JPH06211137A - 車両のステアリングコラム装置 - Google Patents

車両のステアリングコラム装置

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Publication number
JPH06211137A
JPH06211137A JP4050153A JP5015392A JPH06211137A JP H06211137 A JPH06211137 A JP H06211137A JP 4050153 A JP4050153 A JP 4050153A JP 5015392 A JP5015392 A JP 5015392A JP H06211137 A JPH06211137 A JP H06211137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jacket
steering column
vehicle
bracket
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP4050153A
Other languages
English (en)
Inventor
Daniel J Durocher
ジェイ.デュロチャー ダニエル
Ellsworth Miller
ミラー エルスワース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Micronas GmbH
ITT Inc
Original Assignee
Deutsche ITT Industries GmbH
ITT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Deutsche ITT Industries GmbH, ITT Corp filed Critical Deutsche ITT Industries GmbH
Publication of JPH06211137A publication Critical patent/JPH06211137A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/184Mechanisms for locking columns at selected positions

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 溶接を用いずに形成する事が出来るステアリ
ングコラム装置を提供することにある。 【構成】 第一及び第二の端部を有する中空管状のジャ
ケット12と、ジャケットの第一の端部に取り付けられ
た第一のブラケット手段30と、ジャケットの第二の端
部に取り付けられるとともに、ステアリングコラムスイ
ッチチレバの選択的な回動変位に応じて車両の装置を制
御するためにステアリングコラムスイッチが離脱可能に
取り付けられる第二のブラケット60と、ジャケットに
回転可能に取り付けられて、ジャケットの第一及び第二
の端部から延びるステアリングコラムシャフトとによっ
て構成したことを特徴とする車両用ステアリングコラム
装置10が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のステアリン
グコラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ステアリングコラム装置
または組立体は、細長い、軸線方向のステアリングコラ
ムシャフトを有しており、このステアリングコラムシャ
フトは一端でステアリングホイルに連結され、下端にお
いてテイルシャフトに連結されている。ジャケットは、
少なくともステアリングコラムシャフトの一部を同軸状
に包囲し、ステアリングコラムシャフトの下端は、ジャ
ケットの対向する端部より外側に延長されている。 ジ
ャケットには種々のブラケットが設けられ、ジャケット
を車両に取り付けるとともに、イグニションロック、ス
テアリングコラムスイッチモジュール、コントロールレ
バ等の種々の装置が取り付けられる。チルトステアリン
グの場合には、ブラケットには、ピボットとロック解除
レバ機構が、通常ジャケットの中間部に設けられて、ス
テアリングコラム装置の傾斜を選択的に調整できるよう
に構成して、ドライバの体の大きさや、運転席位置の好
みに応じた調整を可能とする。
【0003】ステアリングコラムジャケットは、金属、
即ちスチール、で形成されているので、ブラケットは、
一般に溶接によってジャケットに取り付けられる。ジャ
ケットに取り付けられたブラケットも金属で形成されて
おり、従ってステアリングコラム装置の重量を大幅に増
加させる。また、溶接作業も、労力及び/または溶接装
置の面で、費用のかさむものである。溶接はまた、適切
な強度で溶接がなされたか判定するのに破壊試験を行う
以外に便利な方法がなく、信頼性の面で不確実である。
ブラケットのアライメントの狂いや、ブラケットが低い
強度でジャケットに溶接されている場合は、使用不能と
なり、全体の生産コストを上昇させる結果となってい
る。
【0004】従来技術のステアリングコラム装置におけ
るステアリングコラムシャフトに構造も、同様の問題を
生じる。一般に、ステアリングコラムシャフトは、剛性
の金属性管状部材である。下側ヨーク及び上側ネジ部材
は、ステアリングコラムシャフトを下側テイルシャフト
とステアリングホイルに連結するためにシャフトに溶接
されている部材を分離する。これによって、付加的な別
の部材の使用が必要となりステアリングコラムシャフト
全体の重量を増加させるとともに、こうした付加的な要
素の追加によってコストが上昇し、さらに、ヨーク及び
ネジ部材が管状シャフトに溶接された時に信頼性の問題
を生じる可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】従って、溶接を用い
ずに形成する事が出来るステアリングコラム装置を提供
することが望ましい。また、溶接作業によらずにステア
リングコラムジャケットに種々の取付部材、チルト機構
及び付属ブラケットを取り付けたステアリングコラム装
置を提供することが望ましい。またさらに、従来のよう
に管状シャフトに独立した部材を溶接することなく、一
部材で一体に構成されたステアリングコラムシャフトを
提供することが望ましい。さらに、従来のステアリング
コラム装置に比べて製造コストは低く、軽量で、生産時
における調整が容易であり、しかも高い信頼性を持った
ステアリングコラム装置を提供することが望ましい。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は、従来のステ
アリングコラム装置に比べて、多くの顕著な利点を有す
る車両用ステアリング装置を提供するものである。好適
実施例によれば、車両用ステアリングコラム装置は、両
側の第一及び第二の端部を持つ中空管状ジャケットを有
している。第一のブラケット手段は、ジャケットの第一
の端部に取り付けられるとともに車両に固定取付されて
いる。第二のブラケット手段はジャケットの第二の端部
に取り付けられるとともに、離脱可能にステアリングコ
ラムスイッチ手段を制御するレバーを収容し、レバーを
選択的に移動することによって車両の種々の電気的な装
置を動作させることが出来るようにしている。ステアリ
ングコラムシャフトは、ジャケット内に回転可能に取り
付けられるとともに、ジャケットの第一及び第二の端部
から外側に延長され、一端にステアリングホイルが連結
され、他端に車両のステアリングリンクのテイルシャフ
トが連結される。
【0007】第三のブラケットは、ジャケットの第一及
び第二の端部の中間部に取付られるとともに、車両に取
り付けられる。第三のブラケット手段は、好ましくは、
ピボト手段を有しており、ステアリングコラムジャケッ
トを第一の端部を中心として所望の角度位置に回動させ
ることが出来るように構成されている。
【0008】ステアリングコラムシャフトは、最初にス
テアリングシャフトの一端にスリットを形成し、スリッ
トによって形成された側壁部を折り曲げて二つの相互に
離間したアームを形成して構成された独特のワンピース
の一体の部材である。T字ドリル作業により各アームに
ボアと外向きに突出する突起を形成する。これによって
一体のヨークがステアリングコラムシャフトの一端に形
成されて、ステアリングコラムとテイルシャフトとの連
結を可能とする。しかしながら、ヨークは一体であり、
分離不能な延長部として形成されているので、従来ステ
アリングシャフトに溶接によって取り付けられていた別
体のヨーク部材は不要となる。これによって、溶接作業
が不要となり、従来の構造のステアリングコラムシャフ
トに比べて信頼性が高く、コストの安いステアリングコ
ラムシャフトを提供することが可能となる。ステアリン
グコラムシャフトの多端は直接車両のステアリングホイ
ルに取り付けられ、従って、従来シャフトに溶接されて
いた別体のネジ部材は不要となる。
【0009】本発明は、さらに、第一及び第二のブラケ
ット手段が、中空の管状ジャケットの第一及び第二の端
部に取り付けられる車両のステアリングコラム装置を製
造するための新規な方法に関する。これらの新規な工程
は、第一及び第二のブラケットをステアリングコラムジ
ャケットに取り付けるための溶接作業が不要となる。こ
れによって、本発明のステアリングコラム装置は、従来
のステアリングコラム装置に比較して重量及びコストを
大幅に減少することが出来るものとなる。さらに、溶接
作業を使用しないので、ステアリングコラムシャフトの
信頼性が格段に向上する。
【0010】またさらに、本発明は、新規なステアリン
グコラムシャフト製造方法を包含している。この方法
は、中空管状シャフトの第一の端部にスリットを形成す
る工程を含んでいる。スリットによって形成された側壁
部は外向きに折り曲げられて、二つの相互に離間したア
ームを形成し、これらのアームは中空シャフトと一体の
延長部を構成する。各アームにはT字ドリル作業によっ
てボス及びボアが形成されて、ステアリングコラムシャ
フトの第一の端部にヨークを形成する。ネジ部が中空シ
ャフトの第二の端部に形成され、このネジ部によってス
テアリングホイルが連結される。
【0011】この方法は、ワンピースの中空ステアリン
グコラムシャフトを形成し、このステアリングコラムシ
ャフトは一体に形成されたヨークとネジ部を有し、従来
技術のように別体のヨーク及び別体のネジ部材をステア
リングコラムシャフトに溶接によって取り付けることが
不要となる。
【0012】
【実施例】図面に関して説明すれば、図1には、自動車
等の車両に使用されるステアリング装置10が示されて
いる。ステアリングコラム装置10は、廉価、軽量でし
かも信頼性の高い新規な構造である。
【0013】図1に示し、さらに詳細を図2及び図7に
示すように、ステアリングコラム装置10は、ステアリ
ングコラムシャフト14を同軸状に包囲するジャケット
12を有しており、ステアリングコラムシャフト14
は、第一または上側端部でステアリングホイル16に接
続され、反対側の第二のまたは下側の端部で図示しない
周知の車両のステアリングリンクに連結されたテイルシ
ャフト18に連結される。種々のブラケットがジャケッ
ト12に取り付けられ、ジャケット12及びステアリン
グコラム装置10の全体を車両の固定構造部材に取り付
け、好適実施例において示すように、ステアリングコラ
ム装置10を選択的に回動または傾動してドライバの体
の大きさ、運転席位置の好み等に応じたチルト角調整を
可能とする。
【0014】ジャケット12は、例えばスチール等の高
強度材料中空の管状部材で形成される。ジャケット12
は、図7に示すように第一の端部20と反対側の第二の
端部を有している。以下にさらに詳述するように、種々
のブラケットをジャケット12に取り付けるために、い
くつかのスロット及び貫通孔がジャケット12に形成さ
れる。ジャケット12は、図1及び図7に示すようにワ
ンピースの部材とすることが好ましいが、ジャケット1
2を一体的に相互結合されたまたは伸縮可能に結合され
た二以上の管状部材で形成することも可能である。
【0015】図1及び図2に示し、図3及び図7により
詳細に示すように、ステアリングコラム装置10は、第
一のブラケット手段30を有しており、この第一のブラ
ケット手段はジャケット12の第一の端部に取り付けら
れるとともに、車両の固定構造部材に固定的に連結され
てジャケット12を車両に取り付ける。好適実施例にお
いて、第一のブラケット手段30は、ジャケット12の
回動動作を可能として、ステアリングコラム装置10の
全体を第一の端部を中心として回動可能として、詳細に
後述するようにステアリングコラム装置10の選択的な
チルト動作を可能とする。
【0016】好適実施例において、第一のブラケット手
段30は、ヨーク32を有している。ヨーク32は、二
つの対向する脚34、36を有しており、これらの脚3
4、36は、中央の環状部37を介して相互に連結され
ている。外向きに突出する突起または耳部40は各アー
ム34、36の一端に形成されている。ボア42は、各
耳部40に形成される。衝突時等におけるエネルギを調
整するためにジャケット12に負荷される前後方向の力
によってセン断するように設計されている。ボア42は
耳部のセン断力を調整出来るように、直径を変化するこ
とが出来るように構成されている。図示しないクレビス
ピンがボア42に付加的な補強のために挿入される。
【0017】管状ボス38は、中央の管状部37から外
向きに延長されている。ボス38は圧入等によってジャ
ケット12の第一の端部20に取り付けることが出来る
寸法に形成される。
【0018】ヨーク32は、好ましくは適当な高強度プ
ラスチックによって射出成形される。付加的な強度を与
えるために、薄い金属片を中央の管状部37のアーム3
4、36にインサート成形することも可能である。
【0019】第一のブラケット手段30は、さらに、第
一のプレート44を有している。第一のプレート44に
は、平板状の中央部46と、二つの対向する側のフラン
ジ48、50が形成される。スロット52は、それぞれ
の側のフランジ48、50に形成され、第一のブラケッ
ト手段30を調整可能に車両の固定部材に取り付けるた
めの係止部材が挿通される。
【0020】第一のプレート44は、また、一対の懸垂
アーム54を有している。各アーム54に形成された孔
56は、ヨーク32の耳部40の一つにそれぞれ回動可
能に取り付けられて、第一のプレート44とヨーク32
を回動可能に相互結合させる。この要領によって、ジャ
ケット12の第一または下側端部20は、車両の車室の
ファイヤウオールに隣接した車両のボディパネル等の車
両の固定部材に回動可能に取り付けられる。
【0021】第二のブラケット手段60は、ジャケット
12の第二の端部に接合した状態でジャケット12に取
り付けられる。図1に示し、図4乃至図7に詳細を示す
ように、第二のブラケット手段60は、ベース62を有
している。第一の管状フランジ64は、ベース62の一
側から外向きに延長されており、管状スリーブ66を同
軸状に包囲している。管状スリーブ66も、ベース62
より外向きに延長されている。スリーブ66は、図5に
示すようにジャケット12の第二の端部22に取り付け
られるように構成されている。例えば、スリーブ66
は、ジャケット12の第二の端部22に圧入出来る寸法
及び形状に形成することが出来るが、スリーブの形状、
寸法及び第二の端部への取付方法はこれに限定されるも
のではない。スリーブ66の上面には突起、またはキー
68が形成されており、このキー68は、ジャケット1
2の第二の端部から内向きに開口する補完形状のスロッ
ト70に係合して、ジャケット12に対してスリーブ6
6を固定的に位置させる。
【0022】第二の管状フランジ72は、ベース62の
反対側の面より外向きに延長されており、電気式エアバ
ッグを備えたステアリングカラムへの適用において、エ
アバッグの一般的に「クロックスプリング」と呼ばれる
電気的なインターフェースを収容する。装置73は、第
二の管状フランジ72内でベース62に同心円状に形成
され、参照符号74によって全体を示すカラーを収容す
る。カラー74は後述するようにステアリングコラムシ
ャフトの一端の軸受けとして作用する。
【0023】図6に示すように、ベース62は、ベース
62のステアリングコラムスイッチ手段を取り付ける手
段を有している。例えば、取付手段は、相互に離間した
一対の突起74で構成され、これらの突起がステアリン
グコラムスイッチ装置のハウジング76を摺動可能に収
容する。それぞれ別体のハウジングは、スリーブ66の
それぞれ反対側に取り付けることが出来る。ハウジング
76は制御レバーまたは制御軸78を有しており、この
制御レバー78はハウジング76に取り付けられた駆動
機構を動作させる。駆動機構は、ハウジング76に離脱
可能に取り付けられた種々のスイッチモジュール80、
82、84の動作及びスイッチングを制御する。スイッ
チモジュール80、82、84は、ヘッドランプのオ
ン、オフ、方向指示灯、ヘッドランプのビームの変更等
の車両の種々の電気的な機能を制御する。ステアリング
コラムスイッチハウジングのさらに詳細な構成は、アメ
リカ特許出願第07/529,096号に開示されてお
り、その開示内容は、本明細書の開示の一部として援用
する。例えば固定部材、クランプ等の他の取付手段を用
いて、ステアリングコラムスイッチ手段を第二のブラケ
ット手段60のベース62に取り付けることが出来る。
【0024】第二のブラケット手段60は、好ましくは
例えばガラス強化ナイロン等の適当なプラスチックによ
って射出成形部材として形成される。
【0025】ステアリングコラム装置10をチルト調整
可能とするために、図1、2、8において、一般に符号
80で示された第三のブラケット手段は、ジャケット1
2の第一及び第二の端部20、22の中間部に取り付け
られる。第三のブラケット手段80は、車両の固定部材
に一端で固定的に連結され、ジャケット12に対して可
能に構成されて、ジャケット12が第一の端部20をド
ライバの体の大きさ及び運転位置の好みに応じて調整出
来るようにしている。
【0026】第三のブラケット手段は、スチールまたは
プラスチック製のクランプブロック82を有している。
クランプブロック82は、ほぼ立方体形状を有してお
り、第一の前後方向に延びるボア84を有している。ボ
ア84は、ジャケット12に取付を可能にする大きさに
形成される。
【0027】外向きに延びる突起またはハンガー86
は、クランプブロック82の側壁の一つに設けられ、コ
イルスプリング88等の付勢手段の取付ポストを構成す
る。突起86は、クランプブロック82を通ってジャケ
ット12の孔118に延びている。
【0028】第二のボア90は、第一のボア84を横断
する方向でクランプブロック82に形成されており、図
8に示すように一部で第一のボア84に連通してその上
方に位置している。スロット92は、クランプブロック
82に形成され、クランプブロックの上面から第一のボ
ア84に延び、この第一のボアに開口している。これに
よって、クランプブロック82には、二つの上面部9
4、96が形成される。
【0029】第三のブラケット手段は、好ましくはスチ
ール製の取付プレート100を有している。取付プレー
ト100は、ほぼ平坦な部材であり、中央に凹部102
が形成され、この凹部102がジャケット12の円曲面
に係合する。バイアススプリング88は、取付プレート
100の開口部89に取り付けられる。
【0030】一対の対向するスロット104は、取付プ
レート100の両側に形成され、図1に示すようにリテ
ーナ105及び図示しない適当な係止手段を収容して取
付プレート100を車両の固定構造材に取り付ける。ス
ロット104及び係止部材は、さらに、ステアリングコ
ラム装置10に制御された収縮性を付与して、ステアリ
ングコラム装置10を収縮させる力がステアリングホイ
ルに加えられた時に係止部材がスロット104より抜け
出すように構成される。
【0031】一対の相互に離間したL字状アーム106
及び108は一体に形成され、取付プレート100より
下向きに延びている。アーム106及び108は、クラ
ンプブロック82の両端に隣接して配置される。各アー
ム106、108には円弧状のスロット110が形成さ
れており、以下に詳述するように取付プレート100に
対するクランプブロック82の回動調整を可能とする。
【0032】第三のブラケット手段80は、解除可能な
ロック手段を有しており、このロック手段は、クランプ
ブロック82、取付プレート100及びステアリングコ
ラムジャケット12を多数の角度位置の一つの位置に解
除可能にロックする。解除可能なロックは、調整ボルト
112を有している。好ましくは、調整ボルト112は
外端部より延びる複数の二条外ネジとして構成される。
【0033】クランプブロック82がステアリングコラ
ムジャケット12を中心に配置されると、図8に示すよ
うに第二の横断方向ボア90がステアリングコラムジャ
ケット12の上面に形成された横断方向スロット116
に整列する。クランプブロック82は、クランプブロッ
ク82を通ってジャケット12の孔118に延びる突起
またはハンガ86によって、ステアリングコラムジャケ
ット12に軸支される。調整ボルト112はクランプブ
ロック82を通って、外ネジ114がクランプブロック
の一方の側壁から外向きに突出するように延びている。
調整ナット120は、内ネジを形成したボアを一端に隣
接して有しており、このボアが調整ボルト112の外ネ
ジ114と係合する。調整ネジ120は、六角面122
と外ネジを形成した端部124を有している。取付プレ
ート100のアーム106、108のスロット110
は、調整ナット120の六角面122に摺動可能に係合
して、摺動可能にクランプブロック82と取付プレート
100を相互結合させる。
【0034】回動レバ130は、歯付き孔132を有し
ており、この歯付き孔は調整ナット120の外ネジに係
合する。ロックナット134も、調整ナット120の外
ネジ124に係合して、レバ130を調整ナット120
に保持する。
【0035】次に、動作を説明する。図2に示すよう
に、レバ130は、図2に実線で示す第一の上側位置と
図2に仮想線で示す第二の下側ロック位置間のいかなる
角度位置にも動作可能である。時計回り方向のロック位
置に付勢されている間、レバ130は調整ナット120
を調整ボルト112上で回転して、アーム110を取付
プレート100に押圧し、クランプブロック82の上側
部94、96をステアリングコラムジャケット12に対
して固定状態で固定的に接合させる。これによって、ジ
ャケット12が固定状態でロックされる。レバ130を
反時計回り第一の位置に向かってに回動すると、調整ナ
ット120に作用している力が解除され、ステアリング
コラムジャケット12が、図2に仮想線で示す最下調整
位置に向かって多数の角度位置のいずれかの位置に第一
の端部20を中心とし回動可能となる。図2の実線位置
と仮想線位置の間のいずれかのジャケット12の角度位
置において、レバー130は第二のロック位置に向かっ
て回動することが出来、ジャケット12を選択された角
度位置に保持して、ドライバの好み及び/または体の大
きさに応じた所望位置にステアリングコラム装置10が
位置することとなる。
【0036】図示しない、コイルスプリングは、ボルト
112の回りに配設され、レバ130に連結されてレバ
130に小さな反時計回りの付勢力を与える。このスプ
リングの付勢力は、図2に実線で示す上側角度位置にジ
ャケット12をラッチするのに十分なものである。レバ
130に作用する僅かな下向きの力によって、ジャケッ
ト12は第一の位置から他の角度位置に移動出来るもの
となる。
【0037】付加的なブラケット、装置をステアリング
コラムジャケット12に取り付けることも可能である。
図1に示し、図9にさらに詳細に示すように、イグニシ
ョンロック及びスイッチアッセンブリ140は、離脱可
能にジャケット12に取り付けられ、好ましくは第二の
ブラケット手段60に隣接して配置される。イグニショ
ンロック及びスイッチアッセンブリ140は、円筒状の
ハウジング142を有しており、このハウジング142
は、周知のイグニションロック及びスイッチ機構を収容
する。ハウジング142は、ほぼU字状で、端部開放の
スリーブ144を有しており、このスリーブ144はス
テアリングコラムジャケット12の下側部分を包囲す
る。対向する円弧状カラ146は、図示しない係止部材
を介してスリーブ144に離脱可能に接続されて、ハウ
ジング142をステアリングコラムジャケット12に取
り付ける。係止部材は、盗難防止機能を付与するため、
破断ボルトとすることが出来る。
【0038】イグニションロック及びスイッチアッセン
ブリハウジング142は、第二のブラケット手段60と
は別体に構成するものとして説明したが、このハウジン
グ142を第二のブラケット手段60と単一の部材とし
て一体に形成することも可能である。
【0039】本発明のステアリングコラム装置10は、
新規に構成されたステアリングコラムシャフト14を有
している。図7及び図10に示すように、ステアリング
コラムシャフト14は、例えばスチール等の高強度材料
で形成された中空、管状部材で構成される。ステアリン
グコラムシャフト14は、第一の端部154及び第二の
端部156を有している。
【0040】本発明のステアリングコラムシャフト14
の製造方法によれば、シャフト14の第一の端部154
に、第一の端部からシャフト14の長手方向軸線に沿っ
て所定の長さのスリットを形成する。スリットは、シャ
フト14の第一の端部154を二つの円弧状側壁部に分
割する。二つの円弧状側壁部は、ついで成形またはおり
曲げられて、図10に示すように二つの分離したアーム
158、160を形成する。各アーム158、160
は、ほぼ平坦な端部とシャフト14の残りの部分に一体
に連結された折り曲げ部を有している。
【0041】周知のT字ドリル加工が、アーム158、
160に施され、ボア162と、細長く、外向きに延び
る突起またはボス164が各アーム158、160に形
成される。これらの作業によって、シャフト14の第一
の端部154に、通常の要領でテイルシャフト18に相
互結合される従来のヨークが形成される。しかしなが
ら、ヨーク型の端部は、シャフト14の残りの部分と一
体に形成されているので、例えば溶接等の付加的な工程
によって別体に構成された金属製ヨークをシャフト14
に取り付ける作業が不要となる。
【0042】シャフト14の反対側の第二の端部156
は、通常の製造過程を経て連続して直径が減少するショ
ルダ166、168、170が形成される。ショルダ1
68には、セレーションが形成される。さらに、多数の
外ネジ等のステアリングホイル16固定手段が、ステア
リングホイルを通常の要領で相互結合するためにショル
ダ170に形成される。
【0043】図7、11に示すように、スプリング17
6はステアリングコラムシャフト14の第一の端部に当
接して、ワッシャ178を介して円錐部材180をゴム
製可撓性カップ184に取り付けられた型押しベアリン
グ182に押し当てて、ベアリングに負荷を与える。円
錐部材180、ベアリング182及びカップ184と同
一の構成で、逆向きの構成がステアリングコラムシャフ
ト14の反対側の第二の端部156に設けられて、スペ
ーサ186とリテーナクリップまたはスナップリング1
88によって所定の位置に保持されて、ジャケット12
にシャフト14を取付、ジャケット12に対するシャフ
ト14の同心円性を維持する。
【0044】
【発明の効果】要約すれば、上記の構成による新規な車
両用ステアリングコラム装置は溶接作業無しに形成され
る。第一及び第二のブラケット手段は、ステアリングコ
ラムジャケットに取り付けられて、ステアリングコラム
ジャケットと、車両の固定部材及びステアリングホイル
とを相互接続する。第三のブラケット手段は、ステアリ
ングコラム装置の傾斜角の調整機能を与えるために、ジ
ャケットに取り付けられる。
【0045】本発明のステアリングコラム装置のステア
リングコラムシャフトは、単一の部材の一体の中空管状
部材から新規に構成されるものである。ヨーク形端部
が、シャフトの一端に設けられ、ネジ部がシャフトの他
端に設けられて、一体の中空管状部材を構成して、付加
的な部材の不要とし、従って、従来のステアリングコラ
ム装置において必要とされたこうした部材の通常の溶接
作業を不要とする。これによって、ステアリングコラム
装置は、従来のステアリングコラム装置に比較して、軽
量、安価でしかも信頼性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステアリングコラム装置の構成を
示す斜視図である。
【図2】図1のステアリングコラム装置の部分側面図で
ある。
【図3】図1の第一のブラケット手段を示す分解斜視図
である。
【図4】図1の第二のブラケット手段を示す斜視図であ
る。
【図5】第二のブラケット手段のステアリングコラムジ
ャケットへの取付を分解して示す縦断面図である。
【図6】第二のブラケット手段に対するステアリングコ
ラムスイッチアッセンブリの取付状態を示す背面図であ
る。
【図7】図1に示すステアリングコラム装置の反対側端
部の部分断面図である。
【図8】第三のブラケット手段を分解して示す斜視図で
ある。
【図9】図1のイグニションロックを分解して示す斜視
図である。
【図10】図1のステアリングコラム装置に使用される
ステアリングコラムシャフトを一部断面にして示す側面
図である。
【図11】ステアリングコラムシャフトとともに使用さ
れるベアリング装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ... ステアリングコラム装置 12 ... ステアリングコラムジャケット 14 ... ステアリングコラムシャフト 16 ... ステアリングホイル 30 ... 第一のブラケット手段 32 ... ヨーク 34、36 ... アーム 60 ... 第二のブラケット手段

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一及び第二の端部を有する中空管状のジ
    ャケットと、 ジャケットの第一の端部に取り付けられた第一のブラケ
    ット手段と、 ジャケットの第二の端部に取り付けられるとともに、ス
    テアリングコラムスイッチチレバの選択的な回動変位に
    応じて車両の装置を制御するためにステアリングコラム
    スイッチが離脱可能に取り付けられる第二のブラケット
    と、 ジャケットに回転可能に取り付けられて、ジャケットの
    第一及び第二の端部から延びるステアリングコラムシャ
    フトとによって構成されたことを特徴とする車両用ステ
    アリングコラム装置。
  2. 【請求項2】前記第一のブラケット手段は、ヨークで構
    成され、該ヨークが、 中央部の端部部分によって相互に連結されたふたつの分
    離されたアームと、 中央部の端部部分からふたつのアームから離れるように
    外向きに延び、ジャケットの第一の端部に接続されるボ
    スと、 車両に接続可能な取付プレートと、 取付プレートから延び、ジャケットの第一の端部を車両
    に回動可能に取り付けるためにヨークの二つのアームに
    回転可能に連結された一対の従属アームにより構成され
    た請求項1に記載の車両用ステアリングコラム装置。
  3. 【請求項3】ヨークが成形プラスチックで形成されてい
    る請求項2に記載の車両用ステアリングコラム装置。
  4. 【請求項4】第二のブラケット手段は、 ベースと、 ベースの一側表面から外向きに延長されジャケットの下
    側端部を固定するスリーブとによって構成された請求項
    1に記載の車両用ステアリングコラム装置。
  5. 【請求項5】ジャケットの第一及び第二の端部間の位置
    に取り付けらるとともに車両に固定的に連結されるた第
    三のブラケット手段が設けられ、 前記第三のブラケットは、第一の端部を中心としてジャ
    ケットを回転可能とるピボット手段を有するととも、 所定位置でピボット手段をロックするロック手段とによ
    って構成される請求項1に記戟の車両用ステアリングコ
    ラム装置。
  6. 【請求項6】第三のブラケット手段及びロック手段は、 長手方向に貫通する中央ボアを有するクランプブロック
    と、 クランプブロックに設けられ、クランプブロックのボア
    に連通し、クランプブロックの一つの壁を二つの分割さ
    れた壁部分に分割するスロットと、 クランプブロックに形成される横断方向ボアと、 クランプブロックの横断方向ボアを通って延びる外ネジ
    を形成した端部を有するネジ部を有するボルトと、 クランプブロックの外側でボルトの端部に取り付けられ
    る調整可能なナットと、 車両に連結される上側ブラケットと、 上側ブラケットから延びる少なくとも一つのアームと、 ネジ部を設けたボルトが貫通するスロットと、 調整可能なナットに取付られ、レバーの、上側ブラケッ
    トとステアリングコラムジャケットを相互に固定した位
    置とする第一の位置と、上側ブラケットに対して第一の
    端部を中心とするステアリングコラムジャケット回動を
    許容する第二の位置間の回動変位によって調整ネジを動
    作させる回動レバーとによって構成される請求項5に記
    載の車両用ステアリングコラム装置。
  7. 【請求項7】レバーが手動操作される請求項6に記載の
    車両用ステアリングコラム装置。
  8. 【請求項8】車両のイグニションスイッチを収容するた
    めにジャケットに取り付けられたイグニションスイッチ
    手段を有する請求項1に記載の車両用ステアリングコラ
    ム装置。
  9. 【請求項9】第一及び第二の両側端部を有する中空管状
    部材と、 管状部材の第一の端部から、管状部材の一体の延長部と
    して一体に形成される分離した第一及び第二のアーム
    と、 反対側のアームのボアと軸線方向で同軸状に整列する、
    分離された第一及び第二のアームと、 車両のステアリングホイルを管状部材に取付けるために
    管状部材の第二の端部に形成された手段とによって構成
    された車両のステアリングコラム装置。
  10. 【請求項10】管状ジャケット部材が、単一の部材によ
    り構成された請求項1に記載の車両用ステアリングコラ
    ム装置。
  11. 【請求項11】第一のブラケット手段がジャケットの第
    一の端部に圧入されている請求項1に記載の車両用ステ
    アリングコラム装置。
  12. 【請求項12】第二のブラケット手段がジャケットの第
    二の端部に圧入されている請求項1に記載の車両用ステ
    アリングコラム装置。
  13. 【請求項13】両側に第一及び第二の端部を有する中空
    管状部材と、 ジャケットの第一の端部に取り付けられるとともに車両
    に固定取付可能な第一のブラケットと、 ジャケットの第二の端部に取り付けられるとともに、ス
    テアリングコラムスイッチチレバの選択的な回動変位に
    応じて車両の装置を制御するためにステアリングコラム
    スイッチが離脱可能に取り付けられる第二のブラケット
    と、 管状ジャケットに回転可能に取り付けられたステアリン
    グコラムシャフトで構成され、このステアリングコラム
    シャフトが、 両側に第一及び第二の端部を有する中空管状部材と、 管状部材の第一の端部に、管状部材より一体の延長部と
    して、一体に形成された分離された第一及び第二のアー
    ムと、 第一及び第二のアームのそれぞれに形成され他方のアー
    ムのボアと同軸状に整列されるボアと、 管状部材の第二の端部に形成され、車両のステアリング
    ホイルを取り付ける手段とによって構成されたことを特
    徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  14. 【請求項14】ジャケットの第一及び第二の端部間の位
    置に取り付けらるとともに車両に固定的に連結されるた
    第三のブラケット手段が設けられ、 前記第三のブラケットは、第一の端部を中心としてジャ
    ケットを回転可能とるピボット手段を有する請求項13
    に記載の車両用ステアリングコラム装置。
  15. 【請求項15】長手方向に貫通する中央ボアを有するク
    ランプブロックと、 クランプブロックに設けられ、クランプブロックのボア
    に連通し、クランプブロックの一つの壁を二つの分割さ
    れた壁部分に分割するスロットと、 クランプブロックの外側でボルトの端部に取り付けられ
    る調整可能なナットと、 車両に連結される上側ブラケットと、 上側ブラケットから延びる少なくとも一つのアームと、 ネジ部を設けたボルトが貫通するスロットと、 調整可能なナットに取付られ、レバーの、上側ブラケッ
    トとステアリングコラムジャケットを相互に固定した位
    置とする第一の位置と、上側ブラケットに対して第一の
    端部を中心とするステアリングコラムジャケットの回動
    を許容する第二の位置間の回動変位によって調整ネジを
    動作させる回動レバーとによって構成する請求項14記
    載の車両用ステアリングコラム装置。
  16. 【請求項16】両側に第一及び第二の端部を有する中空
    管状ジャケットを形成し、 離脱可能に車両に連結可能な第一のブラケット手段をジ
    ャケットの第一の端部に取付け、 取り外し可能にステアリングコラムスイッチ手段を収容
    する第二のブラケット手段をジャケットの第二の端部に
    取付け、 ジャケットに、各端部がジャケットの第一及び第二の端
    部より外側に延びるステアリングシャフトをジャケット
    に回転可能に取り付けることによって構成したステアリ
    ングコラム装置の形成方法。
  17. 【請求項17】ジャケットの第一及び第二の端部の中間
    に、車両に連結可能でありジャケットをジャケットの第
    一の端部を中心に回動可能とするピボット手段を備えた
    第三のブラケット手段を離脱可能に取付る請求項16に
    記載した方法。
  18. 【請求項18】両側に第一及び第二の端部を有する中空
    管状部材としてステアリングコラムシャフトを形成し、 管状部材の第一の端部にスリットを形成して、第一及び
    第二の対向して分離された側壁部を形成し、 第一及び第二の側壁部を相互に離間する方向に織り曲げ
    て、第一及び第二の分離した反対側のアームを形成し、
    各アームを平坦な端部を管状部材に連結する折り曲げ部
    によって構成し、 T字ドリルによって第一及び第二のアームのそれぞれの
    端部にボスとボアを形成し、前記第一及び第二のアーム
    のボアは相互に同軸状に整列され、 管状部材の第二の端部に、ステアリングホイル固定手段
    を設けた請求項16に記載した方法。
  19. 【請求項19】第一のブラケット手段を取り付ける工程
    が、第一のブラケット手段をジャケットの第一の端部に
    圧入する請求項16に記載した方法。
  20. 【請求項20】第二のブラケット手段を取り付ける工程
    が、第二のブラケット手段をジャケットの第二の端部に
    圧入する工程を有している請求項16に記載の方法。
  21. 【請求項21】両側に第一及び第二の端部を有する中空
    管状ジャケットを形成し、 離脱可能に車両に連結可能な第一のブラケット手段をジ
    ャケットの第一の端部に取付け、 取り外し可能にステアリングコラムスイッチ手段を収容
    する第二のブラケット手段をジャケットの第二の端部に
    取付け、 ジャケットに、各端部がジャケットの第一及び第二の端
    部より外側に延びるステアリングシャフトをジャケット
    に回転可能に取り付け、 両側に第一及び第二の端部を有する中空管状部材として
    ステアリングコラムシャフトを形成し、 管状部材の第一の端部にスリットを形成して、第一及び
    第二の対向して分離された側壁部を形成し、 第一及び第二の側壁部を相互に離間する方向に織り曲げ
    て、第一及び第二の分離した反対側のアームを形成し、
    各アームを平坦な端部を端部を管状部材に連結する折り
    曲げ部によって構成し、 T字ドリルによって第一及び第二のアームのそれぞれの
    端部にボスとボアを形成し、前記第一及び第二のアーム
    のボアは相互に同軸状に整列され、 管状部材の第二の端部に、外ネジを形成することを特徴
    とするステアリングコラム装置の形成方法。
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