JPH06210100A - 矩形状布片の展開装置 - Google Patents

矩形状布片の展開装置

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JPH06210100A
JPH06210100A JP5112459A JP11245993A JPH06210100A JP H06210100 A JPH06210100 A JP H06210100A JP 5112459 A JP5112459 A JP 5112459A JP 11245993 A JP11245993 A JP 11245993A JP H06210100 A JPH06210100 A JP H06210100A
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秀俊 石原
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幸一 神野
Kimiharu Fujihashi
公春 藤橋
Kazuo Kitajima
一男 北島
Toshio Hattori
敏夫 服部
Hiroyuki Asaoka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シーツ等の矩形状布片を懸垂状態から張り広
げる際、短い展開サイクル時間で、しかも皺の発生もな
く、仕上げ品質の向上を図る。 【構成】 矩形状布片15の任意の角端C1 と、その角
端を含む辺の1個所Ya'とを、2個のクリップ17が取
付けてある移動可能な把持具16で把持して布片15を
自然に吊下げた後、ベルトコンベヤ等により構成される
載置台35の上面を水平に載置台35の凸型前縁部36
に布片15を抵抗接触させながら把持具16で牽引移動
し、布片15を載置台35上に引き込む工程を有する布
片展開装置において、同載置台35の布片牽引軌道面の
布縁側の半分面に多数の吸引穴48をもつ吸引ダクト4
7を設けてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシーツ等の矩形状布片を
懸垂の状態から張り広げる矩形状布片の展開装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の矩形状布片の角の1端辺を把持し
て載置台上を牽引し、布片の1辺を展開する装置は特開
平4−9198号公報によって提案されているが、これ
を図14〜図19について説明する。図14〜図18に
示す従来の縁出し装置は、例えば図19に示すシーツな
どの矩形状布片Yの縁出しを行なうためのものであっ
て、フレーム材を前後、左右、上下に組付けて前後方向
にかなりの長さ(処理すべき矩形状布片Yの長辺側の全
長よりかなり長尺)をもつ矩形立体型の架台1と、同架
台1の上部寄り位置において架台前後方向に進退移動自
在な移動体2と、同移動体2における水平左右方向に所
定間隔を隔てた2位置に設けられていて、矩形状布片Y
の1つの角部C1とそれに隣接する縁部Ya の一部を、
それぞれ着脱自在に保持し得る布片角部用保持手段22
及び布片縁部用保持手段23と、移動体2を架台前部の
布片保持位置Pから架台後部の布片引き込み位置Qまで
の範囲で進退せしめる移動体駆動装置3と、架台1に設
けられていて、架台後方に引き込まれる矩形状布片Yを
下方から支持する載置台4と、同載置台4の一部を構成
するコンベヤ5と、同コンベヤ5を正、逆各方向に走行
せしめるコンベヤ駆動装置6と、矩形状布片Yの縁出し
側側縁部Yb を検出する側縁部検出器71と、同じく矩
形状布片Yの終縁部Yc を検出する終縁部検出器72
と、この縁出し装置の運転を制御するコントローラ10
とを基本構成としている。
【0003】架台1の上部には、その左右方向の中間位
置において前後方向に向けて1本のガイドレール11が
架設されており、同ガイドレール11によって移動体2
が架台前後方向に進退移動自在なる如くガイドされてい
る。そしてこの移動体2の前後方向移動範囲は、図14
に示すように同移動体2が架台前部にあって各保持手段
22,23で矩形状布片Yを保持し得る布片保持位置P
から、図18に示すように同移動体2が架台後部にあっ
て矩形状布片Yを完全に載置台4上に引き込み得る布片
引き込み位置Qまでの範囲以上に設定されている。また
移動体2は、左右方向に人の肩幅程度の長さ(40〜6
0cm程度の長さ)をもつ平板20の左右両側部に、そ
れぞれ下向きに折曲した垂下板21,21を設けて形成
されている。そしてこの各垂下板21,21の前端部に
それぞれ1つずつ布片保持用の保持手段22,23が取
付けられている。なお、架台前部側から見て、右側に位
置する保持手段22が布片角部C1 の保持用で、左側に
位置する保持手段23が布片縁部保持用となっている。
そして各保持手段22,23には、それぞれ圧縮空気で
作動するクリップ式のエアチャックが採用されている。
【0004】移動体駆動装置3は、架台1の前部と後部
にそれぞれ設けたスプロケット32,32と、同各スプ
ロケット32,32間に架設された有端のチェン33
と、一方のスプロケット32を正、逆両方向に回転せし
めるモータ31とを有している。またチェン33の一端
は前側スプロケット32に巻掛けした後に移動体2に固
定し、同チェン33の他端は後側スプロケット32に巻
掛けした後に移動体2に固定している。従ってこの移動
体駆動装置3は、モータ31によりスプロケット32を
右回転或いは左回転させることにより、移動体2をガイ
ドレール11に沿って前進又は後退せしめ得るようにな
っている。また載置台4は、各保持手段22,23の進
退高さ位置よりやや下方位置に設置されており、同載置
台4は、前後方向に比較的短尺の前側台板41と、同前
側台板41の後端縁に連続して設けられた後側台板43
と、前側台板41の後端近傍位置において水平左右方向
に進退走行可能なコンベヤ5とを有している。コンベヤ
5は、左右一対のロール51,51間に合計4本を1組
とするベルト52,52を巻掛けして構成されており、
同各ベルト52,52間には適宜の間隔Sを設けてい
る。なお、各ベルト52,52の上面側走行部は、後側
台板43の上面側の近傍位置で走行するように設置され
ている。またコンベヤ駆動装置6は、正、逆回転可能な
モータ61により、スプロケット及びチェンを介してコ
ンベヤ5の一方側(左側)のロール51を正、逆回転せ
しめ得るようにしている。
【0005】側縁部検出器71は、矩形状布片Yが架台
奥側に引き込まれるときに、コンベヤ設置部分において
矩形状布片の縁出し側側縁部Yb を検出するためのもの
で、光電管が採用されている。またこの側縁部検出器7
1は、後側台板43上におけるコンベヤ5の架台前部側
から第1番目のベルト52と、第2番目のベルト52の
間の隙間S内で、かつ布片角部用保持手段22が通行す
る位置のほぼ直下において検知部を上向きにして設置さ
れている。終縁部検出器72には光電管が採用されてい
て、矩形状布片Yの終縁部Yc が載置台4上におけるコ
ンベヤ5の架台前部側端部に差しかかったときに、同終
縁部Yc の存在を検出するようにしている。即ち、同終
縁部検出器72は、後側台板43上におけるコンベヤ5
の架台前部側端部の近傍で、かつ移動体2の左右方向の
ほぼ中間部が通行する位置のほぼ直下において検知部を
上向きにして設置されている。そして側縁部検出器71
及び終縁部検出器72は、それぞれ布片の検出状態或い
は非検出状態の別をコントローラ10に向けて発信す
る。
【0006】コントローラ10は、側縁部検出器71か
らの信号を受けてコンベヤ駆動装置6に対してコンベヤ
5を正、逆何れかの方向に走行させるように制御すると
共に、終縁部検出器72からの布片終縁部検出信号を受
け、移動体駆動装置に対して作動を停止させるよう制御
する。即ち、側縁部検出器71が布片非検出状態にある
とき(側縁部検出器71の直上方に布片が存在しないと
き)には、コンベヤ駆動装置6に対してコンベヤ5の上
面側が側縁部押し出し方向(左から右方向)に走行する
如く制御し、かつ同側縁部検出器71が布片検出状態に
あるときには、同コンベヤ駆動装置6に対してコンベヤ
5の上面側が側縁部引き込み方向(右から左方向)に走
行する如く制御するようになっている。従って矩形状布
片におけるコンベヤ5上に接触する部分の縁出し側側縁
部は、側縁部検出器71による検出位置を挟んでその左
右小範囲の場所でのみ、小刻みに位置調整されるように
なる。また矩形状布片Yが移動体2と共に架台奥側に引
き込まれる際に、終縁部検出器72は、先ず最初、布片
非検出状態から終縁部検出器上方に矩形状布片Yが差し
かかると布片検出状態となり、移動体2が更に後退して
矩形状布片Yの終縁部Yc が終縁部検出器72による検
出位置より奥側に移動したときに再度布片非検出状態と
なるが、そのとき発信される終縁部検出器72からの信
号を受けて、コントローラ10により移動体駆動装置3
を直ちに作動停止させるように制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】矩形状布片を凸型前縁
部において接触抵抗を持たせながらフィードベルトより
なる載置台上に引き込んだ場合は、矩形状布片の側縁部
は牽引方向に対して平行にならず末広がりになる傾向が
ある。その対策として提案された布片の側縁部を牽引方
向に対し平行に修正する方式として、特開平4−919
8号公報に示すような分割フィードベルトコンベヤによ
る布片の側縁部を揃える機構がある。しかしこの従来の
機構は複雑であって機械のコストも高くなると同時に、
布片の展開にかかる時間に布片の側縁部位置修正の時間
が加算されて展開サイクル時間が長くなり、能力が上げ
られない等の問題があった。また布片側縁部の位置修正
は、布片が引き込まれて置かれた後に行なわれるので、
布片に張りがなく、皺がよったまま次段階に送られる結
果、後工程のアイロナ装置におけるシーツ等の仕上がり
品質が低下する欠点があった。更に矩形状布片は、1つ
の角端とその角端を含む辺の1個所とが、把持具で把持
されて載置台上に引き込まれるため、長大な矩形状布片
を取り扱うときは、把持された角端の対角の角端は、尻
尾状に垂れ下がって載置台上からはみ出したままとな
り、次の直角方向の移動の際、装置の構造物に引っ掛か
ったり、巻き込まれたりする虞れがあり、もし把持具で
布片を引き込むときに、布片角端の尻尾状の部分まで載
置台上に引き込もうとすれば、より長い載置台が必要と
なり、機械設備が大型になる等の問題があった。また通
常の布片は矩形形状を保っているが、数回の洗濯処理を
経た布片の中には変形したものもあり、これらの布片が
その1つの角端とその角端を含む辺の1個所を把持具で
把持されて載置台上に引込まれるとき、変形した布片の
場合、凸型前縁部への布片のかかりが不完全となり、載
置台上に引込んだとき矩形状布片の側縁部は牽引方向に
対し斜めになったり、凸型前縁部から外れて展開不能に
なったりする。このとき後工程でこの布片はリジェクト
され、作業の歩留まりが低下する。また布片が斜めに引
込まれ、リジェクトされずに次工程に送られて展開され
ても、洗濯物としての品質は不良となるので改善が必要
であった。本発明は前記従来の問題を解決するために提
案されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、矩形
状布片の任意の角端と、その角端を含む辺の1個所を、
2個のクリップが取付けてある移動可能な把持具で把持
して布片を自然に吊下げた後、ベルトコンベヤ等により
構成される載置台の上面を水平に載置台の凸型前縁部に
布片を抵抗接触させながら把持具で牽引移動し、布片を
載置台上に引き込む工程を有する布片展開装置におい
て、同載置台の布片牽引軌道面の布縁側の半分面に多数
の吸引穴をもつ吸引ダクトを設けてなるもので、これを
課題解決のための手段とするものである。また本発明
は、載置台の布片取込み部入口付近上方に位置して、布
片の把持具で掴まれた角端に繋がる縁部が通過するとき
にその末端を検出する検出センサと、同センサが発信し
た信号を受けて同把持具の進行速度と把持具と布末端の
通過のタイミングから、布片の縁部のセンタリングのタ
イミングを演算し、把持具のクリップの把持解除機構を
作動させる制御装置とを備えてなるもので、これを課題
解決のための手段とするものである。
【0009】更に本発明は、載置台となっている布片牽
引方向と直角水平方向に走行するコンベヤ端に置かれた
布片の展開側辺を押えるローラと、展開辺側と反対方向
に移動し布片の展開辺側がコンベヤ端と前記押えローラ
とで挟まれた後、載置台コンベヤ端から垂れ下がってい
る布片の中央部を吸引する下向き凸型の展開板を備えた
スリットと、垂れ下がっている布片の上部を、載置台の
下段に設けられた展開送りコンベヤ上に押し込む取込み
バーと、前記展開送りコンベヤの前部に設けられたフリ
クションローラとを架設してなるもので、これを課題解
決のための手段とするものである。また本発明は、載置
台の布片取込み部の凸型前縁部に続いた凹型前縁部と、
同凹型前縁部の凹型中心線に合わせてフレームに取付け
られ、かつ上面が前記載置台の上面と同一面であり、そ
の上面に布片の移動方向に斜めに吹き出す複数のノズル
穴を有するノズル筐と、同ノズル筐に空気を送る空気源
と、前記ノズル穴より吹き出した空気に吹き上げられた
布片の尻尾状角端を、載置台上の所定位置にガイドする
ガイド板とを備えてなるもので、これを課題解決のため
の手段とするものである。
【0010】更に本発明は、前記の矩形状布片の展開装
置の載置台において、布片載置台の上方の固定部材に取
付けられたユニット台と、同ユニット台の固定軸上で回
動する作動レバーと、同作動レバーに架設され、単数又
は複数のコンベヤベルトを同時に駆動、停止する作用を
有するブレーキローラと、前記作動レバーを作動する空
気圧アクチュエータと、コンベヤベルトの走行方向と直
角方向に引込まれた布片の側縁部を検出するセンサとで
構成されたベルト動停ユニットを並べた構造の布片載置
台、及び各ベルト動停ユニット毎に前記センサが発する
布片検出信号により前記空気圧アクチュエータに指令す
る制御回路とを設置してなり、載置台上に布片が置か
れ、前記コンベヤベルトが走行し始めたとき、前記各ベ
ルト動停ユニット毎にセンサが発する布片通過検出信号
を受けて単数又は複数のコンベヤベルトにブレーキをか
けてこれを止めることによる布片の姿勢制御機能を付加
してなるもので、これを課題解決のための手段とするも
のである。また本発明は、矩形状布片の展開装置におい
て、布片取込み部である凸型前縁部の下部に設けられ、
縦軸プーリでガイドされ、前記凸型前縁部の凸型に倣っ
た縦側面を形成して水平走行する多数の吸引穴を有する
サクションベルトと、同サクションベルトの内側に収容
され、同サクションベルトの凸型縦面に接する面側が開
口しているサクションダクトと、同サクションダクトか
ら空気を排出する排出管及び吸い出しブロワーと、前記
サクションベルトを駆動するモータと、布片取込み部の
水平面に布片側縁部引込み線に沿って設けられた布片検
出センサと、同布片検出センサの信号により布片側縁部
の偏りを検出して前記モータに正転又は逆転及び停止の
指令をして布片側縁部の通る位置を補正する制御回路と
で構成された布幅寄せ機構を付加してなるもので、これ
を課題解決のための手段とするものである。
【0011】
【作用】以上の課題を解決するための手段の項の各機
構、手段について個別にその作用を説明する。矩形状布
片は載置台上を、同載置台に明けられた多数の穴に布片
牽引軌道面の布縁側の半分の面が吸引されつつ引っ張ら
れるので、布縁側だけが引き方向の摩擦抵抗を受け、布
片は牽引方向に対して平行線を維持することができる。
また布片の布縁は把持具に掴まれた端部から引かれた最
後部まで張りを持ったままの状態で載置台に置くことが
できるので、この状態を維持しつつ次工程のアイロナに
送る事により、シーツ等の仕上がり品質を良好に保つこ
とができる。更に矩形状布片は載置台上を移動する間
に、センサによって通過位置のタイミングを検出され、
センタリングのタイミングを演算されて把持具から解放
されるので、この工程における時間のロスを生じない。
また矩形状布片が載置台上を引かれるときに、凹型前縁
部付近を通る布片は纏められ、前記前縁部の上流にある
複数のノズルから吹き出す空気に押し上げられるので、
前記前縁部付近における布片の摩擦抵抗が減少する。更
に矩形状布片の移動が終わったときには、凹型前縁部に
纏まって尻尾状に垂れ下がった布片の角端は面積が少な
く軽くなっているので、ノズル穴から吹き出す空気に吹
き上げられ、ガイド板にガイドされて載置台上の所定位
置に載せられる。従って布片角端が引っ掛かったり、巻
き込まれたりして次の布片送り工程に支障をきたすよう
な不具合はなくなる。
【0012】次に前記のベルト動停ユニットを横に並べ
て構成された布片側縁揃え載置台の作用を説明すると、
布片が載置台に引込まれた後、前記コンベヤベルトが駆
動されて布片が次工程に送られる段階で、布片の有無を
各ベルト動停ユニットに設けられているセンサで検出
し、布片が通過してセンサが布片無しの信号を発し、こ
れが制御回路に送られると、制御回路は空気圧アクチュ
エータを作動し、コンベヤベルトからテンションプーリ
を離し、ブレーキをかけてこれを停止させる。また全て
のコンベヤベルトベルトユニットのセンサの発する信号
が布片無しとなって、布片側縁が全てコンベヤベルト上
の決まった位置に揃ったことが確認された後、一斉にブ
レーキを解放し、各コンベヤベルトを動かして布片を送
り出す。また前記の凸型前縁部と載置台の下部に設けら
れると共に、縦軸プーリでガイドされ、前記凸型前縁部
の凸型に倣った縦側面を形成して水平走行するサクショ
ンベルトによる布片側縁揃え機構の作用を説明すると、
布片が把持具で掴まれて布片展開装置の布片取込み部に
引込まれる工程において、同布片取込み部の水平面に設
けられた布片検出センサにより、引込移動中の布片側縁
が正しい引込み線から内側或いは外側に外れていること
を検出し、その信号により制御回路が働いて布片側縁を
正しい引込み線に沿うように前記サクションベルトを横
移動させる。そしてこの横移動中に、布片側縁が正しい
引込み線に沿うように修正されたことを布片検出センサ
が検出したとき、その信号により制御回路が働いて、前
記サクションベルトのブレーキを解除する。また同サク
ションベルトの吸引力は凸型前縁部における布片のしご
きを強くし、布片引込み方向の直線性を改善し、更に布
片の皺伸ばしの効果もある。
【0013】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図13は本発明の実施例を示し、図1はシー
ツの展開装置全体を示す斜視図である。先ず吸引ダクト
を備えた載置台を主体に展開装置全体の説明及びシーツ
吹き寄せノズル機構を図1〜図6によって説明し、次に
載置台上におけるシーツ側縁部揃え機構であるベルト動
停ユニットを図7〜図9によって、シーツ取込み部に設
けた横移動するサクションコンベヤ機構を図10〜図1
3によって、順番に説明する。なお、シーツ15の各角
及び各縁部の名称は図19に示すものをそのまま用いる
ことにする。さて図1〜図6において人手によってシー
ツ15の任意の角端C1 と、その角端C1 を含む縁部Y
a とを、肩幅の距離を置いて把持具16に取付けてある
2個のクリップ17に把持させる。把持具16は4個の
車輪18によってガイドレール25内を走行すると共
に、上部に設けてあるラックにチェン26を係合させ、
図示しないチェンの駆動手段によって同チェン26を介
して駆動する事ができるようになっている。また把持具
16はチェン26との係合を外して、傾斜がつけられた
ガイドレール上を自由走行することもできる。一方把持
具16がクリップ17を支える腕は、角端C1 側の腕1
6aが長く縁部Ya 側の腕16bは短くしてある。その
理由は把持具16が掴んだシーツ15が自然に垂れ下が
ったとき、2個のクリップ17への荷重のかかり方を比
べると、腕16b側の方が大きくなっているからであ
る。またシーツ15を吊り下げた把持具16は、チェン
26に駆動されてガイドレール25上を移動し、矢印B
の方向から展開装置上に進入する。シーツ15は凸型前
縁部36で広げられながら載置台35上を引っ張られ
る。また把持具16は載置台35上を進み、シーツ15
の側縁部Yb が載置台35に乗り終えた位置で、クリッ
プ把持解除機構27によってシーツ15を解放する。即
ち、クリップ把持解除機構27において、空圧アクチュ
エータ28が作動し、レバー29が回転して押板30が
クリップ17の解除腕17aを押し、前述のようにシー
ツを解放する。
【0014】次に図2は載置台35の構造を斜視図によ
って示しており、両側のフレーム38,39に支えられ
たモータ45によって間欠駆動されるプーリ40に掛け
られた多数の平ベルト46が、載置台35の主要部であ
る。同平ベルト46は多数の小穴が全面に明けてあるも
の、或いは空気の通り易い粗いメッシュのネットベルト
でも差し支えない。なお、載置台35の中央部は穴明き
でないベルトでも良い。また平ベルト46の内面に接し
て吸込みダクト47が載置台35の全幅に亙って取付け
られており、同ダクト47は上面、即ち平ベルト46に
接する面に多数の小穴48が明けられている。なお、前
記の平ベルト46に対応し、この小穴48も吸込みダク
ト47の中央部には無くても良い。一方フレーム38の
上方に光電センサ49が取付けられており、同センサ4
9は把持具16の通過と、シーツ15の終縁部Yc の通
過を検出するセンサである。このセンサ49が発した信
号は、制御装置50に送られて演算処理される。
【0015】図3は載置台35の平面図で、引き込まれ
て置かれたシーツ15の位置と吸込みダクト47の吸い
込み穴48群の関係位置を示したものであり、図示の如
く吸込みダクト47の吸込みが効く範囲は、引き込まれ
たシーツ15の軌道面の半分でシーツ15の側縁部Yb
側、シーツ15の進行方向の前後に分けられたEとFで
示された部分である。なお、吸込みの効く範囲を軌道面
全長にしても差し支えないが、この時はシーツ15の引
込み抵抗が過大となる。また吸込みダクト47は管56
によって吸込みブロワ55に繋がっている。
【0016】次にシーツ吹き寄せノズル機構の構造を図
5及び図6について説明する。載置台35の布片取込み
部の凸型前縁部36に続いて凹型前縁部101がフレー
ム38に取付けられ、同凹型前縁部101の凹型中心線
に合わせてノズル筐102がフレーム38の上部に取付
けられている。ノズル筐102の上面は載置台35の上
面と同一面に揃えてあり、かつ同ノズル筐102の上面
には、シーツ15の移動方向に斜めに吹き出す複数のノ
ズル穴103が明けられており、同ノズル筐102には
図示しない空気源より、送気管104を通して空気が送
られてくる。またノズル穴103より吹き出した空気に
吹き上げられたシーツ15の尻尾状角端が、載置台35
上に確実に反転して所定位置に載せられるようにガイド
するガイド板105が備えられている。なお、凹型前縁
部101の下方にガイドボックス110を設けておく
と、長大寸のシーツ15の尻尾状部分を移動するとき、
その動きを規制することが出来、安定性が増す効果があ
る。
【0017】図4は展開装置の側断面図である。ここで
図1と図4によってシーツ15の全面展開機構の構造を
説明すると、載置台35の平ベルト46よりなるコンベ
ヤの出口部にローラ58が設けられており、同ローラ5
8は空圧アクチュエータ60の作動により軸59を中心
に回転し、平ベルト46に対して押圧をかけたり、離れ
たりできる。またフレーム38,39にはバキューム式
エアスプレッダ65が取付けられており、同エアスプレ
ッダ65は前縁に下向き凸型の広げ板65aを設け、シ
ーツ15を下向きの吸込みスリット65bによって吸寄
せ、凸型の広げ板65aの作用を十分に効かせるように
している。エアスプレッダ65も管66によって吸込み
ブロワ67に繋がっている。一方載置台35の下側に
は、同じモータ70で駆動されるフリクションローラ6
8と、斜め下方向に走るシーツ15の送出しコンベヤ6
9が設けられている。また76はフレーム38,39に
取付けられたガイド75に案内された取込みバーであ
り、同取込みバー76は、図示しないチェンによる間欠
駆動と、チェンの1個所と取込みバー76とを連結する
図示しないリンク機構により前記ガイド75にガイドさ
れて往復移動する。
【0018】次に以上の如く構成された実施例について
作用を説明すると、シーツ15の角端C1 と縁部Ya
が、把持具16のクリップ17に把持され、載置台35
上を凸型前縁部36で接触抵抗を掛けられながら引き込
まれるとき、もし吸込みの力が作用していない場合は、
シーツ15の側縁部Yb はシーツ15の他の部分に押さ
れてシーツ15全体の形状が末広がりとなってしまう。
しかし本発明のような吸込みダクト47を設けることに
より、シーツ15の側縁部Yb は図3で示したEの部分
で吸引されてこの部分の摩擦抵抗が増えることにより、
シーツ15の側縁部Yb の引っ張り力が増え、シーツ1
5の他の部分を押返し、側縁部Yb は真直ぐに、かつ常
に張りを保って引込むことができる。載置台35上のF
で示した吸込み部は、シーツ15が把持具16のクリッ
プ17から解放されて載置台35上に置かれるとき、側
縁部Yb が張りを保った状態を維持するのに有効であ
る。もし吸込み部Fがなければシーツ15の側縁部Yb
はクリップ17からの解放と同時に縮んで皺が生じ易く
なる。
【0019】シーツ15が把持具16のクリップ17に
把持されて載置台35に進入するとき、光電センサ49
が把持具16とシーツ15の終縁部Yc を検出して信号
を制御装置50に送り、同制御装置50において把持具
16とシーツ15の終縁部Yc の通過のタイミングと、
把持具16の移送速度からシーツ15の載置台35に対
するセンタリングのタイミングを演算して空圧アクチュ
エータ28を作動し、クリップ把持解除機構27を動作
させてシーツ15を解放する。またシーツ15が長大な
矩形状であるとき、同シーツ15が載置台35上を引か
れるときにシーツが湿っているとその重量は大きく、ま
た移動が終わってもシーツ15の1部が凹型前縁部10
1に纏まって尻尾状に垂れ下がって残る。しかしシーツ
15が凹型前縁部101を通るときシーツ15は纏めら
れ、ノズル穴103から吹き出す空気に押し上げられる
ので、この付近のシーツ15は浮き上がり、引っ張りに
対するシーツ15の摩擦抵抗は減少する。一方残ったシ
ーツ15の角端は面積が少なく軽いので、図6の矢印で
示した方向にノズル穴103から吹き出す空気によって
吹き上げられると共にガイド板105でガイドされ、図
6に破線で示したシーツ15' のように反転して載置台
35上の所定位置に載せることができる。従ってシーツ
15の角端が、フレームや把持具16のガイドレールに
引っ掛かったり、巻き込まれたりして、次のシーツ15
の送り工程に支障を及ぼすような不具合はなくなる。
【0020】また載置台35上に置かれたシーツ15
は、モータ45によって駆動される平ベルト46で矢印
Cの方向に移動し、側縁部Yb がローラ58の手前に達
した位置で停止する。シーツ15の他の部分は平ベルト
46端部から下に自由に垂れ下がる(図4の2点鎖線で
示したシーツ15の位置)。次に取込みバー76が作動
してシーツ15をフリクションローラ68と送出しコン
ベヤ69上に押し込むと(図4の破線で示したシーツ1
5の位置)、シーツ15はエアスプレッダ65とフリク
ションローラ68によって張り広げられつつ送出しコン
ベヤ69で、次工程のアイロナ80に送られる。なお、
本発明の実施例では矩形布の展開について説明したが、
方形状布についても全く問題なく適用することが出来
る。また本実施例では、シーツ15の任意の角端C1
その角端C1 を含む縁部Ya とを把持する例で説明した
が、長辺側の縁部の1部(例えば図19のC1 とYb'の
部分)を保持するようにしても同様に適用できる。この
場合はシーツ15の短片側の縁部(図19において符号
Yaの縁部)が縁出しされることとなる。
【0021】次に本発明のベルト動停ユニットを横に並
べて構成されたシーツ側縁揃え載置台についての実施例
を図7〜図9によって説明する。図7はベルト動停ユニ
ット180の断面図、図8は載置台35に取付けられた
ベルト動停ユニット180の斜視図、図9は作用説明図
である。図において、多数のベルト動停ユニット180
が本体フレーム38に柱材196を介して固設されてい
る水平梁195に並べて取付けられる。水平梁195に
固設されたユニット台181に固着された固定軸182
に、作動レバー183が回転自在に嵌合している。作動
レバー183に固着され、同レバー183の両側に突出
ている軸185に1対のテンションプーリ184が、ま
た同様に固着され両側に突出ている軸186に1対のブ
レーキローラ190がそれぞれ回転自在に嵌合されてい
る。このテンションプーリ184及びブレーキローラ1
90は2本のコンベヤベルト46を同時に駆動、停止す
る作用を有する。ユニット台181に空気圧アクチュエ
ータ187がピンで回転自在に結合され、作動レバー1
83の端部は空気圧アクチュエータ187の作動ロッド
とピン結合している。空気圧アクチュエータ187の作
動ロッドが突き出している図7の実線の位置はブレーキ
ローラ190が上がり、テンションプーリ184が下が
ってコンベヤベルト46にテンションを与え、駆動ロー
ラ40の回転がコンベヤベルト46に伝わり、コンベヤ
ベルト46が送られている状態を示している。空気圧ア
クチュエータ187の作動ロッドが引込んでいるとき
は、2点鎖線で示したように、テンションプーリ184
が上がってコンベヤベルト46にテンションが無くな
り、コンベヤベルト46が緩み、ブレーキローラ190
がコンベヤベルト46を押えてこれをブレーキ板191
に押し付けてブレーキをかけ、停止させた状態を示して
いる。
【0022】ユニット台181上方の水平梁195に光
源を兼ねた光電センサ188が取付けられ、コンベヤベ
ルト46の下側に設置してある吸込みダクト47の上面
の、1対のコンベヤベルト46間の隙間の位置に、光電
センサ188の光源を反射する反射板189が取付けら
れている。この光電センサ188と反射板189によっ
てベルト46が走行し、これによって運ばれるシーツ1
5の側縁部通過が検出される。また図示していない制御
回路は、各ユニット毎に光電センサ188が発するシー
ツ15有無の検出信号を受けて、空気圧アクチュエータ
187に適宜指令を発する。
【0023】次に前記ベルト動停ユニット180で構成
されたシーツ側縁揃え載置台の実施例について作用を説
明すると、シーツ15が載置台35に引込まれた後(図
9の実線で示したシーツ15は引込まれた直後の位置を
示す)、前記コンベヤベルト46が駆動されシーツ15
が次工程に送られる段階で、シーツ15の有無を各ベル
ト動停ユニット180に設けられている光電センサ18
8と反射板189で検出し、シーツが通過してシーツ1
5無しの信号が発せられて制御回路に送られると、制御
回路は空気圧アクチュエータ187を作動し、コンベヤ
ベルト46からテンションプーリ184を離してコンベ
ヤベルト46のテンションを緩めてブレーキをかけ、こ
れを停止させる(図9の2点鎖線で示したシーツ15は
各ベルト動停ユニット180によって反射板189の直
後に止められた位置を示す)。またシーツ15側縁が全
てコンベヤベルト46上の決まった位置に揃い、全ての
ベルト動停ユニット180のセンサ188の発する信号
が布片無しとなったところで制御回路の指令を出し、一
斉にブレーキを解放し、全コンベヤベルト46を動かし
てシーツ15を送り出す。実働においては、コンベヤベ
ルト46によって最も長い距離送られたシーツ15(例
えば図9の左端の2列のコンベヤベルト46で送られた
シーツ15)は、光電センサ188と反射板189がシ
ーツが通過を検出したとき、ブレーキをかける間もな
く、一斉にコンベヤベルト46を動かす指令が出される
ので、殆ど停止することはない。
【0024】次に本発明の凸型前縁部の下部に設けら
れ、シーツ引込み方向と直角方向に駆動されるサクショ
ンベルトによる布片側縁揃え機構の実施例を図10〜図
13に示す。先ずこのサクションベルトコンベヤユニッ
ト211の構造を、図10及び図11の斜視図によって
説明する。サクションベルトコンベヤユニット211
は、シーツ取込み部である凸型前縁部36の下部にフレ
ーム38に取付けて設けられている。サクションベルト
コンベヤユニット211の主要構成部品である多数の吸
引穴を有するサクションベルト212は、3個の縁付き
縦軸プーリ215,216,217でガイドされ、縦軸
プーリ216により凸型前縁部の凸型に倣った縦側面を
形成して水平走行する。サクションベルト212は、縦
軸プーリ217と、このプーリ217の軸に固着してい
る従動プーリ218と、駆動ベルト219とを介してモ
ータ220によって駆動される。また縦軸プーリ21
5,216,217の軸を支えるフレームと一体にサク
ションダクト213が形成され、このサクションダクト
213はサクションベルト212の内側に収容されてお
り、サクションベルト212の凸型縦面に接する面側に
多数の長穴が開口している。またサクションダクト21
3内の空気はサクションダクト213の下部に取付けて
ある排出管214を通して、図示していない吸い出しブ
ロワーによって排出される。
【0025】固定部材に取付けられた光源を兼ねた光電
センサ134,136は、フレーム38上のシーツガイ
ド板111のシーツ側縁部引込み線の両側に設けられ反
射板135,137と組合わされて、シーツ15の側縁
部が正しいシーツ引込み線に沿った許容幅内に有るか無
いかを検出する。図示しない制御回路は光電センサ13
4,136の信号によりシーツ側縁部の偏りを検出し、
モータ205に正転又は逆転及び停止の指令をして布片
側縁部の通る位置を補正する。変形したシーツ15は、
把持具16に掴まれたシーツ15角部が鋭角であって、
引込まれるシーツの側縁部品が正しい引込み線より内側
に外れているものが大半を占めているので、前記光電セ
ンサは内側の光電センサ136と反射板137の組合わ
せだけでもシーツ引込み線に幅寄せの目的を可成の程度
果たすことができる。
【0026】前記のサクションベルトコンベヤユニット
211によるシーツ側縁揃え機構の実施例における作用
第1例を図12で説明すると、この図12は光電センサ
136と反射板137の1組だけを使用した場合の例で
ある。シーツ15が把持具16で掴まれてシーツガイド
板111及び載置台35の上を引込まれる工程におい
て、光電センサ136の光源ビームがシーツガイド板1
11上に設けられた反射板137に当てられ、引込移動
中のシーツ側縁部が正しい引込み許容幅から内側に外れ
ているかどうかを検出する。即ち、光電センサ136が
反射板137の反射光を検出すれば、図12の点線で示
したようにシーツ15は内側に寄っており、その信号に
より制御回路が働いてシーツ側縁部が正しい引込み線に
沿うように、サクションベルト212にシーツ15を吸
付けて外側に矢印方向に横移動させる。そしてこの横移
動中に、シーツ側縁部が正しい引込み許容幅線内に入る
と、光電センサ136の光源ビームを遮り、光電センサ
136がシーツ15有りを検出し、その信号によりサク
ションベルト212の移送を止める。
【0027】図13は光電センサ134,136と反射
板135,137との2組の検出センサの組合わせの場
合における作用の第2例である。シーツ15が把持具1
6で掴まれてシーツガイド板111及び載置台35の上
を引込まれる工程において、光電センサ134,136
とシーツガイド板111上に設けられた反射板135,
137とにより、引込移動中のシーツ側縁部が正しい引
込み許容幅から内側外側のどちら側に外れているかを検
出する。即ち、光電センサ134,136の双方がシー
ツ15を検出すれば、図13の2点鎖線で示したように
シーツ15は外側へ寄り過ぎであり、その信号により制
御回路が働いてシーツ側縁部が正しい引込み線に沿うよ
うに、サクションベルト212にシーツ15を吸付けて
内側に(図13において下向きの矢印方向)横移動させ
る。この横移動中に、シーツ側縁部が正しい引込み許容
幅線内に入ると、光電センサ134がシーツ15無しを
検出し、その信号によりサクションベルト212の移送
を止める。また光電センサ134,136の双方がシー
ツ15を検出しないときは、図13の点線で示したよう
にシーツ15は内側へ寄り過ぎであり、その信号により
制御回路が働いて、シーツ側縁部が正しい引込み線に沿
うように、サクションベルト212にシーツ15を吸付
けて外側に(図13において上向きの矢印方向)横移動
させる。そしてシーツ側縁部が正しい引込み許容幅線内
に入ると、光電センサ136がシーツ15有りを検出
し、その信号によりサクションベルト212の移送を止
める。サクションベルト212の吸引力は凸型前縁部3
6におけるシーツ15のしごきを強くし、シーツ15引
込み方向の直線性を改善し、更に布シーツ15の皺伸ば
しの効果もある。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、簡単な廉価な構造の装置で矩形状布片の側縁部を引
き方向に真直ぐに引き込むことができる。また布片の側
縁部を揃え直す工程が不要になり、布片の展開工程サイ
クルを短くすることができる。更に布片の側縁部を、張
りの効いた状態のまま真直ぐに保持できる。その結果皺
の発生が無くなり、後工程であるアイロナでの布片の仕
上げ品質が向上する。また対角長さが大である矩形状布
片を載置台に引き込むときでも、凹型前縁部の傍に設け
てある空気吹き出しノズルからの押し上げ力によって布
片の摩擦抵抗は少なくなり、把持具の引っ張り動力を軽
減させることができる。また載置台よりはみ出した布片
の尻尾状角端を、前記空気吹き出しノズルで載置台上の
所定位置に吹き寄せることができ、載置台の幅を広げる
必要がなくなるので、機械を小さく纏めることができ
る。
【0029】布片が変形しているときは、前記載置台を
構成する吸引ダクトで布片に引き抵抗を与えるだけで
は、布片の側縁部は斜めになったままで、コンベヤの送
り方向に対し直角の線に揃わないが、更にコンベヤベル
ト用テンションプーリと、ブレーキ及び布片センサより
なるベルト動停ユニットを横に並べて構成された布片側
縁揃え載置台を適用すれば、載置台上において直接布片
側縁部をコンベヤ送り方向と直角方向に揃えることがで
き、そのままコンベヤベルトで送られるので、次工程の
布片全張り広げのための布片側縁挟み押えが確実に行な
える。またコンベヤベルトによる送り出し過程において
の位置揃え作業であるので調整のための時間損失は全く
無い。また凸型前縁部と載置台の下に設けられた布片引
込み方向と直角方向に駆動されるサクションベルトによ
る布片側縁揃え機構によって、引込みの最初に布片側縁
を正しい引込み線に修正するので、前記載置台上の布片
側縁の引かれる方向がより以上に正確になる。またサク
ションベルトには布片の皺伸ばし効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る矩形状布片展開装置の斜
視図である。
【図2】図1における布片載置台の斜視図である。
【図3】図2における布片載置台の平面図である。
【図4】図1における布片展開装置の側断面図である。
【図5】本発明の実施例に係る布片の角端吹き寄せノズ
ル機構の斜視図である。
【図6】図5におけるノズル機構の正面断面図である。
【図7】本発明の実施例に係るベルト動停ユニット付布
片側縁揃え載置台の側断面図である。
【図8】図7の布片側縁揃え載置台のベルト動停ユニッ
トの斜視図である。
【図9】図7の布片側縁揃え載置台の作用を説明する平
面図である。
【図10】本発明の実施例に係るサクションコンベヤに
よる布片側縁揃え機構の斜視図である。
【図11】図10のサクションコンベヤの詳細構造を示
す斜視図である。
【図12】図10の布片側縁揃え機構の作用の第1例を
示す布片の流れ展開平面図である。
【図13】図10の布片側縁揃え機構の作用の第2例を
示す布片の流れ展開平面図である。
【図14】従来の矩形状布片縁出し装置を示す斜視図で
ある。
【図15】図14の平面図である。
【図16】図14のA〜A断面図である。
【図17】図14における要部の斜視図である。
【図18】図14における図17と作動状態を異にする
要部の斜視図である。
【図19】矩形状布片縁出し装置で処理される矩形状布
片の展開図である。
【符号の説明】
15 シーツ 16 把持具 17 クリップ 25 ガイドレール 27 クリップの把持解除機構 35 載置台 36 凸型前縁部 46 平ベルト 47 吸込みダクト 49 光電センサ 50 制御装置 101 凹型前縁部 102 ノズル筐 103 ノズル 104 送気管 105 ガイド板 110 ガイドボックス 134 光電センサ 136 光電センサ 180 ベルト動停ユニット 181 ユニット台 182 固定軸 183 作動レバー 184 テンションプーリ 187 空気圧アクチュエータ 188 光電センサ 190 ブレーキローラ 211 サクションベルトコンベヤユニット 212 サクションベルト 213 サクションダクト 220 ブレーキ付サーボモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤橋 公春 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋機器製作所内 (72)発明者 北島 一男 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 服部 敏夫 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋研究所内 (72)発明者 朝岡 宏幸 名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱 重工業株式会社名古屋機器製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状布片の任意の角端と、その角端を
    含む辺の1個所を、2個のクリップが取付けてある移動
    可能な把持具で把持して布片を自然に吊下げた後、ベル
    トコンベヤ等により構成される載置台の上面を水平に載
    置台の凸型前縁部に布片を抵抗接触させながら把持具で
    牽引移動し、布片を載置台上に引き込む工程を有する布
    片展開装置において、同載置台の布片牽引軌道面の布縁
    側の半分面に多数の吸引穴をもつ吸引ダクトを設けたこ
    とを特徴とする矩形状布片の展開装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の矩形状布片の展開装置に
    おいて、載置台の布片取込み部入口付近上方に位置し
    て、布片の把持具で掴まれた角端に繋がる縁部が通過す
    るときにその末端を検出する検出センサと、同センサが
    発信した信号を受けて同把持具の進行速度と把持具と布
    末端の通過のタイミングから、布片の縁部のセンタリン
    グのタイミングを演算し、把持具のクリップの把持解除
    機構を作動させる制御装置とを備えてなることを特徴と
    する矩形状布片の展開装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の矩形状布片の展開装置に
    おいて、載置台となっている布片牽引方向と直角水平方
    向に走行するコンベヤ端に置かれた布片の展開側辺を押
    えるローラと、展開辺側と反対方向に移動し布片の展開
    辺側がコンベヤ端と前記押えローラとで挟まれた後、載
    置台コンベヤ端から垂れ下がっている布片の中央部を吸
    引する下向き凸型の展開板を備えたスリットと、垂れ下
    がっている布片の上部を、載置台の下段に設けられた展
    開送りコンベヤ上に押し込む取込みバーと、前記展開送
    りコンベヤの前部に設けられたフリクションローラとを
    架設してなることを特徴とする矩形状布片の展開装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の矩形状布片の展開装置に
    おいて、載置台の布片取込み部の凸型前縁部に続いた凹
    型前縁部と、同凹型前縁部の凹型中心線に合わせてフレ
    ームに取付けられ、かつ上面が前記載置台の上面と同一
    面であり、その上面に布片の移動方向に斜めに吹き出す
    複数のノズル穴を有するノズル筐と、同ノズル筐に空気
    を送る空気源と、前記ノズル穴より吹き出した空気に吹
    き上げられた布片の尻尾状角端を、載置台上の所定位置
    にガイドするガイド板とを備えてなることを特徴とする
    矩形状布片の展開装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の矩形状布片の展開装置に
    おいて、布片載置台の上方の固定部材に取付けられたユ
    ニット台と、同ユニット台の固定軸上で回動する作動レ
    バーと、同作動レバーに架設され、単数又は複数のコン
    ベヤベルトを同時に駆動、停止する作用を有するブレー
    キローラと、前記作動レバーを作動する空気圧アクチュ
    エータと、コンベヤベルトの走行方向と直角方向に引込
    まれた布片の側縁部を検出するセンサとで構成されたベ
    ルト動停ユニットを並べた構造の布片載置台、及び各ベ
    ルト動停ユニット毎に前記センサが発する布片検出信号
    により前記空気圧アクチュエータに指令する制御回路と
    を設置してなり、載置台上に布片が置かれ、前記コンベ
    ヤベルトが走行し始めたとき、前記各ベルト動停ユニッ
    ト毎にセンサが発する布片通過検出信号を受けて単数又
    は複数のコンベヤベルトにブレーキをかけてこれを止め
    ることによる布片の姿勢制御機能を付加したことを特徴
    とする矩形状布片の展開装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の矩形状布片の展開装置に
    おいて、載置台の布片取込み部の凸型前縁部に続いた凹
    型前縁部と、同凹型前縁部の凹型中心線に合わせてフレ
    ームに取付けられ、かつ上面が前記載置台の上面と同一
    面であり、その上面に布片の移動方向に斜めに吹き出す
    複数のノズル穴を有するノズル筐と、同ノズル筐に空気
    を送る空気源と、前記ノズル穴より吹き出した空気に吹
    き上げられた布片の尻尾状角端を、載置台上の所定位置
    にガイドするガイド板とを備えてなることを特徴とする
    矩形状布片の展開装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の矩形状布片の展開装置に
    おいて、布片取込み部である凸型前縁部の下部に設けら
    れ、縦軸プーリでガイドされ、前記凸型前縁部の凸型に
    倣った縦側面を形成して水平走行する多数の吸引穴を有
    するサクションベルトと、同サクションベルトの内側に
    収容され、同サクションベルトの凸型縦面に接する面側
    が開口しているサクションダクトと、同サクションダク
    トから空気を排出する排出管及び吸い出しブロワーと、
    前記サクションベルトを駆動するモータと、布片取込み
    部の水平面に布片側縁部引込み線に沿って設けられた布
    片検出センサと、同布片検出センサの信号により布片側
    縁部の偏りを検出して前記モータに正転又は逆転及び停
    止の指令をして布片側縁部の通る位置を補正する制御回
    路とで構成された布幅寄せ機構を付加したことを特徴と
    する矩形状布片の展開装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の矩形状布片の展開装置に
    おいて、載置台の布片取込み部の凸型前縁部に続いた凹
    型前縁部と、同凹型前縁部の凹型中心線に合わせてフレ
    ームに取付けられ、かつ上面が前記載置台の上面と同一
    面であり、その上面に布片の移動方向に斜めに吹き出す
    複数のノズル穴を有するノズル筐と、同ノズル筐に空気
    を送る空気源と、前記ノズル穴より吹き出した空気に吹
    き上げられた布片の尻尾状角端を、載置台上の所定位置
    にガイドするガイド板とを備えてなることを特徴とする
    矩形状布片の展開装置。
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