JPH06207680A - アンロード弁 - Google Patents

アンロード弁

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Publication number
JPH06207680A
JPH06207680A JP370393A JP370393A JPH06207680A JP H06207680 A JPH06207680 A JP H06207680A JP 370393 A JP370393 A JP 370393A JP 370393 A JP370393 A JP 370393A JP H06207680 A JPH06207680 A JP H06207680A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
pressure
port
pressure receiving
hollow
Prior art date
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Pending
Application number
JP370393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Ishihama
和義 石浜
Kazunori Ikei
和則 池井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3つの受圧部を有するアンロード弁とする。 【構成】 バルブ本体30の段付き形状のバルブ孔31
に段付き形状のバルブ38を嵌挿してそのバルブ38の
段部41を入口ポート35に臨ませることで第1の受圧
部とし、かつバルブ38の他側小径部40の端面40a
を第2の受圧部とし、バルブ38の一側大径部39に入
口ポート35を中空部44に連通する細孔45及び中空
部44をタンクポート36に連通・遮断するポート46
を形成して中空部44の底面44aを第3の受圧部と
し、第1・第2の受圧部に作用する圧油でバルブ38を
中空部44とタンクポート36を遮断する方向に押さ
れ、第3の受圧部に作用する圧油でバルブ38を中空部
44とタンクポート36を連通する方向に押されるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ポンプの吐出圧油
をクローズドセンタの操作弁によってアクチュエータに
供給する圧油供給装置に用いるアンロード弁に関する。
【0002】
【従来の技術】クローズドセンタの操作弁を用いた圧油
供給装置は例えば図1に示すように構成してある。すな
わち、油圧ポンプ1の吐出路2を操作弁3の入口ポート
4にチェック弁5を介して接続し、操作弁3の第1・第
2アクチュエータポート6,7を第1・第2回路8,9
でアクチュエータ10に接続して、操作弁3を中立位置
Aから圧油供給位置Bに切換えることで油圧ポンプ1の
吐出圧油をアクチュエータ10に供給している。
【0003】しかしながら、クローズドセンタの操作弁
3は中立位置Aとした時に入口ポート4を閉塞するの
で、油圧ポンプの吐出圧油が行き止まりとなって吐出圧
が高くなるので、前記吐出路2にアンロード弁11を設
け、このアンロード弁11を第1受圧部12に作用する
吐出圧力P1 で開口面積大側に押し、第2受圧部13に
作用する負荷圧P2 で開口面積小側に押す構造とし、そ
の第2受圧部13を負荷圧検出回路14に接続してあ
る。
【0004】この圧油供給装置であれば、操作弁3が中
立位置Aの時にアンロード弁11の第2受圧部13に作
用する負荷圧P2 がゼロとなるので、アンロード弁11
が開口面積大側に押されて油圧ポンプ1の吐出圧油をタ
ンク15に流出して吐出圧P1 が高くならないように
し、操作弁3を圧油供給位置Bとすれば負荷圧P2 がア
ンロード弁11の第2受圧部13に供給されて開口面積
が減少するから吐出圧P1 が負荷圧P2 に応じて高くな
る。
【0005】かかる圧油供給装置であると、アンロード
弁11は吐出圧P1 と負荷圧P2 の差圧を一定とするよ
うに作動するので、油圧ポンプ1を駆動するエンジン1
6の回転速度が変化して油圧ポンプ1の単位時間当り吐
出量が変化してもアクチュエータ10に供給される油量
が一定となり、アクチュエータの作動速度をエンジン回
転速度で制御できない。
【0006】そこで、本出願人は先に油圧ポンプ1の吐
出路2におけるアンロード弁11より油圧ポンプ1側に
絞りを設け、この絞りの上流側圧力でアンロード弁11
を開口面積小側に押す構成とし、油圧ポンプ1の単位時
間当り吐出量によって絞り前後の圧力差が変り、それに
よってアンロード弁11の開口面積を増減するからエン
ジン回転速度でアクチュエータへの供給油量を制御でき
るようにした圧油供給装置を出願した。
【0007】すなわち、図2に示すように、吐出路2に
おけるアンロード弁11より油圧ポンプ1側に絞り20
を設け、この絞り20の上流側に回路21を接続し、こ
の回路21をアンロード弁11の第3受圧部22に接続
してアンロード弁11の開口面積が絞り20前後の圧力
差で増減するようにしてある。
【0008】しかして、エンジン16の回転速度が速く
なって油圧ポンプ1の単位時間当り吐出量が増大すると
絞り20前後の圧力差が大きくなり、アンロード弁11
は開口面積小側に押されてタンク15に流出する油量が
減少してアクチュエータ10への供給油量が増大する
し、吐出圧P1 と負荷圧P2 の差圧が大きくなる。同様
にエンジン16の回転速度が遅くなって油圧ポンプ1の
単位時間当り吐出量が減少すると絞り20前後の圧力差
が小さくなり、アンロード弁11は開口面積大側に押さ
れてタンク15に流出する油量が増大しアクチュエータ
10への供給油量が減少するし、吐出圧P1 と負荷圧P
2 の差圧が小さくなる。
【0009】このようであるから、操作弁3の操作レバ
ー23の操作ストロークに比例してエンジン回転速度を
速くすれば、操作レバー23の操作ストロークが小さく
操作弁3の開度が小さい時にはエンジン16が低速回転
となってアクチュエータ10への供給油量を減少して微
操作性を向上できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる圧油供給装置に
用いるアンロード弁は第1・第2・第3受圧部を有する
から、そのアンロード弁をコンパクトに構成することは
困難であり、前述の圧油供給装置を実用化する上で大き
な課題となっている。
【0011】そこで、本発明は第1・第2・第3受圧部
を有するコンパクトなアンロード弁を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】弁本体30に一側大径孔
32と他側小径孔33より成る段付き形状のバルブ孔3
1を形成し、この一側大径孔32に開口した入口ポート
35とタンクポート36と出口ポート37を形成し、中
空形状の一側大径部39と他側小径部40で段付き形状
のバルブ38をバルブ孔31に嵌合してその段部41を
入口ポート35に臨ませて第1の受圧部とし、かつ他側
小径部40を他側小径部33に嵌合して端面40aを第
2の受圧部とし、前記一側大径部39に入口ポート35
を中空部44に連通する細孔45を形成して中空部底面
44aを第3の受圧部とし、前記一側大径部39に中空
部44をタンクポート36に連通・遮断するポート46
を形成し、前記バルブ38を第1の受圧部と第2の受圧
部に作用する圧油で中空部44とタンクポート36を遮
断する方向に押され、前記バルブ38を第3の受圧部に
作用する圧油で中空部44をタンクポート36に連通す
る方向に押されるようにしたアンロード弁。
【0013】
【作 用】段付きのバルブ孔31を有するバルブ本体
30と、中空形状で段付きのバルブ38によって3つの
受圧部を有し、第1・第2の受圧部に作用する圧油で開
口面積が小、第3の受圧部に作用する圧油で開口面積が
大となるアンロード弁を構成できるから、油圧ポンプ1
の吐出路2に設けられて吐出圧と負荷圧と油圧ポンプの
単位時間当り吐出量で開口面積が増減するアンロード弁
をコンパクトにできる。
【0014】
【実 施 例】図3に示すように、弁本体30に形成し
たバルブ孔31は一側大径孔32と他側小径孔33によ
り段付き形状となり、その他側小径孔33と連通した空
洞部34が弁本体30に形成され、前記弁本体30には
一側大径孔32に開口した入口ポート35とタンクポー
ト36と出口ポート37が形成してあり、そのバルブ孔
31内にバルブ38が嵌挿してある。
【0015】前記バルブ38は中空形状の一側大径部3
9と他側小径部40で段付き形状となり、その一側大径
部39が一側大径孔32に嵌合し、かつ他側小径部40
が他側小径孔33に嵌合してバルブ38の段部41が入
口ポート35に臨み、バルブ38は弱いばね42で左方
に押されてプラグ43に当接している。前記一側大径部
39には入口ポート35と中空部44を連通する細孔4
5、中空部44をタンクポート36と出口ポート37に
連通・遮断するポート46、中空部44を出口ポート3
7に連通するポート47が形成され、入口ポート35に
油圧ポンプ1の吐出路2が接続し、タンクポート36は
タンク15に接続し、出口ポート37が操作弁3に接続
し、空洞部34が負荷圧検出路14に接続している。
【0016】次に作動を説明する。油圧ポンプ1の吐出
圧油は入口ポート35より細孔45、中空部44、ポー
ト46、ポート47より出口ポート37に流れ、その細
孔45の上流側と下流側に圧力差が生じると共に、バル
ブ38の段部41には細孔45の上流側圧力が作用して
ポート46とタンクポート36を遮断する方向に押さ
れ、中空部44の底面44aに作用する細孔45の下流
側圧力でバルブ38はポート46とタンクポート36を
連通する方向に押されるから、前記段部41が図2にお
ける第3受圧部22となり、中空部底面44aが図2に
おける第1受圧部12となる。また、他側小径部40の
端面40aに作用する圧力でバルブ38はポート46と
タンクポート36を遮断する方向に押されるから、その
他側小径部40の端面40aが図2における第2受圧部
13となる。これによって、図2に示す第1・第2・第
3受圧部12,13,22を有するアンロード弁11と
なる。
【0017】
【発明の効果】段付きのバルブ孔31を有するバルブ本
体30と、中空形状で段付きのバルブ38によって3つ
の受圧部を有し、第1・第2の受圧部に作用する圧油で
開口面積が小、第3の受圧部に作用する圧油で開口面積
が大となるアンロード弁を構成できるから、油圧ポンプ
1の吐出路2に設けられて吐出圧と負荷圧と油圧ポンプ
の単位時間当り吐出量で開口面積が増減するアンロード
弁をコンパクトにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の圧油供給装置の構成説明図である。
【図2】先に出願した圧油供給装置の構成説明図であ
る。
【図3】本発明のアンロード弁の詳細断面図である。
【符号の説明】
1…油圧ポンプ、2…吐出路、3…操作弁、10…アク
チュエータ、11…アンロード弁、14…負荷圧検出
路、30…弁本体、31…バルブ孔、32…一側大径
部、33…他側小径部、35…入口ポート、36…タン
クポート、37…出口ポート、38…バルブ、39…一
側大径部、40…他側小径部、41…段部、44…中空
部、45…細孔、46…ポート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体30に一側大径孔32と他側小径
    孔33より成る段付き形状のバルブ孔31を形成し、こ
    の一側大径孔32に開口した入口ポート35とタンクポ
    ート36と出口ポート37を形成し、中空形状の一側大
    径部39と他側小径部40で段付き形状のバルブ38を
    バルブ孔31に嵌合してその段部41を入口ポート35
    に臨ませて第1の受圧部とし、かつ他側小径部40を他
    側小径部33に嵌合して端面40aを第2の受圧部と
    し、 前記一側大径部39に入口ポート35を中空部44に連
    通する細孔45を形成して中空部底面44aを第3の受
    圧部とし、前記一側大径部39に中空部44をタンクポ
    ート36に連通・遮断するポート46を形成し、 前記バルブ38を第1の受圧部と第2の受圧部に作用す
    る圧油で中空部44とタンクポート36を遮断する方向
    に押され、前記バルブ38を第3の受圧部に作用する圧
    油で中空部44をタンクポート36に連通する方向に押
    されるようにしたアンロード弁。
JP370393A 1993-01-13 1993-01-13 アンロード弁 Pending JPH06207680A (ja)

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JP370393A JPH06207680A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 アンロード弁

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JP370393A JPH06207680A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 アンロード弁

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JPH06207680A true JPH06207680A (ja) 1994-07-26

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ID=11564732

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JP370393A Pending JPH06207680A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 アンロード弁

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JP (1) JPH06207680A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9141114B2 (en) * 2006-03-09 2015-09-22 Abb Research Ltd. Method and a system for feedback control or monitoring of an oil or gas production system and computer program product

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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