JPH0620427B2 - 環状便座にシートカバーを装着及び交換する装置 - Google Patents

環状便座にシートカバーを装着及び交換する装置

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JPH0620427B2
JPH0620427B2 JP18323689A JP18323689A JPH0620427B2 JP H0620427 B2 JPH0620427 B2 JP H0620427B2 JP 18323689 A JP18323689 A JP 18323689A JP 18323689 A JP18323689 A JP 18323689A JP H0620427 B2 JPH0620427 B2 JP H0620427B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K13/00Seats or covers for all kinds of closets
    • A47K13/14Protecting covers for closet seats
    • A47K13/145Protecting covers for closet seats of rolled-up paper tubes or rolled-up plastic tubes

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は洋式便器において環状便座にシートカバーも装
着及び交換する装置に関する。
〔従来の技術〕
(1) 馬蹄形便座に便座カバーを被せるために、便器上
上面を走行するエンドレスベルトに上向きに設けた針に
よって便座カバー供給装置から繰出される便座カバーを
係止しなから便座を包囲し、便座カバー巻取り装置の直
前で平坦に展開して巻取る装置。
(特願平1−12209(特開平2−193628参
照)) (2) 馬蹄形便座の一端近くに該便座に被せるチューブ
繰出し供給装置を設けるとともに、便座の他端近くにチ
ューブを巻取る取り上げ装置が設けられ、該取上げ装置
を駆動する装置及びこれに接続されたスイッチを具備
し、該スイッチの操作でチューブが移動する装置。(特
公昭57−29174) (3) 馬蹄形便座の巻取り側端部を片支持し、チューブ状
の衛生カバーを巻装した供給ロールから引き出して便座
を包みこみ、便座に沿って周回させた後、巻取ロールで
巻取り、便器本体から馬蹄形便座を若干浮かした状態で
巻取ロールを回動し、馬蹄形便座に被せる装置(特開昭
61−249423) (4) 洗浄の間、環状便座が周方向に駆動され、便座に
水、消毒液を供給する装置と、濡れた環状便座を乾かす
乾燥装置を備えた装置。
(特開昭62−94124) 〔発明が解決しようとする課題〕 前述の従来技術 (1)〜 (4)には環状便座の回動によって
環状便座にシートカバーを被せるものはない。また使用
済みのシートカバーは廃棄し、新しいシートカバーと交
換することが望ましい。
〔課題を解決するための手段〕
便器の上面に便座支持体を起倒自在に設け、便座支持体
で環状便座を回動自在に支持し、シートカバーを係止す
るクランプ部材を環状便座に設けるとともに、環状便座
に接近してシートカバーを繰り出す装置と、所望長さ送
り出したシートカバーを切断する装置と、使用済みのシ
ートカバーを除去する装置を設けることにより、常に清
潔なシートカバーを環状便座に被せておくことを目的と
する。
〔作用〕
駆動装置の起動で環状便座が便器の上面に設けた便座支
持体に案内されて回動し、所望の回転角または回数だけ
回動するとリミットスイッチの動作で停止する。
環状便座は内部に埋設された発熱体へ通電することによ
り温熱され、またオゾン発生器からのオゾンガスで殺菌
消毒される。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面によって説明すると、第1図乃至
第10図に示すように、洋式の便器(1) の上面に載せる環
状の便座支持体(2) を設け、便座支持体(2) の上面で中
央部に環状の軌条(2a)を突設するとともに、軌条(2a)を
挟み、複数個の球(2b)…を半ば突出させて転動自在に設
け、且つ、便座支持体(2) の下面に便器(1) の上面と当
接する緩衝用の複数の受座(2c)…を一体的に設ける。
環状便座(3) の下面で環幅の中央部に前記軌条(2a)と緩
やかに嵌合する凹溝(3a)を設けるとともに、環状便座
(3) の下面を前記球(2b)…で受承することにより環状便
座(3) を便座支持体(2) で回動自在に支持し、更に環状
便座(3) の内周及び外周寄り下面に複数個のクランプ部
材(4) …をそれぞれ装着する。尚、クランプ部材(4) …
が便座支持体(2) に摺れないように間隙を保持する。
環状便座(3) は、その外周側面に埋設しているタイミン
グベルト(3b)と、便座支持体(2) 上に環状便座(3) と近
接して設け、モーター(5) の駆動軸に固着したウォーム
ギヤ(5a)を噛み合せ、または、第6図に示すように駆動
軸に固着したピニオンギヤー(5b)を形成してタイミング
ベルト(3b)と噛み合わせることにより回動するのであ
る。
第1図、第2図、第3図及び第4図に示すように環状便
座(3) の後部一側端の上方で、即ち便座支持体(2) の後
部一側端近くの位置にシートカバー繰り出し装置部(7)
を設け、シートカバー(6) を、環状便座(3) に向けて繰
り出すのである。一方、環状便座(3) の後部他側端の上
方で、即ち便座支持体(2) の後部他側端近くの位置に使
用済みのシートカバー除去装置(11)を設ける。
前記シートカバー繰り出し装置部(7) の構成要素には、
第1図、第2図、第5図及び第10図に示すように4要素
により構成される。そのは、紙・不織布等からなる未
使用のシートカバー(6) をロール形状で収納するための
ストッカー(7a)と、そのは、ストッカー(7a)からシー
トカバー(6) を引き出し、スリット部材(7b)入り口を経
て、前記シートカバー(6) の最先端をピンチ駆動で頭出
しする働きと、環状便座(3) に新しいシートカバー(6)
が被せられたときに基部でカッター(9) で切断するとき
のシートカバー(6) 挟持動作するピンチ原動ローラー(7
c)、ピンチ従動ローラー(7d)部と、そのは、繰り出さ
れるシートカバー(6) と回動する環状便座(3) との接合
点・初取り付け部位まで、細い間隙を通過して案内する
スリット部材(7b)と、そのは、シートカバー(6) を環
状便座(3) の上面に圧接された押圧ローラー(7e)から成
る。
尚また、前記ストッカー(7a)の型式に代えて未使用のシ
ートカバーの析畳んだ形状で収納するためのストッカー
(図示せず)もある。
スリット部材(7b)には、第1図、第2図、第4図、第5
図、第7図、第8図及び第10図に示すように順次、シー
トカバー(6) 繰り出し入り口部と、中継ぎ案内部と、環
状便座(3) へのシートカバー(6) セッテング部から成っ
ていて、前記ピンチ原動ローラー(7c)・ピンチ従動ロー
ラー(7d)は、スリット部材(7b)のそれぞれ繰り出し入り
口部と中継ぎ案内部の間に設置されている。また、前記
押圧ローラー(7e)は、同様してスリット部材(7b)のセッ
テング部に組み込まれている。
またスリット部材(7b)は、第5図、第7図、第9図及び
第10図に示すように環状便座(3) の曲面に添う形状に順
次変形し、最先端は環状便座(3) に設けたクランプ部材
(4) …でシートカバー(6) の両側端部を挟持できるよう
に変形する。
第1図、第4図、第5図及び第9図に示すように、カッ
ター(9) は、未使用のシートカバー(6) と使用に供する
ためのシートカバー(6) を切り離すための装置である。
前記カッター(9) は、スリット部材(7b)の中継ぎ案内部
とセッテング部の間に装備され、ソレノイド(10)の励磁
によって可動刃(9a)を固定刃(9b)に摺り合わせる構造で
ある。
第1図、第3図及び第4図に示すように、前記シートカ
バー除去装置(11)は、着座用便後に環状便座(3) を回動
させ、使用済みのシートカバー(6) が前記環状便座(3)
の下部に配備されているクランプ部材(4) …に挟持され
て、環状便座(3) を包被したままシートカバー除去の位
置(11a)まで運ばれ、順次クランプ部材(4) …から外さ
れ、邪魔板(11b)で堰止められ塊としてプール部(11c)に
プールされ、その後便器(1) の便壷部(1a)内へ、リンク
とソレノイド(共に図示せず)よりなる起倒装置(11d)
で起倒投棄される構造を有する。
また 便座支持体(2) の下面に便器(1) の上面と当接す
るセンサー(図示せず)を設けて着座を感知させ環状便
座(3) に着座中は間違って押釦スイッチ(12a)を押して
も装置全体が作動しないようインターロックする。
また 環状便座(3) に内蔵している発熱体(図示せず)
に通電し、環状便座(3) を発熱させ、温度センサーで制
御装置(12)で温度制御する。また環状便座(3) と一体の
便座支持体(2) を起立させたときセンサーが作動して消
電する。更には便座支持体(2) の後部でシートカバー除
去装置(11)の後部にオゾン発生器(図示せず)を取り付
けて、その吐出口からオゾンガスを環状便座(3) の表面
に、環状便座(3) ガ回動する間噴射し、殺菌・消毒す
る。
操作と運転状況について説明すると、予備されている未
使用のシートカバー(6) の先端がストッカー(7a)よりス
リット部材(7b)繰り出し入り口部に導かれ、ピンチ原動
ローラー(7c)とピンチ従動ローラー(7d)に挟持された状
態において、用便者が押釦スイッチ(12a) をおすと、便
座支持体(2) の後方部に設けられた制御装置(12)が電気
信号を受けるとともに、便器(1) の上面に便座支持体
(2) が定置された状態を感知するセンサー(図示せず)
の発する信号を前記制御装置(12)が確認して、前記制御
装置(12)の指令で前記ピンチ原動ローラー(7c)及びモー
ター(5) が駆動する。前記モーターが駆動して環状便座
(3) が回動する。ピンチ原動ローラー(7c)とピンチ従動
ローラー(7d)はシートカバー(6) を送り出し、カバー
(6) 先端はスリット部材(7b)の中継ぎ案内部に案内さ
れ、押圧ローラー(7e)と回動している環状便座(3) の上
面に圧接され、スリット部材(7b)セッテング部に順次シ
ートカバー(6) 先端が繰り込まれ、環状便座(3) 下部の
クランプ部材(4) …にセットされる。このときセンサー
(図示せず)が初期クランプ包被の確認信号を制御装置
(12)へ送信して、ピンチ原動ローラー(7c)はソレノイド
(図示せず)等が働き、挟持しての送り込みを退避す
る。この退避のための起動には、センサー確認以外に制
御装置(12)内のタイマー(図示せず)によって代用する
こともできる。
環状便座(3) が、回動しながら順次シートカバー(6) を
包被しつつ所望の回転角を回動したところで、包被確認
の無接触センサー(図示せず)または、第1図に示すよ
うに、便座支持体(2) に配備したリミットスイッチ(8)
と環状便座(3) に配備したリミットスイッチドグ(8a)が
接触し、制御装置(12)が電気信号を得てモーター(5) を
停止させ、環状便座(3) の回動が停止する。環状便座
(3) に所望周長のシートカバー(6) を包被したこととな
る。この回動停止と同時に制御装置(12)から出る指令に
よって、ピンチ原動ローラー(7c)はソレノイド(図示せ
ず)等が働き、ピンチ従動ローラー(7d)に押し下げられ
シートカバー(6) を挟持する。
挟持すると同時に、カッター(9) のソレノイド(10)の励
磁によって可動刃(9a)を固定刃(9b)に摺り合わせシート
カバー(6) を切断する。即ち環状便座(3) に所望周長包
被したシートカバー(6) と未使用のシートカバー(6) を
切り離した状態にある。
用便後、再び押釦スイッチ(12a) を押す。制御装置(12)
が働きモーター(5) が駆動し、環状便座(3) が回動し、
センサー(図示せず)がシートカバー除去の位置(11a)
において環状便座(3) の上面にシートカバー(6) が無い
ことを確認し、あるいはまた、便座支持体(2) に配備し
たリミットスイッチ(図示せず)と環状便座(3) に配備
したリミットスイッチドグ(図示せず)が接触し、制御
装置(12)が電気信号を得てモーター(5) を停止させ、
環状便座(3) の回動が停止する。この回動から停止する
間に、使用済みのシートカバー(6) が環状便座(3) を包
被したまま、シートカバー除去の位置(11a) まで運ば
れ、順次クランプ部材(4) …から外され、邪魔板(11b)
で堰止められ塊として起倒投棄される。この状態におい
ては、環状便座(3) にはシートカバー(6) が包被されて
いない。以上一連の操作は終了し、制御装置(12)の制御
系はリセットする。
〔発明の効果〕
本発明はこのようにして成るから、使用前または使用後
に環状便座(3) をモーター(5) の作動で回動させると、
シートカバー(6) がシートカバー繰り出し装置(7) から
送出され、クランプ部材(4) に挟持されて環状便座(3)
を包み込む。適当な範囲を包み込むとリミットスイッチ
(8) が作動してモーター(5) が停止し、包み込みが完了
する。包み込みが完了でカッター(9) が作動して、シー
トカバー(6) を用便時に使用する環状便座(3) を包被し
たシートカバー(6) 部と次回以降に使用する未使用のシ
ートカバー(6) 部に切り離す。
使用済みで、シートカバー除去装置(11)によって便器
(1) 内へ押し落されるため手指を汚すことなく気持ちが
良い。環状便座(3) に発熱体が埋設されているため冬季
に暖かい。
環状便座(3) をオゾンガスで予じめ消費するとともに新
しいシートカバー(6) で被うと清潔である。
このように本発明は環状便座に自動的にシートカバーを
供給して装着するとともに交換することを特徴とし、構
造は堅牢で耐久性に富むとともに作動確実な有用な発明
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図は正面
図、第3図は背面図、第4図は同平面図、第5図は環状
便座とシートカバー繰り出し装置の関係を示す第4図に
おけるA矢視部分図、第6図は環状便座と駆動装置関係
位置を示す縦断面図、第7図は環状便座支持体、環状便
座とシートカバー繰り出し装置の関係位置を示すBB′
矢視縦断面図、第8図はスリット部とピンチローラー部
に対するシートカバー先端の関係部分斜視図、第9図は
環状便座支持体、環状便座とカッターの関係位置を示す
CC′矢視縦断面図、第10図は環状便座支持体、環状便
座と押圧ローラーの関係位置を示すDD′矢視縦断面
図、である。 (1) :便器、(1a):便壷部、(2) :便座支持体、(2a):
環状の軌条、(2b):球、(2c):受座、(3) :環状便座、
(3a):凹溝、(3b):タイミングベルト、(4) :クランプ
部材、(5) :モーター、(5a):ウォームギヤ、(5b):ピ
ニオンギヤ、(6) :シートカバー、(7) :シートカバー
繰り出し装置部、(7a ) :ストッカー、(7b):スリット
部材、(7c):ピンチ原動ローラー、(7d):ピンチ従動ロ
ーラー、(7e):押圧ローラー、(8) :リミットスイッ
チ、(8a ) :リミットスイッチドグ、(9) :カッター、
(9a):可動刃、(9b):固定刃、(10):ソレノイド、(1
1):シートカバー除去装置、(11a) :シートカバー除去
の位置、(11b) :堰止部、(11c) :プール部、(11d) :
起倒装置、(12) :制御装置、(12a) :押釦スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器の上面に便座支持体を起倒自在に設
    け、便座支持体で環状便座を回動自在に支持し、シート
    カバーを係止するクランプ部材を環状便座に設けるとと
    もに、環状便座に接近してシートカバーを繰り出す装置
    と、所望長さ送り出したシートカバーを切断する装置
    と、使用済みのシートカバーを除去する装置を設け、環
    状便座の回動によってシートカバーを被せることを特徴
    とする環状便座にシートカバーを装着及び交換する装
    置。
  2. 【請求項2】便座支持体の下面に、便器上面と当接する
    複数の緩衝用受け座を設けた請求項1.記載の環状便座に
    シートカバーを装着及び交換する装置。
  3. 【請求項3】環状便座に発熱体を埋設し、電気抵抗によ
    って温熱する請求項1.または2.記載の環状便座にシート
    カバーを装着及び交換する装置。
  4. 【請求項4】便座支持体にオゾン発生器を取付け、その
    吐出ノズルからオゾンガスを環状便座に噴射する請求項
    1.または2.または3.記載の環状便座にシートカバーを装
    着及び交換する装置。
  5. 【請求項5】便座支持体の下面で便器の上面に接する部
    位に、着座を感知するセンサーを設けた請求項1.または
    3.または4.記載の環状便座にシートカバーを装着及び交
    換する装置。
  6. 【請求項6】便座支持体にリミットスイッチを配備し、
    該リミットスイッチと接触し環状便座の回転角、回動回
    数を電気信号するリミットスイッチドグを環状便座に配
    備した請求項1.または2.または3.または4.または5.記載
    の環状便座にシートカバーを装着及び交換する装置。
JP18323689A 1989-07-14 1989-07-14 環状便座にシートカバーを装着及び交換する装置 Expired - Lifetime JPH0620427B2 (ja)

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