JPH07130631A - パターン形成方法及びそれを利用した半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

パターン形成方法及びそれを利用した半導体記憶装置の製造方法

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JPH07130631A
JPH07130631A JP5276730A JP27673093A JPH07130631A JP H07130631 A JPH07130631 A JP H07130631A JP 5276730 A JP5276730 A JP 5276730A JP 27673093 A JP27673093 A JP 27673093A JP H07130631 A JPH07130631 A JP H07130631A
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resist
forming
resist film
pattern
film
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JP5276730A
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Manabu Nishikawa
西川  学
Katsuji Mabuchi
勝司 馬渕
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工程数を削減しつつ、光リソグラフィ技術の
限界を越えた微細幅のパターンを形成すること。 【構成】 レジスト膜3に紫外線光を照射すると、レ
ジスト膜3は周囲から徐々に硬化していくので、この紫
外線光の照射を調整することで、このレジスト膜3の上
面部4及び側面部5に硬化部を形成することができる。
その後、レジスト膜3上面部4を除去することにより、
レジスト膜3内部の未硬化部6を露出させ且つこれを除
去すると、硬化した側面部5のみが残存する。この、側
面部5の幅は、紫外線光の調整しだいで自由に設定でき
るので、リソグラフィ以下の寸法も可能となる。この技
術により作成されたパターンは、スタック型キャパシタ
の下部電極に凹凸を設けて、その表面積を拡大し、蓄積
容量を増大させるためのマスクとして利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置における微
細パターンの形成方法及びそれを利用した半導体記憶装
置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体装置において配線パタ
ーンの形成には光リソグラフィ技術が用いられている。
例えば、半導体基板上に化学増感型の電離放射線レジス
トを形成した後、所定のパタ−ンの露光を行い、露光後
のベ−クの際にレジスト表面を強制的にベ−クし、その
後現像するようにして高精度のパタ−ンを得ることが特
開平3−101218号公報(H01L21/027)
に示されている。
【0003】しかしながら、このような光リソグラフィ
技術にあっては、近年、要求される素子の最小線幅が、
転写に用いられている光の波長と同等になってきたため
に、その寸法に限界が生じてきた。例えば、現在開発が
進められている64MDRAMでは、i線(波長:0.
365μm)が光源として用いられる可能性が高いが、
このi線を用いた場合、最小線幅は0.35μm〜0.
4μmが限度である。
【0004】そこで、リソグラフィ技術の解像限界以下
の微細パターンを形成する方法としてサイドウォールス
ペーサを利用する技術が、特開平5−13384号公報
(H01L21/302)に示されている。これを、図
9に基づいて説明する。まず、半導体基板51上にレジ
スト膜52を塗布した後、所定の個所53を露光して硬
化させる(図9A)。
【0005】更に、この露光した個所53の上層を改質
してシリル化し、このシリル化層54をマスクとして、
露光していないレジスト膜52を途中までエッチングす
る(図9B)。次に、レジスト膜52及びシリル化層5
4の上にシリコン窒化膜55を堆積し(図9C)、これ
を異方性全面エッチバックして、前記シリル化層54の
側壁に、サイドウォール56を形成する(図9D)。
【0006】最後に、前記サイドウォール56をマスク
として、前記レジスト膜52及びシリル化層54をエッ
チング除去すると、サイドウォール56の幅だけの微細
なパターンが残存する(図9E)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例にあっては、シ
リル化層を形成したり、サイドウォールを形成するため
の工程数が多く、製造に手間がかかるという問題があ
る。また、レジストが残存する基板にSi窒化膜を堆積
する必要があることから、汚染対策のため、専用炉が必
要となる問題もある。
【0008】本発明は斯かる問題点に鑑み、微細幅のパ
ターン及びそれを利用した大容量の半導体記憶装置を容
易に製造することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明におけるパタ
ーン形成方法は、パターン形成領域の上にレジスト膜を
形成する工程と、このレジスト膜の上面及び側面に硬化
部を形成する工程と、前記レジスト膜上面の硬化部を除
去する工程と、前記レジスト膜内部の未硬化部分を除去
してレジスト硬化パターンを形成する工程とを行うもの
である。
【0010】また、第2の発明における半導体記憶装置
の製造方法は、半導体基板の上に導電層を形成する第1
の工程と、この導電層におけるキャパシタの下部電極形
成予定領域の上に、レジストパターンを形成する第2の
工程と、前記パターニングされたレジスト膜の上面及び
側面に硬化部を形成する第3の工程と、前記レジスト上
面の硬化部を除去する第4の工程と、前記第2乃至第4
のいずれかの工程の後に、前記レジスト膜をマスクとし
て、前記導電層を下部電極領域として加工する第5の工
程と、前記レジスト膜内部の未硬化部分を除去してレジ
スト硬化パターンを形成する第6の工程と、この硬化パ
ターンをマスクとして、前記下部電極領域の厚みを減少
させて下部電極として加工する第7の工程と、前記硬化
パターンを除去する第8の工程と、前記下部電極の上に
容量絶縁層を介して上部電極を形成する第9の工程とを
行うものである。
【0011】また、第3の発明におけるパターン形成方
法は、パターン形成領域の上に、除去するための条件が
異なる少なくとも2層構造からなるレジスト膜を形成す
る工程と、少なくとも下層レジストの側面に硬化部を形
成する工程と、上層レジストを除去する工程と、前記下
層レジスト内部の未硬化部分を除去してレジスト硬化パ
ターンを形成する工程とを行うものである。
【0012】また、第2の発明における半導体記憶装置
の製造方法は、半導体基板の上に導電層を形成する第1
の工程と、この導電層におけるキャパシタの下部電極形
成予定領域の上に、除去するための条件が異なる少なく
とも2層構造からなるレジス膜を形成する第2の工程
と、前記レジスト膜の少なくとも下層レジストの側面に
硬化部を形成する第3の工程と、上層レジストを除去す
る第4の工程と、前記第2乃至第4のいずれかの工程の
後に、前記レジスト膜をマスクとして、前記導電層を下
部電極領域として加工する第5の工程と、前記下層レジ
スト内部の未硬化部分を除去してレジスト硬化パターン
を形成する第6の工程と、前記硬化パターンをマスクと
して、前記下部電極領域の厚みを減少させて下部電極と
して加工する第7の工程と、前記硬化パターンを除去す
る第8の工程と、この上に容量絶縁層を介して上部電極
を形成する第9の工程とを行うものである。
【0013】
【作用】即ち、レジスト膜に紫外線光を照射すると、レ
ジスト膜は周囲から徐々に硬化していくので、この紫外
線光の照射を調整することで、このレジスト膜の上面及
び側面に硬化部を形成することができる。その後、レジ
スト膜上面の硬化部を除去することにより、レジスト膜
内部の未硬化部分を露出させ且つこれを除去すると、レ
ジスト側面の硬化部分のみが残存する。
【0014】この、レジスト側面の硬化部分の幅は、紫
外線光の調整しだいで自由に設定できるので、リソグラ
フィ以下の寸法も可能となる。前記硬化部は、レジスト
膜に、ヒ素イオン(As+)、リンイオン(P+)又はフ
ッ化ボロンイオン(BF2 +)を照射することによっても
形成できる(月刊Semiconductor World 1993,3,P118に
詳しい)。
【0015】また、同様に、レジスト内部の未硬化部分
を露出させるために、レジスト上部を除去しやすいよう
に、レジスト膜を、除去するための条件が異なる少なく
とも2層構造とし、下層レジストの側面に硬化部を形成
した後に、この上層レジストを除去することもできる。
これらの技術により作成された微細パターンは、スタッ
ク型キャパシタの下部電極に凹凸を設けて、その表面積
を拡大し、蓄積容量を増大させるためのマスクとして利
用できる。
【0016】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1に基づいて説明
する。図1は本発明による微細パターンを製造するプロ
セスを示す断面図である。 工程1:半導体基板1上に、ポジ型レジスト膜2を塗布
し、所定個所3を露光する(図1A)。
【0017】工程2:前記レジスト膜2の露光されてい
ない個所を除去した後、レジスト膜3に紫外線光(紫外
線ランプの照度:750mW/cm2、紫外線光の波
長:200〜300nm、照射時間:60秒)を照射す
る。すると、前記レジスト膜3はその周囲から徐々に硬
化していく。レジスト膜3の上面部4及び側面部5が硬
化した時点で、紫外線光の照射を停止する(図1B)。
【0018】工程3:前記レジスト膜3の硬化した上面
部4のみを除去するために、O2系のガスを用いたRI
E(Reactive Ion Etching)により、異方性エッチングを
行う。すると、前記半導体基板1の上にはレジスト膜3
の内、硬化した側面部5と中心の未硬化部6が残る(図
1C)。 工程4:第3工程で得た半導体基板1を酢酸アミル溶液
に浸す。すると、前記レジスト膜3の未硬化部6が除去
され、硬化した側面部5のみが残存する。即ち、この側
面部5が微細幅のレジストパターンとなる。その後は、
このレジストパターンをマスクとして、例えば、半導体
基板1にイオン注入したり、又はエッチング加工したり
すればよい(図1D)。
【0019】以上のように、本実施例では、側面部5の
幅がそのまま微細パターンの幅となるため、紫外線光の
照射条件を調整することにより、リソグラフィの限界以
下(例えば、0.1μm)の線幅を得ることも可能であ
る。尚、前記レジスト膜3に硬化部を形成するには、前
述した通り、イオン注入によっても可能であるが、その
場合は、未硬化部6を除去するために、第4工程で酢酸
イソペンチル溶液を使用すればよい。また、レジスト膜
2は、ポジ型を用いているが、もちろんネガ型を用いて
もよい。
【0020】次に、この第1実施例の技術を応用して、
スタック型メモリセルを製造するための例を図2乃至図
5に基づいて説明する。図2乃至図5は、スタック型メ
モリセルを製造するプロセスを順次示した断面図であ
る。 工程:LOCOS(Local Oxidation of Silicon)法に
より、p型半導体基板1上にフィールド酸化膜7を形成
することにより、アクティブ領域を形成する。そして、
このアクティブ領域上に膜厚50〜200Å程度のゲー
ト酸化膜8aを形成し、更にその上に、不純物がドーピ
ングされたポリシリコンによるゲート電極(ワード線)
8を形成する。それと同時に、ゲート電極8と隣接する
ワード線9をフィールド酸化膜7上に形成する。ワード
線9は、ゲート電極8と同様に、不純物がドーピングさ
れたポリシリコンによって形成する。
【0021】更に、前記ゲート電極8の両側の半導体基
板1の表面にn型不純物をドーピングすることにより、
ソース領域10及びドレイン領域11を形成し、上述の
構造の表面全体に、LPCVD(Low Pressure Chemical
Vapour Deposition)法により、膜厚1500Å程度の
層間絶縁膜(シリコン酸化膜)12を堆積する(図2
A)。
【0022】工程:リソグラフィ技術及びエッチング
技術を用いて、前記層間絶縁膜12に前記ソース領域1
0に通じるコンタクトホール13を形成した後、全面
に、LPCVD法により、膜厚3000Å程度のポリシ
リコン層14を堆積し、更に、ポリシリコン層14に導
電性を与えるためにリン(P)をドープする。これによ
り、前記ポリシリコン層14は、前記ソース電極10と
電気的に接続された状態となる(図2B)。
【0023】工程:前記ポリシリコン層14をキャパ
シタの下部電極として加工するために、ポリシリコン層
14の上に、フォトレジスト塗布、マスク露光、現像等
の作業を経て、レジスト膜15(例えば(株)東京応化
製ポジ型レジストOFPR−800)を形成する(図2
C)。 工程:前記レジスト膜15に紫外線光を照射すること
により、レジストの上面部16及び側面部17を硬化さ
せる(もちろん、前述の如く、イオン照射により硬化さ
せてもよい)(図3D)。
【0024】工程:ECR(Electron Cyclotron Reso
nance)プラズマエッチング法により、前記レジスト膜1
5をマスクとして、前記ポリシリコン層14を例えば1
500Å程度エッチング除去する(図3E)。尚、この
工程は、前記工程又は次の工程の後に行ってもよ
い。 工程:O2系ガスを用いたRIE法により異方性エッ
チングを行い、前記レジスト膜15の硬化した上面部1
6のみを除去する(図4F)。
【0025】工程:工程で得た半導体基板1を酢酸
アミル溶液に浸す。すると、前記レジスト膜15の未硬
化部18が除去され、硬化した側面部17のみが残存す
るこれにより、前記ポリシリコン層14の上に微細幅の
レジストパターンが形成される(図4G)。 工程:ECRプラズマエッチング法により、前記側面
部17をマスクとして、前記ポリシリコン層14を再度
1500Å程度エッチングし、下部電極19として加工
する。その後、前記側面部17をO2プラズマアッシン
グで除去する。この下部電極19の形状は王冠形状に似
ているので、クラウン型キャパシタとも呼ばれる(図4
H)。
【0026】工程:工程の基板の表面全体に、LP
CVD法により、100Å程度のシリコン窒化膜を堆積
し、熱酸化することにより、前記下部電極19の周囲
に、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜(SiO2/Si3
4)の誘電体膜からなる容量絶縁膜20を形成する。
更に、全面に、LPCVD法により、2000Å程度の
ポリシリコン膜21を堆積し、導電性を与えるためにリ
ン(P)をドープする。
【0027】その後、フォトリソグラフィ技術及びエッ
チング技術により、前記ポリシリコン膜21をキャパシ
タの上部電極22として加工する(図5I)。以上の如
く形成されたスタック型メモリセルにあっては、下部電
極19がクラウン形状を構成してその表面積が拡大され
るので、結果として、蓄積容量も増大する。
【0028】次に、本発明の第2の実施例を図6乃至図
8に基づいて説明する。第1実施例では、微細パターン
形成方法の一例とそれをスタック型キャパシタの形成に
応用した例とに分けて説明したが、この第2実施例で
は、一度で説明する。 工程a:LOCOS(Local Oxidation of Silicon)法に
より、p型半導体基板23上にフィールド酸化膜24を
形成することにより、アクティブ領域を形成する。そし
て、このアクティブ領域上に膜厚50〜200Å程度の
ゲート酸化膜25を形成する。次に、このゲート酸化膜
25上に、不純物がドーピングされたポリシリコンによ
るゲート電極(ワード線)26を形成する。それと同時
に、ゲート電極26と隣接するワード線27をフィール
ド酸化膜24上に形成する。ワード線27は、ゲート電
極26と同様に、不純物がドーピングされたポリシリコ
ンによって形成する。
【0029】更に、前記ゲート電極26の両側の半導体
基板23の表面にn型不純物をドーピングすることによ
り、ソース領域28及びドレイン領域29を形成する
(図6A)。 工程b:上述の構造の表面全体に、LPCVD法によ
り、膜厚1500Å程度の層間絶縁膜(シリコン酸化
膜)30を堆積し、リソグラフィ技術及びエッチング技
術を用いて、前記層間絶縁膜30に前記ソース領域28
に通じるコンタクトホール31を形成する(図6B)。
【0030】工程c:全面に、LPCVD法により、膜
厚3000Å程度のポリシリコン層32を堆積し、更
に、ポリシリコン層32に導電性を与えるためにリン
(P)をドープする。これにより、前記ポリシリコン層
32は、前記ソース電極28と電気的に接続された状態
となる(図6C)。 工程d:前記ポリシリコン層32の上に、除去するため
の条件が異なる2層構造のレジスト膜を塗布する。下層
レジスト膜33としては、例えば(株)東京応化製のポ
ジ型レジストOEBR−1000を用い、約1μmの厚
みに塗布して温度120℃で30分間ベークする。更
に、上層レジスト膜34として、例えば(株)東京応化
製のポジ型レジストOFPR−800を用い、約1μm
の厚みに塗布して温度80℃で10分間ベークする(図
6D)。
【0031】工程e:波長365nmの紫外線光を用い
たマスク露光及びアルカリ製現像液による約1分間の現
像作業を経て、前記上層レジスト膜34を所定形状にパ
ターニングする(図7E)。 工程f:前記上層レジスト膜34をマスクとして、O2
ガスを用いた異方性エッチングを行い、前記下層レジス
ト膜33を同様にパターニングする。更に、上、下層レ
ジスト膜33、34に紫外線光を照射すると、その性質
上、下層レジスト膜34の側面部35が硬化する(図7
F)。
【0032】工程g:前記上、下層レジスト膜33、3
4をマスクとして、RIE法により前記多結晶シリコン
膜32を異方性エッチングする(図7G)。尚、この工
程は、前記工程fにおいて下層レジスト膜33をパター
ニングした後又は次の工程hの後に行ってもよい。 工程h:工程gで作成した基板全体をエタノール溶液に
浸す。すると、前記上層レジスト膜33のみが除去さ
れ、下層レジスト膜34が残る(図8H)。
【0033】工程i:工程で得た半導体基板23をO
EBR用現像液に浸す。すると、前記下層レジスト膜3
4の未硬化部36が除去され、硬化した側面部35のみ
が残存する。これにより、前記ポリシリコン層32の上
に微細幅のレジストパターンが形成される(図8I)。 工程j:RIE法により、前記側面部35をマスクとし
て、前記ポリシリコン層35を再度2000Å程度エッ
チングし、下部電極37として加工する(図8J)。
【0034】その後は第1実施例の工程と同様に、前
記側面部35を除去し、容量絶縁膜及び上部電極を順次
形成する。以上、第1及び第2実施例のスタック型キャ
パシタ構造にあっては、レジストの硬化した側面部1
7、35をマスクとしてエッチングして、下部電極1
9、37をクラウン形状に形成するので、従来のクラウ
ン形状の構造に比べて、蓄積容量を維持しつつ、10〜
40%の高さを削減できる。従って、基板表面の凹凸を
軽減でき、その後の配線形成作業が容易になる。しか
も、マスク数を大幅に削減することができ、キャパシタ
の製造が簡略化される。
【0035】
【発明の効果】本発明のパターン形成方法にあっては、
パターンを形成する過程におけるプロセス数を削減する
ことができ、ひいては製造コストを低減することができ
る。しかも、従来の光リソグラフィ技術でもって、その
限界を越えた微細幅の配線パターンを形成することがで
きる。
【0036】また、この技術を応用し、高さを抑え且つ
大容量のクラウン形状のスタック型キャパシタを容易に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における微細パターン形
成プロセスを順次示した断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるパターン形成プ
ロセスを応用したスタック型キャパシタの製造プロセス
を順次示した断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるパターン形成プ
ロセスを応用したスタック型キャパシタの製造プロセス
を順次示した断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例におけるパターン形成プ
ロセスを応用したスタック型キャパシタの製造プロセス
を順次示した断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例におけるパターン形成プ
ロセスを応用したスタック型キャパシタの製造プロセス
を順次示した断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例におけるパターン形成プ
ロセスを応用したスタック型キャパシタの製造プロセス
を順次示した断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例におけるパターン形成プ
ロセスを応用したスタック型キャパシタの製造プロセス
を順次示した断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるパターン形成プ
ロセスを応用したスタック型キャパシタの製造プロセス
を順次示した断面図である。
【図9】従来例における微細パターン形成プロセスを順
次示した断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板(パターン形成領域) 3、15 レジスト膜 4、16 上面部(硬化部) 5、17、35 側面部(硬化部) 6、18 未硬化部 14、32 ポリシリコン(導電層、パターン形成領
域) 19、37 下部電極 20 容量絶縁層 22 上部電極 33 下層レジスト膜 34 上層レジスト膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/8242 27/108

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターン形成領域の上にレジスト膜を形
    成する工程と、このレジスト膜の上面及び側面に硬化部
    を形成する工程と、前記レジスト膜上面の硬化部を除去
    する工程と、前記レジスト膜内部の未硬化部分を除去し
    てレジスト硬化パターンを形成する工程とを行うことを
    特徴としたパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板の上に導電層を形成する第1
    の工程と、 この導電層におけるキャパシタの下部電極形成予定領域
    の上に、レジストパターンを形成する第2の工程と、 前記パターニングされたレジスト膜の上面及び側面に硬
    化部を形成する第3の工程と、 前記レジスト膜上面の硬化部を除去する第4の工程と、 前記第2乃至第4のいずれかの工程の後に、前記レジス
    ト膜をマスクとして、前記導電層を下部電極領域として
    加工する第5の工程と、 前記レジスト膜内部の未硬化部分を除去してレジスト硬
    化パターンを形成する第6の工程と、 この硬化パターンをマスクとして、前記下部電極領域の
    厚みを減少させて下部電極として加工する第7の工程
    と、 前記硬化パターンを除去する第8の工程と、 前記下部電極の上に容量絶縁層を介して上部電極を形成
    する第9の工程と、 を含むことを特徴とした半導体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 パターン形成領域の上に、除去するため
    の条件が異なる少なくとも2層構造からなるレジスト膜
    を形成する工程と、少なくとも下層レジストの側面に硬
    化部を形成する工程と、上層レジストを除去する工程
    と、前記下層レジスト内部の未硬化部分を除去してレジ
    スト硬化パターンを形成する工程とを行うことを特徴と
    したパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板の上に導電層を形成する第1
    の工程と、 この導電層におけるキャパシタの下部電極形成予定領域
    の上に、除去するための条件が異なる少なくとも2層の
    構造からなるレジスト膜を形成する第2の工程と、 前記レジスト膜の少なくとも下層レジストの側面に硬化
    部を形成する第3の工程と、 上層レジストを除去する第4の工程と、 前記第2乃至第4のいずれかの工程の後に、前記レジス
    ト膜をマスクとして、前記導電層を下部電極領域として
    加工する第5の工程と、 前記下層レジスト内部の未硬化部分を除去してレジスト
    硬化パターンを形成する第6の工程と、 前記硬化パターンをマスクとして、前記下部電極領域の
    厚みを減少させて下部電極として加工する第7の工程
    と、 前記硬化パターンを除去する第8の工程と、 この上に容量絶縁層を介して上部電極を形成する第9の
    工程と、 を含むことを特徴とした半導体記憶装置の製造方法。
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