JP3462530B2 - 矩形状布片の展開装置 - Google Patents

矩形状布片の展開装置

Info

Publication number
JP3462530B2
JP3462530B2 JP16498293A JP16498293A JP3462530B2 JP 3462530 B2 JP3462530 B2 JP 3462530B2 JP 16498293 A JP16498293 A JP 16498293A JP 16498293 A JP16498293 A JP 16498293A JP 3462530 B2 JP3462530 B2 JP 3462530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth piece
cloth
mounting table
piece
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16498293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07696A (ja
Inventor
敦士 上田
宏幸 朝岡
秀俊 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP16498293A priority Critical patent/JP3462530B2/ja
Priority to TW83102325A priority patent/TW264454B/zh
Priority to DE69403267T priority patent/DE69403267T2/de
Priority to DK94104607.0T priority patent/DK0620310T3/da
Priority to EP94104607A priority patent/EP0620310B1/en
Priority to US08/217,504 priority patent/US5416992A/en
Priority to KR1019940007907A priority patent/KR0142015B1/ko
Publication of JPH07696A publication Critical patent/JPH07696A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3462530B2 publication Critical patent/JP3462530B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシーツ等の矩形状布片を
懸垂の状態から張り広げる矩形状布片の展開装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の矩形状布片の角の1端辺を把持し
て載置台上を牽引し、布片の1辺を展開する装置は特開
平4−9198号公報によって提案されているが、これ
を図24〜図29について説明する。図24〜図28に
示す従来の縁出し装置は、例えば図29に示すシーツな
どの矩形状布片Yの縁出しを行なうためのものであっ
て、フレーム材を前後、左右、上下に組付けて前後方向
にかなりの長さ(処理すべき矩形状布片Yの長辺側の全
長よりかなり長尺)をもつ矩形立体型の架台1と、同架
台1の上部寄り位置において架台前後方向に進退移動自
在な移動体2と、同移動体2における水平左右方向に所
定間隔を隔てた2位置に設けられていて、矩形状布片Y
の1つの角部C1とそれに隣接する縁部Ya の一部を、
それぞれ着脱自在に保持し得る布片角部用保持手段22
及び布片縁部用保持手段23と、移動体2を架台前部の
布片保持位置Pから架台後部の布片引き込み位置Qまで
の範囲で進退せしめる移動体駆動装置3と、架台1に設
けられていて、架台後方に引き込まれる矩形状布片Yを
下方から支持する載置台4と、同載置台4の一部を構成
するコンベヤ5と、同コンベヤ5を正、逆各方向に走行
せしめるコンベヤ駆動装置6と、矩形状布片Yの縁出し
側側縁部Yb を検出する側縁部検出器71と、同じく矩
形状布片Yの終縁部Yc を検出する終縁部検出器72
と、この縁出し装置の運転を制御するコントローラ10
とを基本構成としている。
【0003】架台1の上部には、その左右方向の中間位
置において前後方向に向けて1本のガイドレール11が
架設されており、同ガイドレール11によって移動体2
が架台前後方向に進退移動自在なる如くガイドされてい
る。そしてこの移動体2の前後方向移動範囲は、図24
に示すように同移動体2が架台前部にあって各保持手段
22,23で矩形状布片Yを保持し得る布片保持位置P
から、図28に示すように同移動体2が架台後部にあっ
て矩形状布片Yを完全に載置台4上に引き込み得る布片
引き込み位置Qまでの範囲以上に設定されている。また
移動体2は、左右方向に人の肩幅程度の長さ(40〜6
0cm程度の長さ)をもつ平板20の左右両側部に、そ
れぞれ下向きに折曲した垂下板21,21を設けて形成
されている。そしてこの各垂下板21,21の前端部に
それぞれ1つずつ布片保持用の保持手段22,23が取
付けられている。なお、架台前部側から見て、右側に位
置する保持手段22が布片角部C1 の保持用で、左側に
位置する保持手段23が布片縁部保持用となっている。
そして各保持手段22,23には、それぞれ圧縮空気で
作動するクリップ式のエアチャックが採用されている。
【0004】移動体駆動装置3は、架台1の前部と後部
にそれぞれ設けたスプロケット32,32と、同各スプ
ロケット32,32間に架設された有端のチェン33
と、一方のスプロケット32を正、逆両方向に回転せし
めるモータ31とを有している。またチェン33の一端
は前側スプロケット32に巻掛けした後に移動体2に固
定し、同チェン33の他端は後側スプロケット32に巻
掛けした後に移動体2に固定している。従ってこの移動
体駆動装置3は、モータ31によりスプロケット32を
右回転或いは左回転させることにより、移動体2をガイ
ドレール11に沿って前進又は後退せしめ得るようにな
っている。また載置台4は、各保持手段22,23の進
退高さ位置よりやや下方位置に設置されており、同載置
台4は、前後方向に比較的短尺の前側台板41と、同前
側台板41の後端縁に連続して設けられた後側台板43
と、前側台板41の後端近傍位置において水平左右方向
に進退走行可能なコンベヤ5とを有している。コンベヤ
5は、左右一対のロール51,51間に合計4本を1組
とするベルト52,52を巻掛けして構成されており、
同各ベルト52,52間には適宜の間隔Sを設けてい
る。なお、各ベルト52,52の上面側走行部は、後側
台板43の上面側の近傍位置で走行するように設置され
ている。またコンベヤ駆動装置6は、正、逆回転可能な
モータ61により、スプロケット及びチェンを介してコ
ンベヤ5の一方側(左側)のロール51を正、逆回転せ
しめ得るようにしている。
【0005】側縁部検出器71は、矩形状布片Yが架台
奥側に引き込まれるときに、コンベヤ設置部分において
矩形状布片の縁出し側側縁部Yb を検出するためのもの
で、光電管が採用されている。またこの側縁部検出器7
1は、後側台板43上におけるコンベヤ5の架台前部側
から第1番目のベルト52と、第2番目のベルト52の
間の隙間S内で、かつ布片角部用保持手段22が通行す
る位置のほぼ直下において検知部を上向きにして設置さ
れている。終縁部検出器72には光電管が採用されてい
て、矩形状布片Yの終縁部Yc が載置台4上におけるコ
ンベヤ5の架台前部側端部に差しかかったときに、同終
縁部Yc の存在を検出するようにしている。即ち、同終
縁部検出器72は、後側台板43上におけるコンベヤ5
の架台前部側端部の近傍で、かつ移動体2の左右方向の
ほぼ中間部が通行する位置のほぼ直下において検知部を
上向きにして設置されている。そして側縁部検出器71
及び終縁部検出器72は、それぞれ布片の検出状態或い
は非検出状態の別をコントローラ10に向けて発信す
る。
【0006】コントローラ10は、側縁部検出器71か
らの信号を受けてコンベヤ駆動装置6に対してコンベヤ
5を正、逆何れかの方向に走行させるように制御すると
共に、終縁部検出器72からの布片終縁部検出信号を受
け、移動体駆動装置に対して作動を停止させるよう制御
する。即ち、側縁部検出器71が布片非検出状態にある
とき(側縁部検出器71の直上方に布片が存在しないと
き)には、コンベヤ駆動装置6に対してコンベヤ5の上
面側が側縁部押し出し方向(左から右方向)に走行する
如く制御し、かつ同側縁部検出器71が布片検出状態に
あるときには、同コンベヤ駆動装置6に対してコンベヤ
5の上面側が側縁部引き込み方向(右から左方向)に走
行する如く制御するようになっている。従って矩形状布
片におけるコンベヤ5上に接触する部分の縁出し側側縁
部は、側縁部検出器71による検出位置を挟んでその左
右小範囲の場所でのみ、小刻みに位置調整されるように
なる。また矩形状布片Yが移動体2と共に架台奥側に引
き込まれる際に、終縁部検出器72は、先ず最初、布片
非検出状態から終縁部検出器上方に矩形状布片Yが差し
かかると布片検出状態となり、移動体2が更に後退して
矩形状布片Yの終縁部Yc が終縁部検出器72による検
出位置より奥側に移動したときに再度布片非検出状態と
なるが、そのとき発信される終縁部検出器72からの信
号を受けて、コントローラ10により移動体駆動装置3
を直ちに作動停止させるように制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】矩形状布片を凸型前縁
部において接触抵抗を持たせながらフィードベルトより
なる載置台上に引き込んだ場合は、矩形状布片の側縁部
は牽引方向に対して平行にならず末広がりになる傾向が
ある。その対策として提案された布片の側縁部を牽引方
向に対し平行に修正する方式として、特開平4−919
8号公報に示すような分割フィードベルトコンベヤによ
る布片の側縁部を揃える機構がある。しかしこの従来の
機構は複雑であって機械のコストも高くなると同時に、
布片の展開にかかる時間に布片の側縁部位置修正の時間
が加算されて展開サイクル時間が長くなり、能力が上げ
られない等の問題があった。また布片側縁部の位置修正
は、布片が引き込まれて置かれた後に行なわれるので、
布片に張りがなく、皺がよったまま次段階に送られる結
果、後工程のアイロナ装置におけるシーツ等の仕上がり
品質が低下する欠点があった。更に矩形状布片は、1つ
の角端とその角端を含む辺の1個所とが、把持具で把持
されて載置台上に引き込まれるため、長大な矩形状布片
を取り扱うときは、把持された角端の対角の角端は、尻
尾状に垂れ下がって載置台上からはみ出したままとな
り、次の直角方向の移動の際、装置の構造物に引っ掛か
ったり、巻き込まれたりする虞れがあり、もし把持具で
布片を引き込むときに、布片角端の尻尾状の部分まで載
置台上に引き込もうとすれば、より長い載置台が必要と
なり、機械設備が大型になる等の問題があった。また通
常の布片は矩形形状を保っているが、数回の洗濯処理を
経た布片の中には変形したものもあり、これらの布片が
その1つの角端とその角端を含む辺の1個所を把持具で
把持されて載置台上に引込まれるとき、変形した布片の
場合、凸型前縁部への布片のかかりが不完全となり、載
置台上に引込んだとき矩形状布片の側縁部は牽引方向に
対し斜めになったり、凸型前縁部から外れて展開不能に
なったりする。このとき後工程でこの布片はリジェクト
され、作業の歩留まりが低下する。また布片が斜めに引
込まれ、リジェクトされずに次工程に送られて展開され
ても、洗濯物としての品質は不良となるので改善が必要
であった。本発明は前記従来の問題を解決するために提
案されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、矩形
状布片の任意の角端と、その角端を含む辺の1個所を、
2個のクリップが取付けてある移動可能な把持具で把持
して布片を自然に吊下げた後、ベルトコンベヤ等により
構成される載置台の上面を水平に載置台の凸型前縁部に
布片を抵抗接触させながら把持具で牽引移動し、布片を
載置台上に引き込む工程を有する布片展開装置におい
て、同載置台の布片牽引軌道面の布縁側の半分面に多数
の吸引穴をもつ吸引ダクトを設けてなる矩形状布片の展
開装置であって、載置台の布片取込み部付近上方に位置
して、布片が牽引されるときの縁出し側側縁部の位置を
検出する側縁部検出センサと、凸型前縁部の先端に設け
られ、水平軸周りに回転し、かつ回転面を布片の牽引方
向に対して左右に傾斜させるために垂直軸周りに回転で
きる斜行ローラと、前記側縁部検出センサが発した信号
を受けて同斜行ローラの垂直軸周りの回転駆動の要否及
び方向を判断し、同斜行ローラの駆動機構を作動させる
制御装置を備えてなるもので、これを課題解決のための
手段とするものである。また本発明は、固定の凸型前縁
部に替えて設けられた布片の牽引方向と直角方向にスラ
イド可能な凸型前縁部と、同凸型前縁部を移動させる駆
動装置と、布片側縁部の引込み位置を検出するセンサ
と、同センサの検出信号によって前記凸型前縁部の駆動
装置を動かす制御回路とを設けてなるもので、これを課
題解決のための手段とするものである。
【0009】更に本発明は、無孔の凸型前縁部に替えて
設けられた多数の吸引穴を設けた筐体形状の凸型前縁部
と、同凸型前縁部と可撓管を介して連結されている吸出
しブロワー装置とを架設して、布片引込み時のしごき抵
抗を大きくしてなるもので、これを課題解決のための手
段とするものである。また本発明は、可撓管と吸出しブ
ロワーの吸込み口管との間に設けた空気弁と、布片の引
込まれる動作中のみ前記空気弁を開くように制御する制
御回路とを架設してなるもので、これを課題解決のため
の手段とするものである。
【0010】更に本発明は、把持具で掴まれた布片の角
端に繋がる側縁部が通過する側の載置台の凸型前縁部の
斜め縁の下側に、同斜め縁の線と凸型の頂点で交叉し、
斜め下に傾斜する直線を中心線とする軸上を自由回転す
るガイドローラを架設してなり、布片が同ガイドローラ
と前記凸型前縁部を通過するときに、前記布片を前記ガ
イドローラに引込み線の外側方向に寄せる作用を持たせ
てなるもので、これを課題解決のための手段とするもの
である。また本発明は、把持具で掴まれた布片の角端に
繋がる側縁部が通過する側の載置台の凸型前縁部の凸型
の頂点付近下面に取付けられた球面軸受と、固定フレー
ムに固着された支台の軸に球面軸受で自在に動き得るよ
うに取付けられた作動レバーの先端に設けられた球面軸
受と、前記両方の球面軸受に支えられた軸上を自由回転
するガイドローラと、前記作動レバーを回動させて前記
ガイドローラの布片に対する接触角度を調整するように
作動するアクチュエータと、正常な布片の縁部が通過す
る位置を確認するセンサと、同センサの布片検出信号に
よって前記ガイドローラを移動させる制御回路とで構成
してなるもので、これを課題解決のための手段とするも
のである。
【0011】更に本発明は、布片載置台の上方の固定部
材に取付けられたユニット台と、同ユニット台の固定軸
上で回動する作動レバーと、同作動レバーに架設され、
単数又は複数のコンベヤベルトを同時に駆動、停止する
作用を有するテンションプーリ及びブレーキローラと、
前記作動レバーを作動する空気圧アクチュエータと、コ
ンベヤベルトの送行方向と直角方向に引込まれた布片の
側縁部を検出するセンサとで構成されたベルト動停ユニ
ットを多数横に接して並べた布片載置台、及び各ベルト
動停ユニット毎に前記センサが発する布片検出信号によ
り前記空気圧アクチュエータに指令する制御回路とを設
置してなり、載置台上に布片が置かれ、前記コンベヤベ
ルトが走行し始めたとき、前記各ベルト動停ユニット毎
に、センサが発する布片通過検出信号を受けて単数又は
複数のコンベヤベルトのテンションを緩め、ブレーキを
かけてこれを止め、ユニット全部のセンサが布片の通過
を検出したとき各ユニットのブレーキを同時に解放し、
テンションを加えて一斉にコンベヤベルトを駆動し布片
を送り出す機能を付加してなるもので、これを課題解決
のための手段とするものである。また本発明は、布片取
込み部である凸型前縁部と載置台との間に設けられた布
片ガイド板中央の、布片引込み時に布片によって覆われ
る位置に設置され、布片引込み方向と直角両方向に駆動
される多数の吸引穴を有するサクションベルトコンベヤ
と、同サクションベルトコンベヤの下部に設けられ、上
部が開口しているサクションダクトと、前記サクション
ベルトコンベヤを駆動する正逆転可能なブレーキ付サー
ボモータと、前記布片ガイド板の布片側縁部引込み線に
設けられた布片検出センサと、同布片検出センサの信号
により布片側縁部の偏りを検出して前記ブレーキ付モー
タに正転又は逆転及び停止の指令をして布片側縁部の通
る位置を補正する制御回路とで構成された布幅寄せ機構
を付加してなるもので、これを課題解決のための手段と
するものである。
【0012】
【作用】矩形状布片は載置台上を、同載置台に明けられ
た多数の穴に布片牽引軌道面の布縁側の半分の面が吸引
されつつ引っ張られるので、布縁側だけが引き方向の摩
擦抵抗を受け、布片は牽引方向に対して平行線を維持す
ることができる。また稀に布片の側縁部が正しい牽引軌
道より大きくずれることがあっても、これを側縁部検出
センサで監視して直ちに斜行ローラを用いて正しい軌道
に乗るように矯正することができ、展開不良とならな
い。また布片の布縁は把持具に掴まれた端部から引かれ
た最後部まで張りを持ったままの状態で載置台に置くこ
とができるので、この状態を維持しつつ次工程のアイロ
ナに送る事により、シーツ等の仕上がり品質を良好に保
つことができる。更に矩形状布片は載置台上を移動する
間に、センサによって通過位置のタイミングを検出さ
れ、センタリングのタイミングを演算されて把持具から
解放されるので、この工程における時間のロスを生じな
い。また矩形状布片が載置台上を引かれるときに、凹型
前縁部付近を通る布片は纏められ、前記前縁部の上流に
ある複数のノズルから吹き出す空気に押し上げられるの
で、前記前縁部付近における布片の摩擦抵抗が減少す
る。更に矩形状布片の移動が終わったときには、凹型前
縁部に纏まって尻尾状に垂れ下がった布片の角端は面積
が少なく軽くなっているので、ノズル穴から吹き出す空
気に吹き上げられ、ガイド板にガイドされて載置台上の
所定位置に載せられる。従って布片角端が引っ掛かった
り、巻き込まれたりして次の布片送り工程に支障をきた
すような不具合はなくなる。
【0013】供給された布片が凸型前縁部から載置台上
に引込まれるとき、布片側縁部の位置をセンサで検出
し、布片の通過位置が設定値よりも外れているとき、凸
型前縁部をサーボモータで移動させることにより布片側
縁部を正規の位置に戻し、布片側縁部が適正な線上を保
って引込まれるように制御することによって、変形布片
に対しても真っ直ぐな引込みを行なうことができる。更
に布片が凸型前縁部から載置台上に引込まれるとき、吸
出しブロワー装置を作動させ、凸型前縁部に明けられた
多数の吸引穴から布片を吸引して布片に摩擦抵抗を与
え、布片が凸型前縁部で横滑りしないようにする。載置
台上に引込まれる布片をセンサにより確認し、吸引穴を
有する凸型前縁部の吸出し管に設けた空気弁を、布片が
引込みの動作中にのみ開くようにして、不要に近くの布
片を吸い付けることを防止する。
【0014】また載置台の凸型前縁部の斜め下に傾斜し
て置かれた自由回転するガイドローラは、布片が同ガイ
ドローラと凸型前縁部を通過するときに、垂下った布片
の重さによる摩擦力でガイドローラが回り、同布片を布
片引込み線の外側方向に寄せる作用を持っている。変形
した布片が凸型前縁部を通過するときに、布片センサが
布片の縁部が正しい引込み線に対し正しく沿っている
か、内側に外れているか、外側に外れているかを検出
し、その検出信号により制御回路が働いてアクチュエー
タを作動し、作動レバーを回動させて前記ガイドローラ
を布片縁部に接触させながら布片の流れ方向に対するガ
イドローラの角度を変える。ガイドローラを同ローラの
作動レバー側が布片の流れの上流側に寄る方に傾斜させ
ると、布片はガイドローラの作動レバー側に寄せられ、
ガイドローラの作動レバー側が布片の流れの下流側に寄
る方に傾斜させると、布片は凸型前縁部側に寄せられ、
ガイドローラが布片の流れ方向に直角向きに位置すれ
ば、布片はそのまま横移動せずに引込まれる。従って布
片センサが、通過中の布片縁部が正しい引込み線上にあ
ることを検出すると、その検出信号によりアクチュエー
タはガイドローラを布片の流れ方向に直角の位置になる
ように作動し、布片センサが布片無しを検出すると、ガ
イドローラはその作動レバー側が布片の流れの上流側に
寄る方に傾斜するように制御され、布片センサが布片有
りを検出すると、ガイドローラはその作動レバー側が布
片の流れの下流側に寄る方に傾斜するように制御され
る。
【0015】前述のベルト動停ユニットを横に並べて構
成された布片側縁揃え載置台の作用を説明すると、布片
が載置台に引込まれた後、前記コンベヤベルトが駆動さ
れ布片が次工程に送られる段階で、布片の有無を各ベル
ト動停ユニットに設けられているセンサで検出し、布片
が通過してセンサが布片無しの信号を発し、これが制御
回路に送られると、制御回路は空気圧アクチュエータを
作動し、コンベヤベルトからテンションプーリを離し、
ブレーキをかけ、これを停止させる。全てのコンベヤベ
ルトベルトユニットのセンサの発する信号が布片無しと
なって、布片側縁が全てコンベヤベルト上の決まった位
置に揃ったことが確認された後、一斉にブレーキを解放
し、各コンベヤベルトを動かして布片を送り出す。前述
の凸型前縁部と載置台との間に設けられ、布片引込み方
向と直角両方向に駆動されるサクションベルトコンベヤ
による布片側縁揃え手段の説明をすると、布片が把持具
で掴まれて布片ガイド板の上を引込まれる工程におい
て、同布片ガイド板上に設けられた布片検出センサによ
り、引込移動中の布片側縁が正しい引込み線から内側外
側のどちら側に逸れているかを検出し、その信号により
制御回路が働いて、布片側縁を正しい引込み線に沿うよ
うに前記サクションベルトコンベヤに布片を吸付けて横
移動させる。この横移動中に、布片側縁が正しい引込み
線に沿うように修正されたことを布片検出センサが検出
したとき、その信号により制御回路が働いて、前記サク
ションベルトコンベヤの移送を止める。サクションベル
トコンベヤに載っていない布片部分の皺伸ばし作用もあ
る。
【0016】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図6は本発明の実施例を示し、図1はシーツ
の展開装置全体を示す斜視図である。なお、シーツ15
の各角及び各縁部の名称は図29に示すものをそのまま
用いることにする。さて図において人手によってシーツ
15の任意の角端C1 と、その角端C1 を含む縁部Ya
とを、肩幅の距離を置いて把持具16に取付けてある2
個のクリップ17に把持させる。把持具16は4個の車
輪18によってガイドレール25内を走行すると共に、
上部に設けてあるラックにチェン26を係合させ、図示
しないチェンの駆動手段によって同チェン26を介して
駆動する事ができるようになっている。また把持具16
はチェン26との係合を外して、傾斜がつけられたガイ
ドレール上を自由走行することもできる。一方把持具1
6がクリップ17を支える腕は、角端C1 側の腕16a
が長く縁部Ya 側の腕16bは短くしてある。その理由
は把持具16が掴んだシーツ15が自然に垂れ下がった
とき、2個のクリップ17への荷重のかかり方を比べる
と、腕16b側の方が大きくなっているからである。ま
たシーツ15を吊り下げた把持具16は、チェン26に
駆動されてガイドレール25上を移動し、矢印Bの方向
から展開装置上に進入する。シーツ15は凸型前縁部3
6で広げられながら載置台35上を引っ張られる。また
把持具16は載置台35上を進み、シーツ15の側縁部
Yb が載置台35に乗り終えた位置で、クリップ把持解
除機構27によってシーツ15を解放する。即ち、クリ
ップ把持解除機構27において、空圧アクチュエータ2
8が作動し、レバー29が回転して押板30がクリップ
17の解除腕17aを押し、前述のようにシーツを解放
する。
【0017】次に図2は載置台35の構造を斜視図によ
って示しており、両側のフレーム38,39に支えられ
たモータ45によって間欠駆動されるプーリ40に掛け
られた多数の平ベルト46が、載置台35の主要部であ
る。同平ベルト46は多数の小穴が全面に明けてあるも
の、或いは空気の通り易い粗いメッシュのネットベルト
でも差し支えない。なお、載置台35の中央部は穴明き
でないベルトでも良い。また平ベルト46の内面に接し
て吸込みダクト47が載置台35の全幅に亙って取付け
られており、同ダクト47は上面、即ち平ベルト46に
接する面に多数の小穴48が明けられている。なお、前
記の平ベルト46に対応し、この小穴48も吸込みダク
ト47の中央部には無くても良い。一方フレーム38の
上方に光電センサ49が取付けられており、同センサ4
9は把持具16の通過と、シーツ15の終縁部Yc の通
過を検出するセンサである。このセンサ49が発した信
号は、制御装置50に送られて演算処理される。
【0018】図3は載置台35の平面図で、引き込まれ
て置かれたシーツ15の位置と吸込みダクト47の吸い
込み穴48群の関係位置を示したものであり、図示の如
く吸込みダクト47の吸込みが効く範囲は、引き込まれ
たシーツ15の軌道面の半分でシーツ15の側縁部Yb
側、シーツ15の進行方向の前後に分けられたEとFで
示された部分である。なお、吸込みの効く範囲を軌道面
全長にしても差し支えないが、この時はシーツ15の引
込み抵抗が過大となる。また吸込みダクト47は管56
によって吸込みブロワ55に繋がっている。
【0019】次に凸型前縁部に設ける斜行ローラを図7
及び図8によって説明する。図7は斜行ローラ取付部の
平面図、図8は図7のG〜G断面図である。これらの図
において80は斜行ローラで、凸型前縁部36に固設さ
れた垂直軸81に回転自在に軸支されたローラブラケッ
ト82に水平なピン83で回転自在に止められており、
外周部はローラブラケット82より突出していてここを
通る布片15と接触するようになっている。同ローラブ
ラケット82の斜行ローラ80を支持する部分82a
は、半円状の板で凸型前縁部36の先端の円弧部の切り
欠きを埋めており、下部にはアーム部82bが形成され
ていてその先端にはピン84が嵌装されている。85,
86及び87,88はそれぞれエアシリンダと同エアシ
リンダに固定された駆動板であり、駆動板86には角穴
86a、駆動板88には長穴88aがそれぞれ設けてあ
り、これらの穴はローラ89を介して前記ピン84と係
合している。斜行ローラ80はこれらの駆動板86,8
8によって、牽引方向の中立位置N、左側(図の下側)
にほぼ30°回転した位置L、右側にほぼ30°回転し
た位置Rをとることができるようになっている。90は
エアシリンダ85及び87のロッドを凸型前縁部36に
固定するブラケットであり、91はこれらの機構を覆う
カバーである。図2中2点鎖線で示す92は載置台の布
片取込み部付近上方(図ではフレーム38の上)に設け
た光電式の側縁部検出センサで、布片の縁出し側側縁部
Yb が牽引される正しい位置を挟んで2個設けられてい
る。
【0020】次にシーツ吹き寄せノズル機構の構造を図
5及び図6について説明する。載置台35の布片取込み
部の凸型前縁部36に続いて凹型前縁部101がフレー
ム38に取付けられ、同凹型前縁部101の凹型中心線
に合わせてノズル筐102がフレーム38の上部に取付
けられている。ノズル筐102の上面は載置台35の上
面と同一面に揃えてあり、かつ同ノズル筐102の上面
には、シーツ15の移動方向に斜めに吹き出す複数のノ
ズル穴103が明けられており、同ノズル筐102には
図示しない空気源より、送気管104を通して空気が送
られてくる。またノズル穴103より吹き出した空気に
吹き上げられたシーツ15の尻尾状角端が、載置台35
上に確実に反転して所定位置に載せられるようにガイド
するガイド板105が備えられている。なお、凹型前縁
部101の下方にガイドボックス110を設けておく
と、長大寸のシーツ15の尻尾状部分を移動するとき、
その動きを規制することが出来、安定性が増す効果があ
る。
【0021】図4は展開装置の側断面図である。ここで
図1と図4によってシーツ15の全面展開機構の構造を
説明すると、載置台35の平ベルト46よりなるコンベ
ヤの出口部にローラ58が設けられており、同ローラ5
8は空圧アクチュエータ60の作動により軸59を中心
に回転し、平ベルト46に対して押圧をかけたり、離れ
たりできる。またフレーム38,39にはバキューム式
エアスプレッダ65が取付けられており、同エアスプレ
ッダ65は前縁に下向き凸型の広げ板65aを設け、シ
ーツ15を下向きの吸込みスリット65bによって吸寄
せ、凸型の広げ板65aの作用を十分に効かせるように
している。エアスプレッダ65も管66によって吸込み
ブロワ67に繋がっている。一方載置台35の下側に
は、同じモータ70で駆動されるフリクションローラ6
8と、斜め下方向に走るシーツ15の送出しコンベヤ6
9が設けられている。また76はフレーム38,39に
取付けられたガイド75に案内された取込みバーであ
り、同取込みバー76は、図示しないチェンによる間欠
駆動と、チェンの1個所と取込みバー76とを連結する
図示しないリンク機構により前記ガイド75にガイドさ
れて往復移動する。
【0022】次に以上の如く構成された実施例について
作用を説明すると、シーツ15の角端C1 と縁部Ya
が、把持具16のクリップ17に把持され、載置台35
上を凸型前縁部36で接触抵抗を掛けられながら引き込
まれるとき、もし吸込みの力が作用していない場合は、
シーツ15の側縁部Yb はシーツ15の他の部分に押さ
れてシーツ15全体の形状が末広がりとなってしまう。
しかし本発明のような吸込みダクト47を設けることに
より、シーツ15の側縁部Yb は図3で示したEの部分
で吸引されてこの部分の摩擦抵抗が増えることにより、
シーツ15の側縁部Yb の引っ張り力が増え、シーツ1
5の他の部分を押返し、側縁部Yb は真直ぐに、かつ常
に張りを保って引込むことができる。載置台35上のF
で示した吸込み部は、シーツ15が把持具16のクリッ
プ17から解放されて載置台35上に置かれるとき、側
縁部Yb が張りを保った状態を維持するのに有効であ
る。もし吸込み部Fがなければシーツ15の側縁部Yb
はクリップ17からの解放と同時に縮んで皺が生じ易く
なる。
【0023】布片の側縁部Yb の凸型前縁部36を通る
位置は稀に正しい位置から大きくずれることがあり、こ
の場合同凸型前縁部36から受ける横方向の抵抗力が大
きくなって、クリップ17による側縁部Yb の引っ張り
力のみでは正しい位置に引き戻せないことが生ずる。こ
の場合には斜行ローラ80が次のように作用する。先ず
斜行ローラ80の動作を図9及び図10によって説明す
ると、エアシリンダ85の駆動板86は図9に示すR位
置と図10に示すL位置を取ることができ、エアシリン
ダ87の駆動板88は図9及び図10に示すようにロー
ラ89を角穴86aの左側(図の下側)に当接させるL
位置と、ローラ89を角穴86aの右側(図の上側)に
当接させるR位置を取ることができるようになってい
る。駆動板86が図9に示すR位置にあり、駆動板88
がL位置にあるときは斜行ローラ80は中立位置N(図
9の実線)にあり、駆動板88がR位置に移ると斜行ロ
ーラ80は右側(図の下側)に回転して左側位置L(図
9の2点鎖線)に移る。また駆動板86が図10に示す
L位置にあり、駆動板88がR位置にあるときは斜行ロ
ーラ80は中立位置N(図10の実線)にあり、駆動板
88がL位置に移ると斜行ローラ80は右側に回転して
右側位置R(図10の2点鎖線)に移るようになってい
る。なお、斜行ローラ80が位置N,L,Rを取り得る
ことが要件で、前述の駆動機構は2個のロータリシリン
ダを用いてもよく、或いは1個のシリンダをサーボ制御
するものでもよい。
【0024】布片15の先端部が載置台35の上部に進
入してくると、側縁部検出センサ92が検出状況を制御
部50に送信し、制御部50では布片の側縁部Yb が正
常な位置範囲にある(1個のセンサがon、他のセンサ
がoff)か、左側に外れている(2個のセンサがof
f)か、右側に外れている(2個のセンサがon)かを
判断して、左側又は右側に外れている場合はシリンダ8
5,87を作動して斜行ローラ80の方向を変えて、布
片側縁部Yb を正常位置範囲に入るように導く。斜行ロ
ーラ80は布片15に対して、回転方向には抵抗力を与
えずこれと直角方向には大きな抵抗力を与えるので、布
片15は斜行ローラ80の回転方向に移動する。従って
布片15は牽引方向のほぼ半分の早さで横方向に移動し
て軌道を矯正される。側縁部Yb が正常位置範囲にあれ
ば斜行ローラ80を用いる必要がないので、同斜行ロー
ラ80は中立位置を保っていればよい。
【0025】シーツ15が把持具16のクリップ17に
把持されて載置台35に進入するとき、光電センサ49
が把持具16とシーツ15の終縁部Yc を検出して信号
を制御装置50に送り、同制御装置50において把持具
16とシーツ15の終縁部Yc の通過のタイミングと、
把持具16の移送速度からシーツ15の載置台35に対
するセンタリングのタイミングを演算して空圧アクチュ
エータ28を作動し、クリップ把持解除機構27を動作
させてシーツ15を解放する。またシーツ15が長大な
矩形状であるとき、同シーツ15が載置台35上を引か
れるときにシーツが湿っているとその重量は大きく、ま
た移動が終わってもシーツ15の1部が凹型前縁部10
1に纏まって尻尾状に垂れ下がって残る。しかしシーツ
15が凹型前縁部101を通るときシーツ15は纏めら
れ、ノズル穴103から吹き出す空気に押し上げられる
ので、この付近のシーツ15は浮き上がり、引っ張りに
対するシーツ15の摩擦抵抗は減少する。一方残ったシ
ーツ15の角端は面積が少なく軽いので、図6の矢印で
示した方向にノズル穴103から吹き出す空気によって
吹き上げられると共にガイド板105でガイドされ、図
6に破線で示したシーツ15' のように反転して載置台
35上の所定位置に載せることができる。従ってシーツ
15の角端が、フレームや把持具16のガイドレールに
引っ掛かったり、巻き込まれたりして、次のシーツ15
の送り工程に支障を及ぼすような不具合はなくなる。
【0026】また載置台35上に置かれたシーツ15
は、モータ45によって駆動される平ベルト46で矢印
Cの方向に移動し、側縁部Yb がローラ58の手前に達
した位置で停止する。シーツ15の他の部分は平ベルト
46端部から下に自由に垂れ下がる(図4の2点鎖線で
示したシーツ15の位置)。次に取込みバー76が作動
してシーツ15をフリクションローラ68と送出しコン
ベヤ69上に押し込むと(図4の破線で示したシーツ1
5の位置)、シーツ15はエアスプレッダ65とフリク
ションローラ68によって張り広げられつつ送出しコン
ベヤ69で、次工程のアイロナ80に送られる。なお、
本発明の実施例では矩形布の展開について説明したが、
方形状布についても全く問題なく適用することが出来
る。また本実施例では、シーツ15の任意の角端C1
その角端C1 を含む縁部Ya とを把持する例で説明した
が、長辺側の縁部の1部(例えば図29のC1 とYb'の
部分)を保持するようにしても同様に適用できる。この
場合はシーツ15の短片側の縁部(図29において符号
Yaの縁部)が縁出しされることとなる。
【0027】図11及び図12に、変形したシーツの側
縁部を載置台に適正に引込むための直角方向にスライド
可能な凸型前縁部と、その駆動手段に指示を与えるシー
ツ側縁部検出センサ手段を示す。図においては、前述の
図1に示した固定の凸型前縁部36に替えて、シーツ1
5の牽引方向と直角方向にスライド可能な展開板112
(シーツの展開しごき機能については凸型前縁部と同
様)が設けられている。展開板112は展開板支持筐1
13と一体になって筐体を構成し、フレーム38に固設
された水平駆動ユニット115によってシートガイド板
111に沿って水平駆動される。114はシーツ15の
ガイドローラである。シートガイド板111上に置かれ
た反射板132は、前述した把持具16の通過と、シー
ツ15の終縁部Yc の通過を検出するセンサ49の光源
を受けて、反射光をセンサ49に返す役目をもってい
る。フレーム38にセンサ取付台133が固設され、同
センサ取付台133にシーツ15の側縁部位置を検出す
るセンサ134,136が取付けられる。同センサ13
4,136は何れもセンサ49と同様、光源を1体に備
えた光電センサである。シートガイド板111上に置か
れた反射板135はセンサ134に対応し、反射板13
7はセンサ136に対応する。両反射板135,137
はシーツ15が引込まれるときのシーツ15の側縁部の
正しい引込み線の両側に等分の距離に位置するように取
付けられる。
【0028】図12に水平駆動ユニット115の構造を
斜視図により示す。116は駆動ユニットフレームであ
り、同ユニットフレーム116に取付けられた軸受12
2,123によってボールスクリュ118が回転し得る
ように支えられる。ボールスクリュ118の軸端は、ユ
ニットフレームの端面に取付けられたブレーキ付サーボ
モータ119の出力軸に直結される。ブレーキ付サーボ
モータ119には回転検出器120が備えられている。
ボールスクリュ118に係合するボールスクリュナット
121は移動台117に取付けられている。またユニッ
トフレーム116に4個のブラケット125を介して、
ボールスクリュ118と平行に2本のガイドバー124
が固設され、このガイドバー124に嵌合して軸方向に
スライドできる1対のリニアボールベアリング126も
移動台117に取付けられている。サーボモータ119
が回転し、ボールスクリュ118が回されると、移動台
117はガイドバー124にガイドされて水平移動を
し、移動台117に取付けられた展開板112及び展開
板支持筐113は姿勢を保ったまま水平移動をする。
【0029】以上の如く構成されたスライド可能な凸型
前縁部と、その駆動手段に指示を与えるシーツ側縁部検
出センサ手段の作用を説明すると、図13にシーツ15
の変形したものを、変形シーツ15’(点線で表わ
す)、変形シーツ15”(2点鎖線で表わす)で示し、
図14にこれらのシーツが把持具16により載置台35
の上を引かれている状態を示す。把持具16とこれに把
持されたシーツ15が反射板132上を通過し、センサ
49の光源ビームを切ったときに、センサ49の信号に
より図示しない制御回路が働いて、それまでオフになっ
ていた光電センサ134,136のセンサ機能がオンと
なり、反射板135,137の上を通過するシーツ15
の有無がセンサ134,136により検出され電気信号
となって発信される。
【0030】正常のシーツ15が通過してシーツ15の
側縁部が反射板135,137の間を通るときは(光電
センサ134がオン、光電センサ136がオフ)、制御
回路で正常と判断して展開板112を作動しないが、も
し変形シーツ15’が通過しているときには、センサ1
34,136とも(オンとなり)、シーツ無しの信号を
制御回路に送り、制御回路はこれを加工して電流をサー
ボモータ119に送り、これを回して展開板112を図
の上方向(点線の位置の方向)に移動させ、シーツ1
5’を上方向の正規の位置に寄せる。シーツ15’の側
縁部が反射板135,137の中間まで寄せられると、
センサ136がシーツ有り(オフとなる)の信号を制御
回路に送って展開板112の移動を停止させる。また変
形シーツ15”が通過しているときには、センサ13
4,136ともシーツ有りの信号(両方ともオフ)を制
御回路に送り、制御回路はこれを加工して電流をモータ
119に送り、先回と逆方向にこれを回転させて展開板
112を図の下方向(2点鎖線の位置の方向)に移動さ
せ、シーツ15”を正規の位置に寄せる。シーツ15”
の側縁部が反射板135,137の中間まで寄せられる
と、センサ134がシーツ無し(オン)の信号を制御回
路に送って展開板112の移動を停止させる。またシー
ツ15が通過して反射板132が再び現われ、センサ4
9がシーツ15無しを伝えると側縁部センサ134,1
36の機能はオフとなる。同時にモータ119が直前に
回転検出器の検出した回転数だけ逆回転して展開板11
2を中立の位置に戻す。
【0031】図15に、前述の図11で説明した無孔の
展開板112及び展開板支持筐113に替えて、多数の
吸引穴を設けた展開板142と展開板支持筐143とが
一体となって筐体を構成したものに置き換えた例を示
す。この展開板142は前述のものと同様に、水平駆動
ユニット115に取付けられ、シーツ15の側縁部セン
サ134,136のシーツ15確認信号によりシーツ1
5の側縁部を規定線上に揃える機能を備えている。展開
板支持筐143の下部には可撓管145を取付け、可撓
管145の先に吸出しブロワー150が連結されてい
る。シーツ15の乾燥度が高く軽くなっているときは、
展開板112による引張り抵抗が小さいため、展開板1
12上でシーツ15が横滑りしてシーツ15側縁部の方
向制御が困難な場合がある。このときに、吸出しブロワ
ー150を回転させれば、ブロワー150は展開板14
2と展開板支持筐143が構成する筐体から空気を吸出
し、吸引穴142a,143aからシーツ15を吸引す
ることによりシーツ15の引張り抵抗を大きくし、シー
ツ15側縁部の横移動による方向制御を確実にすること
ができる。
【0032】更に図15には可撓管145と吸出しブロ
ワー150の吸込み口管の間に空気圧シリンダ148で
作動する空気弁147を設けてある例を示す。この空気
弁147は、シーツ15が引込まれる間だけ(即ち、セ
ンサ49の発する光ビームがシーツ15に遮られる間だ
け)吸出し管路を開くように制御される。この空気弁1
47は空気圧シリンダ148で極めて短時間で作動し、
回し続けている吸出しブロワー150の吸出し管路を瞬
間的に開閉することができる。シーツ15が引込み位置
にない場合には空気弁147は吸出し管路を閉じ、近く
に存在する不要のシーツ15を吸い寄せることを防止す
る。
【0033】変形シーツを処理する場合、シーツの引込
みラインを補正するもう1つの方式である斜め置きガイ
ドローラ機構とその制御について図16〜図19によっ
て説明する。図16及び図17は、シーツ15が正しい
シーツの引込みラインを、内側に斜めに外れている場合
のみに、シーツの引込みラインを補正する機構の例であ
る。図16はその機構を斜視図で示し、図17は15の
流れに沿った展開図である。変形したシーツは前述と同
様シーツ15’で示してある。載置台35の凸型前縁部
36の斜め縁の下側に、同斜め縁の線と凸型の頂点付近
で交叉し、斜め下に傾斜する直線上に軸を持った自由回
転するガイドローラ161が、球面軸受165を介して
凸型前縁部36と作動レバー164に支えられ、作動レ
バー164はフレーム38に固設されているレバー支台
167の軸に球面軸受168を介して支持されている。
またレバー支台167は空気圧アクチュエータ162の
作動ロッドにピンジョイント169によって連結してあ
り、空気圧アクチュエータ162はフレーム38に固設
されているアクチュエータ支台163に球面軸受166
を介して取付けてある。170は正常な引込みラインを
通るシーツ15の縁部を確認する光電センサである。同
センサ170のシーツ15の縁部検出信号は図示しない
制御回路に送られ、状況を判断し、空気圧アクチュエー
タ162を制御する。
【0034】このガイドローラ161によるシーツの引
込みラインを補正する機構の作用について説明すると、
図16及び図17において実線で示した位置ではガイド
ローラ161は、シーツ15がガイドローラ161と凸
型前縁部36を通過するときに、垂下ったシーツの重さ
による摩擦力でガイドローラ161が回り、シーツ15
を引込み線の外側方向に寄せる作用を持っている。変形
シーツ15’(図16においては点線で示す)が引込ま
れているときこのガイドローラ161によってシーツ1
5’の側縁部は外側に誘導されて正常なシーツ15の引
込み位置に達すると、光電センサ170がシーツを検出
し信号を制御回路に送り、制御回路の指令で空気圧アク
チュエータ162が作動し、ガイドローラ161は2点
鎖線で示した位置に押し込まれシーツ15誘導の機能が
なくなる。ガイドローラ161を使用し、変形したシー
ツが正しいシーツの引込みラインから、内側及び外側に
斜めに外れている場合でも、シーツの引込みラインを補
正することができるものの実施例の機構と制御について
図18及び図19によって説明する。
【0035】図18はその機構を斜視図で示し、図19
はシーツ15の流れに沿った展開図である。変形したシ
ーツは前述と同様シーツ15’及びシーツ15”で示し
てある。載置台35の凸型前縁部36の斜め縁の下側
に、同斜め縁の線と凸型の頂点付近で交叉し、斜め下に
傾斜する直線上に軸を持った自由回転するガイドローラ
161が、球面軸受165を介して凸型前縁部36と作
動レバー176に支えられ、作動レバー176はフレー
ム38に固設されているレバー支台174の軸に球面軸
受168を介して支持されている。またレバー支台17
4は2段空気圧アクチュエータ175の作動ロッドにピ
ンジョイント169によって連結してあり、2段空気圧
アクチュエータ175はフレーム38に固設されている
アクチュエータ支台173に球面軸受166を介して取
付けてある。170及び171は正常な引込みラインの
許容範囲内にあるシーツの縁部を確認する光電センサで
ある。同センサ170,171のシーツの縁部検出信号
は図示しない制御回路に送られ、この制御回路において
状況を判断し、2段空気圧アクチュエータ162を制御
する。2段空気圧アクチュエータ162の作動ロッドが
シリンダ内に引き込んでいるとき、作動レバー167及
びガイドローラ161は図18の実線で示す位置にあ
り、引込まれるシーツ15がこのガイドローラ161に
巻き付いて送られると図19の実線矢印で示された方向
に送られシーツは外側に寄せられる。また2段空気圧ア
クチュエータ162の1段目の作動ロッドが突き出す
と、ガイドローラ161は図の点線で示された位置、即
ちシーツの引込みラインに直角の位置に止まり、シーツ
はどちらにも寄らない。更に2段空気圧アクチュエータ
162の1段目及び2段目の作動ロッドが突き出すと、
作動レバー176及びガイドローラ161は図18の2
点鎖線で示す位置に移動し、引込まれるシーツ15がこ
の位置のガイドローラ161に巻き付いて送られると図
19の2点鎖線矢印で示された方向に送られシーツは内
側に寄せられる。この2番目のガイドローラ161によ
るシーツの引込みラインを補正する機構の作用について
説明すると、
【0036】変形したシーツ15’(図18において点
線で示された側縁部が内側に斜めになったシーツ)が凸
型前縁部36を通過するときには、センサ170,17
1はシーツを検出しない。このことはシーツ15’の縁
部が正しい引込み線から内側に外れていることを示し、
この検出信号が制御回路に送られ、制御回路の指令で2
段空気圧アクチュエータ175が1、2段とも作動ロッ
ドが引込むように作動し、ガイドローラ161を実線の
作動位置に移動させ、シーツ15’を正しい引込み線に
寄せる作用をさせる。シーツ15’が外側に寄って行
き、センサ170がシーツを検出した信号を出し、セン
サ171がシーツ無しの信号を制御回路に送ると、制御
回路において通過中のシーツ15’縁部が正しい引込み
ライン線に寄せられたと判定し、2段空気圧アクチュエ
ータ175の1段目が作動し、ガイドローラ161は中
立の位置に移動しその位置に止まるように制御する。
【0037】変形したシーツ15”(図18において2
点鎖線で示された側縁部が外側に斜めになったシーツ)
が凸型前縁部36を通過するときには、センサ170,
171は両方ともシーツを検出する。このことはシーツ
15”の縁部が正しい引込み線から外側に外れているこ
とを示し、この検出信号が制御回路に送られ、制御回路
の指令で2段空気圧アクチュエータ175が1、2段と
も作動ロッドが押し出されるように作動し、ガイドロー
ラ161を2点鎖線の作動位置に移動させ、シーツ1
5”を正しい引込み線に寄せる作用をさせる。シーツ1
5”が内側に寄って行き、センサ171がシーツ無しを
検出し、センサ170は以前のままシーツを検出した信
号を出して、制御回路に送ると、制御回路において通過
中のシーツ15’縁部が正しい引込みライン線に寄せら
れたと判定し、2段空気圧アクチュエータ175の1段
目を逆作動して戻し、ガイドローラ161は中立の位置
に移動しその位置に止まるように制御する。シーツが載
置台35に引込まれたことを検出するセンサが備えられ
ており、このセンサのシーツ有りの信号によってセンサ
170がオンとなるように電気回路が組まれているの
で、シーツのないときはガイドローラ161は必ず中立
の位置に置かれる。なお、前記実施例において凸型前縁
部36を布片の牽引方向と直角方向にスライド可能とし
てもよい。
【0038】次に本発明のベルト動停ユニットを横に並
べて構成されたシーツ側縁揃え載置台についての実施例
を図20〜図23によって説明する。図20はベルト動
停ユニット180の断面図、図21は載置台35に取付
けられたベルト動停ユニット180の斜視図、図23は
作用説明図である。図において、多数のベルト動停ユニ
ット180が本体フレーム38に柱材196を介して固
設されている水平梁195に並べて取付けられる。水平
梁195に固設されたユニット台181に固着された固
定軸182に、作動レバー183が回転自在に嵌合して
いる。作動レバー183に固着され、同レバー183の
両側に突出ている軸185に1対のテンションプーリ1
84が、また同様に固着され両側に突出ている軸186
に1対のブレーキローラ190がそれぞれ回転自由に嵌
合されている。このテンションプーリ184及びブレー
キローラ190は2本のコンベヤベルト46を同時に駆
動、停止する作用を有する。ユニット台181に空気圧
アクチュエータ187がピンで回転自在に結合され、作
動レバー183の端部は空気圧アクチュエータ187の
作動ロッドとピン結合している。空気圧アクチュエータ
187の作動ロッドが突き出している図20の実線の位
置はブレーキローラ190が上がり、テンションプーリ
184が下がってコンベヤベルト46にテンションを与
え、駆動ローラ40の回転がコンベヤベルト46に伝わ
り、コンベヤベルト46が送られている状態を示してい
る。空気圧アクチュエータ187の作動ロッドが引込ん
でいるときは、2点鎖線で示したように、テンションプ
ーリ184が上がってコンベヤベルト46にテンション
が無くなり、コンベヤベルト46が緩み、ブレーキロー
ラ190がコンベヤベルト46を押えてこれをブレーキ
板191に押し付けてブレーキをかけ、停止させた状態
を示している。
【0039】ユニット台181上方の水平梁195に光
源を兼ねた光電センサ188が取付けられ、コンベヤベ
ルト46の下側に設置してある吸込みダクト47の上面
の、1対のコンベヤベルト46間の隙間の位置に、光電
センサ188の光源を反射する反射板189が取付けら
れている。この光電センサ188と反射板189によっ
て、ベルト46が送行し、これによって運ばれるシーツ
15の側縁部通過が検出される。図示していない制御回
路は、各ユニット毎に光電センサ188が発するシーツ
15有無の検出信号を受けて、空気圧アクチュエータ1
87に適宜指令を発する。
【0040】前述のベルト動停ユニットで構成されたシ
ーツ側縁揃え載置台の実施例の作用を説明すると、シー
ツ15が載置台35に引込まれた後、前記コンベヤベル
ト46が駆動されシーツ15が次工程に送られる段階
で、シーツ15の有無を各ベルト動停ユニット180に
設けられている光電センサ188と反射板189で検出
し、シーツが通過してシーツ15無しの信号が発せられ
て制御回路に送られると、制御回路は空気圧アクチュエ
ータ187を作動し、コンベヤベルト46からテンショ
ンプーリ184を離してコンベヤベルト46のテンショ
ンを緩め、ブレーキをかけ、これを停止させる(図23
の2点鎖線で示したシーツ15は各ベルト動停ユニット
180によって反射板189の直後に止められた位置を
示す)。シーツ15側縁が全てコンベヤベルト46上の
決まった位置に揃い、全てのベルト動停ユニット180
のセンサ188の発する信号が布片無しとなったところ
で制御回路の指令を出し、一斉にブレーキを解放し、全
コンベヤベルト46を動かしてシーツ15を送り出す。
実働においては、コンベヤベルト46によって最も長い
距離送られたシーツ15(例えば図18の左端の2列の
コンベヤベルト46で送られたシーツ15)は、光電セ
ンサ188と反射板189がシーツが通過を検出したと
き、ブレーキをかける間もなく、一斉にコンベヤベルト
46を動かす指令が出されるので、殆ど停止することは
ない。
【0041】最後に、本発明の凸型前縁部と載置台との
間に設けられ、シーツ引込み方向と直角両方向に駆動さ
れるサクションベルトコンベヤによる布片側縁揃え機構
の実施例を図21のサクションベルトコンベヤユニット
201の斜視図によって説明する。シーツ取込み部であ
る凸型前縁部36と載置台35との間に設けられたシー
ツガイド板111の中央の、シーツ引込み時にシーツ1
5によって覆われる位置に、サクションベルトコンベヤ
ユニット201が設置されている。同ユニット201に
は、シーツ引込み方向と直角の両方向に駆動される多数
の吸引穴を有するサクションベルトコンベヤ202が設
けられ、同サクションベルトコンベヤ202の下部に、
上部が開口しているサクションダクト203が取付けら
れている。サクションダクト203は可撓管204を通
し図示しない吸出しブロワーに連結されている。サクシ
ョンベルトコンベヤ202はサクションダクト203に
一体のフレームに取付けられたプーリ206,207に
巻掛けられている。208はプーリ207の軸のテイク
アップである。205は駆動側のプーリ206を駆動す
る正逆転可能なブレーキ付サーボモータである。フレー
ム38に取付けられた支台133に光源を兼ねた光電セ
ンサ134,136は、シーツガイド板111のシーツ
側縁部引込み線の両側に設けられ反射板135,137
と組合わされてシーツ15の側縁部が正しいシーツ引込
み線に沿った許容幅内に有るか無いかを検出する。図示
しない制御回路は光電センサ134,136の信号によ
りシーツ側縁部の偏りを検出してブレーキ付モータ20
5に正転又は逆転及び停止の指令をして布片側縁部の通
る位置を補正する。
【0042】前記のサクションベルトコンベヤユニット
201によるシーツ側縁揃え手段の実施例の作用を説明
すると、シーツが把持具16で掴まれてシーツガイド板
111の上を引込まれる工程において、光電センサ13
4,136とシーツガイド板111上に設けられた反射
板135,137とにより、引込移動中のシーツ側縁が
正しい引込み許容幅から内側外側のどちら側に逸れてい
るかを検出する。即ち、光電センサ134,136の双
方がシーツ15を検出すれば、シーツ15は外側へ寄り
過ぎであり、その信号により制御回路が働いて、シーツ
側縁が正しい引込み線に沿うように、サクションベルト
コンベヤ202にシーツ15を吸付けて内側に横移動さ
せる。この横移動中に、シーツ側縁が正しい引込み許容
幅線内に入ると、光電センサ134がシーツ15無しを
検出し、その信号によりサクションベルトコンベヤ20
2の移送を止める。光電センサ134,136の双方が
シーツ15を検出しないときは、シーツ15は内側へ寄
り過ぎであり、その信号により制御回路が働いて、シー
ツ側縁が正しい引込み線に沿うように、サクションベル
トコンベヤ202にシーツ15を吸付けて外側に横移動
させる。そしてシーツ側縁が正しい引込み許容幅線内に
入ると、光電センサ136がシーツ15有りを検出し、
その信号によりサクションベルトコンベヤ202の移送
を止める。その他、サクションベルトコンベヤ202に
載っていない部分のシーツ15の皺伸ばし作用もある。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、簡単な廉価な構造の装置で矩形状布片の側縁部を引
き方向に真直ぐに引き込むことができる。また布片の側
縁部を揃え直す工程が不要になり、特に吊下げ時に側縁
部が極端に傾斜した場合にも十分真直に矯正することが
でき、布片の展開工程サイクルを短くすることができ
る。更に布片の側縁部を、張りの効いた状態のまま真直
ぐに保持できる。その結果皺の発生が無くなり、後工程
であるアイロナでの布片の仕上げ品質が向上する。また
対角長さが大である矩形状布片を載置台に引き込むとき
でも、凹型前縁部の傍に設けてある空気吹き出しノズル
からの押し上げ力によって布片の摩擦抵抗は少なくな
り、把持具の引っ張り動力を軽減させることができる。
また載置台よりはみ出した布片の尻尾状角端を、前記空
気吹き出しノズルで載置台上の所定位置に吹き寄せるこ
とができ、載置台の幅を広げる必要がなくなるので、機
械を小さく纏めることができる。また変形したシーツに
対しても載置台上に直線上に展開することが可能とな
り、展開歩留りが高くなるため処理能力が上がり、仕上
り品質が向上する。
【0044】変形した布片を載置台に引込むときには、
把持具の掴んだ角端に続く側縁部が斜めに載置台に引込
まれるが、このような布片でも側縁部の位置外れを検出
し、或いは凸型前縁部の上流に置かれた斜め下に傾斜す
る布片ガイドローラによって、布片側縁部の引込み方向
を補正し、次の展開工程における載置台の平ベルトによ
る横送り後、布片側縁部の全幅をローラで挟んで止める
ことが常に可能となり、このことにより布片処理作業の
歩留り低下の最大の要因を防止することができ、仕上り
品質も向上する。更にコンベヤベルト用テンションプー
リとブレーキ及び布片センサよりなるベルト動停ユニッ
トを横に並べて構成された布片側縁揃え載置台を適用す
れば、これは載置台上での直接の布片側縁揃え作用であ
り、そのままコンベヤベルトで送られるので、次工程の
布片全張り広げのための布片側縁挟み押えが確実に行な
える。またコンベヤベルトによる送り出し工程において
の位置揃え作業であるので調整のための時間損失は全く
無い。凸型前縁部と載置台との間に設けられた、布片引
込み方向と直角方向に駆動される吸引ベルトコンベヤに
よる布片側縁揃え手段によっても、引込移動中の布片側
縁が正しい引込み線に修正され、載置台上に置かれた布
片側縁がコンベヤベルト送行方向と直角の直線上に置か
れる。またサクションベルトコンベヤに載っていない部
分の布片の皺伸ばし効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る矩形状布片展開装置の斜
視図である。
【図2】図1における布片載置台の斜視図である。
【図3】図2における布片載置台の平面図である。
【図4】図1における布片展開装置の側断面図である。
【図5】本発明の実施例に係る布片の角端吹き寄せノズ
ル機構の斜視図である。
【図6】図5におけるノズル機構の正面断面図である。
【図7】本発明の実施例に係る斜行ローラ取付部の平面
図である。
【図8】図7のG〜G断面図である。
【図9】図7における斜行ローラの作動説明図である。
【図10】図7における斜行ローラの作動説明図であ
る。
【図11】本発明の実施例に係る展開板と布片側縁部セ
ンサの斜視図である。
【図12】本発明の実施例に係る展開板を作動する駆動
ユニットの斜視図である。
【図13】矩形状布片の展開装置で処理される変形布片
の展開図である。
【図14】本発明の実施例に係る載置台と展開板と布片
側縁部センサの平面図である。
【図15】本発明の実施例に係る吸引穴付き展開板の斜
視図である。
【図16】本発明の実施例に係る布片側縁部引込みライ
ン補正機構の斜視図である。
【図17】本発明の実施例に係る布片側縁部引込みライ
ン補正機構の展開平面図である。
【図18】本発明の実施例に係る布片側縁部引込みライ
ン補正機構第2実施例の斜視図である。
【図19】本発明の実施例に係る布片側縁部引込みライ
ン補正機構第2実施例の展開平面図である。
【図20】本発明の実施例に係るベルト動停ユニット付
布片側縁揃え載置台の断面図である。
【図21】図7の布片側縁揃え載置台のベルト動停ユニ
ットの斜視図である。
【図22】図7の布片側縁揃え載置台の作用説明平面図
である。
【図23】本発明の実施例に係るサクションコンベヤに
よる布片側縁揃え機構の斜視図である。
【図24】従来の矩形状布片縁出し装置を示す斜視図で
ある。
【図25】図24の平面図である。
【図26】図24のA〜A断面図である。
【図27】図24における要部の斜視図である。
【図28】図24における図27と作動状態を異にする
要部の斜視図である。
【図29】矩形状布片縁出し装置で処理される矩形状布
片の展開図である。
【符号の説明】
15 シーツ 16 把持具 17 クリップ 25 ガイドレール 27 クリップの把持解除機構 35 載置台 36 凸型前縁部 46 平ベルト 47 吸込みダクト 49 光電センサ 50 制御装置 80 斜行ローラ 92 側縁部検出センサ 101 凹型前縁部 102 ノズル筐 103 ノズル 104 送気管 105 ガイド板 110 ガイドボックス 112 展開板 115 水平駆動ユニット 118 ボールスクリュ 119 モータ 134 光電センサ 136 光電センサ 161 ガイドローラ 162 空気圧アクチュエータ 164 作動レバー 165 球面軸受 166 球面軸受 168 球面軸受 170 光電センサ 171 光電センサ 175 2段空気圧アクチュエータ 180 ベルト動停ユニット 181 ユニット台 182 固定軸 183 作動レバー 184 テンションプーリ 187 空気圧アクチュエータ 188 光電センサ 190 ブレーキローラ 201 サクションベルトコンベヤユニット 202 サクションベルトコンベヤ 203 サクションダクト 205 ブレーキ付サーボモータ 211 サクションベルトコンベヤユニット 212 サクションベルト 213 サクションダクト 220 ブレーキ付サーボモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−210100(JP,A) 特開 平6−154494(JP,A) 特開 平4−9198(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 67/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状布片の任意の角端と、その角端を
    含む辺の1個所を、2個のクリップが取付けてある移動
    可能な把持具で把持して布片を自然に吊下げた後、ベル
    トコンベヤ等により構成される載置台の上面を水平に載
    置台の凸型前縁部に布片を抵抗接触させながら把持具で
    牽引移動し、布片を載置台上に引き込む工程を有する布
    片展開装置において、同載置台の布片牽引軌道面の布縁
    側の半分面に多数の吸引穴をもつ吸引ダクトを設けてな
    る矩形状布片の展開装置であって、載置台の布片取込み
    部付近上方に位置して、布片が牽引されるときの縁出し
    側側縁部の位置を検出する側縁部検出センサと、凸型前
    縁部の先端に設けられ、水平軸周りに回転し、かつ回転
    面を布片の牽引方向に対して左右に傾斜させるために垂
    直軸周りに回転できる斜行ローラと、前記側縁部検出セ
    ンサが発した信号を受けて同斜行ローラの垂直軸周りの
    回転駆動の要否及び方向を判断し、同斜行ローラの駆動
    機構を作動させる制御装置を備えてなることを特徴とす
    る矩形状布片の展開装置。
  2. 【請求項2】 矩形状布片の任意の角端と、その角端を
    含む辺の1個所を、2個のクリップが取付けてある移動
    可能な把持具で把持して布片を自然に吊下げた後、ベル
    トコンベヤ等により構成される載置台の上面を水平に載
    置台の凸型前縁部に布片を抵抗接触させながら把持具で
    牽引移動し、布片を載置台上に引き込む工程を有する布
    片展開装置において、同載置台の布片牽引軌道面の布縁
    側の半分面に多数の吸引穴をもつ吸引ダクトを設けてな
    る矩形状布片の展開装置であって、固定の凸型前縁部に
    替えて設けられた布片の牽引方向と直角方向にスライド
    可能な凸型前縁部と、同凸型前縁部を移動させる駆動装
    置と、布片側縁部の引込み位置を検出するセンサと、同
    センサの検出信号によって前記凸型前縁部の駆動装置を
    動かす制御回路とを設けたことを特徴とする矩形状布片
    の展開装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の矩形状布片の展開装置に
    おいて、無孔の凸型前縁部に替えて設けられた多数の吸
    引穴を設けた筐体形状の凸型前縁部と、同凸型前縁部と
    可撓管を介して連結されている吸出しブロワー装置とを
    架設して、布片引込み時のしごき抵抗を大きくしたこと
    を特徴とする矩形状布片の展開装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の矩形状布片の展開装置に
    おいて、可撓管と吸出しブロワーの吸込み口管との間に
    設けた空気弁と、布片の引込まれる動作中のみ前記空気
    弁を開くように制御する制御回路とを架設してなること
    を特徴とする矩形状布片の展開装置。
  5. 【請求項5】 矩形状布片の任意の角端と、その角端を
    含む辺の1個所を、2個のクリップが取付けてある移動
    可能な把持具で把持して布片を自然に吊下げた後、ベル
    トコンベヤ等により構成される載置台の上面を水平に載
    置台の凸型前縁部に布片を抵抗接触させながら把持具で
    牽引移動し、布片を載置台上に引き込む工程を有する布
    片展開装置において、同載置台の布片牽引軌道面の布縁
    側の半分面に多数の吸引穴をもつ吸引ダクトを設けてな
    る矩形状布片の展開装置であって、把持具で掴まれた布
    片の角端に繋がる側縁部が通過する側の載置台の凸型前
    縁部の斜め縁の下側に、同斜め縁の線と凸型の頂点で交
    叉し、斜め下に傾斜する直線を中心線とする軸上を自由
    回転するガイドローラを架設してなり、布片が同ガイド
    ローラと前記凸型前縁部を通過するときに、前記布片を
    前記ガイドローラに引込み線の外側方向に寄せる作用を
    持たせたことを特徴とする矩形状布片の展開装置。
  6. 【請求項6】 矩形状布片の任意の角端と、その角端を
    含む辺の1個所を、2個のクリップが取付けてある移動
    可能な把持具で把持して布片を自然に吊下げた後、ベル
    トコンベヤ等により構成される載置台の上面を水平に載
    置台の凸型前縁部に布片を抵抗接触させながら把持具で
    牽引移動し、布片を載置台上に引き込む工程を有する布
    片展開装置において、同載置台の布片牽引軌道面の布縁
    側の半分面に多数の吸引穴をもつ吸引ダクトを設けてな
    る矩形状布片の展開装置であって、把持具で掴まれた布
    片の角端に繋がる側縁部が通過する側の載置台の凸型前
    縁部の凸型の頂点付近下面に取付けられた球面軸受と、
    固定フレームに固着された支台の軸に球面軸受で自在に
    動き得るように取付けられた作動レバーの先端に設けら
    れた球面軸受と、前記両方の球面軸受に支えられた軸上
    を自由回転するガイドローラと、前記作動レバーを回動
    させて前記ガイドローラの布片に対する接触角度を調整
    するように作動するアクチュエータと、正常な布片の縁
    部が通過する位置を確認するセンサと、同センサの布片
    検出信号によって前記ガイドローラを移動させる制御回
    路とで構成してなることを特徴とする矩形状布片の展開
    装置。
  7. 【請求項7】 矩形状布片の任意の角端と、その角端を
    含む辺の1個所を、2個のクリップが取付けてある移動
    可能な把持具で把持して布片を自然に吊下げた後、ベル
    トコンベヤ等により構成される載置台の上面を水平に載
    置台の凸型前縁部に布片を抵抗接触させながら把持具で
    牽引移動し、布片を載置台上に引き込む工程を有する布
    片展開装置において、同載置台の布片牽引軌道面の布縁
    側の半分面に多数の吸引穴をもつ吸引ダクトを設けてな
    る矩形状布片の展開装置であって、布片載置台の上方の
    固定部材に取付けられたユニット台と、同ユニット台の
    固定軸上で回動する作動レバーと、同作動レバーに架設
    され、単数又は複数のコンベヤベルトを同時に駆動、停
    止する作用を有するテンションプーリ及びブレーキロー
    ラと、前記作動レバーを作動する空気圧アクチュエータ
    と、コンベヤベルトの送行方向と直角方向に引込まれた
    布片の側縁部を検出するセンサとで構成されたベルト動
    停ユニットを多数横に接して並べた布片載置台、及び各
    ベルト動停ユニット毎に前記センサが発する布片検出信
    号により前記空気圧アクチュエータに指令する制御回路
    とを設置してなり、載置台上に布片が置かれ、前記コン
    ベヤベルトが走行し始めたとき、前記各ベルト動停ユニ
    ット毎に、センサが発する布片通過検出信号を受けて単
    数又は複数のコンベヤベルトのテンションを緩め、ブレ
    ーキをかけてこれを止め、ユニット全部のセンサが布片
    の通過を検出したとき各ユニットのブレーキを同時に解
    放し、テンションを加えて一斉にコンベヤベルトを駆動
    し布片を送り出す機能を付加したことを特徴とする矩形
    状布片の展開装置。
  8. 【請求項8】 矩形状布片の任意の角端と、その角端を
    含む辺の1個所を、2個のクリップが取付けてある移動
    可能な把持具で把持して布片を自然に吊下げた後、ベル
    トコンベヤ等により構成される載置台の上面を水平に載
    置台の凸型前縁部に布片を抵抗接触させながら把持具で
    牽引移動し、布片を載置台上に引き込む工程を有する布
    片展開装置において、同載置台の布片牽引軌道面の布縁
    側の半分面に多数の吸引穴をもつ吸引ダクトを設けてな
    る矩形状布片の展開装置であって、布片取込み部である
    凸型前縁部と載置台との間に設けられた布片ガイド板中
    央の、布片引込み時に布片によって覆われる位置に設置
    され、布片引込み方向と直角両方向に駆動される多数の
    吸引穴を有するサクションベルトコンベヤと、同サクシ
    ョンベルトコンベヤの下部に設けられ、上部が開口して
    いるサクションダクトと、前記サクションベルトコンベ
    ヤを駆動する正逆転可能なブレーキ付サーボモータと、
    前記布片ガイド板の布片側縁部引込み線に設けられた布
    片検出センサと、同布片検出センサの信号により布片側
    縁部の偏りを検出して前記ブレーキ付モータに正転又は
    逆転及び停止の指令をして布片側縁部の通る位置を補正
    する制御回路とで構成された布幅寄せ機構を付加してな
    ることを特徴とする矩形状布片の展開装置。
JP16498293A 1993-04-16 1993-06-11 矩形状布片の展開装置 Expired - Fee Related JP3462530B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16498293A JP3462530B2 (ja) 1993-06-11 1993-06-11 矩形状布片の展開装置
TW83102325A TW264454B (ja) 1993-04-16 1994-03-17
DK94104607.0T DK0620310T3 (da) 1993-04-16 1994-03-23 Apparat til udbredning af et firkantet tøjstykke
EP94104607A EP0620310B1 (en) 1993-04-16 1994-03-23 An apparatus for spreading rectangular cloth
DE69403267T DE69403267T2 (de) 1993-04-16 1994-03-23 Vorrichtung zum Ausbreiten eines rechteckigen Tuchs
US08/217,504 US5416992A (en) 1993-04-16 1994-03-24 Apparatus for spreading rectangular cloth
KR1019940007907A KR0142015B1 (ko) 1993-04-16 1994-04-15 직사각형상 포편의 전개장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16498293A JP3462530B2 (ja) 1993-06-11 1993-06-11 矩形状布片の展開装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07696A JPH07696A (ja) 1995-01-06
JP3462530B2 true JP3462530B2 (ja) 2003-11-05

Family

ID=15803590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16498293A Expired - Fee Related JP3462530B2 (ja) 1993-04-16 1993-06-11 矩形状布片の展開装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3462530B2 (ja)
KR (1) KR0142015B1 (ja)
TW (1) TW264454B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2012216352B2 (en) 2012-08-22 2015-02-12 Woodside Energy Technologies Pty Ltd Modular LNG production facility
JP6511256B2 (ja) * 2014-12-08 2019-05-15 株式会社プレックス 方形状布類展開装置
JP2018086064A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 株式会社白興 布類の投入姿勢修正装置,布類処理装置,及び布類の投入姿勢修正方法
CN109677991A (zh) * 2019-03-04 2019-04-26 拓卡奔马机电科技有限公司 一种卷边面料处理装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW264454B (ja) 1995-12-01
JPH07696A (ja) 1995-01-06
KR0142015B1 (ko) 1998-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5416992A (en) Apparatus for spreading rectangular cloth
US5440810A (en) Apparatus for feeding and spreading laundry articles
KR950007407B1 (ko) 직사각형상 천조각의 전개장치
JP5764317B2 (ja) 洗濯物をマングルあるいはこれと類似のものに供給するための方法および装置
JP3462530B2 (ja) 矩形状布片の展開装置
JP2695739B2 (ja) 矩形状布片の展開装置
JPH06285300A (ja) 洗濯物を受容し搬送する装置
JP5111224B2 (ja) 布類展張搬送機
JPS63277168A (ja) 延反機に於ける布体搬送制御方法
JPH07265577A (ja) 洗濯物処理装置へ洗濯物を供給する方法及び装置
US4993334A (en) Sewing station for pieces of material
JP4122080B2 (ja) 布類拡張装置
JP4071763B2 (ja) 布類供給方法および装置
JP3641544B2 (ja) 搬送生地の折重ね装置
JP3029932B2 (ja) 矩形状布片の展開装置
JPS63277156A (ja) 延反機に於ける解反方法及び解反装置
JP2610570B2 (ja) 延反機
US20070213190A1 (en) Folding device for folding textile or other foldable material
JP4974808B2 (ja) 矩形布片の角端出し装置及び角端出し方法
JPH043240B2 (ja)
JP3643619B2 (ja) 矩形状布片の展開装置
JP3363186B2 (ja) シート類の張り広げ装置
JPH06285284A (ja) 縁縫装置
JPH0637258B2 (ja) 延反機に於ける布体しわ除去方法
JP3354663B2 (ja) 矩形状布片の展開装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030715

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees