JPH06211395A - 用紙自動装填装置のピンチローラ機構 - Google Patents

用紙自動装填装置のピンチローラ機構

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JPH06211395A
JPH06211395A JP2169593A JP2169593A JPH06211395A JP H06211395 A JPH06211395 A JP H06211395A JP 2169593 A JP2169593 A JP 2169593A JP 2169593 A JP2169593 A JP 2169593A JP H06211395 A JPH06211395 A JP H06211395A
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JP
Japan
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roller
continuous paper
tractor
pressing
drive roller
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Application number
JP2169593A
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English (en)
Inventor
Tsuneyuki Nakahama
恒幸 中濱
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動ローラ外周の摩耗を防止して連続用紙の
秤量及び用紙幅の変化に対応して適切な用紙張力を得
る。また、駆動ローラ外周の汚れを防止して用紙張力の
変動を阻止する。 【構成】 ピンチローラ機構19は、駆動ローラ20が
上,下トラクタ6,5間の連続用紙2の一方側に回動自
在に設けられ、モータ24の所定回転トルクを駆動ロー
ラ20に伝達するトルクリミッタが駆動ローラ20とモ
ータ24間に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連続用紙を使用する
プリンタに適用される用紙自動装填装置のピンチローラ
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば実開昭55−33740号
公報に示された従来の用紙自動装填装置を示す全体概略
図であり、同図に示すように、近年、電子写真方式プリ
ンタには図5に示すピンチローラ機構7が使用されてい
る。図4において、1は連続用紙2を収納するホッパ、
3は静電潜像を連続用紙2に転写する光伝導ドラムであ
る。4は転写部、5及び6はそれぞれ連続用紙2を搬送
する下トラクタ,上トラクタ、7はピンチローラ機構で
あり、ピンチローラ機構7は連続用紙2の自動装填用に
使用される。このピンチローラ機構7は図5に示すよう
に駆動ローラ8、押えローラ9、板バネ10、シャフト
11、モータ12、プーリ13、ソレノイド14及び歯
車15を備えている。また、図4において、16は連続
用紙2に転写された出力情報を定着する定着部、17は
紙送りローラ、18連続用紙2を折畳んで堆積するスタ
ッカである。
【0003】次に動作について説明する。まず、ホッパ
1に収納されている連続用紙2の先端を下トラクタ5の
所定の位置にセットする。次に、フィード動作を行う。
すなわち、上,下トラクタ6,5を回動すると、連続用
紙2の先端が転写部4を通過してピンチローラ機構7の
位置で停止する。次いで、ピンチローラ機構7の駆動ロ
ーラ8を上,下トラクタ6,5の回転速度より早い周速
で回転させる。同時にソレノイド14の励磁により押え
ローラ9を駆動ローラ8の外周に押し付けて、駆動ロー
ラ8と押えローラ9間に連続用紙2を挟持する。これに
より、駆動ローラ8は駆動ローラ8と連続用紙2間に発
生した滑り摩擦力で連続用紙2を引っ張り、下トラクタ
5とピンチローラ機構7間の連続用紙2が一定の長さに
維持され、かつ、一定の張力が付与された状態に維持さ
れる。
【0004】この状態で上,下トラクタ6,5が回転す
ると連続用紙2は一定の張力を維持したまま送られて、
連続用紙2のスプロケット穴2A,2A・・・に上トラ
クタ6のトラクタピンが嵌入する。続いて、ソレノイド
14の励磁を解除して押えローラ9を上昇させる。その
後、連続用紙2の先端は定着部16を介して紙送りロー
ラ17に挟持された状態で停止する。これにより、連続
用紙2の自動装填が完了する。この状態で光伝導ドラム
3を回転すると、静電潜像に付着している粉体トナーが
連続用紙2に転写される。転写された粉体トナーは定着
部で連続用紙2に定着される。そして、紙送りローラ1
7で送られた連続用紙2はスタッカ18内に折畳まれな
がら堆積される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のピンチローラ機
構は以上のように構成されているので、連続用紙2は駆
動ローラ8の外周をスリップしながら送られる。従っ
て、使用するにつれて駆動ローラ8の外周に摩耗が発生
して複雑な窪みが形成される。従って、連続用紙2の秤
量および用紙幅の変化に対応した適切な用紙張力が得ら
れなくなり、連続用紙2の自動装填の失敗頻度が高くな
るなどの問題点があった。また、スリップで発生した駆
動ローラ8の外周の汚れにより摩擦係数が変化するので
連続用紙の張力が著しく変動してしまい、駆動ローラ8
の外周の清掃頻度を多くしなければならないなどの問題
点があった。
【0006】請求項1乃至6の発明は上記のような問題
点を解消するためになされたもので、駆動ローラ外周の
摩耗を防止することにより連続用紙の秤量及び用紙幅の
変化に対応して適切な用紙張力を得ることができ、また
駆動ローラ表面の汚れを防止することにより用紙張力の
変動を阻止することができる用紙自動装填装置のピンチ
ローラ機構を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る用
紙自動装填装置のピンチローラ機構は、駆動ローラを上
トラクタと下トラクタ間の連続用紙の一方側に回動自在
に設け、モータの所定回転トルクを駆動ローラに伝達す
るトルクリミッタを駆動ローラとモータ間に設けた。ま
た、押えローラを各々のトラクタ間の連続用紙の他方側
に回動自在に設けると共に駆動ローラに当接自在に支持
した。そして、押圧手段で押えローラを駆動ローラに当
接させて、駆動ローラと押えローラ間に連続用紙を挟持
するものである。
【0008】また、請求項2の発明に係る用紙自動装填
装置のピンチローラ機構は、多数個の押えローラを同軸
上に設けたものである。
【0009】さらに、請求項3の発明に係る用紙自動装
填装置のピンチローラ機構は、均一な押圧力を駆動ロー
ラに付与できる範囲で押えローラの幅を広く設定したも
のである。
【0010】そして、請求項4の発明に係る用紙自動装
填装置のピンチローラ機構は、押圧手段にソレノイドを
使用したものである。
【0011】また、請求項5の発明に係る用紙自動装填
装置のピンチローラ機構は、押圧手段を弾性部材及び偏
心カムから構成し、弾性部材は押えローラを駆動ローラ
に当接させる方向に付勢する。そして、偏心カムはモー
タの送り出し方向への正回転時にフリー状態に切り換え
られるワンウェイクラッチを有し、モータの正回転時に
モータから切り離されて弾性部材の付勢力で押えローラ
を連続用紙の挟持位置に位置決めし、モータの逆回転時
にモータと共に回転して弾性部材の付勢力に抗して押え
ローラを挟持位置から解放する位置に位置決めするもの
である。
【0012】さらに、請求項6の発明に係る用紙自動装
填装置のピンチローラ機構は、駆動ローラと連続用紙間
に発生する摩擦力が駆動ローラの所定回転トルクより大
きくなるように押えローラを押圧手段で付勢するもので
ある。
【0013】
【作用】請求項1の発明における用紙自動装填装置のピ
ンチローラ機構は、駆動ローラに伝達される回転トルク
を所定回転トルクに設定することができるので、駆動ロ
ーラの回転トルクを連続用紙の挟持時に生じる駆動ロー
ラと連続用紙間の摩擦力より小さく設定することができ
る。これにより、連続用紙の送り出し時や停止時等に駆
動ローラと連続用紙間のスリップを防止することができ
る。
【0014】また、請求項2の発明における用紙自動装
填装置のピンチローラ機構は、押えローラを同軸上に多
数個設けたので、押えローラの幅を狭く設定することが
できる。従って、一定の押圧力で連続用紙を挟持するこ
とができる。
【0015】さらに、請求項3の発明における用紙自動
装填装置のピンチローラ機構は、均一な押圧力を駆動ロ
ーラに付与できる範囲で押えローラの幅が広く設定され
たので、押えローラの数を少なくすることができる。
【0016】そして、請求項4の発明における用紙自動
装填装置のピンチローラ機構は、押圧手段にソレノイド
を使用したので、押圧手段の部品点数の減少を図ること
ができる。
【0017】また、請求項5の発明における用紙自動装
填装置のピンチローラ機構は、押圧手段を弾性部材及び
偏心カムから構成した。偏心カムはモータの送り出し方
向への正回転時にフリー状態に切り換えられるワンウェ
イクラッチを有し、モータの正回転時にモータから切り
離されて弾性部材の付勢力で押えローラを連続用紙の挟
持位置に位置決めし、モータの逆回転時にモータと共に
回転して弾性部材の付勢力に抗して押えローラを挟持位
置から解放する位置に位置決めすることができる。従っ
て、モータを正転と逆転に切り換えるだけでソレノイド
と同様の効果を得ることができるので、制御の容易化を
図ることができる。
【0018】さらに、請求項6の発明における用紙自動
装填装置のピンチローラ機構は、駆動ローラと連続用紙
間に発生する摩擦力を所定回転トルクより大きくなるよ
うに押えローラを付勢することができるので、連続用紙
の送り出し時や停止時等に駆動ローラと連続用紙間のス
リップを防止することができる。
【0019】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明に係る用紙自動装填装置のピンチ
ローラ機構を示している。図1において図5に示す従来
の用紙自動装填装置のピンチローラ機構と同一類似部材
については同一符号を付して説明を省略する。図におい
て、19はピンチローラ機構、20は駆動ローラ、24
はモータであり、25はトルクリミッタが内蔵されたプ
ーリである。モータ24の回転力はプーリ25及び無端
状ベルト25Aを介して駆動ローラ20に伝達される。
また、21は駆動ローラ20の外周を押圧可能な押えロ
ーラ、26は押えローラ21に押し付け力を付与するソ
レノイドであり、22は板ばね、23はシャフト、27
は歯車である。
【0020】次に動作について説明する。ピンチローラ
機構19の駆動ローラ20の周速は、図4の下トラクタ
5、上トラクタ6の送り速度よりわずかに早い速度に設
定されている。また、駆動ローラ20の回転トルクはト
ルクリミッタが内蔵されたプーリ25の滑りトルク及び
プーリ25の減速比で所定値に設定されている。すなわ
ち、回転トルクは各種連続用紙2のスプロケット穴2
A,2A・・・に上トラクタ6のトラクタピンが噛み合
うように各種連続用紙2に適切な張力が付与される値に
設定されている。ところで、通常使用される連続用紙2
は用紙秤量が55〜180kgで用紙幅が7インチ〜1
8インチのタイプであり、この連続用紙2における必要
用紙張力は約1.5kgである。
【0021】一方、板ばね22を介してシャフト23に
支持されている押えローラ21は、ソレノイド26を励
磁すると歯車27を介して駆動ローラ20への押し付け
力が付与される。この場合、押えローラ21の押し付け
力で連続用紙2と駆動ローラ20間に1.5kg以上、
かつ、駆動ローラ20の回転トルクより大きい摩擦力が
発生するように設定されている。なお、通常、摩擦係数
を高める目的で駆動ローラ20は合成ゴムで形成されて
いて、この場合の押えローラ21の押し付け力は約5k
gに設定されている。
【0022】上記のような設定条件において、連続用紙
2のフィード動作を行うと下トラクタ5で送られた連続
用紙2の先端はピンチローラ機構19の位置で停止す
る。次に、ピンチローラ機構19を動作させる。すなわ
ち、モータ24を駆動して同時にソレノイド26を励磁
すると、駆動ローラ20が矢印方向に回転し、同時に押
えローラ21が駆動ローラ20に押し付けられる。これ
により、連続用紙2の先端が駆動ローラ20と押えロー
ラ21間に挟持される。この時、下トラクタ5及び上ト
ラクタ6は停止状態にある。
【0023】そして、連続用紙2と駆動ローラ20間の
摩擦力が駆動ローラ20の回転トルクより大きく設定さ
れているので、連続用紙2は駆動ローラ20で引っ張ら
れる。しかしながら、モータ24はトルクリミッタが内
蔵されたプーリ25を介して駆動ローラ20に連結され
ているので、駆動ローラ20は連続用紙2に張力を加え
たまま回転が停止した状態になる。次いで、下トラクタ
5及び上トラクタ6が回転すると、駆動ローラ20は連
続用紙2に張力を加えたまま上,下トラクタ6,5の送
り速度(すなわち、連続用紙2の送り速度)に追従して
回転する。従って、駆動ローラ20から送り出された連
続用紙2のスプロケット穴2A,2A・・・に上トラク
タ6のトラクタピンを噛み合わせることができる。
【0024】実施例2.実施例1では押えローラ21を
多数個に分割した場合について説明したが、駆動ローラ
20の周速と連続用紙2の速度が等しいので、押えロー
ラ21が連続用紙2の用紙幅からはみ出した場合でも押
えローラ21と駆動ローラ20間には速度差による滑り
が発生しない。従って、図2に示すピンチローラ機構2
8のように均一な押し圧力が得られる範囲で押えローラ
29のローラ幅を広く設定して押えローラ29の数を少
なくすることができる。これにより構造の簡素化を図る
ことができる。なお、図2において、図1の実施例1と
同一類似部材については同一符号を付して説明を省略す
る。
【0025】実施例3.また、実施例1,2では押えロ
ーラ21,29の押し付け力を得る手段としてソレノイ
ド26を使用した場合について説明したが、図3のピン
チローラ機構31に示すように、シャフト23にレバー
34を設けてスプリング35の付勢力で押えローラ21
を駆動ローラ32に押し付けてもよい。この場合、駆動
ローラが用紙送り出し方向にフリーに回転することがで
きるワンウェイクラッチが内蔵されている偏心カム36
が駆動ローラ32に設けられている。従って、ピンチロ
ーラ機構31の動作時は偏心カム36がスプリング35
の付勢力で保持された状態で駆動ローラ32のシャフト
のみが回転するので、押えローラ21は駆動ローラ32
を押し付けた状態に保持される。そして、連続用紙2の
先端のスプロケット穴2A,2A・・・に上トラクタ6
のトラクタピンが噛み合った後、モータ33を停止す
る。次いで、モータ33を逆回転させることにより、ワ
ンウェイクラッチが内蔵された偏心カム36も逆回転し
てレバー34を持ち上げるので、押えローラ21が浮き
上がる。
【0026】なお、偏心カム36の回転角度はスプリン
グ35の付勢力に対向して回転できる範囲とし、その回
転範囲は偏心カム36の外周に設けたピン37とストッ
パ38により設定される。そして、モータ33が逆回転
してピン37がストッパ38に当接した後は、モータ3
3の回転停止までトルクリミッタが内蔵されたプーリ2
5でモータ33の回転を吸収するので、モータ33に過
負荷が加えられることを防止できる。なお、実施例3に
使用するモータ33はブレーキ付きモータとする。ま
た、図3において図1の実施例1と同一類似部材につい
ては同一符号を付して説明を省略する。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、駆動ローラを上トラクタと下トラクタ間の連続用紙
の一方側に回動自在に設け、モータの所定回転トルクを
駆動ローラに伝達するトルクリミッタを駆動ローラとモ
ータ間に設け、また、押えローラを各々のトラクタ間の
連続用紙の他方側に回動自在に設けると共に駆動ローラ
に当接自在に支持し、そして、押圧手段で押えローラを
駆動ローラに当接させて、駆動ローラと押えローラ間に
連続用紙を挟持する構成にしたので、駆動ローラに伝達
される回転トルクを所定回転トルクに設定することがで
きるので、駆動ローラの回転トルクを連続用紙の挟持時
に生じる駆動ローラと連続用紙間の摩擦力より小さく設
定することができる。従って、連続用紙の送り出し時や
停止時等に駆動ローラと連続用紙間のスリップを防止す
ることができる。これにより、駆動ローラ外周の摩耗を
防止することができるので、連続用紙の秤量及び用紙幅
の変化に対応して適切な用紙張力を得ることができる。
また、駆動ローラ外周の汚れを防止することができるの
で用紙張力の変動を阻止することができる。
【0028】また、請求項2の発明によれば、幅の狭い
押えローラを同軸上に多数個設ける構成にしたので、一
定の押圧力で連続用紙を挟持することができる。従っ
て、駆動ローラと連続用紙間に一定の摩擦力を生じさせ
ることができるので連続用紙を安定的に送り出すことが
できる。
【0029】さらに、請求項3の発明によれば、均一な
押圧力を駆動ローラに付与できる範囲で押圧ローラの幅
が広く設定される構成にしたので、押えローラの数を少
なくすることができる。従って、構造の簡素化を図るこ
とができる。
【0030】そして、請求項4の発明によれば、押圧手
段にソレノイドを使用した構成にしたので、押圧手段の
部品点数の減少を図ることができる。従って、構造の簡
素化を図ることができる。
【0031】また、請求項5の発明によれば、モータの
正回転時に偏心カムがモータから切り離されて弾性部材
の付勢力で押えローラを連続用紙の挟持位置に位置決め
し、モータの逆回転時に偏心カムがモータと共に回転し
て弾性部材の付勢力に抗して押えローラを挟持位置から
解放する位置に位置決めする構成にしたので、モータを
正転と逆転に切り換えるだけでソレノイドと同様の効果
を得ることができるので制御の容易化を図ることがで
き、さらに、ソレノイドを除去することができる。
【0032】さらに、請求項6の発明によれば、駆動ロ
ーラと連続用紙間に発生する摩擦力を所定回転トルクよ
り大きくなるように押えローラを付勢する構成にしたの
で、連続用紙の送り出し時や停止時等に駆動ローラと連
続用紙間のスリップを防止することができる。従って、
請求項1と同様に駆動ローラ外周の摩耗を防止すること
ができるので連続用紙の秤量及び用紙幅の変化に対応し
て適切な用紙張力を得ることができる。また、駆動ロー
ラ外周の汚れを防止することができるので用紙張力の変
動を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施例1の自動装填装置のピン
チローラ機構の斜視図である。
【図2】この発明に係る実施例2の自動装填装置のピン
チローラ機構の斜視図である。
【図3】この発明に係る実施例3の自動装填装置のピン
チローラ機構の斜視図である。
【図4】プリンタの全体概略図である。
【図5】従来の自動装填装置のピンチローラ機構の斜視
図である。
【符号の説明】
2 連続用紙 2A 送り穴 5 下トラクタ 6 上トラクタ 19,28,31 ピンチローラ機構 20,32 駆動ローラ 21,29 押えローラ 24,33 モータ 26 ソレノイド(押圧手段) 35 スプリング(押圧手段,弾性部材) 36 偏心カム(押圧手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上トラクタ及び下トラクタに連続用紙の
    送り穴をかみ合わせて前記上トラクタ及び下トラクタを
    回動して連続用紙を搬送する自動装填装置のピンチロー
    ラ機構において、前記上トラクタと下トラクタ間の連続
    用紙の一方側に回動自在に設けられた駆動ローラと、該
    駆動ローラとモータ間に連結されて、該モータの所定回
    転トルクを前記駆動ローラに伝達するトルクリミッタ
    と、前記上トラクタと下トラクタ間の連続用紙の他方側
    に回動自在に設けられると共に前記駆動ローラに当接自
    在に支持された押えローラと、該押えローラを前記駆動
    ローラに当接させる方向に移動させて前記駆動ローラと
    押えローラ間に前記連続用紙を挟持させる押圧手段とを
    備えた用紙自動装填装置のピンチローラ機構。
  2. 【請求項2】 上トラクタ及び下トラクタに連続用紙の
    送り穴をかみ合わせて前記上トラクタ及び下トラクタを
    回動して連続用紙を搬送する自動装填装置のピンチロー
    ラ機構において、前記上トラクタと下トラクタ間の連続
    用紙の一方側に回動自在に設けられた駆動ローラと、該
    駆動ローラとモータ間に連結されて、該モータの所定回
    転トルクを前記駆動ローラに伝達するトルクリミッタ
    と、前記上トラクタと下トラクタ間の連続用紙の他方側
    に同軸上に回動自在に設けられると共に前記駆動ローラ
    に当接自在に支持された多数個の押えローラと、該押え
    ローラを前記駆動ローラに当接させる方向に移動させて
    前記駆動ローラと押えローラ間に前記連続用紙を挟持さ
    せる押圧手段とを備えた用紙自動装填装置のピンチロー
    ラ機構。
  3. 【請求項3】 上トラクタ及び下トラクタに連続用紙の
    送り穴をかみ合わせて前記上トラクタ及び下トラクタを
    回動して連続用紙を搬送する自動装填装置のピンチロー
    ラ機構において、前記上トラクタと下トラクタ間の連続
    用紙の一方側に回動自在に設けられた駆動ローラと、該
    駆動ローラとモータ間に連結されて、該モータの所定回
    転トルクを前記駆動ローラに伝達するトルクリミッタ
    と、前記上トラクタと下トラクタ間の連続用紙の他方側
    に回動自在に設けられると共に前記駆動ローラに当接自
    在に支持され、かつ、均一な押圧力を駆動ローラに付与
    できる範囲で広幅に設定された押えローラと、該押えロ
    ーラを前記駆動ローラに当接させる方向に移動させて前
    記駆動ローラと押えローラ間に前記連続用紙を挟持させ
    る押圧手段とを備えた用紙自動装填装置のピンチローラ
    機構。
  4. 【請求項4】 上トラクタ及び下トラクタに連続用紙の
    送り穴をかみ合わせて前記上トラクタ及び下トラクタを
    回動して連続用紙を搬送する自動装填装置のピンチロー
    ラ機構において、前記上トラクタと下トラクタ間の連続
    用紙の一方側に回動自在に設けられた駆動ローラと、該
    駆動ローラとモータ間に連結されて、該モータの所定回
    転トルクを前記駆動ローラに伝達するトルクリミッタ
    と、前記上トラクタと下トラクタ間の連続用紙の他方側
    に回動自在に設けられると共に前記駆動ローラに当接自
    在に支持された押えローラと、該押えローラを前記駆動
    ローラに当接させる方向に移動させて前記駆動ローラと
    押えローラ間に前記連続用紙を挟持させるソレノイドと
    を備えた用紙自動装填装置のピンチローラ機構。
  5. 【請求項5】 上トラクタ及び下トラクタに連続用紙の
    送り穴をかみ合わせて前記上トラクタ及び下トラクタを
    回動して連続用紙を搬送する自動装填装置のピンチロー
    ラ機構において、前記上トラクタと下トラクタ間の連続
    用紙の一方側に回動自在に設けられた駆動ローラと、該
    駆動ローラと正逆方向に回転自在なモータ間に連結され
    て、該モータの所定回転トルクを前記駆動ローラに伝達
    するトルクリミッタと、前記上トラクタと下トラクタ間
    の連続用紙の他方側に回動自在に設けられると共に前記
    駆動ローラに当接自在に支持された押えローラと、該押
    えローラを前記駆動ローラに当接させる方向に付勢して
    前記駆動ローラと押えローラ間に前記連続用紙を挟持さ
    せる弾性部材と、前記モータに連結され、モータの送り
    出し方向への正回転時にフリー状態に切り換えられるワ
    ンウェイクラッチを有する偏心カムであって、前記モー
    タの正回転時にモータから切り離されて前記弾性部材の
    付勢力で前記押えローラを前記連続用紙の挟持位置に位
    置決めし、前記モータの逆回転時にモータと共に回転し
    て前記弾性部材の付勢力に抗して前記押えローラを前記
    挟持位置から解放する位置に位置決めする偏心カムとを
    備えた用紙自動装填装置のピンチローラ機構。
  6. 【請求項6】 前記押圧手段は、駆動ローラと連続用紙
    間に発生する摩擦力が前記所定回転トルクより大きくな
    るように前記押えローラを付勢することを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の用紙自動装填装置のピ
    ンチローラ機構。
JP2169593A 1993-01-18 1993-01-18 用紙自動装填装置のピンチローラ機構 Pending JPH06211395A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6086819A (en) * 1995-09-01 2000-07-11 Erbsloh Aktiengesellschaft Process for manufacturing thin-walled pipes
US6136106A (en) * 1995-09-01 2000-10-24 Erbsloh Aktiengesellschaft Process for manufacturing thin pipes

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