JPH0621428A - 固体撮像素子 - Google Patents
固体撮像素子Info
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- JPH0621428A JPH0621428A JP4172266A JP17226692A JPH0621428A JP H0621428 A JPH0621428 A JP H0621428A JP 4172266 A JP4172266 A JP 4172266A JP 17226692 A JP17226692 A JP 17226692A JP H0621428 A JPH0621428 A JP H0621428A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画素の開口率、量子効率を向上でき、暗電流
の蓄積時間を半分にでき、高感度、高S/N、高解像
度、高ダイナミックレンジの固体撮像装置を提案する。 【構成】 半導体基板上に配列された光電荷を蓄積する
ための複数個のセルが形成され、個々のセルが蓄積領域
と第1のMOS電極105と水平方向に転送路が形成さ
れた第2のMOS電極106とを具備する固体撮像素子
であって、前記第1のMOS電極105の下のポテンシ
ャルが前記複数個の蓄積領域のポテンシャルよりも低く
なるように第1の電極105の電位を設定し、選択され
た第2のMOS電極106を転送周波数で駆動すること
により、上記選択された水平行の画素の電荷を水平方向
に転送する。
の蓄積時間を半分にでき、高感度、高S/N、高解像
度、高ダイナミックレンジの固体撮像装置を提案する。 【構成】 半導体基板上に配列された光電荷を蓄積する
ための複数個のセルが形成され、個々のセルが蓄積領域
と第1のMOS電極105と水平方向に転送路が形成さ
れた第2のMOS電極106とを具備する固体撮像素子
であって、前記第1のMOS電極105の下のポテンシ
ャルが前記複数個の蓄積領域のポテンシャルよりも低く
なるように第1の電極105の電位を設定し、選択され
た第2のMOS電極106を転送周波数で駆動すること
により、上記選択された水平行の画素の電荷を水平方向
に転送する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばCCD等の固体撮
像素子に関するものである。
像素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電荷転送型の固体撮像素子の中で
も、電荷結合素子(以降、CCDと記す)は、近年急速
な開発が進められ、アナログ遅延線や固体撮像装置への
応用が実用化されている。図14はCCDによる電荷転
送の原理を説明するための図である。転送電荷としては
電子である。同図の(a)において、100はN型の半
導体基板、101はPウェル、102は電子の転送路と
なる不純物濃度の薄いN-層、103は電子に対してポ
テンシャルバリアとなる不純物拡散層、104はシリコ
ン酸化膜などの絶縁膜、105は多結晶シリコンなどで
形成される第1の転送電極、106はやはり多結晶シリ
コンなどで形成される第2の転送電極である。φ1は電
極105に印加される電位、φ2は電極106に印加さ
れる電位である。
も、電荷結合素子(以降、CCDと記す)は、近年急速
な開発が進められ、アナログ遅延線や固体撮像装置への
応用が実用化されている。図14はCCDによる電荷転
送の原理を説明するための図である。転送電荷としては
電子である。同図の(a)において、100はN型の半
導体基板、101はPウェル、102は電子の転送路と
なる不純物濃度の薄いN-層、103は電子に対してポ
テンシャルバリアとなる不純物拡散層、104はシリコ
ン酸化膜などの絶縁膜、105は多結晶シリコンなどで
形成される第1の転送電極、106はやはり多結晶シリ
コンなどで形成される第2の転送電極である。φ1は電
極105に印加される電位、φ2は電極106に印加さ
れる電位である。
【0003】図14の(b),(c),(d)は、電子
が転送される様子を表わすポテンシャル図であり、
(b)ではφ1 を高い電圧とし、φ2 を低い電圧とした
場合の電子の振る舞いを示し、(c)及び(d)では、
(b)の状態からφ1 を低い電圧、φ2を高い電圧とし
た時の電子の振る舞いを示す。(b)の状態では、φ1
に接続する第1の転送電極105下に転送電子がいる様
子を示す。(c)及び(d)では、転送電子がφ2に対
する第1の転送電極下のチャンネル部に移る様子が示さ
れている。
が転送される様子を表わすポテンシャル図であり、
(b)ではφ1 を高い電圧とし、φ2 を低い電圧とした
場合の電子の振る舞いを示し、(c)及び(d)では、
(b)の状態からφ1 を低い電圧、φ2を高い電圧とし
た時の電子の振る舞いを示す。(b)の状態では、φ1
に接続する第1の転送電極105下に転送電子がいる様
子を示す。(c)及び(d)では、転送電子がφ2に対
する第1の転送電極下のチャンネル部に移る様子が示さ
れている。
【0004】CCDは主として固体撮像素子に応用さ
れ、その低雑音という特徴のために、固体撮像素子の中
でも主流となっている。図15はこのようなCCD固体
撮像素子のうち、インターライン(IL)型CCDの構
造を表わす図であり、同図において、111は光照射に
よって発生した電子を蓄積するために各画素に形成され
たフォトダイオード、112は各画素に蓄積された電子
を転送するための垂直CCDレジスタ、113は各画素
に蓄積された電子を垂直CCDレジスタ112に転送す
るためのトランスファゲート部、114は垂直CCDレ
ジスタ112によって転送された電荷を順次水平方向に
転送するための水平CCDレジスタ、115はアンプ部
である。
れ、その低雑音という特徴のために、固体撮像素子の中
でも主流となっている。図15はこのようなCCD固体
撮像素子のうち、インターライン(IL)型CCDの構
造を表わす図であり、同図において、111は光照射に
よって発生した電子を蓄積するために各画素に形成され
たフォトダイオード、112は各画素に蓄積された電子
を転送するための垂直CCDレジスタ、113は各画素
に蓄積された電子を垂直CCDレジスタ112に転送す
るためのトランスファゲート部、114は垂直CCDレ
ジスタ112によって転送された電荷を順次水平方向に
転送するための水平CCDレジスタ、115はアンプ部
である。
【0005】図16は図15のようなIL−CCDの2
次元的に配列された繰り返し画素部の平面図である。同
図において、116は画素同士、あるいはフォトダイオ
ード111と垂直CCDレジスタ112とを分離するた
めの厚い酸化膜、105は第1の転送電極、106は第
2の転送電極、117はアルミニウムなどで形成された
遮光膜、118は遮光膜117の縁を表わす。
次元的に配列された繰り返し画素部の平面図である。同
図において、116は画素同士、あるいはフォトダイオ
ード111と垂直CCDレジスタ112とを分離するた
めの厚い酸化膜、105は第1の転送電極、106は第
2の転送電極、117はアルミニウムなどで形成された
遮光膜、118は遮光膜117の縁を表わす。
【0006】図17は画素の立体構造を表わす図であ
り、図16のX−X′における断面図である。同図にお
いて、119はチャンネルストッパーとなるP型不純物
層、120は光照射により発生した電子を蓄積するため
のN型の不純物層である。同図において、図14〜図1
6で説明した部分と共通する部分については説明を省略
する。
り、図16のX−X′における断面図である。同図にお
いて、119はチャンネルストッパーとなるP型不純物
層、120は光照射により発生した電子を蓄積するため
のN型の不純物層である。同図において、図14〜図1
6で説明した部分と共通する部分については説明を省略
する。
【0007】以上のような構成を持つIL−CCDの動
作を図18を用いて説明する。同図はφ1 ,φ2 のパル
スタイミングを示し、まず垂直ブランキング期間にトラ
ンスファゲート113がONし、電源蓄積部120にあ
る電子が垂直転送路102に完全に転送されるよう
φ1,φ2 は十分高い電圧に設定される。この転送は全
画素同時に行われる。次にφ1 はトランスファゲート1
13のしきい電圧よりも低い中間電圧値、φ2 は低電圧
値となり、φ2 に接続する転送電極下の電子はφ1に接
続する転送電極下に移行し、もともとφ電極下にあった
電子と混合する。あとは1Hを1周期としてφ1 ,φ2
には、互いに逆相の中間電圧−低電圧のパルスが印加さ
れ、1H期間毎に2行分の信号電子が水平CCDレジス
タ114に転送され、順次出力部115から信号が出力
される。
作を図18を用いて説明する。同図はφ1 ,φ2 のパル
スタイミングを示し、まず垂直ブランキング期間にトラ
ンスファゲート113がONし、電源蓄積部120にあ
る電子が垂直転送路102に完全に転送されるよう
φ1,φ2 は十分高い電圧に設定される。この転送は全
画素同時に行われる。次にφ1 はトランスファゲート1
13のしきい電圧よりも低い中間電圧値、φ2 は低電圧
値となり、φ2 に接続する転送電極下の電子はφ1に接
続する転送電極下に移行し、もともとφ電極下にあった
電子と混合する。あとは1Hを1周期としてφ1 ,φ2
には、互いに逆相の中間電圧−低電圧のパルスが印加さ
れ、1H期間毎に2行分の信号電子が水平CCDレジス
タ114に転送され、順次出力部115から信号が出力
される。
【0008】以上説明したように、画素に蓄積した電子
は出力部115まで完全転送モードで転送されるので、
CCDは極めて雑音が少ないという特徴を持っている。
は出力部115まで完全転送モードで転送されるので、
CCDは極めて雑音が少ないという特徴を持っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、CCDの動作特性上、画素部に蓄積された信
号電子は垂直CCDレジスタ112に転送後、水平CC
Dレジスタ114に至るまで約1フィールド期間を有す
る。従って、次のような欠点があった。 (1)垂直CCDレジスタ112で転送期間中に垂直C
CDレジスタ112に光が入射すると、スミアと呼ばれ
る偽信号が発生する。このスミアを抑えるため図17に
示したように、垂直CCD上に遮光膜117を設けてい
る。また、遮光効果を高めるために、遮光膜117の縁
118は、電子分離領域116や、第1転送電極105
や第2転送電極106の縁より1μm程はみ出させてい
る。このために、はみ出させた分だけ、蓄積領域111
の面積、いわゆる開口面積が減り、感度が低下する。
来例では、CCDの動作特性上、画素部に蓄積された信
号電子は垂直CCDレジスタ112に転送後、水平CC
Dレジスタ114に至るまで約1フィールド期間を有す
る。従って、次のような欠点があった。 (1)垂直CCDレジスタ112で転送期間中に垂直C
CDレジスタ112に光が入射すると、スミアと呼ばれ
る偽信号が発生する。このスミアを抑えるため図17に
示したように、垂直CCD上に遮光膜117を設けてい
る。また、遮光効果を高めるために、遮光膜117の縁
118は、電子分離領域116や、第1転送電極105
や第2転送電極106の縁より1μm程はみ出させてい
る。このために、はみ出させた分だけ、蓄積領域111
の面積、いわゆる開口面積が減り、感度が低下する。
【0010】(2)蓄積領域120の下の半導体領域1
01で発生した電子が拡散によって転送路102に入っ
てもやはりスミアの原因となる。また強い光が照射して
領域120の飽和以上の電子が発生する。この電子が周
辺の画素に漏れると、ブルーミングという偽信号が現わ
れる。このスミアやブルーミングを防止するために、P
ウェル105と、N基板100は逆バイアス状態とし
て、蓄積領域を形成する部分のPウェル105は厚みを
薄くして、光照射により発生した電子が転送路102や
他画素の蓄積領域に入り込むことを防止している。この
ような構造(縦型OFDという)においては、Pウェル
で発生した信号電子はN型基板100に流れてしまう割
合が大きいため、発生信号電子のうち、蓄積領域120
に蓄積される割合が小さくなり、このことによっても感
度が低下する。
01で発生した電子が拡散によって転送路102に入っ
てもやはりスミアの原因となる。また強い光が照射して
領域120の飽和以上の電子が発生する。この電子が周
辺の画素に漏れると、ブルーミングという偽信号が現わ
れる。このスミアやブルーミングを防止するために、P
ウェル105と、N基板100は逆バイアス状態とし
て、蓄積領域を形成する部分のPウェル105は厚みを
薄くして、光照射により発生した電子が転送路102や
他画素の蓄積領域に入り込むことを防止している。この
ような構造(縦型OFDという)においては、Pウェル
で発生した信号電子はN型基板100に流れてしまう割
合が大きいため、発生信号電子のうち、蓄積領域120
に蓄積される割合が小さくなり、このことによっても感
度が低下する。
【0011】(3)垂直CCDで転送される1フィール
ド期間は、もちろん信号電子量は一定だが、垂直CCD
で発生する暗電流による雑音電子を蓄積することにな
る。以上の欠点のほかに、図14で説明したようにCC
Dでは転送電荷がたまるポテンシャルの低い領域と電荷
が完全になるなるポテンシャルの高い領域が交互に形成
される。したがって、全画素を一括して転送するCCD
では、次のような欠点も持っている。
ド期間は、もちろん信号電子量は一定だが、垂直CCD
で発生する暗電流による雑音電子を蓄積することにな
る。以上の欠点のほかに、図14で説明したようにCC
Dでは転送電荷がたまるポテンシャルの低い領域と電荷
が完全になるなるポテンシャルの高い領域が交互に形成
される。したがって、全画素を一括して転送するCCD
では、次のような欠点も持っている。
【0012】(4)垂直CCDレジスタでは転送される
電子は1画素おきにしか存在できないので、転送電子の
1塊りは必ず2画素の混合信号になっている。このた
め、画素1つ1つの信号が出力できるXYアドレス方式
の2次元固体撮像装置に比べて垂直解像度が落ちる。 (5)垂直CCDレジスタ1画素に2画素分の信号電子
が転送されることになるが、垂直CCDレジスタ1画素
の飽和信号電荷を確保するためには、垂直CCDの第1
の転送電極下の面積をふやさなければならないが、開口
面積を減らすという犠牲なしには難しい。
電子は1画素おきにしか存在できないので、転送電子の
1塊りは必ず2画素の混合信号になっている。このた
め、画素1つ1つの信号が出力できるXYアドレス方式
の2次元固体撮像装置に比べて垂直解像度が落ちる。 (5)垂直CCDレジスタ1画素に2画素分の信号電子
が転送されることになるが、垂直CCDレジスタ1画素
の飽和信号電荷を確保するためには、垂直CCDの第1
の転送電極下の面積をふやさなければならないが、開口
面積を減らすという犠牲なしには難しい。
【0013】本発明は上記従来技術の問題点を解消する
ために提案された。
ために提案された。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板上
に配列された光電荷を蓄積するための複数個のセルが形
成され、個々のセルが蓄積領域と第1のMOS電極と水
平方向に転送路が形成された第2のMOS電極とを具備
する固体撮像素子であって、前記第1のMOS電極下の
ポテンシャルが前記複数個の蓄積領域のポテンシャルよ
りも低くなるように第1の電極電位を設定し、選択され
た第2のMOS電極を転送周波数で駆動することによ
り、上記選択された水平行の画素の電荷を水平方向に転
送することを特徴とする。
に配列された光電荷を蓄積するための複数個のセルが形
成され、個々のセルが蓄積領域と第1のMOS電極と水
平方向に転送路が形成された第2のMOS電極とを具備
する固体撮像素子であって、前記第1のMOS電極下の
ポテンシャルが前記複数個の蓄積領域のポテンシャルよ
りも低くなるように第1の電極電位を設定し、選択され
た第2のMOS電極を転送周波数で駆動することによ
り、上記選択された水平行の画素の電荷を水平方向に転
送することを特徴とする。
【0015】
【作用】 選択された水平ラインの画素における信号電
荷を水平転送させて、順次アンプから読み出すことによ
り、従来よりも画素の開口率、量子効率を向上でき、暗
電流の蓄積時間を半分にでき、また信号の画素混合を行
わずに転送するので、高感度、高S/N、高解像度、高
ダイナミックレンジの固体撮像装置を提供できる。
荷を水平転送させて、順次アンプから読み出すことによ
り、従来よりも画素の開口率、量子効率を向上でき、暗
電流の蓄積時間を半分にでき、また信号の画素混合を行
わずに転送するので、高感度、高S/N、高解像度、高
ダイナミックレンジの固体撮像装置を提供できる。
【0016】
【実施例】以下添付図面を参照しながら本発明の好適な
実施例を説明する。 〈第1実施例〉図1は実施例の撮像素子の1つの画素の
平面図であり、同図におけるX−X′の断面図を図2
に、またA−B−C−D−A′の断面図を図3に示し
た。図1,図2,図3において、図14,図16,図1
7と共通する部分は同一符号で示し説明を省いている。
また、図1のY−Y′断面図は、図2における105を
106に変えたものと同じである。図4は信号電荷がA
−B−C−D−A′と転送される状況を表わす図であ
る。図1、図3、図4の夫々におけるA、B、C、D、
A′は一致している。
実施例を説明する。 〈第1実施例〉図1は実施例の撮像素子の1つの画素の
平面図であり、同図におけるX−X′の断面図を図2
に、またA−B−C−D−A′の断面図を図3に示し
た。図1,図2,図3において、図14,図16,図1
7と共通する部分は同一符号で示し説明を省いている。
また、図1のY−Y′断面図は、図2における105を
106に変えたものと同じである。図4は信号電荷がA
−B−C−D−A′と転送される状況を表わす図であ
る。図1、図3、図4の夫々におけるA、B、C、D、
A′は一致している。
【0017】図1,図2,図3,図4を使って第1実施
例の転送動作を説明する。最初に、第1電極105の電
圧を上げ、フォトダイオード111に蓄積されていた電
子をすべて105の電極下に集める。この時、第2電極
106の電位は第1電極105の電位より低く設定され
るので電極106の下に電子はない。このポテンシャル
状況が図4の(a)に示されている。
例の転送動作を説明する。最初に、第1電極105の電
圧を上げ、フォトダイオード111に蓄積されていた電
子をすべて105の電極下に集める。この時、第2電極
106の電位は第1電極105の電位より低く設定され
るので電極106の下に電子はない。このポテンシャル
状況が図4の(a)に示されている。
【0018】次に、選択された行の第2電極106の電
位を上げ、電子が隣りの画素における第2電極106の
下、すなわちDの下に転送されるようにする。この時の
ポテンシャル状況は図4(b)に示されている。次に再
び第2電極106の電位を下げると、電子はフォトダイ
オードA′を通して、A′部に連なる隣の画素の第1電
極105の下に転送される。このように、第2電極10
6の電位をハイレベル→ローレベルという周期で第1電
極下の電子が隣りの画素の第1電極下に転送されるの
で、選択行の第2電極を水平転送周波数で駆動すること
により、選択行の電荷を水平方向に転送することができ
る。
位を上げ、電子が隣りの画素における第2電極106の
下、すなわちDの下に転送されるようにする。この時の
ポテンシャル状況は図4(b)に示されている。次に再
び第2電極106の電位を下げると、電子はフォトダイ
オードA′を通して、A′部に連なる隣の画素の第1電
極105の下に転送される。このように、第2電極10
6の電位をハイレベル→ローレベルという周期で第1電
極下の電子が隣りの画素の第1電極下に転送されるの
で、選択行の第2電極を水平転送周波数で駆動すること
により、選択行の電荷を水平方向に転送することができ
る。
【0019】図5は、図1〜図4で説明した電荷転送方
法を実現した2次元イメージセンサを表わす図である。
同図において、121は読み出す行を選択するための垂
直シフトレジスタ、122はシフトレジスタ121から
の出力をそのゲートに受け選択行の第2電極106に端
子123からのパルス信号を伝えるためのバッファMO
Sトランジスタ、123は第2電極に印加されるべき水
平転送周波数パルス信号の入力端子、124は第1電極
105へのパルス入力端子、125は水平方向に転送さ
れた信号電荷をアンプにまで転送するための垂直CCD
レジスタである。
法を実現した2次元イメージセンサを表わす図である。
同図において、121は読み出す行を選択するための垂
直シフトレジスタ、122はシフトレジスタ121から
の出力をそのゲートに受け選択行の第2電極106に端
子123からのパルス信号を伝えるためのバッファMO
Sトランジスタ、123は第2電極に印加されるべき水
平転送周波数パルス信号の入力端子、124は第1電極
105へのパルス入力端子、125は水平方向に転送さ
れた信号電荷をアンプにまで転送するための垂直CCD
レジスタである。
【0020】図5において、図1,図2,図3,図4,
図15と共通する部分には同一符号を記し、説明を省
く。以上のような実施例による水平転送動作による2次
元イメージセンサは、 (1)信号電荷が画素領域を通過する時間が短いので、
偽信号成分(スミア)が少ない。
図15と共通する部分には同一符号を記し、説明を省
く。以上のような実施例による水平転送動作による2次
元イメージセンサは、 (1)信号電荷が画素領域を通過する時間が短いので、
偽信号成分(スミア)が少ない。
【0021】(2)従来のようなIL−CCDに比べて
転送ゲート部への光電荷漏れを小さくするための遮光、
狭いP層で形成するOFD(オーバー・フロー・ドレイ
ン)が必要ないので、開口率、量子化効果を高めて高感
度化が容易である。 (3)進行電荷の転送に要する時間はNTSC動作の場
合、従来1フィールドに対応する時間、即ち16667
μsであったのに対し、A−B−C−D−A′では1水
平転送期間、すなわち63.5μsとなり、ノイズの原
因である転送時の暗電流成分を著しく小さくできる。
転送ゲート部への光電荷漏れを小さくするための遮光、
狭いP層で形成するOFD(オーバー・フロー・ドレイ
ン)が必要ないので、開口率、量子化効果を高めて高感
度化が容易である。 (3)進行電荷の転送に要する時間はNTSC動作の場
合、従来1フィールドに対応する時間、即ち16667
μsであったのに対し、A−B−C−D−A′では1水
平転送期間、すなわち63.5μsとなり、ノイズの原
因である転送時の暗電流成分を著しく小さくできる。
【0022】(4)従来のCCDのように2つの画素の
信号電荷を1つに混合することがなく、実施例では1つ
の画素の信号が独立に転送されるので、画素数が同じで
あれば解像度は従来の約2倍となり、また1つの転送ゲ
ートが負担できる1画素当りの飽和電荷量は、ゲート容
量が同じであるようにしても、従来に比べて2倍になる
ので、従来に比べ画素の飽和電荷量を増しやすく、高ダ
イナミックレンジ化が容易である。 〈第2実施例〉図6は本発明の第2の実施例の構成を表
わす図であり、同図において、127は電荷蓄積領域1
11のゲート酸化膜104直下に形成されるP+ 不純物
層である。これにより、N-層120と104との界面
で発生する暗電流を著しく抑制することができ、したが
ってノイズを減らしS/N比を高くすることができる。 〈第3実施例〉図7は本発明の第3の実施例を表わす平
面図であり、1つの画素に対応する部分である。図中、
130はポリシリコンなどで形成される第1の電極であ
り、電荷転送の役割は前述の電極105と全く同じであ
るが、1本ずつが水平方向に伸びており、読み出しのた
めに行が選択された時にのみ高電位となる。
信号電荷を1つに混合することがなく、実施例では1つ
の画素の信号が独立に転送されるので、画素数が同じで
あれば解像度は従来の約2倍となり、また1つの転送ゲ
ートが負担できる1画素当りの飽和電荷量は、ゲート容
量が同じであるようにしても、従来に比べて2倍になる
ので、従来に比べ画素の飽和電荷量を増しやすく、高ダ
イナミックレンジ化が容易である。 〈第2実施例〉図6は本発明の第2の実施例の構成を表
わす図であり、同図において、127は電荷蓄積領域1
11のゲート酸化膜104直下に形成されるP+ 不純物
層である。これにより、N-層120と104との界面
で発生する暗電流を著しく抑制することができ、したが
ってノイズを減らしS/N比を高くすることができる。 〈第3実施例〉図7は本発明の第3の実施例を表わす平
面図であり、1つの画素に対応する部分である。図中、
130はポリシリコンなどで形成される第1の電極であ
り、電荷転送の役割は前述の電極105と全く同じであ
るが、1本ずつが水平方向に伸びており、読み出しのた
めに行が選択された時にのみ高電位となる。
【0023】図8が第3の実施例による2次元エリアセ
ンサの回路図を示す。131は電極130に接続され、
垂直シフトレジスタ121によって選択されるバッファ
MOSトランジスタ、132は130に電圧を印加する
ための入力端子である。図7,図8とも図1〜図6と共
通する部分は同一符号を記し説明を省いている。 〈第4実施例〉図9は本発明の第4の実施例を示す2次
元イメージセンサの回路図である。
ンサの回路図を示す。131は電極130に接続され、
垂直シフトレジスタ121によって選択されるバッファ
MOSトランジスタ、132は130に電圧を印加する
ための入力端子である。図7,図8とも図1〜図6と共
通する部分は同一符号を記し説明を省いている。 〈第4実施例〉図9は本発明の第4の実施例を示す2次
元イメージセンサの回路図である。
【0024】この第4実施例においては、従来のCCD
に比べて信号の転送が著しく速いものの、1つの画素信
号電荷が他の画素部を通るときに通過画素における光電
荷が加わることになり、これが偽信号電荷となる。この
欠点を解消するために、この第4実施例では、2つの垂
直シフトレジスタ(125、128)を採用した。図9
において、1つの選択された行(A行とする)の信号電
荷を垂直CCDレジスタ125に転送し、そこで一旦保
持しておく。次に、別の行(B行とする)が選択され
て、その行(B)の信号電荷が水平に転送される時にレ
ジスタ125に保持した電荷をアンプ135に順次転送
する。この時に信号電荷がない状態の行Aにおいても水
平転送動作を行い、その転送電荷を垂直CCDレジスタ
128を通してアンプ129に順次転送する。このよう
に、行Bの信号電荷の水平転送が行われる時には、行A
の偽信号が上乗せされた信号がアンプ105から出力さ
れ、行Aの信号成分なしの偽信号がアンプ129から出
力される。133は減算処理回路であり、133からは
偽信号のない信号成分のみが出力される。 〈第5実施例〉図10は本発明の第5の実施例を示す図
であり、同図において、134は選択された行から転送
されてくる信号を受けるために各行に設けたアンプ、1
38はアンプ134の出力を選択して出力するスイッチ
MOSトランジスタ、136はアンプ134の出力をア
ンプ135へ伝える出力線である。同図において、図1
〜図9と同じ部分は同一の符号を記して説明を省略して
いる。
に比べて信号の転送が著しく速いものの、1つの画素信
号電荷が他の画素部を通るときに通過画素における光電
荷が加わることになり、これが偽信号電荷となる。この
欠点を解消するために、この第4実施例では、2つの垂
直シフトレジスタ(125、128)を採用した。図9
において、1つの選択された行(A行とする)の信号電
荷を垂直CCDレジスタ125に転送し、そこで一旦保
持しておく。次に、別の行(B行とする)が選択され
て、その行(B)の信号電荷が水平に転送される時にレ
ジスタ125に保持した電荷をアンプ135に順次転送
する。この時に信号電荷がない状態の行Aにおいても水
平転送動作を行い、その転送電荷を垂直CCDレジスタ
128を通してアンプ129に順次転送する。このよう
に、行Bの信号電荷の水平転送が行われる時には、行A
の偽信号が上乗せされた信号がアンプ105から出力さ
れ、行Aの信号成分なしの偽信号がアンプ129から出
力される。133は減算処理回路であり、133からは
偽信号のない信号成分のみが出力される。 〈第5実施例〉図10は本発明の第5の実施例を示す図
であり、同図において、134は選択された行から転送
されてくる信号を受けるために各行に設けたアンプ、1
38はアンプ134の出力を選択して出力するスイッチ
MOSトランジスタ、136はアンプ134の出力をア
ンプ135へ伝える出力線である。同図において、図1
〜図9と同じ部分は同一の符号を記して説明を省略して
いる。
【0025】上述の第1実施例〜第4実施例において
は、各行の信号を同じ周期で出力するために垂直CCD
125の転送タイミングを行ごとにずらす必要があった
が、この第5実施例では、端子123に加える水平転送
パルスのタイミングでそのままアンプ135から同期の
とれた画素信号が出力される。 〈第6実施例〉図11は本発明の第6の実施例を示す図
であり、同図において、201は水平転送電極106と
同相で駆動するCCD電極であり、図14におけるパル
スφ1と接続する1層及び2層の電極の組合せで成り立
っている。202は電極201と逆相で駆動するCCD
電極であり、構造は201と同じである。203は第6
実施例に特徴的な水平転送画素アレイで成り立つ2次元
センサ部であり、この例では490行とした。図中の矢
印はキャリアの転送方向を示している。
は、各行の信号を同じ周期で出力するために垂直CCD
125の転送タイミングを行ごとにずらす必要があった
が、この第5実施例では、端子123に加える水平転送
パルスのタイミングでそのままアンプ135から同期の
とれた画素信号が出力される。 〈第6実施例〉図11は本発明の第6の実施例を示す図
であり、同図において、201は水平転送電極106と
同相で駆動するCCD電極であり、図14におけるパル
スφ1と接続する1層及び2層の電極の組合せで成り立
っている。202は電極201と逆相で駆動するCCD
電極であり、構造は201と同じである。203は第6
実施例に特徴的な水平転送画素アレイで成り立つ2次元
センサ部であり、この例では490行とした。図中の矢
印はキャリアの転送方向を示している。
【0026】ここで、インターレース動作を考えると、
センサの行は奇数フィールドで1,3,5,…,48
7,489の順、偶数フィールドで2,4,6,…,4
88,490の順に選択されるので、201,202で
構成される垂直転送部での電荷転送は1つの行送り毎に
水平転送2周期分だけ速くなる。この画素信号転送のず
れ分の補正回路が210であり、図12は補正回路21
0の内容を説明する図である。
センサの行は奇数フィールドで1,3,5,…,48
7,489の順、偶数フィールドで2,4,6,…,4
88,490の順に選択されるので、201,202で
構成される垂直転送部での電荷転送は1つの行送り毎に
水平転送2周期分だけ速くなる。この画素信号転送のず
れ分の補正回路が210であり、図12は補正回路21
0の内容を説明する図である。
【0027】図12において、1-1,2-1,3-1,…,
490-1は水平転送電極106と同相のパルスφ1で駆
動する第1層電極、1-2,2-2,3-2,…,490-2は
φ1と逆相のφ2で駆動する第1層電極、N-1-A(N=
1,2,3,…,490)はφ1で駆動する第2層電極
であり、N-1電極下の電荷が逆流しないように下部には
ポテンシャル障壁が形成されている。N-2-A(N=24
6,247,490)はφ 2で駆動し、構造はN-1-Aと
同じである。N-2-A(N=1,2,3,…,248)は
シフトレジスタによって選択されない時にはφ2で駆動
するが、選択された時には駆動が止まり、N-1からN-2
への電荷転送が止まる。N-B(N=1,2,…,24
5)はシフトレジスタで選択された時だけφ2で駆動
し、N-1から(490−N)-2への電荷転送が行なわれ
る。11はシフトレジスタ、11-1,11 -2,…,11
-245はシフトレジスタ出力、12はインバータ、14は
パルスφ2の入力端子、15はN-Bに接続するバッファ
MOSトランジスタ、16はN-2-Aに接続するバッファ
MOSトランジスタである。シフトレジスタ11は水平
同期周波数で1,2,3,…,245段と切れかわるの
で、センサ第1行の電荷は1 -Bを通り、1-2-Aは通ら
ず、(1-1)→(489-2)→(490-1)→(490
-2)と転送される。
490-1は水平転送電極106と同相のパルスφ1で駆
動する第1層電極、1-2,2-2,3-2,…,490-2は
φ1と逆相のφ2で駆動する第1層電極、N-1-A(N=
1,2,3,…,490)はφ1で駆動する第2層電極
であり、N-1電極下の電荷が逆流しないように下部には
ポテンシャル障壁が形成されている。N-2-A(N=24
6,247,490)はφ 2で駆動し、構造はN-1-Aと
同じである。N-2-A(N=1,2,3,…,248)は
シフトレジスタによって選択されない時にはφ2で駆動
するが、選択された時には駆動が止まり、N-1からN-2
への電荷転送が止まる。N-B(N=1,2,…,24
5)はシフトレジスタで選択された時だけφ2で駆動
し、N-1から(490−N)-2への電荷転送が行なわれ
る。11はシフトレジスタ、11-1,11 -2,…,11
-245はシフトレジスタ出力、12はインバータ、14は
パルスφ2の入力端子、15はN-Bに接続するバッファ
MOSトランジスタ、16はN-2-Aに接続するバッファ
MOSトランジスタである。シフトレジスタ11は水平
同期周波数で1,2,3,…,245段と切れかわるの
で、センサ第1行の電荷は1 -Bを通り、1-2-Aは通ら
ず、(1-1)→(489-2)→(490-1)→(490
-2)と転送される。
【0028】次に、センサ第3行の電荷は2-Bを通り、
2-2-Aは通らないので、(1-1)→(1-2)→(2-1)
→(488-2)→(489-1)→(489-2)→(49
0-1)→(490-2)と転送されるので、第1行の電荷
に比べてアンプ135に達するのに2周期分余計にかか
ることになる。以下の行も同様であり、結局、図11に
おける転送CCDでの電荷転送のタイミングずれは補正
され、アンプ135に達するタイミングはセンサ部のど
の行も同じにすることができる。 〈第7実施例〉図13は本発明の第7の実施例を示す図
である。同図において、20は1つの画素を示し、個々
の画素の構成は図1などに示した物と同一のものを適用
できる。奇数行にある画素中心と偶数行にある画素中心
は1/2画素ずらしてあり、2行同時に読み出しを行な
うことにより、1行だけの場合よりも水平解像度を上げ
ることができる。
2-2-Aは通らないので、(1-1)→(1-2)→(2-1)
→(488-2)→(489-1)→(489-2)→(49
0-1)→(490-2)と転送されるので、第1行の電荷
に比べてアンプ135に達するのに2周期分余計にかか
ることになる。以下の行も同様であり、結局、図11に
おける転送CCDでの電荷転送のタイミングずれは補正
され、アンプ135に達するタイミングはセンサ部のど
の行も同じにすることができる。 〈第7実施例〉図13は本発明の第7の実施例を示す図
である。同図において、20は1つの画素を示し、個々
の画素の構成は図1などに示した物と同一のものを適用
できる。奇数行にある画素中心と偶数行にある画素中心
は1/2画素ずらしてあり、2行同時に読み出しを行な
うことにより、1行だけの場合よりも水平解像度を上げ
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、半導体
基板上に配列された光電荷を蓄積するための複数個のセ
ルが形成され、個々のセルが蓄積領域と第1のMOS電
極と水平方向に転送路が形成された第2のMOS電極と
を具備する固体撮像素子であって、前記第1のMOS電
極下のポテンシャルが前記複数個の蓄積領域のポテンシ
ャルよりも低くなるように第1の電極電位を設定し、選
択された第2のMOS電極を転送周波数で駆動すること
により、上記選択された水平行の画素の電荷を水平方向
に転送する。
基板上に配列された光電荷を蓄積するための複数個のセ
ルが形成され、個々のセルが蓄積領域と第1のMOS電
極と水平方向に転送路が形成された第2のMOS電極と
を具備する固体撮像素子であって、前記第1のMOS電
極下のポテンシャルが前記複数個の蓄積領域のポテンシ
ャルよりも低くなるように第1の電極電位を設定し、選
択された第2のMOS電極を転送周波数で駆動すること
により、上記選択された水平行の画素の電荷を水平方向
に転送する。
【0030】選択された水平ラインの画素における信号
電荷を水平転送させて、順次アンプから読み出すことに
より、従来よりも画素の開口率、量子効率を向上でき、
暗電流の蓄積時間を半分にでき、また信号の画素混合を
行わずに転送するので、高感度、高S/N、高解像度、
高ダイナミックレンジの固体撮像装置を提供できる。
電荷を水平転送させて、順次アンプから読み出すことに
より、従来よりも画素の開口率、量子効率を向上でき、
暗電流の蓄積時間を半分にでき、また信号の画素混合を
行わずに転送するので、高感度、高S/N、高解像度、
高ダイナミックレンジの固体撮像装置を提供できる。
【0031】特に、2次元イメージセンサにおいて、選
択された行だけの画素信号電荷を水平方向にCCD転送
して読み出すことにより、 (1)高開口率、高量子効率による高感度化 (2)転送時間の短縮による暗電流ノイズの減少 1画素信号独立の転送によって、 (3)高解像度化 (4)飽和電荷量向上による高ダイナミックレンジ化 (5)実施例4の偽信号補正による低スミア化 という効果が実現できる。
択された行だけの画素信号電荷を水平方向にCCD転送
して読み出すことにより、 (1)高開口率、高量子効率による高感度化 (2)転送時間の短縮による暗電流ノイズの減少 1画素信号独立の転送によって、 (3)高解像度化 (4)飽和電荷量向上による高ダイナミックレンジ化 (5)実施例4の偽信号補正による低スミア化 という効果が実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例の素子の1つの画素に対
応する部分の平面図である。
応する部分の平面図である。
【図2】図1のX−X′の断面図である。
【図3】図1のA−B−C−D−A′の断面図である。
【図4】第1実施例の電荷の転送を表わすポテンシャル
図である。
図である。
【図5】第1実施例の2次元イメージセンサ回路図であ
る。
る。
【図6】本発明の第2の実施例における画素断面図であ
る。
る。
【図7】本発明第3の実施例の画素平面図である。
【図8】本発明第3の実施例による2次元イメージセン
サ回路図である。
サ回路図である。
【図9】本発明第4の実施例による2次元イメージセン
サ回路図である。
サ回路図である。
【図10】本発明第5の実施例による2次元イメージセ
ンサ回路図である。
ンサ回路図である。
【図11】本発明第6の実施例による2次元イメージセ
ンサ概略図である。
ンサ概略図である。
【図12】本発明第6の実施例を説明するための回路図
である。
である。
【図13】本発明第7の実施例を説明するための概略図
である。
である。
【図14】CCD転送の原理を説明するための図であ
る。
る。
【図15】従来のインタライン型CCD2次元イメージ
センサの回路図である。
センサの回路図である。
【図16】従来のインタライン型CCDの画素部平面図
である。
である。
【図17】図16のX−X′断面図である。
【図18】図16のCCDを駆動するタイミングパルス
図である。
図である。
201…CCD電極、202…CCD電極、203…2
次元センサ画素部、210…タイミング補正回路、11
…シフトレジスタ、15…MOSトランジスタ、16…
MOSトランジスタ、12…インバータ、14…入力端
子、20…画素、100…半導体基板、101…P型ウ
ェル、102…垂直転送路、103…ポテンシャルバリ
ア、104…ゲート酸化膜、105…第1の転送電極、
106…第2の転送電極、111…光電荷蓄積部、11
2…垂直CCDレジスタ、113…トランスファゲー
ト、114…水平CCDレジスタ、115…アンプ、1
16…厚い酸化膜、117…遮光膜、118…遮光膜の
縁、119…チャネルストップ、120…光電荷を蓄積
するN- 不純層、121…シフトレジスタ、121…M
OSトランジスタ、123…入力端子、124…入力端
子、125…垂直CCDレジスタ、127…P+ 不純物
層、128…CCDレジスタ、129…アンプ、130
…第1の転送電極、131…MOSトランジスタ、13
2…入力端子、133…減算処理回路、134…アン
プ、135…アンプ、136…出力線、138…MOS
トランジスタ
次元センサ画素部、210…タイミング補正回路、11
…シフトレジスタ、15…MOSトランジスタ、16…
MOSトランジスタ、12…インバータ、14…入力端
子、20…画素、100…半導体基板、101…P型ウ
ェル、102…垂直転送路、103…ポテンシャルバリ
ア、104…ゲート酸化膜、105…第1の転送電極、
106…第2の転送電極、111…光電荷蓄積部、11
2…垂直CCDレジスタ、113…トランスファゲー
ト、114…水平CCDレジスタ、115…アンプ、1
16…厚い酸化膜、117…遮光膜、118…遮光膜の
縁、119…チャネルストップ、120…光電荷を蓄積
するN- 不純層、121…シフトレジスタ、121…M
OSトランジスタ、123…入力端子、124…入力端
子、125…垂直CCDレジスタ、127…P+ 不純物
層、128…CCDレジスタ、129…アンプ、130
…第1の転送電極、131…MOSトランジスタ、13
2…入力端子、133…減算処理回路、134…アン
プ、135…アンプ、136…出力線、138…MOS
トランジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体基板上に配列された光電荷を蓄積
するための複数個のセルが形成され、個々のセルが蓄積
領域と第1のMOS電極と水平方向に転送路が形成され
た第2のMOS電極とを具備する固体撮像素子であっ
て、 前記第1のMOS電極下のポテンシャルが前記複数個の
蓄積領域のポテンシャルよりも低くなるように第1の電
極電位を設定し、選択された第2のMOS電極を転送周
波数で駆動することにより、上記選択された水平行の画
素の電荷を水平方向に転送することを特徴とする固体撮
像素子。 - 【請求項2】 水平転送動作を行う行ラインを選択する
ためのシフトレジスタを備えたことを特徴とする請求項
1に記載の固体撮像素子。 - 【請求項3】 水平転送された画素の電荷の転送経路を
行ごとにずらす回路を備えたことを特徴とする請求項2
に記載の固体撮像素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4172266A JPH0621428A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 固体撮像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4172266A JPH0621428A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 固体撮像素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621428A true JPH0621428A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=15938716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4172266A Withdrawn JPH0621428A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 固体撮像素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621428A (ja) |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4172266A patent/JPH0621428A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |