JPH0620637U - 受け金具を有す床レール及び該床レールに起立するスタッドの止着構造 - Google Patents

受け金具を有す床レール及び該床レールに起立するスタッドの止着構造

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JPH0620637U
JPH0620637U JP1898792U JP1898792U JPH0620637U JP H0620637 U JPH0620637 U JP H0620637U JP 1898792 U JP1898792 U JP 1898792U JP 1898792 U JP1898792 U JP 1898792U JP H0620637 U JPH0620637 U JP H0620637U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スタッドを簡単に据付けすることができ、し
かもパネルを上・下動調整可能に支えるアジャスター装
置を安定して取着することができる受け金具付き床レー
ルの提供。 【構成】 底片1の両側に起立した側片2を持つ床レー
ルであって、側片2に面して断面コ型の起立部と底片を
持つ受け金具3を固定し、該受け金具3には概略断面コ
型で側片先端を内側へ屈曲したスタッドで、下端の背片
に切欠きを設け、上記受け金具3に下端を差し込んで嵌
合することによりスタッドを位置決めする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は間仕切りパネルを据付けするために、その高さ調整をするアジャスタ ー装置及びパネル側端部を止着するスタッドを簡単に取着可能とする床レールに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
間仕切りパネルはその下端をアジャスター装置によって上・下動可能に支持さ れ、また、その側端は垂直に起立するスタッドに止着される。スタッドはその上 ・下端が固定されて垂直に起立しているが、固定手段として固定金具等を用いて ビス止めされている。間仕切りの型式によって上記スタッドの形態及びその据付 け方法は異なっており、一般的には垂直に起立したスタッドを間にして、その両 側にパネルを止着して間仕切りを構成する場合が多い。
【0003】 しかし引戸を吊設、収納する戸袋パネルの場合、戸袋を形成するためにスタッ ドを中央に配置することはできず、間に空間を設けて対を成してスタッドを起立 し、各々のスタッドにパネル側端部を止着する。そしてパネルはその下端をアジ ャスター装置によって支持され、引戸を吊設・移動するレールを沿設している上 桟との間に隙間を残さないようにパネル高さを調整しなければならない。したが って、アジャスター装置の調整・操作は上記パネルを支持した状態で行われるこ とが要求される。
【0004】 本考案は戸袋パネルで構成する間仕切りを限定対象とするものではないが、ス タッドを対向させて起立し、しかもそれぞれの側にアジャスター装置を設ける間 仕切り構造とする場合、狭い床レールにこれらスタッドの下端を止着し、アジャ スター装置を取着することはスペース上の問題並びに取着作業が面倒となる。
【0005】
【本考案が解決しようとする課題】 このように、スタッドを対向させて起立する間仕切り構造の該スタッドの据付 け及びアジャスター装置の取着には、上記のごとき問題がある。本考案が解決し ようとする課題はこれら問題点で、狭い床レールであっても上記スタッドが簡単 に据付けでき、またアジャスター装置の取着も容易で、しかも安定した取着を可 能とする床レールを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の床レールは受け金具を固定した部材であり、この受け金具を利用して パネルを支えるスタッドの下端を止着し、またパネルを上・下動可能に支持する アジャスター装置を取着する。そこで床レールは底片の両側に側片を垂直に起立 した概略U型断面の長尺材であって、この床レール側片に面して概略コ型断面の 起立部と底片を有す受け金具を固定する。
【0007】 スタッドは概略コ型で側片の先端を内側へ屈曲した断面を成す長尺材であって 、下端部は上記起立部を抱くように嵌合して起立する。またスタッドの下端部背 片は起立部の高さに相当する長さだけ切欠かれている。したがって、スタッドは 上記背片が障害とならず、斜めに傾けて上記受け金具に差し込むことが可能とな り、起立した該スタッドの上端はビス止めして固定される。更に該受け金具には アジャスター装置を位置決めして取着する機能を呈す。ここで上記同一受け金具 にスタッドとアジャスター装置を共に設けてもよいが、別々に設けることも出来 る。以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の受け金具付き床レールを示す実施例であり、該床レールは底片 1の両側に側片2、2を垂直に起立した長尺材であって、この側片2に面して受 け金具3、3…が固定されている。受け金具3は図2に立体図を示すごとく、コ 型断面を成す起立部4と底片5を形成し、該底片5は床レール底片1に溶接され 、起立部4は側片2と所定の距離をおいて垂直に起立する。
【0009】 また床レール底片1の端にはネジ孔6が設けられ、ネジ孔6には引戸の下端を ガイドする振れ止めローラの軸が螺合して固定される。勿論、本考案の床レール は引戸を吊設・収納するための戸袋パネルを限定対象とするものではないが、所 定距離をおいて並設するパネルにて構成される間仕切り用の床レールである。
【0010】 図3a〜cは床レールに起立するスタッド7を示す具体例であって、スタッド 7は概略コ型で側片8の先端を内側へ屈曲した断面を成す長尺材で、背片9の下 端部を切欠いている。この切欠き部10の長さは受け金具3起立部4の高さより 多少短い。図4も同じくスタッド7の切欠き部10を示しているが、該切欠き部 10の幅を小さくして背片9を両側に僅かに残している。そして、このように形 成したスタッド7の下端部は前記床レールの受け金具3に差し込まれて位置決め される訳で、特別な止着具を用いない。
【0011】 図5は受け金具3にスタッド7が嵌合した状態での平面図であるが、スタッド 7は受け金具3の起立部4を抱くように嵌合し、背片9、側片8、8及び屈曲片 11が起立部4に当接しているため、該スタッド7は正確に、しかもガタ付くこ となく位置決めされる。しかし、該スタッド7を受け金具3に嵌合させる場合、 垂直に起立したままで上方から挿入するのではなく、斜めに傾けて差し込むこと ができる。これは背片9の下端に切欠き部10を形成しているため、傾斜した状 態であっても、受け金具3の起立部4に当ることなく差し込み嵌合され得る。ス タッド7の下端はこのように受け金具3に差し込むだけで位置決めされて、ビス 止めの必要はない。
【0012】 ところで、この受け金具3はスタッド7の下端を位置決めするものであるが、 更にアジャスター装置を取着するために利用可能となる。すなわち、該受け金具 3に門型の脚体を嵌着して床レール側片に当接し、起立部との間には空間を残し 、また脚体にはアジャスターボルトを起立し、L型をしたライナーの垂下片を上 記空間へ嵌入してその上片をアジャスターボルトの頭に載せ、該ライナーにてパ ネルを支える。
【0013】 図6は門型を成した脚体12を示し、脚体12は2本の脚13、13を有し、 上片14には2本のアジャスターボルト15、15が起立し、脚13の長さは床 レール側片2の高さとほぼ等しくなっており、受け金具3に嵌着した脚体12は 起立したアジャスターボルト15、15を床レール上に突出する。アジャスター ボルト15、15には固定ナット16が螺合しており、起立したアジャスターボ ルト15、15の高さを固定し、図7に示すごとく脚体12は所定位置に安定し て配置される。この場合、脚体12は床レール側片2に当接していて、受け金具 3の起立部4との間には空間17を形成している。図7は同一受け金具3にスタ ッド7とアジャスター装置を設けた場合を示しているが、別々の受け金具3を利 用することは任意である。
【0014】 図8はライナー18を示しており、L型に屈曲したライナー18の垂下片19 は上記脚体12と受け金具3の起立部4との間に形成した上記空間17に嵌入し 、その上片20はアジャスターボルト15、15の頭に載る。ライナー18はア ジャスターボルト15によって支えられ、該アジャスターボルト15を回すなら ば、受け金具3に沿って上下動し、同じくライナー18に載ったパネルも上・下 動する。
【0015】 図9は上記アジャスター装置のライナー18にてパネル21を支持している間 仕切り構造の断面図で、アジャスターボルト15を回すことでパネル21の高さ 調整が行われ、所定高さに定まったところで、パネル側端は上記スタッド7に止 着される。同図は引戸22を吊設・収納するための戸袋を形成した間仕切りパネ ルの据付け状態であるが、該間仕切り構造の形態は限定しない。以上述べたよう に、本考案の床レールは所々に受け金具を固定し、該受け金具を利用してスタッ ドを起立し、またアジャスター装置を取着可能としたもので、次のような効果を 得ることができる。
【0016】
【考案の効果】 本考案の床レールには受け金具が固定されているため、スタッドの下端を受け 金具の起立部に差し込むだけで簡単に据付けすることができる。しかも該スタッ ドは傾斜した状態で斜めから差し込み得る。すなわち、従来のように止め金具を 用いてビス止めする必要がなく、また設計段階で床レールに固定する受け金具の 位置を定めてしまうならば、スタッドの起立位置を現場で測定しなくてもよく、 作業性が大きく向上する。それにこの受け金具はスタッドの位置決めだけでなく 、パネルを支えるアジャスター装置の取着機能を有し、該受け金具に取着された アジャスター装置は安定してパネルの支持を行い、その上・下動調整はパネルを 据付けした状態で可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の受け金具付き床レールの実施例。
【図2】受け金具の立体図。
【図3】スタッドの具体例。
【図4】スタッド下端の別形態。
【図5】受け金具にスタッドを嵌合した状態での平面
図。
【図6】脚体の具体例。
【図7】受け金具に脚体及びスタッドを共に嵌合した状
態。
【図8】ライナーの具体例。
【図9】アジャスター装置にパネルを載せた状態での間
仕切り構造。
【符号の説明】
1 底片 2 側片 3 受け金具 4 起立部 5 底片 6 ネジ孔 7 スタッド 8 側片 9 背片 10 切欠き部 11 屈曲片 12 脚体 13 脚 14 上片 15 アジャスターボルト 16 固定ナット 17 空間 18 ライナー 19 垂下片 20 上片 21 パネル 22 引戸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底片の両側に側片を起立して両側片上に
    所定の距離をおいてパネルを並設して成る間仕切りの床
    レールにおいて、該床レール側片に面して受け金具を固
    定し、受け金具は概略断面コ型の起立部と底片とで形成
    し、起立部と側片との間には多少の間隔を設けたことを
    特徴とする受け金具を有す床レール。
  2. 【請求項2】 底片の両側に側片を起立した床レールで
    あって、該床レールの側片に面してスタッドを対向して
    起立する構造において、概略断面コ型の起立部と底片と
    で形成した受け金具を側片に面して固定し、起立部と側
    片との間には多少の間隔を設け、また上記スタッドは概
    略コ型断面で側片の先端を内側へ屈曲した屈曲片を持
    ち、そして背片の下端部に切欠きを形成し、上記受け金
    具の起立部にスタッド下端を差し込んで嵌合したことを
    特徴とする床レールに起立するスタッドの止着構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0913839A (ja) * 1995-06-29 1997-01-14 Comany Kk 戸袋構造及び戸袋パネル
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