JPH0634643Y2 - エレベータ秤装置の動作間隙測定装置 - Google Patents
エレベータ秤装置の動作間隙測定装置Info
- Publication number
- JPH0634643Y2 JPH0634643Y2 JP1989140288U JP14028889U JPH0634643Y2 JP H0634643 Y2 JPH0634643 Y2 JP H0634643Y2 JP 1989140288 U JP1989140288 U JP 1989140288U JP 14028889 U JP14028889 U JP 14028889U JP H0634643 Y2 JPH0634643 Y2 JP H0634643Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjusting screw
- plunger
- elevator
- guide plate
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はエレベータ秤装置の間隙を測定するエレベータ
秤装置の動作間隙測定装置に関する。
秤装置の動作間隙測定装置に関する。
[従来の技術] 従来のエレベータ秤装置は実開昭57-203068号公報等で
紹介されており、その構成を第2図に示している。
紹介されており、その構成を第2図に示している。
乗かごの負荷に応じて上下するビーム1に螺進退可能に
螺合された調整ねじ2がロツクナツト3によつて固定さ
れている。この調整ねじ2と同芯で当接可能な位置にプ
ランジヤ4があり、このプランジヤ4によりスイツチ5
が動作するようになつている。調整ねじ2の下端とプラ
ンジヤ4の上端の間に挿入するテーパーゲージ6には目
盛7が付けられている。
螺合された調整ねじ2がロツクナツト3によつて固定さ
れている。この調整ねじ2と同芯で当接可能な位置にプ
ランジヤ4があり、このプランジヤ4によりスイツチ5
が動作するようになつている。調整ねじ2の下端とプラ
ンジヤ4の上端の間に挿入するテーパーゲージ6には目
盛7が付けられている。
間隙測定作業はテーパーゲージ6を調整ねじ2の下端と
プランジヤ4の上端の間に挿入し、プランジヤ4がテー
パーゲージ6に押されてスイツチ5が動作したときにお
ける目盛7を読み取つており、この読み取りによつてエ
レベータ秤装置が正常に動作するか否かを判断してい
た。
プランジヤ4の上端の間に挿入し、プランジヤ4がテー
パーゲージ6に押されてスイツチ5が動作したときにお
ける目盛7を読み取つており、この読み取りによつてエ
レベータ秤装置が正常に動作するか否かを判断してい
た。
[考案が解決しようとする課題] 従来のエレベータ秤装置の間隙測定は上述のように単に
テーパーゲージ6を用いて行なつていたため、テーパー
ゲージ6を調整ねじ2の下端とプランジヤ4の上端の間
に挿入するとき、テーパーゲージ6を水平に挿入するこ
とが難しく、かつプランジヤ4の中心線が分かりにくい
ため、正確な動作間隙を測定することが困難であり、ま
た測定値の信頼性も低いものであつた。
テーパーゲージ6を用いて行なつていたため、テーパー
ゲージ6を調整ねじ2の下端とプランジヤ4の上端の間
に挿入するとき、テーパーゲージ6を水平に挿入するこ
とが難しく、かつプランジヤ4の中心線が分かりにくい
ため、正確な動作間隙を測定することが困難であり、ま
た測定値の信頼性も低いものであつた。
本考案の目的とするところは、調整ねじの下部とプラン
ジヤの動作間隙を簡単かつ正確に測定することができる
エレベータ秤装置の動作間隙測定装置を提供することに
ある。
ジヤの動作間隙を簡単かつ正確に測定することができる
エレベータ秤装置の動作間隙測定装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、テーパーゲージを案内するガイド面を有し、
前記動作間隙の測定時、ガイド面が調整ねじの先端とほ
ぼ一致するように前記調整ねじに取付けられる水平ガイ
ド板と、前記スイツチのプランジヤに当接するストツパ
を有するとともに、前記水平ガイド板に水平方向に移動
可能に固定され、前記ストツパをプランジヤに当接させ
た状態でガイド板に固定したときプランジヤの軸芯位置
を表わす軸芯位置明示板とを備えていることを特徴とす
る。
前記動作間隙の測定時、ガイド面が調整ねじの先端とほ
ぼ一致するように前記調整ねじに取付けられる水平ガイ
ド板と、前記スイツチのプランジヤに当接するストツパ
を有するとともに、前記水平ガイド板に水平方向に移動
可能に固定され、前記ストツパをプランジヤに当接させ
た状態でガイド板に固定したときプランジヤの軸芯位置
を表わす軸芯位置明示板とを備えていることを特徴とす
る。
[作用] 本考案によるエレベータの秤装置の動作間隙測定装置は
上記の如く構成したため、調整ねじに取付けた水平ガイ
ド板に沿つてテーパーゲージを水平に導くことができ、
また、水平ガイド板に対し水平方向に調整可能に取付け
られた軸芯位置明示板の明示からプランジヤの軸芯位置
に対応するテーパーゲージの目盛を読むことにより、誤
差の少ない正確な動作間隙を簡単に測定することができ
る。
上記の如く構成したため、調整ねじに取付けた水平ガイ
ド板に沿つてテーパーゲージを水平に導くことができ、
また、水平ガイド板に対し水平方向に調整可能に取付け
られた軸芯位置明示板の明示からプランジヤの軸芯位置
に対応するテーパーゲージの目盛を読むことにより、誤
差の少ない正確な動作間隙を簡単に測定することができ
る。
[実施例] 以下本考案の実施例を第1図および第3図により説明す
る。
る。
第1図はエレベータ秤装置の動作間隙測定装置の使用状
態を示す正面図、第3図は第1図に示す治具の分解斜視
図である。
態を示す正面図、第3図は第1図に示す治具の分解斜視
図である。
乗かごの負荷に応じて変動するビーム1に調整可能にロ
ツクナツト3で取付けられた調整ねじ2には、六角ナツ
ト9,10によつて上下から挟み込まれて水平ガイド板8が
固定されている。この水平ガイド板8は第3図に示すよ
うに調整ねじ2の側方から嵌合する嵌合部8aがあり、こ
の嵌合部8aを調整ねじ2に螺合させた六角ナツト9,10に
よつて上下から挟み込むよう締め付けている。この水平
ガイド板8には、固定ねじ12によつて水平方向に調整移
動可能な軸芯位置明示板11が取付けられている。この軸
芯位置明示板11のストツパ13をプランジヤ4に当てる
と、軸芯明示線11aとプランジヤ4の軸芯とが一致して
プランジヤ4の軸芯位置がわかる。水平ガイド板8の嵌
合部8aを調整ねじ2に嵌合させた状態においては、ガイ
ド面8bと六角ナツト10の下面(調整ねじ2の先端面)と
はほぼ同一水平面内に位置するかあるいは、六角ナツト
の下面(調整ねじ2の先端面)がガイド面8bより僅かに
後退している。
ツクナツト3で取付けられた調整ねじ2には、六角ナツ
ト9,10によつて上下から挟み込まれて水平ガイド板8が
固定されている。この水平ガイド板8は第3図に示すよ
うに調整ねじ2の側方から嵌合する嵌合部8aがあり、こ
の嵌合部8aを調整ねじ2に螺合させた六角ナツト9,10に
よつて上下から挟み込むよう締め付けている。この水平
ガイド板8には、固定ねじ12によつて水平方向に調整移
動可能な軸芯位置明示板11が取付けられている。この軸
芯位置明示板11のストツパ13をプランジヤ4に当てる
と、軸芯明示線11aとプランジヤ4の軸芯とが一致して
プランジヤ4の軸芯位置がわかる。水平ガイド板8の嵌
合部8aを調整ねじ2に嵌合させた状態においては、ガイ
ド面8bと六角ナツト10の下面(調整ねじ2の先端面)と
はほぼ同一水平面内に位置するかあるいは、六角ナツト
の下面(調整ねじ2の先端面)がガイド面8bより僅かに
後退している。
今、秤装置の動作間隙を測定するとき、上述の水平ガイ
ド板8を調整ねじ2に取付け、固定ねじ12を緩めて、軸
芯位置明示板11を移動してストツパ13をスイツチ5のプ
ランジヤ4に当接させた後、固定ねじ12を緩めて軸芯位
置明示板11を水平ガイド板8に固定する。これによりプ
ランジヤ4の軸芯位置が明示される。その後テーパーゲ
ージ6を水平ガイド板8の対向側面に沿つて挿入するこ
とにより、テーパーゲージ6は水平に保たれる。この挿
入が進んでスイツチ5が動作したとき、軸芯位置明示板
11に明示された軸芯位置でテーパーゲージ6の目盛7を
読み取る。こうして軸芯位置で動作間隙を正確に測定す
ることができる。
ド板8を調整ねじ2に取付け、固定ねじ12を緩めて、軸
芯位置明示板11を移動してストツパ13をスイツチ5のプ
ランジヤ4に当接させた後、固定ねじ12を緩めて軸芯位
置明示板11を水平ガイド板8に固定する。これによりプ
ランジヤ4の軸芯位置が明示される。その後テーパーゲ
ージ6を水平ガイド板8の対向側面に沿つて挿入するこ
とにより、テーパーゲージ6は水平に保たれる。この挿
入が進んでスイツチ5が動作したとき、軸芯位置明示板
11に明示された軸芯位置でテーパーゲージ6の目盛7を
読み取る。こうして軸芯位置で動作間隙を正確に測定す
ることができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、テーパーゲージの挿入を
ガイドする水平ガイド板とスイツチのプランジヤおよび
調整ねじの軸芯位置を表示する明示線付きの軸芯位置明
示板とを備えているため、水平ガイド板によつてテーパ
ーゲージを水平に挿入し、プランジヤの軸芯に対応する
軸芯位置からテーパーゲージの読み取るべき目盛を正確
に読むことができ、こうしてエレベータ秤装置の動作間
隙を正確に測定することができる。
ガイドする水平ガイド板とスイツチのプランジヤおよび
調整ねじの軸芯位置を表示する明示線付きの軸芯位置明
示板とを備えているため、水平ガイド板によつてテーパ
ーゲージを水平に挿入し、プランジヤの軸芯に対応する
軸芯位置からテーパーゲージの読み取るべき目盛を正確
に読むことができ、こうしてエレベータ秤装置の動作間
隙を正確に測定することができる。
第1図は本考案の一実施例によるエレベータ秤装置の動
作間隙測定装置の使用状態を示す正面図、第2図は従来
の測定方法によるエレベータ秤装置の要部正面図、第3
図は第1図の要部分解斜視図である。 1……ビーム、2……調整ねじ、4……プランジヤ、5
……スイツチ、6……テーパーゲージ、8……水平ガイ
ド板、8a……嵌合部、8b……ガイド面、11……軸芯位置
明示板、11a……軸芯明示線。
作間隙測定装置の使用状態を示す正面図、第2図は従来
の測定方法によるエレベータ秤装置の要部正面図、第3
図は第1図の要部分解斜視図である。 1……ビーム、2……調整ねじ、4……プランジヤ、5
……スイツチ、6……テーパーゲージ、8……水平ガイ
ド板、8a……嵌合部、8b……ガイド面、11……軸芯位置
明示板、11a……軸芯明示線。
Claims (1)
- 【請求項1】エレベータの乗かごを積載するビームに対
し螺進退可能に螺合した調整ねじと、この調整ねじの対
向側先端が当接可能な位置にプランジヤを有するスイツ
チを備えてエレベータ秤装置を構成し、前記調整ねじと
前記スイツチの対向部に形成した動作間隙にテーパーゲ
ージを挿入して動作間隙を測定するエレベータ秤装置の
動作間隙測定装置において、前記テーパーゲージを案内
するガイド面を有し、前記動作間隙の測定時、ガイド面
が調整ねじの先端とほぼ一致するように前記調整ねじに
取付けられる水平ガイド板と、前記スイツチのプランジ
ヤに当接するストツパを有するとともに、前記水平ガイ
ド板に水平方向に移動可能に固定され、前記ストツパを
プランジヤに当接させた状態でガイド板に固定したとき
プランジヤの軸芯位置を表わす軸芯位置明示板とを備え
ていることを特徴とするエレベータ秤装置の動作間隙測
定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989140288U JPH0634643Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | エレベータ秤装置の動作間隙測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989140288U JPH0634643Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | エレベータ秤装置の動作間隙測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0380306U JPH0380306U (ja) | 1991-08-16 |
JPH0634643Y2 true JPH0634643Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31687272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989140288U Expired - Lifetime JPH0634643Y2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | エレベータ秤装置の動作間隙測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634643Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5158599B2 (ja) * | 2008-09-04 | 2013-03-06 | 東芝エレベータ株式会社 | 取付治具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130810U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-24 | 三菱重工業株式会社 | 隙間測定器 |
JPS61157805U (ja) * | 1985-03-23 | 1986-09-30 |
-
1989
- 1989-12-05 JP JP1989140288U patent/JPH0634643Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0380306U (ja) | 1991-08-16 |
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