JPH0334135Y2 - - Google Patents

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JPH0334135Y2
JPH0334135Y2 JP19715184U JP19715184U JPH0334135Y2 JP H0334135 Y2 JPH0334135 Y2 JP H0334135Y2 JP 19715184 U JP19715184 U JP 19715184U JP 19715184 U JP19715184 U JP 19715184U JP H0334135 Y2 JPH0334135 Y2 JP H0334135Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、部屋内に主柱を左右適宜隔てて立設
し、その主柱間に当該主柱の前後側面に沿つて壁
パネルを取付支持し、この前後両壁パネルの各表
面側にハンガーを介して物品を吊下げたり、前記
左右両主柱の前側面や後側面に係止突出する支持
ブラケツトに載る棚板に物品を載置して陳列に供
するようにする、いわゆる両面陳列装置の構造に
関するものである。
〔従来の技術〕
この種の前後両面陳列装置においては、断面四
角筒状の主柱の前後両側面に沿つてその左右両主
柱間に壁パネルを各々装架すると共に、該各壁パ
ネルの表面側に棚板が位置するように、各主柱の
前側面や後側面に前記棚板支持用のブラケツトを
係止突設させなければならないので、壁パネルの
側端部を支持する支持枠体を主柱に取り付けるに
あたつては、当該主柱の前側面や後側面に穿設し
たいずれの高さ位置の係止溝孔も塞がないように
する必要がある。
このための先行技術としては、実公昭54−1518
号公報や実開昭57−68664号公報がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記の先行技術のうち、実公昭54−11518号公
報では、前記壁パネルの側端部を支持する支持枠
体を、その上下端部箇所を上下に横設する横梁部
材に嵌挿係止するだけで、支持枠体を主柱の左右
両側面に対しては単に沿わせるだけで固定してい
ないから、この上下長手の支持枠体の上下中途部
は主柱の前後方向に撓み易く、ひいては壁パネル
の上下中途部も陳列装置の前後方向に撓むことに
なる。
したがつて、上下長手の支持枠体の剛性を高め
るために、支持枠体における主柱の前後側面と直
角な方向の部分が上下長手にわたつて連続してい
るように、断面コ字状に形成しなければならず、
支持枠体自体の重量が増大するが、これによつて
も支持枠体は主柱に対してガタ付くのである。
また、実開昭57−68664号公報では前記のガタ
付きを防止すべく、係合爪を備えた断面コ字状の
挾着金具にて支持枠体を主柱の側面に係止するよ
うにしているが、これによつても、支持枠体の重
量の軽減効果はない。
しかも、前記両先行技術では、壁パネルが左
右、上下共に長い寸法のもの特に左右主柱間を一
枚の壁パネルで覆うようにしたものであつたが、
壁パネルを左右に長いが、上下には短い寸法のも
のを上下に適宜重ねて連なるように配設するには
当該各壁パネルの左右両端部を装架支持する部材
が別途必要となると共に、主柱の前後側面に穿設
した係止溝孔箇所を塞がないようにする上下長手
のスリム部材も必要となる。
このように、従来の技術では、主柱の前後側面
に穿設された係止溝孔箇所の確保と、主柱の前後
側面に沿う方向に配設する壁パネルの側端部の装
架支持との両方のために必要な上下長手の部材全
体としての重量軽減の効果は上がらなかつたし、
これらの部材を主柱にしつかりと固着することも
できなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案では、断面L字状に形成された
前後一対の上下長手のスリム部材を、その互いに
略直角方向に延びる側片が各主柱における前後両
側面に沿う方向とそれに対して略直角な方向とに
各々外向きに突出するように配設し、該前後一対
のスリム部材の上下適宜箇所を連結片にて連結固
着し、該各連結片を前記主柱における前後両側面
と直角な側面に沿わせて着脱自在にねじ止めする
一方、前記前後一対のスリム部材における主柱の
前後両側面に沿う側片には、前記上下長手の支持
枠体をねじ止めするように構成したものである。
〔作 用〕
この構成にすれば、前後一対の上下長手スリム
部材を各々断面L字状に形成する一方、該前後対
のスリム部材における主柱の前後側面と平行に延
びる側片間をその上下方向適宜高さ位置の部分的
箇所のみ連結片にて連結固着したので、連結片を
主柱における前記前後側面と直角方向の左または
右側面に接当させるだけで、スリム部材の一方の
側片が主柱の前後側面に穿設した係止溝孔を塞が
ないように規制し、他方の側片は壁パネル側端部
支持枠体の固着部として利用でき、さらに、上下
の適宜位置の連結片箇所以外は部材がないので、
全体としても重量の軽減が図られるし、前後対の
スリム部材の上下方向適宜高さ位置の部分的箇所
のみを連結片にて連結固着することにより、連結
片箇所を主柱の側面へのねじ取付片に共用でき、
主柱にスリム部材をしつかりと固着できる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例について説明すると、第3
図は本考案の陳列装置1全体の斜視図で、部屋の
天井面と床面とに沿設し、且つ互いに対向するよ
うに開口する断面コ字状の笠木3と地レール4と
の間に左右に適宜隔てて立設する断面四角筒状の
主柱2,2と、該両主柱2,2間において当該主
柱2の前側面2a及び後側面2bに沿つて各々装
架される上下に多数枚の壁パネル5…と、該各壁
パネル5の左右両側端部を支持する上下長手の支
持枠体6と、この各支持枠体6を主柱2に取り付
けるための上下長手の前後一対のスリム部材7,
7とから成る。
実施例では笠木3から適宜寸法下位置に中間笠
木8を配設して、該中間笠木8の両端を主柱2の
左右両側面2c,2cに取り付け、それより下方
のみに壁パネル5を装架しているが、前記笠木3
に近接する箇所まで装架しても良い。
前記各主柱2の前側面2a及び後側面2bに
は、その上下長手方向に沿つて適宜一定ピツチで
係止溝孔9を穿設する(実施例では第1図に示す
ように3列である)。これらのうち適宜高さ位置
の係止溝孔9には図示しない棚板の左右両端部を
支持する支持ブラケツトの基端爪を着脱自在に係
止できるようになつている。
前記一対のスリム部材7,7は各々断面L字状
で、互いに直角方向に延びる側片7a,7bのう
ち、その一方の側片7aは主柱2における前後側
面2a又は2bに対して直角方向に突出する方向
に延び、他方の側片7bは主柱2における前後側
面2a又は2bに接当した状態でこれらの側面に
沿つて平行に外向きに突出する方向に延びる。
そして、この前後一対のスリム部材7,7を上
下方向中途の適宜複数位置にて断面コ字状の連結
片10,10を介して側片7b,7bに溶接等で
固着連結する。このとき、連結片10の前後長さ
を主柱2の前後長さhに略等しくしておくと、該
連結片10にて連結された前後対のスリム部材
7,7を主柱1の左右両側から挾みつけた状態で
は、第2図の一点鎖線で示すように、前後の側片
7b,7bの裏面が主柱2の前後側面2a及び2
bに接当すると共に、各連結片10も主柱2の側
面2cに接当するので前後対のスリム部材7,7
は主柱2に対してガタ付くことがなく、しかも連
結片10を取り付け螺子11にて固着すれば、外
れることがない。
これらのスリム部材7における一方の側片7a
には、各々断面L字状の支持枠体6の適宜箇所か
ら突設する取付片12とねじ13締着するのであ
り、支持枠体6における前記スリム部材7の側片
7aと同方向に延びる側板6aの前側端部には、
下向き鉤型の切欠き係止溝14を上下一定間隔で
設け、該各係止溝14内に上下方向に隣接させる
壁パネル5の上端係合部と下端係合部とを適宜重
合させた状態にて、これらの壁パネル5…の左右
両端部を装架支持するのである。
なお、15は主柱2の前後側面に設けられた係
止溝孔9のうち真中の列の係止溝孔9の前面を覆
う断面コ字状の目地チヤンネルで、該目地チヤン
ネル15裏面の適宜複数箇所から突出する係止爪
16を前記係止溝孔9に着脱自在に係合してい
る。。17は左右両主柱2,2の中途高さ位置に
おいて連結する横梁で、該横梁17の左右両端部
の下向き爪部を各主柱2における左右両側面2
c,2cに穿設した矩形状の孔18に挿入係止す
る。また、地レール4と最下段の壁パネル5との
隙間を塞ぐ目地巾木19は前記支持枠体6の下端
部にねじ20止めしている。
〔考案の効果〕
以上要するに、本考案に従えば、前後一対の上
下長手スリム部材を各々断面L字状に形成する一
方、該前後対のスリム部材における主柱の前後側
面と平行に延びる側片間をその上下方向適宜高さ
位置の部分的箇所のみ連結片にて連結固着したの
で、連結片を主柱における前記前後側面と直角方
向の左または右側面に接当させるだけで、スリム
部材の一方の側片が主柱の前後側面に穿設した係
止溝孔を塞がないように規制し、他方の側片は壁
パネル側端部支持枠体の固着部として利用でき、
さらに、上下の適宜位置の連結片箇所以外は部材
がないので、全体としても重量の軽減が図られ
る。
連結片箇所は前記のように主柱の側面へのスリ
ム部材の位置決めの役割を果たすと共に、該連結
片を主柱の側面へのねじ取付片に共用でき、主柱
にスリム部材をしつかりと固着できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部の
斜視図、第2図はスリム部材の取付状態を示す断
面図、第3図は陳列装置の斜視図、第4図は第3
図の−線要部拡大断面図、第5図は第3図の
−線要部拡大断面図、第6図は第3図の−
線要部拡大断面図、第7図は第6図の−線
視一部切欠き正面図である。 1……陳列装置、2……主柱、2a,2b……
前後側面、2c,2c……左右側面、3……笠
木、4……地レール、5……壁パネル、6……支
持枠体、7……スリム部材、7a,7b……側
片、9……係止溝孔、10……連結片、11……
取付けねじ、12……取付片、13,20……螺
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に適宜隔てて立設した断面四角筒状の主柱
    間に、その前後両側面に沿つて装架する壁パネル
    の側端部を支持する上下長手の支持枠体を取付け
    るにおいて、前記左右両主柱の上下方向に適宜間
    隔ごとに、棚板等の支持ブラケツト用係止溝孔を
    穿設し、断面L字状に形成された前後一対の上下
    長手のスリム部材を、その互いに略直角方向に延
    びる側片が各主柱における前後両側面に沿う方向
    とそれに対して略直角な方向とに各々外向きに突
    出するように配設し、該前後一対のスリム部材の
    上下適宜箇所を連結片にて連結固着し、該各連結
    片を前記主柱における前後両側面と直角な側面に
    沿わせて着脱自在にねじ止めする一方、前記前後
    一対のスリム部材における主柱の前後両側面に沿
    う側片には、前記上下長手の支持枠体をねじ止め
    してなる陳列装置。
JP19715184U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH0334135Y2 (ja)

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JPS61116564U JPS61116564U (ja) 1986-07-23
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