JPH05268032A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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Publication number
JPH05268032A
JPH05268032A JP4062602A JP6260292A JPH05268032A JP H05268032 A JPH05268032 A JP H05268032A JP 4062602 A JP4062602 A JP 4062602A JP 6260292 A JP6260292 A JP 6260292A JP H05268032 A JPH05268032 A JP H05268032A
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JP
Japan
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base
transistor
bipolar transistor
terminal
power supply
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Application number
JP4062602A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kaminaga
保男 神長
Yoji Nishio
洋二 西尾
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to US07/992,448 priority patent/US5604417A/en
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Priority to US08/488,441 priority patent/US5663659A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過渡飽和動作により電源電圧一杯に振幅した
信号を出力すること。 【構成】 PNPバイポーラトランジスタ10と、NM
OSトランジスタ12と、微分回路14とを備え、入力
端子18にハイレベルのパルスが入力されたときにトラ
ンジスタ12がオンとなり、出力端子20のレベルがロ
ーレベルに維持される。一方、入力端子18にローレベ
ルのパルス信号が入力されたときには、微分回路14か
ら負パルスが出力されトランジスタ10がオンとなって
出力端子20のレベルがローレベルからハイレベルに反
転する。そしてトランジスタ10は負パルスによって一
旦飽和状態となり出力端子20のレベルが電源端子16
のレベルまで高くなる。その後負パルスの消滅によって
トランジスタ10は飽和状態から脱することになる。こ
のためトランジスタ10の過渡飽和動作によって出力端
子20からフル振幅した信号が出力されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置に係
り、特に、バイポーラトランジスタを主要素として、低
電源電圧動作に対応した論理回路を構成するに好適な半
導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、論理回路のうちインバータ回路と
して、バイポーラトランジスタとMOSトランジスタを
組み合わせたBiCMOS回路が知られている。この回
路によれば、バイパーラトランジスタによって高速化を
図ることができ、MOSトランジスタによって低消費電
力化を図ることができる。従来のこの種のインバータ回
路としては、例えば特開昭57−212827号公報が
挙げられる。
【0003】一方、近年半導体集積回路素子の微細化に
より集積回路へ供給する電源電圧を低下することが要求
されている。低電源電圧で回路を動作させるには、Bi
CMOS回路では駆動電圧を有効に次段論理回路に印加
するために、出力信号をフル振幅させること、すなわ
ち、電源電圧一杯に信号を振幅させることが重要であ
る。これは、次段の論理回路へ信号を出力する場合、次
段の論理回路がMOSトランジスタで構成されていると
きには、ゲート・ソース間電圧以上、またバイポーラト
ランジスタで構成されているときにはベース・エミッタ
間電圧以上の電圧を印加しなければ、次段の論理回路が
動作できないためである。このため、バイポーラトラン
ジスタを単にオンオフ動作させたのでは、ベース・エミ
ッタ間電圧だけ出力電圧が低下し、フル振幅させた信号
を出力することができない。このためトランジスタを過
渡飽和動作させて信号をフル振幅させることが必要とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、イ
ンバータ回路として、バイポーラトランジスタとMOS
トランジスタを組み合わせたものを用い、高速化及び低
消費電力化を図っているが、バイポーラトランジスタを
過渡飽和動作させていないため、バイポーラトランジス
タの特性を充分に用いることができず、充分に高速化を
図ることができない。しかも信号をフル振幅させるに
は、バイポーラトランジスタと並列にPMOSトランジ
スタを接続しなければならず、回路構成が複雑となる。
【0005】本発明の目的は、過渡飽和動作により電源
電圧一杯に振幅した信号を出力することができる半導体
集積回路装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1の装置として、PNPバイポーラト
ランジスタと、NMOSトランジスタと、電流供給手段
とを備え、前記PNPバイポーラトランジスタはエミッ
タが電源端子に接続され、コレクタが出力端子に接続さ
れ、ベースが電流供給手段を介して入力端子に接続され
ており、前記NMOSトランジスタはドレインが出力端
子に接続され、ソースが前記電源端子より低電位の固定
電源端子に接続されており、前記電流供給手段は、前記
NMOSトランジスタがオフとなるパルス信号に応答し
て、PNPバイポーラトランジスタのベース・エミッタ
間が順バイアス状態になるベース電流をベースに供給
し、PNPバイポーラトランジスタのベース・コレクタ
間が逆バイアス状態から順バイアス状態となるまでベー
ス電流の供給を継続し、その後ベース電流の供給を停止
する回路素子を備えている半導体集積回路装置を構成し
たものである。
【0007】第2の装置として、PNPバイポーラトラ
ンジスタと、NMOSトランジスタと、微分回路とを備
え、前記PNPバイポーラトランジスタはエミッタが電
源端子に接続され、コレクタが出力端子に接続され、ベ
ースが微分回路を介して入力端子に接続されており、前
記NMOSトランジスタはドレインが出力端子に接続さ
れ、ソースが前記電源端子より低電位の固定電源端子に
接続されており、前記微分回路は、前記NMOSトラン
ジスタがオフとなるパルス信号に応答して、PNPバイ
ポーラトランジスタのベース・エミッタ間が順バイアス
状態になるベース電流をベースに供給し、PNPバイポ
ーラトランジスタのベース・コレクタ間が逆バイアス状
態から順バイアス状態となるまでベース電流の供給を継
続し、その後ベース電流の供給を停止する回路素子を備
えている半導体集積回路装置を構成したものである。
【0008】第3の装置として、PNPバイポーラトラ
ンジスタと、NMOSトランジスタと、微分回路とを備
え、前記PNPバイポーラトランジスタはエミッタが電
源端子に接続され、コレクタが出力端子に接続され、ベ
ースが微分回路を介して入力端子に接続されており、前
記NMOSトランジスタはドレインが出力端子に接続さ
れ、ソースが前記電源端子より低電位の固定電源端子に
接続されており、前記微分回路は、前記NMOSトラン
ジスタがオフとなるパルス信号に応答して、PNPバイ
ポーラトランジスタのベース・エミッタ間が順バイアス
状態になる負パルス信号をベースに印加し、PNPバイ
ポーラトランジスタのベース・コレクタ間が逆バイアス
状態から順バイアス状態となるまで負パルス信号の印加
を継続し、その後負パルス信号の印加を停止する回路素
子を備えている半導体集積回路装置を構成したものであ
る。
【0009】第4の装置として、PNPバイポーラトラ
ンジスタと、NPNバイポーラトランジスタと、正パル
ス応答電流供給手段と、負パルス応答電流供給手段とを
備え、前記PNPバイポーラトランジスタはエミッタが
電源端子に接続され、コレクタが出力端子に接続され、
ベースが負パルス応答電流供給手段を介して入力端子に
接続されており、前記NPNバイポーラトランジスタは
コレクタが出力端子に接続され、エミッタが前記電源端
子より低電位の固定電源端子に接続され、ベースが正パ
ルス応答電流供給手段を介して入力端子に接続されてお
り、前記負パルス応答電流供給手段は、負パルス入力信
号に応答して、PNPバイポーラトランジスタのベース
・エミッタ間が順バイアス状態になるベース電流をベー
スに供給し、PNPバイポーラトランジスタのベース・
コレクタ間が逆バイアス状態から順バイアス状態となる
までベース電流の供給を継続し、その後ベース電流の供
給を停止する回路素子を備え、前記正パルス応答電流供
給手段は、正パルス入力信号に応答して、NPNバイポ
ーラトランジスタのベース・エミッタ間が順バイアス状
態になるベース電流をベースに供給し、NPNバイポー
ラトランジスタのベース・コレクタ間が逆バイアス状態
から順バイアス状態となるまでベース電流の供給を継続
し、その後ベース電流の供給を停止する回路素子を備え
ている半導体集積回路装置を構成したものである。
【0010】第5の装置として、PNPバイポーラトラ
ンジスタと、NPNバイポーラトランジスタと、正パル
ス応答微分回路と、負パルス応答微分回路とを備え、前
記PNPバイポーラトランジスタはエミッタが電源端子
に接続され、コレクタが出力端子に接続され、ベースが
負パルス応答微分回路を介して入力端子に接続されてお
り、前記NPNバイポーラトランジスタはコレクタが出
力端子に接続され、エミッタが前記電源端子より低電位
の固定電源端子に接続され、ベースが正パルス応答微分
回路を介して入力端子に接続されており、前記負パルス
応答微分回路は、負パルス入力信号に応答して、PNP
バイポーラトランジスタのベース・エミッタ間が順バイ
アス状態になるベース電流をベースに供給し、PNPバ
イポーラトランジスタのベース・コレクタ間が逆バイア
ス状態から順バイアス状態となるまでベース電流の供給
を継続し、その後ベース電流の供給を停止する回路素子
を備え、前記正パルス応答微分回路は、正パルス入力信
号に応答して、NPNバイポーラトランジスタのベース
・エミッタ間が順バイアス状態になるベース電流をベー
スに供給し、NPNバイポーラトランジスタのベース・
コレクタ間が逆バイアス状態から順バイアス状態となる
までベース電流の供給を継続し、その後ベース電流の供
給を停止する回路素子を備えている半導体集積回路装置
を構成したものである。
【0011】第6の装置として、PNPバイポーラトラ
ンジスタと、NPNバイポーラトランジスタと、正パル
ス応答微分回路と、負パルス応答微分回路とを備え、前
記PNPバイポーラトランジスタはエミッタが電源端子
に接続され、コレクタが出力端子に接続され、ベースが
負パルス応答微分回路を介して入力端子に接続されてお
り、前記NPNバイポーラトランジスタはコレクタが出
力端子に接続され、エミッタが前記電源端子より低電位
の固定電源端子に接続され、ベースが正パルス応答微分
回路を介して入力端子に接続されており、前記負パルス
応答微分回路は、負パルス入力信号に応答して、PNP
バイポーラトランジスタのベース・エミッタ間が順バイ
アス状態になる負パルス信号をベースに印加し、PNP
バイポーラトランジスタのベース・コレクタ間が逆バイ
アス状態から順バイアス状態となるまで負パルス信号の
印加を継続し、その後負パルス信号の印加を停止する回
路素子を備え、前記正パルス応答微分回路は、正パルス
入力信号に応答して、NPNバイポーラトランジスタの
ベース・エミッタ間が順バイアス状態になる正パルス信
号をベースに印加し、NPNバイポーラトランジスタの
ベース・コレクタ間が逆バイアス状態から順バイアス状
態となるまで正パルス信号の印加を継続し、その後正パ
ルス信号の印加を停止する回路素子を備えている半導体
集積回路装置を構成したものである。
【0012】第7の装置として、PNPバイポーラトラ
ンジスタと、NPNバイポーラトランジスタと、負パル
ス応答電流供給手段と、PMOSトランジスタとNMO
Sトランジスタを含む一対のインバータ回路と、互いに
直列接続された一対のPMOSトランジスタと、フィー
ドバック用NMOSトランジスタとを備え、前記PNP
バイポーラトランジスタはエミッタが電源端子に接続さ
れ、コレクタが出力端子に接続され、ベースが負パルス
応答電流供給手段を介して入力端子に接続されており、
前記NPNバイポーラトランジスタはコレクタが出力端
子に接続され、エミッタが前記電源端子より低電位の固
定電源端子に接続され、ベースが一対のPMOSトラン
ジスタのうち低電位側PMOSトランジスタのソースに
接続されており、前記一対のインバータ回路のうち一方
のインバータ回路は入力側が前記入力端子に接続され、
出力側が低電位側PMOSトランジスタのゲートに接続
されており、他方のインバータ回路は入力側が前記出力
端子に接続され、出力側が高電位側PMOSトランジス
タのゲートと前記フィードバック用NMOSトランジス
タのゲートに接続されており、前記高電位側PMOSト
ランジスタはドレインが前記電源端子に接続されてお
り、前記フィードバック用NMOSトランジスタはドレ
インが前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接
続され、ソースが前記NPNバイポーラトランジスタの
エミッタに接続されており、前記負パルス応答電流供給
手段は、負パルス入力信号に応答して、PNPバイポー
ラトランジスタのベース・エミッタ間が順バイアス状態
になるベース電流をベースに供給し、PNPバイポーラ
トランジスタのベース・コレクタ間が逆バイアス状態か
ら順バイアス状態となるまでベース電流の供給を継続
し、その後ベース電流の供給を停止する回路素子を備え
ている半導体集積回路装置を構成したものである。
【0013】第8の装置として、PNPバイポーラトラ
ンジスタと、NPNバイポーラトランジスタと、負パル
ス応答微分回路と、PMOSトランジスタとNMOSト
ランジスタを含む一対のインバータ回路と、互いに直列
接続された一対のPMOSトランジスタと、フィードバ
ック用NMOSトランジスタとを備え、前記PNPバイ
ポーラトランジスタはエミッタが電源端子に接続され、
コレクタが出力端子に接続され、ベースが負パルス応答
電流供給手段を介して入力端子に接続されており、前記
NPNバイポーラトランジスタはコレクタが出力端子に
接続され、エミッタが前記電源端子より低電位の固定電
源端子に接続され、ベースが一対のPMOSトランジス
タのうち低電位側PMOSトランジスタのソースに接続
されており、前記一対のインバータ回路のうち一方のイ
ンバータ回路は入力側が前記入力端子に接続され、出力
側が低電位側PMOSトランジスタのゲートに接続され
ており、他方のインバータ回路は入力側が前記出力端子
に接続され、出力側が高電位側PMOSトランジスタの
ゲートと前記フィードバック用NMOSトランジスタの
ゲートに接続されており、前記高電位側PMOSトラン
ジスタはドレインが前記電源端子に接続されており、前
記フィードバック用NMOSトランジスタはドレインが
前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続さ
れ、ソースが前記NPNバイポーラトランジスタのエミ
ッタに接続されており、前記負パルス応答微分回路は、
負パルス入力信号に応答して、PNPバイポーラトラン
ジスタのベース・エミッタ間が順バイアス状態になるベ
ース電流をベースに供給し、PNPバイポーラトランジ
スタのベース・コレクタ間が逆バイアス状態から順バイ
アス状態となるまでベース電流の供給を継続し、その後
ベース電流の供給を停止する回路素子を備えている半導
体集積回路装置を構成したものである。
【0014】第9の装置として、PNPバイポーラトラ
ンジスタと、NPNバイポーラトランジスタと、負パル
ス応答微分回路と、PMOSトランジスタとNMOSト
ランジスタを含む一対のインバータ回路と、互いに直列
接続された一対のPMOSトランジスタと、フィードバ
ック用NMOSトランジスタとを備え、前記PNPバイ
ポーラトランジスタはエミッタが電源端子に接続され、
コレクタが出力端子に接続され、ベースが負パルス応答
電流供給手段を介して入力端子に接続されており、前記
NPNバイポーラトランジスタはコレクタが出力端子に
接続され、エミッタが前記電源端子より低電位の固定電
源端子に接続され、ベースが一対のPMOSトランジス
タのうち低電位側PMOSトランジスタのソースに接続
されており、前記一対のインバータ回路のうち一方のイ
ンバータ回路は入力側が前記入力端子に接続され、出力
側が低電位側PMOSトランジスタのゲートに接続され
ており、他方のインバータ回路は入力側が前記出力端子
に接続され、出力側が高電位側PMOSトランジスタの
ゲートと前記フィードバック用NMOSトランジスタの
ゲートに接続されており、前記高電位側PMOSトラン
ジスタはドレインが前記電源端子に接続されており、前
記フィードバック用NMOSトランジスタはドレインが
前記NPNバイポーラトランジスタのベースに接続さ
れ、ソースが前記NPNバイポーラトランジスタのエミ
ッタに接続されており、前記負パルス応答微分回路は、
負パルス入力信号に応答して、PNPバイポーラトラン
ジスタのベース・エミッタ間が順バイアス状態になる負
パルス信号をベースに印加し、PNPバイポーラトラン
ジスタのベース・コレクタ間が逆バイアス状態から順バ
イアス状態となるまで負パルス信号の印加を継続し、そ
の後負パルス信号の印加を停止する回路素子を備えてい
る半導体集積回路装置を構成したものである。
【0015】第10の装置として、PNPバイポーラト
ランジスタと、負パルス応答電流供給手段と、PMOS
トランジスタとNMOSトランジスタを含む一対のイン
バータ回路と、互いに縦続接続された一対の入力用NM
OSトランジスタと、互いに縦続接続された一対の出力
用NMOSトランジスタと、一対の入力用PMOSトラ
ンジスタとを備え、前記PNPバイポーラトランジスタ
はエミッタが電源端子に接続され、コレクタが出力端子
に接続され、ベースが負パルス応答電流供給手段を介し
てインバータ回路の出力側に接続されており、インバー
タ回路は入力側が各PMOSトランジスタのソースに接
続されており、各PMOSトランジスタはドレインが前
記電源端子に接続され、各ゲートが一対の入力端子の一
方にそれぞれ接続されており、前記一対の入力用NMO
Sトランジスタは一方のドレインが前記インバータ回路
の入力側に接続され、一方のゲートが一方の入力端子に
接続され、他方のソースが前記固定電源端子に接続さ
れ、他方のゲートが他方の入力端子に接続されており、
前記一対の出力用NMOSトランジスタは一方のドレイ
ンが前記出力端子に接続され、一方のゲートが前記一方
の入力端子に接続され、他方のソースが前記固定電源端
子に接続され、他方のゲートが前記他方の入力端子に接
続されており、前記負パルス応答電流供給手段は、負パ
ルス入力信号に応答して、PNPバイポーラトランジス
タのベース・エミッタ間が順バイアス状態になるベース
電流をベースに供給し、PNPバイポーラトランジスタ
のベース・コレクタ間が逆バイアス状態から順バイアス
状態となるまでベース電流の供給を継続し、その後ベー
ス電流の供給を停止する回路素子を備えている半導体集
積回路装置を構成したものである。
【0016】第11の装置として、PNPバイポーラト
ランジスタと、負パルス応答微分回路と、PMOSトラ
ンジスタとNMOSトランジスタを含む一対のインバー
タ回路と、互いに縦続接続された一対の入力用NMOS
トランジスタと、互いに縦続接続された一対の出力用N
MOSトランジスタと、一対の入力用PMOSトランジ
スタとを備え、前記PNPバイポーラトランジスタはエ
ミッタが電源端子に接続され、コレクタが出力端子に接
続され、ベースが負パルス応答電流供給手段を介してイ
ンバータ回路の出力側に接続されており、インバータ回
路は入力側が各PMOSトランジスタのソースに接続さ
れており、各PMOSトランジスタはドレインが前記電
源端子に接続され、各ゲートが一対の入力端子の一方に
それぞれ接続されており、前記一対の入力用NMOSト
ランジスタは一方のドレインが前記インバータ回路の入
力側に接続され、一方のゲートが一方の入力端子に接続
され、他方のソースが前記固定電源端子に接続され、他
方のゲートが他方の入力端子に接続されており、前記一
対の出力用NMOSトランジスタは一方のドレインが前
記出力端子に接続され、一方のゲートが前記一方の入力
端子に接続され、他方のソースが前記固定電源端子に接
続され、他方のゲートが前記他方の入力端子に接続され
ており、前記負パルス応答微分回路は、負パルス入力信
号に応答して、PNPバイポーラトランジスタのベース
・エミッタ間が順バイアス状態になるベース電流をベー
スに供給し、PNPバイポーラトランジスタのベース・
コレクタ間が逆バイアス状態から順バイアス状態となる
までベース電流の供給を継続し、その後ベース電流の供
給を停止する回路素子を備えている半導体集積回路装置
を構成したものである。
【0017】第12の装置として、PNPバイポーラト
ランジスタと、負パルス応答微分回路と、PMOSトラ
ンジスタとNMOSトランジスタを含む一対のインバー
タ回路と、互いに縦続接続された一対の入力用NMOS
トランジスタと、互いに縦続接続された一対の出力用N
MOSトランジスタと、一対の入力用PMOSトランジ
スタとを備え、前記PNPバイポーラトランジスタはエ
ミッタが電源端子に接続され、コレクタが出力端子に接
続され、ベースが負パルス応答電流供給手段を介してイ
ンバータ回路の出力側に接続されており、インバータ回
路は入力側が各PMOSトランジスタのソースに接続さ
れており、各PMOSトランジスタはドレインが前記電
源端子に接続され、各ゲートが一対の入力端子の一方に
それぞれ接続されており、前記一対の入力用NMOSト
ランジスタは一方のドレインが前記インバータ回路の入
力側に接続され、一方のゲートが一方の入力端子に接続
され、他方のソースが前記固定電源端子に接続され、他
方のゲートが他方の入力端子に接続されており、前記一
対の出力用NMOSトランジスタは一方のドレインが前
記出力端子に接続され、一方のゲートが前記一方の入力
端子に接続され、他方のソースが前記固定電源端子に接
続され、他方のゲートが前記他方の入力端子に接続され
ており、前記負パルス応答微分回路は、負パルス入力信
号に応答して、PNPバイポーラトランジスタのベース
・エミッタ間が順バイアス状態になる負パルス信号をベ
ースに印加し、PNPバイポーラトランジスタのベース
・コレクタ間が逆バイアス状態から順バイアス状態とな
るまで負パルス信号の印加を継続し、その後負パルス信
号の印加を停止する回路素子を備えている半導体集積回
路装置を構成したものである。
【0018】第2,第3,第5,第6,第8,第9,第
11,第12のうちいずれか一つの装置を含む第13の
装置として、微分回路は抵抗素子とコンデンサ素子とか
ら構成されている半導体集積回路装置を構成したもので
ある。
【0019】第13の装置を含む第14の装置として、
微分回路の抵抗素子はMOSトランジタで構成され、前
記抵抗素子の抵抗値がMOSトタンジスタのオン抵抗で
決定されている半導体集積回路装置を構成したものであ
る。
【0020】
【作用】前記した手段によれば、出力段にPNPバイポ
ーラトランジスタとNMOSトランジスタを用いた場
合、入力端子にハイレベルのパルス信号が入力されたと
きにはNMOSトランジスタがオンとなり、出力端子が
固定電源端子のレベルに維持される。一方、入力端子に
ローレベルのパルス信号が入力されると、このパルス信
号に応答して、電流供給手段(微分回路)からPNPバ
イポーラトランジスタにベース・エミッタ間が順バイア
ス状態になるベース電流が供給される。これによりPN
Pバイポーラトランジスタがオンとなり出力端子は電源
端子のレベルに上昇する。このときPNPバイポーラト
ランジスタのベースにはベース・コレクタ間が逆バイア
ス状態から順バイアス状態となるまでベース電流が供給
されている。このような状態となると、コレクタの電圧
はベースの電圧よりも高くなり、PNPバイポーラトラ
ンジスタは過渡飽和状態となる。このため出力端子は電
源端子のレベルまで上昇しフル振幅の信号が出力される
ことになる。PNPバイポーラトランジスタが飽和状態
になったあとベース電流の供給が停止されるため、PN
Pバイポーラトランジスタは飽和状態から脱し、遷移時
における飽和回復時間を無くし高速性を確保することが
できる。
【0021】また出力段にPNPバイポーラトランジス
タとNPNバイポーラトランジスタを用いた場合、各ト
ランジスタは電流供給手段(微分回路)からの電流によ
って過渡飽和動作を行なうため、出力端子からフル振幅
された信号を出力することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、インバータ回路としてBiCMOS
回路を用いたときの実施例が示されている。図1におい
て、インバータ回路はPNPバイポーラトランジスタ1
0と、NMOSトランジスタ12と、微分回路14とを
備えて構成されている。PNPバイポーラトランジスタ
10はエミッタが電源端子16に接続され、ベースが微
分回路14を介して入力端子18に接続され、コレクタ
が出力端子20に接続されている。NMOSトランジス
タ12はゲートが入力端子18に接続され、ドレインが
出力端子20に接続され、ソースが固定電源端子として
のアースに接続されている。そして電源端子16とアー
ス間には1.5Vの電圧が印加されている。
【0023】微分回路14はコンデンサ22と抵抗24
を備えて構成されており、コンデンサ22の一端が入力
端子18に接続され、抵抗24の一端が電源端子16に
接続され、コンデンサ22と抵抗24との結合点がトラ
ンジスタ10のベースに接続されている。この微分回路
14は、入力端子18にローレベルのパルス信号が入力
されたときに、このパルス信号に応答して、電源端子1
6の電位により低いレベルの負パルスを生成し、この負
パルス信号をトランジスタ10のベースへ印加する電流
供給手段として構成されている。すなわち、微分回路1
4は、ローレベルのパルス信号が入力されたときに、ト
ランジスタ10のベース・エミッタ間が順バイアス状態
になるベース電流をべースに供給し、トランジスタ10
のベース・コレクタ間が逆バイアス状態から順バイアス
状態となるまでベース電流の供給を継続し、トランジス
タ10が飽和状態になったあとベース電流の供給を停止
するようになっている。
【0024】以上の構成において、入力端子18にハイ
レベルのパルス信号が入力されると、このパルス信号に
応答してNMOSトランジスタ12がオンとなり、出力
端子20がローレベルに維持される。
【0025】次に、入力端子18のパルス信号のレベル
がハイレベルからローレベルに反転すると、このパルス
信号に応答して微分回路14から負パルス信号が出力さ
れ、PNPバイポーラトランジスタ10のベース電位が
低下し、トランジスタ10がオンとなる。これにより出
力端子20のレベルはローレベルからハイレベル側に移
行する。このような状態でトランジスタ10のベース電
位が低下すると、トランジスタ10のベース・コレクタ
間が逆バイアス状態から順バイアス状態に変化する。す
なわちトランジスタ10のコレクタの電位がベースの電
位よりも高くなり、トランジスタ10が飽和状態とな
る。そしてトランジスタ10が飽和状態になると共にト
ランジスタ10のベース電位が電源端子16のレベルま
で戻されるため、トランジスタ10は飽和状態から脱
し、遷移時における飽和回復時間を無くし、高速性を確
保している。すなわち、トランジスタ10は微分回路1
6からの負パルス信号に応答して過渡的に飽和状態とな
る過渡飽和動作するようになっている。そしてトランジ
スタ10が過渡飽和動作すると、コレクタの電位がベー
スよりも高くなると共に、コレクタとエミッタの電位が
等しくなり、出力端子20のレベルを電源端子16のレ
ベルまで高めることができる。すなわち出力端子20か
らは電源電圧一杯に振幅した信号を出力することができ
る。
【0026】このように、本実施例によれば、バイポー
ラトランジスタ10を過渡飽和動作させるようにしたた
め、低電源電圧(1.5V)で動作可能なインバータ回
路をシンプルな回路構成で実現することができる。
【0027】次に、本発明の第2実施例を図2に基づい
て説明する。本実施例はトランジスタとしてバイポーラ
トランジスタのみを用い、図1に示されるNMOSトラ
ンジスタ12の換わりにNPNバイポーラトランジスタ
26を用い、トランジスタ26のベースと入力端子18
との間に微分回路28を挿入したものであり、他の構成
は図1のものと同様であるので、同一のものには同一符
号を付してそれらの説明は省略する。
【0028】微分回路28はコンデンサ30と抵抗32
を備えて構成されており、入力端子18に印加されたハ
イレベルのパルス信号(正パルス信号)に応答して固定
電位(固定電源端子のレベル)よりも電位が高くなる正
パルス信号を生成し、この正パルス信号をトランジスタ
26のベースに印加する電流供給手段として構成されて
いる。すなわち、微分回路28は、入力端子18にハイ
レベルのパルス信号が入力されたときに、トランジスタ
26のベース・エミッタ間が順バイアス状態となるベー
ス電流をトランジスタ26のベースに供給し、トランジ
スタ26のベース・コレクタ間が逆バイアス状態から順
バイアス状態となるまでベース電流の供給を継続するよ
うになっている。そしてトランジスタ26が飽和状態と
なったあとベース電流の供給を停止するようになってい
る。これによりトランジスタ26は微分回路28からの
信号によって過渡飽和動作が可能となっている。
【0029】以上の構成において、入力端子18にハイ
レベルのパルス信号が入力されると、このパルス信号に
応答して微分回路28から正パルスが出力されトランジ
スタ26がオンとなる。これにより出力端子20のレベ
ルはローレベルに移行する。この過程で、トランジスタ
26のベース電位がコレクタの電位よりも高くなるとト
ランジスタ26が飽和状態となる。これによりトランジ
スタ26のコレクタはエミッタと同電位となり出力端子
20の電位は固定電位に維持される。そしてトランジス
タ26が飽和状態になったあと正パルスのレベルが低下
するとトランジスタ26は飽和状態から脱し、遷移時に
おける飽和回復時間を無くして高速性を確保するように
している。
【0030】次に、入力端子18に入力されたパルス信
号のレベルがハイレベルからローレベルに反転すると、
微分回路16から負パルスが出力されトランジスタ10
がオンとなる。これにより出力端子20のレベルはロー
レベルからハイレベルへ移行する。そして負パルスによ
りトランジスタ10のコレクタの電位がベースの電位よ
りも高くなるとトランジスタ10が飽和状態になると共
に、トランジスタ10のエミッタとコレクタが同電位と
なり、出力端子20のレベルがハイレベルに維持され
る。そしてトランジスタ10が飽和状態となったあと負
パルスが電源端子16のレベルまで戻され、トランジス
タ10が飽和状態から脱し、遷移時における飽和回復時
間を無くし高速性を確保するようになっている。
【0031】本実施例によれば、バイポーラトランジス
タ10,26を共に過渡飽和動作させるようにしたた
め、能動素子をバイポーラトランジスタのみで構成した
インバータ回路を低電源電圧で動作させることができる
と共に、インバータ回路をシンプルな構成で実現するこ
とができる。
【0032】次に、本発明の第3実施例を図3に従って
説明する。本実施例は、インバータ動作するトランジス
タとしてPNPバイポーラトランジスタ10とNPNバ
イポーラトランジスタ26を用い、トランジスタ10と
入力端子18との間に負パルス応答微分回路14を設
け、トランジスタ26を制御するための回路素子とし
て、PMOSトランジスタ34、NMOSトランジスタ
36、PMOSトランジスタ38,40、PMOSトラ
ンジスタ42、NMOSトランジスタ44、フィードバ
ック用NMOSトランジスタ46を備えて構成されてい
る。PMOSトランジスタ34とNMOSトランジスタ
36はインバータ回路48として構成されており、入力
側が入力端子18に接続され、出力側がPMOSトラン
ジスタ40のゲートに接続されている。PMOSトラン
ジスタ40はソースがトランジスタ26のベースに接続
されており、PMOSトランジスタ38はドレインが電
源端子16に接続され、ゲートがNMOSトランジスタ
46のゲートとPMOSトランジスタ42のソースとN
MOSトランジスタ44のドレインに接続されている。
PMOSトランジスタ42とNMOSトランジスタ44
はインバータ回路50として構成されており、入力側が
出力端子20に接続されている。
【0033】上記構成において、入力端子18にハイレ
ベルのパルス信号が入力されると、NMOSトランジス
タ46がオンに、PMOSトランジスタ40がオンとな
る。PMOSトランジスタ40がオンとなった時点で
は、出力端子20のレベルがハイレベルにあり、インバ
ータ回路50の出力側がローレベルでPMOSトランジ
スタ38がオンとなっているため、トランジスタ26の
ベースには電源端子16の電圧が印加されてトランジス
タ26がオンとなる。これにより出力端子20のレベル
はハイレベルからローレベルに反転する。そしてトラン
ジスタ26のベース電位がコレクタの電位よりも高くな
るとトランジスタ26が飽和状態となり、出力端子20
のレベルが固定電位に維持される。そして出力端子20
のレベルがローレベルに維持されると、インバータ回路
50のレベルがローレベルからハイレベルに反転しNM
OSトランジスタ46がオンとなり、トランジスタ26
のベース・エミッタ間はトランジスタ46によって短絡
される。これによりトランジスタ26のベース電位が低
下し、トランジスタ26は飽和状態から脱し、遷移時に
おける飽和回復時間を無くし高速性が確保されることに
なる。
【0034】次に、入力端子18に印加されたパルス信
号のレベルがハイレベルからローレベルに反転すると、
微分回路14が負パルスに応答して負パルス信号を出力
しトランジスタ10がオンとなる。トランジスタ10が
オンになると、出力端子20のレベルがローレベルから
ハイレベルに反転する。そしてベース電位の低下に伴な
ってトランジスタ10が飽和状態となると、トランジス
タ10のエミッタとコレクタが同電位となり出力端子2
0のレベルが電源端子16のレベルに維持される。そし
てベース電位が電源端子16のレベルまで戻るとトラン
ジスタ10は飽和状態から脱することになる。
【0035】このように、本実施例によれば、バイポー
ラトランジスタ10,26を過渡飽和動作させるように
したため、低電源電圧によっても動作可能なインバータ
回路を構成することができると共に、このインバータ回
路をシンプルな構成で実現することができる。
【0036】次に、本発明の第4実施例を図4に従って
説明する。本実施例はBiCMOS回路によって2入力
NAND回路を構成したものであり、インバータ動作す
るトランジスタとしてPNPトランジスタ10とNMO
Sトランジスタ64,66が設けられている。そしてこ
れらトランジスタの動作を制御するために、PMOSト
ランジスタ52,54、NMOSトランジスタ56,5
8、PMOSトランジスタ60、NMOSトランジスタ
62、負パルス応答の微分回路14が設けられている。
【0037】PMOSトランジスタ52,54は各ゲー
トがそれぞれ入力端子18A,18Bに接続されてお
り、ドレインがそれぞれ電源端子16に接続され、ソー
スが、インバータ回路を構成するPMOSトランジスタ
60とNMOSトランジスタ62の入力側に接続されて
いる。NMOSトランジスタ56,58は各ゲートがそ
れぞれ入力端子18A,18Bに接続されており、NM
OSトランジスタ56のドレインがインバータ回路68
の入力側に接続され、NMOSトランジスタ58のソー
スが固定電源端子に接続されている。またNMOSトラ
ンジスタ64,66は互いに直列接続され、各ゲートが
それぞれ入力端子18A,18Bに接続され、トランジ
スタ64のドレインが出力端子20に接続され、トラン
ジスタ66のソースが固定電源端子に接続されている。
【0038】本実施例における2入力NAND回路は、
入力端子18A,18Bに共にハイレベルのパルス信号
が入力されたときに、NMOSトランジスタ64,66
がオンになると共に、出力端子20のレベルがローレベ
ルになる。そして入力端子18A,18Bのうち一方に
ローレベルのパルスが入力し、他方にハイレベルのパル
ス信号が入力するか、あるいは各入力端子18A,18
Bにローレベルのパルス信号が入力されたときにPMO
Sトランジスタ52,54のうち少なくとも一方がオン
となってインバータ回路68の入力側がハイレベルとな
る。インバータ回路68の入力側がハイレベルとなると
出力側はローレベルとなり、微分回路14から負パルス
が出力されてトランジスタ10がオンとなり、出力端子
20のレベルがハイレベルに反転する。このときトラン
ジスタ10は、前記実施例と同様に、過渡飽和動作を行
ない、出力端子20のレベルは固定端子のレベルに維持
される。
【0039】このように、本実施例によれば、トランジ
スタ10を過渡飽和動作させるようにしたため、低電源
電圧によっても2入力NAND回路を構成することがで
きると共にこの回路をシンプルな回路構成によって実現
することができる。
【0040】次に、本発明の応用例を図5に従って説明
する。本実施例は、CPU70、メモリコントローラ7
2、I/Oプロセッサ74、メモリ76を備えた計算機
システムであり、各部がバスライン78を介して接続さ
れている。そして各部に用いられている論理回路は前記
実施例に用いられたインバータ回路や2入力NAND回
路が用いられている。
【0041】計算機システムにおいて、高速性が要求さ
れるCPU70を複数のLSIチップに分割した場合に
は、LSI間での信号の伝搬遅延時間が大きくなり、シ
ステムの性能が低下することになる。しかもLSIが大
規模化すると、消費電力が増大するので、低消費電力化
が要求される。そこで、CPU70など各部の論理回路
に前記実施例におけるインバータ回路や2入力NAND
回路を用いると、低電源電圧動作が可能となり、高速化
及び低消費電力化を図ることができ、高性能なシステム
を構築することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
論理回路の主要素としてバイポーラトランジスタを用
い、このバイポーラトランジスタを過渡飽和動作させる
ようにしたため、低電源電圧で動作可能な論理回路を構
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す構成図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す構成図である。
【図5】本発明の応用例を示す計算機システムの構成図
である。
【符号の説明】
10 PNPバイポーラトランジスタ 12 NMOSトランジスタ 14 微分回路 16 電源端子 18 入力端子 20 出力端子 22 コンデンサ 24 抵抗 26 NPNバイポーラトランジスタ 28 微分回路 34,38,40,42,52,54,60 PMOS
トランジスタ 36,44,46,56,58,62,64,66 N
MOSトランジスタ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PNPバイポーラトランジスタと、NM
    OSトランジスタと、電流供給手段とを備え、前記PN
    Pバイポーラトランジスタはエミッタが電源端子に接続
    され、コレクタが出力端子に接続され、ベースが電流供
    給手段を介して入力端子に接続されており、前記NMO
    Sトランジスタはドレインが出力端子に接続され、ソー
    スが前記電源端子より低電位の固定電源端子に接続され
    ており、前記電流供給手段は、前記NMOSトランジス
    タがオフとなるパルス信号に応答して、PNPバイポー
    ラトランジスタのベース・エミッタ間が順バイアス状態
    になるベース電流をベースに供給し、PNPバイポーラ
    トランジスタのベース・コレクタ間が逆バイアス状態か
    ら順バイアス状態となるまでベース電流の供給を継続
    し、その後ベース電流の供給を停止する回路素子を備え
    ている半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 PNPバイポーラトランジスタと、NM
    OSトランジスタと、微分回路とを備え、前記PNPバ
    イポーラトランジスタはエミッタが電源端子に接続さ
    れ、コレクタが出力端子に接続され、ベースが微分回路
    を介して入力端子に接続されており、前記NMOSトラ
    ンジスタはドレインが出力端子に接続され、ソースが前
    記電源端子より低電位の固定電源端子に接続されてお
    り、前記微分回路は、前記NMOSトランジスタがオフ
    となるパルス信号に応答して、PNPバイポーラトラン
    ジスタのベース・エミッタ間が順バイアス状態になるベ
    ース電流をベースに供給し、PNPバイポーラトランジ
    スタのベース・コレクタ間が逆バイアス状態から順バイ
    アス状態となるまでベース電流の供給を継続し、その後
    ベース電流の供給を停止する回路素子を備えている半導
    体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 PNPバイポーラトランジスタと、NM
    OSトランジスタと、微分回路とを備え、前記PNPバ
    イポーラトランジスタはエミッタが電源端子に接続さ
    れ、コレクタが出力端子に接続され、ベースが微分回路
    を介して入力端子に接続されており、前記NMOSトラ
    ンジスタはドレインが出力端子に接続され、ソースが前
    記電源端子より低電位の固定電源端子に接続されてお
    り、前記微分回路は、前記NMOSトランジスタがオフ
    となるパルス信号に応答して、PNPバイポーラトラン
    ジスタのベース・エミッタ間が順バイアス状態になる負
    パルス信号をベースに印加し、PNPバイポーラトラン
    ジスタのベース・コレクタ間が逆バイアス状態から順バ
    イアス状態となるまで負パルス信号の印加を継続し、そ
    の後負パルス信号の印加を停止する回路素子を備えてい
    る半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 PNPバイポーラトランジスタと、NP
    Nバイポーラトランジスタと、正パルス応答電流供給手
    段と、負パルス応答電流供給手段とを備え、前記PNP
    バイポーラトランジスタはエミッタが電源端子に接続さ
    れ、コレクタが出力端子に接続され、ベースが負パルス
    応答電流供給手段を介して入力端子に接続されており、
    前記NPNバイポーラトランジスタはコレクタが出力端
    子に接続され、エミッタが前記電源端子より低電位の固
    定電源端子に接続され、ベースが正パルス応答電流供給
    手段を介して入力端子に接続されており、前記負パルス
    応答電流供給手段は、負パルス入力信号に応答して、P
    NPバイポーラトランジスタのベース・エミッタ間が順
    バイアス状態になるベース電流をベースに供給し、PN
    Pバイポーラトランジスタのベース・コレクタ間が逆バ
    イアス状態から順バイアス状態となるまでベース電流の
    供給を継続し、その後ベース電流の供給を停止する回路
    素子を備え、前記正パルス応答電流供給手段は、正パル
    ス入力信号に応答して、NPNバイポーラトランジスタ
    のベース・エミッタ間が順バイアス状態になるベース電
    流をベースに供給し、NPNバイポーラトランジスタの
    ベース・コレクタ間が逆バイアス状態から順バイアス状
    態となるまでベース電流の供給を継続し、その後ベース
    電流の供給を停止する回路素子を備えている半導体集積
    回路装置。
  5. 【請求項5】 PNPバイポーラトランジスタと、NP
    Nバイポーラトランジスタと、正パルス応答微分回路
    と、負パルス応答微分回路とを備え、前記PNPバイポ
    ーラトランジスタはエミッタが電源端子に接続され、コ
    レクタが出力端子に接続され、ベースが負パルス応答微
    分回路を介して入力端子に接続されており、前記NPN
    バイポーラトランジスタはコレクタが出力端子に接続さ
    れ、エミッタが前記電源端子より低電位の固定電源端子
    に接続され、ベースが正パルス応答微分回路を介して入
    力端子に接続されており、前記負パルス応答微分回路
    は、負パルス入力信号に応答して、PNPバイポーラト
    ランジスタのベース・エミッタ間が順バイアス状態にな
    るベース電流をベースに供給し、PNPバイポーラトラ
    ンジスタのベース・コレクタ間が逆バイアス状態から順
    バイアス状態となるまでベース電流の供給を継続し、そ
    の後ベース電流の供給を停止する回路素子を備え、前記
    正パルス応答微分回路は、正パルス入力信号に応答し
    て、NPNバイポーラトランジスタのベース・エミッタ
    間が順バイアス状態になるベース電流をベースに供給
    し、NPNバイポーラトランジスタのベース・コレクタ
    間が逆バイアス状態から順バイアス状態となるまでベー
    ス電流の供給を継続し、その後ベース電流の供給を停止
    する回路素子を備えている半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 PNPバイポーラトランジスタと、NP
    Nバイポーラトランジスタと、正パルス応答微分回路
    と、負パルス応答微分回路とを備え、前記PNPバイポ
    ーラトランジスタはエミッタが電源端子に接続され、コ
    レクタが出力端子に接続され、ベースが負パルス応答微
    分回路を介して入力端子に接続されており、前記NPN
    バイポーラトランジスタはコレクタが出力端子に接続さ
    れ、エミッタが前記電源端子より低電位の固定電源端子
    に接続され、ベースが正パルス応答微分回路を介して入
    力端子に接続されており、前記負パルス応答微分回路
    は、負パルス入力信号に応答して、PNPバイポーラト
    ランジスタのベース・エミッタ間が順バイアス状態にな
    る負パルス信号をベースに印加し、PNPバイポーラト
    ランジスタのベース・コレクタ間が逆バイアス状態から
    順バイアス状態となるまで負パルス信号の印加を継続
    し、その後負パルス信号の印加を停止する回路素子を備
    え、前記正パルス応答微分回路は、正パルス入力信号に
    応答して、NPNバイポーラトランジスタのベース・エ
    ミッタ間が順バイアス状態になる正パルス信号をベース
    に印加し、NPNバイポーラトランジスタのベース・コ
    レクタ間が逆バイアス状態から順バイアス状態となるま
    で正パルス信号の印加を継続し、その後正パルス信号の
    印加を停止する回路素子を備えている半導体集積回路装
    置。
  7. 【請求項7】 PNPバイポーラトランジスタと、NP
    Nバイポーラトランジスタと、負パルス応答電流供給手
    段と、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタを
    含む一対のインバータ回路と、互いに直列接続された一
    対のPMOSトランジスタと、フィードバック用NMO
    Sトランジスタとを備え、前記PNPバイポーラトラン
    ジスタはエミッタが電源端子に接続され、コレクタが出
    力端子に接続され、ベースが負パルス応答電流供給手段
    を介して入力端子に接続されており、前記NPNバイポ
    ーラトランジスタはコレクタが出力端子に接続され、エ
    ミッタが前記電源端子より低電位の固定電源端子に接続
    され、ベースが一対のPMOSトランジスタのうち低電
    位側PMOSトランジスタのソースに接続されており、
    前記一対のインバータ回路のうち一方のインバータ回路
    は入力側が前記入力端子に接続され、出力側が低電位側
    PMOSトランジスタのゲートに接続されており、他方
    のインバータ回路は入力側が前記出力端子に接続され、
    出力側が高電位側PMOSトランジスタのゲートと前記
    フィードバック用NMOSトランジスタのゲートに接続
    されており、前記高電位側PMOSトランジスタはドレ
    インが前記電源端子に接続されており、前記フィードバ
    ック用NMOSトランジスタはドレインが前記NPNバ
    イポーラトランジスタのベースに接続され、ソースが前
    記NPNバイポーラトランジスタのエミッタに接続され
    ており、前記負パルス応答電流供給手段は、負パルス入
    力信号に応答して、PNPバイポーラトランジスタのベ
    ース・エミッタ間が順バイアス状態になるベース電流を
    ベースに供給し、PNPバイポーラトランジスタのベー
    ス・コレクタ間が逆バイアス状態から順バイアス状態と
    なるまでベース電流の供給を継続し、その後ベース電流
    の供給を停止する回路素子を備えている半導体集積回路
    装置。
  8. 【請求項8】 PNPバイポーラトランジスタと、NP
    Nバイポーラトランジスタと、負パルス応答微分回路
    と、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタを含
    む一対のインバータ回路と、互いに直列接続された一対
    のPMOSトランジスタと、フィードバック用NMOS
    トランジスタとを備え、前記PNPバイポーラトランジ
    スタはエミッタが電源端子に接続され、コレクタが出力
    端子に接続され、ベースが負パルス応答電流供給手段を
    介して入力端子に接続されており、前記NPNバイポー
    ラトランジスタはコレクタが出力端子に接続され、エミ
    ッタが前記電源端子より低電位の固定電源端子に接続さ
    れ、ベースが一対のPMOSトランジスタのうち低電位
    側PMOSトランジスタのソースに接続されており、前
    記一対のインバータ回路のうち一方のインバータ回路は
    入力側が前記入力端子に接続され、出力側が低電位側P
    MOSトランジスタのゲートに接続されており、他方の
    インバータ回路は入力側が前記出力端子に接続され、出
    力側が高電位側PMOSトランジスタのゲートと前記フ
    ィードバック用NMOSトランジスタのゲートに接続さ
    れており、前記高電位側PMOSトランジスタはドレイ
    ンが前記電源端子に接続されており、前記フィードバッ
    ク用NMOSトランジスタはドレインが前記NPNバイ
    ポーラトランジスタのベースに接続され、ソースが前記
    NPNバイポーラトランジスタのエミッタに接続されて
    おり、前記負パルス応答微分回路は、負パルス入力信号
    に応答して、PNPバイポーラトランジスタのベース・
    エミッタ間が順バイアス状態になるベース電流をベース
    に供給し、PNPバイポーラトランジスタのベース・コ
    レクタ間が逆バイアス状態から順バイアス状態となるま
    でベース電流の供給を継続し、その後ベース電流の供給
    を停止する回路素子を備えている半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 PNPバイポーラトランジスタと、NP
    Nバイポーラトランジスタと、負パルス応答微分回路
    と、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタを含
    む一対のインバータ回路と、互いに直列接続された一対
    のPMOSトランジスタと、フィードバック用NMOS
    トランジスタとを備え、前記PNPバイポーラトランジ
    スタはエミッタが電源端子に接続され、コレクタが出力
    端子に接続され、ベースが負パルス応答電流供給手段を
    介して入力端子に接続されており、前記NPNバイポー
    ラトランジスタはコレクタが出力端子に接続され、エミ
    ッタが前記電源端子より低電位の固定電源端子に接続さ
    れ、ベースが一対のPMOSトランジスタのうち低電位
    側PMOSトランジスタのソースに接続されており、前
    記一対のインバータ回路のうち一方のインバータ回路は
    入力側が前記入力端子に接続され、出力側が低電位側P
    MOSトランジスタのゲートに接続されており、他方の
    インバータ回路は入力側が前記出力端子に接続され、出
    力側が高電位側PMOSトランジスタのゲートと前記フ
    ィードバック用NMOSトランジスタのゲートに接続さ
    れており、前記高電位側PMOSトランジスタはドレイ
    ンが前記電源端子に接続されており、前記フィードバッ
    ク用NMOSトランジスタはドレインが前記NPNバイ
    ポーラトランジスタのベースに接続され、ソースが前記
    NPNバイポーラトランジスタのエミッタに接続されて
    おり、前記負パルス応答微分回路は、負パルス入力信号
    に応答して、PNPバイポーラトランジスタのベース・
    エミッタ間が順バイアス状態になる負パルス信号をベー
    スに印加し、PNPバイポーラトランジスタのベース・
    コレクタ間が逆バイアス状態から順バイアス状態となる
    まで負パルス信号の印加を継続し、その後負パルス信号
    の印加を停止する回路素子を備えている半導体集積回路
    装置。
  10. 【請求項10】 PNPバイポーラトランジスタと、負
    パルス応答電流供給手段と、PMOSトランジスタとN
    MOSトランジスタを含む一対のインバータ回路と、互
    いに縦続接続された一対の入力用NMOSトランジスタ
    と、互いに縦続接続された一対の出力用NMOSトラン
    ジスタと、一対の入力用PMOSトランジスタとを備
    え、前記PNPバイポーラトランジスタはエミッタが電
    源端子に接続され、コレクタが出力端子に接続され、ベ
    ースが負パルス応答電流供給手段を介してインバータ回
    路の出力側に接続されており、インバータ回路は入力側
    が各PMOSトランジスタのソースに接続されており、
    各PMOSトランジスタはドレインが前記電源端子に接
    続され、各ゲートが一対の入力端子の一方にそれぞれ接
    続されており、前記一対の入力用NMOSトランジスタ
    は一方のドレインが前記インバータ回路の入力側に接続
    され、一方のゲートが一方の入力端子に接続され、他方
    のソースが前記固定電源端子に接続され、他方のゲート
    が他方の入力端子に接続されており、前記一対の出力用
    NMOSトランジスタは一方のドレインが前記出力端子
    に接続され、一方のゲートが前記一方の入力端子に接続
    され、他方のソースが前記固定電源端子に接続され、他
    方のゲートが前記他方の入力端子に接続されており、前
    記負パルス応答電流供給手段は、負パルス入力信号に応
    答して、PNPバイポーラトランジスタのベース・エミ
    ッタ間が順バイアス状態になるベース電流をベースに供
    給し、PNPバイポーラトランジスタのベース・コレク
    タ間が逆バイアス状態から順バイアス状態となるまでベ
    ース電流の供給を継続し、その後ベース電流の供給を停
    止する回路素子を備えている半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 PNPバイポーラトランジスタと、負
    パルス応答微分回路と、PMOSトランジスタとNMO
    Sトランジスタを含む一対のインバータ回路と、互いに
    縦続接続された一対の入力用NMOSトランジスタと、
    互いに縦続接続された一対の出力用NMOSトランジス
    タと、一対の入力用PMOSトランジスタとを備え、前
    記PNPバイポーラトランジスタはエミッタが電源端子
    に接続され、コレクタが出力端子に接続され、ベースが
    負パルス応答電流供給手段を介してインバータ回路の出
    力側に接続されており、インバータ回路は入力側が各P
    MOSトランジスタのソースに接続されており、各PM
    OSトランジスタはドレインが前記電源端子に接続さ
    れ、各ゲートが一対の入力端子の一方にそれぞれ接続さ
    れており、前記一対の入力用NMOSトランジスタは一
    方のドレインが前記インバータ回路の入力側に接続さ
    れ、一方のゲートが一方の入力端子に接続され、他方の
    ソースが前記固定電源端子に接続され、他方のゲートが
    他方の入力端子に接続されており、前記一対の出力用N
    MOSトランジスタは一方のドレインが前記出力端子に
    接続され、一方のゲートが前記一方の入力端子に接続さ
    れ、他方のソースが前記固定電源端子に接続され、他方
    のゲートが前記他方の入力端子に接続されており、前記
    負パルス応答微分回路は、負パルス入力信号に応答し
    て、PNPバイポーラトランジスタのベース・エミッタ
    間が順バイアス状態になるベース電流をベースに供給
    し、PNPバイポーラトランジスタのベース・コレクタ
    間が逆バイアス状態から順バイアス状態となるまでベー
    ス電流の供給を継続し、その後ベース電流の供給を停止
    する回路素子を備えている半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 PNPバイポーラトランジスタと、負
    パルス応答微分回路と、PMOSトランジスタとNMO
    Sトランジスタを含む一対のインバータ回路と、互いに
    縦続接続された一対の入力用NMOSトランジスタと、
    互いに縦続接続された一対の出力用NMOSトランジス
    タと、一対の入力用PMOSトランジスタとを備え、前
    記PNPバイポーラトランジスタはエミッタが電源端子
    に接続され、コレクタが出力端子に接続され、ベースが
    負パルス応答電流供給手段を介してインバータ回路の出
    力側に接続されており、インバータ回路は入力側が各P
    MOSトランジスタのソースに接続されており、各PM
    OSトランジスタはドレインが前記電源端子に接続さ
    れ、各ゲートが一対の入力端子の一方にそれぞれ接続さ
    れており、前記一対の入力用NMOSトランジスタは一
    方のドレインが前記インバータ回路の入力側に接続さ
    れ、一方のゲートが一方の入力端子に接続され、他方の
    ソースが前記固定電源端子に接続され、他方のゲートが
    他方の入力端子に接続されており、前記一対の出力用N
    MOSトランジスタは一方のドレインが前記出力端子に
    接続され、一方のゲートが前記一方の入力端子に接続さ
    れ、他方のソースが前記固定電源端子に接続され、他方
    のゲートが前記他方の入力端子に接続されており、前記
    負パルス応答微分回路は、負パルス入力信号に応答し
    て、PNPバイポーラトランジスタのベース・エミッタ
    間が順バイアス状態になる負パルス信号をベースに印加
    し、PNPバイポーラトランジスタのベース・コレクタ
    間が逆バイアス状態から順バイアス状態となるまで負パ
    ルス信号の印加を継続し、その後負パルス信号の印加を
    停止する回路素子を備えている半導体集積回路装置。
  13. 【請求項13】 微分回路は抵抗素子とコンデンサ素子
    とから構成されている請求項2、3、5、6、8、9、
    11または12記載の半導体集積回路装置。
  14. 【請求項14】 微分回路の抵抗素子はMOSトランジ
    タで構成され、前記抵抗素子の抵抗値がMOSトタンジ
    スタのオン抵抗で決定されている請求項13記載の半導
    体集積回路装置。
JP4062602A 1991-12-19 1992-03-18 半導体集積回路装置 Pending JPH05268032A (ja)

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US07/992,448 US5604417A (en) 1991-12-19 1992-12-17 Semiconductor integrated circuit device
US08/482,570 US5614848A (en) 1991-12-19 1995-06-07 High-speed semiconductor integrated circuit device composed of CMOS and bipolar transistors
US08/488,441 US5663659A (en) 1991-12-19 1995-06-07 Semiconductor integrated circuit device comprising CMOS transistors and differentiator

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000232783A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Tokin Corp スイッチング電源及びその主スイッチング素子の駆動制御回路
US6222414B1 (en) * 1993-12-07 2001-04-24 Sgs-Thomson Microelectronics S.R.L. Bipolar-plus-DMOS mixed-typology power output stage

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