてい
るかどうかをすべての論理素子において検証した後に、
検証結果を回路情報ファイル2に付加した第2の回路情
報ファイル10を作成する。その後、上述したステップ
M6〜M10までの動作を繰り返す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】以後、シミュレーション実行装置5では、
第2の回路情報ファイル10、シミュレーション条件情
報ファイル3及び入力パターン情報ファイル4の情報を
入力パラメータとしてすべての論理素子の動作タイミン
グを計算する。次に判別装置11では、シミュレーショ
ン実行装置から、実行結果および入力パラメータの値
を受け取り、各論理素子においてタイミング検証が必要
か不必要かを判断し、タイミング検証が必要な論理素子
における入力パラメータの値のみタイミング検証装置6
に受け渡す。タイミング検証装置6では、判別装置11
から受け取ったタイミング検証が必要な論理素子の入力
パラメータの値および実行結果に基づいて、タイミング
検証を行う。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】実施例5.図8では、同一のDフリップフ
ロップを使用していたが、図9に示すようにDフリップ
フロップ36の代わりにホールドタイムの制約条件がD
フリップフロップ35のホールドタイムの制約条件に比
べて厳しくない(Dフリップフロップ35に比べて、ホ
ールドタイムが短い)Dフリップフロップ41を使用す
る場合はDフリップフロップ41はホールドタイムの制
約条件を満たしていることは明らかである。検出装置9
では、先に入力された回路情報ファイル2からのパラメ
ータにより、図9のように構成されている回路を検出
し、図9のDフリップフロップ41に相当する素子のホ
ールドタイムのチェックをタイミング検証の際のチェッ
ク項目から除外する。なお、複数のDフリップフロップ
が上記の接続関係で接続されている場合でも、ホールド
タイムの制約条件が一番厳しいもののみホールドタイム
のチェックをタイミング検証の際のチェック項目から除
外できる。検出装置9により、検出された結果は第2の
回路情報ファイル10に入力される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によればタイミ
ング検証実行前にタイミング検証を必要としない論理素
子の検出又はタイミング検証の項目を省ける論理素子の
検出を行うので、タイミング検証の対象となる論理素子
を少なくすることができ、論理シミュレーションの実行
時間の高速化図ることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理回路を構成する論理素子の動作の定
    義と論理素子間の接続関係の情報を受け取り、前記論理
    素子の動作タイミングの制約条件が保証されているか否
    かを検出し、前記情報に検出結果を付加して第1回路情
    報とする検出手段と、 前記第1回路情報を受け取り、動作タイミングの制約条
    件が保証されていない論理素子についてのみ、動作タイ
    ミングを検証するタイミング検証手段とを備えたことを
    特徴とする論理シミュレーション装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、論理回路を構成する論
    理素子の第1の入力端子に入力される入力信号の信号変
    化の終了時刻t1 から第2の入力端子に入力される入力
    信号の信号変化の終了時刻t2 までの時間が、前記論理
    素子で定義されている動作タイミングの制約時間の2倍
    以上の値である場合は、前記論理素子をタイミング検証
    が不必要な論理素子として検出することを特徴とする請
    求項第1項記載の論理シミュレーション装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、第1の論理素子のクロ
    ック信号入力端子と第2の論理素子のクロック信号入力
    端子とが同一の信号線で接続され、かつ論理素子のデー
    タ出力端子が前記第2の論理素子のデータ入力端子に接
    続されている接続関係を持つことを検知し、前記第2の
    論理素子をタイミング検証が不必要な論理素子として検
    出することを特徴とする請求項第1項記載の論理シミュ
    レーション装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、論理素子の各々のクロ
    ック信号入力端子が同一の信号線で接続され、各々のデ
    ータ入力端子が同一の信号線で接続されているような接
    続関係を持つ複数の論理素子を検知し、前記論理素子の
    中で動作タイミングの制約時間が一番長い論理素子を、
    あるいは、前記条件を満たす論理素子が複数個存在する
    場合はそのうちのどれか1つの論理素子をタイミング検
    証が必要な論理素子とし、それ以外の論理素子をタイミ
    ング検証が不必要な論理素子として検出することを特徴
    とする請求項第1項記載の論理シミュレーション装置。
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