JPH06214581A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH06214581A
JPH06214581A JP4333314A JP33331492A JPH06214581A JP H06214581 A JPH06214581 A JP H06214581A JP 4333314 A JP4333314 A JP 4333314A JP 33331492 A JP33331492 A JP 33331492A JP H06214581 A JPH06214581 A JP H06214581A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カラオケ装置において録音ミス等に起因する
再記録を簡単に行うことができ、かつミス録音部を再生
しないように記録しうる録音装置を提供する。 【構成】 再記録検出手段は記録動作中の再記録指令の
入力の有無を検出する。再記録指令が入力されると、制
御手段は記録動作を停止させるとともに、情報再生装置
に情報媒体の再生に係る情報の先頭アドレスに戻ってア
クセスする情報再生装置3は再び同じ情報または再選択
された情報の先頭アドレスから再生を行う。再記録指令
の入力により、メモリにはそれまで(停止まで)に記録
された不要記録済情報の記録媒体上の格納アドレスが記
憶される。再記録が終了すると、ファイナライズ手段は
不要記録済領域の記憶アドレスを記録媒体に記録し、記
録媒体の再生時において不要記録済領域の再生を行わな
いようにファイナライズ処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラオケ装置において
ミキシングされた伴奏と音声との混合(ミキシング)信
号をCD−R(書込み可能なコンパクトディスク),D
AT(Digital Audio Tape)等の記録媒体に記録する記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ装置から再生される伴奏に合わ
せて歌った自分の声を録音したいという要請があり、従
来では、ミキシングされた信号をカセットテープレコー
ダ等により磁気テープに録音していた。
【0003】しかしながら、上記従来の方法は、その都
度録音タイミングを手動で調整しながら録音を行うため
に、操作に手間がかかり、また録音失敗のおそれがあっ
た。そこで、本願出願人等は、先に既存のカラオケ装置
に接続可能で自動的にカラオケ混合信号を記録しうる録
音装置提案した(特願平4−275852号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラオケの
歌い出しでの失敗等により改めて歌い直しをしたい場合
や、違う曲に切替えたい場合がある。このような場合、
ベンダーシステムを稼働していた場合には別のCD−R
を用意して再録音する必要があり、CD−Rが無駄にな
ったり、再録音のための操作が煩雑になる。また、同じ
CD−Rに続けて録音できたとしてもミス録音部が残っ
てしまう等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、情報再生装置から出力される再生情報を
記録媒体に記録する記録装置であって、記録動作中に再
記録指令が入力されたことを検出する再記録検出手段
と、前記再記録指令が検出されたとき、記録動作を停止
させ、かつ、前記情報再生装置の情報媒体における前記
再生情報の先頭アドレスをアクセスする制御信号を出力
する制御手段と、前記記録媒体における記録停止までに
記録された記録済情報の格納アドレスを記録するメモリ
と、再記録終了時に前記記録済情報を再生不要情報とし
て、その記憶アドレスを前記記録媒体に記録するファイ
ナライズ手段とを備えて構成される。
【0006】
【作用】本発明によれば、再記録検出手段は記録動作中
の再記録指令の入力の有無を検出する。再記録指令が入
力されたとすると、制御手段は記録動作を停止させると
ともに、情報再生装置に情報媒体の再生に係る情報の先
頭アドレスに戻ってアクセスするよう制御する。これに
より、情報再生装置は再び同じ情報または再選択された
情報の先頭アドレスから再生を行う。一方、再記録指令
の入力により、メモリにはそれまで(停止まで)に記録
された不要記録済情報の記録媒体上の格納アドレスが記
憶される。再記録が終了すると、ファイナライズ手段は
不要記録済領域の記憶アドレスを記録媒体に記録し、当
該記録媒体の再生時において不要記録済領域の再生を行
わないようにファイナライズ処理する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。 [I]概要 図1に本発明の概要を示す。図1はカラオケシステムに
本発明に係る録音装置を含むCD−Rベンダーシステム
6を接続した例を示している。
【0008】図1において、カラオケ再生装置3はLD
1からオラオケ伴奏曲および背景画像を含む記録信号を
読取り、曲データCと画像データBを分離再生する。こ
のとき、マイク2からの音声信号Aを曲データから生成
されるオーディオ信号Cにミキシングし、そのミキシン
グ信号D(=A+C)を増幅してスピーカ5に出力す
る。一方、画像データBは適当な信号処理ののちディス
プレイ4に出力される。ミキシング信号DはCD−Rベ
ンダーシステム6にも与えられる。
【0009】CD−Rベンダーシステム6はカラオケ再
生装置3からのコントロールデータE,Fに従ってミキ
シング信号Dを内蔵するCD−R7に記録したのち、そ
のCD−R7を外部に排出する。この録音済CD−R7
は、必要に応じてカラオケシステムに課金機を組合せて
有料扱いとすることもできる。 [II]CD−Rベンダーシステム 図2にCD−Rベンダーシステム6の構成を示す。図2
において、入力端子10にはカラオケ再生装置3からの
コントロールデータEが入力される。入力端子10とし
ては、例えば、DIN−SUB9P等の端子が用いられ
る。
【0010】このコントロールデータEにはCD−Rベ
ンダーシステム6がカラオケ再生装置3と連動するに必
要な情報を含んでいる。そのような情報として、カラオ
ケ再生装置3から送られる情報には、例えばカラオケ再
生装置3が再生動作中であることを示すPLAY信号、
カラオケ再生装置3からのリモートコントロールのため
のREM信号、カラオケ再生装置3の演奏が正規に終了
したことを示すC−DOWN信号、カラオケ再生装置3
がKeyデータを受けたことを示すACK信号…等の信
号が含まれ、また、カラオケ再生装置3からCD−Rベ
ンダーシステム6に送られるコントロールデータとして
再記録要求信号Fが含まれる。コントロールデータE,
Fはコマンダインタフェース11を介してシステムコン
トローラ12に入力される。
【0011】システムコントローラ12はコマンダイン
タフェース11からのコントロールデータE、課金機1
3からのコントロールデータ、入力装置14からのコン
トロールデータ等に基づいて当該CD−Rベンダーシス
テム6を統括的に制御し、その他必要な表示データを表
示装置15に出力する。
【0012】一方、入力端子24にはカラオケ再生装置
3からのオーディオデータDが入力される。このオーデ
ィオデータDはカラオケ再生装置3において生成された
曲信号Cとマイク2からの音声信号Aとのミキシング信
号である。このミキシング信号はアナログ信号なのでA
/Dコンバータ25によりディジタル信号のオーディオ
データDに変換されてEFMエンコーダ26に出力され
る。
【0013】EFMエンコーダ26は入力されたオーデ
ィオデータDをEFM(8−14変調)データにエンコ
ードし、そのエンコード信号をサーボ系27およびメカ
ニズコントローラ16に出力する。
【0014】メカニズムコントローラ16はシステムコ
ントローラ12の制御下においてCD−Rコンテナ17
のローディング機構19、排出機構23をコントロール
するためのものである。
【0015】CD−Rコンテナ17内には、未書込み状
態のCD−R18が複数セットされている。CD−R1
8はメカニズムコントローラ16からのコントロールに
基づくローディング機構19の動作により順次記録部2
2に搬送される。
【0016】記録部22はサーボ系27を経由して与え
られる各種のメカコントロール信号に従って記録すべき
オーディオデータDを記録ヘッド21によりターンテー
ブル(図示せず)上のCD−R18に記録する。
【0017】サーボ系は27には、スピンドルモータ2
0を制御するスピンドルサーボ、記録ヘッド21のフォ
ーカスを制御するフォーカシングサーボ、スライダサー
ボおよびトラッキングサーボ等の制御系が含まれる。 [III ]概要動作 まず、図1を参照してCD−Rベンダーシステム6の概
略動作を説明すると、次の通りである。すなわち、課金
機13に料金を投入し(あるいは無料の場合、入力装置
14により)録音を指示する。すると、システムコント
ローラ12はカラオケ再生装置3からの再生信号の検出
を待って記録のための一連の処理が開始され、CD−R
18にオーディオデータが記録される。記録が終了する
と、記録済CD−R18はファイナライズ(当該CD−
R18の記録終了処理)されたのち、排出機構23を介
してCD−Rベンダーシステムから排出される。
【0018】一方、歌い始めたものの、歌い出しのミス
や歌う曲の変更をしたい等の理由により、再度始めから
記録のやり直しをする場合がある。カラオケ装置3で歌
い直しまたは再選曲操作を行うことにより、カラオケ装
置3はベンダーシステム6に記録動作を中止させ、それ
まで記録したトラックは記録失敗領域であるという情報
を送信する。
【0019】カラオケ装置3では、やり直したい曲の頭
出しを行い、再生準備に入るとともに、CD−Rベンダ
ーシステム6では先の書込み位置で停止したまま待機す
る。このとき、記録失敗領域のアドレスはメモリ28に
記憶される。再び再生が始まると、CD−Rベンダーシ
ステム6では停止位置から再記録を開始し、以下上記の
記録動作と同様な記録動作が行われ、ファイナライズ処
理されたのち、記録済CD−Rは排出機構23を介して
CD−Rベンダーシステム6により排出される。
【0020】CD−R上の先の記録失敗領域はそのまま
残されることになるが、ファイナライズ処理時にメモリ
28を参照して失敗領域をスキップ指定とするため当該
CD−Rの再生時にはスキップされることになり、不要
な再生を行うことを防止でき、新たな記録再生用のCD
−Rを用意する必要もない。 [IV]CD−Rベンダーシステム6の基本動作 まず、図3を参照して以下にCD−Rベンダーシステム
6の基本動作を説明する。
【0021】ステップ100:課金機13への料金の投
入の有無もしくは無料モードでのCD−R18のセット
要求が発生したか否かを判断する。判断結果がNOであ
れば、記録の必要がないので処理は終了する。YESで
あれば、処理は次のステップ101に進む。
【0022】ステップ101:CD−R18のセット
(ローディング機構19による取出し、搬送工程を経
る)がされたか否かを判断する。NOの場合、ステップ
109にジャンプし、CD−R18のセット動作が行わ
れる。YESの場合、処理はステップ102に進む。
【0023】ステップ102:セットされたCD−R1
8が記録可能なディスクであるか否かを判断する。記録
可能でないディスクの場合、判断はNOでステップ10
7へ進む。ステップ107はセットされたCD−R18
がファイナライズされたディスクか否かを判断する。フ
ァイナライズされたディクである場合(YES)、その
ディスクはステップ112の処理によりCD−Rベンダ
ーシステム6から排出される。一方、ファナライズされ
ていないディスクの場合(NO)は、ステップ113の
処理によりファイナライズ処理される。また、ステップ
102での判断結果がYESの場合は、次のステップ1
03に進む。
【0024】ステップ104:ここでは、現在記録され
ている曲の次の曲に対しても録音要求があるか否かチェ
ックされるので、希望する曲の選択が可能となる。判断
結果がNOの場合はステップ110にジャンプし、記録
動作を一時停止する。YESの場合はステップ105に
進む。
【0025】ステップ105:ここでは、録音モードが
自動(AUTO)か否かがチェックされる。判断結果が
NOであれば処理はステップ108にジャンプし、記録
(REC)要求の有無がチェックされ、要求があれば
(YES)ステップ111にて録音が行われ、要求がな
い場合(NO)にはステップ110にて記録動作な一時
停止する。
【0026】一方、ステップ105での判断結果がYE
Sの場合は、処理はステップ106に進む。 ステップ106:これは、カラオケ装置3において記録
が指示されたか否かを判断する処理であり、判断結果が
NOの場合はステップ110により記録動作は一時停止
される。判断結果がYESの場合には記録動作が行われ
る。
【0027】以上の処理は、ベンダーシステム6に連動
して行われ、希望する全曲について記録が終了し、CD
−R18の排出要求が与えられると、そのCD−R18
はステップ103、ステップ107、ステップ112の
ルーチンにより外部に排出される。 [VII ]カラオケ再生装置とCD−Rベンダーシステム
の連動動作 次に、カラオケ再生装置3とCD−Rベンダーシステム
6の連動動作の詳細を図4を参照して説明する。図4に
おいて(a)はカラオケ再生装置3の動作フロー、
(b)はCD−Rベンダーシステム6の動作フローを示
している。カラオケ再生装置3とCD−Rベンダーシス
テム6とは互に連動するので双方の動作を並行して説明
し、また、動作モードとしては再記録なしの場合と、再
記録を行う場合とがあるので以下、各別に説明する。 (i)再記録なしの場合の動作 まず、準備操作として、まず録音準備に入る(ステップ
302)。録音準備とはローディング機構によりCD−
Rを取出し、記録部にセットすることである(図2,図
3参照)。次に操作者はカラオケ再生装置3において希
望する曲の選択を行うとともに、その曲の録音を行う場
合にはCD−Rベンダーシステム6の録音要求キーを押
す。
【0028】この操作により、カラオケ再生装置3は選
曲動作を行い(ステップ200)、次いで再生準備に入
る(ステップ201)。一方、CD−Rベンダーシステ
ム6では録音要求のフラグがセットされ(ステップ30
0)、メモリ28に“スキップ無し”のデータを書込
む。
【0029】ステップ202でカラオケ再生装置3の再
生動作が開始されると、ステップ203でPLAYフラ
グが“1”にセットされる。このPLAYフラグが
“1”の状態はコントロールデータEとしてCD−Rベ
ンダーシステム6に送られる。すると、ステップ303
の判断が“YES”となり、CD−Rベンダーシステム
6はカラオケ再生装置3に連動して録音を開始する(ス
テップ304)。
【0030】カラオケ再生装置3側では再生開始からの
終了時間をカウンタ(ステップ204)によりカウント
する。このm秒という時間は再生を開始してから歌い直
しあるいは再選曲の有無を判定するための猶予時間であ
る。すなわち、m秒経過前ではステップ205で歌い直
しの指示があるか判断し、さらに、ステップ206で再
選曲の有無があるか判断する処理を繰返し行う。m秒経
過すると(ステップ204=YES)処理はステップ2
07にジャンプし、以下、曲の終了までステップ204
と207を繰返す。
【0031】この動作説明では歌い直しまたは再選曲は
ないことを前提としているので、カラオケ再生装置3か
らの再生終了信号が送られるまで、ステップ306,3
07のループで録音を続行する。
【0032】カラオケ再生装置3において、再選曲が終
了すると(ステップ207=YES)、処理はステップ
208に進み、PLAYフラグが“0”にリセットされ
る。このPLAYフラグ=0はコントロールデータEと
してCD−Rベンダーシステム6に送られる。
【0033】すると、CD−Rベンダーシステム6にお
いてステップ307の判断がYESとなり、ステップ3
08において記録動作が一時停止される。次いでCD−
Rベンダーシステム6では、メモリ28の内容を参照し
てCD−Rをファイナライズする。このファイナライズ
ではメモリ28内に“スキップ無し”が格納されている
ので、通常通りTOC情報を書込んで処理を終了する。
【0034】したがって、この動作モードで記録された
CD−Rには歌い出しの失敗等の不要記録領域は存在せ
ず、再生時にはトラックナンバーに従って再生される。 (ii)再記録を行う場合 この場合、カラオケ再生装置3におけるステップ200
〜203までの動作は再記録なしの場合と同様であり、
また、CD−Rベンダーシステム6におけるステップ3
00〜304の動作も同様である。
【0035】いま、m秒以内に歌い出しあるいは再選曲
をしたい場合、操作者がカラオケ再生装置3の歌い直し
キーまたは再選曲キーを押す。この操作により、ステッ
プ205または206のいずれかの判断結果がYESと
なる。歌い直しの場合はステップ210に進み、再選曲
の場合はPLAYフラグ=0にリセットされたのち(ス
テップ204)、ステップ210に進む。
【0036】ステップ210では再記録コマンドを発行
し、その再記録コマンドはコントロールデータEとして
CD−Rベンダーシステム6に送信される。この再記録
コマンドを受信したCD−Rベンダーシステム6では、
ステップ306の判断結果がYESとなり、録音動作が
一時停止する(ステップ311)。
【0037】そして、一時停止したときのCD−R上の
現在トラックを再生時にスキップさせるために、そのア
ドレスをメモリ28に記憶する(ステップ310)。次
いで、CD−Rベンダーシステム6はステップ302に
戻り、再録音の準備をし(ステップ302)、録音開始
要求の指示を待つ(ステップ302)。このとき、録音
準備が完了すると(ステップ302)、その旨を示すデ
ータがコントロールデータ(再記録要求信号)Fとして
カラオケ再生装置3側に送信される。
【0038】一方、ステップ210で再記録コマンドを
発行したカラオケ再生装置3では、歌い直し曲の再生準
備に入る(ステップ212)。このとき、歌い直し曲が
前の曲と同じ場合は、ステップ210から212に移る
が、別の曲が再選曲された場合は、一旦、選曲動作(ス
テップ211)を経由したのち再生準備に入る。
【0039】次いで、CD−Rベンダーシステム6側で
は録音準備が完了しているので(ステップ302)、ス
テップ213の判断結果がYESとなり、再生が開始さ
れる(ステップ202)。これ以降ステップ202〜2
08のルーチンは先に説明した再記録無しの場合と同様
に処理される。
【0040】なお、再度歌い直しをする場合、再びステ
ップ209〜213、およびステップ311〜312の
処理を繰返すことは可能であるが、CD−Rの記録容量
に制限がある場合、例えば、8cmディスク等の場合を
考慮すると、ステップ205と210の間、ステップ2
06と209との間、および306と311との間にカ
ウンタを介在させて再記録の回数を制限したり、警告表
示処理ステップを介在させることにより、警告を出すよ
うにするのが好ましい。
【0041】なお、以上の実施例において、コントロー
ル信号E,Fはカラオケ装置3からCD−Rベンダーシ
ステム6に供給される構成を示したが、本発明はこの態
様に限定されることはなく、いずれの装置がコントロー
ルデータを供給するようにしても本発明の適用が可能で
ある。
【0042】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、記録動作
中に再記録指令が入力された場合、情報再生装置を再生
情報の先頭位置に戻って再生をするように制御する。一
方、記録装置の記録動作を停止させ、再び再生が開始さ
れたきには、停止位置から再記録を開始し、記録終了時
に再記録前の不要記録済領域を再生しないようファイナ
ライズ処理させたので、別の記録媒体を用意して複雑な
操作による再記録を行うことなく、また、不要領域の再
生を行うことのない記録が可能となる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要説明図である。
【0044】
【図2】CD−Rベンダーシステムの実施例を示すブロ
ック図である。
【0045】
【図3】CD−Rベンダーシステムの動作フローチャー
トである。
【0046】
【図4】本発明の記録装置の動作フローチャートであ
る。
【0047】
【符号の説明】
1…LD 2…マイク 3…カラオケ再生装置 4…ディスプレイ 5…スピーカ 6…CD−Rベンダーシステム 7…CD−R 10…入力端子 11…コマンダインタフェース 12…システムコントローラ 13…課金機 14…入力端子 15…表示装置 16…メカニズムコントローラ 17…CD−Rコンテナ 18…CD−R 19…ローディング機構 20…スピンドルモータ 21…記録ヘッド 22…記録部 23…排出機構 24…入力端子 25…A/Dコンバータ 26…EFMエンコーダ 27…サーボ系 28…メモリ
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラオケ装置において
ミキシングされた伴奏と音声との混合(ミキシング)信
号をCD−R(書込み可能なコンパクトディスク),D
AT(Digital Audio Tape)等の記録媒体に記録する記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ装置から再生される伴奏に合わ
せて歌った自分の声を録音したいという要請があり、従
来では、ミキシングされた信号をカセットテープレコー
ダ等により磁気テープに録音していた。
【0003】しかしながら、上記従来の方法は、その都
度録音タイミングを手動で調整しながら録音を行うため
に、操作に手間がかかり、また録音失敗のおそれがあっ
た。そこで、本願出願人等は、先に既存のカラオケ装置
に接続可能で自動的にカラオケ混合信号を記録しうる録
音装置提案した(特願平4−275852号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラオケの
歌い出しでの失敗等により改めて歌い直しをしたい場合
や、違う曲に切替えたい場合がある。このような場合、
ベンダーシステムを稼働していた場合には別のCD−R
を用意して再録音する必要があり、CD−Rが無駄にな
ったり、再録音のための操作が煩雑になる。また、同じ
CD−Rに続けて録音できたとしてもミス録音部が残っ
てしまう等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、情報再生装置から出力される再生情報を
記録媒体に記録する記録装置であって、記録動作中に再
記録指令が入力されたことを検出する再記録検出手段
と、前記再記録指令が検出されたとき、記録動作を停止
させ、かつ、前記情報再生装置の情報媒体における前記
再生情報の先頭アドレスをアクセスする制御信号を出力
する制御手段と、前記記録媒体における記録停止までに
記録された記録済情報の格納アドレスを記録するメモリ
と、再記録終了時に前記記録済情報を再生不要情報とし
て、その記憶アドレスを前記記録媒体に記録するファイ
ナライズ手段とを備えて構成される。
【0006】
【作用】本発明によれば、再記録検出手段は記録動作中
の再記録指令の入力の有無を検出する。再記録指令が入
力されたとすると、制御手段は記録動作を停止させると
ともに、情報再生装置に情報媒体の再生に係る情報の先
頭アドレスに戻ってアクセスするよう制御する。これに
より、情報再生装置は再び同じ情報または再選択された
情報の先頭アドレスから再生を行う。一方、再記録指令
の入力により、メモリにはそれまで(停止まで)に記録
された不要記録済情報の記録媒体上の格納アドレスが記
憶される。再記録が終了すると、ファイナライズ手段は
不要記録済領域の記憶アドレスを記録媒体に記録し、当
該記録媒体の再生時において不要記録済領域の再生を行
わないようにファイナライズ処理する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。 [I]概要 図1に本発明の概要を示す。図1はカラオケシステムに
本発明に係る録音装置を含むCD−Rベンダーシステム
6を接続した例を示している。
【0008】図1において、カラオケ再生装置3はLD
1からオラオケ伴奏曲および背景画像を含む記録信号を
読取り、曲データCと画像データBを分離再生する。こ
のとき、マイク2からの音声信号Aを曲データから生成
されるオーディオ信号Cにミキシングし、そのミキシン
グ信号D(=A+C)を増幅してスピーカ5に出力す
る。一方、画像データBは適当な信号処理ののちディス
プレイ4に出力される。ミキシング信号DはCD−Rベ
ンダーシステム6にも与えられる。
【0009】CD−Rベンダーシステム6はカラオケ再
生装置3からのコントロールデータE,Fに従ってミキ
シング信号Dを内蔵するCD−R7に記録したのち、そ
のCD−R7を外部に排出する。この録音済CD−R7
は、必要に応じてカラオケシステムに課金機を組合せて
有料扱いとすることもできる。 [II]CD−Rベンダーシステム 図2にCD−Rベンダーシステム6の構成を示す。図2
において、入力端子10にはカラオケ再生装置3からの
コントロールデータEが入力される。入力端子10とし
ては、例えば、DIN−SUB9P等の端子が用いられ
る。
【0010】このコントロールデータEにはCD−Rベ
ンダーシステム6がカラオケ再生装置3と連動するに必
要な情報を含んでいる。そのような情報として、カラオ
ケ再生装置3から送られる情報には、例えばカラオケ再
生装置3が再生動作中であることを示すPLAY信号、
カラオケ再生装置3からのリモートコントロールのため
のREM信号、カラオケ再生装置3の演奏が正規に終了
したことを示すC−DOWN信号、カラオケ再生装置3
がKeyデータを受けたことを示すACK信号…等の信
号が含まれ、また、カラオケ再生装置3からCD−Rベ
ンダーシステム6に送られるコントロールデータとして
再記録要求信号Fが含まれる。コントロールデータE,
Fはコマンダインタフェース11を介してシステムコン
トローラ12に入力される。
【0011】システムコントローラ12はコマンダイン
タフェース11からのコントロールデータE、課金機1
3からのコントロールデータ、入力装置14からのコン
トロールデータ等に基づいて当該CD−Rベンダーシス
テム6を統括的に制御し、その他必要な表示データを表
示装置15に出力する。
【0012】一方、入力端子24にはカラオケ再生装置
3からのオーディオデータDが入力される。このオーデ
ィオデータDはカラオケ再生装置3において生成された
曲信号Cとマイク2からの音声信号Aとのミキシング信
号である。このミキシング信号はアナログ信号なのでA
/Dコンバータ25によりディジタル信号のオーディオ
データDに変換されてEFMエンコーダ26に出力され
る。
【0013】EFMエンコーダ26は入力されたオーデ
ィオデータDをEFM(8−14変調)データにエンコ
ードし、そのエンコード信号をサーボ系27およびメカ
ニズコントローラ16に出力する。
【0014】メカニズムコントローラ16はシステムコ
ントローラ12の制御下においてCD−Rコンテナ17
のローディング機構19、排出機構23をコントロール
するためのものである。
【0015】CD−Rコンテナ17内には、未書込み状
態のCD−R18が複数セットされている。CD−R1
8はメカニズムコントローラ16からのコントロールに
基づくローディング機構19の動作により順次記録部2
2に搬送される。
【0016】記録部22はサーボ系27を経由して与え
られる各種のメカコントロール信号に従って記録すべき
オーディオデータDを記録ヘッド21によりターンテー
ブル(図示せず)上のCD−R18に記録する。
【0017】サーボ系は27には、スピンドルモータ2
0を制御するスピンドルサーボ、記録ヘッド21のフォ
ーカスを制御するフォーカシングサーボ、スライダサー
ボおよびトラッキングサーボ等の制御系が含まれる。 [III ]概要動作 まず、図1を参照してCD−Rベンダーシステム6の概
略動作を説明すると、次の通りである。すなわち、課金
機13に料金を投入し(あるいは無料の場合、入力装置
14により)録音を指示する。すると、システムコント
ローラ12はカラオケ再生装置3からの再生信号の検出
を待って記録のための一連の処理が開始され、CD−R
18にオーディオデータが記録される。記録が終了する
と、記録済CD−R18はファイナライズ(当該CD−
R18の記録終了処理)されたのち、排出機構23を介
してCD−Rベンダーシステムから排出される。
【0018】一方、歌い始めたものの、歌い出しのミス
や歌う曲の変更をしたい等の理由により、再度始めから
記録のやり直しをする場合がある。カラオケ装置3で歌
い直しまたは再選曲操作を行うことにより、カラオケ装
置3はベンダーシステム6に記録動作を中止させ、それ
まで記録したトラックは記録失敗領域であるという情報
を送信する。
【0019】カラオケ装置3では、やり直したい曲の頭
出しを行い、再生準備に入るとともに、CD−Rベンダ
ーシステム6では先の書込み位置で停止したまま待機す
る。このとき、記録失敗領域のアドレスはメモリ28に
記憶される。再び再生が始まると、CD−Rベンダーシ
ステム6では停止位置から再記録を開始し、以下上記の
記録動作と同様な記録動作が行われ、ファイナライズ処
理されたのち、記録済CD−Rは排出機構23を介して
CD−Rベンダーシステム6により排出される。
【0020】CD−R上の先の記録失敗領域はそのまま
残されることになるが、ファイナライズ処理時にメモリ
28を参照して失敗領域をスキップ指定とするため当該
CD−Rの再生時にはスキップされることになり、不要
な再生を行うことを防止でき、新たな記録再生用のCD
−Rを用意する必要もない。 [IV]CD−Rベンダーシステム6の基本動作 まず、図3を参照して以下にCD−Rベンダーシステム
6の基本動作を説明する。
【0021】ステップ100:課金機13への料金の投
入の有無もしくは無料モードでのCD−R18のセット
要求が発生したか否かを判断する。判断結果がNOであ
れば、記録の必要がないので処理は終了する。YESで
あれば、処理は次のステップ101に進む。
【0022】ステップ101:CD−R18のセット
(ローディング機構19による取出し、搬送工程を経
る)がされたか否かを判断する。NOの場合、ステップ
109にジャンプし、CD−R18のセット動作が行わ
れる。YESの場合、処理はステップ102に進む。
【0023】ステップ102:セットされたCD−R1
8が記録可能なディスクであるか否かを判断する。記録
可能でないディスクの場合、判断はNOでステップ10
7へ進む。ステップ107はセットされたCD−R18
がファイナライズされたディスクか否かを判断する。フ
ァイナライズされたディクである場合(YES)、その
ディスクはステップ112の処理によりCD−Rベンダ
ーシステム6から排出される。一方、ファナライズされ
ていないディスクの場合(NO)は、ステップ113の
処理によりファイナライズ処理される。また、ステップ
102での判断結果がYESの場合は、次のステップ1
03に進む。
【0024】ステップ104:ここでは、現在記録され
ている曲の次の曲に対しても録音要求があるか否かチェ
ックされるので、希望する曲の選択が可能となる。判断
結果がNOの場合はステップ110にジャンプし、記録
動作を一時停止する。YESの場合はステップ105に
進む。
【0025】ステップ105:ここでは、録音モードが
自動(AUTO)か否かがチェックされる。判断結果が
NOであれば処理はステップ108にジャンプし、記録
(REC)要求の有無がチェックされ、要求があれば
(YES)ステップ111にて録音が行われ、要求がな
い場合(NO)にはステップ110にて記録動作な一時
停止する。
【0026】一方、ステップ105での判断結果がYE
Sの場合は、処理はステップ106に進む。 ステップ106:これは、カラオケ装置3において記録
が指示されたか否かを判断する処理であり、判断結果が
NOの場合はステップ110により記録動作は一時停止
される。判断結果がYESの場合には記録動作が行われ
る。
【0027】以上の処理は、ベンダーシステム6に連動
して行われ、希望する全曲について記録が終了し、CD
−R18の排出要求が与えられると、そのCD−R18
はステップ103、ステップ107、ステップ112の
ルーチンにより外部に排出される。 [VII ]カラオケ再生装置とCD−Rベンダーシステム
の連動動作 次に、カラオケ再生装置3とCD−Rベンダーシステム
6の連動動作の詳細を図4を参照して説明する。図4に
おいて(a)はカラオケ再生装置3の動作フロー、
(b)はCD−Rベンダーシステム6の動作フローを示
している。カラオケ再生装置3とCD−Rベンダーシス
テム6とは互に連動するので双方の動作を並行して説明
し、また、動作モードとしては再記録なしの場合と、再
記録を行う場合とがあるので以下、各別に説明する。 (i)再記録なしの場合の動作 まず、準備操作として、まず録音準備に入る(ステップ
302)。録音準備とはローディング機構によりCD−
Rを取出し、記録部にセットすることである(図2,図
3参照)。次に操作者はカラオケ再生装置3において希
望する曲の選択を行うとともに、その曲の録音を行う場
合にはCD−Rベンダーシステム6の録音要求キーを押
す。
【0028】この操作により、カラオケ再生装置3は選
曲動作を行い(ステップ200)、次いで再生準備に入
る(ステップ201)。一方、CD−Rベンダーシステ
ム6では録音要求のフラグがセットされ(ステップ30
0)、メモリ28に“スキップ無し”のデータを書込
む。
【0029】ステップ202でカラオケ再生装置3の再
生動作が開始されると、ステップ203でPLAYフラ
グが“1”にセットされる。このPLAYフラグが
“1”の状態はコントロールデータEとしてCD−Rベ
ンダーシステム6に送られる。すると、ステップ303
の判断が“YES”となり、CD−Rベンダーシステム
6はカラオケ再生装置3に連動して録音を開始する(ス
テップ304)。
【0030】カラオケ再生装置3側では再生開始からの
終了時間をカウンタ(ステップ204)によりカウント
する。このm秒という時間は再生を開始してから歌い直
しあるいは再選曲の有無を判定するための猶予時間であ
る。すなわち、m秒経過前ではステップ205で歌い直
しの指示があるか判断し、さらに、ステップ206で再
選曲の有無があるか判断する処理を繰返し行う。m秒経
過すると(ステップ204=YES)処理はステップ2
07にジャンプし、以下、曲の終了までステップ204
と207を繰返す。
【0031】この動作説明では歌い直しまたは再選曲は
ないことを前提としているので、カラオケ再生装置3か
らの再生終了信号が送られるまで、ステップ306,3
07のループで録音を続行する。
【0032】カラオケ再生装置3において、再選曲が終
了すると(ステップ207=YES)、処理はステップ
208に進み、PLAYフラグが“0”にリセットされ
る。このPLAYフラグ=0はコントロールデータEと
してCD−Rベンダーシステム6に送られる。
【0033】すると、CD−Rベンダーシステム6にお
いてステップ307の判断がYESとなり、ステップ3
08において記録動作が一時停止される。次いでCD−
Rベンダーシステム6では、メモリ28の内容を参照し
てCD−Rをファイナライズする。このファイナライズ
ではメモリ28内に“スキップ無し”が格納されている
ので、通常通りTOC情報を書込んで処理を終了する。
【0034】したがって、この動作モードで記録された
CD−Rには歌い出しの失敗等の不要記録領域は存在せ
ず、再生時にはトラックナンバーに従って再生される。 (ii)再記録を行う場合 この場合、カラオケ再生装置3におけるステップ200
〜203までの動作は再記録なしの場合と同様であり、
また、CD−Rベンダーシステム6におけるステップ3
00〜304の動作も同様である。
【0035】いま、m秒以内に歌い出しあるいは再選曲
をしたい場合、操作者がカラオケ再生装置3の歌い直し
キーまたは再選曲キーを押す。この操作により、ステッ
プ205または206のいずれかの判断結果がYESと
なる。歌い直しの場合はステップ210に進み、再選曲
の場合はPLAYフラグ=0にリセットされたのち(ス
テップ204)、ステップ210に進む。
【0036】ステップ210では再記録コマンドを発行
し、その再記録コマンドはコントロールデータEとして
CD−Rベンダーシステム6に送信される。この再記録
コマンドを受信したCD−Rベンダーシステム6では、
ステップ306の判断結果がYESとなり、録音動作が
一時停止する(ステップ311)。
【0037】そして、一時停止したときのCD−R上の
現在トラックを再生時にスキップさせるために、そのア
ドレスをメモリ28に記憶する(ステップ310)。次
いで、CD−Rベンダーシステム6はステップ302に
戻り、再録音の準備をし(ステップ302)、録音開始
要求の指示を待つ(ステップ302)。このとき、録音
準備が完了すると(ステップ302)、その旨を示すデ
ータがコントロールデータ(再記録要求信号)Fとして
カラオケ再生装置3側に送信される。
【0038】一方、ステップ210で再記録コマンドを
発行したカラオケ再生装置3では、歌い直し曲の再生準
備に入る(ステップ212)。このとき、歌い直し曲が
前の曲と同じ場合は、ステップ210から212に移る
が、別の曲が再選曲された場合は、一旦、選曲動作(ス
テップ211)を経由したのち再生準備に入る。
【0039】次いで、CD−Rベンダーシステム6側で
は録音準備が完了しているので(ステップ302)、ス
テップ213の判断結果がYESとなり、再生が開始さ
れる(ステップ202)。これ以降ステップ202〜2
08のルーチンは先に説明した再記録無しの場合と同様
に処理される。
【0040】なお、再度歌い直しをする場合、再びステ
ップ209〜213、およびステップ311〜312の
処理を繰返すことは可能であるが、CD−Rの記録容量
に制限がある場合、例えば、8cmディスク等の場合を
考慮すると、ステップ205と210の間、ステップ2
06と209との間、および306と311との間にカ
ウンタを介在させて再記録の回数を制限したり、警告表
示処理ステップを介在させることにより、警告を出すよ
うにするのが好ましい。
【0041】なお、以上の実施例において、コントロー
ル信号E,Fはカラオケ装置3からCD−Rベンダーシ
ステム6に供給される構成を示したが、本発明はこの態
様に限定されることはなく、いずれの装置がコントロー
ルデータを供給するようにしても本発明の適用が可能で
ある。
【0042】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、記録動作
中に再記録指令が入力された場合、情報再生装置を再生
情報の先頭位置に戻って再生をするように制御する。一
方、記録装置の記録動作を停止させ、再び再生が開始さ
れたきには、停止位置から再記録を開始し、記録終了時
に再記録前の不要記録済領域を再生しないようファイナ
ライズ処理させたので、別の記録媒体を用意して複雑な
操作による再記録を行うことなく、また、不要領域の再
生を行うことのない記録が可能となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要説明図である。
【図2】CD−Rベンダーシステムの実施例を示すブロ
ック図である。
【図3】CD−Rベンダーシステムの動作フローチャー
トである。
【図4】本発明の記録装置の動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】 1…LD 2…マイク 3…カラオケ再生装置 4…ディスプレイ 5…スピーカ 6…CD−Rベンダーシステム 7…CD−R 10…入力端子 11…コマンダインタフェース 12…システムコントローラ 13…課金機 14…入力端子 15…表示装置 16…メカニズムコントローラ 17…CD−Rコンテナ 18…CD−R 19…ローディング機構 20…スピンドルモータ 21…記録ヘッド 22…記録部 23…排出機構 24…入力端子 25…A/Dコンバータ 26…EFMエンコーダ 27…サーボ系 28…メモリ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/10 G 7736−5D 27/28 A 8224−5D

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報再生装置から出力される再生情報を
    記録媒体に記録する記録装置であって、 記録動作中に再記録指令が入力されたことを検出する再
    記録検出手段と、 前記再記録指令が検出されたとき、記録動作を停止さ
    せ、かつ、前記情報再生装置における情報媒体上の前記
    再生情報の先頭アドレスをアクセスする制御信号を出力
    する制御手段と、 前記記録媒体における記録停止までに記録された記録済
    情報の格納アドレスを記録するメモリと、 再記録終了時に前記記録済情報を再生不要情報として、
    その記憶アドレスを前記記録媒体に記録するファイナラ
    イズ手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
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