JPH0620792Y2 - ブーム等を装備した作業車のターンテーブルの側板構造 - Google Patents

ブーム等を装備した作業車のターンテーブルの側板構造

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JPH0620792Y2
JPH0620792Y2 JP2938288U JP2938288U JPH0620792Y2 JP H0620792 Y2 JPH0620792 Y2 JP H0620792Y2 JP 2938288 U JP2938288 U JP 2938288U JP 2938288 U JP2938288 U JP 2938288U JP H0620792 Y2 JPH0620792 Y2 JP H0620792Y2
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JP
Japan
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turntable
side plate
plate
work vehicle
boom
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JP2938288U
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Inventor
宏一 小島
峰之 藤本
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Aichi Corp
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Aichi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばテーブルの旋回軸線と直交しない横軸
線上にブーム等を支承する枢軸を配置する構造の側板、
即ち側板上方を折曲加工乃至湾曲加工することにより前
方に突出せしめたターンテーブルの側板構造に関するも
のである。
〔従来技術〕
従来の高所作業車20に於けるブーム21等を支承し、かつ
旋回させるターンテーブル22の両側板23の構造、特に第
3図(a)、(b)、(c)に示す如く、ターンテーブル22のテー
ブル22aの旋回軸線Yと直交しない横軸線X上にブーム2
1等を支承する枢軸21aを配置する構造(側板上方を折曲
加工乃至湾曲加工することにより前方乃至後方に突出せ
しめた側板構造)の両側板23、23は図に示した如く、所
定の厚さを有する一枚の鋼板を裁断して所定の形状の側
板材の四枚を得、この内の二枚をペアーとして
対向させ、かつ両者間に当板を介在させて所定の溶接
を施して中空構造の両側板23、23を得ているのが実情で
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の様な両側板23、23の構成は所定の厚さを有する一
枚の鋼板を裁断して所定の形状の側板材の四枚
を得、この内の二枚をペアーとして対向させ、かつ両者
間に当板を介在させて所定の溶接を施して中空構造の
両側板23、23を得るものであるから、第1の問題は側板
材の裁断加工精度を向上させることが非常に困
難であると共に、第2の問題は当板を介在して中空構
造に加工する際の溶接歪みを十分に避けられず、従って
高精度を要するターンテーブル22を得ることが出来なか
った。又、従来の両側板23、23は前述した如く、所定の
厚さを有する一枚の鋼板を裁断して所定の形状の側板材
の四枚を得て構成するものであるから、コスト
が非常に高くなり、かつ鋼板の厚みを選定するについて
も最も強度を要する部分に合わせて鋼板材を選定しなけ
ればならないから、あまり強度を要しない部分も同一鋼
板材で構成するため部材に無駄が生じ、高コスト化をも
たらしてしまう等の問題があった。
〔考案の目的と課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところはブーム等を装備した作業車のターンテ
ーブルの側板構造を提供することにあり、その構成はテ
ーブル上に一対の側板を立設したターンテーブルに於い
て、前記両側板を上板体及び下板体から成る二部材を所
定の位置で接合すべく構成する。
〔作用〕
上記の様な構成を採用することにより、側板が折曲乃至
湾曲に加工される場合であっても、裁断加工処理を簡素
化でき高精度を出すことが可能で、しかも折曲乃至湾曲
部の溶接箇所を可能な限り少なくして溶接歪み等による
精度の低下を無くして品質の向上を図り、同時に低コス
トなターンテーブルを得ることにある。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図(a)、(b)、(c)に基づいて本考案
に係るブーム等を装備した作業車のターンテーブルの側
板構造の一実施例を詳細に説明する。
同図中1は本考案に係るターンテーブルの側板構造を採
用した作業車であり、2は後述する側板構造により製作
したターンテーブル、3は前記ターンテーブル2に基端
を枢着し、起伏シリンダー4により起伏すると共に、内
蔵した伸縮シリンダーにより所定伸縮するブーム、5は
前記ブーム3の先端に装備された作業機(本実施例では
仮支持工法を行うセンターポール装置を図示して説明す
る)である。
即ち、前述したターンテーブル2の構成はテーブル6上
に立設する一対の側板7、7を上板体8(側板の上方折
曲した部分を構成する部材)と下板体(側板の下方の略
垂直部分を構成する部材)9とで構成し、これら上下板
体8、9の上端部9a及び下端部8aを所定の幅ラップ
させて溶接一体化して片側側板7を構成する一枚の側板
材7aを加工し、しかる後比較的薄い鋼板材により裁断
加工して得たサブ側板材7bを同図(a)に示した如く対
向配置せしめ、両者間の上部に当板10を介在配置すると
共に、下部に折材11を介在配置して所定箇所の溶接を施
して両側板7、7の全体を構成し、前記テーブル6上に
所定の間隔をもって相対向立設することによりターンテ
ーブル2を構成するものである。同図中12は前記テーブ
ル2bの旋回軸線Yと直交しない横軸線X上に差し渡し
配置した前記ブーム3の枢軸、13は前記ブーム3の起伏
シリンダー4の枢軸、14a、14bは前記両側板7、7を連
結する補強プレート、15a、15bは前記起伏シリンダー4
の枢軸13の軸受板である。
上記の実施例に基づいて本考案に係るブーム等を装備し
た作業車のターンテーブルの側板構造の作用を説明す
る。
即ち、本考案に係るブーム等を装備した作業車のターン
テーブルの側板はテーブル6上に立設する一対の側板
7、7を上板体8(側板の上方折曲した部分を構成する
部材)と下板体(側板の下方の略垂直部分を構成する部
材)9とで構成し、これら上下板体8、9の上端部8a
及び下端部9aを所定の幅ラップさせて溶接一体化して
片側側板7を構成する一枚の側板材7aを加工し、しか
る後サブ側板材7bを対向配置せしめ、両者間の上部に
当板10を介在配置すると共に、下部に折材11を介在配置
して所定箇所に溶接を施して両側板7、7の全体を構成
し、前記テーブル6上に所定の間隔をもって相対向立設
することによりターンテーブル2を構成したものである
から、両側板7、7の構成に当たり鋼板の裁断加工が極
めて容易となり、しかも裁断に当たって曲線乃至折曲部
の裁断処理箇所が非常に少ないから裁断加工精度が著し
く向上する。又、前記両側板7、7は上板体8(側板の
上方折曲した部分を構成する部材)と下板体(側板の下
方の略垂直部分を構成する部材)9の二部材で構成した
ので、鋼板材の選定に当たって強度を要する部分には厚
みの有る鋼板材を選択して用いることが極めて容易であ
るから、全体を同一鋼板材を裁断して側板を構成してい
た従来の側板構造に較べてコストを大幅にダウンさせる
ことが出来る。かつまた、前記上下板体8、9の上端部
8a及び下端部9bを所定の幅ラップさせて溶接一体化
して両側板7、7を構成するものであるから、溶接歪み
が非常に少なく、従ってブーム3及び起伏シリンダー4
を支承する枢軸13、14を高精度で保持することができ安
全性を大幅に向上させることが可能に成る。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明した如く、本考案はテーブル上に一対
の側板を立設したターンテーブルに於いて、前記両側板
を上板体及び下板体から成る二部材を所定の位置で接合
すべく構成したので、側板が折曲乃至湾曲に加工される
場合であっても、裁断加工処理を簡素化でき高精度を出
すことが可能で、しかも折曲乃至湾曲部の溶接箇所を可
能な限り少なくして溶接歪み等による精度の低下を無く
して品質の向上を図り、同時に低コストなターンテーブ
ルを得ることが出来る等種々の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係るブーム等を装備した作業車のター
ンテーブルの側板構造を採用した作業車の一実施例を示
す側面図、第2図(a)は本考案に係るターンテーブルの
構造示す要部斜視図、同図(b)は同上ターンテーブルの
平面図、同図(c)は同上ターンテーブルの側面図、第3
図(a)、(b)、(c)は従来のターンテーブルの構造を示す説
明図である。 1…作業車、2…ターンテーブル、3…ブーム、4…起
伏シリンダー、5…作業機、6…テーブル、7、7…一
対の側板、7a…側板材、7b…サブ側板材、8…上板
体、8a…上端部、9…下板体、9a…下端部、10…上
部の当板、11…下部に折材、12…枢軸、13…枢軸、14a、
14b…補強プレート、15a、15b…軸受板、Y…旋回軸線、
X…横軸線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブル上に一対の側板を立設したターン
    テーブルに於いて、前記両側板を上板体及び下板体から
    成る二部材を所定の位置で接合して構成したことを特徴
    とするブーム等を装備した作業車のターンテーブルの側
    板構造。
JP2938288U 1988-03-06 1988-03-06 ブーム等を装備した作業車のターンテーブルの側板構造 Expired - Lifetime JPH0620792Y2 (ja)

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JP2938288U JPH0620792Y2 (ja) 1988-03-06 1988-03-06 ブーム等を装備した作業車のターンテーブルの側板構造

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Publication Number Publication Date
JPH01132695U JPH01132695U (ja) 1989-09-08
JPH0620792Y2 true JPH0620792Y2 (ja) 1994-06-01

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