JPH06210048A - スロットマシン - Google Patents
スロットマシンInfo
- Publication number
- JPH06210048A JPH06210048A JP5314083A JP31408393A JPH06210048A JP H06210048 A JPH06210048 A JP H06210048A JP 5314083 A JP5314083 A JP 5314083A JP 31408393 A JP31408393 A JP 31408393A JP H06210048 A JPH06210048 A JP H06210048A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stop
- symbols
- reel
- effective
- winning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メダルの投入枚数に応じて入賞確率を容易に
変えることができるようにする。 【構成】各リール1a,1b,1cについて、遅れ許容
時間内に位置ずれさせることができることが可能な最大
駒数だけ位置ずれさせるとき、有効化された停止ライン
の本数に応じて入賞が成立する場合と成立しない場合と
が生ずるよう有効図柄A,B,Cを配置する。
変えることができるようにする。 【構成】各リール1a,1b,1cについて、遅れ許容
時間内に位置ずれさせることができることが可能な最大
駒数だけ位置ずれさせるとき、有効化された停止ライン
の本数に応じて入賞が成立する場合と成立しない場合と
が生ずるよう有効図柄A,B,Cを配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メダルの投入枚数に
応じて停止ラインを有効化する本数が可変設定されるス
ロットマシンに関する。
応じて停止ラインを有効化する本数が可変設定されるス
ロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットマシンは、全てのリール
をハンドル操作で一斉始動させた後、遊技者が適当なタ
イミングで各リールの停止ボタンを順次押操作すること
により、対応するリールが停止するよう構成してあり、
図柄表示部の有効化された停止ライン上に単独で入賞を
成立させる有効図柄が停止するか、組み合わせで入賞を
成立させる有効図柄が整列したとき、所定の配当率のメ
ダルを放出させている。前記停止ラインは、メダルの投
入枚数に応じて有効化される本数が可変設定されるもの
で、上中下斜めの5本の停止ラインが設けられた近年の
スロットマシンでは、投入メダルが1枚のとき1本の停
止ラインが、2枚のとき3本の停止ラインが、3枚のと
き5本の停止ラインが、それぞれ有効化される。
をハンドル操作で一斉始動させた後、遊技者が適当なタ
イミングで各リールの停止ボタンを順次押操作すること
により、対応するリールが停止するよう構成してあり、
図柄表示部の有効化された停止ライン上に単独で入賞を
成立させる有効図柄が停止するか、組み合わせで入賞を
成立させる有効図柄が整列したとき、所定の配当率のメ
ダルを放出させている。前記停止ラインは、メダルの投
入枚数に応じて有効化される本数が可変設定されるもの
で、上中下斜めの5本の停止ラインが設けられた近年の
スロットマシンでは、投入メダルが1枚のとき1本の停
止ラインが、2枚のとき3本の停止ラインが、3枚のと
き5本の停止ラインが、それぞれ有効化される。
【0003】ところで近年のスロットマシンでは、通
常、マイクロコンピュータをその制御主体としており、
入賞を成立させる有効図柄の組み合わせが整列するか否
かなどは、遊技者の技能によるだけでなく、このマイク
ロコンピュータの制御に一部依存させてある。すなわち
マイクロコンピュータは、停止ボタン操作による停止信
号を受け付けたとき、必要に応じて所定の遅れ許容時間
内で適当な駒数分だけリールを位置ずれさせるような制
御を行うのである。その結果、入賞を成立させる有効図
柄または有効図柄の組み合わせを出現させるための指令
やその出現を阻止するための指令が生成されると、各リ
ールの停止位置が制御され、それにより有効図柄または
有効図柄の組み合わせが強制的に出現させられたり、そ
の出現が阻止されたりする。
常、マイクロコンピュータをその制御主体としており、
入賞を成立させる有効図柄の組み合わせが整列するか否
かなどは、遊技者の技能によるだけでなく、このマイク
ロコンピュータの制御に一部依存させてある。すなわち
マイクロコンピュータは、停止ボタン操作による停止信
号を受け付けたとき、必要に応じて所定の遅れ許容時間
内で適当な駒数分だけリールを位置ずれさせるような制
御を行うのである。その結果、入賞を成立させる有効図
柄または有効図柄の組み合わせを出現させるための指令
やその出現を阻止するための指令が生成されると、各リ
ールの停止位置が制御され、それにより有効図柄または
有効図柄の組み合わせが強制的に出現させられたり、そ
の出現が阻止されたりする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スロットマシンにおけ
る入賞確率は、前記した指令の発生頻度を変えることに
より自由に設定できるが、メダル投入枚数が増すに従っ
て入賞確率を高めるには、メダルの投入枚数に応じて入
賞を成立させるための指令の発生頻度を変化させるなど
の制御を行う必要がある。しかしながらそのような制御
を実現するには、制御プログラムが複雑となり、またそ
のようなプログラムの作成には高度な専門的な知識が要
求され、多大な労力と時間とを必要とするなどの問題が
ある。
る入賞確率は、前記した指令の発生頻度を変えることに
より自由に設定できるが、メダル投入枚数が増すに従っ
て入賞確率を高めるには、メダルの投入枚数に応じて入
賞を成立させるための指令の発生頻度を変化させるなど
の制御を行う必要がある。しかしながらそのような制御
を実現するには、制御プログラムが複雑となり、またそ
のようなプログラムの作成には高度な専門的な知識が要
求され、多大な労力と時間とを必要とするなどの問題が
ある。
【0005】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、各リールの図柄の配置を工夫するだけで、メダ
ルの投入枚数に応じて入賞確率を容易に変えることがで
きるスロットマシンを提供することを目的とする。
もので、各リールの図柄の配置を工夫するだけで、メダ
ルの投入枚数に応じて入賞確率を容易に変えることがで
きるスロットマシンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、メダルの投
入枚数に応じて停止ラインを有効化する本数が可変設定
されるスロットマシンにおいて、それぞれの周面に入賞
にかかわる有効図柄を含む複数駒の図柄が配置された複
数のリールと、有効化された停止ライン上に入賞を成立
させる有効図柄または有効図柄の組み合わせを出現させ
るための指令を発生させる指令発生手段と、前記指令発
生手段からの指令に応答して、停止ボタン操作による停
止信号の発生後、所定の遅れ許容時間の範囲内で任意の
駒数分図柄を位置ずれさせて停止させるリール停止制御
手段とを備えたものである。前記の各リールは、前記リ
ール停止制御手段が遅れ許容時間内に位置ずれさせるこ
とが可能な最大駒数だけ図柄を位置ずれさせるとき、有
効化された停止ラインの本数に応じて入賞が成立する場
合と成立しない場合とが生ずるよう有効図柄が配置され
ている。
入枚数に応じて停止ラインを有効化する本数が可変設定
されるスロットマシンにおいて、それぞれの周面に入賞
にかかわる有効図柄を含む複数駒の図柄が配置された複
数のリールと、有効化された停止ライン上に入賞を成立
させる有効図柄または有効図柄の組み合わせを出現させ
るための指令を発生させる指令発生手段と、前記指令発
生手段からの指令に応答して、停止ボタン操作による停
止信号の発生後、所定の遅れ許容時間の範囲内で任意の
駒数分図柄を位置ずれさせて停止させるリール停止制御
手段とを備えたものである。前記の各リールは、前記リ
ール停止制御手段が遅れ許容時間内に位置ずれさせるこ
とが可能な最大駒数だけ図柄を位置ずれさせるとき、有
効化された停止ラインの本数に応じて入賞が成立する場
合と成立しない場合とが生ずるよう有効図柄が配置され
ている。
【0007】
【作用】入賞を成立させる有効図柄または有効図柄の組
み合わせを出現させるための指令が発生すると、これに
応答して、リール停止制御手段は停止信号の発生後、所
定の遅れ許容時間内に任意の駒数分位置ずれさせて対応
するリールを停止させる。この場合に各リールは、遅れ
許容時間内に位置ずれさせることが可能な最大駒数だけ
図柄を位置ずれさせるとき、有効化させた停止ラインの
本数に応じて入賞が成立する場合と成立しない場合とが
生ずるよう有効図柄が配置されているので、任意の停止
信号の発生タイミングに対し、メダルの投入枚数に応じ
て入賞が成立したり、入賞が成立しなかったりする。
み合わせを出現させるための指令が発生すると、これに
応答して、リール停止制御手段は停止信号の発生後、所
定の遅れ許容時間内に任意の駒数分位置ずれさせて対応
するリールを停止させる。この場合に各リールは、遅れ
許容時間内に位置ずれさせることが可能な最大駒数だけ
図柄を位置ずれさせるとき、有効化させた停止ラインの
本数に応じて入賞が成立する場合と成立しない場合とが
生ずるよう有効図柄が配置されているので、任意の停止
信号の発生タイミングに対し、メダルの投入枚数に応じ
て入賞が成立したり、入賞が成立しなかったりする。
【0008】
【実施例】図1は、3個のリール1a,1b,1cをも
つスロットマシンを示し、器体2の前面に図柄表示部
3,メダル投入口4,3個の停止ボタン5,始動ハンド
ル6,メダル放出皿7がそれぞれ配設される他、各種表
示ランプや数字表示器などが設けられている。各リール
1a,1b,1cは、周面に複数駒の図柄が配列された
ものであり、各リール毎にパルスモータ(図示せず)に
接続されて、その駆動および停止が制御される。
つスロットマシンを示し、器体2の前面に図柄表示部
3,メダル投入口4,3個の停止ボタン5,始動ハンド
ル6,メダル放出皿7がそれぞれ配設される他、各種表
示ランプや数字表示器などが設けられている。各リール
1a,1b,1cは、周面に複数駒の図柄が配列された
ものであり、各リール毎にパルスモータ(図示せず)に
接続されて、その駆動および停止が制御される。
【0009】前記図柄表示部3は、各リール1a,1
b,1cの図柄を5本の停止ラインL1 〜L5 に沿い整
列して表示する部分であり、器体2内に並列配備された
3個のリール1a,1b,1cが回転する状態を透視で
きると共に、リール停止時には各リール周面の3駒分の
図柄を器外より確認できるようになっている。前記停止
ラインL1 〜L5 は、投入メダルが1枚のとき中央の停
止ラインL1が、また投入メダルが2枚のときは上,
中,下の各停止ラインL2 ,L1 ,L3が、さらに投入
メダルが3枚のときは上,中,下,斜めの各停止ライン
L2 ,L1 ,L3 ,L4 ,L5 が、それぞれ有効とな
り、有効化された停止ライン上に単独で入賞を成立させ
る有効図柄が停止するか、または組み合わせにより入賞
を成立させる有効図柄が整列したとき、所定の配当率の
メダルが放出される。
b,1cの図柄を5本の停止ラインL1 〜L5 に沿い整
列して表示する部分であり、器体2内に並列配備された
3個のリール1a,1b,1cが回転する状態を透視で
きると共に、リール停止時には各リール周面の3駒分の
図柄を器外より確認できるようになっている。前記停止
ラインL1 〜L5 は、投入メダルが1枚のとき中央の停
止ラインL1が、また投入メダルが2枚のときは上,
中,下の各停止ラインL2 ,L1 ,L3が、さらに投入
メダルが3枚のときは上,中,下,斜めの各停止ライン
L2 ,L1 ,L3 ,L4 ,L5 が、それぞれ有効とな
り、有効化された停止ライン上に単独で入賞を成立させ
る有効図柄が停止するか、または組み合わせにより入賞
を成立させる有効図柄が整列したとき、所定の配当率の
メダルが放出される。
【0010】図3は、各リール1a,1b,1cの周面
の図柄の配列順序を展開した状態で示している。同図
中、1,2,‥‥,21で示す各番号は図柄番号を示す
もので、この実施例の場合、各リール1a,1b,1c
につきそれぞれ21駒の図柄が設けてある。また同図
中、A,B,Cは位置ずれ制御を受けるメダル配当の対
象となる有効図柄を示し、このうち有効図柄A,Bは全
てのリール1a,1b,1cに、また有効図柄Cは第1
のリール1aのみに、それぞれ設けてある。
の図柄の配列順序を展開した状態で示している。同図
中、1,2,‥‥,21で示す各番号は図柄番号を示す
もので、この実施例の場合、各リール1a,1b,1c
につきそれぞれ21駒の図柄が設けてある。また同図
中、A,B,Cは位置ずれ制御を受けるメダル配当の対
象となる有効図柄を示し、このうち有効図柄A,Bは全
てのリール1a,1b,1cに、また有効図柄Cは第1
のリール1aのみに、それぞれ設けてある。
【0011】有効図柄A,Bについては、図4に示すご
とく、有効化された停止ライン(同図では停止ラインL
2 )上に各リール1a,1b,1cの有効図柄Aまたは
Bが3個並ぶと、有効図柄の組み合わせによる入賞が成
立し、8個のメダル配当が与えられる。また有効図柄C
については、図5に示すごとく、有効化された停止ライ
ン(同図ではL2 ,L5 )上に第1リール1aの有効図
柄Cが位置するだけで、入賞が成立し、1有効ラインに
つき4個(同図の場合、8個)のメダル配当が与えられ
る。
とく、有効化された停止ライン(同図では停止ラインL
2 )上に各リール1a,1b,1cの有効図柄Aまたは
Bが3個並ぶと、有効図柄の組み合わせによる入賞が成
立し、8個のメダル配当が与えられる。また有効図柄C
については、図5に示すごとく、有効化された停止ライ
ン(同図ではL2 ,L5 )上に第1リール1aの有効図
柄Cが位置するだけで、入賞が成立し、1有効ラインに
つき4個(同図の場合、8個)のメダル配当が与えられ
る。
【0012】図1に戻って、始動ハンドル6は3個のリ
ール1a,1b,1cを一斉始動するためのもの、また
3個の停止ボタン5は対応する各リール1a,1b,1
cを個別に停止させるためのものである。このスロット
マシンの場合、各停止ボタン5の押操作で停止信号が発
生した後、所定の遅れ許容時間内に任意の駒数だけ位置
ずれさせて対応するリールを停止させるよう構成してあ
る。ここで遅れ許容時間とは、法令その他の規則で定め
られるもので、各リール1a,1b,1cの停止動作が
不自然とならないような適当な値に規定される。この遅
れ許容時間内に位置ずれ可能な図柄の最大駒数NMAX は
リールの回転速度(通常、定速回転)により異なるが、
この実施例の場合、最大駒数NMAX はNMAX =3であ
る。
ール1a,1b,1cを一斉始動するためのもの、また
3個の停止ボタン5は対応する各リール1a,1b,1
cを個別に停止させるためのものである。このスロット
マシンの場合、各停止ボタン5の押操作で停止信号が発
生した後、所定の遅れ許容時間内に任意の駒数だけ位置
ずれさせて対応するリールを停止させるよう構成してあ
る。ここで遅れ許容時間とは、法令その他の規則で定め
られるもので、各リール1a,1b,1cの停止動作が
不自然とならないような適当な値に規定される。この遅
れ許容時間内に位置ずれ可能な図柄の最大駒数NMAX は
リールの回転速度(通常、定速回転)により異なるが、
この実施例の場合、最大駒数NMAX はNMAX =3であ
る。
【0013】かくしてこのスロットマシンでは、3本の
停止ラインL1 〜L3 または5本の停止ラインL1 〜L
5 が有効化された場合において、遅れ許容時間内に位置
ずれ可能な図柄の最大駒数NMAX に基づき、最初に停止
したリールについて、有効化されたいずれかの停止ライ
ン上に有効図柄が停止したとき、他のリールについて、
停止信号の任意の発生タイミングに対し、最初に停止し
た有効図柄にかかわる入賞を成立させる有効図柄または
単独で入賞を成立させる有効図柄が前記停止ライン上に
到達するように各リール1a,1b,1cの有効図柄
A,B,Cの配置が工夫されている。
停止ラインL1 〜L3 または5本の停止ラインL1 〜L
5 が有効化された場合において、遅れ許容時間内に位置
ずれ可能な図柄の最大駒数NMAX に基づき、最初に停止
したリールについて、有効化されたいずれかの停止ライ
ン上に有効図柄が停止したとき、他のリールについて、
停止信号の任意の発生タイミングに対し、最初に停止し
た有効図柄にかかわる入賞を成立させる有効図柄または
単独で入賞を成立させる有効図柄が前記停止ライン上に
到達するように各リール1a,1b,1cの有効図柄
A,B,Cの配置が工夫されている。
【0014】図3はこの有効図柄の配置例を具体的に表
している。同図によれば、第2,第3の各リール1b,
1cには有効図柄A,Bを隣接して並べてあり、各有効
図柄A,Bの配列間隔dA ,dB はdA ,dB ≦NMAX
+1に設定してある。また第1のリール1aでは、有効
図柄A,B,Cを離して位置させてあり、有効図柄A,
B間の間隔dABはdAB≦NMAX に、また有効図柄Cと他
の有効図柄A,Bとの間隔はdC はdC ≦NMAX +2
に、それぞれ設定してある。
している。同図によれば、第2,第3の各リール1b,
1cには有効図柄A,Bを隣接して並べてあり、各有効
図柄A,Bの配列間隔dA ,dB はdA ,dB ≦NMAX
+1に設定してある。また第1のリール1aでは、有効
図柄A,B,Cを離して位置させてあり、有効図柄A,
B間の間隔dABはdAB≦NMAX に、また有効図柄Cと他
の有効図柄A,Bとの間隔はdC はdC ≦NMAX +2
に、それぞれ設定してある。
【0015】図2は、上記スロットマシンの回路構成例
を示すもので、マイクロコンピュータのCPU18に対
し、センサ10,始動ハンドル6,停止ボタン5,数字
表示器11,モータ制御部12,メダル計数部13,音
声発生部14,ランプ制御部15がインターフェイス1
6,17を介して電気接続されている。同図中、センサ
10はメダルの投入の有無などを検出し、数字表示器1
1は投入メダルや払出メダルの枚数をディジタル表示す
る。モータ制御部12は各リール1a,1b,1cを駆
動するパルスモータの作動を制御し、メダル計数部13
は投入メダルや払出メダルの枚数を計数する。音声発生
部14はゲームの効果音などを発生し、ランプ制御部1
5は各種ランプの点灯動作を制御する。
を示すもので、マイクロコンピュータのCPU18に対
し、センサ10,始動ハンドル6,停止ボタン5,数字
表示器11,モータ制御部12,メダル計数部13,音
声発生部14,ランプ制御部15がインターフェイス1
6,17を介して電気接続されている。同図中、センサ
10はメダルの投入の有無などを検出し、数字表示器1
1は投入メダルや払出メダルの枚数をディジタル表示す
る。モータ制御部12は各リール1a,1b,1cを駆
動するパルスモータの作動を制御し、メダル計数部13
は投入メダルや払出メダルの枚数を計数する。音声発生
部14はゲームの効果音などを発生し、ランプ制御部1
5は各種ランプの点灯動作を制御する。
【0016】前記CPU18はROM19に格納された
プログラムを解読実行し、RAM20に対するデータの
読み書きを行いつつ各種演算を実行すると共に、前記入
出力各部の動作を一連に制御する。またCPU18は、
有効化された停止ライン上に停止した各リールの図柄の
組み合わせを検出して、入賞を成立させる有効図柄また
は有効図柄の組み合わせが出現したかどうかを判断する
手段として機能する。すなわちCPU18は各パルスモ
ータの駆動パルスをモータ制御部12より取り込んで計
数することにより、有効化された停止ライン上に位置す
る各リールの図柄が何であるかを検出した上で、これら
図柄の組み合わせの内容を判断するものである。さらに
CPU18は、各ゲーム毎に入賞を成立させる有効図柄
または有効図柄の組み合わせを出現させるか否かの抽選
を行い、その抽選結果に応じて有効図柄または有効図柄
の組み合わせを出現させるための指令を生成する。この
指令が生成されると、2番目以降の停止にかかるリール
につき、停止ボタン操作による停止信号が発生した後、
最大駒数NMAX 以下の任意の駒数だけ位置ずれさせて停
止させる。
プログラムを解読実行し、RAM20に対するデータの
読み書きを行いつつ各種演算を実行すると共に、前記入
出力各部の動作を一連に制御する。またCPU18は、
有効化された停止ライン上に停止した各リールの図柄の
組み合わせを検出して、入賞を成立させる有効図柄また
は有効図柄の組み合わせが出現したかどうかを判断する
手段として機能する。すなわちCPU18は各パルスモ
ータの駆動パルスをモータ制御部12より取り込んで計
数することにより、有効化された停止ライン上に位置す
る各リールの図柄が何であるかを検出した上で、これら
図柄の組み合わせの内容を判断するものである。さらに
CPU18は、各ゲーム毎に入賞を成立させる有効図柄
または有効図柄の組み合わせを出現させるか否かの抽選
を行い、その抽選結果に応じて有効図柄または有効図柄
の組み合わせを出現させるための指令を生成する。この
指令が生成されると、2番目以降の停止にかかるリール
につき、停止ボタン操作による停止信号が発生した後、
最大駒数NMAX 以下の任意の駒数だけ位置ずれさせて停
止させる。
【0017】図6(1)(2)は、前記の指令下におけ
る有効図柄の組み合わせの整列過程を示している。いま
中央の停止ラインL1 上に第1リール1aの有効図柄A
が停止した場合において、第2リール1bの有効図柄A
が中央の停止ラインL1 の2駒手前位置にあるときに停
止信号が発生したと仮定する(図6(1)参照)。この
場合にCPU18は第2リール1bを2駒分だけ位置ず
れさせて停止させる制御を実行することになり、その結
果、第2リール1bの有効図柄Aが中央の停止ラインL
1 上に停止する。つぎに第3リール1cの有効図柄Aが
中央の停止ラインL1 の1駒手前位置にあるときに停止
信号が発生したと仮定すると(図6(2)参照)、この
場合にCPU18は第3リール1cを1駒分だけ位置ず
れさせて停止させる制御を実行し、これにより中央の停
止ラインL1 上に有効図柄Aの組み合わせによる入賞が
成立する。
る有効図柄の組み合わせの整列過程を示している。いま
中央の停止ラインL1 上に第1リール1aの有効図柄A
が停止した場合において、第2リール1bの有効図柄A
が中央の停止ラインL1 の2駒手前位置にあるときに停
止信号が発生したと仮定する(図6(1)参照)。この
場合にCPU18は第2リール1bを2駒分だけ位置ず
れさせて停止させる制御を実行することになり、その結
果、第2リール1bの有効図柄Aが中央の停止ラインL
1 上に停止する。つぎに第3リール1cの有効図柄Aが
中央の停止ラインL1 の1駒手前位置にあるときに停止
信号が発生したと仮定すると(図6(2)参照)、この
場合にCPU18は第3リール1cを1駒分だけ位置ず
れさせて停止させる制御を実行し、これにより中央の停
止ラインL1 上に有効図柄Aの組み合わせによる入賞が
成立する。
【0018】図7(1)(2)(3)は、図6が第1リ
ール1a,第2リール1b,第3リール1cの順に停止
操作される場合であるのに対し、第3リール1c,第2
リール1b,第1リール1aの順に停止操作される場合
を示している。同図の例では、第2リール1bを1駒、
第1リール1aを2駒、それぞれ位置ずれさせて停止さ
せる制御が実行され、これにより中央の停止ラインL1
上に有効図柄Aにかかる有効図柄の組み合わせが成立さ
れる(図7(1)(2)参照)。
ール1a,第2リール1b,第3リール1cの順に停止
操作される場合であるのに対し、第3リール1c,第2
リール1b,第1リール1aの順に停止操作される場合
を示している。同図の例では、第2リール1bを1駒、
第1リール1aを2駒、それぞれ位置ずれさせて停止さ
せる制御が実行され、これにより中央の停止ラインL1
上に有効図柄Aにかかる有効図柄の組み合わせが成立さ
れる(図7(1)(2)参照)。
【0019】図7(3)は、第1リール1aの図柄Cが
中央の停止ラインL1 の4駒手前位置にあるときに停止
信号が発生した場合を想定しており、この場合CPU1
8は第1リール1aを3駒分だけ位置ずれさせて停止さ
せる制御を実行することにより、上位置の停止ラインL
2 上に有効図柄Cを位置させる。
中央の停止ラインL1 の4駒手前位置にあるときに停止
信号が発生した場合を想定しており、この場合CPU1
8は第1リール1aを3駒分だけ位置ずれさせて停止さ
せる制御を実行することにより、上位置の停止ラインL
2 上に有効図柄Cを位置させる。
【0020】このように3本以上の停止ラインが有効化
されたとき、図柄の位置ずれ可能な最大駒数NMAX が
「3」である場合には、各リール1a,1b,1cにお
ける有効図柄A,B,Cの配置を図3のように設定する
ことにより、停止信号の任意の発生タイミングに対し、
有効図柄AまたはBを目標とする停止ライン上に、また
有効図柄Cを3本のいずれかの停止ライン上に、停止さ
せることができる。
されたとき、図柄の位置ずれ可能な最大駒数NMAX が
「3」である場合には、各リール1a,1b,1cにお
ける有効図柄A,B,Cの配置を図3のように設定する
ことにより、停止信号の任意の発生タイミングに対し、
有効図柄AまたはBを目標とする停止ライン上に、また
有効図柄Cを3本のいずれかの停止ライン上に、停止さ
せることができる。
【0021】もし投入メダル枚数が1枚であって、有効
化された停止ラインが中央の1本のときは、図3に示す
有効図柄A,B,Cの配置では、停止信号の任意の発生
タイミングに対し、有効図柄A,B,Cを中央の停止ラ
インL1 上に停止できない場合が生ずる。例えば最初に
リール1cを、次にリール1bを停止させて有効化され
た中央の停止ラインL1 上に有効図柄Bが停止した場合
において、リール1aの停止ボタン5を停止ラインL1
上に図柄番号がNO.18の図柄が到達したタイミング
で押すと、最大駒数だけ図柄を位置ずれさせても、有効
図柄BまたはCは停止ラインL1 上に到達しない。
化された停止ラインが中央の1本のときは、図3に示す
有効図柄A,B,Cの配置では、停止信号の任意の発生
タイミングに対し、有効図柄A,B,Cを中央の停止ラ
インL1 上に停止できない場合が生ずる。例えば最初に
リール1cを、次にリール1bを停止させて有効化され
た中央の停止ラインL1 上に有効図柄Bが停止した場合
において、リール1aの停止ボタン5を停止ラインL1
上に図柄番号がNO.18の図柄が到達したタイミング
で押すと、最大駒数だけ図柄を位置ずれさせても、有効
図柄BまたはCは停止ラインL1 上に到達しない。
【0022】
【発明の効果】この発明は上記のごとく、停止信号の任
意の発生タイミングに対し、有効化された停止ラインの
本数に応じて入賞が成立する場合と成立しない場合とが
生ずるよう各リールに有効図柄を配置したから、複雑な
プログラムを作成したり複雑な制御を行ったりすること
なく、メダルの投入枚数に応じて容易に入賞確率を変え
ることができるという効果がある。
意の発生タイミングに対し、有効化された停止ラインの
本数に応じて入賞が成立する場合と成立しない場合とが
生ずるよう各リールに有効図柄を配置したから、複雑な
プログラムを作成したり複雑な制御を行ったりすること
なく、メダルの投入枚数に応じて容易に入賞確率を変え
ることができるという効果がある。
【図1】この発明の一実施例にかかるスロットマシンの
正面図である。
正面図である。
【図2】図1のスロットマシンの回路構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】各リールの図柄の配列順序を展開した状態で示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】有効図柄の組み合わせによる入賞状態を示す説
明図である。
明図である。
【図5】有効図柄による入賞状態を示す説明図である。
【図6】入賞の成立過程を示す説明図である。
【図7】入賞の成立過程を示す説明図である。
1a,1b,1c リール 5 停止ボタン 18 CPU L1 〜L 5 停止ライン
Claims (1)
- 【請求項1】 メダルの投入枚数に応じて停止ラインを
有効化する本数が可変設定されるスロットマシンにおい
て、 それぞれの周面に入賞にかかわる有効図柄を含む複数駒
の図柄が配置された複数のリールと、 有効化された停止ライン上に入賞を成立させる有効図柄
または有効図柄の組み合わせを出現させるための指令を
発生させる指令発生手段と、 前記指令発生手段からの指令に応答して、停止ボタン操
作による停止信号の発生後、所定の遅れ許容時間の範囲
内で任意の駒数分図柄を位置ずれさせて停止させるリー
ル停止制御手段とを備えており、 前記の各リールは、前記リール停止制御手段が遅れ許容
時間内に位置ずれさせることが可能な最大駒数だけ図柄
を位置ずれさせるとき、有効化された停止ラインの本数
に応じて入賞が成立する場合と成立しない場合とが生ず
るよう有効図柄が配置されて成るスロットマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5314083A JPH06210048A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-19 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5314083A JPH06210048A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-19 | スロットマシン |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62173487A Division JPH0753186B2 (ja) | 1987-07-11 | 1987-07-11 | スロットマシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06210048A true JPH06210048A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=18049033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5314083A Pending JPH06210048A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-19 | スロットマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06210048A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013116406A (ja) * | 2013-03-21 | 2013-06-13 | Sammy Corp | スロットマシン |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP5314083A patent/JPH06210048A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013116406A (ja) * | 2013-03-21 | 2013-06-13 | Sammy Corp | スロットマシン |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5900998B1 (ja) | 遊技機 | |
JP4066296B2 (ja) | 遊技台 | |
JP2000140199A (ja) | 遊戯台 | |
JPH0753186B2 (ja) | スロットマシン | |
JP6513352B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP2004057659A (ja) | スロットマシン | |
JP2001062031A (ja) | 遊技機 | |
JP2002058791A (ja) | スロットマシン | |
JPH11226175A (ja) | 遊技機 | |
JP2005131257A (ja) | パチンコ機 | |
JPH1133164A (ja) | 遊技機 | |
JPH06210048A (ja) | スロットマシン | |
JP2001062098A (ja) | パチンコ機 | |
JP2007054229A (ja) | 遊技機 | |
JP2016209174A (ja) | スロットマシン | |
JPH0759904A (ja) | スロットマシン | |
JP2007029240A (ja) | 遊技機 | |
JP2002000840A (ja) | 遊技機およびゲームプログラムが記録された記録媒体 | |
JP2002065985A (ja) | パチンコ機 | |
JP2005065747A (ja) | 遊技機 | |
JPH062180B2 (ja) | スロツトマシン | |
JP2007029241A (ja) | 遊技機 | |
JP4717998B2 (ja) | 遊技機 | |
JPH10179870A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2000342747A (ja) | 内部当りの告知機能を有する遊技機 |