JPH0443429B2 - - Google Patents

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JPH0443429B2
JPH0443429B2 JP58090618A JP9061883A JPH0443429B2 JP H0443429 B2 JPH0443429 B2 JP H0443429B2 JP 58090618 A JP58090618 A JP 58090618A JP 9061883 A JP9061883 A JP 9061883A JP H0443429 B2 JPH0443429 B2 JP H0443429B2
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JP58090618A
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Makoto Murakoshi
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/148Charge coupled imagers
    • H01L27/14831Area CCD imagers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は固体撮像デバイス、とくに電荷結合デ
バイス(CCD)を用いた電荷結合撮像デバイス
に関するものである。
背景技術 撮像デバイスは一般に、広範囲の輝度分布を有
する被写体でも、また露光量の設定を誤つても適
切な撮像が行なわれるように、ダイナミツクレン
ジが広い方が望ましい。つまり、撮像デバイスの
入出力特性における可能な動作点を広範囲にわた
つて変えることができることが好ましい。
たとえば電荷結合デバイスは通常、ダイナミツ
クレンジが他の撮像デバイスと比べて比較的低
く、高々300程度である。広いダイナミツクレン
ジを実現するには素子の出力電流の範囲を広くす
ればよいが、そのためには撮像セルの蓄積可能電
荷容量を大きくしなければならない。しかしこれ
は、撮像セルの面積、構造および印加電圧などの
制限から限界がある。
そこで一般には、固体撮像デバイスの入出力特
性にいわゆるニー(knee)特性をもたせること
によつてダイナミツクレンジの拡大が行なわれて
いる。すなわち、露光量に対する出力電流の関係
を示す曲線の勾配(すなわちγ)を高入力領域に
おいて低入力領域より小さくする高輝度圧縮を行
なつている。
たとえば、遠藤幸雄他による「CCDイメージ
センサのKnee特性制御」1978年テレビジヨン学
会全国大会論文2−12、または竹内映一他による
「縦形オーバーフロー構成CCDイメージセンサの
駆動法−その1−」テレビジヨン学会1982年全国
大会論文2−6などでは、撮像セルの光感度を経
時的に変化させ、露光時間の前半では高く、後半
では低くなるように制御する電荷結合撮像デバイ
スが提案されている。これによつて高輝度の入射
光に対して電荷蓄積が飽和するまでの時間を遅ら
せ、ニー特性を実現することができる。
目 的 本発明はダイナミツクレンジの広い電荷結合撮
像デバイスを提供することを目的とする。
本発明は、撮像セルの光感度を経時的に変化さ
せるのではなく、実効的に光感度の異なる複数の
撮像セルで1つの画素を構成するという新規な技
術的思想によつてこの目的を達成するものであ
る。
発明の開示 本発明によれば、2次元画素配列における映像
信号の垂直転送路が4相のクロツクによつて駆動
されるインタライン転送型電荷結合デバイスを用
いた電荷結合撮像デバイスにおいて、各画素は第
1の撮像セル、および第1の撮像セルより実効的
に低い光感度の第2の撮像セルによつて構成さ
れ、第2の撮像セルは垂直転送路の一部を形成
し、各画素について第1および第2の撮像セルに
おける蓄積キヤリアが混合され、垂直転送路を順
次転送されることによつて映像信号が形成され
る。
実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明による電荷結合
撮像デバイスの実施例を詳細に説明する。
第1図を参照すると、本発明による電荷結合撮
像デバイスの実施例における撮像セルの2次元配
列の一部が概念的に模式図で示され、同図におけ
る一点鎖線の矢印から見た半導体構体の1画素
分の断面端面の構成が第2図に示されている。
第2図からわかるように、たとえばp型シリコ
ン(Si)基板12の主表面付近にn+領域14が感
光領域として設けられ、p−Si基板とともにフオ
トダイオードを形成している。感光領域14は第
1図に示すように垂直走査方向Vに多数配列され
ている。
感光領域14の左側にはn-領域18が形成さ
れ、これは第2図の紙面に垂直な方向、すなわち
V方向に多数配列されて画素信号の垂直(V)転
送路すなわちVCCD48をなしている。また感光領
域14の右側にはn-領域20を介してn++領域2
2が形成され、これはn+領域14から溢れた電
荷を排出するためのオーバフロードレーンとして
機能する。
これらの領域が形成されている主表面の上に
は、例えば酸化シリコン(SiO2)などからなる
絶縁層24が形成され、MOSまたはMIS構造の
一部をなしている。
n++領域14とVCCDのn-領域18との間に
は図示のように、たとえば多結晶シリコンなどか
らなる電極28が形成されている。電極28は後
述するように、リード60に供給されるゲートク
ロツクφGに応動してn+領域14とVCCDのn-
域18の間で電荷を相互に移送するためのゲート
電極として機能する。VCCDのn-領域18の上に
は、たとえばやはり多結晶シリコンなどからなる
電極30が形成され、リード62などに印加され
る後述の転送クロツクφ1〜φ4に応動して電荷
をV方向に転送する転送電極をなしている。勿
論、n+領域14とn-領域18の間には、その電
位レベルを調整するための不純物層を設けてもよ
い。
第1図に戻つて、電極30すなわちn-領域1
8はn+領域14のほぼ半分の領域面積であり、
1つの領域14に対して2つの領域18が対応し
て配置されて1つの画素10が構成されている。
この画素10がV方向に複数配列されて1本の垂
直列を形成し、この垂直列がH方向に複数列配列
されて2次元の画素配列を形成している。前述の
ようにn-領域18はVCCDとして機能するので、
このような2次元配列によつてインタライン転送
型CCD撮像デバイスが形成される。
第2図からわかるように、このような構体の主
面は、たとえばアルミニウムなどの遮光層34で
被覆されているが、n+領域14の受光面40は
実質的に全部が開口するように光学開口42が設
けられている。これに対しn-領域18の受光面
は、第1図からわかるように1つおきごとにその
ほぼ中央付近が開口38によつて部分的に開口し
ている。すなわち本実施例では、遮光層34は領
域14の上は受光面40が全部開口しているのに
対し、1つおきの領域18の上は領域14の場合
に比較してたとえばほぼ1/10程度の開口面積の光
学的開口38が設けられている。なお残りの領域
18の上には全面的に遮光層34が設けられてい
る。したがつて、n-領域18は画素信号の垂直
転送路として機能するのみならず、それらのうち
開口38が設けられた一方のn−領域18は感光
領域としても機能している。つまり1つの画素に
ついて、1つのn+領域14と、2つあるn-領域
18のうちの一方とが入射光32に対する感光領
域として機能するように構成されている。
第2図からわかるように、この1画素分の領域
10は、p+領域のチヤネルバリアすなわちチヤ
ネルストツパー36で他の隣接画素と素子分離さ
れて撮像セルアレイを構成している。つまり、こ
のような画素10が2次元に配列され、全体とし
てインタライン転送型CCD撮像デバイスを構成
している。
第3図を参照すると、本発明の他の実施例が第
2図と同様にして示されている。第2図の実施例
と相違するところは、第2図の実施例において
n-領域18のうち開口38が設けられていたも
のに対応するn-領域18の受光面上には、遮光
層34が存在せず、その代りに、n-領域18の
受光面に到達する入射光を減光する減光フイルタ
層50が設けられている。減光フイルタ層50
は、可視光域を一様に減光するNDフイルタが有
利に適用される。減光フイルタ50は、n+領域
14における入射光量のたとえば約1/10の光量が
n-領域18に入射するような減光率のものが使
用される。なお、同図において第2図に示すのと
同様の要素は同じ参照符号で示されている。
第4A図は、第1図の一点鎖線における断面
の熱平衡状態における導電帯の底のポテンシヤル
分布を第2図の撮像セル構造に対応して示すが、
エネルギーレベルは対応する領域または電極の参
照符号に100を加算した番号示されている。な
お、第3図の構造のものでも同様のバンド構造を
有することは言うまでもない。これからわかるよ
うに、n+領域14および一方のn-領域18には
電位の井戸114および118が形成され、両者
の間の電位障壁128は電極28の印加電圧によ
つて制御することができる。また、オーバフロー
ドレーン22とn+領域14との間にはn-領域2
0によつて電位障壁120が形成されており、更
にこの部分の障壁レベルは電極40のリード64
に供給されるクロツクφOFによつて変化し得る
ようになつている。
ところでこれらの実施例において、映像信号の
処理上1つの画素10を形成するn+領域14お
よび一方のn-領域18に同じ光量の入射光が照
射されると、領域18には領域14に比べてこれ
らの実施例では1/10の速度で光キヤリアが蓄積さ
れる。この様子は第4A図からわかるように、
n+領域14にはn-領域18の10倍の速度で光キ
ヤリアが蓄積され、これから溢れるとn-領域2
0の電位障壁120を越えてキヤリアがオーバフ
ロードレーン22に流出する。したがつて、それ
以上光が照射されて発生した光キヤリアはn-
域18にn+領域14の場合の1/10の速度で蓄積
されることになる。
ここで第4B図、第4C図、第5A図、第5B
図および第6図を参照し、スチル撮影によつて撮
像した1フレームの画像から1フレーム2フイー
ルドの飛越し走査によつて、たとえばNTSCフオ
ーマツトなどの標準テレビジヨン方式の映像信号
を出力する場合の動作を説明する。なお第6図の
タイムチヤートからわかるように、ゲートクロツ
クφGは高レベルVHと基準レベルVLの2つのレ
ベルをとり、転送クロツクφ1〜φ4は高レベル
VH、基準レベルVLおよび逆レベルVRの3つの
レベルをとり、更にオーバフロゲートクロツク
φOFは高レベルVHと基準レベルVLの2つのレ
ベルをとりうる。
時刻t1において、たとえば光学シヤツタなど
の露光手段(図示せず)を開放して所望の露出時
間だけ撮像セル10に光を入射させると、n+
域14および一方のn-領域18には第4A図に
示すような状態に光キヤリアが蓄積される。その
際、クロツクφ1およびφ3は第6ずに示すよう
に高レベルVHにしておく、これによつて、n+
域14および開口38またはフイルタ50のある
一方のn-領域30の電位の井戸114および1
18を深く形成し、これらに光キヤリアを蓄積さ
せる。次に、所望の露出時間が経過するとシヤツ
タを閉成して入射光32を遮断し、蓄積キヤリア
の読出し動作に移る。
まず、1フレームの奇数フイールドの映像信号
を読み出す。第4B図を参照すると、n+領域1
4とn-領域18の間のゲート電極28に高レベ
ルVHのクロツクパルスφGを印加してその電位
を上げ、電位の井戸114とほぼ同電位にする。
これと同時に、第6図に示すように転送クロツク
φ1およびφ2を高レベルVHにし、他のクロツ
クφ3およびφ4は逆レベルVRにする。
第5A図に示すように、たとえば画素10Aが
奇数フイールドに含まれ、画素10Bが偶数フイ
ールドに含まれるとする。前述の時刻t2のクロ
ツク印加状態では、画素10Aにおいて開口38
またはフイルタ50のある一方のn-領域18に
深い電位の井戸118が形成され、n+領域14
の光キヤリアはその電位の井戸118に移送され
て(第5A図の矢印70)そこの蓄積キヤリアと
混合される。これとともに画素10Bについて
は、クロツクφ3およびφ4に逆レベルVRが印
加されているので、開口38またはフイルタ50
のある一方のn-領域18の蓄積キヤリアはn+
域14の電位の井戸114に転送され(第5A図
の矢印72)、そこの蓄積キヤリアと混合されて
保持される。
次に、時刻t3においてゲートクロツクφGがVL
レベルとなるとともに、転送クロツクφ1、φ2
およびφ3が光レベルVHとなり、クロツクφ4
が基準レベルVLとなり、以降、第6図のタイム
チヤートに示すように、転送クロツクφ1〜φ4
順次付勢される。これによつて、画素10Aの電
位の井戸118に保持されていたキヤリア、すな
わち画素信号は、その垂直列に含まれる奇数フイ
ールドの他の画素の信号とともに垂直転送路48
に沿ってV方向に順次転送され、最終的には本撮
像デバイスから奇数フイールドの映像信号として
出力される。
奇数フイールドの映像が出力されてしまうと、
次にそのフレームの偶数フイールドの映像信号を
同様にして読み出す。すなわち第6図に示すよう
に、時刻t4においてn+領域14とn-領域18
の間のゲート電極28に高レベルVHのクロツク
パルスφGを印加してその電位を上げ、電位の井
戸114とほぼ同位置にする。これと同時に、転
送クロツクφ3およびφ4を高レベルVHにし、
他のクロツクφ1およびφ2は逆レベルVRにす
る。
第5B図に示すように、この時刻t4のクロツ
ク印加状態では、画素10Bにおいて開口38ま
たはフイルタ50のある一方のn-領域18に深
い電位の井戸118が形成され、n+領域14の
光キヤリアはその電位の井戸118に移送される
(第5B図の矢印74)。
次に、時刻t5においてゲートクロツクφGが
VLレベルとなるとともに、転送クロツクφ1、
φ3およびφ4が高レベルVHとなり、クロツク
φ2が基準レベルVLとなり、以降、第6図のタ
イムチヤートに示すように、転送クロツクφ1〜
φ4順次付勢される。これによつて、画素10B
の電位の井戸118に保持されていたキヤリア、
すなわち画素信号は、その垂直列に含まれる偶数
フイールドの他の画素の信号とともに垂直転送路
48に沿つてV方向に順次転送され、最終的には
本撮像デバイスから偶数フイールドの映像信号と
して出力される。なお、φOFはn+領域14と
オーバフロードレーン22の間に配された電極4
0に印加されるパルスであり、露光中において高
レベルVHが印加され、ポテンシヤルを120′
に示すように低下させてn+領域14に蓄積され
るキヤリアを制限する。このようにしてn+領域
14からオーバフロードレーン22に流れた余剰
キヤリアは逐次排出される。
第7図を参照すると、撮像セル10の入出力特
性、すなわちセル10の露光量Eに対する出力電
流が両対数目盛で示されている。たとえば、
n+領域14が実線214で示すような入出力曲
線を有するとする。つまり、出力電流がノイズレ
ベル電流10からある露光両E1で電流値1に
達して飽和する。この露光量E1は前述の実施例
において、n+領域14に蓄積されたキヤリアが
n-領域20の電位障壁120′(電圧が印加され
て低下されたポテンシヤル)を越えてオーバフロ
ードレーン22に流出し始める露光量に相当す
る。前述の実施例ではn-領域18は、入射光3
2に応じて発生する光キヤリアの発生速度が開口
38またはフイルタ50によつてn+領域14に
比較して1/10に制限されているので、n-領域1
8の入出力特性は、n+領域14と同じ勾配を有
し、入射光32の光量が値E2になると同じ飽和
値1に達して飽和するような曲線216をたど
る。この露光量E2は前述の実施例において、n-
領域18に蓄積された光キヤリアがn+領域14
および低下させられた電位障壁120′を経てオ
ーバフロードレーン22に流出し始める露光量に
相当する。この場合、値E2は、値E1の10倍であ
るので、同図において1デケードだけ右にシフト
している。
第4B図について前述したようにn+領域14
と一方のn-領域18の蓄積電荷を混合して転送
することは、映像信号の扱い上、単一画素に含ま
れる撮像セルとして両領域14および18を見た
場合、第7図のグラフにおいて曲線214と21
6と加算して一点鎖線200で示す入出特性を形
成することに相当する。曲線200は、露光両
E1以下では曲線214または216と同じ勾配
(γ)をとり、露光両E1から同E2までは同E1以
下の部分より小さい勾配を有し、露光量E2以上
で飽和値2をとる。
同図からわかるように、撮像セル10全体とし
てニー特性が実現され、そのダイナミツクレンジ
は、単一セルのみの場合はS/N比が1となる出
力電流0に対応する露光E0から飽和電流1
に相当する露光量E1まで(すなわちDR1)であ
つたのが、2つのセルを合成した場合には露光量
E0から飽和電流2に相当する露光量E2まで
(すなわちDR2)拡大している。
効 果 このように本発明によれば、インタライン転送
型CCDの各画素は、1つの感光領域の他に、そ
の画素についての垂直転送路を構成する1つの転
送単位領域を低い光感度の感光領域として機能さ
せ、両領域に蓄積された光キヤリアを合成するこ
とにより、ダイナミツクレンジの広い電荷結合撮
像デバイスが得られる。また、このように垂直転
送路の転送領域を感光領域としても使用している
ので、1画素についての撮像セルの面積は従来の
ものと比較して大きく(たとえば前述の実施例で
は50%程度)増大し、感光領域部分の実装密度が
高い。
なお、前述の実施例では、実効的に感光度の異
なる2つの感光領域が1つの画素に配置されてい
るが、これに限定されることなく、実効的に感光
度の異なる3つ以上のセルを配置してさらに細か
く段階的に変化するニー特性を入出力特性に与え
てもよい。また、撮像セルへの入射光量を制限す
る光学開口やフイルタを用いる代りに、感光領域
の不純物濃度に差を設けるなどして、感光領域自
体の光感度を異なせれるようにしてもよい。要
は、同一の被写体照度に対して第1および第2の
撮像セルが実効的に異なる光感度を有していれば
よい。
本発明はこのように、撮像セルの光感度を経時
的に変化させるのではなく、1画素に実効的に光
感度の異なる複数の感光セルを配置するという新
規な技術的思想によつてニー特性を実現するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による電荷結合撮像デバイス
の実施例における撮像セルの2次元配列の一部を
概念的に示す模式図、第2図は本発明による電荷
結合撮像デバイスの実施例における1画素の構造
を第1図における一点鎖線矢印から見た状態で
示す断面端面図、第3図は本発明による電荷結合
撮像デバイスの他の実施例における1画素の構造
を示す第2図と同様の断面端面図、第4A図は、
第1図の一点鎖線における断面の熱平衡状態に
おける導電帯の底のポテンシヤル分布を第2図ま
たは第3図の撮像セル構造に対応して示す図、第
4B図は、第2図または第3図の撮像セル構造に
おける蓄積キヤリアの転送を説明するための第4
A図と同様の図、第4C図は第1図の一点鎖線
における断面についての第4B図と同様の図、
第5A図および第5B図はそれぞれ、奇数フイー
ルドおよび偶数フイールドにおける蓄積キヤリア
の転送を説明するための概念図、第6図は映像信
号の転送動作を説明するためのタイミング図、第
7図は撮像セルの入出力特性、すなわちセルの露
光量Eに対する出力電流の関係を両対数目盛で
示すグラフである。 主要部分の符号の説明、10……画素、14…
…感光領域、18……転送領域、22……オーバ
フロードレーン、28……ゲート電極、34……
遮光層、38,42……光学開口、48……垂直
転送路、50……減光フイルタ、φG……ゲート
クロツク、φ1〜φ4……転送クロツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2次元画素配列における映像信号の垂直転送
    路が4相のクロツクによつて駆動されるインタラ
    イン転送型電荷結合デバイスを用いた電荷結合撮
    像デバイスにおいて、 各画素は第1の撮像セル、および第1の撮像セ
    ルより実効的に低い光感度の第2の撮像セルによ
    つて構成され、 第2の撮像セルは前記垂直転送路の一部を形成
    し、 各画素について第1および第2の撮像セルにお
    ける蓄積キヤリアが混合され、前記垂直転送路を
    順次転送されることによつて映像信号が形成され
    ることを特徴とする電荷結合撮像デバイス。 2 特許請求の範囲第1項記載の電荷結合撮像デ
    バイスにおいて、 第2の撮像セルは、その感光領域への入射光を
    制限する制限手段を含むことを特徴とする電荷結
    合撮像デバイス。 3 特許請求の範囲第2項記載の電荷結合撮像デ
    バイスにおいて、前記制限手段は、前記感光領域
    の一部にのみ入射光を導く光学的開口を有する遮
    光層を含むことを特徴とする電荷結合撮像デバイ
    ス。 4 特許請求の範囲第2項記載の電荷結合撮像デ
    バイスにおいて、前記制限手段は、前記感光領域
    への入射光を減光する光学フイルタを含むことを
    特徴とする電荷結合撮像デバイス。 5 特許請求の範囲第2項記載の電荷結合撮像デ
    バイスにおいて、 該デバイスは2フイールド1フレームの飛越し
    走査方式で駆動され、 第1のフイールドでは、第1のフイールドに含
    まれる画素の第1の撮像セルの蓄積キヤリアを該
    画素の第2の撮像セルに移送し、第2のフイール
    ドに含まれる画素の第2の撮像セルの蓄積キヤリ
    アを該画素の第1の撮像セルに移送した後、前記
    第1のフイールドの第2の撮像セルに移送された
    キヤリアを前記垂直転送路を介して転送し、これ
    によつて第1のフイールドの映像信号が出力さ
    れ、 次の第2のフイールドでは、前記第2のフイー
    ルドの第1の撮像セルに移送されたキヤリアを該
    画素の第2の撮像セルに移送し、該移送されたキ
    ヤリアを前記垂直転送路を介して転送し、これに
    よつて第2のフイールドの映像信号が出力される
    ことを特徴とする電荷結合撮像デバイス。
JP58090618A 1983-05-25 1983-05-25 電荷結合撮像デバイス Granted JPS59217358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58090618A JPS59217358A (ja) 1983-05-25 1983-05-25 電荷結合撮像デバイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58090618A JPS59217358A (ja) 1983-05-25 1983-05-25 電荷結合撮像デバイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59217358A JPS59217358A (ja) 1984-12-07
JPH0443429B2 true JPH0443429B2 (ja) 1992-07-16

Family

ID=14003471

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