JP2664814B2 - アクティブマトリクス表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス表示装置

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JP2664814B2
JP2664814B2 JP7329191A JP7329191A JP2664814B2 JP 2664814 B2 JP2664814 B2 JP 2664814B2 JP 7329191 A JP7329191 A JP 7329191A JP 7329191 A JP7329191 A JP 7329191A JP 2664814 B2 JP2664814 B2 JP 2664814B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示用絵素電極にスイ
ッチング素子を介して駆動信号を印加することにより、
表示を実行する表示装置に関し、特に絵素電極をマトリ
クス状に配列して高密度表示を行うアクティブマトリク
ス駆動方式の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶表示装置、EL表示装
置、プラズマ表示装置等に於いては、マトリクス状に配
列された絵素電極を選択駆動することにより、画面上に
表示パターンが形成される。選択された絵素電極とこれ
に対向する対向電極との間に電圧が印加され、これらの
電極の間に介在する液晶等の表示媒体の光学的変調が行
われる。この光学的変調が表示パターンとして視認され
る。絵素電極の駆動方式としてアクティブマトリクス駆
動方式が知られている。アクティブマトリクス駆動方式
は、個々の独立した絵素電極を配列し、この絵素電極の
それぞれにスイッチング素子を設け、このスイッチング
素子を介して絵素電極を駆動するものである。絵素電極
を選択駆動するスイッチング素子としては、TFT(薄
膜トランジスタ)素子、MIM(金属−絶縁層−金属)
素子、MOSトランジスタ素子、ダイオード、バリスタ
等が一般的に知られている。アクティブマトリクス駆動
方式は、高コントラストの表示が可能であり、液晶テレ
ビジョン、ワードプロセッサ、コンピュータの端末表示
装置等に実用化されている。
【0003】このような表示装置に於いては、スイッチ
ング素子、バス配線、絵素電極等をアクティブマトリク
ス基板上に作製する段階で、バス配線が断線した状態で
形成されることがある。このようなバス配線の断線は、
表示画面上では線欠陥として現れる。線欠陥は致命的な
欠陥であり、表示装置の歩留りを大きく低下させる。こ
のような断線を防止するために、これまでに多くの発明
がなされている。その一例を図6に示す。図6はスイッ
チング素子として薄膜トランジスタ(以下では「TF
T」と称する)31を用いた表示装置を構成するアクテ
ィブマトリクス基板である。このアクティブマトリクス
基板は、ゲートバス配線21上に交差するソースバス配
線22上に導電膜配線23を重畳させた2層構造を有し
ている。そして、導電膜配線23の幅はソースバス配線
22の幅より大きい。このような2層構造は、ソースバ
ス配線22をパターン形成した後、透明導電膜を用いて
絵素電極41を形成する際に、透明導電膜をソースバス
配線22上にも残しておくことにより得られる。このよ
うに2層構造によれば、ソースバス配線22が断線して
いても、該配線22上の導電膜配線23によって電気的
接続が保たれる。
【0004】また、図10に示す構成のアクティブマト
リクス基板も従来より用いられている。図10では図6
に対応する部分に図6と同じ符号を附してある。この基
板には付加容量配線42が設けられ、この付加容量配線
42とこれにゲート絶縁膜を挟んで対向する絵素電極4
1との間に付加容量51が形成されている。また、ゲー
トバス配線21の一部がゲート電極として機能してい
る。ゲートバス配線21に交差するソースバス配線22
上には、導電膜配線23が重畳形成されている。そし
て、図6の基板の場合と異なり、導電膜配線23はソー
スバス配線22と同じ幅を有している。この基板でもソ
ースバス配線22と導電膜配線23との2層構造によっ
て、ゲートバス配線21又は付加容量配線42の段差部
でソースバス配線22の断線が生じても、その電気的接
続を保つことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の2層構
造を用いても、ゲートバス配線21とソースバス配線2
2との交差部では、ゲートバス配線21による段差部上
をソースバス配線22及び導電膜配線23が交差しなけ
ればならないため、ソースバス配線22及び導電膜配線
23の断線が起こり易い。これは、ソースバス配線22
及び導電膜配線23がゲートバス配線21による段差部
を十分に被覆して形成されないことや、ゲートバス配線
21上に形成されるゲート絶縁膜の密着性が悪いため
に、ソースバス配線22及び導電膜配線23がリフトオ
フされること等に起因している。このような段差部での
ソースバス配線22の断線は、上述の2層構造を用いて
も有効ではない。
【0006】更に、ソースバス配線22上に導電膜配線
23を形成する際に、エッチャントの染み込みが起こり
易いため、ソースバス配線22を構成している金属が侵
食され、更にソースバス配線22が断線し易くなるとい
う問題点もある。
【0007】本発明の目的は、基板上のバス配線上に交
差する他のバス配線の断線の発生を低減させることによ
り、表示装置の歩留りを向上させることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の絶縁性
基板と、該一対の絶縁性基板の何れか一方の基板上に一
方向に並行して形成された第1のバス配線と、該第1の
バス配線に交差する第2のバス配線と、該第2のバス配
に沿って、該第2のバス配線上に重ねて形成された導
電膜配線と、を備えたアクティブマトリクス表示装置で
あって、該導電膜配線の幅が該第2のバス配線の幅より
も大きく、該導電膜配線によって該第2のバス配線が覆
われ、該第1のバス配線の段差部上での該導電膜配線の
幅が、該段差部以外の部分上での該導電膜配線の幅より
大きく、そのことによって上記目的が達成される。
【0009】また、本発明は、一対の絶縁性基板と、該
一対の絶縁性基板の何れか一方の基板上に一方向に並行
して形成された第1のバス配線と、該第1のバス配線に
並行して形成された付加容量配線と、該第1のバス配線
及び該付加容量配線に交差する第2のバス配線と、該第
2のバス配線に沿って、該第2のバス配線上に重ねて
成された導電膜配線と、を備えたアクティブマトリクス
表示装置であって、該導電膜配線の幅が該第2のバス配
線の幅よりも大きく、該導電膜配線によって該第2のバ
ス配線が覆われ、該付加容量配線の段差部上での該導電
膜配線の幅が、該段差部以外の部分上での該導電膜配線
幅より大きく、そのことによって上記目的が達成され
る。
【0010】
【作用】本発明のアクティブマトリクス表示装置では、
基板上に形成された第1のバス配線又は付加容量配線の
段差部上で、導電膜配線が第2のバス配線両側に拡張
され、該段差部での導電膜配線の幅が段差部以外の部分
上での幅より大きくなっている。従って、第2のバス配
がこの段差部上で断線しても、断線した第2の配線は
導電膜配線によって電気的接続を保つことができる。
【0011】また、導電膜配線の幅が大きいことによ
り、該導電膜配線を形成する際のエッチャントの染み込
みが防止され、第2のバス配線を構成している金属の侵
食が防止される。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。図
1に本発明のアクティブマトリクス表示装置の一実施例
に用いられるアクティブマトリクス基板の平面図を示
す。図1のP−P線に沿った本実施例の表示装置の断面
図を図3に示す。図1のアクティブマトリクス基板は、
絶縁性基板としてのガラス基板1上に一方向に平行して
形成されたゲートバス配線21と、該ゲートバス配線2
1に交差するソースバス配線22と、該ソースバス配線
22上に形成された導電膜配線23とを備えている。ゲ
ートバス配線21からはゲートバス支線25が分岐して
おり、ゲートバス支線25の一部がTFT31のゲート
電極として機能している。
【0013】図1に於けるゲートバス配線21とソース
バス配線22との交差部分の拡大図を図2に示す。図2
に示すように、ゲートバス配線21の段差部上での導電
膜配線23の幅は、段差部以外の部分に於ける導電膜配
線23の幅より大きくなっている。
【0014】本実施例を製造工程に従って説明する。ガ
ラス基板上1にTa金属層をスパッタリング法によって
堆積させ、次いでこの金属層をパターニングすることに
より、ゲートバス配線21及びゲートバス支線25を形
成した。ゲートバス配線21及びゲートバス支線25を
構成する金属として、Ta以外に、例えばTi、Al、
Cr等の単層又はこれらの多層金属層を用いることがで
きる。ゲートバス配線21を形成する前に、必要に応じ
てTa25等からなる絶縁性のベースコート膜を、ガラ
ス基板上の全面に形成しておいてもよい。
【0015】次に、ゲートバス配線21上に、プラズマ
CVD法によりSiNx膜を300nmの厚さに堆積さ
せ、ゲート絶縁膜11を形成した。ゲート絶縁膜11を
形成する前に、ゲートバス配線21及びゲートバス支線
25の上面の陽極酸化を行い、Ta25の陽極酸化膜を
形成して、ゲートバス配線21及びゲートバス支線25
の絶縁性を高める構造とすることもできる。
【0016】次に、後に半導体層12となる真性半導体
アモルファスシリコン(以下では「a−Si(i)」と
称する)層、及び後にエッチングストッパ13となるS
iNx層を連続してプラズマCVD法により堆積させ
た。a−Si(i)層の厚さは30nm、SiNx層の厚
さは200nmである。このSiNx層のパターニングを
行ってエッチングストッパ13を形成した後、後にコン
タクト層14となる、P(リン)を添加したn+型アモ
ルファスシリコン(以下では「a−Si(n+)」と称
する)層を積層した。このa−Si(n+)層は80nm
の厚さを有し、CVD法によって積層される。このa−
Si(n+)及び上述のa−Si(i)層のパターニン
グを行い、半導体層12及びコンタクト層14を形成し
た。コンタクト層14は半導体層12と後に形成される
ソース電極32及びドレイン電極33との間のオーミッ
クコンタクトをとるために形成される。
【0017】次に、Ti金属層を基板1上の全面に堆積
させ、パターニングを行って、ソースバス配線22、ソ
ース電極32及びドレイン電極33を形成した。この金
属層として、Ti以外に、例えばAl、Mo、Cr等を
用いることができる。
【0018】次に、基板1上の全面にITO(Indium T
in Oxide)膜をスパッタリング法によって100nmの厚
さに堆積させ、このITO膜のパターニングを行って、
絵素電極41及び導電膜配線23を形成した。絵素電極
41はドレイン電極33に電気的に接続されている。導
電膜配線23はソースバス配線22に重畳して設けら
れ、ソースバス配線22よりも幅が大きい。また、図2
に示すように、ゲートバス配線21及びソースバス配線
22の交差部では、ゲートバス配線21の両側部に於け
る段差部での導電膜配線23の幅は、該段差部以外の部
分での幅より大きく形成されている。
【0019】次に、基板1上の全面にSiNxからなる
保護膜17を形成した。尚、保護膜17は、絵素電極の
中央部で除去された窓開き構造とすることもできる。更
に保護膜17上に配向膜19を形成して、アクティブマ
トリクス基板が得られる。このアクティブマトリクス基
板に対向する対向基板は、基板2上に対向電極3及び配
向膜9が形成された構成を有している。この対向基板と
上述のアクティブマトリクス基板との間に液晶層18が
封入され、本実施例のアクティブマトリクス表示装置が
得られる。
【0020】本実施例のアクティブマトリクス表示装置
では、導電膜配線23はゲートバス配線21との交差部
に於ける段差部で幅が大きくなっている。従って、本実
施例ではゲートバス配線21の段差部に於いてソースバ
ス配線22が断線していても、該段差部で幅の大きい導
電膜配線23によって電気的接続が保たれる。また、段
差部で導電膜配線23の幅が大きいことにより、該導電
膜配線23をパターン形成する際のエッチャントの染み
込みが防止され、ソースバス配線22を構成している金
属の侵食が防止される。
【0021】図4に本発明の他の実施例に用いられるア
クティブマトリクス基板の平面図を示す。本実施例の表
示装置は、図1の表示装置に、絵素電極に蓄積された電
荷を保持するための付加容量51(図4の斜線部)を加
えた構成を有している。付加容量51は絵素電極41と
付加容量配線42との間に形成されている。付加容量配
線42はゲートバス配線21と同時に形成され、従っ
て、付加容量配線42と絵素電極41とはゲート絶縁膜
11を挟んで対向することになる。付加容量配線42に
は対向基板上の対向電極3に入力される信号と同じ信号
が入力される。これにより、電気回路としては、付加容
量51は、絵素電極41と対向電極3とで形成される絵
素容量と並列となる。
【0022】本実施例では前述の図1の実施例と同様
に、導電膜配線23はゲートバス配線21との交差部に
於ける段差部で幅が大きくなっている。更に付加容量配
線42との交差部に於ける段差部でも幅が大きくなって
いる。従って、本実施例では付加容量配線42の段差部
に於いても、段差部で幅の大きい導電膜配線23によっ
て、付加容量配線42の電気的接続が保たれている。ま
た、段差部で導電膜配線23の幅が大きいことにより、
該導電膜配線23をパターン形成する際のエッチャント
の染み込みが防止され、付加容量配線42を構成してい
る金属の侵食が防止される。
【0023】図5は本発明の更に他の実施例に用いられ
るアクティブマトリクス基板のゲートバス配線21とソ
ースバス配線22との交差部の拡大平面図である。本実
施例ではゲートバス配線21とソースバス配線22との
間に、a−Si(i)層44及びSiNx層43が挟ま
れている。a−Si(i)層44及びSiNx層43
は、半導体層12及びエッチングストッパ13を形成す
る際に同時にパターン形成される。このような構成によ
り、ゲートバス配線21とソースバス配線22との間の
絶縁性を高めることができる。
【0024】本実施例に於いても、ゲートバス配線21
の段差部上での導電膜配線23の幅が、段差部以外の部
分に於ける幅より大きくなっている。従って、ソースバ
ス配線22がこの段差部上で断線していても、ソースバ
ス配線22の電気的接続が保たれる。また、該導電膜配
線23をパターン形成する際のエッチャントの染み込み
が防止され、ソースバス配線22を構成している金属の
侵食が防止される。尚、本実施例のa−Si(i)層4
4及びSiNx層43に代えて、コンタクト層14と同
じ材料の層を形成することもできる。
【0025】図7に本発明の更に他の実施例を構成する
アクティブマトリクス基板の平面図を示す。また、図8
に図7のQ−Q線に沿った断面図を、図9に図7のR−
R線に沿った断面図をそれぞれ示す。図7〜図9に於い
て、図1の実施例に対応する部分には同じ符号を附して
ある。この実施例の基板には付加容量配線42が設けら
れ、この付加容量配線42とこれにゲート絶縁膜を挟ん
で対向する絵素電極41との間に付加容量51が形成さ
れている。また、ゲートバス配線21の一部がゲート電
極として機能している。ゲートバス配線21に交差する
ソースバス配線22上には、導電膜配線23が重畳形成
されている。そして、図1の基板の場合と異なり、ゲー
トバス配線21及び付加容量配線42との交差部以外の
部分では、導電膜配線23はソースバス配線22と同じ
幅を有している。
【0026】本実施例を製造工程に従って説明する。ガ
ラス基板上1にTa金属層をスパッタリング法によって
300nmの厚さに堆積させ、次いでこの金属層をホトエ
ッチングによりパターニングを行い、ゲートバス配線2
1及び付加容量配線42を形成した。次に、ゲートバス
配線21及び付加容量配線42の上面の陽極酸化によ
り、Ta25からなる200nmの厚さの陽極酸化膜2
6、26を形成した(図8及び図9)。次に、基板1上
の全面に、プラズマCVD法によりSiNx膜を300n
mの厚さに堆積させ、ゲート絶縁膜11を形成した。
【0027】次に、後に半導体層12となるa−Si
(i)層、及び後にエッチングストッパ13となるSi
x層を連続してプラズマCVD法により堆積させた。
a−Si(i)層の厚さは30nm、SiNx層の厚さは
200nmである。このSiNx層のパターニングを行っ
てエッチングストッパ13を形成した後、後にコンタク
ト層14となるa−Si(n+)層を積層した。このa
−Si(n+)及び上述のa−Si(i)層のパターニ
ングを行い、半導体層12及びコンタクト層14を形成
した。
【0028】次に、Ti金属層を基板1上の全面に30
0nmの厚さに堆積させ、パターニングを行って、ソース
バス配線22、ソース電極32及びドレイン電極33を
形成した。以上により、TFT31が得られる。次に、
基板1上の全面にITO膜をスパッタリング法によって
100nmの厚さに堆積させ、このITO膜のパターニン
グを行って、絵素電極41及び導電膜配線23を形成し
た。絵素電極41はドレイン電極33に電気的に接続さ
れている。導電膜配線23はソースバス配線22に重畳
して設けられ、ソースバス配線22と同じ幅を有してい
る。また、図7に示すように、ゲートバス配線21及び
付加容量配線42とソースバス配線22との交差部で
は、ゲートバス配線21の両側部に於ける段差部での導
電膜配線23の幅が、該段差部以外の部分での幅より大
きく形成されている。更に、基板1上の全面にSiNx
からなる保護膜17を形成した。
【0029】この基板を用いた本実施例のアクティブマ
トリクス表示装置では、導電膜配線23はゲートバス配
線21及び付加容量配線42との交差部に於ける段差部
で幅が大きくなっている。従って、これらの段差部に於
いてソースバス配線22が断線していても、該段差部で
幅の大きい導電膜配線23によって電気的接続が保たれ
る。また、段差部で導電膜配線23の幅が大きいことに
より、該導電膜配線23をパターン形成する際のエッチ
ャントの染み込みが防止され、ソースバス配線22及び
付加容量配線42を構成している金属の侵食が防止され
る。
【0030】本実施例ではスイッチング素子としてTF
Tを用いたアクティブマトリクス表示装置について説明
したが、他の例えばMIM、MOSトランジスタ、ダイ
オード、バリスタ等をスイッチング素子として用いた表
示装置にも適用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のアクティブマトリクス表示装置
では、第1のバス配線の段差部上での導電膜配線の幅が
大きくなっているので、第1のバス配線の段差部での第
2のバス配線の断線が生じてもその電気的接続が保たれ
ている。また、導電膜配線のパターン形成の際のエッチ
ャントの染み込みによる第2のバス配線の侵食を防止す
ることができる。従って、本発明によればアクティブマ
トリクス表示装置の歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクティブマトリクス表示装置の一実
施例を構成するアクティブマトリクス基板の平面図であ
る。
【図2】図1のゲートバス配線及びソースバス配線の交
差部分の拡大平面図である。
【図3】図1のP−P線に沿った断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を構成するアクティブマト
リクス基板の平面図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を構成するアクティブ
マトリクス基板のゲートバス配線及びソースバス配線の
交差部分の拡大平面図である。
【図6】従来のアクティブマトリクス基板の平面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例を構成するアクティブマト
リクス基板の平面図である。
【図8】図7のQ−Q線に沿った断面図である。
【図9】図7のR−R線に沿った断面図である。
【図10】従来の他のアクティブマトリクス基板の平面
図である。
【符号の説明】
1,2 ガラス基板 3 対向基板 11 ゲート絶縁膜 12 半導体層 13 エッチングストッパ 14 コンタクト層 17 保護膜 18 液晶層 21 ゲートバス配線 22 ソースバス配線 23 導電膜配線 25 ゲート電極 31 TFT 32 ソース電極 33 ドレイン電極 41 絵素電極 42 付加容量配線 51 付加容量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 貢祥 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャー プ株式会社内 (72)発明者 櫻井 猛久 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャー プ株式会社内 (72)発明者 丸本 英治 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャー プ株式会社内 (72)発明者 馬売 伸次 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャー プ株式会社内 (72)発明者 日比野 吉高 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャー プ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−280890(JP,A) 特開 平2−156226(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の絶縁性基板と、該一対の絶縁性基
    板の何れか一方の基板上に一方向に並行して形成された
    第1のバス配線と、該第1のバス配線に交差する第2の
    バス配線と、該第2のバス配線に沿って、該第2のバス
    配線上に重ねて形成された導電膜配線と、を備えたアク
    ティブマトリクス表示装置であって、該導電膜配線の幅
    が該第2のバス配線の幅よりも大きく、該導電膜配線に
    よって該第2のバス配線が覆われ、 該第1のバス配線の段差部上での該導電膜配線の幅が、
    該段差部以外の部分上での該導電膜配線の幅より大きい
    アクティブマトリクス表示装置。
  2. 【請求項2】 一対の絶縁性基板と、該一対の絶縁性基
    板の何れか一方の基板上に一方向に並行して形成された
    第1のバス配線と、該第1のバス配線に並行して形成さ
    れた付加容量配線と、該第1のバス配線及び該付加容量
    配線に交差する第2のバス配線と、該第2のバス配線
    沿って、該第2のバス配線上に重ねて形成された導電膜
    配線と、を備えたアクティブマトリクス表示装置であっ
    て、該導電膜配線の幅が該第2のバス配線の幅よりも大き
    く、該導電膜配線によって該第2のバス配線が覆われ、 該付加容量配線の段差部上での該導電膜配線の幅が、該
    段差部以外の部分上での該導電膜配線の幅より大きいア
    クティブマトリクス表示装置。
JP7329191A 1990-11-30 1991-04-05 アクティブマトリクス表示装置 Expired - Lifetime JP2664814B2 (ja)

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