JPH06210389A - 有底筒状部品の製造方法 - Google Patents

有底筒状部品の製造方法

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JPH06210389A
JPH06210389A JP5021725A JP2172593A JPH06210389A JP H06210389 A JPH06210389 A JP H06210389A JP 5021725 A JP5021725 A JP 5021725A JP 2172593 A JP2172593 A JP 2172593A JP H06210389 A JPH06210389 A JP H06210389A
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bottomed
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die
tubular
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JP5021725A
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Mitsunobu Hokkezu
光信 法華津
Hiroyuki Asai
博行 浅井
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ASAI TEKKO KK
Toyoda Iron Works Co Ltd
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ASAI TEKKO KK
Toyoda Iron Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板状素材を用いてプレス加工により有底筒状
部品を製造する製造方法において、底部の外側の平面部
を充分に大きく確保しつつ安価に且つ能率良く製造でき
るようにする。 【構成】 予め絞り工程において板状素材から筒状部4
2の長さが最終成形品のワーク10よりも長く且つ筒状
部42と底部44とのコーナー部46の半径がワーク1
0よりも大きい有底筒形状に絞り加工された中間品22
を製造するとともに、内外径寸法がワーク10と等しい
ダイス56およびポンチ60により、中間品22の外向
きフランジ48をトリミングした後に鍛造加工を施し、
筒状部42を軸方向に押圧して余肉Aをコーナー部46
側へ流動させ、目的とする形状に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有底筒状部品の製造方法
に係り、特に、板状素材を用いてプレス加工により製造
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】底部に円穴を有する有底筒状部品の製造
に際しては、例えば円穴の穴径と略等しい内径を有する
パイプ材を用意し、旋盤の中ぐり作業により筒状部の内
周面を所定寸法まで切削加工する方法がある。図9はそ
の一例を示す断面図であり、パイプ材における図中の格
子縞部分が切削により除かれて、有底筒状部品100の
筒状部102および底部104が所定の寸法に形成され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにパイプ材を切削して製造する方法では、加工に時間
がかかるとともにパイプ材自体のコストが高いことと相
俟って製造コストが高くなり、特に大量生産を行う場合
には大きな問題となる。
【0004】これに対し、板状素材にプレスによる絞り
加工を施して製造することが考えられるが、その場合に
は、図10に示す有底筒状部品110のように、筒状部
112と底部114とのコーナー部116の半径が大き
くならざるを得ないため、その底部114の外側の平面
部118が、筒状部112の外径から上記半径分だけ全
周に亘って狭められる。このため、大きな平面部が要求
される場合には、図11に示す有底筒状部品120のよ
うに筒状部122の外径を大きくする以外に平面部12
4を充分に大きく確保することができなかった。また、
鍛造により有底筒状部品を製造することもできるが、そ
の場合には薄肉に成形することが困難で、所望する形状
のものを製造できないとともに部品重量が重くなる。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、底部の外側の平面部
を充分に大きく確保しつつ安価に且つ能率良く製造でき
る有底筒状部品の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の要旨とするところは、板状素材から有底筒
状部品を製造する方法であって、(a)前記板状素材に
絞り加工を施し、筒状部の長さが前記有底筒状部品より
も長く且つその筒状部と底部とのコーナー部の半径が上
記有底筒状部品よりも大きい有底筒形状の中間品を製造
する絞り工程と、(b)前記有底筒状部品の開口側端面
を除く外周面の形状に対応する形状の成形面を有するダ
イス内に前記中間品を底部側から嵌入するとともに、前
記有底筒状部品の内周面および開口側端面の形状に対応
する形状の成形面を有するポンチを前記中間品およびダ
イスに嵌入して、その中間品に鍛造加工を施し、中間品
の筒状部を軸方向に押圧して余肉を前記コーナー部側へ
流動させることにより目的とする形状に成形する形状出
し工程とを有することにある。
【0007】また、好適には、前記絞り工程では、前記
筒状部の開口端に外向きフランジを有する中間品を製造
し、前記形状出し工程では、前記ポンチおよびダイスに
より前記外向きフランジをトリミングした後に前記鍛造
加工を行う。
【0008】
【作用および発明の効果】かかる有底筒状部品の製造方
法では、先ず絞り工程において、板状素材に絞り加工が
施されて、筒状部の長さが前記有底筒状部品よりも長く
且つその筒状部と底部とのコーナー部の半径が上記有底
筒状部品よりも大きい有底筒形状の中間品が製造され
る。その後、形状出し工程において、目的とする有底筒
状部品の開口側端面を除く外周面の形状に対応する形状
の成形面を有するダイス内に前記中間品が底部側から嵌
入されるとともに、有底筒状部品の内周面および開口側
端面の形状に対応する形状の成形面を有するポンチが上
記中間品およびダイスに嵌入されて、その中間品に鍛造
加工が施され、中間品の筒状部が軸方向に押圧されて余
肉が前記コーナー部側へ流動させられることにより、目
的とする形状に成形される。
【0009】ここで、上記形状出し工程において中間品
がダイスおよびポンチの成形面に圧縮されて成形される
際に、中間品の筒状部の余肉が底部側のコーナー部に充
当されることから、ダイスの成形面におけるコーナー部
の形状どおりに成形されるとともに、絞り加工時の肉厚
減少部分にも余肉が充当され、目的とする形状の有底筒
状部品が得られる。これにより、例えばダイス側のコー
ナー部の半径が略零とされていれば、有底筒状部品のコ
ーナー部もその半径が略零の状態に成形され、底部外側
の平面部の外径を筒状部の外径と略同じ大きさとするこ
とができるのである。したがって、本発明の製造方法に
よれば、筒状部を大径にすることなく底部の外側の平面
部を充分に確保することが可能となり、そのようなコー
ナー部の半径が小さい有底筒状部品を安価に且つ能率良
く製造することができるのである。
【0010】また、絞り工程で筒状部の開口端に外向き
フランジを有する中間品を製造するとともに、形状出し
工程でポンチおよびダイスにより上記外向きフランジを
トリミングした後に前記鍛造加工が行われる場合には、
上記トリミングにより筒状部の余肉が周方向において略
均一に揃えられるため、外向きフランジを有しない中間
品のように絞り加工後に筒状部の開口端形状にばらつき
がある場合に比較して、鍛造加工時における余肉の流動
が中間品の全周において良好に行われ、形状出しの精度
が向上させられる。
【0011】
【実施例】以下、本発明方法が適用された一実施例を図
面に基づいて詳細に説明する。図2は、製造すべき最終
的なワーク8の斜視図で、これは図3に示す有底筒状部
品10から得られる。有底筒状部品10は、円筒形状を
成す筒状部12と、その筒状部12の一端部に設けられ
た底部14とから成り、それ等の筒状部12および底部
14は略均一な肉厚を有している。筒状部12と底部1
4とが接続するコーナー部18の半径は略零であり、軸
心を含む断面形状において内側および外側共に略直角と
されている。上記ワーク8は、この有底筒状部品10の
底部14の中心部分に軸心方向に貫通する円穴16を形
成したものである。
【0012】上記有底筒状部品10は、図4に示す板状
素材としてのブランク20にプレス加工を施すことによ
って製造される。ブランク20は、円板状を成すととも
に板厚が1.4〜3.2mm程度のもので、打抜きプレス装置
等により帯状の金属板から所定の大きさに外径抜きされ
たものである。
【0013】図5および図6は、上記ブランク20に所
定の絞り加工を施して中間品22を製造する絞り工程を
それぞれ示す断面図である。この絞り工程においては、
先ず、ブランク20が図5のプレス装置24に供給さ
れ、図示しない保持部材によりダイス26上に位置決め
されるとともにポンチ28が下降させられると、ブラン
ク20がそれらダイス26およびポンチ28の双方の間
に挟まれて所定のプレス圧で押圧され、その中央部が周
囲の部分よりも片面側へ突出した部分球面状を成すよう
に絞り成形される。図5の如く一次絞り加工が施された
ブランク20は、次に図6のプレス装置30に送られ、
二次絞り加工が施される。
【0014】プレス装置30では、図6(a)に示すよ
うに、ブランク20は、しわ押え板32により適度なし
わ押え力で周縁部を押さえ付けられた状態で、下降させ
られるポンチ34によってその中央部がダイス36側へ
押圧されることにより、前記図3の有底筒状部品10と
略等しい外径の有底円筒形状となるように絞り加工が施
される。ここで、ポンチ34の先端側コーナー部38の
半径、およびダイス36の開口側コーナー部40の半径
は、それぞれ上記絞り加工における最適値に予め定めら
れており、ブランク20は材料の破断やしわを生ずるこ
となく良好にダイス36内へ絞り込まれる。同図(b)
は完全に絞り込みが終了した状態を示しており、この二
次絞り加工によって、絞り工程における所定形状、すな
わちその筒状部42の軸心方向の長さが有底筒状部品1
0の筒状部12よりも長く且つその筒状部42と底部4
4とのコーナー部46の外側の半径が有底筒状部品10
のコーナー部18の半径(=略零)よりも大きい有底筒
形状に成形され、中間品22が得られる。また、この図
6から明らかなように、上記筒状部42の開口端には、
ブランク20の上記しわ押え板32により押え付けられ
ていた部分が、外向きフランジ48として残っている。
なお、本実施例では2段の絞り加工で中間品22が成形
されるが、ブランク20の材質やワーク8の形状等を考
慮して1段或いは3段以上の絞り加工で中間品22を成
形することもできる。
【0015】図1は、上記中間品22に更にプレス加工
を加えて、前記有底筒状部品10を成形する形状出し工
程、およびそれを行うプレス装置50を示す断面図であ
る。プレス装置50は、図3の有底筒状部品10の開口
側端面52を除く外周面の形状に対応する形状の成形面
54を有するダイス56と、有底筒状部品10の内周面
および上記端面52の形状に対応する形状の成形面58
を有する段付き状のポンチ60とを備えて構成されてい
る。ダイス56の成形面54における円筒状内周面62
と底面64とのコーナー部66は、目的とする有底筒状
部品10のコーナー部18と同様に半径が略零の所謂ピ
ン角状に形成されているとともに、ポンチ60の小径部
60aの先端側におけるコーナー部68も、半径が略零
のピン角状に形成されている。ポンチ60の大径部60
bの外径は、ダイス56の内周面62の内径と略等しく
されており、小径部60aと大径部60bとの段部の外
周端70、および上記内周面62の開口端72は、それ
ぞれ切れ刃として機能するようになっている。
【0016】形状出し工程では、図1(a)に示すよう
に、ダイス56内に中間品22を底部44側から嵌入さ
せた状態でポンチ60をダイス56側へ下降させると、
筒状部42の外向きフランジ48にポンチ60の外周端
70が当接した状態で中間品22がダイス56側に押し
下げられ、それらの下降に伴ってその外周端70および
ダイス56の開口端72により外向きフランジ48が剪
断されて、同図(b)に示すように中間品22のトリミ
ングが行われる。このトリミングにより筒状部42の開
口端側における余肉Aが周方向において略均一に揃えら
れる。そして、ポンチ60が更に押し込まれて底部44
がダイス56の底面64に当接した中間品22に所定の
プレス圧が加えられると、同図(c)に示すように目的
とする形状の有底筒状部品10が得られる。
【0017】具体的には、ポンチ60により筒状部42
が軸方向に押圧されると、その開口端側の余肉Aがコー
ナー部46側へ流動させられ、その余肉Aの相当分が当
初の比較的大きな半径のコーナー部46とダイス56の
成形面54におけるピン角のコーナー部66との隙間に
充当されることにより、そのコーナー部66の形状どお
りに中間品22のコーナー部46が成形されて、目的と
する形状、すなわち有底筒状部品10のコーナー部18
と同様に半径が略零の状態となる。なお、僅かではある
が、ポンチ60の成形面58、より具体的には小径部6
0aのコーナー部68に押圧されるコーナー部46の内
側部分からも余肉Bが外側へ流動させられる。また、中
間品22の筒状部42の肉厚は絞り加工で薄くなってい
るが、これも上記余肉Aによって所望する肉厚まで復帰
させられる。中間品22の筒状部42の長さ寸法、すな
わち前記ダイス36の深さ寸法は、必要な余肉量に応じ
て設定されている。これにより、図3に示す有底筒状部
品10が製造される。
【0018】そして、上記有底筒状部品10は、図7に
示す穴抜き装置80に移されて穴抜き加工が施される。
穴抜き装置80は、有底筒状部品10がダイス82内に
底部14側から嵌入させられた状態で、下降するポンチ
84によりその底部14に前記円穴16が穴抜きされ
る。この穴抜き加工までの工程により最終的な形状の前
記図2に示すワーク8が製造される。
【0019】ここで、本実施例では、ダイス56側のコ
ーナー部66の半径を略零とすることにより、有底筒状
部品10のコーナー部18を半径が略零の状態に成形で
き、図7に示す底部14の外側の平面部86の外径を筒
状部12の外径と略同じ大きさに確保することができ
る。したがって、本実施例の有底筒状部品10の製造方
法によれば、絞り加工のみにより有底筒状部品10を製
造しようとする場合のように、底部の外側の平面部を充
分に確保するために筒状部を大径にする必要がなく、コ
ーナー部18の半径が小さい有底筒状部品10更にはワ
ーク8を安価に且つ能率良く製造することができるので
ある。
【0020】また、前記絞り工程では、筒状部42の開
口端に外向きフランジ48を有する中間品22を製造す
るとともに、形状出し工程では、ポンチ60の外周端7
0およびダイス56の開口端72によりその外向きフラ
ンジ48をトリミングした後に前記鍛造加工を行うよう
になっており、外向きフランジ48のトリミングにより
筒状部42の余肉Aが周方向において略均一に揃えられ
ることから、外向きフランジを有しない中間品のように
絞り加工後に筒状部の開口端形状にばらつきがある場合
に比較して、鍛造加工時における余肉Aの流動が中間品
22の全周において良好に行われ、形状出しの精度が向
上させられる。
【0021】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
【0022】例えば、前述の実施例における図1のプレ
ス装置50は、段付き状のポンチ60を備えて中間品2
2の筒状部42および底部44を同時に鍛造加工するよ
うになっていたが、例えば図8に示すプレス装置90の
ように、タイミングをずらして駆動される第1ポンチ9
2および第2ポンチ94を備えることにより、内側の第
1ポンチ92により中間品22の底部44を先にダイス
96の底面98に押圧しておいてから、外側の第2ポン
チ94により筒状部42を押圧するようにして鍛造加工
を施すようにしても良い。
【0023】また、前述の実施例においては、図7の穴
抜き装置80による穴抜き加工が図1のプレス装置50
による形状出し工程とは別個に行われていたが、プレス
装置50の前記ポンチ60に図7のポンチ84と同様な
打抜き用のポンチを組み込んで鍛造加工と同時に穴抜き
加工を行うように構成することも可能である。
【0024】また、前述の実施例においては、図1のプ
レス装置50による形状出し工程において中間品22の
外向きフランジ48のトリミングが行われる場合であっ
たが、トリミングを鍛造加工とは別工程で行うようにし
ても差し支えない。
【0025】また、前述の実施例におけるワーク8は、
円筒形状を成す筒状部12と、その筒状部12の一端部
に設けられた底部14とから成り、底部14の中心部分
に円穴16を備えていたが、軸心方向と直角な横断面形
状が円形以外であったり、底部に円穴を有していなかっ
たりする他の有底筒状部品を製造する場合においても、
本発明方法が適用され得る。
【0026】また、前述の実施例においては、絞り工程
で筒状部42の開口端に外向きフランジ48を有する中
間品22を製造するとともに、形状出し工程でその外向
きフランジ48をトリミングした後に鍛造加工を行うよ
うになっていたが、絞り加工でフランジが無くなるまで
ブランク20を絞り加工し、トリミングを行うことなく
そのまま鍛造加工されても差し支えなく、外向きフラン
ジを必ずしも設ける必要はない。
【0027】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の有底筒状部品を本発明方法に従って製造
する際の形状出し工程を説明する断面図で、(a),
(b),(c)の順に工程の流れを示す図である。
【図2】図3の有底筒状部品から製造されるワークの一
例を示す斜視図である。
【図3】本発明方法に従って製造された有底筒状部品を
示す斜視図である。
【図4】図3の有底筒状部品を製造するための板状素材
を示す斜視図である。
【図5】図4の板状素材を用いて図3の有底筒状部品を
本発明方法に従って製造する際の絞り工程における一次
絞り加工を説明する断面図である。
【図6】図5の一次絞り加工に続いて行われる二次絞り
加工を説明する断面図で、(a),(b)の順に工程の
流れを示す図である。
【図7】図3の有底筒状部品から図2のワークを製造す
る際の穴抜き工程を説明する断面図である。
【図8】本発明方法における形状出し工程の他の態様を
示す断面図である。
【図9】底部に円穴を有する有底筒状部品を切削加工に
よって製造する従来の製造方法の一例を説明する断面図
である。
【図10】絞り加工によって製造される従来の有底筒状
部品の一例を説明する断面図である。
【図11】絞り加工によって製造される有底筒状部品の
別の例を説明する断面図である。
【符号の説明】
10:有底筒状部品 12,42:筒状部 14,44:底部 18,46:コーナー部 20:ブランク(板状素材) 22:中間品 48:外向きフランジ 52:開口側端面 54:成形面 56,96:ダイス 58:成形面 60,92,94:ポンチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状素材から有底筒状部品を製造する方
    法であって、 前記板状素材に絞り加工を施し、筒状部の長さが前記有
    底筒状部品よりも長く且つ該筒状部と底部とのコーナー
    部の半径が該有底筒状部品よりも大きい有底筒形状の中
    間品を製造する絞り工程と、 前記有底筒状部品の開口側端面を除く外周面の形状に対
    応する形状の成形面を有するダイス内に前記中間品を底
    部側から嵌入するとともに、前記有底筒状部品の内周面
    および開口側端面の形状に対応する形状の成形面を有す
    るポンチを前記中間品およびダイスに嵌入して、該中間
    品に鍛造加工を施し、該中間品の筒状部を軸方向に押圧
    して余肉を前記コーナー部側へ流動させることにより目
    的とする形状に成形する形状出し工程とを有することを
    特徴とする有底筒状部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記絞り工程では、前記筒状部の開口端
    に外向きフランジを有する中間品を製造し、前記形状出
    し工程では、前記ポンチおよびダイスにより前記外向き
    フランジをトリミングした後に前記鍛造加工を行う請求
    項1に記載の有底筒状部品の製造方法。
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