JPH06203296A - 交通誘導ロボット - Google Patents

交通誘導ロボット

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Publication number
JPH06203296A
JPH06203296A JP10593A JP10593A JPH06203296A JP H06203296 A JPH06203296 A JP H06203296A JP 10593 A JP10593 A JP 10593A JP 10593 A JP10593 A JP 10593A JP H06203296 A JPH06203296 A JP H06203296A
Authority
JP
Japan
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robot
stop
vehicle
controller
doll
Prior art date
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Pending
Application number
JP10593A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Mizouchi
哲 溝内
Yasuhiro Tawara
康博 田原
Keikichi Hamamachi
恵吉 浜町
Yoshifumi Katsuta
喜文 勝田
Ichiro Hashimoto
一郎 橋本
Akiteru Niwa
晃照 二羽
Kiichi Sayama
喜一 佐山
Shizuo Nakamoto
静夫 中元
Yoshitaka Ichinose
義隆 一ノ瀬
Takashi Noguchi
高 野口
Hidenobu Kamei
秀伸 亀井
Masabumi Kawasaki
正文 川崎
Kyuichi Yamashita
久一 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
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Publication of JPH06203296A publication Critical patent/JPH06203296A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明はガードマンの安全を確保し、かつ
車両の誘導を的確に行なえるような交通誘導ロボットを
提供することを主要な特徴とする。 【構成】 リモコン35からの停止指令に応じて、圧縮
空気が旋回シリンダ28に与えられてロボット4が45
°回転し、サーボドライバ32によって左手6で持った
停止旗9が水平になるまで上げられ、サーボドライバ3
1によって右手5が合図用の電灯8を右肩上で左右に約
90°振り、スピーカ34から停止させるための音声を
発音させる。車両を進行させる場合には、左手6で持っ
ている停止旗7を左足に沿うところまで90°下げ、右
手5は頭上で180°旋回し、右足前のとろまで下ろし
て約90°の角度で左右に繰り返し振り、頭7を前方に
お辞儀動作させ、進行させるための音声をスピーカ34
から発音させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は交通誘導ロボットに関
し、特に、等身大の人形の形をしたロボットの両腕およ
び頭の動作で車両の進行,停止を誘導するような交通誘
導ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】社会資本の充実を図り、生活大国を目指
す我が国では、道路を掘削して、地中に電線,水道管,
ガス管,下水管などを埋設する工事がますます多くな
り、自動車を安全に誘導するガードマンの必要性は一層
高まりつつある。
【0003】現状では、工事区域における自動車の流れ
を円滑にするために、いわゆるガードマンが、手旗と口
頭で車の誘導を行ない、未然に事故発生の防止にあたっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多数の
車の中には、前方不注意,飲酒運転,居眠り運転などで
ガードマンに衝突する事故が全国各地で発生している。
一方、ガードマン自身も高齢化しているため、夜間にお
ける事故は今後ますます増加するものと予想される。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、ガ
ードマンの安全を確保し、かつ車の誘導を的確に行なう
ことのできるような交通誘導ロボットを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は等身大の人形
の動作で車両の進行,停止を誘導するための交通誘導ロ
ボットであって、人形から離れた位置で車両の進行,停
止の指令を与えるための指令手段と、この指令に応じ
て、人形の両腕,頭を動作させるための駆動手段を人形
内に設けて構成される。より好ましくは、人形内には、
指令に応じて車両の進行,停止を音声で発音する音声発
音手段が設けられる。
【0007】
【作用】この発明に係る交通誘導ロボットは、離れた位
置から指令を与えることによって等身大の人形の両腕,
頭を動作させて車両の進行,停止を誘導することによ
り、ガードマンの安全を確保しかつ車の誘導を的確に行
なうことができる。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の全体の構成を示
す図である。図1において、歩道上にはエアーコンプレ
ッサとコントローラなどを内蔵したコンプレッサ台車1
が設置されている。コンプレッサ台車1に収納された前
後移動シリンダ27によって約1m出たり入ったりする
ピストンバー2の先端にロボット台車3が設けられてい
る。ロボット台車3上にはガードマンの形をした人形の
ロボット4が直立の状態で取付けられている。ロボット
4の右手5は右斜下から頭上で±45°繰り返し振るこ
とができ、左手6は横水平方向から真下まで90°振る
ことができ、頭7は前方向へ40°傾斜させてお辞儀す
ることができ、さらにロボット4自体が道路に対して4
5°旋回できるようになっている。右手5および左手6
の駆動はサーボモータによって行なわれ、ロボット4の
前後移動,旋回,お辞儀はエアーシリンダによって行な
われる。ロボット4の右手5の先端には合図用の電灯8
が取付けられ、左手6の先端には停止旗9が取付けられ
ている。
【0009】図2はこの発明の一実施例のブロック図で
ある。図2において、コントローラ21にはリモコン3
5が接続されていて、リモコン35には、図示しない
が、進めスイッチと中立スイッチと止まれスイッチとが
設けられている。さらに、コントローラ21には起動ス
イッチ(図示せず)が設けられており、この起動スイッ
チが操作されると、コントローラ21はエアーコンプレ
ッサ22を起動する。エアーコンプレッサ22は空気を
圧縮し、圧縮空気をフィルタ23を介してソレノイド2
4,25および26に供給する。ソレノイド24,25
および26はコントローラ21からの制御信号に応じて
駆動され、それぞれ前後移動シリンダ27,旋回シリン
ダ28およびお辞儀シリンダ29に圧縮空気を供給す
る。
【0010】さらに、コントローラ21からサーボドラ
イバ31に制御信号が与えられて右手5が駆動され、コ
ントローラ21からサーボドライバ32に制御信号が与
えられて左手6が駆動される。さらに、センサ30はエ
アーコンプレッサ22の空気圧などを検出し、その検出
出力をコントローラ21に与える。さらに、コントロー
ラ21から音声信号がアンプ33に与えられ、アンプ3
3はスピーカ34から音声を発音させる。音声信号は予
めテープに録音しておくかあるいは音声合成用ROMか
ら発生させるようにしてもよい。スピーカ34は図1に
示したロボット4に内蔵させるか、あるいはロボット4
の腰の部分に取付けられる。
【0011】図3はこの発明の一実施例の動作を説明す
るためのフロー図である。次に、図1〜図3を参照し
て、この発明の一実施例の具体的な動作について説明す
る。まず、停車させた車両を進行させる場合、リモコン
35の進めスイッチをONする。コントローラ21はソ
レノイド25に制御信号を与え、エアーコンプレッサ2
2からの圧縮空気を旋回シリンダ28に供給する。旋回
シリンダ28はロボット4を進行方向に対して45°だ
け旋回させる。次に、コントローラ21はサーボドライ
バ31,32に制御信号を与え、右手5を頭上から約1
80°旋回させて右足前まで下げさせるとともに、左手
6を水平方向から下に下げさせる。さらに、コントロー
ラ21はソレノイド24に制御信号を与え、圧縮空気を
前後移動シリンダ27に供給する。それによって、図1
に示した前後移動シリンダ27はピストンバー2を吸引
し、ロボット台車3をコンプレッサ台車1側へ移動させ
る。そして、コントローラ21はソレノイド26に制御
信号を与え、お辞儀シリンダ29に圧縮空気を供給す
る。お辞儀シリンダ29はロボット4の頭を40°前方
に傾斜させ、お辞儀動作をさせる。
【0012】さらに、コントローラ21はアンプ33に
音声信号を与え、スピーカ34から「どうぞお進み下さ
い」の音声を発音させる。このお辞儀動作と発音動作を
繰り返す。さらに、コントローラ21はサーボドライバ
31に制御信号を与え、右手5を下げた状態で±45°
の往復運動を繰り返させる。
【0013】次に、ガードマンがリモコン35の中立ス
イッチを操作すると、コントローラ21はソレノイド2
5に制御信号を与え、旋回シリンダ28に圧縮空気を送
り、ロボット4を45°旋回させ、サーボドライバ31
に与えていた制御信号を停止し、右手5を下ろさせる。
それによって、ロボット4は両手を下ろした状態で待機
する。
【0014】次に、走行している車両を停止させる場
合、ガードマンはリモコン35の止まれスイッチをON
する。応じて、コントローラ21はソレノイド25に制
御信号を与え、旋回シリンダ28に圧縮空気を供給し、
ロボット4を進行方向に対して45°旋回させる。さら
に、コントローラ21はサーボドライバ31,32に制
御信号を与え、左手6を水平に上げるとともに、右手5
を上に上げる。さらに、サーボドライバ31は右手5を
頭上で±45°往復運動を繰り返す。さらに、コントロ
ーラ21はアンプ33に音声信号を出力し、スピーカ3
4から「止まって下さい」という音声を繰り返し発音さ
せる。さらにコントローラ21はソレノイド25に制御
信号を与え、旋回シリンダ28に圧縮空気を送り、ロボ
ット4を進行方向に対して平行、すなわち道路に沿って
直角の状態にして、ソレノイド24に制御信号を与え、
前後移動シリンダ27に圧縮空気を送り、ピストンバー
2を繰り出し、ロボット4が道路上で車両の走行を遮る
位置で停止させる。
【0015】図4は2台のロボットを工事区域の両側に
配置した例を示す平面図である。図4に示すように、道
路の片車線の工事区域51を工事しているとき、他の片
車線52のみ車両を通行させるために、工事区域51の
両側にロボット53と54とが設置される。一方のロボ
ット53は矢印A方向の車両の走行を停止させるように
腕を動作させ、他方のロボット54は矢印B方向への車
両を走行させるための誘導を行なう。そして、一定時間
経過後に、逆にロボット54が矢印B方向に走行する車
両を停止させ、ロボット53が矢印A方向に走行させる
ための誘導を行ないこれを繰り返す。ロボット53,5
4の動作を連動させれば、1人のガードマンがリモコン
35を操作し、2台のロボット53,54を動作させる
ことができ、省略化に寄与する。
【0016】また、上述の実施例では、この発明を工事
現場を走行する車両を誘導する場合に適用したが、これ
に限ることなく、交差点などに設置し、小学生などの交
通安全にも役立てることができる。
【0017】さらに、上述の実施例では、ロボット4の
前後移動,旋回およびお辞儀動作をさせるために、エア
ーコンプレッサ22からの圧縮空気を用いるようにした
が、モータとギアを用いてこれらの動作を行なわせるよ
うにしてもよい。その場合、コンプレッサ台車1を省略
でき、小型化が可能となり、搬送も容易となって、利用
分野を広げることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、等身
大の人形から離れた位置で車両の進行,停止への指令を
与え、その指令に応じて、人形の両腕,頭を動作させて
車両の進行,停止を誘導するようにしたので、ガードマ
ンは人形から離れた位置で指令を与えることができ、ガ
ードマンの安全を確保し、かつ車の誘導を的確に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の全体の構成を示す図であ
る。
【図2】この発明の一実施例のブロック図である。
【図3】この発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ロー図である。
【図4】2台のロボットを工事区域の両側に配置した例
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ台車 2 ピストンパー 3 ロボット台車 4 ロボット 5 右手 6 左手 7 頭 8 電灯 9 停止旗 21 コントローラ 22 コンプレッサ 24,25,26 ソレノイド 27 前後移動シリンダ 28 旋回シリンダ 29 お辞儀シリンダ 31,32 サーボドライバ 33 アンプ 34 スピーカ 35 リモコン
フロントページの続き (72)発明者 勝田 喜文 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 橋本 一郎 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 二羽 晃照 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 佐山 喜一 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 中元 静夫 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 一ノ瀬 義隆 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 野口 高 大阪市西区阿波座2−1−4 住友電設株 式会社内 (72)発明者 亀井 秀伸 大阪市西区阿波座2−1−4 住友電設株 式会社内 (72)発明者 川崎 正文 大阪府貝塚市窪田180−1 フタバ産業株 式会社内 (72)発明者 山下 久一 大阪府貝塚市窪田180−1 フタバ産業株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等身大の人形の動作で車両の進行,停止
    を誘導するための交通誘導ロボットであって、 前記人形から離れた位置から前記車両の進行,停止を与
    えるための指令手段、および前記人形内に設けられ、前
    記指令手段からの指令に応じて、両腕,頭を動作させる
    ための駆動手段を備えた、交通誘導ロボット。
  2. 【請求項2】 前記人形内には、前記指令手段からの指
    令に応じて、車両の進行,停止を音声で発音する音声発
    音手段を備えた、請求項1の交通誘導ロボット。
JP10593A 1993-01-04 1993-01-04 交通誘導ロボット Pending JPH06203296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10593A JPH06203296A (ja) 1993-01-04 1993-01-04 交通誘導ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10593A JPH06203296A (ja) 1993-01-04 1993-01-04 交通誘導ロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06203296A true JPH06203296A (ja) 1994-07-22

Family

ID=11464815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10593A Pending JPH06203296A (ja) 1993-01-04 1993-01-04 交通誘導ロボット

Country Status (1)

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JP (1) JPH06203296A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102496293A (zh) * 2011-12-04 2012-06-13 徐德胜 一种站在马路上指挥行人和车辆过马路的机器人

Citations (3)

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JPS57166698A (en) * 1981-04-06 1982-10-14 Noboru Yoshino Traffic safety sign dummy
JPH0226613B2 (ja) * 1981-10-28 1990-06-12 Idemitsu Kosan Co
JP3097800B2 (ja) * 1994-03-11 2000-10-10 矢崎総業株式会社 メータモジュールおよびその組立体

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950328