JPH0620674Y2 - ウエザ−ストリツプのコ−ナ−部接合構造 - Google Patents

ウエザ−ストリツプのコ−ナ−部接合構造

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JPH0620674Y2
JPH0620674Y2 JP1986012515U JP1251586U JPH0620674Y2 JP H0620674 Y2 JPH0620674 Y2 JP H0620674Y2 JP 1986012515 U JP1986012515 U JP 1986012515U JP 1251586 U JP1251586 U JP 1251586U JP H0620674 Y2 JPH0620674 Y2 JP H0620674Y2
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elastically
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JP1986012515U
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孝男 蜂須賀
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Tokai Kogyo Co Ltd
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Tokai Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、エアーの減,加圧作用により縮小,膨出弾
性変形してドアのしまり性,シール性などを良好ならし
めるところの自動車用ウエザーストリップの改良に係
り,くわしくは,ドアのしまり性,シール性能などが良
好なウエザーストリップのコーナー部の接合構造に関す
る。
従来の技術 第8乃至第11図において,自動車5の開閉部6のドア7
の周縁8に固着する取付基部9及びこれに突設の車体開
口側縁10と弾接する中空シール部11からなり,該シール
部11がこれの中空部12内に作用せしめたエアーの減,加
圧により縮小,膨出弾性変形してドアのしまり性,シー
ル性などを良好ならしめるところの断面形状を呈する押
出成形ウエザーストリップ2の両被接合端2aに,該被接
合端2a端面とその外形を同じくする断面形状であって,
該被接合端取付基部9′と接合しかつ周縁コーナー部8a
に固着される型成形取付基部31及びこれに突設の被接合
端中空シール部11′と接合されかつ側縁コーナー部10a
と弾接する型成形非中空シール部32からなる断面形状の
屈曲接合部33を型成形により無端接合したウエザースト
リップのコーナー部の接合構造34において,前記非中空
シール部32が前記のように縮小,膨出弾性変形すること
がなく,第9図のように,ドア7の閉戸によって該シー
ル部32の先端部分がコーナー部10aに若干弾接するのみ
であり,そして,その弾接反発も相当なものであること
からしてこのシール部32の周辺はシール性,ドアのしま
り性などの点が他の部分より劣ると云う欠点がある。そ
れに,該シール部32には前記閉戸時に閉戸圧が集中的に
かかるので摩耗,変形などが起き易く,シール性能が早
期に低下する欠点がある。なお,ウエザーストリップ2
の詳細については,後述するウエザーストリップと同一
である。
考案が解決しようとする問題点 ウエザーストリップのコーナー部の接合構造の欠点であ
るシール性,ドアのしまり性などの問題点を解決せんと
することにある。
問題点を解決するための手段 自動車の開閉部のドア周縁に固着する取付基部及びこれ
に突設の中空シール部からなり,該シール部がエアー圧
により縮小,膨出弾性変形してドアのしまり性,シール
性能などを良好ならしめるところの断面形状を呈する押
出成形ウエザーストリップの両被接合端に,該被接合端
取付基部と接合しかつ周縁コーナー部に固着される型成
形取付基部及びこれに突設の型成形中空シール部からな
り,該シール部がこれの中空部内に作用する前記圧作用
によって前記と同様の性能を発揮する断面構成の屈曲接
合部を型成形により無端接合してなるウエザーストリッ
プの接合構造にある。
作用 中空シール部の中空部内に作用させた圧作用により,該
シール部は縮小,膨出弾性変形してドアのしまり性,シ
ール性などを良好ならしめるが,これと同時に前記作用
圧が屈曲接合部の型成形中空シール部の中空部内に作用
して,該型成形中空シール部が前記と同期的に同じく変
形しドアのしまり性,シール性能などを良好ならしめる
ものである。
実施例 この考案の実施例を第1乃至7図によって詳述する。
第1図は平面図,第2図は装着状態図及び作用の説明
図,第3,4,5,6図は夫々第1図AA,BB,CC,DD
線の断面図を示しB′B′線断面は第4図と対称,第7
図は第1図AA線断面装着時の作用の説明図である。
図中1はこの考案のウエザーストリップのコーナー部接
合構造,2は押出成形ウエザーストリップ,3は型成形
屈曲接合部である。
この考案の接合構造1は,ゴム等の可撓材質からなる押
出成形ウエザーストリップ(図示省略部分がつながって
いる)2の両被接合端2aに,前記と同質の屈曲接合部3
を型成形により無端接合したものである。
前記ウエザーストリップ2は,自動車5の乗降用開閉部
6のドア7の周縁8に固着する取付基部9及びこれに突
設の車体開口側縁10と弾接する中空シール部11からな
り,該シール部11がこれの中空部12内に作用せしめたエ
アーの減,加圧により縮小,膨出弾性変形してシール,
ドアのしまり性などを良好ならしめるところの断面形状
を呈し,くわしくは,該基部9の車外側に前記圧作用で
屈伸可能な断面V字形の屈伸壁部13を有する外側壁部14
及び車内側に内側壁部15を夫々立設し,該壁部13の壁端
と壁部15との間に前記圧作用で凹凸状に弾性変形し側縁
10と非弾接,弾接する膨出状シール壁部16を接続して中
空シール部11を設けた断面構成である。
前記屈曲接合部3は,該被接合端取付基部9′と接合し
かつ周縁コーナー部8aに固着されるほぼ平扁な型成形取
付基部9a及びこれに突設の被接合端中空シール部11′と
接合連通しかつ側縁コーナー部10aと弾接する型成形中
空シール部11aからなり,該シール部11aがこれの型成形
中空部12a内に作用する前記圧作用によって前記のよう
な性能を発揮する断面構成である。そして,前記屈曲接
合部3の両接合端部分3aは前記被接合端2aの端面外形と
ほぼ同形断面にしてコーナーの中央にしたがって順次変
形しその中央ではほぼ蒲鉾形中空断面を呈しており,く
わしくは,両接合端部分3aは前記基部9aの車外側に上端
に前記圧作用により屈伸可能な断面ほぼV字形の屈伸壁
部13aを有する外側壁部14a及び車内側に内側壁部15aを
夫々立設し,該壁部13aの壁端と内側壁部15a端との間に
前記圧作用により凹凸状に弾性変形し側縁コーナー部10
aと非弾接,弾接する膨出状シール壁部16aを接続して型
成形中空シール部分11bを設けた断面構成であり,前記
中央部分3bでは該基部9aの車内,外側に内壁部15b,外
壁部14bを立設し,これら両壁部15b,14b上端に前記圧
作用により凹,凸状に弾性変形し側縁コーナー部10aと
非弾接,弾接する上壁部16bを接続して型成形中空シー
ル部分11cを設けた断面構成になっている。
第1図において,この考案の接合構造は,該ウエザース
トリップ2の両被接合端2aが屈曲接合部3により接合さ
れて無端状(図示省略部分がつながっている)であり,
これを周縁8及びコーナー部8aに装着したDD,AA線
での断面が第2,7図である。該シール部11及び11a
は,その中空部12,12a内が無圧時には第3乃至6図,ま
たは第7,2図二点鎖線のように自由断面を呈している
が,中空部12及び12a内がエアーによる減,加圧手段
(図示略)により減圧されると第2,7図一点鎖線のよ
うに凹状に縮小する。この状態でドア7を閉止すると,
縮小状のシール部11及び11aは図示のように側縁10,コ
ーナー部10aに当接することがなくかつ反発しないの
で,ドア7のしまり性はきわめて良好であり,そして,
ドア閉止後において,該中空部12及び12a内を加圧すれ
ば,シール部11及び11aが実線のように膨出し側縁10,
側縁コーナー部10aに強力に弾接してそのシール性は抜
群となる。このようなドアのしまり性,シール性は,図
示のBB,CC断面(第4,5図)についても同じであ
る。この考案は,ドア7の閉戸時において,そのシール
部11aには従来のように集中して閉戸圧がかゝらないの
で,該シール部11aは摩耗,変形などが少く,シール性
能が長期間安定している。
考案の効果 この考案は以上のように,取付基部及びこれに突設の中
空シール部からなり,該シール部がエアー圧により縮
小,膨出弾性変形してシール,ドアのしまり性などを良
好ならしめるところの断面形状を呈する押出成形ウエザ
ーストリップの両被接合端に,型成形取付基部及びこれ
に突設の型成形中空シール部からなり,該シール部がこ
れの中空部内に作用する前記圧作用によって前記と同様
の性能を発揮する断面構成の屈曲接合部を型成形により
無端接合したので,シール性,シール安定性,ドアのし
まり性,耐久性などの点において優れた効果を発揮しそ
の実用的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の平面図,第2図は第1図D,D線断
面における装着状態図,第3図は第1図A,A線断面,
第4図は第1図B,B線断面図(B′,B′線断面図は
B,B断面と対称),第5図は第1図C,C線断面図,
第6図は第1図D,D線断面図,第7図は第1図A,A
線断面における装着状態図,第8乃至11図は従来技術の
説明図で第8図は平面図,第9図は第8図F,F線断面
における装着状態図,第10図は第8図E,E線断面図,
第11図は第8図F,F線断面図である。 1…この考案のウエザーストリップのコーナー部接合構
造、2…押出成形ウエザーストリップ、3…型成形屈曲
接合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の開閉部のドア周縁に固着する取付
    基部及びこれに突設の車体開口側縁と弾接する中空シー
    ル部からなり,該シール部がこれの中空部内に作用せし
    めたエアーの減,加圧により縮小,膨出弾性変形してド
    アのしまり性,シール性能などを良好ならしめるところ
    の断面形状を呈するゴム等の可撓材質による押出成形ウ
    エザーストリップの両被接合端に、該被接合端取付基部
    と接合しかつ周縁コーナー部に固着されるほぼ扁平な型
    成形取付基部及びこれに突設の被接合端中空シール部と
    接合連通しかつ側縁コーナー部と弾接する型成形中空シ
    ール部からなり,該シール部がこれの型成形中空部内に
    作用する前記圧作用によって同様の性能を発揮する断面
    構成の前記と同質屈曲接合部を型成形により無端接合し
    てなるウエザーストリップのコーナー部接合構造であっ
    て,前記屈曲接合部の両接合端は前記被接合端々面外形
    とほぼ同形断面にしてコーナーの中央にしたがって順次
    変形しその中央ではほぼ蒲鉾形中空断面を呈しており,
    くわしくは両接合端部分は前記型成形取付基部の車外側
    に上端に前記圧作用により屈伸可能な屈伸壁部を有する
    外側壁部及び車内側に内側壁部を夫々立設し,該屈伸壁
    部の壁端と内側壁部端との間に前記圧作用により凹凸状
    に弾性変形し側縁コーナー部と非弾接,弾接する膨出状
    シール壁部を接続して型成形中空シール部分を設けた断
    面構成であり,前記中央部分では該型成形取付基部の車
    内外側に内,外壁部を立設し,これら両壁部上端に前記
    圧作用により凹凸状に弾性変形し側縁コーナー部と非弾
    接,弾接する上壁部を接続して型成形中空シール部分を
    設けた断面構成にしたことを特徴とするウエザーストリ
    ップのコーナー部接合構造。
JP1986012515U 1986-01-30 1986-01-30 ウエザ−ストリツプのコ−ナ−部接合構造 Expired - Lifetime JPH0620674Y2 (ja)

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