JPH0621383A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH0621383A
JPH0621383A JP4175160A JP17516092A JPH0621383A JP H0621383 A JPH0621383 A JP H0621383A JP 4175160 A JP4175160 A JP 4175160A JP 17516092 A JP17516092 A JP 17516092A JP H0621383 A JPH0621383 A JP H0621383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
irradiation
node electrode
semiconductor memory
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4175160A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Tanimura
彰一 谷村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4175160A priority Critical patent/JPH0621383A/ja
Publication of JPH0621383A publication Critical patent/JPH0621383A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1目的は、容量部の形成工程数を削減する
ことである。また、第2目的は、パターン面積を小さく
ても十分な容量を得ることである。 【構成】 シリコン基板1にゲート絶縁膜2,ゲート電
極4および拡散領域(図示せず)からなるトランジスタ
を形成した後に、感光性ポリイミド液(図示せず)を全
面に塗布し、この感光性ポリイミド液の所定箇所に感光
用入射光(図示せず)を照射することにより、ノード電
極5bを形成する。また、感光用入射光の照射の際に
は、感光用入射光と、シリコン基板1の表面からの感光
用入射光の反射光との間で定在波を形成することによ
り、感光性ポリイミド液の側面に対する照射光に濃淡が
生じさせる。これにより、ノード電極5bの側面に複数
の凹凸を形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、絶縁膜を導電性膜で
挟むことにより電気を蓄える構造を有する半導体記憶装
置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、絶縁膜を導電性膜で挟むことによ
り電気を蓄える構造を有する半導体記憶装置は、各種の
電気製品、特にコンピュータの記憶装置として欠かせな
いものとなっている。以下、図面を参照しながら、従来
の半導体記憶装置について説明する。
【0003】図5は、従来の半導体記憶装置の構成を示
す断面図である。図5において、1はシリコン基板、2
はゲート絶縁膜、3はゲート周囲のサイドウォール、4
はゲート電極、50はノード電極、6はプレート電極、
7はONO膜、8は分離絶縁膜である。図5に示すよう
に、シリコン基板1にはゲート絶縁膜2,ゲート電極4
および拡散領域(図示せず)からなるトランジスタが形
成され、所定箇所にはノード電極50およびプレート電
極6間に、絶縁膜となるONO膜7を挟み込んだ容量部
が形成されている。
【0004】このように構成された従来の半導体記憶装
置は、絶縁膜であるONO膜7を導電性膜であるノード
電極50およびプレート電極6で挟み込むことでコンデ
ンサと同様の構造である容量部を形成し、この容量部の
電荷蓄積状態を信号として記憶するものである。次に、
図6を用いて従来の半導体記憶装置の製造方法を説明す
る。
【0005】図6(a) に示すように、まず、シリコン基
板1に拡散領域(図示せず),ゲート絶縁膜2およびゲ
ート電極4からなるトランジスタと、分離絶縁膜8を形
成した後、全面に、LP−CVD法によりポリシリコン
膜中にリンを含有させたドープトポリシリコン膜9を形
成する。次に、図6(b) に示すように、ドープトポリシ
リコン膜9上の全面に、フォトレジスト10を塗布した
後に、必要となる部分のみを露光する。
【0006】次に、図6(c)に示すように、レジスト1
0の不要部分を除去し、残置させたレジスト10をマス
クとして、ドープトポリシリコン膜9をエッチングした
後、レジストを除去する。これにより、図5に示すノー
ド電極50を形成する。その後、表面の酸化処理をした
後、Si3 4 膜をLP−CVD法で形成し、再度、酸
化処理することによりONO膜7を形成する。
【0007】そして、ONO膜7上の全面に、再度ドー
プトポリシリコン膜を全面に形成し、上述と同様のフォ
トリソグラフィ工程およびエッチング工程により所定箇
所のみにONO膜7およびドープトポリシリコン膜を残
置させてプレート電極6を形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の半導体記憶装置では、容量部のノ
ード電極50を形成するのに多くの工程を要し、生産コ
ストの上昇等の問題があった。また、半導体記憶装置の
高性能化のためには、より小さいパターンで長時間電気
信号を記憶し続ける必要であり、そのためには容量部の
パターン面積を小さくしつつ電気容量を大きくする必要
があるが、従来の半導体記憶装置の製造方法では、パタ
ーン面積を小さくするに伴い容量が減るという問題があ
った。
【0009】したがって、この発明の第1目的は、容量
部の形成工程数を削減できる半導体記憶装置およびその
製造方法を提供することである。また、第2目的は、パ
ターン面積を小さくても十分な容量が得られる半導体記
憶装置およびその製造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、ノード電極が、光照射硬化型または光非照射
硬化型の導電性膜からなる。請求項2記載の半導体記憶
装置の製造方法は、次のようにする。トランジスタを形
成した半導体基板上に光照射硬化型または光非照射硬化
型の液体を塗布する。この塗布した液体の所定領域を光
の照射または非照射により選択的に導電性膜からなるノ
ード電極を形成する。このノード電極上に絶縁膜を形成
する。この絶縁膜上に導電性膜からなるプレート電極を
形成する。
【0011】請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置において、ノード電極の側面に
凹凸を形成したものである。請求項4記載の半導体記憶
装置の製造方法は、請求項2記載の半導体記憶装置にお
いて、液体に光を照射する際に、この照射光およびこの
照射光による半導体基板からの反射光により定在波を発
生させることによって、ノード電極の側面に凹凸を形成
することを特徴とする。
【0012】請求項5記載の半導体記憶装置は、ノード
電極の表部が、側面に凹凸を有し、光照射硬化型または
光非照射硬化型の導電性膜からなる。請求項6記載の半
導体記憶装置の製造方法は、次のようにする。トランジ
スタを形成した半導体基板上にノード電極の内部となる
第1の導電性膜を形成する。この第1の導電性膜上に光
照射硬化型または光非照射硬化型の硬化する液体を塗布
する。この塗布した液体を光の照射または非照射により
硬化させるとともに、照射光およびこの照射光による半
導体基板からの反射光により定在波を発生させることに
よって、側面に凹凸を有するノード電極の表部となる第
2の導電性膜を形成する。この第2の導電性膜上に絶縁
膜を形成する。この絶縁膜上に導電性膜からなるプレー
ト電極を形成する。
【0013】
【作用】請求項1,2,3または4記載の構成によれ
ば、光照射硬化型または光非照射硬化型の液体を塗布
し、この塗布した液体の所定領域を光の照射または非照
射により選択的に硬化させることにより、導電性膜から
なるノード電極を形成する。すなわち、ノード電極を液
体の塗布工程および光の照射工程のみにより形成するこ
とによって、従来と比較してノード電極の形成工程数を
削減することができる。
【0014】また、請求項3,4,5または6記載の構
成によれば、液体に光を照射する際に、この照射光およ
びこの照射光による半導体基板からの反射光により定在
波を発生させることにより、ノード電極の側面に凹凸を
形成することによって、従来と比較してノード電極の表
面積を増大させることができる。したがって、従来と比
較してパターン面積が小さくても十分な容量を得ること
ができる。
【0015】また、請求項5または6記載の構成によれ
ば、半導体基板上に導電性膜を形成してノード電極の内
部とし、導電性膜上に光照射硬化型または光非照射硬化
型の液体を塗布した後に硬化させてノード電極の表部と
する。すなわち、光照射硬化型または光非照射硬化型の
液体を半導体基板と非接触とすることで、液体に含有さ
れている可能性がある不純物による悪影響をなくすこと
ができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例の半導体記憶装置
およびその製造方法について、図面を参照しながら説明
する。図1はこの発明の一実施例の半導体記憶装置の構
成を示す断面図である。図1において、1は半導体基
板、2はゲート絶縁膜、3はサイドウォール、4はゲー
ト電極、5aはノード電極、7は絶縁膜となるONO
膜、8は分離絶縁膜である。
【0017】図1に示すように、半導体記憶装置は、シ
リコン基板1にゲート絶縁膜2,ゲート電極4および拡
散領域(図示せず)からなるトランジスタを形成し、ノ
ード電極5a上に、ONO膜7を介してプレート電極6
を形成したものである。ノード電極5aは、シリコン基
板1上に塗布した感光性ポリイミド液に光を照射するこ
とにより硬化させた感光性ポリイミド膜からなる。
【0018】また、プレート電極6は、ポリシリコン膜
中にリンを含有させたドープトポリシリコン膜からな
る。次に、半導体記憶装置の製造方法について図面を参
照しながら説明する。図2はこの発明の第1の実施例の
半導体記憶装置の製造方法を示す工程順断面図である。
【0019】図2(a) に示すように、シリコン基板1
に、不純物拡散領域(図示せず),ゲート絶縁膜2およ
びゲート電極4からなるトランジスタを形成し、ゲート
電極4の表面にサイドウォール3を形成し、シリコン基
板1上に分離絶縁膜8を形成した後に、感光性ポリイミ
ド液20を全面に塗布する。そして、この感光性ポリイ
ミド液20の所定箇所に感光用入射光21を照射する。
この感光性ポリイミド液20は、光照射硬化型の液体で
あり、感光用入射光21の照射部分のみが硬化するもの
である。
【0020】次に、図2(b) に示すように、感光用入射
光21の非照射部分を溶剤で洗い流すことにより所定形
状のノード電極5aを形成する。そして、全面を酸化し
た後にLP−CVD法でSi3 4 膜を形成し、さらに
全面を酸化することにより、ONO膜(図示せず)を形
成した後、全面にドープトポリシリコン膜を形成し、フ
ォトリソ工程およびエッチング工程により所定領域にO
NO膜およびドープトポリシリコン膜を残置させること
により、所定形状のONO膜およびプレート電極(図示
せず)を形成する。
【0021】このように第1の実施例によれば、ノード
電極5aは、感光性ポリイミド液20の塗布工程および
感光用入射光21の照射工程のみで形成することができ
るため、従来と比較して非常に少ない工程数で容量部を
形成することができる。次に、図3はこの発明の第2の
実施例の半導体記憶装置の製造方法を示す工程順断面図
である。
【0022】図3(a) に示す工程では、第1の実施例と
同様に、シリコン基板1に、不純物拡散領域(図示せ
ず),ゲート絶縁膜2およびゲート電極4からなるトラ
ンジスタを形成し、ゲート電極4の表面にサイドウォー
ル3を形成し、シリコン基板1上に分離絶縁膜8を形成
する。その後、感光性ポリイミド液(図示せず)を塗布
し、この感光性ポリイミド液の所定箇所に感光用入射光
(図示せず)を照射するのであるが、この際、第2の実
施例では、感光用入射光と、シリコン基板1の表面から
の感光用入射光の反射光との間で定在波を形成する。こ
れにより、感光性ポリイミド液の側面に対する照射光に
濃淡が生じさせるによって、感光性ポリイミド液は、表
面から異なる深さで硬化することとなる。
【0023】その結果、側面に複数の凹凸を有するノー
ド電極5bを形成することができる。次に、図3(b) に
示すように、全面を酸化した後にLP−CVD法でSi
3 4 膜を形成し、さらに全面を酸化することにより、
ONO膜7を形成する。この際、ONO膜7は非常に薄
く形成されるため、ONO膜7の表面形状は、ノード電
極5bの側面の凹凸形状をそのまま転写したものとな
る。
【0024】その後、図3(c)に示すように、全面にド
ープトポリシリコン膜を形成し、フォトリソ工程および
エッチング工程により所定箇所にONO膜7およびドー
プトポリシリコン膜を残置させることにより、所定形状
のONO膜7およびプレート電極6を形成する。このよ
うに、第2の実施例によれば、ノート電極5bは、感光
性ポリイミド液の塗布工程および感光用入射光の照射工
程のみでノード電極5aを形成することができるため、
従来と比較して非常に少ない工程数で容量部を形成する
ことができる。また、感光用入射光の照射工程の際に、
定在波を生じさせることにより、ノード電極5bの側面
には、複数の凹凸を形成することができる。これによ
り、ノード電極5bの表面積を増大させることができ
る。したがって、従来と同様のパターン面積でありなが
ら従来よりも大きな容量を有する容量部を形成すること
ができる。
【0025】次に、図4はこの発明の第3の実施例の半
導体記憶装置の製造方法を説明するための工程順断面図
である。図4(a) に示すように、第1の実施例と同様
に、シリコン基板1に、不純物拡散領域(図示せず),
ゲート絶縁膜2およびゲート電極4からなるトランジス
タを形成し、ゲート電極4の表面にサイドウォール3を
形成し、シリコン基板1上に分離絶縁膜8を形成する。
その後、LP−CVD法により全面にドープトポリシリ
コンを堆積させ、フォトリソグラフィ工程およびエッチ
ング工程により、ノート電極形状の第1の導電性膜とな
るドープトポリシリコン膜9aを残置させる。このドー
プトポリシリコン膜9aは、ノード電極の内部となる。
その後、全面に、感光性ポリイミド液20を塗布する。
【0026】次に、図4(b) に示すように、ドープトポ
リシリコン膜9a上に塗布した感光性ポリイミド液20
に感光用入射光21を照射することにより、感光性ポリ
イミド液20を硬化させる。この際、感光用入射光21
と、シリコン基板1の表面からの感光用入射光21の反
射光(図示せず)との間で定在波を形成することで、第
2の導電性膜となる側面に複数の凹凸を有する感光性ポ
リイミド膜20aを形成する。この感光性ポリイミド膜
20aはノード電極の表部となる。
【0027】次に、図4(c)に示すように、感光用入射
光21の非照射部分を溶剤により除去することにより、
ドープトポリシリコン膜9aと、側面に複数の凹凸を有
する感光性ポリイミド膜21aとからなる所定形状のノ
ード電極5cを形成した後、ノード電極5c上に全面を
酸化した後にLP−CVD法でSi3 4 膜を形成し、
さらに全面を酸化することにより、ONO膜7を形成す
る。この際、ONO膜7は非常に薄く形成されるため、
ONO膜7の表面形状は、ノード電極5cの側面の凹凸
形状をそのまま転写したものとなる。
【0028】そして、図4(d) に示すように、全面にド
ープトポリシリコンを堆積させ、フォトリソグラフィ工
程およびエッチング工程により所定箇所にONO膜7お
よびドープトポリシリコン膜を残置させることにより、
所定形状のONO膜7およびプレート電極6を形成す
る。このように第3の実施例によれば、ドープトポリシ
リコン膜9aに塗布した感光性ポリイミド液20に感光
用入射光21を照射する工程の際に、定在波を生じさせ
ることにより、ノード電極5cの表面に複数の凹凸を形
成することができる。これにより、ノード電極5cの表
面積を増大させることができる。したがって、従来と同
様のパターン面積でありながら従来よりも大きな容量を
有する容量部を形成することができる。
【0029】また、ノード電極5cがシリコン基板1に
接する部分をドープトポリシリコン膜9aとすることに
より、感光性ポリイミド液20のポリイミドまたは溶媒
に含有されている可能性がある不純物の悪影響をなくす
ことができる。以上のように、第1および第2の実施例
によれば、感光性ポリイミド液20をを塗布した後に、
この塗布した感光性ポリイミド液20の所定領域に感光
用入射光21を照射して硬化させることにより、ノード
電極5a,5bを形成する。すなわち、ノード電極5
a,5bは感光性ポリイミド液20の塗布工程および感
光用入射光21の照射工程のみにより形成することによ
って、従来と比較してノード電極5a,5bの形成工程
数を削減することができる。したがって、従来と比較し
て容量部の形成工程数を削減することができる。
【0030】また、第2および第3の実施例によれば、
感光性ポリイミド液20に感光用入射光21を照射する
際に、感光用入射光21および感光用入射光21による
シリコン基板1からの反射光により定在波を発生させる
ことにより、ノード電極5b,5cの側面に凹凸を形成
することによって、従来と比較してノード電極5b,5
cの表面積を増大させることができる。したがって、従
来と比較してパターン面積が小さくても十分な容量を得
ることができる。
【0031】また、第3の実施例の構成によれば、シリ
コン基板1上にドープトポリシリコン膜9aを形成して
ノード電極5cの内部とし、ドープトポリシリコン膜9
a上に感光性ポリイミド液20を塗布した後に硬化させ
てノード電極5cの表部とする。すなわち、感光性ポリ
イミド液20をシリコン基板1と非接触とすることで、
感光性ポリイミド液20に含有されている可能性がある
不純物による悪影響をなくすことができる。
【0032】なお、この実施例では、ノード電極5cの
一部およびプレート電極6となる導電性膜の材料として
ドープトポリシリコン膜を用いたが、これに限らず、他
の導電性膜を用いても良い。また、この実施例では、絶
縁膜としてONO膜7を用いたが、これに限らず、他の
絶縁膜を用いても良い。
【0033】また、この実施例では、感光性ポリイミド
液20として、感光用入射光21の照射部分が硬化し、
非照射部分は溶剤で除去できる光照射硬化型の液体を用
いたが、これに限らず、感光用入射光21の非照射部分
が硬化し、照射部分を溶剤で除去できる光非照射硬化型
の液体を用いても良い。また、第3の実施例では、ドー
プトポリシリコン膜9aの表面に塗布した感光性ポリイ
ミド液20の全面に感光用入射光21を照射したが、ド
ープトポリシリコン膜9aの側面に塗布した感光性ポリ
イミド液20のみに感光用入射光21を照射すること
で、側面に凹凸を形成しても良く、また、定常波が生じ
た光の照射部分のみの感光性ポリイミドが残置し、非照
射部分の感光性ポリイミドは除去できるような光強度の
感光用入射光により全面を照射しても良い。
【0034】
【発明の効果】請求項1,2,3または4記載の半導体
記憶装置およびその製造方法によれば、ノード電極は、
光照射硬化型または光非照射硬化型の液体を塗布し、こ
の塗布した液体の所定領域を光の照射または非照射によ
り選択的に硬化させることにより形成したものである。
すなわち、ノード電極は、液体の塗布工程および光の照
射工程のみにより形成できるため、従来と比較してノー
ド電極の形成工程数を削減することができる。したがっ
て、従来と比較して容量部の形成工程数を削減すること
ができる。
【0035】また、請求項3,4,5または6記載の半
導体記憶装置およびその製造方法によれば、液体に光を
照射する際に、この照射光およびこの照射光による半導
体基板からの反射光により定在波を発生させることによ
り、ノード電極の側面に凹凸を形成することによって、
従来と比較してノード電極の表面積を増大させることが
できる。したがって、従来と比較してパターン面積が小
さくても十分な容量を得ることができる。
【0036】また、請求項5または6記載の半導体記憶
装置およびその製造方法によれば、半導体基板上に導電
性膜を形成してノード電極の内部とし、導電性膜上に光
照射硬化型または光非照射硬化型の液体を塗布した後に
硬化させてノード電極の表部とする。すなわち、光照射
硬化型または光非照射硬化型の液体を半導体基板と非接
触とすることで、液体に含有されている可能性がある不
純物による悪影響をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の半導体記憶装置の構成を
示す断面図である。
【図2】この発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を示す工程順断面図である。
【図3】この発明の第2の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を示す工程順断面図である。
【図4】この発明の第3の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を説明するための工程順断面図である。
【図5】従来の半導体記憶装置の構成を示す断面図であ
る。
【図6】従来の半導体記憶装置の製造方法を説明するた
めの工程順断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板(半導体基板) 5a ノード電極 5b ノード電極 5c ノード電極 6 プレート電極 7 ONO膜(絶縁膜) 9a ドープトポリシリコン膜(第1の導電性膜) 20 感光性ポリイミド液(液体) 21 感光用入射光(光) 20a 感光性ポリイミド膜(第2の導電性膜)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性膜からなるノード電極上に、絶縁
    膜を介して導電性膜からなるプレート電極を形成した容
    量部を有する半導体記憶装置であって、 前記ノード電極が、光照射硬化型または光非照射硬化型
    の導電性膜であることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 トランジスタを形成した半導体基板上に
    光照射硬化型または光非照射硬化型の液体を塗布する工
    程と、 この塗布した液体の所定領域を光の照射または非照射に
    より選択的に導電性膜からなるノード電極を形成する工
    程と、 このノード電極上に絶縁膜を形成する工程と、 この絶縁膜上に導電性膜からなるプレート電極を形成す
    る工程とを含む半導体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 ノード電極の側面に凹凸を形成した請求
    項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 液体に光を照射する際に、この照射光お
    よびこの照射光による半導体基板からの反射光により定
    在波を発生させることによって、ノード電極の側面に凹
    凸を形成することを特徴とする請求項2記載の半導体記
    憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 導電性膜からなるノード電極上に、絶縁
    膜を介して導電性膜からなるプレート電極を形成した容
    量部を有する半導体記憶装置であって、 前記ノード電極の表部が、側面に凹凸を有し、光照射硬
    化型または光非照射硬化型の導電性膜であることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 トランジスタを形成した半導体基板上に
    ノード電極の内部となる第1の導電性膜を形成する工程
    と、 この第1の導電性膜上に光照射硬化型または光非照射硬
    化型の硬化する液体を塗布する工程と、 この塗布した液体を光の照射または非照射により硬化さ
    せるとともに、照射光およびこの照射光による前記半導
    体基板からの反射光により定在波を発生させることによ
    って、側面に凹凸を有するノード電極の表部となる第2
    の導電性膜を形成する工程と、 この第2の導電性膜上に絶縁膜を形成する工程と、 この絶縁膜上に導電性膜からなるプレート電極を形成す
    る工程とを含む半導体記憶装置の製造方法。
JP4175160A 1992-07-02 1992-07-02 半導体記憶装置およびその製造方法 Pending JPH0621383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4175160A JPH0621383A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 半導体記憶装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4175160A JPH0621383A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 半導体記憶装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0621383A true JPH0621383A (ja) 1994-01-28

Family

ID=15991315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4175160A Pending JPH0621383A (ja) 1992-07-02 1992-07-02 半導体記憶装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0621383A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5811903A (en) * 1995-09-26 1998-09-22 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Motor
US6166889A (en) * 1997-05-21 2000-12-26 Nec Corporation Floppy disk device
US6317287B1 (en) 1995-04-07 2001-11-13 Copal Company Limited Motor with output shaft having lead screw portion and pre-load generating mechanism

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6317287B1 (en) 1995-04-07 2001-11-13 Copal Company Limited Motor with output shaft having lead screw portion and pre-load generating mechanism
US5811903A (en) * 1995-09-26 1998-09-22 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Motor
US6166889A (en) * 1997-05-21 2000-12-26 Nec Corporation Floppy disk device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20020039839A (ko) 반도체 소자의 제조방법
US5922516A (en) Bi-layer silylation process
JP3261435B2 (ja) 周辺回路内にトランジスタを形成する方法
JPH0621383A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH07130631A (ja) パターン形成方法及びそれを利用した半導体記憶装置の製造方法
JPH0831577B2 (ja) 高集積半導体素子の製造方法
KR100246804B1 (ko) 반도체 소자의 전하저장전극 형성방법
KR100275934B1 (ko) 반도체장치의 미세도전라인 형성방법
KR100313957B1 (ko) 커패시터 제조방법
KR0142662B1 (ko) 광간섭 무늬를 이용한 캐패시터의 전하저장전극 형성방법
KR960006717B1 (ko) 디램셀의 저장전극 제조방법
JP2655371B2 (ja) 半導体装置のマスクパターン形成方法
US6150215A (en) Avoiding abnormal capacitor formation by an offline edge-bead rinsing (EBR)
JP2827001B2 (ja) キャパシタの製造方法
KR100298426B1 (ko) 반도체메모리장치의제조방법
KR100557923B1 (ko) 반도체 메모리 소자의 제조방법
KR100246467B1 (ko) 위상반전마스크의 사이드 로브를 이용하는 반도체 소자의 캐패시터 제조방법
KR100273684B1 (ko) 높은커플링을 갖는 비휘발성 메모리 소자 제조방법
KR0147266B1 (ko) 반도체 캐패시터의 제조방법
KR100382537B1 (ko) 반도체소자의커패시터제조방법
JPS62165329A (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
KR100277875B1 (ko) 커패시터 제조방법
KR20000007539A (ko) 반도체 장치의 제조 방법
JPS6040184B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100382536B1 (ko) 커패시터의구조및제조방법