JPH06209476A - 画像監視装置 - Google Patents

画像監視装置

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JPH06209476A
JPH06209476A JP18375291A JP18375291A JPH06209476A JP H06209476 A JPH06209476 A JP H06209476A JP 18375291 A JP18375291 A JP 18375291A JP 18375291 A JP18375291 A JP 18375291A JP H06209476 A JPH06209476 A JP H06209476A
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JP
Japan
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image
mark
time
picture
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP18375291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fukuda
浩 福田
Yuichi Togashi
雄一 富樫
Hajime Ohata
元 大波多
Shozo Abe
省三 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18375291A priority Critical patent/JPH06209476A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置のリアルタイム性を確保でき、また、現在
取り込まれている画像が処理されているかどうかを監視
者に知らせることができ、かつ、監視者が後で確認する
ときに当該場面の検索を容易に行うことができる画像監
視装置を提供する。 【構成】ITVカメラ1で撮像された画像は、ゲート3
0を通って差分2値化メモリ15に記憶される。このゲ
ート30は、CPU13によって制御されていて、もし
次の画像を取り込むタイミングになっても変化領域に対
する処理が終了しないときは、このゲート30は閉じら
れる。また、このとき表示装置9には画像の取り込みを
中止したことを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視領域内における侵
入物の検知を行なう画像監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8と図9に画像監視装置の例を示す。
この画像監視装置において、ITVカメラ1が監視領域
8を撮像し、電気信号に変換された撮像画像は、伝送路
2によって、処理装置3、撮像画面表示用の表示装置5
とVTR(ビデオテープレコーダ)7に送られる。VT
R7では、監視画像を連続的、あるいは侵入物を検知し
た場合に記録する。
【0003】一方、処理装置3に送られた電気信号は、
サンプリングパルス生成回路10から出力される所定の
サンプリングレ−トによりA/D変換器11でデジタル
信号に変換され、所定のサンプリング間隔で、画像メモ
リ12内に時刻t=ti の画像デ−タとして蓄えられる
(図10参照)。t=ti の画像データは、変化領域を
抽出するために、後述するように、これより前に取り込
まれていた画像と画素間差分演算を行ない、差分画像を
求め、さらに、差分2値化回路14により、変化があっ
た画素が”1”であらわされる差分2値化画像に変換さ
れ、差分2値化メモリ15に蓄えられる(図11参
照)。
【0004】CPU13は、差分2値化画像を用いて変
化領域の解析を行ない、変化領域が侵入物であると判定
した場合には、警報装置6を鳴らしたり、侵入物確認用
の表示装置9の画像を監視者が見ることによって、侵入
物がなにであるかを確認したり、VTR7が動作してい
なかった場合は動作させて、侵入物を検知した画像、ま
たはITVカメラ1から入力される画像の記録等を行な
う。もし、侵入物でないと判断した場合には、引続き画
像を取り込み、上記の手順を繰り返す。
【0005】変化の抽出のための画素間演算としては、
一般的に侵入物がない場合の背景画像との差分、あるい
は、所定時間間隔で取り込んだ画像間での時系列差分の
どちらかが用いられる。背景画像との差分では、侵入物
が停止していても検出できるが、屋外のように、明るさ
等の環境が変化してゆく場合には、背景画像を更新しな
いと、侵入物がなくても変化領域を生じるという特徴が
ある。
【0006】時系列差分の場合は、一般に比較的近い時
間間隔での差分を行なうため、環境変化への追従性は優
れているが、侵入物が停止した場合には検出できず、さ
らに、侵入物が動いていても、2画面での差分では、侵
入物の消失部分と、発生部分の両方が検出されるという
特徴がある。
【0007】時系列差分の後者の欠点を取り除くため
に、t=ti とt=ti-1 の2画面でなく、さらにt=
ti+1 の連続した3画面を用いて、前の2画面と後ろの
2画面でそれぞれ差分演算を行ない、得られた2つの差
分画像の論理積により、t=ti の画像での侵入物を抽
出する方法をとる場合もある。
【0008】図12は、連続する2画像の時系列差分に
より変化を検出、解析する場合のタイミングを表した図
である。図12において、(イ)は画像の取り込み、
(ロ)は変化領域の抽出および解析をするタイミングを
表しており、領域Si は時刻t=ti-1 から時刻t=t
i までの変化の解析をしていることを表す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像監視装置で
は、変化領域が複数個あった場合、変化領域の解析が、
各変化領域毎に行われるので、CPUでの計算時間がか
かりすぎ、取り込んだ画像に対する処理の開始がしだい
に遅れだし、装置のリアルタイム性を損なうことがあっ
た(図13参照)。
【0010】そこで、本発明は、装置のリアルタイム性
を確保でき、また、現在取り込まれている画像が処理さ
れているかどうかを監視者に知らせることができ、か
つ、監視者が後で確認するときに当該場面の検索を容易
に行うことができる画像監視装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、次の画像に
対する変化領域の解析を始めるタイミングになっても前
の画像に対する変化領域の解析が終了していなければ、
次の画像に対する処理を止めることによって装置のリア
ルタイム性を確保し、処理を止めたことを表示手段に表
示したり、記録手段への記録にマークを付加したりす
る。
【0012】
【作用】次の画像に対する変化領域の解析を始めるタイ
ミングになっても前の画像に対する変化領域の解析が終
了していなければ、次の画像に対する処理を止めること
によって装置のリアルタイム性を確保できる。また、処
理を止めたことを表示手段に表示したりすることによっ
て、現在取り込まれている画像が処理されているかどう
かを監視者に知らせることができるし、記録手段への記
録にマークを付加することによって、監視者が後で確認
するときに当該場面の検索を容易に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図8を
用いて詳細に説明する。
【0014】ITVカメラ1が監視領域8を撮像し、電
気信号に変換された撮像画像は、伝送路2によって、処
理装置3に送られる。表示装置5では、ITVカメラ1
によって撮像されている監視領域8の様子が表示され
る。VTR7では、ITVカメラ1によって撮像されて
いる監視領域8の様子が、連続的あるいは侵入物を検知
した場合に記録されたりする。
【0015】一方、処理装置3に送られた電気信号は、
サンプリングパルス生成回路10から出力される所定の
サンプリングレ−トにより、A/D変換器11でデジタ
ル信号に変換され、画像メモリ12内に時刻t=ti の
画像デ−タとして蓄えられる。t=ti の画像データ
は、ゲート30が開いていれば、変化領域を抽出するた
めに、従来と同様に、これより前に取り込まれていた画
像と画素間差分演算を行ない、差分画像を求め、さら
に、差分2値化回路14により、変化があった画素が’
1’であらわされる差分2値化画像に変換され、差分2
値化メモリ15に蓄えられる。
【0016】CPU13は、差分2値化画像を用いて変
化領域の解析を行なう。変化領域が侵入物であると判定
した場合には、警報装置6を鳴らしたり、画像メモリ1
2の内容をD/A変換器29によってD/A変換し、侵
入物確認用の表示装置9に表示している画像を監視者が
見ることによって、侵入物が何であるかを確認したり、
VTR7が動作していなかった場合は動作させて、侵入
物を検知した画像、またはITVカメラ1から入力され
る画像の記録等を行なう。もし、侵入物でないと判断し
た場合には、引続き画像を取り込み、上記の手順を繰り
返す。
【0017】解析手法として仮に、大きさによって変化
領域をおおまかに分類したのちに形状解析を行うという
手法を用いていたとしたとき、差分2値化メモリ15に
記憶されている変化領域の画像が図3であるとする。な
お、図3において、数字0,1,2はラベル番号を示し
ている。
【0018】CPU13は、変化領域の大きさによって
ノイズとみなすことのできる変化領域を除き、図4のよ
うなテーブルを作る。このテーブルの内容が図5のとき
に、次の取り込みタイミングになったとすると、CPU
13は、ゲート30を閉じて次の画像の処理を中止する
とともに、たとえば警報装置6より画像の取り込みを中
止したことを示す音を発生させたり、文字生成器22に
より画像の取り込みを中止したことを示す文字列25を
発生させ、スーパーインポーザ23により表示装置5に
合成表示したり(図2参照)、VTR7が連続的にIT
Vカメラ1からの画像を記録しているときは、表示装置
5に合成表示された画像とともに頭出しのための信号
(マーク)を付加したり、VTR7が動作していなかっ
た場合は動作させて、画像の記録等を行ないながら変化
領域の解析を続ける。
【0019】図6、図7は、連続する2画像の時系列差
分により変化を検出、解析する場合のタイミングの例を
表した図である。図6、図7において、それぞれ、
(イ)は画像の取り込み、(ロ)は変化領域の抽出およ
び解析をするタイミングを表しており、領域Si は時刻
t=ti-1 から時刻t=ti までの変化の解析をしてい
ることを表す。図6は、解析が所定時間内に終了してい
るときの例で、図7は、時刻t=ti-1 から時刻t=t
i までの変化の解析が、時刻t=ti から時刻t=ti+
1 までの変化の解析を開始するタイミングとなっても終
了していないときの例である。図7中のSi は、時刻t
=ti-1 から時刻t=ti までの変化の解析処理を示し
ている。
【0020】図7のように、画像を取り込み、Si+1 を
開始する時刻t=ti+1 になってもSi が終了していな
い場合、Si はそのまま終了するまで続けられる。従来
手法の場合、Si+1 は図7(ハ)のごとくペンディング
されているだけで、Si の終了とともに実行される。し
かし、これでは画像の取り込みと処理の開始との時間差
が開く一方となる。
【0021】そこで、本発明では、図7(ロ)のよう
に、画像の取り込みタイミング(時刻t=ti+1 )に前
の画像に対する処理(Si )が終了していないなら、時
刻t=ti+1 に取り込んだ画像に対する処理(Si )を
実行せず、次の画像の取り込みタイミング(時刻t=t
i+2 )でSi が終了しているならば、Si+2 を実行する
という処理を繰り返すことによって、画像の取り込みと
処理の開始との時間差の少ない処理を実現する。
【0022】なお、上記説明では、侵入物の検知時、あ
るいは画像取込み中止時に文字列を合成し、表示したり
記録したりするとしたが、文字列の代わりに図形を用い
たり、表示の色を変えたりすることによっても同様の効
果が得られる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像監視装
置によれば、処理している画像に対する変化領域の解析
が、所定の時間内に終了しなければ、次の画像に対する
検知処理を止めることによって、装置のリアルタイム性
を確保することができるようになる。また、処理を中止
したことと、処理がどこまで終了したかということを表
示手段に表示したり、記録手段に記録したりすることに
よって、監視者に注意を促すことができるし、後で確認
するときに当該場面の検索が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像監視装置のブロッ
ク図。
【図2】画像の取り込みを中止したことを示す表示例を
示す図。
【図3】抽出した変化領域の画像例を示す図。
【図4】変化領域の解析を行なうためのテーブルの内容
例を示す図。
【図5】変化領域の解析を行なうためのテーブルの内容
例を示す図。
【図6】処理動作を説明するタイミングチャ−ト。
【図7】処理動作を説明するタイミングチャ−ト。
【図8】画像監視装置の一例を示す構成図。
【図9】従来の画像監視装置の構成を示すブロック図。
【図10】取り込み画像の一例を示す図。
【図11】取り込み画像の一例を示す図。
【図12】従来の監視装置の処理動作を説明するタイミ
ングチャ−ト。
【符号の説明】
1……ITVカメラ、2……伝送路、3……処理装置、
5……表示装置、6……警報装置、7……VTR、8…
…監視領域、9……表示装置、11……A/D変換器、
12……画像メモリ、13……CPU、14……差分2
値化回路、15……差分2値化メモリ、22……文字発
生器、23……スーパーインポーザ、29……D/A変
換器、30……ゲート。
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図13
【補正方法】追加
【補正内容】
【図13】従来の監視装置の処理動作を説明するタイミ
ングチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 省三 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視領域内の画像を撮像する撮像手段
    と、この撮像手段で撮像された画像を表示する表示手段
    と、前記撮像手段で撮像された画像を連続的に取込み、
    この取込んだ画像を処理することにより、前記監視領域
    内における侵入物の検知を行う検知手段とを具備する画
    像監視装置において、次の画像の検知処理を始めるタイ
    ミングとなっても、前の画像に対する検知処理が終了し
    ていなければ、次の画像の検知処理をしないことを特徴
    とした画像監視装置。
  2. 【請求項2】 撮像手段で撮像された画像を記録する記
    録手段と、この記録手段で記録されている画像にマーク
    を付加するマーク付加手段を具備し、前の画像の検知処
    理が設定よりも長くかかったため処理されなかった画像
    に、前記マーク付加手段によってマークを付加すること
    を特徴とする請求項1記載の画像監視装置。
  3. 【請求項3】 表示手段で表示している画像にマークを
    付加するマーク付加手段を具備し、前の画像の検知処理
    が設定よりも長くかかったため処理されなかった画像
    に、前記マーク付加手段によってマークを付加すること
    を特徴とする請求項1記載の画像監視装置。
JP18375291A 1991-06-28 1991-06-28 画像監視装置 Pending JPH06209476A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18375291A JPH06209476A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 画像監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18375291A JPH06209476A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 画像監視装置

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Publication Number Publication Date
JPH06209476A true JPH06209476A (ja) 1994-07-26

Family

ID=16141358

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18375291A Pending JPH06209476A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 画像監視装置

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