JPH0620276A - 光情報記録方法及びその装置 - Google Patents

光情報記録方法及びその装置

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JPH0620276A
JPH0620276A JP17807892A JP17807892A JPH0620276A JP H0620276 A JPH0620276 A JP H0620276A JP 17807892 A JP17807892 A JP 17807892A JP 17807892 A JP17807892 A JP 17807892A JP H0620276 A JPH0620276 A JP H0620276A
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signal
recording medium
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JP17807892A
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English (en)
Inventor
Toru Fujii
徹 藤井
Takashi Ishiguro
隆 石黒
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録に要する時間を短縮できると共に、再生
時に支障を来すことの無い情報記録を行える光情報記録
方法及びその装置を提供すること。 【構成】 システムコントローラ231 によって生成され
るTOC情報及びLead-in,Lead-out情報、或いは時間合
わせの為の疑似情報等の予め情報内容が分かっている情
報を記録する際に、光ディスク1の回転を上昇させると
共に、この回転に対応して情報の記録を行う。また、光
ディスク1のグルーブに記録されているウォブル信号或
いはATIP信号を再生してクロック信号CKを生成
し、これに同期して情報の記録を行う。 【効果】 従来に比べて情報の記録に要する時間を短縮
することができると共に、情報再生時における安定性を
維持して情報記録を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を用いた光情
報記録方法及びその装置の改良に関するものであり、特
に情報の記録時間を短縮した光情報記録方法及びその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク(以下、CD
と称する)に音楽等の情報をリアルタイムに記録する場
合、記録に要する時間は外部から光情報記録装置への情
報入力に要する時間とほぼ等しいものになっていた。ま
た、Lead−in情報及びLead−out情報等の
ように、光情報記録装置内において生成され、情報内容
が予め分かっている、或いは予め予想できる情報を記録
するときも、情報の記録は常に一定速度で行われてい
る。
【0003】以上のようなことから、情報を記録する前
に予めTOC(Table of contents)情報を規定してお
く方法(TOC先書き方式)等が実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように従来の光情報記録方法及びその装置において
は、常に一定速度で情報の記録を行っているので、情報
記録に要する時間としては、外部から光情報記録装置へ
の情報入力に要する時間とほぼ同等の時間がかかる。
【0005】さらに、TOC情報が予め規定された場合
においては、記録される情報の数及び各情報の記録に要
する時間(記録容量)等が予め規定されるので、入力情
報の容量がTOC情報に規定した量に満たなかったとき
には、満たなかった分の容量の疑似情報(情報が存在し
ないという情報)を挿入して時間合わせを行ったり、ま
たは複数の情報を記録する場合には、満たなかった分の
記録領域に後続する情報を続けて記録することが行われ
ている。
【0006】このため、前者の場合には、疑似情報を記
録する際も通常の情報を記録するときと全く同様に記録
を行っているので、疑似情報の量に相当する時間だけ記
録時間が増加し、非常に手間がかかるという問題点があ
った。また、後者の場合には、情報記録に要する時間は
短縮されるが、記録媒体に情報を記録した後、再生時に
おける情報のトラック検索を行うことができなくなって
しまうという問題点があった。
【0007】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、記録
に要する時間を短縮できると共に、再生時に支障を来す
ことの無い情報記録を行える光情報記録方法及びその装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、時系列的に入力される情報
に基づいて記録対象情報を生成する記録対象情報生成手
段と、光情報記録媒体を移動或は回転する駆動手段と、
前記記録対象情報に基づいて前記光情報記録媒体にレー
ザ光を照射するレーザ光照射手段とを用いて前記光情報
記録媒体に前記記録対象情報を記録する光情報記録方法
において、前記記録対象情報における所定範囲の情報内
容が情報の記録を行う前に既知であるとき、該範囲内の
情報を記録する際に記録速度を通常よりも速める光情報
記録方法を提案する。
【0009】また、請求項2では、請求項1記載の光情
報記録方法において、前記記録速度を速める場合、前記
駆動手段による前記光情報記録媒体の移動或いは回転を
速めると共に、該光情報記録媒体の移動或いは回転の早
さに対応した周波数のクロック信号に同期して前記記録
対象情報を記録する光情報記録方法を提案する。
【0010】また、請求項3では、請求項2記載の光情
報記録方法において、前記光情報記録媒体に予め記録さ
れている信号を再生し、該再生信号に基づいて前記クロ
ック信号を生成する光情報記録方法を提案する。
【0011】さらに、請求項4では、請求項3記載の光
情報記録方法において、前記光情報記録媒体に予め記録
されている信号として、グルーブに記録されているウォ
ブル(wobble)信号或いはATIP(Absolute Time I
n Pregroove )信号を用いる光情報記録方法を提案す
る。
【0012】また、請求項5では、時系列的に入力され
る情報に基づいて記録対象情報を生成する記録対象情報
生成手段と、光情報記録媒体を移動或は回転する駆動手
段と、前記記録対象情報に基づいて前記光情報記録媒体
にレーザ光を照射するレーザ光照射手段とを備えた光情
報記録装置において、前記記録対象情報における所定範
囲の情報内容が情報の記録を行う前に既知であるか否か
を判定する情報判定手段と、該情報判定手段の判定結果
に基づいて、情報内容が既知であるとき、前記範囲内の
情報を前記光情報記録媒体に記録する際に、前記駆動手
段による前記光情報記録媒体の移動或いは回転を速める
駆動制御手段と、前記光情報記録媒体の移動或は回転の
状態を検出する状態検出手段と、該状態検出手段の検出
結果及び前記記録対象情報に基づいて、前記レーザ光照
射手段によるレーザ光の照射を制御するレーザ光照射制
御手段とを設けた光情報記録装置を提案する。
【0013】また、請求項6では、請求項5記載の光情
報記録装置において、前記状態検出手段は、前記光情報
記録媒体に予め記録されている信号を再生する信号再生
手段を有し、該再生信号に基づいて前記光情報記録媒体
の移動或いは回転の状態を検出する光情報記録装置を提
案する。
【0014】さらに、請求項7では、請求項6記載の光
情報記録装置において、前記状態検出手段は、前記光情
報記録媒体のグルーブに記録されているウォブル(wobb
le)信号或いはATIP(Absolute Time In Pregroov
e )信号を再生し、該再生信号に基づいて前記光情報記
録媒体の移動或いは回転の状態を検出する光情報記録装
置を提案する。
【0015】
【作用】本発明の請求項1によれば、時系列的に入力さ
れる情報に基づいて、記録対象情報生成手段によって記
録対象情報が生成され、駆動手段によって光情報記録媒
体が移動或いは回転される。また、前記記録対象情報に
基づいて、レーザ光照射手段によって前記光情報記録媒
体にレーザ光が照射され、前記光情報記録媒体に前記記
録対象情報が記録される。さらに、前記記録対象情報に
おける所定範囲の情報内容が情報の記録を行う前に既知
であるとき、該範囲内の情報を記録する際に記録速度が
通常よりも速められる。
【0016】また、請求項2によれば、前記記録速度を
速める場合、前記駆動手段による前記光情報記録媒体の
移動或いは回転が速められると共に、前記光情報記録媒
体の移動或いは回転の早さに対応した周波数のクロック
信号に同期して前記記録対象情報が記録される。
【0017】また、請求項3によれば、前記光情報記録
媒体に予め記録されている信号が再生され、該再生信号
に基づいて前記クロック信号が生成される。
【0018】さらに、請求項4によれば、前記光情報記
録媒体に予め記録されている信号として、グルーブに記
録されているウォブル(wobble)信号或いはATIP
(Absolute Time In Pregroove )信号が用いられる。
【0019】また、請求項5によれば、時系列的に入力
される情報に基づいて、記録対象情報生成手段によって
記録対象情報が生成され、駆動手段によって光情報記録
媒体が移動或いは回転される。また、情報判定手段によ
って、前記記録対象情報における所定範囲の情報内容が
情報の記録を行う前に既知であるか否かが判定され、該
判定結果に基づいて、情報内容が既知であるときは、駆
動制御手段によって、前記範囲内の情報を前記光情報記
録媒体に記録する際に、前記駆動手段による前記光情報
記録媒体の移動或いは回転が速められる。さらに、状態
検出手段によって、前記光情報記録媒体の移動或は回転
の状態が検出され、該検出結果及び前記記録対象情報に
基づいて、レーザ光照射制御手段によって前記レーザ光
照射手段によるレーザ光の照射が制御される。これによ
り、内容が既知である情報が記録される際の記録速度が
速められる。
【0020】また、請求項6によれば、前記状態検出手
段によって前記光情報記録媒体に予め記録されている信
号が再生され、該再生信号に基づいて前記光情報記録媒
体の移動或いは回転の状態が検出される。
【0021】さらに、請求項7によれば、前記状態検出
手段によって前記光情報記録媒体のグルーブに記録され
ているウォブル(wobble)信号或いはATIP(Absol
uteTime In Pregroove )信号が再生され、該再生信号
に基づいて前記光情報記録媒体の移動或いは回転の状態
が検出される。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における光情報記
録装置を示す構成図であり、Recordabule Compact Disc
system 規格に乗っ取ったものである。図において、1
は光ディスク、2は光情報記録装置で、データ入力部2
1、データ変換部22、記録部23から構成されてい
る。
【0023】光ディスク1は、例えば追記型のコンパク
トディスクからなり、その情報記録面には図2に示すよ
うに、所定の周期でウォブリング(揺動)したスパイラ
ル状のグルーブ(案内溝)11が形成され、このグルー
ブ11を用いてトラッキングを行えるようになってい
る。また、グルーブ自体にATIPコード(絶対時間情
報)が記録され、このATIPコードを検出することに
より、後述する光ピックアップの移動を的確に行うこと
ができる(特開昭56−105343号公報、特開昭6
3−87682号公報、特開昭63−10345号公
報)。
【0024】データ入力部21は、アナログ入力インタ
フェース211 、アナログ/ディジタル(以下、A/Dと
称する)変換器212 、ディジタル入力インタフェース21
3 及び切替えスイッチ214 から構成されている。記録対
象の情報がアナログ信号で供給される場合は、このアナ
ログ信号はアナログ入力インタフェース211 を介してA
/D変換器212 に入力され、ディジタル信号DA1に変
換される。また、記録対象の情報がディジタル信号によ
って供給される場合は、このディジタル信号はディジタ
ル入力インタフェース213 に入力され、ディジタル信号
DA2として切替えスイッチ214 に入力される。切替え
スイッチ214 は、記録対象情報の供給状態によってディ
ジタル信号DA1,DA2の何れかを選択して、データ
変換部22に出力する。
【0025】データ変換部22は、バッファメモリ221
及び周知のEFMエンコーダ222 から構成されている。
バッファメモリ211 は、後述する記録部23のシステム
コントローラ231 からの制御信号に基づいて、データ入
力部21から出力されるディジタル信号DA、並びにシ
ステムコントローラ231 によって生成されたTOC情
報、Lead-in,Lead-out情報を一時的に記憶する。また、
EFMエンコーダ222 は、バッファメモリ221 から出力
されるディジタル信号をEFM(Eight to Fourteen Mod
ulation)変調して記録部23に出力する。
【0026】記録部23は、システムコントローラ231
、スピンドルモータ232 、光ピックアップ233 、信号
処理回路234 、同期回路235 、記録補正回路236 及びト
ラッキング制御回路237 によって構成されている。シス
テムコントローラ231 は、周知のCPU及びメモリ等に
よって構成され、メモリ内に予め設定されたプログラム
に基づいて各種の制御を行う。また、システムコントロ
ーラ231 は、バッファメモリ221 に蓄積されているデー
タ量並びにデータ内容を随時監視している。
【0027】スピンドルモータ232 は、システムコント
ローラ231 からの制御信号に基づく回転速度で光ディス
ク1を回転する。光ピックアップ233 は、周知のように
レーザダイオード、レンズ、ミラー、フォトディテクタ
等から構成され、記録補正回路236 から出力される記録
信号に基づいてレーザ光を出射すると共に、光ディスク
1からの反射光を受光し、これに対応した受光信号PS
を出力する。また、光ピックアップ233 はトラッキング
制御回路237 からの制御信号に基づいて、光ディスク1
のグルーブ11に対応してレーザ光の照射位置をトラッ
キングできるように、移動可能に構成されている。
【0028】信号処理回路234 は、光ピックアップ233
から出力される受光信号PSを入力し、この受光信号P
Sに基づいて光ピックアップ233 のフォーカス制御を行
うと共に、受光信号PSからグルーブ11のウォブリン
グ周期(以下、ウォブル信号と称する)を検出し、ウォ
ブル信号に同期したクロック信号CKを生成してシステ
ムコントローラ231 及び同期回路235 に出力する。即
ち、光ディスク1の回転速度が変化し、ウォブル信号の
検出周期が変化すると、これに対応して生成されるクロ
ック信号CKの周期も変化する。さらに、信号処理回路
234 は、受光信号PSからATIPコードを検出し、A
TIPコードに基づく絶対時間をシステムコントローラ
231 に出力する。
【0029】同期回路235 は、信号処理回路234 からの
クロック信号CKから同期信号を生成し、EFMエンコ
ーダ222 に出力する。
【0030】記録補正回路236 は、EFMエンコーダ22
2 から出力されたディジタルデータを入力し、このディ
ジタルデータに対応すると共に、システムコントローラ
231からの制御信号に基づいて、電圧及びパルス幅のデ
ューティを最適値に設定した記録信号を生成して光ピッ
クアップ233 に出力する。
【0031】トラッキング制御回路237 は、システムコ
ントローラ231 からの制御信号に基づいて、光ピックア
ップ233 の位置を移動すると共に、光ピックアップ233
からの受光信号PSに基づいて、光ディスク1のグルー
ブ11に対応してレーザ光の照射位置をトラッキングす
る。さらに、トラッキングが外れた際には、トラッキン
グエラー信号ERを出力して、即座にこれをシステムコ
ントローラ231 に知らせる。
【0032】前述の構成よりなる本実施例によれば、例
えば複数の歌や音楽等の情報を光ディスク1に記録する
際には、最初にTOC情報、即ち記録する歌や音楽の数
とこれらのそれぞれの記録に要する記録容量が設定され
た情報が決定され、操作員によってシステムコントロー
ラ231 に設定される。
【0033】この後、情報の記録が開始されると、シス
テムコントローラ231 は、スピンドルモータ232 を駆動
して、所定の回転速度にて光ディスク1を回転させると
共に、先にバッファメモリ221 内に蓄積されたデータか
ら順次バッファメモリ222 から出力させる。さらに、シ
ステムコントローラ231 は、トラッキング制御回路237
を介して情報記録開始位置からトラッキングを開始す
る。
【0034】これにより、バッファメモリ222 から出力
されたデータは、クロック信号CKに同期をとられると
共に、EFM変調されて所定のタイミングで出力され、
記録補正回路236 によって記録信号に変換される。この
記録信号に基づいて光ピックアップ233 からパルス状の
レーザ光が出射され、光ディスクに情報が記録される。
【0035】一方、システムコントローラ231 は、予め
情報内容の分かっているTOC情報及びLead-in,Lead-o
ut情報を記録する際には、スピンドルモータ232 の回転
速度を上昇させ、光ディスク1の回転が速められる。こ
れにより、信号処理回路234によって生成されるクロッ
ク信号CKの周期も早くなるので、記録補正回路236か
ら出力される記録信号の周期が光ディスク1の回転(ス
ピンドルモータ232 の回転)に対応して変化される。こ
のとき、システムコントローラ231 の制御によりバッフ
ァメモリ221 においてデータ入力に対するデータ出力の
時間的な調整が行われる。また、回転数、線速等の変化
に伴い、レーザ出力の最適値が変わるが、システムコン
トローラ231 の制御により、記録補正回路236 におい
て、レーザ出力が光ディスク1の回転数及び線速に合っ
た最適値となるように、記録信号の電圧値及びパルス幅
のデューティが変化される。これにより、光ディスク1
に記録された情報の再生時におけるジッター及びエラー
の発生を低減することができ、情報再生の安定性を向上
させることができる。
【0036】また、1曲の実際の記憶に要する容量が、
予めTOC情報に設定した容量に満たなかった場合、即
ちTOC情報に設定した容量に達する前に、記録対象の
歌や音楽が終了してバッファメモリ221 に入力されるデ
ータが無音データとなり、これが所定時間継続した場合
には、システムコントローラ231 によってこれが検出さ
れ、従来と同様に、満たなかった分の容量の疑似情報
(情報が存在しないという情報)が挿入されて時間合わ
せが行われる。この際にも、前述と同様にスピンドルモ
ータ232 の回転速度が上昇され、光ディスク1の回転が
速められる。この際、システムコントローラ231 は、バ
ッファメモリ221 内に蓄積されているデータ量を把握し
ているので、回転速度の切替えは適切なタイミングにて
行われる。
【0037】従って、従来に比べて記録にかかる時間を
大幅に削減することができる。また、情報記録後に情報
を再生する際にも、何の支障もなく通常の再生を行うこ
とができ、曲目検索時におけるトラック検索も容易に行
うことができる。
【0038】ところで、記録信号の波形を操作してより
良い記録状態とするために、記録時の補正を行うことが
一般的に行われているが、この様な回路を使用する場合
は、光ピックアップ233 とEFMエンコーダ222 との間
に設けることが望ましい。
【0039】また、図3に示すように、バッファメモリ
221 の前に信号判定回路223 を設けて、データ入力部2
1から出力されるディジタル信号の値が所定時間同一で
あった場合、即ち1つの音楽が終了して無音状態になっ
た場合に、これを検出してシステムコントローラ231 に
終了信号ENDを出力するようにしてもよい。これによ
り、システムコントローラ231 におけるプログラム処理
が軽減される。
【0040】即ち、図3の構成においては、データ入力
部21から出力されるディジタルデータDAは信号判定
回路222 を介してバッファメモリ221 に入力される。信
号判定回路223 は、ディジタルデータDAが通過する際
にデータ内容を順次検出して所定時間保持すると共に、
この保持している複数のデータ内容が全て一致したとき
に、有効なデータの入力が終了したものとして終了信号
ENDをシステムコントローラ231 に出力する。
【0041】尚、本実施例では、情報記録媒体を追記型
のコンパクトディスクとしたがこれに限定されることは
ない。
【0042】また、本実施例では、光ディスク1の回転
状態を、光ディスク1に予め記録されているウォブル信
号を用いて検出したが、これに限定されることはなく、
他の検出手段、例えばスピンドルモータ232 の回転速度
を検出するセンサ等を用いてもほぼ同様の効果を得るこ
とができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、記録対象情報における所定範囲の情報内容が情
報の記録を行う前に既知であるとき、該範囲内の情報を
記録する際に記録速度が通常よりも速められるので、再
生時に支障を来すことがないように情報を記録したとき
にも、従来に比べて情報の記録に要する時間を短縮する
ことができる。
【0044】また、請求項2によれば、上記の効果に加
えて、前記光情報記録媒体の移動或いは回転を速めると
共に、該光情報記録媒体の移動或いは回転の早さに対応
した周波数のクロック信号に同期して前記記録対象情報
が記録されるので、情報再生時の安定性を向上させるこ
とができる。
【0045】さらに、請求項3及び4によれば、上記の
効果に加えて、前記光情報記録媒体の移動或いは回転の
状態を的確に検出することができ、これに対応して情報
の記録を行うことができるので、情報再生時の安定性を
さらに向上させることができる。
【0046】また、請求項5によれば、記録対象情報に
おける所定範囲の情報内容が情報の記録を行う前に既知
であるとき、該範囲内の情報を記録する際に記録速度が
通常よりも速められるので、再生時に支障を来すことが
ないように情報を記録したときにも、従来に比べて情報
の記録に要する時間を短縮することができる。
【0047】また、請求項6によれば、上記の効果に加
えて、状態検出手段によって光情報記録媒体に予め記録
されている信号が再生され、該再生信号に基づいて前記
光情報記録媒体の移動或いは回転の状態が検出されるの
で、前記光情報記録媒体の移動或いは回転の状態検出に
おける誤差を低減することができ、情報再生の安定性を
向上させることができる。
【0048】さらに、請求項7によれば、上記の効果に
加えて、前記光情報記録媒体のグルーブに記録されてい
るウォブル(wobble)信号或いはATIP(Absolute
TimeIn Pregroove )信号が再生され、該再生信号に基
づいて前記光情報記録媒体の移動或いは回転の状態が検
出されるので、前記光情報記録媒体の移動或いは回転の
状態検出における誤差を無くすことができ、情報再生の
安定性をさらに向上させることができるという非常に優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光情報記録装置を示
す構成図
【図2】一実施例における光ディスクを示す構成図
【図3】本発明の他の実施例における光情報記録装置を
示す構成図
【符号の説明】
1…光ディスク、11…グルーブ、2…光情報記録装
置、21…データ入力部、211 …アナログ入力インタフ
ェース、212 …A/D変換器、213 …ディジタル入力イ
ンタフェース、214 …切替えスイッチ、22…データ変
換部、221 …バッファメモリ、222 …EFMエンコー
ダ、223 …信号判定回路、23…記録部、231 …システ
ムコントローラ、232 …スピンドルモータ、233 …光ピ
ックアップ、234 …信号処理回路、235 …同期回路、23
6 …記録補正回路、237 …トラッキング制御回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時系列的に入力される情報に基づいて記
    録対象情報を生成する記録対象情報生成手段と、光情報
    記録媒体を移動或は回転する駆動手段と、前記記録対象
    情報に基づいて前記光情報記録媒体にレーザ光を照射す
    るレーザ光照射手段とを用いて前記光情報記録媒体に前
    記記録対象情報を記録する光情報記録方法において、 前記記録対象情報における所定範囲の情報内容が情報の
    記録を行う前に既知であるとき、該範囲内の情報を記録
    する際に記録速度を通常よりも速める、 ことを特徴とする光情報記録方法。
  2. 【請求項2】 前記記録速度を速める場合、前記駆動手
    段による前記光情報記録媒体の移動或いは回転を速める
    と共に、該光情報記録媒体の移動或いは回転の早さに対
    応した周波数のクロック信号に同期して前記記録対象情
    報を記録することを特徴とする請求項1記載の光情報記
    録方法。
  3. 【請求項3】 前記光情報記録媒体に予め記録されてい
    る信号を再生し、該再生信号に基づいて前記クロック信
    号を生成することを特徴とする請求項2記載の光情報記
    録方法。
  4. 【請求項4】 前記光情報記録媒体に予め記録されてい
    る信号として、グルーブに記録されているウォブル(wo
    bble)信号或いはATIP(Absolute Time In Pregro
    ove )信号を用いることを特徴とする請求項3記載の光
    情報記録方法。
  5. 【請求項5】 時系列的に入力される情報に基づいて記
    録対象情報を生成する記録対象情報生成手段と、光情報
    記録媒体を移動或は回転する駆動手段と、前記記録対象
    情報に基づいて前記光情報記録媒体にレーザ光を照射す
    るレーザ光照射手段とを備えた光情報記録装置におい
    て、 前記記録対象情報における所定範囲の情報内容が情報の
    記録を行う前に既知であるか否かを判定する情報判定手
    段と、 該情報判定手段の判定結果に基づいて、情報内容が既知
    であるとき、前記範囲内の情報を前記光情報記録媒体に
    記録する際に、前記駆動手段による前記光情報記録媒体
    の移動或いは回転を速める駆動制御手段と、 前記光情報記録媒体の移動或は回転の状態を検出する状
    態検出手段と、 該状態検出手段の検出結果及び前記記録対象情報に基づ
    いて、前記レーザ光照射手段によるレーザ光の照射を制
    御するレーザ光照射制御手段とを設けた、 ことを特徴とする光情報記録装置。
  6. 【請求項6】 前記状態検出手段は、前記光情報記録媒
    体に予め記録されている信号を再生する信号再生手段を
    有し、該再生信号に基づいて前記光情報記録媒体の移動
    或いは回転の状態を検出することを特徴とする請求項5
    記載の光情報記録装置。
  7. 【請求項7】 前記状態検出手段は、前記光情報記録媒
    体のグルーブに記録されているウォブル(wobble)信号
    或いはATIP(Absolute Time In Pregroove )信号
    を再生し、該再生信号に基づいて前記光情報記録媒体の
    移動或いは回転の状態を検出することを特徴とする請求
    項6記載の光情報記録装置。
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