JPH0620711Y2 - 安全装置を備えた車両の4輪操舵装置 - Google Patents

安全装置を備えた車両の4輪操舵装置

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JPH0620711Y2
JPH0620711Y2 JP1986027560U JP2756086U JPH0620711Y2 JP H0620711 Y2 JPH0620711 Y2 JP H0620711Y2 JP 1986027560 U JP1986027560 U JP 1986027560U JP 2756086 U JP2756086 U JP 2756086U JP H0620711 Y2 JPH0620711 Y2 JP H0620711Y2
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茂樹 古谷
勇 竹間
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両の前後輪を共に転舵するようにした4輪操
舵装置、特に後輪転舵機構中の流体圧アクチユエータ及
びこの流体圧アクチユエータを制御するための制御弁手
段用の流体圧系統に如何なる態様で失陥が発生したとき
にも安全を確保する安全装置を備えた4輪操舵装置に関
する。
(従来技術) 従来、4輪操舵装置は種々な構成のものが提案されてい
るが、後輪転舵機構に流体圧アクチユエータを使用した
ものがある(例えば特開昭59−128054号公報参
照)。これらのものは、流体圧系統に失陥が生じた時、
流体圧アクチユエータに力がなくなり後輪側などからの
外力により流体圧アクチユエータが動かされて、その結
果車両が動揺してしまうという問題がある。
(考案の目的) 従つて、本考案の目的は、流体圧系統に如何なる態様で
失陥が生じた時にも車両の動揺が生じないようにした安
全装置付きの4輪操舵装置を提供することにある。
(考案の構成) この目的を達成するために、本考案による4輪操舵装置
においては、後輪転舵機構の流体圧アクチユエータ用の
制御弁手段の正常作動時には制御弁手段により流体圧ア
クチユエータが正常に制御されるように両者を通常接続
状態に置き、これら両者に流体圧を供給するために流体
圧系統に失陥状態が発生したときには両者の接続を遮断
して流体圧アクチユエータを失陥状態発生時の状態にほ
ぼ保つ安全装置であつて、流体圧系統に徐々に失陥状態
が発生するときにも上記両者の接続を遮断するための補
助手段を含む安全装置が設けられている。
(実施例) 以下、実施例を説明する。
第1図において、1Rは右前輪、1Lは左前輪、2Rは
右後輪、2Lは左後輪であり、左右の前輪1R、1Lは
前輪転舵機構Aにより連係され、また左右の後輪2R、
2Lは後輪転舵機構Bにより連係されている。
前輪転舵機構Aは、実施例では、それぞれ左右一対のナ
ツクルアーム3R、3Lおよびタイロツド4R、4L
と、該左右一対のタイロツド4R、4L同志を連結する
リレーロツド5と、パワーステアリング機構Cとから構
成されている。この前輪転舵機構Aにはステアリング機
構Dが連係されており、このステアリング機構Dは、本
実施例ではパワーアシスト式とされている。すなわち、
次のようになつている。リレーロツド5にラツク6が形
成される一方、このラツク6と噛合うピニオン7が、シ
ヤフト8を介してハンドル9に連結されている。更に、
リレーロツド5には油圧アクチユエータ10が付設さ
れ、そのシリンダ10a内を2室10b、10cに分け
るピストン10dがリレーロツド5に一体化されてい
る。シリンダ10a内の2室10b、10cは、配管1
1、12を介してシヤフト8に設けたコントロールバル
ブ13に接続されている。このコントロールバルブ13
には、不図示のエンジンにより駆動されるオイルポンプ
14の吐出側に接続された分流弁15より伸びる配管1
6、及び配管17より分岐した配管18が接続されてい
る。このようなパワーステアリング機構Cにより、ハン
ドル9の操作力が倍力(油圧アクチユエータ10の室1
0b或いは10cに対してオイルを供給することによる
倍力)されてリレーロツド5に伝達される。これによ
り、ハンドル9を右に切るような操作をしたときには、
リレーロツド5がパワーアシストされて第1図左方に変
位して、ナツクルアーム3R、3Lがその回動中心3
R′、3L′を中心にして上記ハンドル9の操作変位量
つまりハンドル操舵角に応じた分だけ同図時計方向に転
舵される。同様に、ハンドル9を左に切る操作をしたと
きは、この操作変位量に応じて、左右前輪1R、1Lが
左へ転舵されることとなる。
後輪転舵機構Bも、前輪転舵機構Aと同様に、それぞれ
左右一対のナツクルアーム20R、20Lおよびタイロ
ツド21R、21Lと、該タイロツド21R、21L同
志を連結するリレーロツド22と、油圧式のパワーステ
アリング機構Eを備えた構成とされている。このパワー
ステアリング機構Eについて説明すると、リレーロツド
22には油圧アクチユエータ23が付設されて、そのシ
リンダ23a内を2室23b、23cに画成するピスト
ン23dが、リレーロツド22に一体化されている。次
に本願考案の安全装置につき以下に説明する。この安全
装置は、それぞれ後述するブロックバルブ26、ソレノ
イド弁30、絞り33、37、チエツク弁34、配管3
5、36とから構成されている。前記したシリンダ23
a内の2室23b、23cは、配管24、25を介して
安全弁を構成するブロツクバルブすなわち切換弁26に
接続され、このブロツクバルブ26は配管27、28を
介して制御弁手段を構成するコントロールバルブ29に
接続されている。コントロールバルブ29には、安全装
置の一部を構成するソレノイド弁30より伸びる配管3
1、32が接続されている。配管31、32には、夫
々、コントロールバルブ29に入る手前に絞り33とチ
エツク弁34が設けられている。更に、配管32はチエ
ツク弁34の手前で分岐して配管35を介してブロツク
バルブ26に接続されると共に、配管31は絞り33の
手前で分岐して配管36を介してブロツクバルブ26に
接続されている。両配管31、32は、夫々絞り33と
チエツク弁34の手前において、絞り37を介して相互
接続されている。
ソレノイド弁30には、リザーバタンク40より伸びる
前述の配管17、及び分流弁15より伸びる配管41が
接続されている。上記コントロールバルブ29は、パワ
ーステアリング機構Eの入力部材となる入力軸29a、
及び入力軸29aに連結された出力部材となる出力軸2
9bを有する。
このようなパワーステアリング機構Eにあつては、上記
入力軸29aが所定の一方向へ動かされると、これに応
じて出力軸29bが所定方向に動かされてリレーロツド
22を例えば第1図左方向へ変位させ、これにより、ナ
ツクルアーム20R、20Lがその回動中心20R′、
20L′を中心にして第1図時計方向に回動して、後輪
2R、2Lが右へ転舵される。そして、この転舵の際、
入力軸29aの運動量に応じて、油圧アクチユエータ2
3の室23c内にはオイルが供給されて、上記リレーロ
ツド22を駆動するのを補助する(倍力作用)。同様
に、入力軸29aを逆方向に動かしたときは、この運動
量に応じて、油圧アクチユエータ23の倍力作用を受け
つつ(オイルは室23bへ供給される)、後輪2R、2
Lが左へ転舵されることになる。
第1図中、23e、23fは、リレーロツド22をニー
トラル位置へ付勢しているリターンスプリングである。
ステアリング機構Dと後輪転舵機構Bとは、前輪転舵機
構Aおよび転舵比変更装置Fを介して連係されている。
この転舵比変更装置Fからは、中間ロツド42が前方へ
伸び、その前端部に取付けられたピニオン43が、前輪
転舵機構Aのリレーロツド5に形成したラツク44と噛
合されている。また、転舵比変更装置Fとコントロール
バルブ29とは上記入力軸29aを介して結合されてい
る。
本実施例の場合、転舵比変更装置Fは車速に応じて転舵
比を変更するものである。例えば、低速では後輪2R、
2Lを前輪1R、1Lとは逆方向に転舵し、所定値以上
の車速では同方向に転舵する。
この部分の構成を述べると、制御回路45には、車速セ
ンサ46からの車速信号と転舵比検出センサ47からの
転舵比信号が入力され、両信号の比較結果に基づいて制
御回路45から制御信号が転舵比変更装置Fに出力され
る。このように、フイードバツク制御を行ないつつ、車
速に応じて転舵比変更装置Fにおいて転舵比が設定され
ることになる。第1図中、48にバツテリである。
上記制御回路45とソレノイド弁30とは電気的に接続
されており、後述するような機能を果たす。
ここで第2図乃至第5図を参照して、コントロールバル
ブ29、ブロツクバルブ26、ソレノイド弁30及び油
圧アクチユエータ23の部分について詳述する。第2図
に示す如く、コントロールバルブ29は4方向オープン
タイプのもので、転舵比変更装置Fにより制御されて、
配管31、32と配管27、28間のつながり方を3段
階に切替える。ブロツクバルブ26は4方向クローズド
タイプのもので、スプール26aはコイルバネ50によ
り第2図左方、第3図右方に付勢されている。従つて、
配管36内の油圧より配管35内の油圧の方が高くな
り、配管35内の油が円周溝26b、穴26cを通つて
空間26d内に流れ込む場合にのみ(正常作動時)、ス
プール26aはコイルバネ50の力に打ち勝つて第3図
左方に移動して第4図の状態になる。尚、空間26d
は、Oリング51及び螺合されたプラグ52により密封
されている。
第4図の位置では、配管28は円周溝26eを通つて配
管25に連通され、配管27は円周溝26fを通つて配
管24に連通されている為、油圧アクチユエータ23の
室23b、23cは夫々配管28、27に連通されてこ
の中に油が流れ正常な作動状態となる。すなわち、コン
トロールバルブ29と油圧アクチユエータ23とは、油
圧アクチユエータ23が正常に制御されるような通常接
続状態にある。例えば、転舵比変更装置Fにより制御さ
れて、コントロールバルブ29が第2図右側の状態に切
換つていれば、配管32、28、25を介して油が油圧
アクチユエータ23の左室23bに流れ込んでピストン
23dを右方に押してリレーロツド22を右方に動か
し、後輪2R、2Lを第1図左方に転舵させる。コント
ロールバルブ29が第2図中央の状態に切換れば、油圧
アクチユエータ23の左右室23b、23cは同圧とな
つてリターンスプリング23e、23fの作用や後輪の
セルフアライメント作用により後輪2R、2Lはニユー
トラル位置に復帰しようとする。更に、コントロールバ
ルブ29が第2図左側の状態に切換れば、油圧アクチユ
エータ23の右室23cに油が流れ込んで、後輪2R、
2Lを第1図右方に転舵させる。
次に、油圧系統に失陥が発生して油圧失陥状態となる
か、エンジンが止まつて油圧オフ状態となると、配管3
1、32には油が流れていないためにコントロールバル
ブ29や絞り33によつて圧力降下が生ぜず、配管3
1、32すなわち配管35、36は同圧となる。従つ
て、空間26dと26gは同圧となつてブロツクバルブ
26のスプール26aには油圧差による軸力は発生せ
ず、コイルバネ50で第3図右方に伸されているスプー
ル26aは同方向に動いて第3図の状態になる。この位
置では、配管28、25間及び配管27、24間は流路
が遮断されるために、油圧アクチユエータ23の左右室
23b、23cの油は夫々閉じ込められピストン23d
は固定される。こうして油圧アクチユエータ23は失陥
状態発生時または油圧オフ時の状態にほぼ保たれる。こ
の場合、後輪2R、2Lがいずれかの方向に切られてい
て後輪側から外力がリレーロツド22に加われば、油は
少しづつリークしてリターンスプリング23e、23f
の作用により後輪2R、23Lは徐々にニユートラル位
置に戻ろうとする。
以上の作動は、ソレノイド弁30の電磁コイル55に電
流が流れていてコイルバネ56の付勢力に抗してソレノ
イド弁30が第2図の左側の状態である正常状態にもた
らされている場合のものである。すなわち、正常状態で
は配管41と32、及び配管17と31が分離状態で夫
々接続されていて、これはエンジンキーを回してオンに
した時に制御回路45から電磁コイル55に電流が流れ
て実現される。
これに対し、ソレノイド弁30の第2図右側の状態すな
わち第5図に図示の4ポート開放状態は、コントロール
バルブ29の制御に関係する電気的手段に電気的失陥が
起つたとき、例えばバツテリ48からの電源ラインの切
断、車速センサ46の故障、転舵比検出センサ47の故
障、制御回路45の故障、転舵比変更装置F内のステツ
ピングモータの故障などが起つたときに、これを制御回
路45内の検出手段で判断させ電磁コイル55への電流
をカツトすることで実現される。第5図に示すこの状態
では、配管17、31、32、41は円周溝30a、油
路30b、円周溝30cを介して相互に連通している。
また、スプール30dの両側の空間30e、30fは貫
通孔30gによつて配管17に連通しているので、ヒプ
ール30dの両側の力は均衡し、コイルバネ56の力で
スプール30dは第5図左方に押し付けられている。
正常状態では、励磁された電磁コイル55によりコア5
7は右方に押され、ロツド58によつてスプール30d
がコイルバネ56の力に抗して右方にスライドさせられ
る。この結果、油路30bが閉じられて、高圧側の配管
41、32と低圧側の配管17、31が相互に分離され
る。
今、上記電気的失陥が起つたとすると、上述のようにソ
レノイド弁30は4ポート開放状態となり、ポンプ14
から吐出された油はソレノイド弁30において戻り配管
17の方にバイパスされる。このため、配管41と17
の油圧はほぼ同じになり、従つてブロツクバルブ26に
接続された配管35と36の油圧もほぼ同じになつて、
前述した油圧系統に失陥が発生して起つた油圧失陥状態
と同様な状態が生じる。よつて、前記の油圧失陥状態の
場合と同じことになつて、最終的に油圧アクチユエータ
23が電気的失陥発生時の状態にほぼ保たれる。
このように、本実施例においては油圧系統自体に失陥が
生じても、またコントロールバルブ29の制御に関係す
る電気系統に失陥が生じてもブロツクバルブ26が第3
図に図示の閉鎖状態となり、車両の動揺が防止される。
次に、本考案の主要要素である補助手段を構成するチエ
ツク弁34と固定絞り37の働きを説明する。
油圧失陥が徐々に起る場合には、供給側の配管41、3
2の油が急激に抜けることはなく、従つて、もしチエツ
ク弁34がないと、この際に油圧アクチユエータ23の
中のリターンスプリング23e、23fによりピストン
23dが中立位置に戻ろうとして油がブロツクバルブ2
6及びコントロールバルブ29を通つて逆流するため配
管41、32内の圧力は仲々降下しない。よつて、ブロ
ツクバルブ26に加わる圧力も、配管35の方が配管3
6より高い状態が続き、ブロツクバルブ26と閉鎖状態
に至らないままとなる。
この不具合をなくすために、チエツク弁34と固定絞り
37(具体的には第3図と第4図に示すブロツクバルブ
26のスプール26aに設けた非常に小さい孔)を設け
て、油圧アクチユエータ23からの逆流をチエツク弁3
4で防ぐ一方、高圧側の配管32の油を絞り37から低
圧側の配管31に逃がすことにより、油圧失陥が徐々に
起る場合にも配管31と31、即ち配管35と36の圧
力がほぼ同じになるようにしている。これにより、ブロ
ツクバルブ26はバネ50の力で第3図に図示の閉鎖状
態となる。
このようにして、如何なる態様で油圧失陥状態が起つて
も、確実に車両の動揺が防止される。
(考案の効果) 以上の如く、本考案によれば、後輪転舵機構に流体圧ア
クチユエータが用いられていても、ブロツクバルブの如
き手段に加えてチエツク弁と固定絞りの如き補助手段を
もつて安全装置を構成しているので、如何なる態様で流
体圧失陥状態が発生しても流体圧アクチユエータの各室
は密閉されて外力に対して充分ふんばりを持つに至り、
車両の動揺が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を装備した車両の概略平面
図、第2図は、第1図の主要部分の拡大図、第3図と第
4図はブロツクバルブの作動を説明するための図、第5
図はソレノイド弁の作動を説明するための図である。 〔主要部分の符号の説明〕 A……前輪転舵機構 D……ステアリング機構 23……流体圧アクチユエータ B……後輪転舵機構 29,F……制御弁手段 26,30,33〜37……安全装置 34,37……補助手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 古谷 茂樹 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)考案者 竹間 勇 群馬県前橋市高花台2丁目5番地の8 (72)考案者 島田 悟 群馬県前橋市大友町1丁目1番地の17 (72)考案者 恵田 広 群馬県前橋市駒形町1612番地の10 (56)参考文献 特開 昭60−169369(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前輪転舵装置と、 該前輪転舵装置に連係されたステアリング機構と、 後輪転舵力を生みだす流体圧アクチュエータを含む後輪
    転舵機構と、 少なくともハンドル操舵角に応じて流体圧アクチュエー
    タを制御するための制御弁手段と、 流体タンクと、 該流体タンクから該制御弁手段を経て該流体圧アクチュ
    エータに流体を供給するための高圧配管と、該流体圧ア
    クチュエータから該制御弁手段を経て該流体タンクへと
    流体を戻すための低圧配管とからなる流体圧系統と、 前記流体タンクと前記制御弁手段との間の高圧配管に設
    けられ、前記流体タンクから前記流体圧アクチュエータ
    への流体の流れは許容するが、その逆方向の流れは阻止
    するチェック弁と、 前記流体タンクと前記制御弁手段との間における前記高
    圧配管と前記低圧配管とを連通するが、前記高圧配管か
    ら前記低圧配管へ流れる流体を、通常作動時における前
    記流体圧アクチュエータの機能を妨げない程度に制限す
    る絞りと、 前記流体タンクと前記チェック弁との間の該高圧配管内
    の流体圧が、該低圧配管内の流体圧とほぼ同じになった
    ことに応動して、該流体タンクと該流体アクチュエータ
    間の接続を断つ安全弁とからなっており、 流体圧失陥が徐々に生じたときに、前記チェック弁は、
    前記流体圧アクチュエータからの逆流を防ぐことによ
    り、前記高圧配管内の流体圧の低下を促進させ、前記絞
    りは、前記高圧配管から前記低圧配管への流体の流れを
    許容することにより、該高圧配管内の流体圧と該低圧配
    管内の流体圧とを同じ水準に近付ける車両の4輪操舵装
    置。
JP1986027560U 1986-02-28 1986-02-28 安全装置を備えた車両の4輪操舵装置 Expired - Lifetime JPH0620711Y2 (ja)

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