JPH06205427A - 入力信号変換装置 - Google Patents
入力信号変換装置Info
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- JPH06205427A JPH06205427A JP5001594A JP159493A JPH06205427A JP H06205427 A JPH06205427 A JP H06205427A JP 5001594 A JP5001594 A JP 5001594A JP 159493 A JP159493 A JP 159493A JP H06205427 A JPH06205427 A JP H06205427A
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Abstract
くS/Nが劣化する問題もない安価で優れた入力信号変
換装置を提供することを目的とする。 【構成】 直流分再生手段11と、入力映像信号(b)
に含まれる同期信号分離手段15と、検出した同期信号
からゲートパルス発生手段16にて所定のゲートパルス
を発生し、前記直流分再生した入力映像信号をVCA1
2によってゲートパルス区間は直流の増幅度を増加さ
せ、さらにバースト信号の周波数の増幅度は減少させて
同期信号基底区間のバースト信号のエンベロープが同期
信号先端電位を越えないようにすることにより、ADコ
ンバーターへの入力信号(c)のダイナミックレンジ2
2は同期信号基底区間にバースト信号23がない映像信
号のダイナミックレンジ27と同一にするため、S/N
の劣化を防止する優れた入力信号変換装置が得られる。
Description
した光ディスクプレーヤーやビデオテープレコーダーの
信号処理の中で同期信号を含むアナログ映像信号をAD
コンバーターに入力する場合の入力信号変換装置に関す
るものである。
でいるが、アナログ映像信号のデジタル信号への変換に
ADコンバーターが使用されており、また前記ADコン
バーターのアナログ仕様に合致する様に入力変換装置が
構成されている。
装置について説明する。図6は従来のADコンバーター
の入力装置のブロック図を示すものである。図6におい
て、61は直流分再生部で、入力映像信号の直流電位を
決定する。62はナイキストフィルターで、ADコンバ
ーターへの不要成分を除去する。63はADコンバータ
ーでアナログ信号をデジタル信号に変換する。
について、以下その動作について説明する。まず、入力
された同期信号付きの映像信号は直流分再生部61に
て、ADコンバーター63のダイナミックレンジ内に収
まるように直流電位を決定される。直流電位決定の手段
としては、同期信号の直流電位をクランプし入力映像信
号全体の直流電位を決定するため通常は、同期先端クラ
ンプ回路或はペデスタルクランプ回路などが用いられて
いる。直流再生された映像信号は、ナイキストフィルタ
ー62によってAD変換によって折り返し成分を発生し
ないように帯域制限されてからADコンバーター63に
入力され、デジタル映像信号に変換されて出力される。
図7にAD入力信号波形を示す。図7に於て71はAD
コンバーターのダイナミックレンジで、74はAD変換
最高電位、75はAD変換最低電位、72はAD入力信
号波形を示す。
来の構成では、同期信号基底区間にバースト信号が重畳
された場合には入力映像信号のPP値(ピーク値)の振
幅が増加するため、入力信号全体に対する映像区間の実
効的なダイナミックレンジが減少し、AD変換する際に
有効ビット数が減少し、従ってS/Nが劣化するという
問題点を有していた。
で、ADコンバーターのビット数を増加する事なく、ま
た映像区間の実効的なダイナミックレンジを減少する事
もなく従ってS/Nが劣化する問題もない入力信号変換
装置を提供することを目的とする。
に本発明の入力信号変換装置は、入力信号の直流分再生
手段と、入力信号に含まれる同期信号検出手段と、検出
した同期信号から所定のゲートパルスを発生するゲート
パルス発生手段及び前記直流分再生した入力信号の増幅
度可変手段とを備える構成を有しているか、または、入
力信号の直流分再生手段と、入力信号に含まれる同期信
号検出手段と、検出した同期信号から所定のゲートパル
スを発生するゲートパルス発生手段及び前記直流分再生
した入力信号と前記ゲートパルス加算手段とを備える構
成を有している。
底区間のバースト信号の交流中心電位を同期信号基底か
らシフトを行い、ADコンバーターへの入力信号振幅を
低減することにより前記入力映像信号の映像区間の実効
的なダイナミックレンジを維持するため、S/Nが劣化
する問題もない入力装置を提供することができる。
て、図面を参照しながら説明する。
は増幅度可変手段(VCA)、13は低域通過フィルタ
ー、14はADコンバーター、15は同期分離手段、1
6はゲートパルス発生手段である。また本実施例におけ
る各波形を図2に示す。2Aは入力映像信号、2BはA
D入力信号、2Cは同期信号、2Dはゲートパルスを示
す。2Aのダイナミックレンジは21のごとくであり、
通常の同期信号基底区間にバースト信号のない場合より
もダイナミックレンジが大きくなっている。
についてその動作を設明する。まず、入力映像信号2A
は同期信号の基底区間にバースト信号23が重畳されて
おり、直流分再生部11と同期分離手段15へ入力され
る。直流分再生部11で直流電位を決定された入力映像
信号は増幅度可変手段(VCA)12でADコンバータ
ー14の入力レベルに合致するように増幅される。ただ
しゲートパルス発生手段よりのゲートパルス区間は同期
信号基底区間のバースト信号が同期信号先端電位を越え
ないように前記増幅度可変手段(VCA)12の増幅度
を変えた後にAD入力信号とするものである。従って、
ADに入力される信号のダイナミックレンジ22は同期
信号基底区間のバースト信号がない場合と同じダイナミ
ックレンジとなる。
施例に於ける動作を図5を用いて説明する。図5に於て
55,56,57,59は固定抵抗器で、58はコンデ
ンサー、54はスイッチで、また51はビデオアンプで
ある。入力ビデオ信号は52の入力端子より到来しビデ
オアンプ51で増幅されて出力端子53に出力される。
出力端子53においては接続されるADコンバーターの
ダイナミックレンジに合致するよう(例えば1.5Vか
ら3.5V)に設計される。本増幅度可変手段(VC
A)の増幅度は、G1=1+R2/R1:(スイッチ5
4がONの場合)G2=1+{R2+1/(|jωC|
+1/R4)}/R1:(スイッチ54がOFFの場
合)となり、スイッチ54のONとOFFで各々増幅度
を変えることができる。さらにスイッチ54が可変抵抗
器の場合は連続的に前記増幅度を変化させることができ
るものである。以上の如くの構成の増幅度可変手段(V
CA)にてスイッチ54をゲートパルス到来の場合にO
FFし前記増幅度可変手段(VCA)の増幅度をG2と
すると、ゲートパルス区間に於て同期信号をシフトを行
うと同時に同期信号基底区間のバースト信号23の振幅
を減少することにより同期信号基底区間のバースト信号
23が同期信号先端電位203を越えないようにする事
が出来るものである。
の直流分再生手段と、入力信号に含まれる同期信号検出
手段と、検出した同期信号から所定のゲートパルスを発
生するゲートパルス発生手段及び前記直流分再生した入
力信号の増幅度可変手段とを備え、前記ゲートパルス区
間は前記入力信号の増幅度可変手段の増幅度を前記ゲー
トパルス区間以外の増幅度を相異なるようにすることに
より、ADコンバーターへの入力信号振幅を低減し前記
入力映像信号の映像区間の実効的なダイナミックレンジ
を維持するため、S/Nが劣化する問題もない入力信号
変換装置を提供することができる。
ついて図面を参照しながら説明する。図3は本発明の第
2の実施例を示す入力信号変換装置のブロック図であ
る。図3において、31は直流分再生部、32は加算
器、33は低域通過フィルター、34はADコンバータ
ー、35は同期分離手段、36はゲートパルス発生手段
で、以上は図1の構成と同様なものである。図1の構成
と異なるのは増幅度可変手段(VCA)12を、加算器
32とした点である。
で4Aは入力映像信号、4BはAD入力信号で42はA
D変換器のダイナミックレンジを示す。図2の構成と異
なるのはAD入力信号4Bの同期信号基底区間のバース
ト信号44の振幅、及び入力映像信号4Aの同期信号基
底区間のバースト信号43の振幅が、相対的に同一であ
る点である。
ついて、以下その動作を説明する。まず、入力映像信号
4Aは直流分再生部31で直流電位を決定され、またA
Dコンバーター34の入力直流レベルに合致するように
増幅され、さらに加算器32に於てゲートパルス発生手
段36よりのゲートパルス4Dと加算されることにより
同期信号基底区間のバースト信号44が同期信号先端を
越えないようにすることによりAD入力信号とするもの
である。
に加算器32を設けることにより、ゲートパルス4Dと
加算を行い同期信号基底区間のバースト信号がない場合
と同じダイナミックレンジとしてADコンバーター34
に入力することができ、入力映像信号の映像区間の実効
的なダイナミックレンジを維持し、S/Nが劣化する問
題もない入力信号変換装置を提供することができる。
増幅度可変手段(VCA)12の後段としたが、直流分
再生部11または増幅度可変手段(VCA)12の前段
としてもよい。
分再生手段と、入力信号に含まれる同期信号検出手段
と、検出した同期信号から所定のゲートパルスを発生す
るゲートパルス発生手段及び前記直流分再生した入力信
号の増幅度可変手段とを設けることにより、入力信号の
映像区間の実効的なダイナミックレンジを損なう事のな
いAD入力信号を送出できる優れた入力信号変換装置を
実現できるものである。
置のブロック図
説明のための信号波形図
置のブロック図
説明のための信号波形図
度可変手段詳細図
説明のための信号波形図
Claims (4)
- 【請求項1】 同期信号基底区間の一部にバースト信号
が重畳されたアナログ映像信号からデジタル信号へ変換
する入力信号変換装置であって、入力映像信号の直流分
再生手段と、前記入力映像信号に含まれる同期信号検出
手段と、検出した同期信号から所定のゲートパルスを発
生するゲートパルス発生手段及び前記直流分再生した入
力映像信号の増幅度可変手段とを備え、前記増幅度可変
手段の増幅度を前記ゲートパルス区間とその他の区間と
で相異なるようにしたことを特徴とする入力信号変換装
置。 - 【請求項2】 直流を含む低域成分の増幅度と所定の高
域成分の増幅度が相異なることを特徴とする請求項1記
載の入力信号変換装置。 - 【請求項3】 同期信号基底区間の一部にバースト信号
が重畳されたアナログ映像信号からデジタル信号へ変換
する場合の入力信号変換装置であって、入力映像信号の
直流分再生手段と、入力映像信号に含まれる同期信号検
出手段と、検出した同期信号から所定のゲートパルスを
発生するゲートパルス発生手段及び前記直流分再生した
入力映像信号と前記ゲートパルスとの加算手段とを備
え、直流再生された前記入力映像信号に前記ゲートパル
スを加算を行う事により、前記入力信号のゲートパルス
区間内の直流レベルを可変するようにしたことを特徴と
する入力信号変換装置。 - 【請求項4】 同期信号基底区間のバースト信号の検出
手段とゲートパルス発生の中断手段とを設け、前記バー
スト信号が存在しないアナログ映像信号の場合に前記ゲ
ートパルス発生を中断してデジタル信号へ変換する様に
したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の入
力信号変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5001594A JPH06205427A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 入力信号変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5001594A JPH06205427A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 入力信号変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06205427A true JPH06205427A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=11505839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5001594A Pending JPH06205427A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 入力信号変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06205427A (ja) |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP5001594A patent/JPH06205427A/ja active Pending
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