JP3139062B2 - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、追記型光ディスク
(以下、「CD−WO」と称する)および消去可能型光
ディスク(以下、「CD−MO」と称する)等の光ディ
スク記録装置に係り、特に簡易な頭出しを可能とする光
ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、例えばCD(コンパクトデ
ィスク)を再生するためのCDプレーヤにおけるCD再
生時の「頭出し(キューイング)」は、通常の場合、デ
ィスクメーカ等によって予めリードインエリアに記録さ
れたTOC(table of contents)と呼ばれる目次情報
に基づいて概略位置を求め、その後はプログラムエリア
にプログラム情報とともに記録されたサブコードQチャ
ンネル情報中のトラック番号、タイムコードを用いて最
終位置を求めたり、あるいはサブコードQチャンネル情
報中のインデックス番号を利用したりしている。市販の
CDでは、これら時間タイミング情報は作成時に業務用
管理機器を用い高精度に時間管理されており、プログラ
ム情報の単位、例えば曲の真の先頭位置から所定量前の
位置に対応して正確に付されているので、頭出し制御に
効果的に利用することができる。ちなみに、音楽等にお
ける頭出しの精度は、音楽自体の曲種によっても異なる
が、0.2s程度以下のタイムラグで曲の先頭の音を出
すことが要求されることもあり、基本的には、アクセス
された曲頭位置から常に同一のタイムラグで曲の有音部
が生じるようにすることが必要となる。
【0003】一方、CD−WOまたはCD−MO等のデ
ィスクはユーザが任意のプログラムを記録することがで
きる。この場合、記録されたディスクの再生は、通常の
CDプレーヤを用いて行えるようにすることができる
が、その際、上述した頭出し機能も市販のCDと同様に
行えることが望ましい。しかしながら、ディスクの記録
がユーザ側に任されているため、TOC情報またはサブ
コードQチャンネル情報を曲の真の先頭に所定の精度を
もって一致させることが困難であった。
【0004】例えば、通常の入力ソースを用いた場合、
当然、曲間のばらつきや、曲種により、曲頭にランダム
な長さの無音部が存在することがあり得るので、これを
いわゆる「流し録音」すると、記録装置は、曲開始と認
識してサブコードまたはTOCを作成し始めるにもかか
わらず、実際には曲の有音部は未だ始まっていないとい
うような不規則なタイムラグが生じてしまう。したがっ
て、これらの記録ディスクを再生する際には、そのサブ
コード、TOCを用いて頭出し制御しても、市販のCD
のように、均一管理された形での頭出しは不可能であ
る。まして、0.2s程度以下のタイムラグで必ず有音
部を生じさせるということは到底不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】CD−WOおよびCD
−MO等の場合、入力プログラムソース側に予めタイム
コードが付されているようなものを用いれば、記録時
に、このタイムコードに基づき正確な頭出し情報をサブ
コードQチャンネル情報あるいはインデックス情報を記
録することができる。しかしながら、これは、タイムコ
ードのない入力プログラムソースの場合利用不可能であ
り、放送等のいわゆる「流し録音」等を行うことは不可
能である。また、記録機器にタイムコード同期機能を付
すことは、当然装置のコスト上昇につながり、得策とも
いえない。
【0006】また、再生側、例えばCDプレーヤ側にお
いて、サブコードQチャンネル情報中のタイムコードを
利用して、頭出し制御を行えばよいようにも思われる
が、タイムコードを用いた頭出し制御機能は、一般のC
Dプレーヤにはほとんど装備されておらず、汎用性がな
い。すなわち、通常のCDプレーヤで使用することので
きるディスクを作成するためには、タイムコードを利用
して頭出し制御を行う方式は適当でない。
【0007】この発明は、上述のような事情に鑑みてな
されたもので、通常の再生装置の機能で充分に高精度の
頭出しを行い得るようにプログラムの記録を行うことの
可能な光ディスク記録装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光ディス
ク記録装置は、複数の単位プログラム信号部が間を無音
スペースで区切られた形で順次入力される入力データ
を、その入力データに各単位プログラム信号部をあらわ
す順番情報および自由見出し情報の少なくとも一方に相
当するデータを含む補助データを付加して記録する光デ
ィスク記録装置において、入力データの各単位プログラ
ム信号部の先頭を含む先頭近傍部分であるか否かを検出
する手段と、この手段により前記先端近傍部分であるこ
とが検出されたときに、ディスクに記録する前記順番情
報および自由見出し情報の少なくとも一方を所要の頭出
し精度に対応する時間間隔で自動更新させるように制御
する手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明の光ディスク記録装置においては、単
位プログラム信号部、例えば曲の先頭部分を検知し、そ
の先頭部分においてトラック番号等の順番情報およびイ
ンデックス番号等の自由見出し情報の少なくとも一方を
頭出し精度に対応する時間間隔で自動更新させて記録す
るので、単位プログラム信号部の先頭部分において所要
の頭出し精度にて順番情報または自由見出し情報が付さ
れ、再生装置に通常装備されている順番情報または自由
見出し情報のサーチ機能を効果的に利用して高精度の頭
出しを行うことができる。この発明では本来の頭出し用
のマークである順番情報または自由見出し情報を有効に
利用することができるので、記録されたディスクを通常
の再生装置で使用しても極めて高精度の頭出しを実現す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
説明する。図1は、この発明の一実施例に係る光ディス
ク記録装置の構成を示している。
【0011】図1において、光ディスク21は、ディス
クモータ22によって図示矢印方向に回転駆動される。
ディスクモータ22の回転速度はディスクサーボ回路2
6によって線速度一定に制御される。この場合のディス
クモータ22の回転速度は、光ヘッド23の位置情報に
基づいてシステムコントローラ29が算出する。
【0012】光ヘッド23は、図示していない半導体レ
ーザ、光学系、フォーカスアクチュエータ、トラッキン
グアクチュエータおよび4分割フォトダイオード等を内
蔵しており、この光ヘッド23によりレーザビームを光
ディスク1の表面に照射して記録ピットの書き込みを行
う。
【0013】フォーカス及びトラッキングサーボ回路2
8は、システムコントローラ29からの指令により、光
ヘッド23内の半導体レーザから照射されるレーザ光の
フォーカシングおよびトラッキングの制御を行う。トラ
ッキング制御においては、光ディスク21に形成された
案内溝を検出して光ヘッド23を制御し、その案内溝に
光ヘッド23のレーザ光スポットを追従させる。フィー
ドサーボ回路27は、システムコントローラ29からの
指令により、フィードモータ30を駆動して光ヘッド2
3を光ディスク21の径方向に移動させる。
【0014】光ディスク21に記録すべき入力信号は、
ディジタル信号の場合は直接データ信号形成回路32に
入力され、アナログ信号の場合はA/D(アナログ−デ
ィジタル)変換器34を経てデータ信号形成回路32に
入力される。この入力データのサンプリング周波数およ
びデータビット数は、CD規格に適合している。
【0015】TOCジェネレータ40は、プログラム情
報の書き込み中または書き込みが完了した後に、その目
次情報としてのTOC情報を生成して後述のTOCメモ
リへ出力する。
【0016】データ信号形成回路32は、入力データが
有音か無音かを検出し、それに応じてサブコードジェネ
レータ42を制御する。すなわち、データ信号形成回路
32は、無音が検出されたときにはトラック番号TNO
を“1”(すなわち“01”)インクリメントさせ且つ
インデックス番号Xのインクリメント動作を開始し、有
音が検出されたときにはインデックス番号Xのインクリ
メント動作を停止する。
【0017】サブコードジェネレータ42は、システム
コントローラ29から出力されるタイミング信号及びデ
ータ信号形成回路32による制御に基づいて、プログラ
ム情報記録時のトラック番号TNO、インデックス番号
X、プログラム時間および絶対時間等のサブコード情報
を生成し出力する。
【0018】また、データ信号形成回路32は、入力デ
ータにインタリーブをかけるとともに、サブコードおよ
びエラーチェックコード等を付与し、EFM変調(eigh
t-to-fourteen modulation)してCD規格に適合したフ
ォーマットおよび転送レートで一連のシリアルデータを
形成し出力する。さらに、データ信号形成回路32は、
プログラム情報の記録が完了したら、TOCメモリ44
から出力されるTOC情報を入力して、所定のフォーマ
ットに形成し出力する。
【0019】データ信号形成回路32およびサブコード
ジェネレータ42部分の詳細を図2に示す。図2には、
TOCジェネレータ40およびTOCメモリ44も示さ
れている。
【0020】データ信号形成回路32は、有音/無音検
出部321、インクリメント制御部322、信号形成部
323、およびEFM変調部324を有している。
【0021】有音/無音検出部321は、入力データが
有音か無音かを検出する。この実施例の場合、有音およ
び無音の検出にそれぞれ約2s(=150フレーム=1
5インデックス)かかるものとする。すなわち、有音/
無音検出部321では、入力データが有音状態から無音
状態になってから約2s(15インデックス)後に無音
が検出され、入力データが無音状態から有音状態になっ
てから約2s後に有音が検出される。
【0022】インクリメント制御部322は、有音/無
音検出部321の検出結果によりサブコードジェネレー
タ42のトラック番号TNOおよびインデックス番号X
のインクリメント動作を制御する。すなわち、インクリ
メント制御部322は、一旦、無音が検出されると、ト
ラック番号TNOを“1”インクリメントさせ且つイン
デックス番号Xのインクリメント動作を開始する。この
インデックス番号Xのインクリメント動作時のインクリ
メント間隔は、所望の頭出し時間に応じた値、例えば1
0フレーム(=133ms)とし、有音が検出される前
にインデックス番号Xが99に達したらトラック番号T
NOを今一度“1”インクリメントしインデックス番号
Xを“00”に戻した上で更にインデックス番号Xをイ
ンクリメントする動作を繰り返し続行する。インクリメ
ント制御部322は、有音が検出されたときにはサブコ
ードジェネレータ42のインデックス番号Xのインクリ
メントを停止する。サブコードジェネレータ42で生成
されるトラック番号TNOおよびインデックス番号Xは
必要に応じてTOCジェネレータ40に転送されTOC
情報生成に用いられる。
【0023】信号形成部323は、入力データに、イン
タリーブをかけるとともに、サブコードジェネレータ4
2から与えられるサブコードおよびエラーチェックコー
ド等を付与してEFM変調部324に与える。EFM変
調部324は信号形成部323から与えられるデータを
EFM変調して書き込みデータとし、ドライブインタフ
ェース25に与える。
【0024】TOCジェネレータ40およびサブコード
ジェネレータ42には、システムコントローラ29を介
して入力装置2またはキースイッチ5の操作による記録
開始(REC START)、記録停止(REC ST
OP)、曲番つまりトラック番号インクリメント(TR
ACK INC)、インデックス番号インクリメント
(INDEX INC)およびTOC記録(TOC R
EC)等のキー入力が与えられる。
【0025】データ信号形成回路32の出力データは、
ドライブインタフェース25を介してデータ信号補正回
路36に入力されている。データ信号補正回路36は、
データ信号をそのビット相当長および直前のブランク相
当長に応じて、レーザ光の蓄熱効果による波形補正をす
るものである。すなわち、データ信号補正回路36は、
光ディスク21の記録面へのレーザ光による蓄熱効果に
よるデータ信号タイミングと記録ピットおよびブランク
との位置ずれを、データ信号タイミングを増減させるこ
とにより減少させるとともに、記録されたビット幅の増
大を、データ信号タイミングを分割することにより防止
する。
【0026】データ信号補正回路36の出力データは、
レーザ発生回路35に入力される。レーザ発生回路35
は、データ信号に応じて光ヘッド23内の半導体レーザ
光を光ディスク21の記録面に照射して記録を行う。こ
のようにして、光ディスク21には、CD規格に適合し
たフォーマット、転送速度および線速度でデータが記録
される。
【0027】TOCメモリ44は、光ディスク21に対
する書き込み動作に同期して、サブコードジェネレータ
42で作成されるトラック番号TNO、インデックス番
号X、プログラム時間および絶対時間等のタイムコード
情報を逐次記憶してゆくとともに、入力装置2から入力
されるアルファベットおよび数値等の入力情報を適宜記
憶し、最終的にリードインエリアへ書き込むべき情報
(TOC)を形成するメモリである。
【0028】また、ワークメモリ46は、以上のデータ
処理に伴う演算内容、途中経過の一時記憶、あるいは記
録中断時のデータスタック等に用いられる。
【0029】次に、このように構成されたこの実施例の
光ディスク記録装置の記録動作について説明する。図3
および図4にこの実施例の動作に係るタイムチャートを
示す。
【0030】この場合、入力ソースは、ディスクに記録
するための事前編集が概略済んでいるものとする。すな
わち、入力ソースは、記録したい曲を、記録したい順序
に並べ、且つ曲と曲との間には適当な無音スペースを確
保して予めマスターテープ等に収録したものの再生信号
とする。
【0031】未記録の光ディスク21をディスクトレイ
にセットし、入力装置2またはキースイッチ5の記録開
始(REC)キーを押すと、1曲目の録音が開始され
る。この場合には、光ヘッド23がプログラム領域の始
点に達したところでサブコードジェネレータ42が、プ
ログラム時間、絶対時間をスタートさせ、また、トラッ
ク番号TNOを“01”、インデックス番号Xを“0
1”としてサブコードを生成するとともに、インデック
ス番号Xのインクリメントが開始される。
【0032】このとき、サブコードジェネレータ42で
生成されたサブコードのうち、リードインエリアへ書き
込む必要のあるものは、システムコントローラ29、T
OCジェネレータ40を介してTOCメモリ44へ供給
され、ここに格納される。
【0033】データ信号形成回路32は、プログラム情
報およびサブコード情報を入力し、所定フォーマットの
信号を生成し、ドライブインタフェース25を介して光
ヘッド23に供給する。これにより、1曲目のプログラ
ムが記録される。
【0034】時刻tA に1曲目のプログラムの記録が開
始されてからインデックス番号Xが10フレーム(=1
33ms)毎に順次インクリメントされ、インデックス
番号Xが“16”となったときに有音/無音検出部32
1で有音が検出され、インデックス番号Xのインクリメ
ントがストップされ、以後時刻tC までインデックス番
号Xは“16”のままとなる。
【0035】時刻tB で入力ソースが無音状態となる
と、有音/無音検出部321により無音検出が開始さ
れ、時刻tC で無音部であると判断される。無音が検出
されると、インクリメント制御部322は、サブコード
ジェネレータ42を制御して、トラック番号TNOを
“1”インクリメントして“02”とし、さらにインデ
ックス番号Xを“01”から10フレーム毎に順次イン
クリメントする。有音が次に検出される前に、インデッ
クス番号Xが“99”になってしまった場合には、イン
クリメント制御部322は、トラック番号TNOをさら
に“1”インクリメントして“03”とし、インデック
ス番号Xの10フレーム毎のインクリメントを“01”
から継続する。
【0036】時刻tD で2曲目のプログラムの記録が開
始され、入力ソースが有音状態となると、有音/無音検
出部321により有音検出が開始される。このときのイ
ンデックス番号は“04”であり、15インデックス後
すなわちインデックス番号が“19”となったときに有
音部であると判断されて、インデックス番号Xのインク
リメントがストップされ、以後時刻tF までインデック
ス番号Xは“19”のままとなる。
【0037】時刻tE で入力ソースが無音状態となる
と、有音/無音検出部321により無音検出が開始さ
れ、時刻tF で無音部であると判断される。無音が検出
されると、トラック番号TNOを“1”インクリメント
して“04”とし、さらにインデックス番号Xを“0
1”から10フレーム毎に順次インクリメントする。
【0038】こうして、データ信号形成回路32の有音
/無音検出部321およびインクリメント制御部322
によるトラック番号TNOとインデックス番号Xの制御
が行われる。
【0039】これらトラック番号TNOおよびインデッ
クス番号Xを含むサブコードがサブコードジェネレータ
42で生成される。
【0040】このようにして、サブコードジェネレータ
42で生成されるサブコードは、インタリーブがかけら
れた入力データおよびエラーチェックコードとともに信
号形成部323からEFM変調部324に与えられ、E
FM変調されて書き込みデータとして、ドライブインタ
フェース25に供給される。
【0041】入力装置2またはキースイッチ5の一時停
止(PAUSE)キーまたは停止(STOP)キーが押
されると、記録動作が中断または中止される。このと
き、サブコードジェネレータ42、TOCジェネレータ
40のデータ内容は、システムコントローラ29を介し
てワークメモリ46に転送され記憶される。
【0042】記録動作の再開時には、サブコードジェネ
レータ42、TOCジェネレータ40は、ワークメモリ
46から中断直前のデータをロードし動作再開する。以
後、記録動作が開始および中断、中止される毎に、同様
の動作が行われる。
【0043】この実施例では、入力装置2またはキース
イッチ5中の印刷(PRINT)キーが押されると、そ
れまでにワークメモリ46に記憶されていた内容のう
ち、中断に関するものをプリンタ7を介してプリントア
ウトできるようにしてある。また、TOCメモリ44の
内容に基づいてタイムコード表もプリントアウトするこ
とができる。
【0044】最終的に全プログラムを記録完了した時点
で、入力装置2またはキースイッチ5中のTOC記録
(TOC ENTER)を押すと、TOCメモリ44に
蓄積された内容をリードインエリアにTOC情報として
書き込み、これで全記録動作が完了する。
【0045】このように記録された光ディスク21を再
生するときは、予め、各曲の曲頭に該当するインデック
ス番号を調べておき、例えば、1曲目はトラック1−イ
ンデックス1を指定し、2曲目はトラック3−インデッ
クス4を指定して、いわゆるインデックスサーチ機能を
用いることにより、充分な精度で頭出しを行うことがで
きる。一部のクラシック音楽のCD等のように予めイン
デックス番号が記録されて希望の部分から再生し得るよ
うにしたものが市販されており、これを利用するためイ
ンデックスサーチ機能は通常の再生装置のほとんど全て
に標準的に装備されている。上述の各曲毎の先頭位置を
示すトラック番号およびインデックス番号をサブコード
ジェネレータ42からTOCジェネレータ40に与えて
TOC情報として光ディスク21上に記録するようにす
れば、より有効にこの実施例の頭出し機能を利用するこ
とができる。
【0046】また、上述のような事前編集が予め行われ
ているソースが放送等により供給される場合は、このよ
うなソースをいわゆる流し録音することも可能である。
【0047】この発明では、各曲すなわち有音部の先頭
近傍部分および無音部でのみインデックス番号のインク
リメント動作を行っているので、トラック番号およびイ
ンデックス番号が不足することはなく、特にCD規格の
ようなディスク記録に好適である。すなわち、133m
s間隔で継続的にトラック番号およびインデックス番号
のインクリメント動作を行うと、CD規格に準じたトラ
ック番号およびインデックス番号の容量では20分程度
で満杯となってしまい、プログラム収容時間約60分に
は到底満たないものとなってしまうため、ディスク全体
での頭出しに利用することはできなくなってしまう。こ
の発明によれば、さらに頭出し精度を高めるべくインデ
ックス番号のインクリメント間隔をより狭くすることも
可能である。
【0048】なお、実施例においては、トラック番号と
インデックス番号との組み合わせをインクリメント制御
するようにしたが、これに代えて、これらのいずれか一
方のみをインクリメント制御するようにしてもよく、ト
ラック番号またはインデックス番号以外のこれらに類す
る順番情報あるいは自由見出し情報を用いてもよい。
【0049】もちろん、単位プログラムを構成するプロ
グラムの単位は、曲に限らず楽章その他のプログラム情
報の1まとまりの単位であれば何でもよい。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
本来の頭出し用のマークである順番情報または自由見出
し情報を単位プログラム信号部の先頭部分に所要の頭出
し精度にてインクリメントして付すことによりこれらを
有効に利用し、通常の再生装置の機能で充分に高精度の
頭出しを行い得るようにプログラムの記録を行うことの
可能な光ディスク記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る光ディスク記録装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の実施例の主要部の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 図1の実施例の動作を説明するための模式的
なタイミングチャートである。
【図4】 図3の一部を詳細に説明するためのタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
2…入力装置、5…キースイッチ、6…ディスプレイ、
7…プリンタ、22…ディスクモータ、23…光ヘッ
ド、25…ドライブインタフェース、26…ディスクサ
ーボ回路、27…フィードサーボ回路、28…フォーカ
ス及びトラッキングサーボ回路、29…システムコント
ローラ、30…フィードモータ、32…データ信号形成
回路、34…A/D変換器、35…レーザ発生回路、3
6…データ信号補正回路、40…TOCジェネレータ、
42…サブコードジェネレータ、44…TOCメモリ、
46…ワークメモリ、321…有音/無音検出部、32
2…インクリメント制御部、323…信号形成部、32
4…EFM変調部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単位プログラム信号部が間を無音
    スペースで区切られた形で順次入力される入力データ
    を、その入力データに各単位プログラム信号部をあらわ
    す順番情報および自由見出し情報の少なくとも一方に相
    当するデータを含む補助データを付加して記録する光デ
    ィスク記録装置において、 入力データの各単位プログラム信号部の先頭を含む先頭
    近傍部分であるか否かを検出する手段と、 この手段により前記先端近傍部分であることが検出され
    たときに、ディスクに記録する前記順番情報および自由
    見出し情報の少なくとも一方を所要の頭出し精度に対応
    する時間間隔で自動更新させるように制御する手段とを
    具備することを特徴とする光ディスク記録装置。
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