JPH06208844A - 平面型螢光ランプ - Google Patents
平面型螢光ランプInfo
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- JPH06208844A JPH06208844A JP342993A JP342993A JPH06208844A JP H06208844 A JPH06208844 A JP H06208844A JP 342993 A JP342993 A JP 342993A JP 342993 A JP342993 A JP 342993A JP H06208844 A JPH06208844 A JP H06208844A
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- JP
- Japan
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- glass substrate
- fluorescent lamp
- counter electrode
- lead piece
- flat
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組み立てが容易で特性の優れた平面型螢光ラ
ンプを提供することを目的とする。 【構成】 組み立て時において対向電極15の位置決め
を行うための溝部19と、対向電極15のエッジ放電を
防止するための隆起部20と、さらに対向電極15と前
面ガラス基板9及び後面ガラス基板10との接触面積を
少なくするための突起部とを前面ガラス基板9及び後面
ガラス基板10に設ける。
ンプを提供することを目的とする。 【構成】 組み立て時において対向電極15の位置決め
を行うための溝部19と、対向電極15のエッジ放電を
防止するための隆起部20と、さらに対向電極15と前
面ガラス基板9及び後面ガラス基板10との接触面積を
少なくするための突起部とを前面ガラス基板9及び後面
ガラス基板10に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面型螢光ランプに関
するものであり、詳述すれば、製造が容易な平面型螢光
ランプを提供せんとするものである。
するものであり、詳述すれば、製造が容易な平面型螢光
ランプを提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】平面型螢光ランプは、液晶表示装置のバ
ックライト等に多く用いられおり、この種の平面型螢光
ランプの構造としては、例えば図6及び図7に示す如き
ものがある。各図において、1は前面ガラス基板、2は
後面ガラス基板であり、後面ガラス基板2の内面には螢
光体膜8が施され、前記前面ガラス基板1と後面ガラス
基板2とで密閉容器を形成している。
ックライト等に多く用いられおり、この種の平面型螢光
ランプの構造としては、例えば図6及び図7に示す如き
ものがある。各図において、1は前面ガラス基板、2は
後面ガラス基板であり、後面ガラス基板2の内面には螢
光体膜8が施され、前記前面ガラス基板1と後面ガラス
基板2とで密閉容器を形成している。
【0003】そして、3は前面ガラス基板1と後面ガラ
ス基板2とで構成される密閉容器内に配置される対向電
極であり、その一面には水銀含有型のゲッタ材6が取り
付けされている。
ス基板2とで構成される密閉容器内に配置される対向電
極であり、その一面には水銀含有型のゲッタ材6が取り
付けされている。
【0004】また、5は前面ガラス基板1と後面ガラス
基板2とで構成される密閉容器内から空気を排気するた
めのチップ管である。
基板2とで構成される密閉容器内から空気を排気するた
めのチップ管である。
【0005】続いて平面型螢光ランプの製造工程の概略
を説明すると、先ず後面ガラス基板2内に対向電極3を
夫々配置し、位置決め治具等によって前面ガラス基板1
と後面ガラス基板2と対向電極3の位置決めを行う。
を説明すると、先ず後面ガラス基板2内に対向電極3を
夫々配置し、位置決め治具等によって前面ガラス基板1
と後面ガラス基板2と対向電極3の位置決めを行う。
【0006】そして、前記前面ガラス基板1と後面ガラ
ス基板2の周縁部4とをフリット硝子にて封着し、さら
に筒状のチップ管5より容器内部の空気を排気した後、
放電ガスを容器内に注入してチップオフする。
ス基板2の周縁部4とをフリット硝子にて封着し、さら
に筒状のチップ管5より容器内部の空気を排気した後、
放電ガスを容器内に注入してチップオフする。
【0007】その後、対向電極3に取り付けられた水銀
含有型のゲッタ材6を、高周波加熱等により900℃程
度に加熱し、該ゲッタ材6の活性化及び水銀の追い出し
を行う。
含有型のゲッタ材6を、高周波加熱等により900℃程
度に加熱し、該ゲッタ材6の活性化及び水銀の追い出し
を行う。
【0008】このようにして構成される平面型螢光ラン
プを発光させるには、前記対向電極3に取り付けられた
リ−ド片7に、高周波パルス電圧を印加して放電ガスを
励起させ、そのエネルギ−にて前記螢光体膜8を励起し
て均一発光させる。
プを発光させるには、前記対向電極3に取り付けられた
リ−ド片7に、高周波パルス電圧を印加して放電ガスを
励起させ、そのエネルギ−にて前記螢光体膜8を励起し
て均一発光させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記した従
来の平面型螢光ランプにおいては、対向電極3を定位置
に固定するために対向電極3の両端にリ−ド片7が必要
である。そして後面ガラス基板2の周縁部4をフリット
硝子にて封着する際、450℃程度に加熱されるため、
封着完成時にはガラス基板と対向電極の熱膨張係数の差
による張力が発生し、対向電極3とリ−ド片7との溶接
部が外れたり、また、フリット硝子が固化する過程にお
けるリ−ド片7の収縮が原因で、リークが発生するなど
の不具合が起こる等の問題がある。
来の平面型螢光ランプにおいては、対向電極3を定位置
に固定するために対向電極3の両端にリ−ド片7が必要
である。そして後面ガラス基板2の周縁部4をフリット
硝子にて封着する際、450℃程度に加熱されるため、
封着完成時にはガラス基板と対向電極の熱膨張係数の差
による張力が発生し、対向電極3とリ−ド片7との溶接
部が外れたり、また、フリット硝子が固化する過程にお
けるリ−ド片7の収縮が原因で、リークが発生するなど
の不具合が起こる等の問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、内面に螢光体膜を有する第1及び第2の
ガラス基板によって密封容器を形成し、該密封容器内に
一対の対向する電極を配置して成る平面型螢光ランプに
おいて、前記第1のガラス基板または第2のガラス基板
の少なくとも一方に、前記一対の電極が夫々嵌入する溝
部を形成し、該溝部によって前記一対の電極を位置決め
することを特徴とする平面型螢光ランプを提供すること
を目的とする。
に本発明では、内面に螢光体膜を有する第1及び第2の
ガラス基板によって密封容器を形成し、該密封容器内に
一対の対向する電極を配置して成る平面型螢光ランプに
おいて、前記第1のガラス基板または第2のガラス基板
の少なくとも一方に、前記一対の電極が夫々嵌入する溝
部を形成し、該溝部によって前記一対の電極を位置決め
することを特徴とする平面型螢光ランプを提供すること
を目的とする。
【0011】
【作用】上記の如く構成したので、平面型螢光ランプの
製造過程において、前記溝部によって各電極が容易に位
置決めされる。
製造過程において、前記溝部によって各電極が容易に位
置決めされる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例に
つき詳述する。先ず図1は、本発明の平面型螢光ランプ
の構成を示す分解斜視図である。図2(a)(b)
(c)(d)は、本発明の平面型螢光ランプの外観を示
す図である。また図3は、図2に示す平面型螢光ランプ
のX−X’断面を示す図である。そして図4は、図2に
示す平面型螢光ランプのY−Y’断面を示す図である。
さらに図5は、図1のA部拡大図である。
つき詳述する。先ず図1は、本発明の平面型螢光ランプ
の構成を示す分解斜視図である。図2(a)(b)
(c)(d)は、本発明の平面型螢光ランプの外観を示
す図である。また図3は、図2に示す平面型螢光ランプ
のX−X’断面を示す図である。そして図4は、図2に
示す平面型螢光ランプのY−Y’断面を示す図である。
さらに図5は、図1のA部拡大図である。
【0013】各図において、9は第1のガラス基板たる
前面ガラス基板、10は第2のガラス基板たる後面ガラ
ス基板であり、前面ガラス基板9及び後面ガラス基板1
0は例えば成型硝子等により作られている。そして各ガ
ラス基板の内面には、螢光体膜14が形成され、そして
各ガラス基板の周縁部11同士を対向させ、フリットガ
ラスによって接合することで密閉容器を形成する。
前面ガラス基板、10は第2のガラス基板たる後面ガラ
ス基板であり、前面ガラス基板9及び後面ガラス基板1
0は例えば成型硝子等により作られている。そして各ガ
ラス基板の内面には、螢光体膜14が形成され、そして
各ガラス基板の周縁部11同士を対向させ、フリットガ
ラスによって接合することで密閉容器を形成する。
【0014】13は密閉容器内の空気の排気や放電ガス
を注入するためのチップ管であり、そして12は前記前
面ガラス基板9及び後面ガラス基板10に形成された前
記チップ管13を挿入するための通孔を形成するチップ
管取付凹部である。
を注入するためのチップ管であり、そして12は前記前
面ガラス基板9及び後面ガラス基板10に形成された前
記チップ管13を挿入するための通孔を形成するチップ
管取付凹部である。
【0015】15は互いに向い合うように配置される対
向電極であり、該対向電極15には、水銀含有型のゲッ
タ材16が取り付けられ、さらに電極の一端にはリード
片17が取り付けられている。そして18は前記前面ガ
ラス基板9及び後面ガラス基板10に形成された前記リ
ード片17が通るための通孔を形成するリード片導出凹
部である。
向電極であり、該対向電極15には、水銀含有型のゲッ
タ材16が取り付けられ、さらに電極の一端にはリード
片17が取り付けられている。そして18は前記前面ガ
ラス基板9及び後面ガラス基板10に形成された前記リ
ード片17が通るための通孔を形成するリード片導出凹
部である。
【0016】19は前記対向電極15の位置決めを行う
ための溝部である。そして20は前記溝部19と並設さ
れた隆起部である。さらに21は前記溝部19内に形成
されたスペーサ部である。
ための溝部である。そして20は前記溝部19と並設さ
れた隆起部である。さらに21は前記溝部19内に形成
されたスペーサ部である。
【0017】このスペーサ部21により、前記対向電極
15は、部分的に支えられており、対向電極15が前面
ガラス基板9及び後面ガラス基板10の内面に接触する
部分を最小限にしている。
15は、部分的に支えられており、対向電極15が前面
ガラス基板9及び後面ガラス基板10の内面に接触する
部分を最小限にしている。
【0018】また、前記隆起部20により、螢光ランプ
の組立て完成後の前面ガラス基板9及び後面ガラス基板
10と隆起部20と間の空隙距離P(図3参照)が、対
向電極15の高さ寸法Q(図3参照)に対して、P<Q
の関係となるように構成されている。
の組立て完成後の前面ガラス基板9及び後面ガラス基板
10と隆起部20と間の空隙距離P(図3参照)が、対
向電極15の高さ寸法Q(図3参照)に対して、P<Q
の関係となるように構成されている。
【0019】また、前記螢光体膜14は、密閉容器の内
底面の隆起部20と溝部19を除く全域に均等な厚さに
塗布され、さらに螢光体膜14が塗布されている部分の
前面ガラス基板9及び後面ガラス基板10の厚さt1
と、溝部19が形成されている部分の厚さt2が、t2
<t1の関係となるように構成されている。
底面の隆起部20と溝部19を除く全域に均等な厚さに
塗布され、さらに螢光体膜14が塗布されている部分の
前面ガラス基板9及び後面ガラス基板10の厚さt1
と、溝部19が形成されている部分の厚さt2が、t2
<t1の関係となるように構成されている。
【0020】続いて、本発明の平面型螢光ランプの製造
工程について説明する。先ず、後面ガラス基板10の溝
部19内に各対向電極15を配置すると共に対向電極1
5の一端に取り付けられたリード片17をリード片導出
凹部18内に配置する。さらにチップ管13をチップ管
取付凹部12内に配置した後、後面ガラス基板10と前
面ガラス基板9の各周縁部12同士をフリット硝子にて
封着して密閉容器を形成する。
工程について説明する。先ず、後面ガラス基板10の溝
部19内に各対向電極15を配置すると共に対向電極1
5の一端に取り付けられたリード片17をリード片導出
凹部18内に配置する。さらにチップ管13をチップ管
取付凹部12内に配置した後、後面ガラス基板10と前
面ガラス基板9の各周縁部12同士をフリット硝子にて
封着して密閉容器を形成する。
【0021】次にチップ管13を通じて密閉容器内部の
空気を排気した後、チップ管13を通じて放電ガスを密
閉容器内部へ注入してチップオフする。
空気を排気した後、チップ管13を通じて放電ガスを密
閉容器内部へ注入してチップオフする。
【0022】その後、対向電極15に取り付けられた水
銀含有型のゲッタ材16を高周波加熱等により900℃
程度に加熱し、ゲッタ材16の活性化及び水銀の追い出
しを行う。
銀含有型のゲッタ材16を高周波加熱等により900℃
程度に加熱し、ゲッタ材16の活性化及び水銀の追い出
しを行う。
【0023】このようにして構成される螢光ランプを放
電させるには、対向電極15に取り付けられたリ−ド片
17より高周波パルス電圧を印加して放電ガスを励起
し、そのエネルギ−にて螢光体膜14を励起して均一発
光させる。
電させるには、対向電極15に取り付けられたリ−ド片
17より高周波パルス電圧を印加して放電ガスを励起
し、そのエネルギ−にて螢光体膜14を励起して均一発
光させる。
【0024】尚、リ−ド片17は、対向電極15が既に
密閉容器内に位置決めされているので、高周波パルス電
圧を印加する目的のためにのみ使用されるため、対向電
極15の一端のみに溶接等により取り付けられている。
密閉容器内に位置決めされているので、高周波パルス電
圧を印加する目的のためにのみ使用されるため、対向電
極15の一端のみに溶接等により取り付けられている。
【0025】上記構造の平面型螢光ランプとすること
で、溝部19によって対向電極15を挟み込む(位置決
めする)構造となっているため、特別な電極位置決め治
具等を使用することなく、対向電極15の位置決めがで
きる。よって、製造工程の簡略化が可能となるものであ
る。
で、溝部19によって対向電極15を挟み込む(位置決
めする)構造となっているため、特別な電極位置決め治
具等を使用することなく、対向電極15の位置決めがで
きる。よって、製造工程の簡略化が可能となるものであ
る。
【0026】また、リ−ド片17は対向電極15の一端
のみに取り付けられているため、各ガラス基板の周縁部
12を、フリット硝子にて封着する際、ガラス基板とリ
ード片の熱膨張係数の差による張力の発生がなく、対向
電極15とリ−ド片10の溶接部の外れや、リ−ド片1
0の封着部分(リード片導出凹部18部分)のリ−クな
どの不具合が発生せず、高信頼性のランプを実現でき
る。
のみに取り付けられているため、各ガラス基板の周縁部
12を、フリット硝子にて封着する際、ガラス基板とリ
ード片の熱膨張係数の差による張力の発生がなく、対向
電極15とリ−ド片10の溶接部の外れや、リ−ド片1
0の封着部分(リード片導出凹部18部分)のリ−クな
どの不具合が発生せず、高信頼性のランプを実現でき
る。
【0027】また、対向電極15は、スペ−サ部21に
より部分的に支えられており、対向電極15が前面ガラ
ス基板9及び後面ガラス基板10に接触する部分を最小
限にしているため、ゲッタ材16を高周波加熱等により
加熱する際に発生する熱衝撃によるガラス基板のクラッ
クなどの不具合を防止できる。
より部分的に支えられており、対向電極15が前面ガラ
ス基板9及び後面ガラス基板10に接触する部分を最小
限にしているため、ゲッタ材16を高周波加熱等により
加熱する際に発生する熱衝撃によるガラス基板のクラッ
クなどの不具合を防止できる。
【0028】そして、螢光体膜14が塗布されている部
分の前面ガラス基板9及び後面ガラス基板10の厚さt
1と、溝部19が形成されている部分の厚さt2がt2
<t1の関係となっており、対向電極15と前面ガラス
基板9及び後面ガラス基板10の外表面とが、より近づ
く工夫が成されている。これにより、従来構造のランプ
に比べてより薄い平面型螢光ランプが実現できる。
分の前面ガラス基板9及び後面ガラス基板10の厚さt
1と、溝部19が形成されている部分の厚さt2がt2
<t1の関係となっており、対向電極15と前面ガラス
基板9及び後面ガラス基板10の外表面とが、より近づ
く工夫が成されている。これにより、従来構造のランプ
に比べてより薄い平面型螢光ランプが実現できる。
【0029】さらに、対向電極15と、この種の放電管
において点灯始動補助の目的で設けられる近接導体22
(図3及び図4参照)との距離が近くなり、対向電極1
5と近接導体22との間の放電インピ−ダンスが低下し
て平面型螢光ランプの点灯始動性の改善に効果を発揮す
る。
において点灯始動補助の目的で設けられる近接導体22
(図3及び図4参照)との距離が近くなり、対向電極1
5と近接導体22との間の放電インピ−ダンスが低下し
て平面型螢光ランプの点灯始動性の改善に効果を発揮す
る。
【0030】図3に示すように、各ガラス基板の隆起部
20間の空隙距離Pが、対向電極15の高さ寸法Qに対
して、P<Qの関係を持つよう構成されているため、ラ
ンプ点灯時の放電電流が主として電極中央部分に流れ、
よって、電極エッジ部からの放電を抑制して、スパッタ
リング(管端黒化)に対し抑止効果がある。
20間の空隙距離Pが、対向電極15の高さ寸法Qに対
して、P<Qの関係を持つよう構成されているため、ラ
ンプ点灯時の放電電流が主として電極中央部分に流れ、
よって、電極エッジ部からの放電を抑制して、スパッタ
リング(管端黒化)に対し抑止効果がある。
【0031】
【発明の効果】以上、詳述した如く本発明に依れば、内
面に螢光体膜を有する第1及び第2のガラス基板によっ
て密封容器を形成し、該密封容器内に一対の対向する電
極を配置して成る平面型螢光ランプにおいて、前記第1
のガラス基板または第2のガラス基板の少なくとも一方
に、前記一対の電極が夫々嵌入する溝部を形成し、該溝
部によって前記一対の電極を位置決めするようにしたの
で、組み立ての際に電極を位置決め配置するのに特別な
治具等を必要とせず、組み立て容易な平面型螢光ランプ
とすることが出来、極めて有益である。
面に螢光体膜を有する第1及び第2のガラス基板によっ
て密封容器を形成し、該密封容器内に一対の対向する電
極を配置して成る平面型螢光ランプにおいて、前記第1
のガラス基板または第2のガラス基板の少なくとも一方
に、前記一対の電極が夫々嵌入する溝部を形成し、該溝
部によって前記一対の電極を位置決めするようにしたの
で、組み立ての際に電極を位置決め配置するのに特別な
治具等を必要とせず、組み立て容易な平面型螢光ランプ
とすることが出来、極めて有益である。
【図1】本発明の平面型螢光ランプの構造を示す分解斜
視図。
視図。
【図2】本発明の平面型螢光ランプの外観を示す平面
図。
図。
【図3】本発明の平面型螢光ランプの要部断面図。
【図4】本発明の平面型螢光ランプの要部断面図。
【図5】本発明の平面型螢光ランプの要部拡大図。
【図6】従来の平面型螢光ランプの構造を示す分解斜視
図。
図。
【図7】従来の平面型螢光ランプの構造を示す要部断面
図。
図。
9 前面ガラス基板(第1のガラス基板) 10 後面ガラス基板(第2のガラス基板) 11 周縁部 12 チップ管取付凹部 13 チップ管 14 螢光体膜 15 対向電極 16 ゲッタ材 17 リード片 18 凹部リード片導出凹部 19 溝部 20 隆起部 21 突起部 22 近接導体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】続いて、本発明の平面型蛍光ランプの製造
工程について説明する。先ず、後面ガラス基板10の溝
部19内に各対向電極15を配置すると共に対向電極1
5の一端に取り付けられたリード片17をリード片導出
凹部18内に配置する。さらにチップ管13をチップ管
取付凹部12内に配置した後、後面ガラス基板10と前
面ガラス基板9の各周縁部11同士をフリット硝子にて
封着して密閉容器を形成する。
工程について説明する。先ず、後面ガラス基板10の溝
部19内に各対向電極15を配置すると共に対向電極1
5の一端に取り付けられたリード片17をリード片導出
凹部18内に配置する。さらにチップ管13をチップ管
取付凹部12内に配置した後、後面ガラス基板10と前
面ガラス基板9の各周縁部11同士をフリット硝子にて
封着して密閉容器を形成する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、リ−ド片17は対向電極15の一端
のみに取り付けられているため、各ガラス基板の周縁部
11を、フリット硝子にて封着する際、ガラス基板とリ
ード片の熱膨張係数の差による張力の発生がなく、対向
電極15とリ−ド片17の溶接部の外れや、リ−ド片1
7の封着部分(リード片導出凹部18部分)のリ−クな
どの不具合が発生せず、高信頼性のランプを実現でき
る。
のみに取り付けられているため、各ガラス基板の周縁部
11を、フリット硝子にて封着する際、ガラス基板とリ
ード片の熱膨張係数の差による張力の発生がなく、対向
電極15とリ−ド片17の溶接部の外れや、リ−ド片1
7の封着部分(リード片導出凹部18部分)のリ−クな
どの不具合が発生せず、高信頼性のランプを実現でき
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (1)
- 【請求項1】 内面に螢光体膜を有する第1及び第2の
ガラス基板によって密封容器を形成し、該密封容器内に
一対の対向する電極を配置して成る平面型螢光ランプに
おいて、前記第1のガラス基板または第2のガラス基板
の少なくとも一方に、前記一対の電極が夫々嵌入する溝
部を形成し、該溝部によって前記一対の電極を位置決め
することを特徴とする平面型螢光ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00342993A JP3152529B2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 平面型螢光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00342993A JP3152529B2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 平面型螢光ランプ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22684497A Division JP3148691B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | 平面型螢光ランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06208844A true JPH06208844A (ja) | 1994-07-26 |
JP3152529B2 JP3152529B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=11557136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00342993A Expired - Fee Related JP3152529B2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 平面型螢光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3152529B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0744763A1 (en) * | 1995-05-26 | 1996-11-27 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Substantially flat compact fluorescent lamp and manufacturing method thereof |
EP0790637A2 (en) * | 1996-02-09 | 1997-08-20 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Flat compact fluorescent lamp with inter-channel discharge suppression |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP00342993A patent/JP3152529B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0744763A1 (en) * | 1995-05-26 | 1996-11-27 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Substantially flat compact fluorescent lamp and manufacturing method thereof |
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EP0790637A3 (en) * | 1996-02-09 | 1997-11-26 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Flat compact fluorescent lamp with inter-channel discharge suppression |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3152529B2 (ja) | 2001-04-03 |
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