JPH074643Y2 - マイクロコンピユ−タを用いた制御装置 - Google Patents
マイクロコンピユ−タを用いた制御装置Info
- Publication number
- JPH074643Y2 JPH074643Y2 JP1329487U JP1329487U JPH074643Y2 JP H074643 Y2 JPH074643 Y2 JP H074643Y2 JP 1329487 U JP1329487 U JP 1329487U JP 1329487 U JP1329487 U JP 1329487U JP H074643 Y2 JPH074643 Y2 JP H074643Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microcomputer
- transistor
- power supply
- output
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- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」
という。)を用いた制御装置の電源故障検知装置に関す
る。
という。)を用いた制御装置の電源故障検知装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、給湯器等の制御回路にはマイコンが使用されてお
り、このマイコンへの電源のオンオフにはトランジスタ
が利用されている。
り、このマイコンへの電源のオンオフにはトランジスタ
が利用されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、電源制御用のトランジスタがオン故障し
たときには、運転スイッチをオフにしてマイコンの電源
をオフにしようとしてもできなくなる。このために、運
転を停止したつもりであっても制御装置の運転が継続さ
れるという問題があった。
たときには、運転スイッチをオフにしてマイコンの電源
をオフにしようとしてもできなくなる。このために、運
転を停止したつもりであっても制御装置の運転が継続さ
れるという問題があった。
本考案は、上記の事情を鑑みてなされたものであって、
マイコンの電源回路のトランジスタのオン故障を検出し
て、マイコンからの制御信号の出力を停止させるように
したマイコンを用いた制御装置の電源故障検知装置を提
供することを目的とするものである。
マイコンの電源回路のトランジスタのオン故障を検出し
て、マイコンからの制御信号の出力を停止させるように
したマイコンを用いた制御装置の電源故障検知装置を提
供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る制御装置の電源故障検知装置は、上記目的
を達成するために、運転スイッチと、運転スイッチの操
作毎に運転フラグの設立と消去とを切換えるフラグ切換
手段と、電源とマイクロコンピュータとの間に設けられ
てマイクロコンピュータの電源の供給と供給停止とを切
換えるトランジスタと、前記トランジスタのベースに接
続されて前記運転フラグの設立または消去の状態に対応
してロウ信号またはハイ信号を出力することにより、前
記トランジスタによる電源の供給または供給停止を指示
する運転出力部と、前記運転出力が電源の供給停止指示
となったことにより起動されるタイマと、前記タイマが
所定時間計時してタイムアップすることにより制御信号
の出力を禁止する出力禁止手段とから構成されることを
特徴とする。
を達成するために、運転スイッチと、運転スイッチの操
作毎に運転フラグの設立と消去とを切換えるフラグ切換
手段と、電源とマイクロコンピュータとの間に設けられ
てマイクロコンピュータの電源の供給と供給停止とを切
換えるトランジスタと、前記トランジスタのベースに接
続されて前記運転フラグの設立または消去の状態に対応
してロウ信号またはハイ信号を出力することにより、前
記トランジスタによる電源の供給または供給停止を指示
する運転出力部と、前記運転出力が電源の供給停止指示
となったことにより起動されるタイマと、前記タイマが
所定時間計時してタイムアップすることにより制御信号
の出力を禁止する出力禁止手段とから構成されることを
特徴とする。
(実施例) 以下、本考案を図例に基づき具体的に説明する。
第1図は本考案の一実施例の回路図であり、第2図はそ
の動作の流れを示すフロー図である。図中(1)は電源
回路のトランジスタ、(2)は運転スイッチ、(3)、
(4)は各トランジスタアレイよりなるバッファ、
(5)はマイコンである。運転スイッチ(2)をオンに
する毎にトランジスタ(1)が導通すると共にマイコン
(5)の運転指令入力ポートに運転指令が入力され、運
転出力がH,Lに交互に切り換えられる。これにより、ト
ランジスタ(1)が運転スイッチ(2)を操作する毎に
オンオフを繰り返すようになっている。上記マイコン
(5)には運転指令が入力されるごとに運転フラグ
(6)の設立と消去とを繰り返すフラグ切換手段(7)
と、運転フラグ(6)の消去により起動されるタイマ
(8)と、このタイマ(8)のタイマ時間の経過後に電
源がオンになっている時にマイコンの制御信号の出力を
禁止する出力禁止手段(9)が内蔵されている。
の動作の流れを示すフロー図である。図中(1)は電源
回路のトランジスタ、(2)は運転スイッチ、(3)、
(4)は各トランジスタアレイよりなるバッファ、
(5)はマイコンである。運転スイッチ(2)をオンに
する毎にトランジスタ(1)が導通すると共にマイコン
(5)の運転指令入力ポートに運転指令が入力され、運
転出力がH,Lに交互に切り換えられる。これにより、ト
ランジスタ(1)が運転スイッチ(2)を操作する毎に
オンオフを繰り返すようになっている。上記マイコン
(5)には運転指令が入力されるごとに運転フラグ
(6)の設立と消去とを繰り返すフラグ切換手段(7)
と、運転フラグ(6)の消去により起動されるタイマ
(8)と、このタイマ(8)のタイマ時間の経過後に電
源がオンになっている時にマイコンの制御信号の出力を
禁止する出力禁止手段(9)が内蔵されている。
上記の構成において例えば、運転スイッチ(2)を押す
と運転フラグ(6)が設立され、運転スイッチ(2)を
再び押すと設立されていた運転フラグ(6)が消去され
るようになっており、(ステップS1、S2),運転フラグ
(6)が立っている間は上記トランジスタ(1)がオン
となり、マイコン(5)が作動状態に置かれている(ス
テップS3、S4)。運転スイッチ(2)の操作により運転
フラグ(6)が消去されると、マイコン(5)から上記
トランジスタ(1)のベースにハイ信号が出力され(ス
テップS5)、トランジスタ(1)はオフとなる。ここ
で、トランジスタ(1)がオン故障していると、トラン
ジスタ(1)のベース電圧がHとなっていてもマイコン
(5)が電源と接続されたままになる。そこで、トラン
ジスタ(1)のベース電圧がHとされる同時にマイコン
は作動状態にあるからタイマ(8)を始動させ(ステッ
プS6)、所定のタイマ時間経過後にマイコン(5)の電
源がオフになっていなければ(ステップS7、S8)安全動
作が実行され、出力禁止手段(9)によりマイコン
(5)からの制御信号の出力が禁止される(ステップS
9)。尚、この安全動作では、例えば、LEDの点滅等によ
る故障表示動作を実行させることが可能である。
と運転フラグ(6)が設立され、運転スイッチ(2)を
再び押すと設立されていた運転フラグ(6)が消去され
るようになっており、(ステップS1、S2),運転フラグ
(6)が立っている間は上記トランジスタ(1)がオン
となり、マイコン(5)が作動状態に置かれている(ス
テップS3、S4)。運転スイッチ(2)の操作により運転
フラグ(6)が消去されると、マイコン(5)から上記
トランジスタ(1)のベースにハイ信号が出力され(ス
テップS5)、トランジスタ(1)はオフとなる。ここ
で、トランジスタ(1)がオン故障していると、トラン
ジスタ(1)のベース電圧がHとなっていてもマイコン
(5)が電源と接続されたままになる。そこで、トラン
ジスタ(1)のベース電圧がHとされる同時にマイコン
は作動状態にあるからタイマ(8)を始動させ(ステッ
プS6)、所定のタイマ時間経過後にマイコン(5)の電
源がオフになっていなければ(ステップS7、S8)安全動
作が実行され、出力禁止手段(9)によりマイコン
(5)からの制御信号の出力が禁止される(ステップS
9)。尚、この安全動作では、例えば、LEDの点滅等によ
る故障表示動作を実行させることが可能である。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、運転停止操作後に所定
時間を経過しても電源がオフとならない時には、マイコ
ンの制御信号の出力が禁止され、マイコンの動作を停止
できる。
時間を経過しても電源がオフとならない時には、マイコ
ンの制御信号の出力が禁止され、マイコンの動作を停止
できる。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図は同例
におけるフローチャートである。 (1)……トランジスタ (2)……運転スイッチ (5)……マイクロコンピュータ
におけるフローチャートである。 (1)……トランジスタ (2)……運転スイッチ (5)……マイクロコンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】運転スイッチと、運転スイッチの操作毎に
運転フラグの設立と消去とを切換えるフラグ切換手段
と、電源とマイクロコンピュータとの間に設けられてマ
イクロコンピュータの電源の供給と供給停止とを切換え
るトランジスタと、前記トランジスタのベースに接続さ
れて前記運転フラグの設立または消去の状態に対応して
ロウ信号またはハイ信号を出力することにより、前記ト
ランジスタによる電源の供給または供給停止を指示する
運転出力部と、前記運転出力が電源の供給停止指示とな
ったことにより起動されるタイマと、前記タイマが所定
時間計時してタイムアップすることにより制御信号の出
力を禁止する出力禁止手段と、 を具備したことを特徴とするマイクロコンピュータを用
いた制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1329487U JPH074643Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | マイクロコンピユ−タを用いた制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1329487U JPH074643Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | マイクロコンピユ−タを用いた制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63122804U JPS63122804U (ja) | 1988-08-10 |
JPH074643Y2 true JPH074643Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=30802221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1329487U Expired - Lifetime JPH074643Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | マイクロコンピユ−タを用いた制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074643Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-30 JP JP1329487U patent/JPH074643Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63122804U (ja) | 1988-08-10 |
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