JPH04304429A - アクティブマトリクス基板 - Google Patents

アクティブマトリクス基板

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JPH04304429A
JPH04304429A JP3070088A JP7008891A JPH04304429A JP H04304429 A JPH04304429 A JP H04304429A JP 3070088 A JP3070088 A JP 3070088A JP 7008891 A JP7008891 A JP 7008891A JP H04304429 A JPH04304429 A JP H04304429A
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JP
Japan
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wiring
electrode
gate
bus wiring
source
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Withdrawn
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JP3070088A
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Atsuo Seki
関 敦夫
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/12Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being other than a semiconductor body, e.g. an insulating body
    • H01L27/1214Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being other than a semiconductor body, e.g. an insulating body comprising a plurality of TFTs formed on a non-semiconducting substrate, e.g. driving circuits for AMLCDs
    • H01L27/124Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being other than a semiconductor body, e.g. an insulating body comprising a plurality of TFTs formed on a non-semiconducting substrate, e.g. driving circuits for AMLCDs with a particular composition, shape or layout of the wiring layers specially adapted to the circuit arrangement, e.g. scanning lines in LCD pixel circuits

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置等の表示
パネルにおいて、マトリクス状に配置された多数の絵素
電極が、各絵素電極に接続された薄膜トランジスタ(T
FT)によってアクティブマトリクス方式により駆動さ
れるアクティブマトリクス基板に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置、EL表示装置、プラズマ
表示装置等の表示パネルでは、通常、マトリクス状に配
列された多数の絵素電極を選択的に駆動することにより
、駆動された絵素電極とこれに対向する対向電極との間
に電圧が印加され、これらの電極間に介在する液晶等の
表示媒体が光学的に変調される。これにより、表示パネ
ル上に表示パターンが形成される。絵素電極の駆動方式
として、個々の独立した絵素電極にアクティブマトリク
ス方式により駆動されるスイッチング素子が接続された
アクティブマトリクス基板が使用される。液晶表示パネ
ルでは、アクティブマトリクス基板と対向電極を有する
対向基板とが適当な間隔をあけて貼り合わせられ、両基
板間に液晶が封入されて構成されている。絵素電極を選
択駆動するスイッチング素子としては、TFT(薄膜ト
ランジスタ)素子、MIM(金属−絶縁層−金属)素子
、MOSトランジスタ素子、ダイオード、バリスタ等が
一般的に知られている。TFTを使用したアクティブマ
トリクス駆動方式により駆動される液晶表示パネルは、
高コントラストの表示が可能であり、液晶テレビジョン
、ワードプロセッサ、コンピュータの端末表示装置等に
実用化されている。
【0003】TFTを使用したアクティブマトリクス基
板は、図5に示すように、それぞれが平行になった多数
のゲートバス配線10と、各ゲートバス配線10に対し
て直交している多数のソースバス配線20とにより囲ま
れた各領域内に、それぞれ絵素電極40がマトリクス状
に配置されている。各絵素電極40には、スイッチング
素子としてのTFT30がそれぞれ接続されている。各
TFT30は、ゲート電極11、ソース電極31、およ
びドレイン電極32を有している。ゲート電極11はゲ
ートバス配線10と一体的に形成されており、また、ソ
ース電極31がソースバス配線20と一体的に形成され
ており、さらに、ドレイン電極32が絵素電極40と電
気的に接続されている。
【0004】このようなアクティブマトリクス基板を、
図6に模式的に示す。相互に直交する多数のゲートバス
配線10と多数のソースバス配線20とのそれぞれの交
差部近傍には、それぞれTFT30が配置されており、
各TFT30に絵素電極40がそれぞれ接続されている
。各絵素電極40それぞれは対向基板に設けられた対向
電極80に対向しており、各絵素電極40と対向電極8
0との間に、TFT30によって選択的に電圧が印加さ
れる。各絵素電極40には、各絵素電極40に対する容
量の付加のために付加容量電極35がそれぞれ配置され
ており、付加容量電極35はゲートバス配線10に平行
する付加容量配線37に接続されている。
【0005】このようなアクティブマトリクス基板は、
通常、透明基板であるガラス基板上にゲートバス配線1
0および付加容量配線37を構成するTa膜が全面に積
層された後に、該Ta膜が所定形状にパターニングされ
ることにより、ゲート電極11を有するゲート配線10
および付加容量配線37が形成される。各ゲートバス配
線10および付加容量配線37は、各ソースバス配線2
0とは、それぞれ絶縁層および保護層を介して交差して
おり、また、ゲート電極11は、ソース電極31および
ドレイン電極32とは絶縁層および保護層を介して交差
している。
【0006】各ゲートバス配線10および各付加容量配
線37と各ソースバス配線20とのそれぞれの交差領域
に設けられる保護層、各ゲート電極11とソース電極3
1およびドレイン電極32との交差領域に設けられる保
護層は、それぞれ、ガラス基板全面にわたって積層され
た後に、各交差領域に対応する部分を残して、エッチャ
ントによってエッチング除去される。そして、その後に
、ソース電極31を有するソースバス配線20、ドレイ
ン電極32それぞれを形成するために、Ti金属膜がス
パッタリング法にて厚さ300nmに全面にわたって積
層される。そして、ソース電極31が設けられたソース
バス配線20およびドレイン電極22の形状にエッチン
グによりパターニングされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなアクティブ
マトリクス基板では、ソース電極31、ソースバス配線
20、およびゲート電極32を形成するために、エッチ
ャントによるエッチング除去に際して、ソースバス配線
20等の下側にエッチャントが浸透する。このとき、エ
ッチャントは、下方のゲートバス配線10の側縁部にお
ける段差に沿って、すなわちソースバス配線20等の幅
方向に沿って浸透する。ソースバス配線20等は、通常
、10〜30μm程度の幅寸法になっているために、エ
ッチャントがゲートバス配線10の側縁部に沿って、ソ
ースバス配線20の各側縁部それぞれから順次幅方向へ
と浸透することにより、各側縁部から浸透したエッチャ
ント同士が接触した状態になる。エッチャントが浸透し
た部分は、リフトオフにより、剥離しやすくなる。ゲー
トバス配線10の各側縁部それぞれに沿って浸透して、
ソースバス配線20等の幅方向全体にエッチャントが浸
透した状態になると、ソースバス配線20等は、ゲート
バス配線10の各側縁部それぞれに沿って剥離するおそ
れがある。
【0008】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、その目的は、配線同士が絶縁層および保護層を介
して交差されているアクティブマトリクス基板において
、ソースバス配線等をエッチャントによりエッチングす
る際に、下側のゲートバス配線との交差領域にてエッチ
ャントの浸透による剥離を抑制して、ソースバス配線等
がリフトオフにより断線されることを防止し得るアクテ
ィブマトリクス基板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のアクティブマト
リクス基板は、透明基板上にマトリクス状に配置された
絵素電極と、各絵素電極にそれぞれ電気的に接続されて
アクティブマトリクス方式により駆動される薄膜トラン
ジスタと、を有するアクティブマトリクス基板であって
、透明基板上に設けられた第1の配線に対して、絶縁層
および保護層を介して第2の配線が直交状態で配置され
ており、第1および第2の配線の交差領域において、透
明基板上の第1の配線の各側縁から、第2の配線の各側
縁部に沿って各一対の突出部が突出していることを特徴
としてなり、そのことにより、上記目的が達成される。
【0010】
【作用】本発明のアクティブマトリクス基板では、透明
基板上の第1配線上に第2配線をエッチャントによるエ
ッチングにより形成される際に、第1配線の各突出部に
より、両者の交差領域へのエッチャントの浸透が抑制さ
れ、第2配線がその交差領域でリフトオフされるおそれ
がない。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。
【0012】本発明のアクティブマトリクス基板は、図
1に示すように、透明なガラス板1上に、相互に直交す
るように配線された多数のゲートバス配線10および多
数のソースバス配線20とを有している。各ゲートバス
配線10は走査線として機能し、各ソースバス配線20
は信号線として機能する。各ゲートバス配線10は、透
明な絶縁性のガラス基板1(図2参照)上にそれぞれ配
線されており、各ゲートバス配線10は、その上方域に
て各ソースバス配線20と相互に絶縁状態で交差してい
る(詳しくは後述する)。そして、両者の交差領域にお
いて、ゲートバス配線10の各側縁からは、各ソースバ
ス配線20の各側縁部に沿ってそれぞれ外方へ突出する
各一対の突出部12が設けられている。各ゲートバス配
線10およびソースバス配線20は、それぞれ10〜3
0μm程度の幅になっており、また、ゲートバス配線1
0における一方の側縁部に設けられた一対の突出部12
および12は、2〜5μm程度の幅であって、両突出部
は3μmの間隔があけられている。
【0013】各ゲートバス配線10と各ソースバス配線
20それぞれにより囲まれた領域内には、ITO(In
dium Tin Oxide)膜からなる絵素電極4
0が設けられている。各絵素電極40には、各絵素電極
40へ電流を供給するためのスイッチング素子としてT
FT(薄膜トランジスタ)30がそれぞれ接続されてい
る。各TFT30は、ゲートバス配線10から分岐した
ゲート電極11と、ソースバス配線20から分岐したソ
ース電極31と、絵素電極40上に一端部が積層されて
電気的に接続されたドレイン電極32とを有している。 ゲート電極11は、ガラス基板1の上面に積層されたゲ
ートバス配線10から分岐しており、従って、該ガラス
基板10の上面に積層されている。ソースバス配線20
から分岐したソース電極31の先端部は、ゲート電極1
1の一方の側縁部の上方域に、該ゲート電極11とは絶
縁状態で位置されている。また、絵素電極40に一方の
端部が直接積層されたドレイン電極32は、ゲート電極
11の他方の側縁部の上方域に、該ゲート電極11とは
絶縁状態で位置されている。ゲート電極11とソース電
極31およびドレイン電極32との絶縁状態については
後述する。
【0014】ゲート電極11の一方の側縁部からは、そ
の上方に位置されるソース電極31の先端部の各側縁部
に沿って、一対の突出部13が外方へ突出している。ま
た、ゲート電極11の他方の側縁部からは、その上方に
位置されるドレイン電極32の他方の端部の各側縁部に
沿って、一対の突出部13が外方へ突出している。ゲー
ト電極11、ソース電極31、およびドレイン電極32
それぞれの線幅は、10〜30μm程度であり、また、
ゲート電極11の各側縁部から突出した各一対の突出部
13のそれぞれの幅は2〜5μm程度、両突出部13同
士の間隔は、例えば3μmとなっている。
【0015】各ゲートバス配線10の近傍には、各ゲー
トバス配線10に平行に付加容量配線37がそれぞれ設
けられている。各付加容量配線37は、ゲートバス配線
10から分岐したゲート電極11の延出方向とは反対側
の側方に位置する絵素電極40との間に位置しており、
該付加容量配線37からはその絵素電極40の側部と重
なるように、付加容量電極35が設けられている。付加
容量配線37は、ガラス基板1上に直接積層されており
、従って、付加容量電極35もガラス基板1上に直接積
層された状態になっている。そして、絵素電極40の側
部は、付加容量電極35の上方に、絶縁状態で位置され
ており、相互に重なった状態の両電極40および35間
に付加容量が設けられる。付加容量配線37の線幅は、
10〜30μm程度になっている。
【0016】ガラス基板1の上面に積層される各付加容
量配線37は、その上方域にて各ソースバス配線20と
絶縁状態で交差しており、両者の交差部において、ゲー
トバス配線10の各側縁部には、各ソースバス配線20
の各側縁に沿ってそれぞれ外方へ突出する各一対の突出
部38が設けられている。ゲートバス配線20における
一方の側縁部に設けられた各一対の突出部38および3
8は、例えば、3μmの間隔があけられている。
【0017】次に、本実施例のアクティブマトリクス基
板の断面構造を、図1のA−A線およびB−B線におけ
る断面図である図2および図3に基づいて、工程順に説
明する。ガラス基板1上に単層のTa膜をスパッタリン
グ法で厚さ350nmに形成して、TFT30のゲート
電極11が設けられたゲートバス配線10、および付加
容量電極32が設けられた付加容量配線37を、フォト
リソグラフィの手法によりパターニングして形成する。 この場合、前述のように、ゲートバス配線10における
ソースバス配線20との交差領域に相当する部分には、
前述のように、ゲートバス配線10の各側縁からはソー
スバス配線20の各側縁部に沿って突出するようにそれ
ぞれ一対の突出部12および12が形成される。また、
各TFT30のゲート電極11部分におけるソース電極
32およびドレイン電極32との交差領域に相当する部
分には、ゲート電極11の一方の側縁からソース電極3
1の各側縁部に沿って突出するように、一対の突出部1
3および13がそれぞれ形成されるとともに、他方の側
縁からドレイン電極32の各側縁部に沿って突出するよ
うに、一対の突出部13および13が形成される。さら
に、付加容量配線37における各ソースバス配線20と
の交差領域に相当する部分には、付加容量配線37の各
側縁からは、ソースバス配線20の各側縁部に沿って突
出するようにそれぞれ一対の突出部38および38が形
成される。
【0018】ゲート電極11を有するゲートバス配線1
0および付加容量電極35を有する付加容量配線37は
、Taに限らず、Ti、Al、Cr等の単層または多層
からなる導電体により形成してもよい。
【0019】次に、ゲートバス配線10、ゲート電極1
1および付加容量配線37を構成するTa膜を陽極酸化
して、厚さ300nmのTa2O5の陽極酸化膜10a
をゲートバス配線10、ゲート電極11および付加容量
配線37上に形成する。そして、この陽極酸化膜10a
を覆うように、ガラス基板1全面に、プラズマCVD法
により、膜厚350nmのSiNX(窒化シリコン)の
ゲート絶縁膜50を形成する。
【0020】このゲート絶縁膜50上には、真性半導体
非晶質シリコン(a−Si(i))により構成された半
導体層52が全面にわたって厚さ100nmに積層され
、このa−Si(i)半導体層52上に、SiNx膜か
らなる半導体保護層53が全面にわたって厚さ200n
mに積層される。そして、ゲートバス配線10とソース
バス配線20との交差領域、TFT30におけるゲート
電極11上の領域、および付加容量電極37とソースバ
ス配線20との交差領域において、図4(a)に示すよ
うに、SiNx膜の半導体保護層53が、ゲートバス配
線10、ゲート電極11、および付加容量電極37の上
方域であるa−Si(i)半導体層52上に残るように
パターニングされる。
【0021】その後、図4(b)に示すように、n型半
導体非晶質シリコン(a−Si(n+))により構成さ
れたコンタクト層60がプラズマCVD法により、厚さ
500nmとなるように、a−Si(i)半導体層52
およびSiNx半導体保護層53を覆うように全面にわ
たって積層されて、ゲートバス配線10とソースバス配
線20との交差領域、TFT30におけるゲート電極1
1上の領域、および付加容量電極37とソースバス配線
20との交差領域において、a−Si(n+)コンタク
ト層60およびa−Si(i)半導体層52が残るよう
に、コンタクト層60および半導体層52がエッチャン
トにより同時にエッチングされる(図4(b)の2点鎖
線参照)。
【0022】その後に、ソース電極31を有するソース
バス配線20、ドレイン電極32それぞれを形成するた
めに、Ti金属膜がスパッタリング法にて厚さ300n
mに全面にわたって積層される。そして、ソース電極3
1が設けられたソースバス配線20およびドレイン電極
22の形状にエッチングによりパターニングされる。
【0023】このとき、エッチャントがソースバス配線
20の下側に浸透する。エッチャントは、下側ゲートバ
ス配線10の各側縁部における段差に沿って浸透するが
、ゲートバス配線10は、各側縁部から、ソースバス配
線20の各側縁部に沿うように、各一対の突出部12お
よび12が突出されているために、エッチャントは、各
突出部12の側縁部に沿っての浸透する。その結果、各
突出部12におけるソースバス配線20の幅方向に沿っ
て浸透するエッチャントは、各突出部12の側縁部によ
りソースバス配線20の長手方向へと浸透方向が変更さ
れる。このように、ソースバス配線20の各側縁部から
それぞれ浸透するエッチャントは、ゲートバス配線10
の各突出部12により浸透方向が変更されるために、そ
れぞれのエッチャントの浸透がその部分にて停止される
。これにより、ソースバス配線20はゲートバス配線1
0の交差領域におけるエッチャントによってのリフトオ
フが防止される。
【0024】同様に、ゲート電極11の各側縁から、該
ゲート電極11の横断方向に突出する各一対の突出部1
3がそれぞれ設けられており、さらに、付加容量配線3
7にも、各側縁からその横断方向へ突出する各一対の突
出部38がそれぞれ設けられているために、各突出部1
3上に積層されるソース電極31およびドレイン電極3
2の横断方向へのエッチャントの浸透が防止され、また
、付加容量配線37においてはソースバス配線20の横
断方向へのエッチャントの浸透が防止される。しかも、
ゲートバス配線10は、陽極酸化膜10aにより覆われ
ているために、その上面が平坦になっており、該陽極酸
化膜10a上に積層されるソースバス配線20等のエッ
チャントによるリフトオフが一層確実に抑制される。
【0025】TFT30の形成領域では、図2に示すよ
うに、a−Si(n+)コンタクト層60が、半導体保
護層53の中央部にて分離されるように、該半導体層5
3の中央部上に位置する部分が同時にエッチングされる
。これにより、半導体保護層53の中央部を挟んで、a
−Si(n+)により構成された一対のコンタクト層6
0および60が形成される。このコンタクト層60は、
半導体層52(チャネル部)とソース電極31およびド
レイン電極32とのオーミックコンタクトを良好にする
。半導体保護層53は、このときのエッチャントによる
エッチングからa−Si(i)半導体層52を保護する
。このようにして、ソースバス配線20、ソース電極3
1およびドレイン電極32が形成される。
【0026】その後に、厚さ100nmのITO膜をガ
ラス基板1の全面に積層して、各絵素電極40の形状に
なるように、エッチングによりパターニングする。その
後に、各絵素電極40を覆うように、全面にわたって保
護膜層70および配向膜71が積層され、本発明のアク
ティブマトリックス基板が形成される。なお、この保護
膜層70は各絵素電極40の中央部を開口させた状態に
形成することも可能である。
【0027】このようなアクティブマトリクス基板は、
対向基板と貼り合わせられて、両基板間に液晶を封入す
ることにより、アクティブマトリクス型液晶表示パネル
とされる。該対向基板にはITO膜製の対向電極および
配向膜が積層される。
【0028】
【発明の効果】本発明のアクティブマトリクス基板は、
このように、相互に交差する第1配線上に第2配線をエ
ッチャントによるエッチングにて形成される際に、エッ
チャントの幅方向への浸透が第1配線に設けられた突出
部にて抑制されるために、第2配線が第1配線との交差
領域にてリフトオフにより断線することが確実に防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクティブマトリクス基板の一例を示
す要部の平面概略図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】図1のB−B線における断面図である。
【図4】(a)および(b)は、それぞれ、図1に示す
アクティブマトリクス基板の製造工程の一例を示す断面
図である。
【図5】従来のアクティブマトリクス基板の要部の概略
平面図である。
【図6】図5に示すアクティブマトリクス基板の電気回
路図である。
【符号の説明】
1  ガラス板 10  ゲートバス配線 11  ゲート電極 12,13,38  突出部 20  ソースバス配線 30  TFT 31  ソース電極 32  ドレイン電極 40  絵素電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  透明基板上にマトリクス状に配置され
    た絵素電極と、各絵素電極にそれぞれ電気的に接続され
    てアクティブマトリクス方式により駆動される薄膜トラ
    ンジスタと、を有するアクティブマトリクス基板であっ
    て、透明基板上に設けられた第1の配線に対して、絶縁
    層および保護層を介して第2の配線が直交状態で配置さ
    れており、第1および第2の配線の交差領域において、
    透明基板上の第1の配線の各側縁から、第2の配線の各
    側縁部に沿って各一対の突出部が突出していることを特
    徴とするアクティブマトリクス基板。
JP3070088A 1991-04-02 1991-04-02 アクティブマトリクス基板 Withdrawn JPH04304429A (ja)

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JP3070088A JPH04304429A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 アクティブマトリクス基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3070088A JPH04304429A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 アクティブマトリクス基板

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