JPH06201301A - チェッキングフィクスチャー - Google Patents

チェッキングフィクスチャー

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Publication number
JPH06201301A
JPH06201301A JP36084692A JP36084692A JPH06201301A JP H06201301 A JPH06201301 A JP H06201301A JP 36084692 A JP36084692 A JP 36084692A JP 36084692 A JP36084692 A JP 36084692A JP H06201301 A JPH06201301 A JP H06201301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
spring
clamp device
checking fixture
mounting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36084692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Kawashima
美正 川島
Shigeki Mori
繁樹 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP36084692A priority Critical patent/JPH06201301A/ja
Publication of JPH06201301A publication Critical patent/JPH06201301A/ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークが、設計どおりの形状に形成されてい
るか否かをチェックするときに使用するチェッキングフ
ィクスチャーにおいて、そのクランプ装置が、復元力を
有するワークのときにもその影響を受けずに測定できる
ようにする。 【構成】 ワーク5を載置する載置部材3と、その一部
である押え材18を載置部材3に向けて進行させることに
より、押え材18と載置部材3との間で前記ワーク5を把
持するワーククランプ装置を備えたチェッキングフィク
スチャーにおいて、押え材18とこの押え材18を支持する
アタッチメント19との間にスプリング20を介装すると共
に、このスプリング20を圧縮するように作用するワーク
5の反力を検知する検知部材を設けたものである。検知
部材としての指針21と目盛23、あるいは圧力センサ24に
より、ワーク5の状態を検知することができるので、従
来のようにワーク5の復元力が測定結果に影響を与える
ようなことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークであるプレス製
品が、設計どおりの形状に形成されているか否かをチェ
ックするときに使用する、チェッキングフィクスチャー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレス加工により製品を製作する場合は
多いが、このプレス製品を複数個結合し、あるいは組合
わせて一つの製品を作る場合、たとえば自動車の車体を
製作するときには、1個1個の部品(車体本体、フー
ド、フェンダ、ドア等)それぞれの加工精度を高める必
要がある。精度が悪いと、これらを結合するときに狂い
や無理が生ずるからである。このため、従来からプレス
製品の一つ一つについてプレス加工の後に成形形状を検
査するチェッキングフィクスチャーと称される装置があ
る(先行技術として、実開昭62-32304号公報、実公昭3-
11106 号公報等参照)。
【0003】このチェッキングフィクスチャーは、ワー
クであるプレス製品を、その一部に設けられたワークク
ランプ装置(以下、クランプ装置という)で把持し、こ
のクランプ装置を避けた部分に設けられた姿見ブロック
と、クランプ装置に把持されたワークであるプレス製品
との間に生ずる隙間を計測することにより、ワークの出
来具合をチェックする構造のものが一般的である。
【0004】このような構造のチェッキングフィクスチ
ャーの一例を、図5および図5のB−B断面を示した図
6について説明する。これらの図において1は定盤であ
り、支持ブロック2に支持されて起立しているものであ
る。図6に示すように、定盤1には、その複数箇所から
ワークを載置する載置部材3がロッド4を介して突出し
て設けられており、ワーク5をその内側から載置するよ
うになっている。ロッド4は縦横に組合されてフレーム
を構成する。
【0005】定盤1の載置部材3に対向したところには
クランプ装置6が設けられて、載置部材3と共働し、ワ
ーク5を把持するようになっている。図示するワーク5
は、自動車のフェンダである。定盤1の同面からはクラ
ンプ装置6を避けたところに姿見ブロック7と穴見ブロ
ック8が突出して設けられており、ワーク5に対して微
少隙間を形成している。したがって、この微少隙間の寸
法が所定範囲内にあれば、そのワーク5は良品と判断さ
れることになる。
【0006】図7に示すものは、図5および図6に示し
たチェッキングフィクスチャーの一部に設けられたクラ
ンプ装置6の詳細を示すものである。これを説明する
と、9は基台であり、下面において図6に示すようにブ
ラケット10を介してロッド9に固着されている。基台9
には略L字形をした回動ブラケット11の下端が軸12によ
って回動自在に軸着されており、回動ブラケット11の上
端にはアーム13の基部が固着されている。
【0007】回動ブラケット11の中間部分には、第2の
回動ブラケット14が軸15によって回動自在に軸着されて
いる。第2の回動ブラケット14の基部は、基台9に軸16
によって軸着されている。第2の回動ブラケット14には
ロッド17の基端が固着されており、このロッド17の先端
には押え材18が固着されている。押え材18は載置部材3
と共働してワーク5を把持するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来のクランプ装置は、アーム13を軸15を中心にして反
時計方向(図7におけるa方向)に回動させると押え材
18が載置部材3に接近する方向に動き、時計方向(図7
におけるb方向)に回動させると押え材18が載置部材3
から離れる方向に動くことになる。したがって載置部材
3の上にワーク5の把持部分を載置し、アーム13を反時
計方向に回動するとワーク5は載置部材3と押え材18と
の間に把持されることになる。把持した状態で、姿見ブ
ロック7および穴見ブロック8と、ワーク5との間に生
ずる隙間を計測することにより、ワーク5の出来具合を
チェックすることになる。
【0009】以上説明した従来のクランプ装置は、アー
ム13を軸15を中心にして回動させることにより、載置部
材3と押え材18でワーク5を把持するのであるが、構造
上、把持力を調整する機構がないことから、どのような
ワーク5に対しても一定の把持力しか発揮することがで
きなかった。すなわち、ワーク5に、押え材18の押圧力
に対する復元力(スプリングバック、スプリングゴー、
ねじれ等)がある場合にも、クランプ装置はこれらの復
元力を押え付けてしまう状態でクランプするために、把
持力の開放後に生ずる復元力でワーク5の形状が変わっ
てしまうことがあり、このために精度高い測定ができな
いことが多く、溶接組付工程において組付精度不良が生
ずることがあった。
【0010】本発明はこの点に鑑みて成されたものであ
り、ワーク5に上記のような復元力が存在するときに
は、その復元力に対応させて把持力を変えられるように
し、これによって高精度で測定ができるようにしたチェ
ッキングフィクスチャーを提供しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、ワークを載置する載置部材
と、その一部である押え材を該載置部材に向けて進行さ
せることにより、該押え材と載置部材との間で前記ワー
クを把持するワーククランプ装置を備えたチェッキング
フィクスチャーにおいて、前記押え材と該押え材を支持
するアタッチメントとの間に弾性部材を介装すると共
に、該弾性部材を圧縮するように作用する前記ワークの
反力を検知する検知部材を設けた構成としたものであ
る。
【0012】
【作用】このような構成とすれば、弾性部材を圧縮する
ように作用するワークの反力は検知部材によって検知さ
れるので、その検知結果に応じて把持力を調整するこ
と、または測定結果に対しての勘案が可能となる。した
がって、ワークの性質あるいは状態に応じた把持力で把
持できることになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図7と同一の部
材には同一の符号を付して図1について説明する。この
実施例においては、押え材18がロッド17に直接取付けら
れておらず、ロッド17に固着されたアタッチメント19に
弾性部材であるスプリング20を介して支持されている。
スプリング20を介装したことにより、押え材18は、アタ
ッチメント19に対してスプリング20の収縮範囲で位置可
変となる。押え材18の一部は指針21に形成され、アタッ
チメント19に設けられた長孔22から突出している。
【0014】図2に示すように、アタッチメント19には
スプリング20を圧縮するように作用するワーク5の反力
を検知する目盛23が記載されており、指針21の位置が確
認できるようになっている。指針21と目盛23は、スプリ
ング20を圧縮するように作用するワーク5の反力を検知
する検知部材として機能する。
【0015】このように構成されたこの実施例のクラン
プ装置は、図1に示すように載置部材3と押え材18とで
ワーク5を把持するとき、このワーク5に、押え材18の
押圧力に対する復元力(スプリングバック、スプリング
ゴー、ねじれ等)がある場合には、スプリング20の弾発
力とこの復元力とのバランスにより、復元力が打勝った
分だけ押え材18が上昇するので、その上昇量を指針21と
目盛23で読み取ることができる。こうして読み取った上
昇量を、ワーク5と姿見ブロックとの間に生ずる隙間の
計測値に勘案することにより、復元力を有するワーク5
に対しても正確な測定ができることになる。
【0016】図3に示すものは本発明の他の実施例であ
る。この実施例においても基本的な構成は図1のものと
変わらないが、大きな特徴となる部分は、スプリング20
の上部に、圧電素子よりなる圧力センサ24が配設されて
いることである。この圧力センサ24は、荷重を受けたと
き、その荷重量に比例あるいは反比例して電気抵抗値が
変化し、あるいは起電力が変化するものであれば何でも
使用することができる。ただし荷重量に関係して電気抵
抗値が変わるものは、その素子に所定の電流を流す回路
が必要となる。
【0017】スプリング20の撓みにより変化するスキ量
dの変化に対応して変化する出力を生ずる圧力センサ24
の出力側は、アンプ25を介して電源26およびパイロット
ランプ27と荷重計28に接続されている。この回路によ
り、この実施例においては、スプリング20からの圧力が
所定値以上に達したとき、これによって撓みを生ずる圧
力センサ24が電気的変化としての出力信号を発するの
で、これがアンプ25によって増幅されて所定のレベルに
なり、パイロットランプ27を点灯させることになる。パ
イロットランプ27の点灯により測定者はその状態を知る
ことになるが、また荷重計28によって荷重量の読取りが
できることにもなる。
【0018】図4のものを説明する。実際のチェッキン
グフィクスチャーにおいては、上記のようなクランプ装
置は一組あれば充分であり、他のクランプ装置は、たと
えば図3に示したものにおいて適正荷重時のアタッチメ
ント19と押え材18のスキ量dを計測し、そのスキ量dを
直径寸法とするガラス球29を作り、このガラス球29をア
タッチメント19と押え材18の間に介装するようにしても
よい。
【0019】このような構造としたときには、適正荷重
以上の力が加わったとき、そのガラス球29が破壊するよ
うにセットしておくことにより、測定者はその状態を知
ることができることになる。すなわち、このような機構
をそれぞれのクランプ装置にセットし、また適正荷重時
のガラス球29をそのそれぞれに入れれば、クランプ装置
ごとの荷重管理が可能となる。
【0020】図1および図2に示した実施例において
は、押え材とこの押え材を支持するアタッチメントとの
間に介装する弾性部材としてスプリング20を使用した
が、本発明はこれに限られるものではない。スプリング
20に代え、ゴム等の素材を使用することも可能である。
またワーク5の反力を検知する検知部材として、目盛23
と指針21との組合わせ、あるいは圧電素子よりなる圧力
センサ24を用いたが、他の手段、たとえば光学的な位置
センサ等を使用することも可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たクランプ装置を備えたチェッキングフィクスチャーで
あるから、プレス製品のプレス加工の出来具合をチェッ
クするとき、そのプレス製品の材質や状態によって復元
力があるときには、これを検知することができるので、
プレス製品の状況に応じて常に正確な測定が可能とな
る。この結果、もし、それまでと異なるクランプ荷重の
ワークがあったときには、即、その部分の改修に入るこ
とができることになる。このため従来必要とした解析の
手間を省くことができることになる。したがって、精度
の安定したワークをタイムリーに後工程に供給すること
ができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す断面図である。
【図2】図1のものを矢印A方向から見た正面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の要部を回路図とともに示
す断面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
【図5】本発明を適用するチェッキングフィクスチャー
の前面を示す斜視図である。
【図6】図5のものをB−B線に沿う部分で示した断面
図である。
【図7】図5および図6のうちのクランプ装置部分を詳
細に示した正面図である。
【符号の説明】
1 定盤 3 載置部材 5 ワーク 6 クランプ部材 18 押え材 19 アタッチメント 20 スプリング 21 指針 23 目盛 24 圧力センサ 27 パイロットランプ 28 荷重計 29 ガラス球

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを載置する載置部材と、その一部
    である押え材を該載置部材に向けて進行させることによ
    り、該押え材と載置部材との間で前記ワークを把持する
    ワーククランプ装置を備えたチェッキングフィクスチャ
    ーにおいて、前記押え材と該押え材を支持するアタッチ
    メントとの間に弾性部材を介装すると共に、該弾性部材
    を圧縮するように作用する前記ワークの反力を検知する
    検知部材を設けたことを特徴とするチェッキングフィク
    スチャー。
JP36084692A 1992-12-29 1992-12-29 チェッキングフィクスチャー Pending JPH06201301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36084692A JPH06201301A (ja) 1992-12-29 1992-12-29 チェッキングフィクスチャー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36084692A JPH06201301A (ja) 1992-12-29 1992-12-29 チェッキングフィクスチャー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06201301A true JPH06201301A (ja) 1994-07-19

Family

ID=18471173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36084692A Pending JPH06201301A (ja) 1992-12-29 1992-12-29 チェッキングフィクスチャー

Country Status (1)

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JP (1) JPH06201301A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107036500A (zh) * 2017-05-05 2017-08-11 合肥亿恒机械有限公司 一种带可调节支撑定位机构的汽车前保险杠检具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107036500A (zh) * 2017-05-05 2017-08-11 合肥亿恒机械有限公司 一种带可调节支撑定位机构的汽车前保险杠检具

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