JPH06214245A - アクティブマトリクス表示素子 - Google Patents

アクティブマトリクス表示素子

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JPH06214245A
JPH06214245A JP796993A JP796993A JPH06214245A JP H06214245 A JPH06214245 A JP H06214245A JP 796993 A JP796993 A JP 796993A JP 796993 A JP796993 A JP 796993A JP H06214245 A JPH06214245 A JP H06214245A
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Yukinobu Nakada
幸伸 中田
Yukiya Nishioka
幸也 西岡
Hidenori Otokoto
秀則 音琴
Tsuguyoshi Hirata
貢祥 平田
Takayoshi Nagayasu
孝好 永安
Mikio Katayama
幹雄 片山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】比抵抗の低い透明導電性膜を用いて配線が形成
された大型高精細の表示素子を提供する。 【構成】ソース配線12の冗長構造配線15や絵素電極
14等の透明導電性膜を下層がITO膜16であり、そ
の上層に窒化ITO膜17が形成された二層構造で形成
する。この構造によれば、SiNxを用いて形成される
ゲート絶縁膜5が窒化ITO膜17と接しない。従っ
て、窒化ITO膜17に含有されている窒素が、SiN
xと反応を起こすことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に表示素子の大型
化、高解像度化に対して要請される低抵抗性と、プロセ
スの簡略化に対して要請される良好なエッチング特性と
を併せもった透明導電性膜と、これを各種デバイスの電
極、配線材料として有するアクティブマトリクス表示素
子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、一対の基板の間に封じ
込めた液晶層に電圧を印加し、液晶層に電気光学的変化
を起こさせることにより表示を行う。液晶表示素子の
内、個々の絵素を独立した電極で配列し、この絵素電極
のそれぞれにスイッチング素子を接続して選択駆動する
アクティブマトリクス駆動方式がある。
【0003】図3に、このようなアクティブマトリクス
駆動方式の液晶表示素子に使用される、薄膜トランジス
タ(以下、TFTと略称する。)を備えた従来のアクテ
ィブマトリクス表示素子のTFT部の断面を示す。
【0004】ガラス基板51上にはその表面全面にわた
ってTa25からなるベース絶縁膜52が形成されてい
る。このベース絶縁膜52の上にゲート配線(図示せ
ず)から分岐したゲート電極53が形成されている。こ
のゲート電極53は陽極酸化可能な金属であるTa膜を
スパッタリング法でベース絶縁膜52上全面に形成後、
このTa膜をパターニングして形成される。
【0005】このゲート電極53は電解液にて陽極酸化
処理がなされ、その表層にTaOxの陽極酸化膜54が
ゲート電極53を覆う形で形成されている。この陽極酸
化処理が施されたゲート電極53を覆って基板表面全体
にSiNxから成るゲート絶縁膜55がCVD法により
形成されている。ゲート絶縁膜55はゲート電極53を
覆う部分が上方に盛り上がっており、ゲート電極53の
両側面のそれぞれに沿って傾斜している。
【0006】このゲート絶縁膜55の上に接して、ゲー
ト電極53に交差する形で半導体層56がパターン形成
されている。この半導体層56はCVD法により真性ア
モルファスSiから形成される。
【0007】この半導体層56の上に接して、中央にS
iNxから成るエッチングストッパー膜57がCVD法
で形成されている。半導体層56上のエッチングストッ
パー膜57で仕切られた一方の側が半導体層のソース5
8であり、半導体層56上のエッチングストッパー膜5
7で仕切られたもう一方の側が半導体層のドレイン59
である。半導体層のソース58はTFTのソース60で
覆われている。また、半導体層のドレイン59はTFT
のドレイン61で覆われている。
【0008】そして、このTFTのソース60は半導体
層のソース58を覆い、ゲート絶縁膜55上に達してい
る。また、TFTのドレイン61は半導体層のドレイン
59を覆い、ゲート絶縁膜55上に達している。これら
TFTのソース60とTFTのドレイン61はともにリ
ンをドープしてn+型にされたアモルファスSiから成
る。このTFTのソース60はTiから成るソース配線
62で覆われている。ソース配線62はTFTのソース
60を覆い、ゲート絶縁膜55上に達している。また、
TFTのドレイン61はTiから成るドレイン電極63
で覆われている。ドレイン電極63はTFTのドレイン
61を覆いゲート絶縁膜55上に達している。
【0009】また、ドレイン電極63は窒化ITO膜か
ら成る絵素電極64で覆われている。この絵素電極64
はゲート絶縁膜55上に達し、さらに各絵素領域に張り
出している。
【0010】一方、ソース配線62は窒化ITO膜から
成る冗長構造配線65で覆われており、この冗長構造配
線65はゲート絶縁膜55上に達している。
【0011】このようなアクティブマトリクス基板で
は、一のゲート配線が選択されて、ゲート信号がこのゲ
ート配線に印加されると、このゲート配線に接続されて
いるTFTの全てがオン状態になり、ゲート信号の印加
と同時にソース配線に印加されたデータ信号がソース配
線62、TFTのソース60、半導体層56、TFTの
ドレイン61、およびドレイン電極63を経て絵素電極
64に印加される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の窒化
ITO膜はその比抵抗が300μΩcmと低く、特に、
大型高精細の表示素子のように電極配線に低抵抗性が強
く必要とされる分野には非常に有用である。しかし、窒
化ITO膜に含有されている窒素が、この窒化ITO膜
の下地となるSiNx膜と反応を起こすので、SiNx
上での窒化ITO膜のエッチングが困難であるという問
題がある。また、エッチングの際に窒化ITO膜とSi
x膜との界面に残渣が残るので、パターン形成が難し
いという問題もある。
【0013】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、窒化ITO膜がSiNx膜上に良
好にパターニングでき、この窒化ITO膜で構成され、
窒化ITO膜の低抵抗性が生かされた透明導電膜を有す
る表示素子を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブマト
リクス表示素子は、スイッチング素子としてTFTを備
えたアクティブマトリクス表示素子において、該TFT
のゲート電極を覆うゲート絶縁膜がSiNxで形成さ
れ、ITO膜と窒化ITO膜との二層構造から成る透明
導電性膜が、ITO膜をゲート絶縁膜に接して形成され
たアクティブマトリクス表示素子であり、そのことによ
り上記目的が達成される。
【0015】好ましくは、窒化ITO膜を、In23
SnO2を添加したITOターゲットを用い、アルゴン
と窒素の混合ガス中でスパッタリング法により形成す
る。
【0016】また、好ましくは、窒化ITO膜を、In
23にSnO2を添加し、さらに窒素をドープした窒化
ITOターゲットを用い、スパッタリング法で形成す
る。
【0017】
【作用】上記の構成によれば、SiNxで形成されるゲ
ート絶縁膜と、透明導電性膜の窒化ITO膜とがITO
膜により隔離されている。従って、窒化ITO膜に含有
されている窒素がSiNxと反応を起こすことがない。
【0018】
【実施例1】図1にアクティブマトリクス基板のTFT
を含んだ部分の断面を示す。
【0019】ガラス基板1上にはその表面全面にわたっ
てTa25からなるベース絶縁膜2が形成されている。
このベース絶縁膜2の上にゲート配線(図示せず)から
分岐したゲート電極3が形成されている。このゲート電
極3は陽極酸化可能な金属であるTa膜をスパッタリン
グ法でベース絶縁膜2上全面に形成後、このTa膜をパ
ターニングして形成される。
【0020】このゲート電極3は電解液にて陽極酸化処
理がなされ、その表層にTaOxの陽極酸化膜4がゲー
ト電極3を覆う形で形成されている。この陽極酸化処理
が施されたゲート電極3を覆って基板表面全体にSiN
xから成るゲート絶縁膜5がCVD法により形成されて
いる。ゲート絶縁膜5はゲート電極3を覆う部分が上方
に盛り上がっており、ゲート電極3の両側面のそれぞれ
に沿って傾斜している。
【0021】このゲート絶縁膜5の上に接して、ゲート
電極3に交差する形で半導体層6がパターン形成されて
いる。この半導体層6はCVD法により真性アモルファ
スSiから形成される。
【0022】この半導体層6の上に接して、中央にSi
xから成るエッチングストッパー膜7がCVD法で形
成されている。半導体層6上のエッチングストッパー膜
7で仕切られた一方の側が半導体層のソース8であり、
半導体層6上のエッチングストッパー膜7で仕切られた
もう一方の側が半導体層のドレイン9である。半導体層
のソース8はTFTのソース10で覆われている。ま
た、半導体層のドレイン9はTFTのドレイン11で覆
われている。
【0023】そして、このTFTのソース10は半導体
層のソース8を覆い、ゲート絶縁膜5上に達している。
また、TFTのドレイン11は半導体層のドレイン9を
覆い、ゲート絶縁膜5上に達している。これらTFTの
ソース10とTFTのドレイン11はともにリンをドー
プしてn+型としたアモルファスSiから成る。
【0024】このTFTのソース10はTiから成るソ
ース配線12で覆われている。ソース配線12はTFT
のソース10を覆い、ゲート絶縁膜5上に達している。
【0025】また、TFTのドレイン11はTiから成
るドレイン電極13で覆われている。このドレイン電極
13はTFTのドレイン11を覆いゲート絶縁膜5上に
達している。
【0026】また、ドレイン電極13はITO膜16
と、このITO膜16接して上層に形成される窒化IT
O膜17との二層構造から成る絵素電極14で覆われて
いる。この絵素電極14はドレイン電極13を覆い、ゲ
ート絶縁膜5上に達し、さらに各絵素領域に張り出して
いる。
【0027】一方、ソース配線12を覆って冗長構造配
線15が形成されている。この冗長構造配線15はIT
O膜16と、このITO膜16に接して上層に形成され
る窒化ITO膜17との二層構造から成り、ソース配線
12を覆ってゲート絶縁膜5上に達し、さらにこのゲー
ト絶縁膜5に沿って延伸している。
【0028】このようなアクティブマトリクス基板で
は、一のゲート配線が選択されて、ゲート信号がこのゲ
ート配線に印加されると、このゲート配線に接続されて
いるTFTの全てがオン状態になり、ゲート信号の印加
と同時にソース配線に印加されたデータ信号がソース配
線12、TFTのソース10、半導体層6、TFTのド
レイン11、およびドレイン電極13を経て絵素電極1
4に印加される。
【0029】このようなアクティブマトリクス基板は以
下のようにして作製される。
【0030】まず、ベースとなるガラス基板1上全面に
Ta25からなるベース絶縁膜2を形成する。次に、こ
のベース絶縁膜2の上全面にスパッタリング法により、
Ta薄膜を形成する。このTa薄膜をパターニングし
て、ゲート配線(図示せず)およびこのゲート配線から
分岐するゲート電極3を形成する。
【0031】続いて、このゲート電極3に電解液にて陽
極酸化処理を施し、ゲート電極3の表層部にTaOx
ら成る陽極酸化膜4を形成する。
【0032】このゲート絶縁膜5上に接して、ゲート電
極3に交差する位置に真性アモルファスSi薄膜をプラ
ズマCVD法で形成し、パターニングによって半導体層
6を形成する。さらに、この半導体層6上面に接して、
この半導体層6上面の中央にSiNx膜をプラズマCV
D法で形成し、パターニングによってエッチングストッ
パー膜7を形成する。この半導体層6のエッチングスト
ッパー膜7で仕切られた両側部の一方が半導体層のソー
ス8であり、他方が半導体層のドレイン9である。
【0033】次に、この半導体層6およびエッチングス
トッパー膜7を覆ってアモルファスシリコンにリンをド
ープしたn+型のアモルファスシリコンを形成する。
【0034】このn+型のアモルファスシリコンをパタ
ーン形成し、半導体層のソース8を覆う部がTFTのソ
ース10となり、半導体層のドレイン9を覆う部分がT
FTのドレイン11となる。
【0035】これらTFTのソース10およびTFTの
ドレイン11を覆って、基板全面にTi膜を形成する。
このTi膜をパターニングし、TFTのソース10を覆
ってソース配線12を形成し、TFTのドレイン11を
覆って、ドレイン電極13を形成する。
【0036】続いて、このソース配線12およびドレイ
ン電極13を覆って、基板全面にITO膜16を形成す
る。さらに本実施例では、このITO膜16を覆って、
窒化ITO膜17を連続成膜し、従来例では単層膜を形
成していたのに代わって、ITO膜16と窒化ITO膜
17の二層構造の膜を形成する。
【0037】このITO膜16と窒化ITO膜17の二
層構造の形成はスパッタリング法で行うが、以下に本実
施例に係るスパッタリング法を説明する。図2に、本実
施例で行われるスパッタリング法で稼働するスパッタリ
ング装置を示す。
【0038】スパッタ室22の一方の側にローディング
ストッカ23を配置し、スパッタ室22の他方の側にア
ンローディングストッカ24を配置している。
【0039】スパッタリングによりITO膜を形成する
基板25は、スパッタホルダ26に取り付けられ、一旦
ローディングストッカ23に収納されてから1枚ずつス
パッタ室22に供給される。スパッタリングが完了する
とアンローディングストッカ24に排出されるようにな
っている。
【0040】また、これらスパッタ室22、ローディン
グストッカ23およびアンローディングストッカ24
は、それぞれバルブ27を介して真空ポンプに接続され
ており、内部を真空度の高い状態にすることができるよ
うになっている。
【0041】上記スパッタ室22内には、ターゲット電
極28とヒーター29が備えられ、ターゲット電極28
には直流電源30が接続されている。
【0042】また、スパッタ室22には、スパッタガス
導入管31が接続されている。このスパッタ室22内に
はターゲット32があり、本実施例1では酸化インジウ
ム(In23)に10wt%程度の酸化錫(SnO2
を添加したITOターゲットを用いる。このターゲット
32は電極28に磁力によって支持されている。
【0043】ローディングストッカ23からスパッタホ
ルダ26に取り付けられて供給された基板25は、ター
ゲット32の上方に対向配置する。
【0044】次に、基板25の温度をヒーターによって
200℃前後まで上昇させ、この状態を20分間維持す
ることにより真空加熱を行い、真空ポンプによってスパ
ッタ室22内をさらに10-4Pa程度の高真空にする。
【0045】その後、スパッタガス導入管31から不活
性ガスであるアルゴンガスをスパッタ室22内に導入
し、スパッタ室22内のガス圧を0.4Pa程度に調整
する。そして、直流電源30により500Wの電力をタ
ーゲット電極28に供給し、ターゲット32と基板25
との間に放電を起こさせてスパッタリングを行なう。
【0046】これにより、ターゲット32から飛散した
インジウム・錫酸化物のスパッタ粒子が、対向する基板
25の表面に付着してITO膜が成膜される。
【0047】その後、窒素ガス導入管33から窒素ガス
を15容量%流し、スパッタ室22内をアルゴンガスか
らアルゴンと窒素の混合ガスに置換してスパッタリング
を行う。こうすると、すでに形成されているITO膜の
上に窒化ITO膜が成膜され、下層のITO膜と上層の
窒化ITO膜とが真空を破らずに連続成膜される。
【0048】窒化ITO膜の下層のITO膜は、このI
TO膜のさらに下層に形成される絶縁膜SiNx上での
エッチング特性が良好であり、この絶縁膜SiNx上で
のパターニングが容易である。よって、ITO膜の上層
に形成される、窒化ITO膜の低抵抗性が生かされる。
【0049】故に、ITO膜と窒化ITO膜の二層で構
成される本発明の透明導電膜を配線に用いれば、低抵抗
で信号遅延が無いので、大型高精細の表示素子の実現に
寄与できる。
【0050】
【実施例2】本実施例2においては、窒化ITO膜形成
の際のスパッタリングターゲットに窒化ITOターゲッ
トを用いる。すなわち、ITO膜の形成までは実施例1
と同様の条件下、ITOターゲットを用い、アルゴン雰
囲気中でITO膜を形成するが、次の窒化ITO膜の形
成時に、雰囲気はアルゴンのまま、ターゲットを窒化I
TOターゲットに変えて窒化ITO膜を形成する。この
窒化ITOターゲットは、In23にSnO2を添加
し、さらに窒素をドープしたものを用いる。作製条件は
窒素ガスを流さないこと以外は実施例1と同様である。
【0051】本実施例2においても、実施例1と同様
に、ITO膜と窒化ITO膜の二層で構成される透明導
電膜を得ることができ、これを配線に用いれば、低抵抗
で信号遅延が無いので、大型高精細の表示素子の実現に
寄与できる。
【0052】
【発明の効果】以上、本発明によれば、表示装置の配線
用の透明導電性膜として、下層がITO膜で上層が窒化
ITO膜で構成される二層構造の膜を用いるので、この
配線の下層に形成されるSiNx膜と窒化ITO膜とが
接しない。従って、従来のように窒化ITO膜を配線に
用いた場合に、この窒化ITO膜に含有されている窒素
が、この窒化ITO膜の下地となるSiNx膜と反応を
起こし、SiNx膜上での窒化ITO膜のエッチングが
困難であるという問題や、エッチングの際に窒化ITO
膜とSiNx膜との界面に残渣が残り、パターン形成が
難しいという問題も解消される。従って、窒化ITO膜
の低抵抗性の生かされた透明導電膜を得ることができ
る。このITO膜と窒化ITO膜で構成される二層構造
の透明導電膜を配線に用いれば、配線の抵抗が低いので
大型高精細の表示素子の実現に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアクティブマトリクス基板のTF
T部の断面図。
【図2】スパッタリング装置。
【図3】従来のアクティブマトリクス基板のTFT部の
断面図。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 ベース絶縁膜 3 ゲート電極 4 陽極酸化膜 5 ゲート絶縁膜 6 半導体層 7 エッチングストッパー膜 8 半導体層のソース 9 半導体層のソース 10 TFTのソース 11 TFTのドレイン 12 ソース配線 13 ドレイン電極 14 絵素電極 15 冗長構造配線 16 ITO膜 17 窒化ITO膜
フロントページの続き (72)発明者 平田 貢祥 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 永安 孝好 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 片山 幹雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチング素子としてTFTを備えたア
    クティブマトリクス表示素子において、 該TFTのゲート電極を覆うゲート絶縁膜がSiNx
    形成され、ITO膜と窒化ITO膜との二層構造から成
    る透明導電性膜が、ITO膜をゲート絶縁膜に接して形
    成されたアクティブマトリクス表示素子。
  2. 【請求項2】前記窒化ITO膜が、In23にSnO2
    を添加したITOターゲットを用い、アルゴンと窒素の
    混合ガス中でスパッタリング法により形成された請求項
    1に記載のアクティブマトリクス表示素子。
  3. 【請求項3】前記窒化ITO膜が、In23にSnO2
    を添加し、さらに窒素をドープした窒化ITOターゲッ
    トを用い、スパッタリングで形成された請求項1に記載
    のアクティブマトリクス表示素子。
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