JPH06204840A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH06204840A
JPH06204840A JP5000927A JP92793A JPH06204840A JP H06204840 A JPH06204840 A JP H06204840A JP 5000927 A JP5000927 A JP 5000927A JP 92793 A JP92793 A JP 92793A JP H06204840 A JPH06204840 A JP H06204840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
integrated circuit
ecl
output
circuit
semiconductor integrated
Prior art date
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Pending
Application number
JP5000927A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kaga
博史 加賀
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH06204840A publication Critical patent/JPH06204840A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】集積回路の試験時に、ECL出力バッファの同
時動作による電源電位変動に起因する回路誤動作を防ぐ
こと。 【構成】集積回路の試験時に、モード切換端子4によっ
て、ECL出力バッファの出力論理振幅を実使用時より
も小さくし、出力レベルの変化によるグランド電源5の
電位変動を小さくすることによって、回路誤動作を防ぐ
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特にECL(エミッタ結合論理)出力バッファの構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路におけるECL出
力バッファは、差動増幅回路と、エミッタフォロアとに
より構成され、集積回路の使用時もしくは試験時には、
出力端子に50Ω抵抗を終端して、実装もしくは試験し
ていた。
【0003】この従来のECL出力バッファでは、出力
レベルの高低によってグランド電源に流れる電流値が異
なるため、出力レベルの変化によってグランド電流の電
位が変動する。このため、集積回路が複数のECL出力
バッファを有する場合、多数のECL出力バッファの出
力レベルが同時に変化すると、グランド電位の変動によ
って、誤動作を起こす。このため、従来のECL出力バ
ッファを有する半導体集積回路では、同時に出力レベル
の変化するECL出力バッファ数に制限を加えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の半導
体集積回路では、集積回路の試験時に、以下の様な2つ
の困難を有する。
【0005】第1に、半導体ウェハ状態での試験時の様
に、集積回路の実使用実装時に比べ、グランド電源の供
給が充分でない場合、同時に出力レベルの変化すること
が許されるECL出力バッファ数は、実使用時に比べ更
に少なくなる。このため、実使用時と同じ条件での試験
を行うことができない。
【0006】第2に、集積回路の試験専用のパタン(ベ
クタ)を生成する場合、前述の同時動作数制限を考慮し
なければならず、パタンの生成ルールが複雑になり、パ
タンの生成に必要な時間が増加し、集積回路のTATの
増大・コストの増大につながる。
【0007】本発明の目的は、試験時に出力論理振幅を
実使用時に比べて、小さくするようにした半導体集積回
路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、複数の
ECL出力バッファを有する半導体集積回路において、
前記バッファの試験時には実使用時よりも論理振幅を小
さくする手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例の半導体集積回路のE
CL出力バッファを示す回路図である。
【0010】図1において、本実施例は、npn型の
1,第2のトランジスタQ1,Q2と、これらのトラン
ジスタQ1,Q2のコレクタにそれぞれ接続された第
1,第2の抵抗R1,R2と、トランジスタQ1,Q2
のエミッタを共通にして、第3の抵抗R3と、電界効果
型の第4のトランジスタQ4と第4の抵抗R4との直列
体とを接続し、トランジスタQ4のゲートをモード切換
端子4に接続し、トランジスタQ1のベースを入力端子
1,トランジスタQ2のベースをリファレンス端子2に
それぞれ接続し、トランジスタQ2のコレクタをベース
に、出力端子3をエミッタにそれぞれ接続したnpn型
の第3のトランジスタQ3を設け、以上の回路をグラン
ド電源5,低位側電源6の間に設ける。
【0011】図1において、本実施例は、ECL回路の
定電流源を2本の第3,第4の抵抗R3,R4で構成
し、内1本の抵抗R4は、第4のMOSトランジスタQ
4にて回路から切り離すことを可能とする。
【0012】集積回路の実使用時には、モード切換端子
に高電位を与えることによって、MOSトランジスタQ
4をオンさせる。集積回路の試験時には、MOSトラン
ジスタQ4をオフさせることによって、ECL回路の定
電流源を流れる電流値を減らすことができる。これによ
って出力レベルの低位側が、実使用時に比べて高位側に
シフトし、出力論理振幅を小さくすることができる。
【0013】図2は本発明の第2の実施例の半導体集積
回路を示す回路図である。図2において、本実施例は、
トランジスタQ1,2のエミッタを共通にして、npn
型のトランジスタQ5を接続し、トランジスタQ5のエ
ミッタは抵抗R5を介して低位側電源6に接続し、トラ
ンジスタQ5のベースには、電界効果トランジスタQ
6,Q7を介して、通常定電流源用電源7,試験時定電
流源用電源8が接続される。トランジスタQ6,Q7の
ゲートにはモード切換端子4が接続される。抵抗R1,
R2,トランジスタQ1,Q2,Q3,出力端子3は、
図1と同様に接続される。
【0014】図2において、本発明の第2の実施例は、
ECL回路の定電流源をトランジスタQ5と抵抗R5と
で構成し、トランジスタQ5のベースに接続する電源
を、モード切換端子4にて切換えることが可能である。
集積回路の試験時にトランジスタQ5のベースに接続さ
れる試験時定電流源用電源の電位を通常定電流源用電源
よりも低く設定することによって、試験時のECL回路
の定電流源に流れる電流値を実使用時に比べて減らすこ
とができる。これによって出力レベルの低位側が実使用
時に比べて高位側にシフトし、出力論理振幅を小さくす
ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、集積回
路の試験時にECL出力バッファの出力論理振幅を実使
用時に比べて小さくすることによって、出力レベルの高
低によって生ずるグランド電源に流れる電流値の差を小
さくすることができ、このためECL出力バッファの同
時動作数制限を集積回路の試験時には緩和あるいは無く
することが可能となり、実使用時に比べてグランド電源
の供給が充分でない場合でも、同等の試験を行うことが
可能となり、また試験用のパタンを生成する時、出力同
時動作数制限を考慮する必要がないため、パタン生成に
要する時間を削減でき、これによってTATを短縮し、
集積回路のコストを低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体集積回路を示す
回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例の回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 リファレンス端子 3 出力端子 4 モード切換端子 5 グランド電源 6 低位側電源 7 通常定電流源用電源 8 試験時定電流源用電源 R1 第1の抵抗 R2 第2の抵抗 R3 第3の抵抗 R4 第4の抵抗 R5 第5の抵抗 Q1 第1のトランジスタ Q2 第2のトランジスタ Q3 第3のトランジスタ Q4 第4のトランジスタ Q5 第5のトランジスタ Q6 第6のトランジスタ Q7 第7のトランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のECL出力バッファを有する半導
    体集積回路において、前記バッファの試験時には実使用
    時よりも論理振幅を小さくする手段を設けたことを特徴
    とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 論理振幅を小さくする手段が、MOSト
    ランジスタによるスイッチで回路抵抗定数の変更を行う
    手段である請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 論理振幅を小さくする手段が、MOSト
    ランジスタによるスイッチで内部定電源を切換える手段
    である請求項1記載の半導体集積回路。
JP5000927A 1993-01-07 1993-01-07 半導体集積回路 Pending JPH06204840A (ja)

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JP5000927A JPH06204840A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 半導体集積回路

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JP5000927A JPH06204840A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 半導体集積回路

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JPH06204840A true JPH06204840A (ja) 1994-07-22

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