JPH06205473A - 遠隔操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 制御信号を送信する送信手段と、該送信手段
にて送信される制御信号の制御内容を表示する表示手段
９を備えてなる遠隔制御装置において、該表示手段９に
よる表示動作をオン・オフ制御する制御手段４を備えて
なる。 【効果】 表示手段にて消費される電力の無駄を確実に
防止することができ、使用電池の寿命を延ばすことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は各種の電気機器等を遠隔
操作により制御する、一般にリモートコントロールと称
せられる遠隔操作装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のこの種の遠隔操作装置は、複数個
のスイッチを備えた遠隔操作部（遠隔操作体）を押圧操
作することにより、遠隔操作部から操作に対応した制御
信号が送信され、制御すべき機器等に設けられた制御部
において前記制御信号を受信するとともに、受信した制
御信号に対応する制御を行うようになっている。また、
該遠隔操作部には制御する内容や、制御信号などを分か
りやすくするために液晶などの表示部が具備されてい
る。そしてこの種の遠隔操作装置は、持ち運び易さ、操
作性の良さの為に小型軽量となっており、電源には乾電
池等の一次電池、または太陽電池を利用している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記のように構成して
なる従来の遠隔操作装置であれば、制御内容等を表示す
る表示部が常時表示状態にあり、従って消費電力が多
く、使用電池の寿命も短くなるという欠点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の遠隔操作装置は
上記のような欠点を除去したもので、制御信号を操作す
る送信手段と、該送信手段にて送信される制御信号の制
御内容を表示する表示手段とを備え、該表示手段による
表示動作をオン・オフ制御する制御手段を設けてなるも
のである。

【０００５】

【作用】制御手段にて表示手段を適宜オン・オフ制御す
ることにより、該表示手段にて消費される電力の無駄を
防止し、使用電池の寿命を長くすることができる。

【０００６】

【実施例】以下本発明の遠隔操作装置の一実施例を図１
乃至図３とともに説明する。

【０００７】本発明の遠隔操作装置の一実施例の回路構
成は図１に示すように構成するものであり、図１におい
て、１は乾電池等よりなる電源、２ａは遠隔操作装置の
操作側、つまり遠隔操作部（遠隔操作体）の操作用スイ
ッチ、２ｂは遠隔操作装置の操作側、つまり遠隔操作部
（遠隔操作体）の表示手段である表示部９をオン・オフ
する制御スイッチ、３ａ，３ｂは分圧抵抗、４はマイク
ロコンピュータで、該マイクロコンピュータ４は内部に
プログラム用ＲＯＭ，データＲＡＭ，アキュムレータ，
各種レジスタ，ＡＬＵ等を有するいわゆるワンチップマ
イコン等が使用可能であり、出力（ＯＵＴ１，ＯＵＴ
２）と入力（ＩＮ１，ＩＮ２）とを備えている。５はマ
イクロコンピュータ４の基準信号を発生する基準信号発
生回路、６は制御信号送信用赤外線発光用のＬＥＤ、７
は該ＬＥＤ６の電流制限用抵抗、８は該ＬＥＤ６を駆動
するトランジスタ、９はマイクロコンピュータ４で制御
される表示部である。

【０００８】図２は本発明の遠隔操作装置の一実施例の
操作側，つまり遠隔操作部の概略構成を示す説明図であ
る。

【０００９】図３は本発明の遠隔操作装置の一実施例の
マイクロコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。

【００１０】上記のように構成してなる本発明の遠隔操
作装置の一実施例の動作は、制御スイッチ２ｂの押圧に
よる入力にて表示部９をオン・オフするか否かを判断し
てマイクロコンピュータ４のＯＵＴ２の出力をするかし
ないかを切り換え、該表示部９のオン・オフを制御す
る。（特に図３のフローチャートに示す。）尚、上記本
発明の遠隔操作装置の一実施例は上記特許請求の範囲の
請求項２に対応するものである。

【００１１】図４乃至図７は本発明の遠隔操作装置の他
の実施例であり、上記本発明の遠隔制御装置の一実施例
と同一部分は同一符号を付し、その説明は省略する。

【００１２】図４は本発明の遠隔操作装置の他の実施例
の回路構成図であり、２は遠隔操作部の操作用スイッ
チ、３は分圧抵抗である。

【００１３】図５は本発明の遠隔操作装置の他の実施例
の操作側、つまり遠隔操作部の概略構成を示す説明図で
あり、１２は手で持つ部分である。

【００１４】図６及び図７は本発明の遠隔操作装置の他
の実施例のマイクロコンピュータの動作を示すフローチ
ャートであり、図６は操作用スイッチ２の操作が一定時
間操作するかしないかを判断し、操作しない時に表示部
９による表示動作をオフ制御するものであり、（特許請
求の範囲の請求項３に記載の実施例）、図７は表示部９
による表示動作を一定時間周期でオン・オフ制御するも
のである。（特許請求の範囲の請求項４に記載の実施
例）。

【００１５】尚、上記実施例においてはマイクロコンピ
ュータのソフトウェアを利用して表示部への出力を判断
させているが、ハードウェアによっても同等の制御を行
なうことができ、また上記実施例においてはスイッチを
利用して表示部のオン・オフを判定しているが、種々の
センサーを利用して表示部のオン・オフを制御するよう
にしてもよく、本発明は特に上記実施例に限定されるも
のではない。

【００１６】

【発明の効果】本発明の遠隔制御装置は上記のような構
成であるから、表示手段にて消費される電力の無駄を確
実に防止することができ、使用電池の寿命を延ばすこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の遠隔操作装置の一実施例を示す回路構
成図である。

【図２】本発明の遠隔操作装置の一実施例を示す遠隔操
作部の概略構成説明図である。

【図３】本発明の遠隔操作装置の一実施例の動作を示す
フローチャートである。

【図４】本発明の遠隔操作装置の他の実施例を示す回路
構成図である。

【図５】本発明の遠隔操作装置の他の実施例を示す遠隔
操作部の概略構成説明図である。

【図６】本発明の遠隔操作装置の他の実施例の一つの動
作を示すフローチャートである。

【図７】本発明の遠隔制御装置の他の実施例のもう一つ
の動作を示すフローチャートである。

【符号の説明】

４ マイクロコンピュータ ９ 表示部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 制御信号を送信する送信手段と、該送信
   手段にて送信される制御信号の制御内容を表示する表示
   手段とを備えてなる遠隔操作装置において、該表示手段
   による表示動作をオン・オフ制御する制御手段を備えて
   なることを特徴とする遠隔操作装置。
2. 【請求項２】 上記制御手段は、上記送信手段の操作が
   終了した時点若しくは終了した時点から所定時間経過後
   上記表示手段による表示動作をオフ制御することを特徴
   とする請求項１記載の遠隔操作装置。
3. 【請求項３】 上記制御手段は、上記送信手段の操作が
   一定時間操作しない時に上記表示手段による表示動作を
   オフ制御することを特徴とする請求項１記載の遠隔操作
   装置。
4. 【請求項４】 上記制御手段は、上記表示手段による表
   示動作を一定時間周期でオン・オフ制御することを特徴
   とする請求項１記載の遠隔操作装置。