JP2605742Y2 - オープンカー用ウエザーストリップ - Google Patents

オープンカー用ウエザーストリップ

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JP2605742Y2
JP2605742Y2 JP1993041900U JP4190093U JP2605742Y2 JP 2605742 Y2 JP2605742 Y2 JP 2605742Y2 JP 1993041900 U JP1993041900 U JP 1993041900U JP 4190093 U JP4190093 U JP 4190093U JP 2605742 Y2 JP2605742 Y2 JP 2605742Y2
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JP
Japan
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outdoor
end piece
weather strip
indoor side
support wall
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浅次郎 紀井
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、オープントップカー
のドア開口部のルーフ部に取付けるウエザーストリップ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 図1乃至図4を参考にして説明する。
図中に二等辺三角形の頂角から下した中線の一方を塗潰
した記号を使用しているが、これは塗潰し側が型成形部
を表わし、非塗潰し側が押出成形部を表わしている。従
来、オープンカーのドア開口縁のルーフ部に取付けるウ
エザーストリップとしては、図示されないリテーナーに
嵌着する基底部40、その基底部40の室内側に一体に
結合した支持壁45、両端をそれぞれ基底部40と支持
壁45に一体に結合した中空シール部壁50よりなるも
のが使用されており、隣合う二つのウエザーストリップ
を接合するに当たっては、各端面をそれと同じ断面輪郭
の平面板状ブリッジ60で塞いだ構造にして、その平面
板状ブリッジ60,60同士を突合わせるようにしてあ
る。
【0003】しかしながら、上記従来のオープンカーの
ドア開口部のルーフ部に取付けるウエザーストリップ
は、平面板状ブリッジ60の剛性が高くなっているた
め、ドア10が閉じられ、中空シール部壁50がドアガ
ラス20で押された時に、ドアガラス20に対する反力
が高く、平面板状ブリッジ60の無い、残り部分に対す
る反力が弱く、シール力が不足する(中空シール部壁5
0が正規のガラス位置に来ない)と共に、ドア10の閉
まりも不完全になると言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする問
題点は、上記従来のウエザーストリップは、接合端面の
剛性が残りの本体部分に比較して高く、ドアが閉じられ
た時に本体部分のシール力が不足すると共に、ドアの閉
まりも不完全になることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 図1・図5乃至図10
を参考にして説明する。本考案は、リテーナーに嵌着す
る基底部40、その基底部40の室内側に一体に結合し
た支持壁45、両端をそれぞれ基底部40と支持壁45
に一体に結合した中空シール部壁50よりなるオープン
カーのドア開口縁のルーフ部に取付けるウエザーストリ
ップであり、各ウエザーストリップ30について、それ
ぞれ接合端面の前記中空シール部50に室外側から室内
側に向かって延びる室外側端片70を垂設し、支持壁4
5に室内側から室外側に向かって延びる室内側端片80
を垂設し、二つのウエザーストリップ30,30を突合
わせて接合した状態で、相対する室外側端片70,70
を互いに当接させると共に、各室内側端片80の外面を
それと一体の室外側端片70の内面と当接させてなるも
のである。
【0006】
【実施例】 実施例について説明すると、10はオープ
ンカーのドア、20はドアガラス、30は図示されない
ホデイ開口縁にリテーナーを介して取付けるウエザース
トリップであって、次のように構成される。40は前記
リテーナーに嵌着される基底部、45は基底部40の室
内側に一体に結合した支持壁である。50は中空シール
部壁でその両端はそれぞれ基底部40と支持壁45とに
一体に結合されている。70は各ウエザーストリップ3
0について、接合端面の室外側から室内側に向かって延
びる如く中空シール部壁50に垂設した室外側端片、8
0は同じウエザーストリップ30の接合端面の室内側か
ら室外側に向かって延びる如く支持壁45に垂設した室
内側端片であって、二つのウエザーストリップ30,3
0を突合わせて接合した状態では、相対する室外側端片
70,70を互いに当接させると共に、各室内側端片8
0の外面をそれと一体の室外側端片70の内面と当接さ
せてある。さらに具体的に説明すると、図5・図7に示
すように、室内側端片80を、室外側端片70の肉厚分
だけずらしたり、室内側端片80をずらす代わりに、図
9に示す如く室外側端片70、室内側端片80を共に先
細にしたりする。
【0007】作用について説明すると、二つのウエザー
ストリップ30,30を突合わせて接合した状態では、
相対する室外側端片70,70は互いに当接し、各室内
側端片80の外面は、それと一体の室外側端片70の内
面と当接するため、接合部のシール性は確保される。そ
の上、室外側端片70と室内側端片80とが基底部40
及び支持壁45を介して一体に結合されているだけで、
直接結合されていないため、中空シール部壁の変形に伴
って、自由に離合可能であって、ドア10が閉じられて
中空シール部壁50がドアガラス20に押された時、室
外側端片70と室内側端片80とが互いに深く重なり合
って、端面近傍も残りの部分同様、ドアガラス20の圧
力に応じて、略同様に変形し、全体に亙って略同じ反力
を示し、従来のものに比して、シール性が向上すると共
に、ドア10の閉まりも完全になる。
【0008】
【考案の効果】 本考案は以上のように構成されるた
め、ドア10が閉じられて中空シール部50がドアガラ
ス20に押された時、室外側端片70と室内側端片80
とが互いに深く重なり合って、端面近傍も残りの部分同
様、ドアガラス20の圧力に応じて、全体に亙って略均
一に変形し、略同じ反力を示し、従来のものに比してシ
ール性が向上すると共に、ドア10の閉まりも完全にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オープンカーの一部を示す斜視図である。
【図2】 従来例のウエザーストリップの一部を示す図
1のA部斜視図である。
【図3】 一従来例を示す図2のB−B断面図である。
【図4】 他の従来例を示す図2のB−B断面図であ
る。
【図5】 本考案の一実施例を示すウエザーストリップ
の裏面図である。
【図6】 本考案の一実施例を示す図5の合わせ面の斜
視図である。
【図7】 本考案の一実施例を示す図6のC−C断面図
である。
【図8】 図7の押圧された状態を示す断面図である。
【図9】 本考案の別の実施例を示す図6のC−C相当
断面図である。
【図10】 図9の押圧された状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ドア 20 ドアガラス 30 ウエザーストリップ 40 基底部 45 支持壁 50 中空シール部壁 60 平面板状ブリッジ 70 室外側端片 80 室内側端片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リテーナーに嵌着する基底部(40)、
    その基底部(40)の室内側に一体に結合した支持壁
    (45)、両端をそれぞれ基底部(40)と支持壁(4
    5)に一体に結合した中空シール部(50)よりなる
    オープンカーア開口縁のルーフ部に取付けるウエザ
    ーストリップであり、各ウエザーストリップ(30)に
    ついて、それぞれ接合端面の前記中空シール部壁(5
    0)に室外側から室内側に向かって延びる室外側端片
    (70)を垂設し、支持壁(45)に室内側から室外側
    に向かって延びる室内側端片(80)を垂設し、二つの
    ウエザーストリップ(30,30)を突合わせて接合し
    た状態で、相対する室外側端片(70,70)を互いに
    当接させると共に、各室内側端片(80)の外面をそれ
    と一体の室外側端片(70)の内面と当接させてなるオ
    ープンカー用ウエザーストリップ。
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