JPH0620887Y2 - 幕板コーナー - Google Patents

幕板コーナー

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Publication number
JPH0620887Y2
JPH0620887Y2 JP7335889U JP7335889U JPH0620887Y2 JP H0620887 Y2 JPH0620887 Y2 JP H0620887Y2 JP 7335889 U JP7335889 U JP 7335889U JP 7335889 U JP7335889 U JP 7335889U JP H0620887 Y2 JPH0620887 Y2 JP H0620887Y2
Authority
JP
Japan
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curtain plate
corner
folding
sink
curtain
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7335889U
Other languages
English (en)
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JPH0312604U (ja
Inventor
裕一 佐伯
Original Assignee
タニコー製造株式会社
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Publication date
Application filed by タニコー製造株式会社 filed Critical タニコー製造株式会社
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  • Furniture Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、厨房機器等における各種の台、例えば、流し
台等の脚部と幕板との接続個所に使用するための幕板コ
ーナーに関するものである。
従来の技術 添付図面の第4図は、厨房機器としての従来の流し台の
一例を概略的に斜視図にて示している。この流し台は、
オーバーフロー用穴31を有する槽30と、この槽30
を支持する4本の脚部40とから主としてなっている。
そして、槽30の外周には、外観をよくする等の意味
で、幕板20Aが取り付けられており、脚部40の下方
の間には、スノコ50が設けられている。従来において
は、第4図に示されるように、幕板20Aは、1枚のシ
ート材料を槽30および各脚部40の上部に対して巻き
付けるようにして取り付けているのが一般的であった。
考案が解決しようとする課題 前述したような流し台の各部の材料としては、腐食し難
いことや洗浄しやすい等の理由からステンレス鋼板が使
用されるのが一般的である。したがって、幕板20Aに
も、普通、ステンレス鋼板が用いられている。ところ
が、ステンレス鋼板は、長尺物になるほど折り加工が困
難であり、従来の幕板20Aは、1枚のシート材料から
形成するものであり、その折り加工がそれだけ困難であ
った。その上、このように1枚のシート材料を幕板とし
て予め折り加工したものを用意して置かねばならず、そ
の予め折り加工した幕板は、比較的にスペースをとるも
のであり、流し台として組み立てるまでの間、それら幕
板部品を保管しておくためのスペースとして比較的に大
きなスペースが必要であるという問題もあった。
また、幕板と脚部との接続も容易ではなく、その個所の
強度も充分なものではなかった。
本考案の目的は、前述したような従来の問題点を解消し
うるような、流し台等の脚部と幕板との接続個所に使用
するための幕板コーナーを提供することである。
課題を解決するための手段 本考案によれば、流し台等の脚部と幕板との接続個所に
使用するための幕板コーナーであって、金属シートを折
り曲げ加工してなり、前記脚部を受け入れるコーナー部
と、該コーナー部の両側に位置して前記幕板の縁部を受
け入れる隙間を与える折り畳み部とを備え、該各折り畳
み部の山部の少なくとも2個所には、前記隙間に挿入さ
れた前記幕板の縁部の一部を露出させうる切欠きが形成
されており、前記各折り畳み部の山部の切欠きにおいて
前記幕板の縁部との溶接を行え且つ前記各折り畳み部の
山部に沿って前記脚部との溶接を行えるようにしたこと
を特徴とする幕板コーナーが提供される。
実施例 次に、添付図面の第1図、第2図およひ第3図を参照し
て、本考案の実施例について、本考案をより詳細に説明
する。
第1図は、本考案の一実施例としての幕板コーナーと、
1つの幕板部材の一部とを示す斜視図である。この実施
例の幕板コーナー10は、例えば、ステンレス鋼板から
折り曲げ加工されたものであり、後述するように、流し
台等の脚部を受け入れるように湾曲させられたコーナー
部11と、このコーナー部11の両側に位置して幕板部
材20の折り曲げ縁部21を受け入れる隙間13を与え
る折り畳み部12と、この折り畳み部12から続く側縁
部15とを備えている。折り畳み部12の隙間13は、
幕板部材20の折り曲げ縁部21の厚みに等しいか、そ
れより若干小さくしておくのが好ましい。この実施例で
は、折り畳み部12の山部の2個所に、後述するように
して隙間13に挿入されてくる幕板20の縁部21の一
部を露出させうる切欠き14が形成されている。幕板部
材20もまた、ステンレス鋼板を折り曲げ加工してなっ
ているものである。
第2図は、第1図に示した幕板コーナー10および幕板
部材20をそれぞれ4個使用して組み立てられた流し台
の一例を示す概略斜視図であり、第3図は、その組立の
方法を説明するための部分斜視図である。第2図に示す
ような流し台を組み立てるには、先ず、第1図に示すよ
うな位置関係に、各幕板コーナー10の折り畳み部12
の隙間13に対して、対応する各幕板部材20の対応す
る折り曲げ縁部21を対置させる。それから、折り曲げ
縁部21を対応する隙間13内へ押し込むようにする。
すると、折り曲げ縁部21の部分が切欠き14から露出
するようになる。次に、各切欠き14の位置で、アルゴ
ン溶接を行い、各幕板部材20の縁部21と幕板コーナ
ー10の折り畳み部12との接続固定を行なう。それら
溶接部は、第3図において、参照符号14Aにて示され
ている。
次に、第3図に部分的に示すように、各幕板部材20を
取り付け固定した各幕板コーナー10のコーナー部11
の内側へ、脚部40を構成する、例えば、直径38φの
ステンレス製パイプを差し込み、参照符号41で示すよ
うに、折り畳み部12の山部とパイプとの間にそって電
気溶接を行い、各パイプ40を幕板コーナー10に固定
する。それから、第2図に示すように、各脚部40の下
部の間にスノコ50を取り付け、脚部40の上部で幕板
部材20によって形成される幕板の間に、槽30を取り
付け、最後に、トラップ等の附属部品を取り付けたり、
パイプアジャストを取り付けたりすることによって、流
し台を完成する。
考案の効果 前述したように、本考案の幕板コーナーによれば、各折
り畳み部の山部の2つの切欠きにおいて幕板の縁部との
溶接を行え、また、各折り畳み部の山部に沿って脚部と
の溶接を行えるので、幕板の組み付け、脚部の組み付け
を非常に容易に行え、しかも、非常に頑丈な組み付けと
することができ、また、それら溶接跡は外側からは全く
見えないので、非常に外観もよいものとすることができ
る。また、幕板は、4つの幕板部材を組合せることによ
って形成されるので、長尺のシート材の折り加工が不要
となり、加工が容易となり、また、幕板部品の保管場所
にもあまりスペースを必要としないですむ。
その上、幕板を、比較的にサイズの小さな幕板部材の組
合せによって、構成することができるので、比較的小さ
なシート材から各幕板部材を形成でき、したがって、材
料の利用効率を高めることができ、コスト低減を図るこ
とができる。さらに、従来の四面を一枚の幕板で巻く方
法より、歩留まりを高めることができる。また、第4図
に示す従来の流し台の外観より、第2図に示すように、
外観的に優れた流し台を完成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例としての幕板コーナーと、
1つの幕板部材の一部とを示す斜視図、第2図は、第1
図に示した幕板コーナーおよび幕板部材をそれぞれ4個
使用して組み立てられた流し台の一例を示す概略斜視
図、第3図は、その組立の方法を説明するための部分斜
視図、第4図は、従来の流し台の一例を示す概略斜視図
である。 10……幕板コーナー、11……コーナー部、 12……折り畳み部、13……隙間、 14……切欠き、15……側縁部、 14A……アルゴン溶接部、 20……幕板部材、21……折り曲げ縁部、 30……槽、40……脚部、 41……電気溶接部、50……スノコ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流し台等の脚部と幕板との接続個所に使用
    するための幕板コーナーであって、金属シートを折り曲
    げ加工してなり、前記脚部を受け入れるコーナー部と、
    該コーナー部の両側に位置して前記幕板の縁部を受け入
    れる隙間を与える折り畳み部とを備え、該各折り畳み部
    の山部の少なくとも2個所には、前記隙間に挿入された
    前記幕板の縁部の一部を露出させうる切欠きが形成され
    ており、前記各折り畳み部の山部の切欠きにおいて前記
    幕板の縁部との溶接を行え且つ前記各折り畳み部の山部
    に沿って前記脚部との溶接を行えるようにしたことを特
    徴とする幕板コーナー。
JP7335889U 1989-06-22 1989-06-22 幕板コーナー Expired - Lifetime JPH0620887Y2 (ja)

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JP7335889U JPH0620887Y2 (ja) 1989-06-22 1989-06-22 幕板コーナー

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JP7335889U JPH0620887Y2 (ja) 1989-06-22 1989-06-22 幕板コーナー

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Publication Number Publication Date
JPH0312604U JPH0312604U (ja) 1991-02-08
JPH0620887Y2 true JPH0620887Y2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=31612111

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