JPH06208702A - 回転ドラム装置 - Google Patents
回転ドラム装置Info
- Publication number
- JPH06208702A JPH06208702A JP1812893A JP1812893A JPH06208702A JP H06208702 A JPH06208702 A JP H06208702A JP 1812893 A JP1812893 A JP 1812893A JP 1812893 A JP1812893 A JP 1812893A JP H06208702 A JPH06208702 A JP H06208702A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- fixed
- shaft
- rotary
- lower drum
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アースブラシの取付の際のネジの取付などを
省略化し、より簡単な組立てを可能とする。 【構成】 固定側下ドラム1に回転軸4を固定し、回転
側上ドラムに玉軸受2,3により形成される軸受部を構
成したいわゆる軸固定タイプのドラムアッセンブリィに
おいて、回転側上ドラムと固定側下ドラムの導通を図る
ためのアースブラシ16を、前記固定側下ドラム1の固
定軸部付近に取付けれるスペース1dを設け、固定側下
ドラム1と玉軸受の外輪端面2aとの間でアースをとれ
るような構造とする。
省略化し、より簡単な組立てを可能とする。 【構成】 固定側下ドラム1に回転軸4を固定し、回転
側上ドラムに玉軸受2,3により形成される軸受部を構
成したいわゆる軸固定タイプのドラムアッセンブリィに
おいて、回転側上ドラムと固定側下ドラムの導通を図る
ためのアースブラシ16を、前記固定側下ドラム1の固
定軸部付近に取付けれるスペース1dを設け、固定側下
ドラム1と玉軸受の外輪端面2aとの間でアースをとれ
るような構造とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ドラム装置に関
し、より詳細には、固定側下ドラムの軸焼嵌め部の近傍
にアースブラシを内蔵するスペースを設け、固定側下ド
ラムの内部底面と軸受部の玉軸受端面との間にアースブ
ラシを内蔵した回転ドラム装置に関する。
し、より詳細には、固定側下ドラムの軸焼嵌め部の近傍
にアースブラシを内蔵するスペースを設け、固定側下ド
ラムの内部底面と軸受部の玉軸受端面との間にアースブ
ラシを内蔵した回転ドラム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の回転ドラム装置を示す図
で、図中、31は固定側下ドラム、32,33は玉軸
受、34はドラムシャフト(回転軸)、35はディス
ク、36は予圧カラー、37はロータリトランスロー
タ、38はロータリトランスステータ、39は回転側上
ドラム、40は磁気ヘッド、41は取付ビス、42は段
差調整ビス、43はドラムベース、44はダイレクトド
ライブ(DD)モータステータアッセンブリィ、45は
ダイレクトドライブ(DD)モータロータアッセンブリ
ィ、46は取付ビス、47はアースブラシ、48は板バ
ネ、49,50は取付ビスである。
で、図中、31は固定側下ドラム、32,33は玉軸
受、34はドラムシャフト(回転軸)、35はディス
ク、36は予圧カラー、37はロータリトランスロー
タ、38はロータリトランスステータ、39は回転側上
ドラム、40は磁気ヘッド、41は取付ビス、42は段
差調整ビス、43はドラムベース、44はダイレクトド
ライブ(DD)モータステータアッセンブリィ、45は
ダイレクトドライブ(DD)モータロータアッセンブリ
ィ、46は取付ビス、47はアースブラシ、48は板バ
ネ、49,50は取付ビスである。
【0003】固定側下ドラム31には玉軸受32,33
が焼き嵌めなどの手段により固定されている。一方、ド
ラムシャフト34には、回転側上ドラム39を取付ける
ためのディスク35が焼き嵌めなどの手段により固定さ
れている。前記ドラムシャフト34は、玉軸受32,3
3の内輪に隙間嵌合され、スラスト方向のガタを取り除
くため、予圧カラー36で一定の予圧をかけることによ
り軸受部が形成される。また、ディスク35には回転側
上ドラム39が所定の精度で取り付けられる。該回転側
上ドラム39には磁気ヘッド40が取付ビス41により
所定の精度で取付けられている。段差調整ビス42は高
さ方向の微調整用のネジである。
が焼き嵌めなどの手段により固定されている。一方、ド
ラムシャフト34には、回転側上ドラム39を取付ける
ためのディスク35が焼き嵌めなどの手段により固定さ
れている。前記ドラムシャフト34は、玉軸受32,3
3の内輪に隙間嵌合され、スラスト方向のガタを取り除
くため、予圧カラー36で一定の予圧をかけることによ
り軸受部が形成される。また、ディスク35には回転側
上ドラム39が所定の精度で取り付けられる。該回転側
上ドラム39には磁気ヘッド40が取付ビス41により
所定の精度で取付けられている。段差調整ビス42は高
さ方向の微調整用のネジである。
【0004】また、ディスク35の下方端面にはロータ
リトランスロータ37が接着などにより所定の精度内で
取付いている。これに対向して、固定側下ドラム31に
はロータリトランスステータ38が接着などにより所定
の精度内で取付いている。これらのロータリトランスロ
ータ37及びロータリトランスステータ38は一定の微
少間隔となるよう、高さ方向の寸法が決定され、磁気ヘ
ッド40が磁気テープ(図示せず)より得た信号を接続
端子(図示せず)を経てロータリトランスロータ37へ
伝え、これをロータリトランスステータ38により回路
(図示せず)へ送る。
リトランスロータ37が接着などにより所定の精度内で
取付いている。これに対向して、固定側下ドラム31に
はロータリトランスステータ38が接着などにより所定
の精度内で取付いている。これらのロータリトランスロ
ータ37及びロータリトランスステータ38は一定の微
少間隔となるよう、高さ方向の寸法が決定され、磁気ヘ
ッド40が磁気テープ(図示せず)より得た信号を接続
端子(図示せず)を経てロータリトランスロータ37へ
伝え、これをロータリトランスステータ38により回路
(図示せず)へ送る。
【0005】また、固定側下ドラム31はドラムベース
43に取付ビス49により固定され、該固定側下ドラム
の下側には、ダイレクトドライブ(DD)モーターステ
ータアッセンブリィ44及びDDモーターロータアッセ
ンブリィ45が取付ビス46などにより取付けられてい
る。一方、回転側上ドラム39を含む回転部分は、玉軸
受のころがり接触により、固定側下ドラム31や該固定
側下ドラム31が取付けられるメインシャーシー(図示
せず)とつながっているが、玉軸受32,33のボール
と内輪及び外輪は非常に薄い膜であるグリースが介在す
るために非導通となっている。これの導通をとるための
ものがアースブラシ47で、板バネ48などにより所定
の圧力でドラムシャフト34の端面などに押しあてられ
ており、回転部分である回転側上ドラム39とディスク
35とドラムシャフト34などと、固定部分にあたるメ
インシャーシーとドラムベース43と固定側下ドラム3
1などとの導通がとれるような働きとなっている。
43に取付ビス49により固定され、該固定側下ドラム
の下側には、ダイレクトドライブ(DD)モーターステ
ータアッセンブリィ44及びDDモーターロータアッセ
ンブリィ45が取付ビス46などにより取付けられてい
る。一方、回転側上ドラム39を含む回転部分は、玉軸
受のころがり接触により、固定側下ドラム31や該固定
側下ドラム31が取付けられるメインシャーシー(図示
せず)とつながっているが、玉軸受32,33のボール
と内輪及び外輪は非常に薄い膜であるグリースが介在す
るために非導通となっている。これの導通をとるための
ものがアースブラシ47で、板バネ48などにより所定
の圧力でドラムシャフト34の端面などに押しあてられ
ており、回転部分である回転側上ドラム39とディスク
35とドラムシャフト34などと、固定部分にあたるメ
インシャーシーとドラムベース43と固定側下ドラム3
1などとの導通がとれるような働きとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
回転ドラム装置のアースブラシは露出しているため、こ
の分高さが高くなったり、組立の際にバネに誤って触る
などして変形したりする恐れがあった。また、特に固定
軸タイプのものは、上下側に固定部があるためにドラム
への内蔵化が不可欠であり、取付面の工夫が必要であっ
た。
回転ドラム装置のアースブラシは露出しているため、こ
の分高さが高くなったり、組立の際にバネに誤って触る
などして変形したりする恐れがあった。また、特に固定
軸タイプのものは、上下側に固定部があるためにドラム
への内蔵化が不可欠であり、取付面の工夫が必要であっ
た。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、アースブラシの取付けの際にネジの取付など
を省略化し、より簡単な組立てを可能とする回転ドラム
装置を提供することを目的としている。
たもので、アースブラシの取付けの際にネジの取付など
を省略化し、より簡単な組立てを可能とする回転ドラム
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、磁気テープに磁気記録再生する回転ドラ
ム装置において、固定側下ドラムに固定された固定軸
と、該固定軸に隙間嵌合位置決めし、一対の玉軸受から
なる回転側の軸受部と、回転側上ドラムと固定側下ドラ
ムのアースをとるためのアースブラシとから成り、該ア
ースブラシを回転側の玉軸受下側と固定側下ドラムとの
間に配置したことを特徴としたものである。
成するために、磁気テープに磁気記録再生する回転ドラ
ム装置において、固定側下ドラムに固定された固定軸
と、該固定軸に隙間嵌合位置決めし、一対の玉軸受から
なる回転側の軸受部と、回転側上ドラムと固定側下ドラ
ムのアースをとるためのアースブラシとから成り、該ア
ースブラシを回転側の玉軸受下側と固定側下ドラムとの
間に配置したことを特徴としたものである。
【0009】
【作用】固定軸方向の固定側下ドラムにおいて、軸圧入
部の一部分にアースブラシを収納できるスペースを確保
し、この間に板バネと接点より構成されたアースブラシ
を挿入し、その後、軸受アッセンブリィをドラムシャフ
トに挿入して一定予圧をかけることにより軸受部が形成
される。固定側のアースブラシは、玉軸受の外輪端面と
接触するように構成してもよいし、軸受部をのばしてそ
の端面が接するような構造としてもよい。
部の一部分にアースブラシを収納できるスペースを確保
し、この間に板バネと接点より構成されたアースブラシ
を挿入し、その後、軸受アッセンブリィをドラムシャフ
トに挿入して一定予圧をかけることにより軸受部が形成
される。固定側のアースブラシは、玉軸受の外輪端面と
接触するように構成してもよいし、軸受部をのばしてそ
の端面が接するような構造としてもよい。
【0010】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明による回転ドラム装置の一実施例
を説明するための構成図で、図中、1は固定側下ドラ
ム、1aはカバー、1bは焼嵌め部、1cはアースブラ
シ収納部底面、1dはスペース(アースブラシ収納
部)、1eは内側径、2,3は玉軸受、2aは外輪端
面、4はドラムシャフト(固定軸)、5は予圧カラー、
6は取付ビス、7はロータリトランスロータ、8はロー
タリトランスステータ、9は回転側上ドラム、10は磁
気ヘッド、11は取付ビス、12は段差調整ビス、13
はドラムベース、14はドラムモータステータコア、1
5はドラムモータロータ、16はアースブラシ、16a
はアースブラシチップ、17は板バネ、17aは外周
面、17bは密着部分、17cは動作部分、18,19
は取付ビス、20は取付ネジである。
する。図1は、本発明による回転ドラム装置の一実施例
を説明するための構成図で、図中、1は固定側下ドラ
ム、1aはカバー、1bは焼嵌め部、1cはアースブラ
シ収納部底面、1dはスペース(アースブラシ収納
部)、1eは内側径、2,3は玉軸受、2aは外輪端
面、4はドラムシャフト(固定軸)、5は予圧カラー、
6は取付ビス、7はロータリトランスロータ、8はロー
タリトランスステータ、9は回転側上ドラム、10は磁
気ヘッド、11は取付ビス、12は段差調整ビス、13
はドラムベース、14はドラムモータステータコア、1
5はドラムモータロータ、16はアースブラシ、16a
はアースブラシチップ、17は板バネ、17aは外周
面、17bは密着部分、17cは動作部分、18,19
は取付ビス、20は取付ネジである。
【0011】固定側下ドラム1には、固定軸4が焼嵌め
などにより高精度に取付けられている。また、固定軸4
を高精度に取付けるために、該固定軸4が嵌合する固定
側下ドラムの焼嵌め部1bの長さを長くするなどの工夫
がなされている。一方、固定軸4に対して、玉軸受2,
3を焼き嵌め等により回転側上ドラム9の軸受部に嵌合
して形成された回転側上ドラムアッセンブリィは、固定
軸4と玉軸受2,3が微少隙間嵌合となるように構成さ
れている。回転側上ドラム9には磁気テープ(図示せ
ず)に記録、再生するための磁気ヘッド10が、取付ビ
ス11により所定の精度にて取付けられている。また、
段差調整ビス12は磁気ヘッド10の高さを微小調整す
るために回転側上ドラム9に取付けられている。
などにより高精度に取付けられている。また、固定軸4
を高精度に取付けるために、該固定軸4が嵌合する固定
側下ドラムの焼嵌め部1bの長さを長くするなどの工夫
がなされている。一方、固定軸4に対して、玉軸受2,
3を焼き嵌め等により回転側上ドラム9の軸受部に嵌合
して形成された回転側上ドラムアッセンブリィは、固定
軸4と玉軸受2,3が微少隙間嵌合となるように構成さ
れている。回転側上ドラム9には磁気テープ(図示せ
ず)に記録、再生するための磁気ヘッド10が、取付ビ
ス11により所定の精度にて取付けられている。また、
段差調整ビス12は磁気ヘッド10の高さを微小調整す
るために回転側上ドラム9に取付けられている。
【0012】更に、回転側上ドラム9には磁気ヘッド1
0により得られた信号を伝えるためのロータリトランス
ロータ7が接着などによる取付けられている。また、固
定側下ドラム1には、回転側で得られた信号を回路側
(図示せず)へ送るためのロータリトランスステータ8
が接着などにより固定されている。前記固定軸4に隙間
嵌合された玉軸受2,3を含む軸受部は、予圧カラー5
によりスラスト方向のガタを取り、一定力で位置決めさ
れている。なお、予圧カラー5は取付ネジ20によりド
ラムシャフト4に固定されている。また、回転側上ドラ
ム9には、ドラムモータロータ15が取付ビス19によ
り固定されており、これに対向するドラムモータステー
タ14が取付ビス6にて予圧カラー5に取り付けられて
いる。
0により得られた信号を伝えるためのロータリトランス
ロータ7が接着などによる取付けられている。また、固
定側下ドラム1には、回転側で得られた信号を回路側
(図示せず)へ送るためのロータリトランスステータ8
が接着などにより固定されている。前記固定軸4に隙間
嵌合された玉軸受2,3を含む軸受部は、予圧カラー5
によりスラスト方向のガタを取り、一定力で位置決めさ
れている。なお、予圧カラー5は取付ネジ20によりド
ラムシャフト4に固定されている。また、回転側上ドラ
ム9には、ドラムモータロータ15が取付ビス19によ
り固定されており、これに対向するドラムモータステー
タ14が取付ビス6にて予圧カラー5に取り付けられて
いる。
【0013】また、回転側上ドラム9と、固定側下ドラ
ム1とのアースをとるためのアースブラシ16は、固定
側下ドラム1のドラムシャフト4の焼嵌め部1bの近傍
に設けられたスペース1dに収納されている。アースブ
ラシ16は、アースブラシチップ16aと、それを取付
けている板バネ17とにより構成され、該板バネ17の
外周面17aと、固定側下ドラム1のアースブラシ収納
部の外側のカバー1aは隙間嵌合にて挿入が可能となっ
ており、アースブラシ16は大きくずれないよう(偏芯
しないよう)になっている。また、板バネ17は固定側
下ドラム1のアースブラシ収納部底面1cに密着する部
分17bがリング状に形成され、さらに、バネ部として
動作する部分17cとに分かれ、該動作部分17cのバ
ネ部先端にはアースブラシチップ16aが接着などによ
り取付けられている。
ム1とのアースをとるためのアースブラシ16は、固定
側下ドラム1のドラムシャフト4の焼嵌め部1bの近傍
に設けられたスペース1dに収納されている。アースブ
ラシ16は、アースブラシチップ16aと、それを取付
けている板バネ17とにより構成され、該板バネ17の
外周面17aと、固定側下ドラム1のアースブラシ収納
部の外側のカバー1aは隙間嵌合にて挿入が可能となっ
ており、アースブラシ16は大きくずれないよう(偏芯
しないよう)になっている。また、板バネ17は固定側
下ドラム1のアースブラシ収納部底面1cに密着する部
分17bがリング状に形成され、さらに、バネ部として
動作する部分17cとに分かれ、該動作部分17cのバ
ネ部先端にはアースブラシチップ16aが接着などによ
り取付けられている。
【0014】なお、板バネ17と固定側下ドラムのアー
スブラシ収納部1dの内側径1eとは隙間となるよう構
成されている。また、板バネ17のバネ部17cはフリ
ーの状態では図1よりも角度を有しており、組立時には
アースブラシ17を固定側下ドラムのアースブラシ収納
部1dに入れて回転側上ドラム9をドラムシャフト4に
沿って挿入すると、回転側上ドラム9に取付けられた玉
軸受の外輪端面2aとアースブラシチップ16aの先端
が接触してアースがとれるようになっている。なお、ア
ースブラシ16は、図1に示すように、固定側下ドラム
1の底面と回転側上ドラム9に焼嵌めされた玉軸受の外
輪端面2aにてサンドイッチされるために、特にアース
ブラシ16をビス止めしなくてもズレたりすることを防
ぐことができる。
スブラシ収納部1dの内側径1eとは隙間となるよう構
成されている。また、板バネ17のバネ部17cはフリ
ーの状態では図1よりも角度を有しており、組立時には
アースブラシ17を固定側下ドラムのアースブラシ収納
部1dに入れて回転側上ドラム9をドラムシャフト4に
沿って挿入すると、回転側上ドラム9に取付けられた玉
軸受の外輪端面2aとアースブラシチップ16aの先端
が接触してアースがとれるようになっている。なお、ア
ースブラシ16は、図1に示すように、固定側下ドラム
1の底面と回転側上ドラム9に焼嵌めされた玉軸受の外
輪端面2aにてサンドイッチされるために、特にアース
ブラシ16をビス止めしなくてもズレたりすることを防
ぐことができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。すなわち、軸固定
タイプの回転ドラム装置のアースブラシ機構において、
固定軸部付近の固定側下ドラムにアースブラシを収納す
るスペースを設け、軸受部をドラムシャフトに沿って挿
入する玉軸受の外輪端面と固定側下ドラムのアースブラ
シ収納部底面とでアースブラシを収納する形をとること
により、アースブラシの取付をビスなしで、しかも固定
側下ドラムに挿入するだけで組立できるような簡略化を
図ると共に、アースブラシが密閉された状態にあるので
板バネが変形しないこと、また、アースブラシの削れカ
スが飛散したりしない等の数多くのメリットを得ること
ができる。
によると、以下のような効果がある。すなわち、軸固定
タイプの回転ドラム装置のアースブラシ機構において、
固定軸部付近の固定側下ドラムにアースブラシを収納す
るスペースを設け、軸受部をドラムシャフトに沿って挿
入する玉軸受の外輪端面と固定側下ドラムのアースブラ
シ収納部底面とでアースブラシを収納する形をとること
により、アースブラシの取付をビスなしで、しかも固定
側下ドラムに挿入するだけで組立できるような簡略化を
図ると共に、アースブラシが密閉された状態にあるので
板バネが変形しないこと、また、アースブラシの削れカ
スが飛散したりしない等の数多くのメリットを得ること
ができる。
【図1】本発明による回転ドラム装置の一実施例を説明
するための構成図である。
するための構成図である。
【図2】従来の回転ドラム装置を示す図である。
1…固定側下ドラム、1a…カバー、1b…焼嵌め部、
1c…アースブラシ収納部底面、1d…スペース(アー
スブラシ収納部)、1e…内側径、2,3…玉軸受、2
a…外輪端面、4…ドラムシャフト(固定軸)、5…予
圧カラー、6…取付ビス、7…ロータリトランスロー
タ、8…ロータリトランスステータ、9…回転側上ドラ
ム、10…磁気ヘッド、11…取付ビス、12…段差調
整ビス、13…ドラムベース、14…ドラムモータステ
ータコア、15…ドラムモータロータ、16…アースブ
ラシ、16a…アースブラシチップ、17…板バネ、1
7a…外周面、17b…密着部分、17c…動作部分、
18,19…取付ビス、20…取付ネジ。
1c…アースブラシ収納部底面、1d…スペース(アー
スブラシ収納部)、1e…内側径、2,3…玉軸受、2
a…外輪端面、4…ドラムシャフト(固定軸)、5…予
圧カラー、6…取付ビス、7…ロータリトランスロー
タ、8…ロータリトランスステータ、9…回転側上ドラ
ム、10…磁気ヘッド、11…取付ビス、12…段差調
整ビス、13…ドラムベース、14…ドラムモータステ
ータコア、15…ドラムモータロータ、16…アースブ
ラシ、16a…アースブラシチップ、17…板バネ、1
7a…外周面、17b…密着部分、17c…動作部分、
18,19…取付ビス、20…取付ネジ。
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気テープに磁気記録再生する回転ドラ
ム装置において、固定側下ドラムに固定された固定軸
と、該固定軸に隙間嵌合位置決めし、一対の玉軸受から
なる回転側の軸受部と、回転側上ドラムと固定側下ドラ
ムのアースをとるためのアースブラシとから成り、該ア
ースブラシを回転側の玉軸受下側と固定側下ドラムとの
間に配置したことを特徴とする回転ドラム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1812893A JPH06208702A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 回転ドラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1812893A JPH06208702A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 回転ドラム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06208702A true JPH06208702A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11962973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1812893A Pending JPH06208702A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 回転ドラム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06208702A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030065087A (ko) * | 2002-01-29 | 2003-08-06 | 삼성전자주식회사 | 테이프 레코더의 헤드드럼 접지구조 |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP1812893A patent/JPH06208702A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030065087A (ko) * | 2002-01-29 | 2003-08-06 | 삼성전자주식회사 | 테이프 레코더의 헤드드럼 접지구조 |
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