JPH06211473A - エレベータドアの異常通報装置 - Google Patents

エレベータドアの異常通報装置

Info

Publication number
JPH06211473A
JPH06211473A JP353393A JP353393A JPH06211473A JP H06211473 A JPH06211473 A JP H06211473A JP 353393 A JP353393 A JP 353393A JP 353393 A JP353393 A JP 353393A JP H06211473 A JPH06211473 A JP H06211473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
abnormality
elevator
timer
detecting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP353393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Okuda
博幸 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Priority to JP353393A priority Critical patent/JPH06211473A/ja
Publication of JPH06211473A publication Critical patent/JPH06211473A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベータのドアの異常を適確に検出して監
視センタに通報するエレベータドアの異常通報装置の提
供。 【構成】 ドアの開放状態を検出するドア開放検出手段
15と、利用客を検出する利用客検出手段7と、ドアの
開放および利用客の発生を検出すると起動するタイマ1
0及び20と、エレベータの異常を利用客に通報する通
報手段22と、タイマ10のカウントアップで作動し、
監視センタ14にドア異常の通報を行う通信装置12と
を設ける。 【効果】 保守員が無駄に派遣されることが防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのドアの異
常を検出して異常通報を行うエレベータドアの異常通報
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータではドアの開閉が正常に行わ
れることが、安全運転のためには必要であり、このため
に実開昭56−116374号公報では、例えばシル溝
に異物が挟まりエレベータドアが閉じなくなると、直ち
にビルの管理人室にエレベータドアの異常通報を行う通
報装置が開示され、特開昭63−176280号公報に
は、エレベータドアが予め定めた所定時間を越えて開放
状態にあると、通信回線を介して監視センタに異常の通
報を行う遠隔監視装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の実開昭56−1
16374号公報に開示の通報装置では、エレベータド
アに異常が発生して管理人室に異常通報が行われても、
管理人が不在であると対応処置が取られるまでに時間が
かかり、エレベータの異常状態が長時間にわたって復旧
されないことがある。また、特開昭63−176280
号公報に開示の監視装置の場合には、ドア開放スイッチ
を操作して行われる荷物の搬入・搬出作業が所定時間を
越えた場合でも監視センタに異常の通報が行われ、監視
センタの保守員がドアが異常でないのに現場に派遣され
る場合があった。
【0004】本発明は、前述したようなこの種のドア異
常通報の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は
エレベータのドアの異常を適確に検出して監視センタに
通報するエレベータドアの異常通報装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的は、エレベータ
のドアが開放状態にあることを検出するドア開放検出手
段と、前記エレベータに利用客が発生したことを検出す
る利用客検出手段と、前記ドア開放検出手段が前記ドア
の開放を検出し、且つ前記利用客検出手段が前記利用客
の発生を検出すると起動し、予め設定した所定時間をカ
ウントする第1、第2のタイマと、第1のタイマのカウ
ントアップで作動し、エレベータの異常を利用客に通報
する通報手段と、第2のタイマのカウントアップで作動
し、複数のエレベータを遠隔的に監視する監視センタに
備えられ、通信回線を介して前記エレベータのドア異常
の通報を行う通報手段とを設けることにより達成され
る。
【0006】
【作用】このような構成なので、ドア開放検出手段がエ
レベータのドアが開放状態にあることを検出し、且つ利
用客検出手段が当該エレベータの利用客が発生したこと
を検出すると、第1、第2のタイマが起動され、まず、
第1のタイマが予め設定した所定時間をカウントする
と、エレベータの異常を利用客に通報する通報手段が作
動し、次に第2のタイマが予め設定した所定時間をカウ
ントすると監視センタへの通報手段が作動して、監視セ
ンタに通信回線を介して当該エレベータのドア異常の通
報が行われる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照して説明する。ここで、図1は本発明の一実施例を示
すブロック図であり、図2はエレベータの乗かご内部の
説明図である。本実施例は乗かご内のドア開放スイッチ
でのドア開放に本発明を適用した場合であり、図2に示
すように乗かご2内にはエレベータドアDの側壁に運転
盤3が設けてあり、この運転盤3にはかご呼釦3aと、
ドア開放スイッチ9を含む各種の操作スイッチを具備す
るスイッチボックス3bとが設けてあり、かご上には利
用客に異常を知らせるためのブザーZが設けてある。ま
た、図1に示すようにエレベータの動作を制御するエレ
ベータ制御回路1に、利用客検出手段7の入力端子が接
続してあり、この利用客検出手段7の出力端子と、ドア
開放検出手段15の出力端子とがAND回路8に接続し
てある。
【0008】ここで、利用客検出手段7は、かご呼釦3
aの操作で信号が出力されるかご呼検出手段4の出力端
子と、乗場釦bの操作で信号が出力される乗場呼検出手
段5の出力端子とをOR回路6に接続した構成にしてあ
る。また、ドア開放検出手段15は、直流電源端子Pと
アース間に、ドア開放スイッチ9の接点9aと抵抗rと
を互いに接続した構成にしてある。
【0009】前記AND回路8の出力端子は、予め設定
した所定時間(例えば8分)をカウントすると時限信号
を出力する第1のタイマ20の入力端子20Iと、第1
のタイマ20より大きな時限で設定した所定時間(例え
ば10分)をカウントすると時限信号を出力するタイマ
10の入力端子10Iに接続してある。第1のタイマ2
0の出力端子は、利用客に異常を通報するための通報手
段21に接続してあり、通報検出手段21の出力端子は
利用客に異常を通報する通報装置22に接続してある。
ここで、通報装置22は、図2ではかご上に設けてある
ブザーZを示す。また、第2のタイマ10の出力端子は
異常検出装置11の入力端子に接続してあり、異常検出
装置11の出力端子は、異常の通報を行う通報手段であ
る通信装置12の入力端子に接続してある。そして、通
信装置12が通信回線13を介して、エレベータの動作
を監視する監視センタ14に接続してある。
【0010】次に、このような構成の実施例の動作を説
明する。例えば荷物を積み込んだ乗かごが目的階に到着
し、荷物を運搬してきた利用客がドア開放スイッチ9を
操作すると、接点9aがONとなりこの接点9aに接続
してあるAND回路8の一方の入力端子の信号の理論値
は“1”となる。この場合、当該エレベータに新しい利
用客が発生せず、かご呼釦3aも乗場釦bも操作されな
いと、AND回路8の出力端子の信号の理論値は“0”
であり、タイマ10が起動することはない。一方、当該
エレベータに新しい利用客が発生し、かご呼釦3a或い
は乗場釦bが操作されると、AND回路8のOR回路6
に接続される他方の入力端子の信号の理論値が“1”と
なり、AND回路8の出力端子の信号の理論値が“1”
となるのでタイマ20及びタイマ10が起動する。先
ず、タイマ20が所定時間例えば8分をカウントする
と、タイマ20から時限信号が通報検出手段21に出力
され、通報検出手段21は利用客に異常を知らせる通報
装置22に信号を出力する。通報装置22が、例えば図
2に示すかご上ブザーZであった場合、通報手段は、ブ
ザーの連続音または断続音による信号となる。もし、ド
アの開放が人為的なものである場合、この通報により、
他の利用客がいるのが分かるので、直ちにドア開放スイ
ッチ9aを復旧すれば、AND回路8の出力信号は
“0”となり、タイマ20、10はキャンセルされる。
次に、第2のタイマ10が所定時間例えば10分をカウ
ントすると、タイマ10から時限信号が異常検出装置1
1に出力され、異常検出装置11は異常信号を出力す
る。この時同時にタイマ10からの時限信号は通報検出
手段21にも信号を出力し、この時点で利用客への通報
は終了する。この異常信号が通信装置12に入力する
と、通信装置12からは当該エレベータのドア異常通報
が、通信回線13を介して監視センタ14に送信され
る。そこで監視センタ14の監視員は、当該エレベータ
ドアに異常が発生したことを把握し、先ず当該エレベー
タが設置されているビルの管理人に、ドア開放スイッチ
9がON状態で放置されている場合には、ドア開放スイ
ッチ9をOFFに戻すように連絡する。そして、ドア開
放スイッチ9が最初からOFFとなっていたか、管理人
がドア開放スイッチ9をOFFにしても依然ドア異常の
状態が継続する場合には、保守技術者を現場に派遣して
当該エレベータの復旧作業を行わせる。
【0011】このように実施例によると、エレベータの
ドアが開状態を継続する異常が発生すると、当該エレベ
ータに利用客が発生した時点から、所定時間経過後に先
ず、利用客に対する異常通報がなされるので、例えば荷
物の搬出・搬入によって異常の通報が行われることが防
止され、保守員が異常のない現場に無駄に派遣されるこ
とがなくなる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ドア開
放検出手段がエレベータのドアが開放状態にあることを
検出し、且つ利用客検出手段が当該エレベータに利用客
が発生したことを検出した時点から、タイマが予め設定
した所定時限をカウントすると、先ず、利用客に対する
異常通報がなされ、それでも復旧しない場合は通報手段
が作動して、監視センタに適確なドア異常の通報が行わ
れるので、例えば荷物の搬入・搬出でドアの異常通報が
行われ、保守員が無駄に派遣されることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】エレベータの乗かご内部の説明図である。
【符号の説明】
1 エレベータ制御回路 2 乗かご 3 運転盤 3a かご呼釦 3b スイッチボックス 4 かご呼検出手段 5 乗場呼検出手段 6 OR回路 7 利用客検出手段 8 AND回路 9 ドア開放スイッチ 9a 接点 10 タイマ 11 異常検出装置 12 通信装置 13 通信回線 14 監視センタ 20 タイマ 21 通報検出手段 22 通報装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータのドアが開放状態にあること
    を検出するドア開放検出手段と、前記エレベータに利用
    客が発生したことを検出する利用客検出手段と、前記ド
    ア開放検出手段が前記ドアの開放を検出し、且つ前記利
    用客検出手段が前記利用客の発生を検出すると起動し、
    予め設定した所定時間をカウントする第1、第2のタイ
    マと、第1のタイマのカウントアップで作動し、エレベ
    ータの異常を利用客に通報する通報手段と、第2のタイ
    マのカウントアップで作動し、複数のエレベータを遠隔
    的に監視する監視センタに備えられ、通信回線を介して
    前記エレベータのドア異常の通報を行う通報手段とを有
    することを特徴とするエレベータドアの異常通報装置。
JP353393A 1993-01-12 1993-01-12 エレベータドアの異常通報装置 Pending JPH06211473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP353393A JPH06211473A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 エレベータドアの異常通報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP353393A JPH06211473A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 エレベータドアの異常通報装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06211473A true JPH06211473A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11560039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP353393A Pending JPH06211473A (ja) 1993-01-12 1993-01-12 エレベータドアの異常通報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06211473A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001106452A (ja) * 1999-10-04 2001-04-17 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001106452A (ja) * 1999-10-04 2001-04-17 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2878524B2 (ja) エレベータの故障診断装置
JPH06211473A (ja) エレベータドアの異常通報装置
WO1995009718A1 (fr) Robots industriels et procede de commande d'arret d'urgence
JPH061572A (ja) エレベータドアの異常通報装置
JPH07315714A (ja) エレベータの制御装置
JP6570753B2 (ja) 安全監視装置
JPH05132274A (ja) エレベーターのドア異常報知装置
JPH07115816B2 (ja) エレベータの制御装置
JPH07110752B2 (ja) エレベータ装置の監視装置
JPH05201636A (ja) エレベータ用機器の動作状況通報装置
JPH06211458A (ja) エレベータの異常検出装置
JP2878504B2 (ja) エレベータ遠隔監視装置
JPH08282940A (ja) エレベータの長時間停止警報装置
GB2363271A (en) A fire door release circuit including a latching relay
JPH08157158A (ja) エレベータの制御装置
JP3327728B2 (ja) エレベータの故障発報装置
JPH02294000A (ja) 遠隔監視装置
JP2537371Y2 (ja) エレベータの異常復帰装置
JP2732974B2 (ja) エレベータのスイツチ動作の異常検出装置
JP2871916B2 (ja) エレベータの遠隔監視装置
JP2954470B2 (ja) ビル管理装置
JPH01256482A (ja) エレベータの制御装置
JPS5828311Y2 (ja) 防犯監視装置
JPH06271221A (ja) エレベータの通報装置
JP2002116851A (ja) Cpu監視回路