JPH0620862Y2 - 手提金庫 - Google Patents

手提金庫

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JPH0620862Y2
JPH0620862Y2 JP10866888U JP10866888U JPH0620862Y2 JP H0620862 Y2 JPH0620862 Y2 JP H0620862Y2 JP 10866888 U JP10866888 U JP 10866888U JP 10866888 U JP10866888 U JP 10866888U JP H0620862 Y2 JPH0620862 Y2 JP H0620862Y2
Authority
JP
Japan
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operating
locking piece
operating plate
plate
lock
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10866888U
Other languages
English (en)
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JPH0230478U (ja
Inventor
康夫 安田
Original Assignee
プラススチール工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は手提金庫の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来の手提金庫はダイヤルを回して施錠する所謂ダイヤ
ル錠式で、機械的構造は複雑となり、ダイヤル合せに手
数を要する欠点があった。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の課題は、従来の構造に比べ機構的に簡略化し、
特に施錠及び解錠動作が迅速確実に行うことができる手
提金庫を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の手段は、庫体内に設けた錠ケースに作動板の一
端を上下動可能に枢着し、錠ケースには、蓋に固定した
係止片が係離する錠止片を作動板と重なる状態で枢着
し、先端の錠止部を錠ケース上面に開設した係止片挿入
孔にのぞませ、作動板の開放先端にソレノイドプランジ
ャーによって解錠動作を行なうセットレバーの係離段部
を形成し、かつ作動板は庫体外面に露出したハンドルと
接続し、前記ソレノイドを動作させる操作手段を庫体外
面に設け、作動板錠止片及びセットレバーにそれぞれ復
帰ばねを作用させたことである。
[実施例] 第1図において1は庫体、2は蓋、3は施錠機構を操作
するためのハンドル、4は解錠電子回路操作ボタン群で
ある。
施錠機構は第2図に示す構造を備えており、以下説明す
る。
庫体1の内部正面側に錠ケース5を設け、細長い作動板
6の一端をピン9により錠ケース5の内部に枢着し、連
結杆8によりハンドル3と作動板6とを連結し、錠ケー
ス5の下面に固定したU形線ばね7の先端部をX状に交
差させて連結杆8に引掛け、作動板6を下方に付勢する
ように線ばね7を作用させる。作動板6の手前にはピン
9を利用して錠止片8を枢着し、更に錠ケース5に固定
した別のピン9′は作動板6の長孔18より突出して錠
止片8と対向して錠止片10を枢着し、両錠止片8,1
0は互いに連けいする係合片8,10を設けると共
に形の錠止部8,10を備えており、この錠止部
,10を錠ケース5の上面に形成した蓋2の係止
片11,12の挿入孔13,14に一部が露出するよう
に位置させ錠止部8,10間にコイルばね15の両
端を引掛ける。図中16は作動板6の一部を切り起して
形成した錠止片8,10の操作突片、17は受止ピンで
錠ケース5より作動板6の長孔18′を経て突出し、係
合片8を受け止める。19は鍵孔20(第1図)に鍵
を挿込んで施錠するために作動板6の一部を切り起して
形成した鍵によるロック片を示す。
作動板6の開放端にセットレバー26の段部22に係離
する段部23を形成し、セットレバー26は下端をピン
24により錠ケース5に枢着し、上端を錠ケース5に固
定したソレノイド25のプランジャー30に連結させ、
庫体正面のボタン4を押してソレノイド25に電流が通
じるとプランジャー30は引かれセットレバー26が動
かされる。21はセットレバー26の復帰ばねである。
[作用] 施錠せず、蓋を閉じたときは第2図のようにセットレバ
ー26の段部22と作動板6の係離段部23は係止する
ことなく離れ、錠止片8,10は係合している。この状
態でハンドルを押し下げると、第3図のように錠止片は
ばねに抗して開き蓋を開けることができる。
また、第2図の状態でハンドル3を持上げると、作動板
6はピン9を支点に第4図に示すようにばね7に抗して
上昇するので、係離段部23はセットレバー26の段部
22に引掛り、ハンドル3及び作動板6は固定状態とな
り、ソレノイド25に電流が流れるとセットレバーは動
き、作動板は自由となる。
[効果] 本考案によれば、ハンドルの上下動操作のみにより蓋の
開放作動並びに施錠動作ができ、構成も簡単で、製作上
有利であり、故障のおそれもなく手提金庫として実益の
ある考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る手提金庫の一実施例を示す斜視
図、第2図は蓋を閉じた内部機構の正面図、第3図はハ
ンドルを下げて蓋を開けたときの正面図、第4図はハン
ドルを上げて施錠したときの正面図である。 1……庫体、2……蓋、3……ハンドル、6……作動
板、8,10……錠止片、25……ソレノイド、26…
…セットレバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(a)(b)(c)(d)4要素の結合から成り立
    つ手提金庫。 (a)庫体内に設けた錠ケースに作動板の一端を上下動可
    能に枢着したこと、 (b)錠ケースには、蓋に固定した係止片が係離する錠止
    片を作動板と重なる状態で枢着し、先端に錠止部を錠ケ
    ース上面に開設した係止片挿入孔にのぞませたこと、 (c)作動板の開放先端にソレノイドプランジャーによっ
    て解錠動作を行なうセットレバーの係離段部を形成し、
    かつ作動板は庫体外面に露出したハンドルと接続したこ
    と、 (d)前記ソレノイドを動作させる操作手段を庫体外面に
    設け、作動板錠止片及びセットレバーにそれぞれ復帰ば
    ねを作用させたこと。
JP10866888U 1988-08-18 1988-08-18 手提金庫 Expired - Lifetime JPH0620862Y2 (ja)

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JP10866888U JPH0620862Y2 (ja) 1988-08-18 1988-08-18 手提金庫

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JP10866888U JPH0620862Y2 (ja) 1988-08-18 1988-08-18 手提金庫

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Publication Number Publication Date
JPH0230478U JPH0230478U (ja) 1990-02-27
JPH0620862Y2 true JPH0620862Y2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=31344221

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JP10866888U Expired - Lifetime JPH0620862Y2 (ja) 1988-08-18 1988-08-18 手提金庫

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USD985227S1 (en) * 2022-07-21 2023-05-02 Didi Feng Time locking container

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JP2010095970A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Elm International:Kk 扉の解錠・施錠装置
TW201211371A (en) * 2010-08-23 2012-03-16 Shyh Ru Metallic Ind Corp Electronic cash box

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JPH0230478U (ja) 1990-02-27

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